JP2019041885A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡検査を行う医師等のユーザが、スイッチの操作を楽に行える内視鏡を提供する。【解決手段】内視鏡10は、挿入部20の一端に設けられた操作部40と、操作部40の表面から突出する突起部63と、操作部40に配置されており、突起部63が操作部40の表面に沿う向きに押されることにより状態が変化するスイッチとを備える。内視鏡10は、スイッチを複数備え、突起部63が押される向きに基づいて、複数のスイッチのうちのいずれか一つの状態が変化する。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡に関する。
消化管等の検査および治療に、内視鏡が使用されている。内視鏡は、ビデオプロセッサ、光源装置および表示装置等と組み合わせて使用される。組み合わせて使用されるビデオプロセッサ等を制御するスイッチボタンを、操作部に複数個配置した内視鏡が、特許文献1等に提案されている。
国際公開第2011/132544号
しかしながら、特許文献1に開示された内視鏡においては、ユーザは操作部を左手で持ちながら、操作部の表面に取り付けられたスイッチボタンを左手の親指の先端で押し込んで操作する。このような動作は、ユーザの親指に掛かる負担が大きい。
一つの側面では、内視鏡検査中のユーザが、スイッチの操作を楽に行える内視鏡を提供することを目的とする。
内視鏡は、挿入部の一端に設けられた操作部と、前記操作部の表面から突出する突起部と、前記操作部に配置されており、前記突起部が前記操作部の表面に沿う向きに押されることにより状態が変化するスイッチとを備える。
一つの側面では、内視鏡検査を行う医師等のユーザが、スイッチの操作を楽に行える内視鏡を提供することができる。
内視鏡の外観図である。 操作部の外観図である。 内視鏡の持ち方を示す説明図である。 操作部の部分断面図である。 複合スイッチの外観図である。 複合スイッチの断面図である。 押圧部材の支持状態を説明する説明図である。 操作された場合の複合スイッチの断面図である。 実施の形態2の複合スイッチの断面図である。 実施の形態3の複合スイッチの断面図である。 実施の形態3の操作された場合の複合スイッチの断面図である。 実施の形態4の複合スイッチの断面図である。 実施の形態5の複合スイッチの断面図である。 実施の形態6の操作部の外観図である。 実施の形態6の複合スイッチの断面図である。
[実施の形態1]
図1は、内視鏡10の外観図である。本実施の形態の内視鏡10は、上部消化管向けの軟性鏡である。内視鏡10は、挿入部20、操作部40、ユニバーサルコード59およびコネクタ部50を有する。操作部40は、複合スイッチ60、第1スイッチボタン311(図2参照)、第2スイッチボタン321、湾曲ノブ41、湾曲ロックレバー44、吸引ボタン45、送気送水ボタン46およびチャンネル入口42を有する。チャンネル入口42には、処置具等を挿入する挿入口を有する鉗子栓43が固定されている。
操作部40は、軟性のユニバーサルコード59およびコネクタ部50を介して、図示しないビデオプロセッサ、光源装置、表示装置および送気送水装置等に接続される。ユニバーサルコード59の操作部40との接続部は、第2折止部592により保護されている。
挿入部20は、一端が操作部40に接続された長尺の軟性部21と、軟性部21の他端に湾曲部22を介して連結された先端部23とを有する。軟性部21の操作部40との接続部は、第1折止部24により保護されている。湾曲部22は、軟性部21の内部に挿通された湾曲ワイヤを介して湾曲ノブ41と連結されており、湾曲ノブ41の操作に応じて湾曲する。湾曲ロックレバー44が所定の位置に設定されている場合には、湾曲ノブ41がロックされた状態になる。
先端部23には、光学像による観察を行う際に使用する照明光学系および観察光学系等が設けられている。観察光学系により撮影された画像が、ビデオプロセッサにより画像処理されて、表示装置に表示される。
内視鏡10は、挿入部20をたとえば被験者の口から消化管に挿入して、光学像による観察および各種処置を行う際に使用される。以後の説明では、挿入部20の長手方向を挿入方向と記載する。同様に、挿入方向に沿って操作部40に近い側を操作部側、操作部40から遠い側を先端側と記載する。
図2は、操作部40の外観図である。操作部40は、第1折止部24を介して挿入部20に接続された把持部48と、第2折止部592を介してユニバーサルコード59に接続された厚板部49とを有する。湾曲ノブ41は、厚板部49の一方の主面に設けられている。第2折止部592は、厚板部49の他方の主面から、挿入部20と略直行する向きに延びている。
