JP2019039285A - 外壁にステンレス鋼板を使ったrc外断熱工法 - Google Patents

外壁にステンレス鋼板を使ったrc外断熱工法 Download PDF

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Abstract

【課題】隣家の建物と新築する建物の間の隙間が狭く足場を構築出来ないような場合でも、RCコンクリート建物を構築することを可能としたステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法を提供する。【解決手段】建物の床スラブ端上面に外断熱材用台座15を固定し、外断熱材用台座15の上部室外側に多面形状に形成したステンレス化粧鋼板1を載せ、室内側に発泡スチロールパネル3を2枚のベニヤ板2,4でサンドイッチ状に接着した断熱パネル5を配置し、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を室内側の合板仮枠6に固定するため、隣り合うステンレス化粧鋼板1の両端に成形した契合部を重ね合せ、契合部に他端にセパレーター取付用の穴を開けたステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具の概ね釣り針形に形成した一端を引っ掛け、他端のセパレーター取付用の穴にセパレーターの一端を引っ掛け、他端にプラスチックコーンを取り付けて合板仮枠6に固定する。【選択図】図1

Description

この発明は、外壁の外側にステンレス化粧鋼板と断熱材を取り付けたRCコンクリート建物の外断熱工法に関するものである。
従来から、RCコンクリート建物の建築工法の一つとして、外壁面に断熱材を施工する外断熱工法がある。建物躯体の外壁に断熱材を施工するため、建物の内部の蓄熱性が高まると共に、年間を通じて室内の温度変動が少なくなり、冷暖房等のエネルギーの消費を抑制し、省エネに貢献している。
さらに、外断熱工法は、内断熱工法で問題となっている内部結露の発生を防止し、カビの発生を抑制し、冷暖房の熱効率が高くなるといった利点がある。
また、建物の躯体が直接外気と接しないため、真夏の暑い太陽熱や、冬の冷害による建物躯体への悪影響を大幅に減少させ、建物躯体の耐久性が向上するといった利点がある。
しかしながら、このような外断熱工法で、RCコンクリート建物を構築しようとした場合、これまでは、躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着して、その上に耐火材をアンカー等で躯体コンクリートに固定する方法や、ガラス繊維等を躯体コンクリートの外壁面にアンカー等で固定して、その上に耐火モルタル等を施工する方法が行われてきた。
このように、何れの外断熱工法にしても、建築中の建物の外側で人手により断熱材を施工する作業を行う必要があるため、建物の外側に足場を設置しなければならず、都市部の建物が密集した狭小地では、土地の有効利用と云う観点から考えて、実質的には外断熱工法でRCコンクリート建物を建築することは不可能であった。
下記の2件の特許文献においても、いずれもRCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着剤で張り付け、その断熱材に貼り付けたガラス繊維ネット等をアンカー等で躯体コンクリートに固定したり、又は外断熱用断熱パネルをアンカー等で直接躯体コンクリートに固定している。
特開2003−13583 特開2010−174501
このように、何れの外断熱工法においても、RCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を施工するため、建物の外側に足場を設置しなければならず、そのため隣地との間に足場構築用の空間を40cm以上開けなければならず、土地の有効利用の妨げとなっていた。
本発明は、このような従来の欠点に鑑みて、隣家の建物と新築する建物の間の隙間が狭く足場を構築させることが出来無いような場合でも、RCコンクリート建物を構築することを可能とし、さらに長期にわたり外壁のメンテナンスを必要としないステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、建物の床スラブ端上面に断面形状が概ね柄杓形をして先端部をT字形に形成した外断熱材用台座を固定すると共に、前記外断熱材用台座の上部室外側に多面形状に形成したステンレス化粧鋼板を載せ、前記ステンレス化粧鋼板の室内側に発泡スチロールパネルを2枚のベニヤ板でサンドイッチ状に接着した断熱パネルを配置し、前記ステンレス化粧鋼板と断熱パネルを断熱パネルの室内側の合板仮枠に固定するため、隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せ、前記契合部にステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に形成し、他端にセパレーター取付用の穴を開けたステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具の概ね釣り針形に形成した一端を引っ掛け、他端のセパレーター取付用の穴にセパレーターの一端を引っ掛け、セパレーターの他端にプラスチックコーンを取り