JP6176048B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
第1実施形態に係る回転体、定着装置、及び画像形成装置の一例について説明する。
図1には、第1実施形態の一例としての画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、記録媒体の一例としての記録用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12のY側に設けられ、用紙収容部12から供給される記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部14とを有している。また、画像形成装置10は、画像形成部14の−X側に一体的に設けられ、画像形成された記録用紙Pを排出する排出部16と、排出部16のY側に設けられ、読取原稿Gを読み取る原稿読取部18とを有している。さらに、画像形成装置10は、画像形成部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20を有している。
用紙収容部12は、サイズの異なる記録用紙Pが収容される第1収容部22、第2収容部24、第3収容部26、及び第4収容部28がY方向に並んで設けられている。第1収容部22、第2収容部24、第3収容部26、及び第4収容部28には、収容された記録用紙Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路30に送り出す送出ロール32が設けられている。
搬送路30における記録用紙Pの搬送方向で送出ロール32よりも下流側には、記録用紙Pを一枚ずつ搬送するそれぞれ一対の搬送ロール34及び搬送ロール36が設けられている。また、搬送路30における記録用紙Pの搬送方向で搬送ロール36よりも下流側には、記録用紙Pを一旦停止させると共に、決められたタイミングで二次転写部37(後述する)へ送り出して位置合せをする位置合せロール38が設けられている。
画像形成部14は、装置本体である筐体14Aを有している。筐体14Aは、排出部16の筐体と一体化されている。そして、排出部16のY側端部には、原稿読取部18の−X側端部が結合されている。これにより、画像形成装置10には、画像形成部14の上面、原稿読取部18の下面、及び排出部16の右側面で囲まれた排出領域19が形成されている。排出領域19では、排出部16からの記録用紙Pの排出及び積載が行われる。
排出部16は、搬送ロール95よりも下流側で、搬送路30から排出領域19側へ分岐された搬送路31を有している。搬送路31には、画像形成部14の上部に設けられた下置台52へ記録用紙Pを排出する下排出ロール54が設けられている。そして、下排出ロール54に隣接する位置には、下置台52上に積載された記録用紙Pの積載高さを検知する下検知部55が設けられている。
原稿読取部18は、読取原稿Gを1枚ずつ搬送する原稿搬送装置45と、原稿搬送装置45の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス47と、読取原稿Gを読み取る原稿読取装置49とが設けられている。原稿搬送装置45は、一対の搬送ロール46が複数配置された自動搬送路48を有している。そして、自動搬送路48の一部は、記録用紙Pがプラテンガラス47上を通るように配置されている。原稿読取装置49は、プラテンガラス47の−X側の端部に静止した状態で原稿搬送装置45によって搬送された読取原稿Gを読み取り、又はX方向に移動しながらプラテンガラス47に載せられた読取原稿Gを読み取るようになっている。
次に、画像形成装置10における画像形成工程について説明する。
次に、定着装置100について説明する。
図3に示すように、定着ベルト102は、無端状に形成された基材102Aと、基材102Aの外周面に形成された離型層102Bとを有している。
パッド部材103は、一例として、Z方向を長手方向とする直方体状の部材であり、ウレタンゴム製となっている。また、パッド部材103のX側の面は、アルミニウム製の支持部材116の−X側の面に接着剤で固定されており、パッド部材103の−X側の面は、定着ベルト102の内周面と接触している。支持部材116は、Z方向の両端部が、ブラケット(図示省略)を介して筐体101(図2参照)に固定されている。
図3に示すように、加圧ロール104は、芯金105と、芯金105を被覆する本体部の一例としての被覆部106と、芯金105の軸方向(Z方向)で被覆部106の両端部に露出して設けられた膨張部110とを有している。そして、加圧ロール104は、全体が円筒状に形成されている。また、加圧ロール104は、一例として、モータ(図示省略)により回転駆動されるようになっている。
芯金105は、Z方向を軸方向とする円筒状の部材である。また、芯金105は、軸方向の両端部が軸受部材(図示省略)により回転可能に支持されている。さらに、芯金105は、一例として、ステンレス製となっている。
