JP2019045569A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通紙時に加熱部材の回転力を加圧部材に伝達した上で、加熱部材の端部領域で弾性層が露出している構成と比して、耐久時に弾性層に亀裂が生じるのを抑制することができる定着装置、及び画像形成装置を得る。【解決手段】加圧部材は、軸方向において一端から他端まで加熱部材の離型層と接している。また、軸方向において、加熱部材の端部側の端部領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力が、軸方向において加熱部材の中央側の中央領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力と比して大きくされている。【選択図】図1

Description

本発明は、定着装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の定着装置は、ベルトと、加圧部材と、ベルトの内部に配設され、ベルトを押圧する押圧部材とを有する。そして、ベルトは、基材、基材上に形成された弾性層、及び弾性層上に形成された離型層を備えている。また、ベルトの外周面において、記録媒体の非通紙領域では、弾性層が露出されている。
特開2005−316364号公報
しかし、このように非通紙領域で弾性層を露出させると、弾性層と加圧部材との間で生じる摩擦力が大きくなり、耐久時に弾性層に亀裂が生じてしまうことがある。
本発明の課題は、通紙時に加熱部材の回転力を加圧部材に伝達した上で、加熱部材の端部領域で弾性層が露出している構成と比して、耐久時に弾性層に亀裂が生じるのを抑制することである。
本発明の請求項1に係る定着装置は、断面円状の弾性層と、前記弾性層を覆う離型層とを有し、回転力が伝達されて回転し、搬送される記録媒体を回転しながら加熱する加熱部材と、前記加熱部材の軸方向において一端から他端まで前記離型層と接し、回転する前記加熱部材に従動して回転し、搬送される記録媒体を前記加熱部材側に加圧する加圧部材と、と備え、前記軸方向において、前記加熱部材の端部側の端部領域における単位面積当たりの前記加圧部材に対する摩擦力が、前記軸方向において前記加熱部材の中央側の中央領域における単位面積当たりの前記加圧部材に対する摩擦力と比して大きいことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る定着装置は、請求項1に記載の定着装置において、前記離型層は、前記中央領域に形成された第一離型層と、前記端部領域に形成された第二離型層とを有し、前記第二離型層の動摩擦係数は、前記第一離型層の動摩擦係数と比して大きいことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る定着装置は、請求項2に記載の定着装置において、前記第一離型層は、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体で形成され、前記第二離型層は、エチレンテトラフロロエチレン共重合体で形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る定着装置は、請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置において、前記加圧部材によって前記端部領域に作用する圧力は、前記加圧部材によって前記中央領域に作用する圧力と比して大きいことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る定着装置は、請求項4に記載の定着装置において、前記加熱部材の自由状態で、前記端部領域は、前記中央領域と比して、前記加熱部材の径方向に突出していることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像を記録媒体に定着させる請求項1から5の何れか1項に記載の定着装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の定着装置によれば、通紙時に加熱部材の回転力を加圧部材に伝達した上で、加熱部材の端部領域で弾性層が露出している構成と比して、耐久時に弾性層に亀裂が生じるのを抑制することができる。
本発明の請求項2の定着装置によれば、軸方向において加熱部材の外径を変えることなく、端部領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力を、中央領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力と比して大きくすることができる。
本発明の請求項3の定着装置によれば、第二離型層がテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体で形成されている場合と比して、加圧部材が加熱部材に対して滑ってしまうのを抑制することができる。