付け合板仮枠に固定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、外断熱材用台座は、概ねL字形に成形した上部ステンレス化粧鋼板L形押え部材の下側面と、概ねZ形に成形した下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の中間面を溶接により固定し、さらに下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の側面に概ねL字形に成形したL形床スラブ固定部材の側面を溶接により固定したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せて一体化するため、ステンレス化粧鋼板の両端を概ね柄杓形で同一方向に折り曲げたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具は、長方形のステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に折り曲げ、他端の先端部をノコギリ刃形に成形したL字形のベニヤ板固定部材を溶接により両側面に固定し、前記ベニヤ板固定部材にセパレーター取付用の穴を開けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、建物の床スラブ端上面に断面形状が概ね柄杓形をして先端部をT字形に形成した外断熱材用台座を固定すると共に、前記外断熱材用台座の上部室外側に多面形状に形成したステンレス化粧鋼板を載せ、前記ステンレス化粧鋼板の室内側に発泡スチロールパネルを2枚のベニヤ板でサンドイッチ状に接着した断熱パネルを配置し、前記ステンレス化粧鋼板と断熱パネルを断熱パネルの室内側の合板仮枠に固定するため、隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せ、前記契合部にステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に形成し、他端にセパレーター取付用の穴を開けたステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具の概ね釣り針形に形成した一端を引っ掛け、他端のセパレーター取付用の穴にセパレーターの一端を引っ掛け、セパレーターの他端にプラスチックコーンを取り付け合板仮枠に固定したことにより、新築する建物外側に足場を設置することなく、ステンレス化粧鋼板と断熱パネルで構成した外壁用の外側型枠を構築することが出来るようになり、狭小地の土地の有効活用が可能となった。
請求項2に記載の発明によれば、外断熱材用台座は、概ねL字形に成形した上部ステンレス化粧鋼板L形押え部材の下側面と、概ねZ形に成形した下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の中間面を溶接により固定し、さらに下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の側面に概ねL字形に成形したL形床スラブ固定部材の側面を溶接により固定したことにより、上下階のステンレス化粧鋼板と断熱パネルを容易に連続して固定することが出来るようになると共に、断熱効果を高めることが可能となった。
請求項3に記載の発明によれば、隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せて一体化するため、ステンレス化粧鋼板の両端を概ね柄杓形で同一方向に折り曲げたことにより、隣り合うステンレス化粧鋼板を連続して正確に固定することが可能となった。
請求項4に記載の発明によれば、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具は、長方形のステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に折り曲げ、他端の先端部をノコギリ刃形に成形したL字形のベニヤ板固定部材を溶接により両側面に固定し、前記ベニヤ板固定部材にセパレーター取付用の穴を開けたことにより、隣り合うステンレス化粧鋼板と断熱パネルを頑強に固定することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図10には、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、床スラブ11の先端部にステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を載置するための外断熱材用台座15をビス94(図10で示す)で取り付けると共に、床スラブ11の先端部に載置した外断熱材用台座15の建物外側上面に厚さ1mmのステンレス化粧鋼板1と、発泡スチロールパネル3(厚さ20mm、巾600mm、縦寸法は、建築する室内高さにより異なる)を、ベニヤ板2(厚さ12mm、巾600mm、縦寸法は、建築する室内高さにより異なる)と、ベニヤ板4(厚さ3mm、巾600mm、縦寸法は、建築する室内高さにより異なる)でサンドイッチ状に接着した断熱パネル5を載置し、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5をステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12(図12で詳しく説明する)で合板仮枠6(厚さ12mmのコンクリート仮枠用合板14を桟木13で固定する)に対して、仮枠押え金具10と仮枠固定金具9で固定した状態を示す。