複合スイッチ60は、厚板部49の側面のうちの第2折止部592が延びる側で、第2折止部592を挟んで挿入部20と反対側に設けられている。複合スイッチ60の構成の詳細については、後述する。
厚板部49の、第2折止部592が延びる側と反対側の側面に、挿入部20側から順に、送気送水ボタン46、吸引ボタン45、第1スイッチボタン311および第2スイッチボタン321が設けられている。第1スイッチボタン311の湾曲ノブ41側に、湾曲ノブ41の根元から延びる湾曲ロックレバー44が設けられている。
図3は、内視鏡10の持ち方を示す説明図である。内視鏡検査を行う際には、ユーザは一般的に図3に示すように左手の親指と人差指との間に第2折止部592を掛けるようにして、操作部40を保持する。内視鏡検査中、ユーザは主に左手の親指で複合スイッチ60、および湾曲ノブ41等を操作し、主に左手の人差指および中指で送気送水ボタン46等を操作する。ユーザは、右手で軟性部21を持ち、被験者の消化管等への挿入、観察および治療を行う。
図4は、操作部40の部分断面図である。図4においては、複合スイッチ60を設けた部分を断面にしてある。図5は、複合スイッチ60の外観図である。図6は、複合スイッチ60の断面図である。
複合スイッチ60は、図5に示すように略長円箱型のスイッチケース64と、スイッチケース64にかぶせられたスイッチ蓋62とを備えている。なお、図示を省略するがスイッチケース64は、操作部40の筐体に水密に固定されている。スイッチケース64は、操作部40の筐体と一体になっていても良い。
スイッチ蓋62は、長軸方向の中央部に短軸方向のほぼ全幅にわたって四角形の窓孔68を有する。スイッチ蓋62の縁はスイッチケース64に水密に接着固定されている。図6は、複合スイッチ60をスイッチケース64の長軸方向に沿って切断した断面図である。スイッチケース64の底板に、長軸方向に沿って第3スイッチ33および第4スイッチ34が取り付けられている。
スイッチケース64の底板に、第3スイッチ33と第4スイッチ34との間から突出する支持部66が設けられている。略T字型の押圧部材65が、横棒の中央部を支持部66に当てた状態で、揺動可能に支持されている。
図7は、押圧部材65の支持状態を説明する説明図である。支持部66は、スイッチケース64の中央部を短軸方向に横切るように設けてある。支持部66の先端は、丸みを帯びている。押圧部材65の横棒の部分の両端は、第3スイッチ33および第4スイッチ34を押圧可能な位置に配置されている。
押圧部材65のT字の縦棒の部分は、スイッチケース64の短軸方向に長い板状である。押圧部材65のT字の縦棒の部分は、窓孔68から外向きに突出する。窓孔68は、凹凸の嵌め込み構造により、周縁に水密に固定されたカバー61で覆われている。押圧部材65のうち窓孔68から突出する部分は、カバー61で覆われて突起部63を構成している。カバー61は、たとえばシリコーンゴム等のゴム製である。
図5に示すように突起部63は、中央部が低く、スイッチケース64の短軸方向の両端が高くなっている。スイッチ蓋62の第3スイッチ33側に「3」、第4スイッチ34側に「4」の文字がそれぞれ表示されている。複合スイッチ60は、図2に示すように厚板部49の厚さ方向に短軸を向け、長軸方向の一方の端部が第2折止部592に近接するように配置されている。
以上の構成により、押圧部材65、支持部66、第3スイッチ33および第4スイッチ34は、操作部40の内部に水密に配置されている。また、支持部66、第3スイッチ33および第4スイッチ34は操作部40の内部に固定されている。
押圧部材65は、支持部66に支えられて、図6に示す初期状態にある。ユーザは、図4に二点鎖線で示すように親指の腹で突起部63に触れ、図4に矢印で示すように操作部40の表面に沿って突起部63を前後に押して操作することができる。この操作は、操作部40の表面に対して垂直にスイッチを押し込む操作に比べて、ユーザの手、特に左手の親指周辺に掛かる負担が少ない操作である。ユーザが突起部63を押す操作に連動して、押圧部材65が支持部66に当たっている部分を支点にして揺動する。
第3スイッチ33および第4スイッチ34は、押し込まれていない第1状態と、押し込まれた第2状態とのいずれか一方の状態になる。図6に示す初期状態においては、第3スイッチ33と第4スイッチ34との両方が、第1状態である。
第3スイッチ33および第4スイッチ34には、それぞれ2本のスイッチケーブル35が接続されている。スイッチケーブル35は、ユニバーサルコード59を介してビデオプロセッサに接続されている。第3スイッチ33および第4スイッチ34の状態は、スイッチケーブル35を介してビデオプロセッサに入力される。