被覆部106は、一例として、芯金105の外周面に形成された弾性層107と、弾性層107の外周側に形成された円筒状(チューブ状)の離型層108とを有しており、芯金105の軸方向(Z方向)両端部を除いて芯金105の外周側を被覆している。弾性層107は、一例として、シリコーンゴムで構成されており、厚みは6[mm]となっている。離型層108は、一例として、PFA製であり、厚みは50[μm]となっている。離型層108の厚みは12[μm]以上100[μm]以下で設定することが望ましい。
図5(A)に示すように、膨張部110は、被覆部106の離型層108よりも定着ベルト102に対する動摩擦係数が大きい材料で構成されている。膨張部110は、一例として、シリコーンゴムで構成されており、離型層108と軸方向(Z方向)で並んで露出され、弾性層107と一体で形成されている。膨張部110のZ方向の露出幅は、一例として、両端部でそれぞれ5[mm]となっている。また、膨張部110の外径は、一例として、非加熱状態において、予め定められた公差内で、Z方向に沿って揃えられている。具体的には、各膨張部110の−Z側の外径をd1、Z側の外径をd2とすると、d1=d2となっている。
図2に示すように、ハロゲンヒータ109は、一例として、2本設けられており、後述する温度センサ112の測定温度と定着設定温度との差に基づいて通電又は通電停止が行われるようになっている。また、ハロゲンヒータ109は、内部にタングステンワイヤ(図示省略)が設けられており、通電によってタングステンワイヤが発光することで、定着ベルト102を加熱すると共に、加圧ロール104を間接的に加熱するようになっている。
図2に示すように、温度センサ112は、定着ベルト102をZ方向に見て、定着ベルト102の回転方向でニップ部Nよりも下流側の位置に、定着ベルト102の外周面と間隔をあけて設けられている。また、温度センサ112は、一例として、定着ベルト102のZ方向中央部と対向する位置に1箇所設けられている。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
次に、第2実施形態に係る回転体、定着装置、及び画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
60 画像形成ユニット(現像剤像形成手段の一例)
100 定着装置
102 定着ベルト(周回部材の一例)
104 加圧ロール(回転体の一例)
106 被覆部(本体部の一例)
107 弾性層
108 離型層
109 ハロゲンヒータ(加熱手段の一例)
110 膨張部
120 定着装置
122 定着ロール(回転体の一例)
124 加圧ベルト(周回部材の一例)
130 定着装置
132 加圧ロール(回転体の一例)
134 膨張部
142 加圧ロール(回転体の一例)
144 膨張部
146 加圧ロール(回転体の一例)
148 膨張部
Claims (5)
- 周回移動する周回部材と、
前記周回部材と共に記録媒体を加圧する回転体であって、本体部と、前記本体部の両端部に設けられ、非加熱時には前記本体部の外径よりも小さい外径となり、加熱時には前記本体部の外径よりも大きい外径となるまで膨張する膨張部と、を有し、前記本体部の特定材料に対する動摩擦係数よりも、前記膨張部の前記特定材料に対する動摩擦係数の方が大きい前記回転体と、
前記周回部材及び前記回転体の少なくとも一方を加熱する加熱手段と、
を有し、
前記膨張部は、前記回転体が前記周回部材を加圧した状態において、前記加熱手段による非加熱時には前記周回部材と接触せず、前記加熱手段による加熱時には膨張して前記周回部材と接触し、
前記加熱手段は、前記膨張部に対応する部位が、前記膨張部と対応しない部位よりも単位長さ当りの加熱量が多い定着装置。 - 前記本体部の前記特定材料であるフッ素系樹脂材料に対する動摩擦係数よりも、前記膨張部の前記フッ素系樹脂材料に対する動摩擦係数の方が大きい請求項1に記載の定着装置。
- 前記本体部は、弾性層と、該弾性層の外周側に形成された離型層とを有し、
前記膨張部は、前記回転体の軸方向で前記離型層と並んで露出され、前記弾性層と一体で形成されている請求項1又は請求項2に記載の定着装置。 - 前記加熱手段は、前記回転体の内側にある請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 記録媒体に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
記録媒体の現像剤像を定着する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置と、
を有する画像形成装置。
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