本発明の請求項4の定着装置によれば、端部領域に形成された離型層の表面を荒すこと(例えばブラスト処理)することなく、端部領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力を、中央領域における単位面積当たりの加圧部材に対する摩擦力と比して大きくすることができる。
本発明の請求項5の定着装置によれば、弾性層の硬度を部分的に変えることなく、端部領域に作用する圧力を、中央領域に作用する圧力に比して大きくすることができる。
本発明の請求項6の画像形成装置によれば、加熱部材の端部領域で弾性層が露出している定着装置を用いる場合と比して、耐久性の低下を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を側方から示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を上方から示した断面図である。 本発明の第1実施形態の実施例に係る定着装置、及び比較例に係る定着装置の評価結果を表で示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第1実施形態の定着装置に対する比較例に係る定着装置を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置に備えられた加熱ロールを示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置を上方から示した断面図である。 本発明の第2実施形態の実施例に係る定着装置の評価結果を表で示した図面である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る定着装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図5に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
図4に示されるように、本実施形態に係る画像形成装置10には、記録媒体としてのシート部材Pが収容される収容部14と、収容部14に収容されたシート部材Pを搬送する搬送部16とが備えられている。さらに、画像形成装置10には、収容部14から搬送部16によって搬送されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部20と、各部を制御する制御部48とが備えられている。
〔収容部〕
収容部14には、画像形成装置10の装置本体10Aから装置奥行方向の手前側に引き出し可能な収容部材14Aが備えられており、この収容部材14Aにシート部材Pが積載されている。さらに、収容部14には、収容部材14Aに積載された最上位のシート部材Pを、搬送部16を構成する搬送経路28に送り出す送出ロール14Bが備えられている。
〔搬送部〕
搬送部16には、シート部材Pが搬送される搬送経路28に沿ってシート部材Pを搬送する複数の搬送ロール(符号省略)が備えられている。
〔画像形成部〕
画像形成部20には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット18Y、18M、18C、18Kと、後述する像保持体36に露光光を照射する露光装置42とが備えられている。なお、以後の説明では、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略して記載することがある。
各色の画像形成ユニット18(所謂プロセスカートリッジ)は、装置本体10Aに対して夫々着脱可能とされている。そして、各色の画像形成ユニット18には、像保持体36と、像保持体36の表面を帯電する帯電部材38とが備えられている。また、画像形成ユニット18には、帯電した像保持体36に露光装置42が露光光を照射することで形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化する現像装置40が備えられている。
さらに、画像形成部20には、図中矢印A方向に周回する無端状の転写ベルト22と、各色の画像形成ユニット18によって形成されたトナー画像を転写ベルト22に転写する一次転写ロール44とが備えられている。また、画像形成部20には、転写ベルト22に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する二次転写ロール46と、トナー画像が転写されたシート部材Pを加熱・加圧して、トナー画像をシート部材Pに定着する定着装置50とが備えられている。なお、定着装置50については、詳細を後述する。
(画像形成装置の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、各色の帯電部材38は、各色の像保持体36の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、露光装置42は、帯電した各色の像保持体36の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。これにより、静電潜像が各色の像保持体36の表面に形成される。さらに、各色の現像装置40は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。また、各色の像保持体36の表面に形成されたトナー画像は、一次転写ロール44によって転写ベルト22に順番に転写される。