図8は、操作された場合の複合スイッチ60の断面図である。図8においては、図中右向きに突起部63が押された状態を示す。支持部66を中心に押圧部材65が傾いて、第4スイッチ34を押し込む。押し込まれることにより、第4スイッチ34が第2状態に変化する。押圧部材65の第3スイッチ33側は、スイッチ蓋62の内面に当たる。これにより、突起部63を押し込み過ぎて第4スイッチ34に無理な力が加わらないように、押圧部材65の傾き量が規制される。
ユーザが突起部63から指を離すと、ゴム製のカバー61の弾性力により、押圧部材65が図6を使用して説明した初期状態に戻り、第4スイッチ34は第1状態に戻る。図8中の左向きに突起部63が押された場合には、同様に第3スイッチ33が第2状態に変化する。
本実施の形態の内視鏡10の使用方法の概要を説明する。第3スイッチ33と第4スイッチ34とには、あらかじめビデオプロセッサ等を操作する各種機能が割り当てられている。各種機能は、たとえば、ビデオプロセッサが内視鏡画像の明るさを自動調整する際の測光モードを切り替える機能、内視鏡画像の画像強調レベルを切り替える機能、静止画を撮影する機能等、内視鏡検査中にユーザが操作する頻度が比較的高い機能である。
ユーザは、図3を使用して説明したように操作部40を左手で持ち、軟性部21を右手で持って、検査対象者の口から挿入する。ユーザは、先端部23に設けられた観察窓を介して撮影した映像を、ビデオプロセッサに接続された表示装置を用いて観察しながら、挿入部20および操作部40を操作して、先端部23を目的部位に誘導する。ユーザは、目的部位の診断および処置を行う。
図4を使用して説明したように、ユーザは親指を使用して、操作部40の表面に沿う向きに、突起部63を操作部40の表面に沿う向きに押して、第3スイッチ33または第4スイッチ34に割り当てられたビデオプロセッサの機能を操作する。
必要な観察および処置等が終了した後に、ユーザは内視鏡10を検査対象者から抜去して、検査または処置を終了する。
本実施の形態によると、第3スイッチ33および第4スイッチ34の操作を、ユーザが楽に行える内視鏡10を提供することができる。第3スイッチ33または第4スイッチ34を操作して第2状態にした後、ユーザが突起部63から親指を離すことにより、手を離した場合に、第3スイッチ33または第4スイッチ34は自動的に第1状態に戻る。したがって、ユーザは第3スイッチ33または第4スイッチ34を元に戻す操作を意識する必要がない。
突起部63の操作方向はユーザの親指の延びる方向に沿っているので、手が小さいユーザおよび親指の短いユーザでも第3スイッチ33および第4スイッチ34を操作しやすい内視鏡10を提供できる。
突起部63は、中央部が低く、両端が高くなっているので、ユーザは目視で確認しなくても突起部63の適切な場所に親指を当てることができる。突起部63の表面がゴム製のカバー61で覆われているので、ユーザの親指が滑りにくく、突起部63の操作を容易に行うことができる。
カバー61とスイッチ蓋62とにより水密が保たれるので、洗浄等を行う際に第3スイッチ33および第4スイッチ34が濡れて故障するおそれがない内視鏡10を提供できる。
第3スイッチ33および第4スイッチ34は、押圧されていない場合に第1状態、押圧された場合に第2状態、さらに強く押圧された場合に第3状態になるスイッチであっても良い。第3スイッチ33および第4スイッチ34は、もっと多くの状態に切替可能なスイッチであっても良い。
第3スイッチ33および第4スイッチ34は、たとえば、押圧されていない場合に第1状態、押圧された場合に第2状態、押圧されたまま2秒経過した場合に第3状態のように、押圧された時間に基づいて状態が変化するスイッチであっても良い。
第3スイッチ33および第4スイッチ34に、初期状態は第1状態、一回押圧されて押圧部材65が元の位置に戻った場合に第2状態、再度押圧されて押圧部材65が元の位置に戻った場合に第1状態に戻る、いわゆるトグルスイッチを使用しても良い。第3スイッチ33および第4スイッチ34は、押圧された回数に基づいて3通り以上に状態が変化するスイッチであっても良い。
第3スイッチ33および第4スイッチ34に接続されたスイッチケーブル35は、他のスイッチに接続されたケーブルと共に、たとえば操作部40内に配置されたマルチプレクサに接続されていても良い。マルチプレクサを介することにより、複数のスイッチそれぞれの状態を1本の信号線を介してビデオプロセッサに伝達することができる。このようにすることにより、ユニバーサルコード59の細径化およびコネクタ部50の小型化を実現できる。
複合スイッチ60は、第3スイッチ33または第4スイッチ34のいずれか一方のスイッチを備えても良い。複合スイッチ60は、親指以外の指で操作しやすい場所に設けられていても良い。