そこで、収容部材14Aから送出ロール14Bによって搬送経路28へ送り出されたシート部材Pは、転写ベルト22と二次転写ロール46とが接する転写位置Tへ送り出される。転写位置Tでは、シート部材Pが転写ベルト22と二次転写ロール46との間で搬送されることで、転写ベルト22のトナー画像は、シート部材Pに転写される。
また、シート部材Pに転写されたトナー画像が、定着装置50によってシート部材Pに定着される。そして、トナー画像が定着されたシート部材Pは、装置本体10Aの外部へ排出される。
(要部構成)
次に、定着装置50の構成について説明する。
定着装置50は、図1に示されるように、加熱ロール70と、シート部材Pの搬送経路28に対して加熱ロール70の反対側に配置されている加圧部材52とを備えている。加熱ロール70は、加熱部材の一例である。
〔加圧部材52〕
加圧部材52は、図1に示されるように、無端状の加圧ベルト54と、加圧ベルト54の内部に配置され、加圧ベルト54の一部を加熱ロール70側に押し付ける押付部材56とを備えている。
加圧ベルト54は、装置奥行方向に延びる円筒状(無端状)とされており、加熱ロール70にニップ幅をもって接し、加熱ロール70の後述する離型層80と装置奥行方向の一端から他端まで接している。そして、加圧ベルト54は、回転する加熱ロール70に従動して周回(回転)するようになっている。この加圧ベルト54は、一例として、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド等のポリマーやSUS、ニッケル、銅等の金属を用いて形成されている。なお、加圧ベルト54の外周面には、シート部材Pを剥離しやすくするための離型層(図示省略)が形成されている。
押付部材56は、前述したように、加圧ベルト54の内部に配置されている。そして、押付部材56は、加圧ベルト54の内周面54Aと接し、加圧ベルト54の一部を加熱ロール70側に押し付けるようになっている。具体的には、押付部材56は、装置奥行方向に延びており、装置奥行方向から見て、加圧ベルト54の内周面54A側が凸となる湾曲状の湾曲部56Aと、装置奥行方向から見て、装置幅方向に延びる矩形状の支持部56Bとを備えている。そして、湾曲部56Aの湾曲面が加圧ベルト54の内周面54Aに接している。
また、支持部56Bは、湾曲部56Aを挟んで加熱ロール70の反対側に配置されており、支持部56Bの一端が湾曲部56Aに固定されている。そして、装置奥行方向において、押付部材56の両端部が、加圧ベルト54から突出しており、この突出した部分に、押付部材56が加圧ベルト54の一部を加熱ロール70側に押し付けるための付勢力を、押付部材56に付与する付勢部材が取り付けられている。
この構成において、装置奥行方向に亘って同様の形状の押付部材56が、加圧ベルト54の一部を加熱ロール70側に押し付ける。そして、加圧ベルト54は、回転する加熱ロール70に従動して図中矢印R1方向に周回し、加圧部材52は、加熱ロール70との間で搬送されるシート部材Pを加熱ロール70側に加圧する。
〔加熱ロール70〕
加熱ロール70は、図1に示されるように、装置奥行方向に延びる円筒状のロール部材72と、ロール部材72を加熱するヒータ74とを備えている。そして、加熱ロール70は、図示せぬ駆動源から回転力が伝達されて図中矢印R2方向に回転するようになっている。
ヒータ74は、ロール部材72の内部に配置されており、ロール部材72を加熱するハロンゲンヒータである。ロール部材72は、軸部76と、軸部76の外周面を覆っている弾性層78と、弾性層78の外周面を覆っている離型層80と、離型層80を弾性層78に接着している図示せぬ接着層とを有している。そして、加熱ロール70の外径は、軸方向(装置奥行方向)に亘って同様とされている。
-軸部76−
軸部76は、円筒状で、一例として、アルミニウム(JIS H4000 A−5052)製の円筒材で、外径25〔mm〕、厚さ2〔mm〕、長さ300〔mm〕である。
−弾性層78−
弾性層78は、断面円状で、一例として、シリコーンゴムで形成されており、内径25〔mm〕、厚さ300〔μm〕、長さ260〔mm〕である。そして、弾性層78は、ヤング率が4〔Mpa〕以下の材料で形成されている。
−離型層80−
離型層80は、厚さ35〔μm〕とされており、弾性層78の外周面の全体を覆っているフッ素系樹脂の層である。そして、離型層80は、図2に示されるように、軸方向(装置奥行方向)の中央側の中央領域H1に形成された第一離型層82と、第一離型層82と接すると共に、軸方向の端部側の端部領域H2に形成された第二離型層84とを有している。ここで、「中央領域H1」とは、搬送されるシート部材Pと接する通紙領域であって、定着装置50によってトナー画像がシート部材Pに定着することができる最大サイズのシート部材Pが接する領域である。また、「端部領域H2」とは、通紙領域に対して、軸方向の両端側の領域であって、搬送されるシート部材Pと接することがない非通紙領域である。