内視鏡10は、上部消化管向けに限定しない。下部消化管向け、呼吸器向け等、任意の用途であっても良い。なお、上部消化管の診断等に適した内視鏡10を、上部消化管内視鏡と呼ぶ場合がある。同様に、下部消化管の診断等に適した内視鏡10を大腸内視鏡、呼吸器の診断等に適した内視鏡を呼吸器内視鏡、十二指腸および膵胆管領域の診断等に適した内視鏡10を十二指腸内視鏡と呼ぶ場合がある。
内視鏡10は、超音波プローブを備える、いわゆる超音波内視鏡であっても良い。超音波内視鏡である場合は、複合スイッチ60の状態は、超音波プローブを制御する超音波診断装置に伝達されても良い。内視鏡10は、挿入部20が硬性の、いわゆる硬性鏡であっても良い。内視鏡10は、エンジンおよび配管等の検査等に使用する、いわゆる工業用内視鏡でも良い。
[実施の形態2]
本実施の形態は、スイッチ蓋62の上面が、スイッチケース64の縁に向けてゆるやかな曲面になった複合スイッチ60に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図9は、実施の形態2の複合スイッチ60の断面図である。図9は、図6と同様に複合スイッチ60を長軸方向に切断した断面を示す。本実施の形態においては、スイッチ蓋62の表面が、スイッチケース64の縁に向けてゆるやかな曲面になっている。
本実施の形態によると、スイッチ蓋62の縁の突出量が少ないので、たとえばユーザが左手の親指を湾曲ノブ41から突起部63に動かす際に、スイッチ蓋62の縁に引っかからない内視鏡10を提供できる。親指の移動がスムーズであるので、ユーザの疲労が少ない内視鏡10を提供できる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、押圧部材65を操作部40の表面に沿う向きにスライドさせて操作する内視鏡10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図10は、実施の形態3の複合スイッチ60の断面図である。本実施の形態においては、第3スイッチ33および第4スイッチ34は、スイッチケース64とスイッチ蓋62との間に互いに対向して配置されて、第1状態になっている。第3スイッチ33および第4スイッチ34に接続されたスイッチケーブル35は、スイッチケース64の底面に設けられた孔から複合スイッチ60の外に出て、ユニバーサルコード59を介してビデオプロセッサに接続されている。
押圧部材65の横棒の部分は棒状であり、スイッチケース64に固定されたガイド筒67内に摺動可能に保持されている。ガイド筒67は、押圧部材65の移動方向を規制するガイドの一例である。
図11は、実施の形態3の操作された場合の複合スイッチ60の断面図である。本実施の形態の複合スイッチ60は、突起部63を操作部40の表面に沿って長軸方向にスライドさせることにより操作する。図11においては、略T字型の押圧部材65の横棒の部分が、ガイド筒67の内面に沿って右向きに移動して、第4スイッチ34を押圧する。押圧された第4スイッチ34は、第1状態から第2状態に変化する。
カバー61に、突起部63の突出方向と略平行に薄肉の部分を設けても良い、軽い力で、突起部63を操作することが可能な内視鏡10を提供できる。
[実施の形態4]
本実施の形態は、凸型の円弧状のガイド筒67を有する内視鏡10に関する。実施の形態3と共通する部分については、説明を省略する。
図12は、実施の形態4の複合スイッチ60の断面図である。略T字型の押圧部材65の横棒の部分は、突起部63の側を凸にして屈曲している。ガイド筒67も、押圧部材65と同様に屈曲している。カバー61およびスイッチ蓋62の表面は凸型である。
本実施の形態によると、全体が丸みを帯びた凸形状の複合スイッチ60を備える内視鏡10を実現できる。
[実施の形態5]
本実施の形態は、凹型の円弧状のガイド筒67を有する内視鏡10に関する。実施の形態3と共通する部分については、説明を省略する。
図13は、実施の形態5の複合スイッチ60の断面図である。略T字型の押圧部材65の横棒の部分は、突起部63の側を凹にして屈曲している。ガイド筒67も、押圧部材65と同様に屈曲している。スイッチ蓋62の表面は凹型である。
本実施の形態によると、突起部63の突出量が少ないので、比較的親指の短いユーザでも操作しやすい複合スイッチ60を備える内視鏡10を実現できる。
[実施の形態6]
本実施の形態は、4個のスイッチを含む複合スイッチ60を備える内視鏡10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図14は、実施の形態6の操作部40の外観図である。図15は、実施の形態6の複合スイッチ60の断面図である。図15は、複合スイッチ60を、図14における「2」および「4」の数値が記載された部分の中央を通る面で切断した断面を示す。なお、複合スイッチ60を、図14における「1」および突起部63の中央を通る面で切断した場合の形状も、図15と同様である。