そして、中央領域H1に形成された第一離型層82は、一例として、フッ素系樹脂であるテトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下「PFA」と称す場合がある)で形成されている。そして、PFAで形成された第一離型層82の動摩擦係数は、0.4である。
なお、本実施形態に記載する動摩擦係数については、株式会社レスカ社製 Friction PlayerFPR−2000を用いて測定した。具体的には、7×7〔mm〕サイズのヘッドに、部材から切り出した7×7〔mm〕の測定サンプルを固定し、回転ステージに10×10〔cm〕の富士ゼロックス社製のC2紙を貼り付ける。この状態で、回転ステージの表面を150〔℃〕に温度調整し、ヘッドを荷重3〔N〕でC2紙に押し付ける。そして、55〔mm/sec〕のスピードで擦り合わせた時の動摩擦係数を算出する。
つまり、本実施形態に記載する「動摩擦係数」は、富士ゼロックス社製のC2紙に対する動摩擦係数である。そして、この「動摩擦係数」の大小については、摩擦の対象となる部材が異なる場合でも変わらない。
さらに、端部領域H2に形成された第二離型層84は、一例として、フッ素系樹脂であるエチレンテトラフロロエチレン共重合体(以下「ETFE」と称す場合がある)で形成されている。そして、ETFEで形成された第二離型層84の動摩擦係数は、0.8である。つまり、第二離型層84の動摩擦係数は、第一離型層82の動摩擦係数と比して大きい。
また、端部領域H2に形成された第二離型層84は、幅(軸方向の長さ)が夫々15〔mm〕以上(本実施形態では、一例として25〔mm〕)とされている。なお、第二離型層84の幅については、後述するグリップ性能を考慮すると、10〔mm〕以上が好ましく、15〔mm〕以上がより好ましい。
ここで、前述したように、押付部材56が、装置奥行方向に亘って同様の力で加圧ベルト54の一部を加熱ロール70側に押し付けている。さらに、加熱ロール70の外径は、軸方向(装置奥行方向)に亘って同様とされている。
そうすると、加圧ベルト54が加熱ロール70に従動して回転している状態で、第二離型層84における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力は、第一離型層82における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力と比して大きくなる。
(作用)
次に、定着装置50の作用について説明する。
ヒータ74によって加熱された加熱ロール70は、図示せぬ駆動源から回転力が伝達されて、図1に示されるように、図中矢印R2方向に回転する。さらに、押付部材56によって加熱ロール70側に押し付けられている加圧ベルト54は、回転している加熱ロール70に従動して図中矢印R1方向に周回する。そして、加熱ロール70は、加圧部材52との間で搬送されるシート部材Pを挟み、シート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着させる。
ここで、加熱ロール70と加圧部材52との間にシート部材Pを挟んでいる状態では、図2に示されるように、端部領域H2に形成された第二離型層84を介して、加圧ベルト54に回転力が直接伝達される。そして、加圧ベルト54は、回転している加熱ロール70に従動して周回する。回転する加熱ロール70と周回する加圧ベルト54との間に挟まれたシート部材Pは、シート部材Pの搬送方向の下流側へ搬送されて、定着装置50から排出される。
(評価)
次に、第1実施形態に係る実施例1、実施例2の定着装置と、第1実施形態に対する比較例1、比較例2、比較例3の定着装置とを富士ゼロックス社製のDocuprint CP315に夫々取り付けて評価したので、この評価について説明する。
−仕様−
評価に用いた各仕様を、図3に示す表を用いて説明する。
実施例1として、PFAの第一離型層82が中央領域H1に形成され、ETFEの第二離型層84が夫々の端部領域H2に形成された加熱ロールを用いた。
実施例2として、PFAの第一離型層82が中央領域H1に形成され、FEPの第二離型層84が夫々の端部領域H2に形成された加熱ロールを用いた。FEPとは、フッ素系樹脂であるテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体であり、FEPによって形成された第二離型層84の動摩擦係数は、0.6である。
比較例1として、軸方向において弾性層78の一端から他端までが、PFAの離型層が形成された加熱ロールを用いた。
比較例2として、軸方向において弾性層78の一端から他端までが、ETFEの離型層が形成された加熱ロールを用いた。
比較例3として、PFAの第一離型層82が中央領域H1に形成され、端部領域H2には離型層が形成されていない加熱ロールを用いた。つまり、端部領域H2においては、弾性層78が露出している加熱ロールを用いた(図5参照)。
なお、上記以外の仕様については、実施例1、2及び比較例1、2、3で同様とされている。
−評価項目、評価基準−
1.グリップ評価
長手方向を搬送方向に向けたA4サイズのシート部材Pが加熱ロールと加圧ベルトとに挟まれて搬送されている状態で、回転する加熱ロールから加圧ベルト54に回転力が伝達される度合いを評価した。具体的には、加熱ロールの周速度S1と加圧ベルトの周速度S2とを測定した。
そして、周速度S1と周速度S2との差(以下「周速度差E」)が、周速度S1の1〔%〕未満であれば、評価を「A」とし、周速度差Eが、周速度S1の1〔%〕以上3〔%〕未満であれば、評価を「B」として基準を満足しているとした。周速度差Eが、周速度S1の3〔%〕未満であれば、周速度差Eに起因して、出力画像に生じる定着むら(光沢むら)が商品性上許容できるレベルである。
これに対して、周速度差Eが、周速度S1の3〔%〕以上であれば、評価を「C」として基準を満足していないとした。
2.耐久後の亀裂評価
10万枚のA4サイズのシート部材Pに、黒色のハーフトーン画像を形成させた。その後、加熱ロールの弾性層の端面を目視で確認し、弾性層に亀裂が生じていない場合は、評価を「A」とし、弾性層に亀裂が生じているが、亀裂の長さが1.5〔mm〕未満の場合は、評価を「B」として基準を満足しているとした。耐久後の亀裂の長さが、1.5〔mm〕未満であれば、亀裂に起因して、出力画像に生じる定着むら(光沢むら)が商品性上許容できるレベルである。
これに対して、耐久後の亀裂の長さが1.5〔mm〕以上の場合は、評価を「C」として基準を満足していないとした。
3.トナー離型評価
10万枚のA4サイズのシート部材Pに、黒色のハーフトーン画像を形成させ、最後に出力された出力画像を目視にて評価した。出力画像の品質が、商品性上許容できるレベルの場合は、評価を「A」として基準を満足しているとした。
これに対して、シート部材P上のトナーの一部が加熱ロールの離型層から離型しないことに起因して、出力画像の品質低下が生じており、この出力画像の品質が、商品性上許容できない場合は、評価を「C」として基準を満足していないとした。
−評価結果−
評価結果を、図3に示す表を用いて説明する。
グリップ評価については、実施例1については、周速度差Eが0.6〔%〕で、評価が「A」となり、実施例2については、周速度差Eが0.8〔%〕で、評価が「A」となった。また、比較例1については、周速度差Eが3.4〔%〕で、評価が「C」となり、比較例2については、周速度差Eが、0.6〔%〕で、評価が「A」となり、比較例3については、周速度差Eが、0.4〔%〕で、評価が「A」となった。
比較例1の評価が「C」となったのは、端部領域H2に、中央領域H1と同じ摩擦抵抗の小さいPFAの離型層が形成されていることで、加熱ロールの回転力が加圧ベルト54に十分に伝わらなかったためと考える。
耐久後の亀裂評価については、実施例1、実施例2については、亀裂が生じておらず、評価が「A」となった。また、比較例1、比較例2については、亀裂が生じておらず、評価が「A」となり、比較例3については、弾性層に長さ2.5〔mm〕の亀裂が生じており、評価が「C」となった。
比較例3の評価が「C」となったのは、端部領域H2に、離型層が形成されていないため、加熱ロールと加圧ベルトの間で生じる摩擦力が大きくなったためと考える。
トナー離型評価については、実施例1、実施例2については、評価が「A」となった。また、比較例1、比較例3については、評価が「A」となり、比較例2については、評価が「C」となった。
比較例2の評価が「C」となったのは、中央領域H1に、端部領域H2と同じ摩擦抵抗の大きいETFEの離型層が形成されていることで、シート部材P上のトナーの一部が加熱ロールの離型層から離型せず、離型層に付着したためと考える。
(まとめ)
定着装置50では、離型層80が弾性層78の外周面の全体を覆っている。さらに、ロール部材72において端部領域H2における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力が、ロール部材72において中央領域H1における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力と比して大きくされている。このため、上記評価結果からも分かるように、シート部材Pを搬送する通紙時に加熱ロール70の回転力を加圧ベルト54に伝達した上で、加熱ロールの端部領域H2で弾性層が露出している構成と比して、耐久時に弾性層78に亀裂が生じるのが抑制される。
また、端部領域H2に形成された第二離型層84の動摩擦係数が、中央領域H1に形成された第一離型層82の動摩擦係数と比して大きい。これによって、軸方向においてロール部材72の外径を変えることなくロール部材72において端部領域H2における摩擦力が、ロール部材72において中央領域H1における摩擦力と比して大きくなる。