複合スイッチ60は、略円形箱型のスイッチケース64と、スイッチ蓋62とを備えている。スイッチ蓋62は、中央部に円形の窓孔68を有する。窓孔68から、先端が球形である棒状の突起部63が突出している。スイッチ蓋62には、約90度間隔で1から4までの数字が記載されている。
スイッチケース64の底面に、第2スイッチ32および第4スイッチ34を含む4個のスイッチが等間隔で環状に配置されている。それぞれのスイッチは、いずれも第1状態である。スイッチケース64の底面の中央部から、先端が曲面である棒状の支持部66が突出している。
押圧部材65は、それぞれのスイッチの上に端部が配置された十字型の部分を有する。押圧部材65は、十字型の部分の中央部分で、支持部66に支持されている。突起部63は、支持部66により指示された部分の裏側から窓孔68を通って突出している。突起部63と、スイッチ蓋62の間に、カバー61が水密に配置されている。
ユーザは、親指の腹で突起部63を操作部40の表面に沿っていずれかの向きに押すことにより、第1スイッチボタン311から第4スイッチ34までの任意のスイッチを第2状態にすることができる。
本実施の形態によると、一つの突起部63により4個のスイッチの操作できる内視鏡10を実現できる。なお、スイッチの数は3個または5個以上でも良い。
突起部63の先端が球状であるので、ユーザは、どの方向からでも突起部63を操作部40の表面に沿う向きに押すことができる。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 内視鏡
20 挿入部
21 軟性部
22 湾曲部
23 先端部
24 第1折止部
311 第1スイッチボタン
32 第2スイッチ
321 第2スイッチボタン
33 第3スイッチ
34 第4スイッチ
35 スイッチケーブル
40 操作部
41 湾曲ノブ
42 チャンネル入口
43 鉗子栓
44 湾曲ロックレバー
45 吸引ボタン
46 送気送水ボタン
48 把持部
49 厚板部
50 コネクタ部
59 ユニバーサルコード
592 第2折止部
60 複合スイッチ
61 カバー
62 スイッチ蓋
63 突起部
64 スイッチケース
65 押圧部材
66 支持部
67 ガイド筒
68 窓孔

Claims (7)

  1. 挿入部の一端に設けられた操作部と、
    前記操作部の表面から突出する突起部と、
    前記操作部に配置されており、前記突起部が前記操作部の表面に沿う向きに押されることにより状態が変化するスイッチと
    を備える内視鏡。
  2. 前記スイッチを複数備え、
    前記突起部が押される向きに基づいて、複数の前記スイッチのうちのいずれか一つの状態が変化する
    請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記スイッチを2個備えており、
    前記突起部が一方の向きに押されている場合に第1の前記スイッチの状態が変化し、
    前記突起部が他方の向きに押されている場合に第2の前記スイッチの状態が変化する
    請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記突起部と連動して前記スイッチを押す押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、前記操作部の内部に固定された支持部を中心に揺動する
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の内視鏡。
  5. 前記突起部と連動して前記スイッチを押す押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、前記操作部の内部に固定されたガイドに沿ってスライドする
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の内視鏡。
  6. ビデオプロセッサに接続されるコネクタ部を備え、
    前記スイッチの状態は、前記コネクタ部を介して前記ビデオプロセッサに入力される
    請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の内視鏡。
  7. 前記突起部は、内視鏡検査を行うユーザが前記操作部を持つ際の親指が当たる位置に配置されている
    請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021085288A1 (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 オリンパス株式会社 内視鏡の押釦装置

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