また、第一離型層82は、PFAで形成され、第二離型層84は、ETFEで形成されている。このため、第二離型層84がFEPで形成されている場合と比して、グリップ性能が向上する。つまり、加圧ベルト54が、加熱ロール70に対して滑ってしまうのが抑制される。
また、画像形成装置10においては、加熱ロールの両端部で弾性層が露出している構成と比して、耐久時に弾性層に亀裂が生じるのを抑制することで、耐久性の低下が抑制される。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る定着装置、及び画像形成装置の一例を図6〜図8に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
(構成)
第2実施形態の定着装置150の加熱ロール170は、図6に示されるように、装置奥行方向に延びているロール部材172と、ロール部材172を加熱するヒータ74とを備えている。さらに、ロール部材172は、円筒状の軸部76と、軸部76の外周面を覆っている弾性層178と、弾性層178の外周面の全体を覆っている離型層180と、離型層180を弾性層178に接着している図示せぬ接着層とを備えている。加熱ロール170は、加熱部材の一例である。
また、離型層180は、図7に示されるように、中央領域H1に形成された第一離型層182と、端部領域H2に形成された第二離型層184とを有している。そして、第一離型層182は、一例として、PFAによって形成されており、第二離型層184は、一例として、PFAによって形成されている。
また、加熱ロール170の自由状態(外部から荷重が付加されていない状態)で、図6に示されるように、ロール部材172の端部領域H2は、中央領域H1と比して、加熱ロール170の径方向に突出している。具体的には、中央領域H1における弾性層178の厚さが、300〔μm〕とされており、端部領域H2における弾性層178の厚さが、330〔μm〕とされている。つまり、ロール部材172の端部領域H2は、中央領域H1と比して、加熱ロール170の径方向に30〔μm〕突出している。
また、図7に示されるように、加圧部材52の押付部材56が、加圧ベルト54の一部を加熱ロール170側に押し付けた状態では、弾性層178が弾性変形して、軸方向においてロール部材172の一端から他端までが、加圧ベルト54と接するようになっている。つまり、端部領域H2の弾性層178の部分の弾性変形度合いは、中央領域H1の弾性層178の部分の弾性変形度合と比して大きくなっている。
これにより、加圧部材52によってロール部材172の端部領域H2に作用する圧力は、加圧部材52によってロール部材172の中央領域H1に作用する圧力と比して大きくなっている。つまり、ロール部材172の端部領域H2における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力は、ロール部材172の中央領域H1における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力と比して大きくなっている。なお、ロール部材172の中央領域H1に作用する圧力は、第1実施形態の構成と同様となるように、加圧部材52による加熱ロール170への加圧力が設定されている。
(評価)
次に、本第2実施形態に係る実施例3、実施例4に対して行った評価について説明する。なお、評価方法、評価項目、及び評価基準については、前述した第1実施形態と同様である。
−仕様−
評価に用いた各仕様を、図8に示す表を用いて説明する。
実施例3として、PFAの第一離型層182が中央領域H1に形成され、PFAの第二離型層184が夫々の端部領域H2に形成された加熱ロールを用いた。さらに、加熱ロール170の自由状態で、ロール部材172の端部領域H2を、中央領域H1と比して、加熱ロールの径方向に30〔μm〕突出させた。つまり、端部領域H2のロール部材172を、中央領域H1のロール部材172と比して大径化させた。
実施例4として、PFAの第一離型層182が中央領域H1に形成され、ETFEの第二離型層184が夫々の端部領域H2の一部に形成された加熱ロールを用いた。さらに、加熱ロール170の自由状態で、ロール部材172の端部領域H2を、中央領域H1と比して、加熱ロールの径方向に30〔μm〕突出させた。つまり、端部領域H2のロール部材172を、中央領域H1のロール部材172と比して大径化させた。
なお、上記以外の実施例3、実施例4の仕様については、第1実施形態で記載した実施例1、2及び比較例1、2、3と同様である。
−評価結果−
評価結果を、図8に示す表を用いて説明する。
グリップ評価については、実施例3については、周速度差Eが1.6〔%〕で、評価が「B」となり、実施例4については、周速度差Eが0.4〔%〕で、評価が「A」となった。
耐久後の亀裂評価については、実施例3、実施例4については、亀裂が生じておらず、評価が「A」となった。
トナー離型評価については、実施例3、実施例4については、出力画像の品質が、商品性上許容できるレベルであり、評価が「A」となった。
(まとめ)
定着装置150では、加圧部材52によってロール部材172の端部領域H2に作用する圧力は、加圧部材52によって中央領域H1に作用する圧力と比して大きくなっている。このため、例えば、端部領域H2に形成された第二離型層184の表面を荒すことなく、端部領域H2における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力が、中央領域H1における単位面積当たりの加圧部材52に対する摩擦力と比して大きくなる。
また、ロール部材172の端部領域H2を中央領域H1と比して突出させることで、ロール部材172の端部領域H2に作用する圧力を、中央領域H1に作用する圧力と比して大きくしている。このため、例えば、弾性層178の硬度を部分的に変えることなく、端部領域H2に作用する圧力が、中央領域H1に作用する圧力と比して大きくなる。
第2実施形態の他の作用については、ロール部材の外径を同様にすることで奏する作用以外の第1実施形態の作用と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、加圧部材52は、周回する加圧ベルト54を含んで構成されたが、回転する加圧ロール等であってもよい。
また、上記実施形態では、第二離型層84、184は、端部領域H2全体に形成されたが、第二離型層が端部領域H2の全体に形成されていなくてもよく、端部領域H2の少なくとも一部に、周方向に連続して形成されていればよい。
また、上記第1実施形態では、フッ素系樹脂を変えることで、第二離型層84の摩擦係数を第一離型層82の摩擦係数に対して異ならせたが、フッ素系樹脂を変えることなく、例えば、第二離型層を荒すこと(例えばブラスト処理)で、第二離型層の摩擦係数を第一離型層の摩擦係数に比して大きくしてもよい。
また、上記第2実施形態では、ロール部材172の端部領域H2を中央領域H1と比して突出させることで、ロール部材172の端部領域H2に作用する圧力を、中央領域H1に作用する圧力と比して大きくした。ロール部材172の端部領域H2を中央領域H1と比して突出させず、例えば、弾性層の硬度(アスカーC硬度)を端部領域H2と中央領域H1とで変えることで、端部領域H2に作用する圧力を、中央領域H1に作用する圧力と比して大きくしてもよい。
また、上記第2実施形態では、弾性層178の厚さを変えることで加熱ロール170の外径を変えたが、離型層の厚さを変えることで、加熱ロールの厚さを変えてもよい。
10 画像形成装置
20 画像形成部
50 定着装置
52 加圧部材
70 加熱ロール(加熱部材の一例)
80 離型層
82 第一離型層
84 第二離型層
150 定着装置
170 加熱ロール(加熱部材の一例)
180 離型層
182 第一離型層
184 第二離型層
H1 中央領域
H2 端部領域

Claims (6)

  1. 断面円状の弾性層と、前記弾性層を覆う離型層とを有し、回転力が伝達されて回転し、搬送される記録媒体を回転しながら加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材の軸方向において一端から他端まで前記離型層と接し、回転する前記加熱部材に従動して回転し、搬送される記録媒体を前記加熱部材側に加圧する加圧部材と、と備え、
    前記軸方向において、前記加熱部材の端部側の端部領域における単位面積当たりの前記加圧部材に対する摩擦力が、前記軸方向において前記加熱部材の中央側の中央領域における単位面積当たりの前記加圧部材に対する摩擦力と比して大きい定着装置。
  2. 前記離型層は、前記中央領域に形成された第一離型層と、前記端部領域に形成された第二離型層とを有し、
    前記第二離型層の動摩擦係数は、前記第一離型層の動摩擦係数と比して大きい請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第一離型層は、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体で形成され、前記第二離型層は、エチレンテトラフロロエチレン共重合体で形成されている請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材によって前記端部領域に作用する圧力は、前記加圧部材によって前記中央領域に作用する圧力と比して大きい請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置。
  5. 前記加熱部材の自由状態で、前記端部領域は、前記中央領域と比して、前記加熱部材の径方向に突出している請求項4に記載の定着装置。
  6. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    画像を記録媒体に定着させる請求項1から5の何れか1項に記載の定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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