図2は、図1で説明した隣り合うステンレス化粧鋼板1と隣り合う断熱パネル5を、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12で固定する前の、各部材の配置を配置図で示す。床スラブ11の先端部にビス94(図10で示す)外断熱材用台座15を固定すると共に、隣り合う2枚のステンレス化粧鋼板1と隣り合う2枚の断熱パネル5と、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を固定するためのステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12と、前記ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12引っ張るためのセパレーター20と、セパレーター20の端に取り付けたプラスチックコーン21の位置関係を斜視図で示す。
図3は、図2で説明した隣り合うステンレス化粧鋼板1の端部を重ね合せると共に、重ね合せた端部にステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12を引っ掛け(図8と図9で詳しく説明する)、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12に断熱パネル5を固定し、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を床スラブ11に固定した外断熱材用台座15の上に載置し、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12にセパレーター20とプラスチックコーン21を取り付けた状態を示す。
図4は、コンクリート仮枠用合板14に桟木13を取り付けて形成した合板仮枠6にプラスチックコーン21のボルト22を挿入するための穴(図示せず)を開けた合板仮枠6の穴(図示せず)に、セパレーター20に取り付けたプラスチックコーン21のボルト22を挿入し、ボルト22にジョイントボルト25を取り付けることにより、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を固定したステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12に合板仮枠6がセパレーター20により取り付けられた状態を示す。
図5は、図4で説明したジョイントボルト25に取り付け、生コンクリートを仮枠に打ち込んだ際に、生コンクリートの圧力で合板仮枠6が破損するのを守るための仮枠押え金具10と、その仮枠押え金具10をジョイントボルト25に固定するための仮枠固定金具9を配置した状態を示す。
図6では、図1、図5で示した仮枠押え金具10と仮枠固定金具9を詳細に説明する。仮枠押え金具10は、合板仮枠6を構成する桟木13を押えるため、長方形の平板鋼板の両端部を互いに逆方向に直角に折り曲げた押え部30、31(厚さ1.6mm、巾15mm)と、支え部32、34(厚さ1.6mm、巾60mm)と、折り曲げ部33、35(厚さ1.6mm、巾15mm)で形成した2枚の押え部材7、8を合板仮枠6の室内側に上下逆さに配置し、押え部材7、8で、図1で説明した合板仮枠6を構成する桟木13を固定するため、ジョイントボルト25の室内側に、長方形の平板鋼板をコの字形に折り曲げ、そのコの字形に折り曲げた平板鋼板のウェブ面29にジョイントボルト25を固定するための穴37を開け、折り曲げた両側のフランジ面28の上部に押え部材7の折り曲げ部33を収納するためのコの字形をした乗せ台39を成形し、下部に押え部材8の折り曲げ部35を嵌め込むための柄杓状の挟み込み部36を形成した仮枠固定金具9を配置し、仮枠固定金具9の乗せ台39に押え部材7の折り曲げ部33を乗せ、挟み込み部36に押え部材8の折り曲げ部35を挟み込みことにより押え部材8が自然落下するのを防ぐことが可能になり、さらにジョイントボルト25を仮枠固定金具9の穴37に挿入し、ナット38でジョイントボルト25を仮枠固定金具9に固定させ、押え部材7、8の押え部30、31がセパレーター20に取り付けたプラスチックコーン21を合板仮枠6に固定することにより室内側建て込みを構成する室内側仮枠が構築される。このように構成することにより、倉庫や施工現場で押え部材7、8を保管する場合、押え部材7、8を重ねて保管することが出来るようになるため、狭い場所にも保管することが可能になると共に、厚さ1.6mmの平板鋼板製の軽量な押え部材7、8を使用するため現場での作業員の労力を軽減させることが可能となった。
図7aは、図1、2で説明したステンレス化粧鋼板1を立体図で示す。図7bは、図7aのステンレス化粧鋼板1のA−B部47を断面図で示す。ステンレス化粧鋼板1は、厚さ1mmのステンレス製平板鋼板を横幅699mmに切断し(縦寸法は、建築する建物の室内高さにより異なる)、図7baと図7bbで示すように、切断した横幅699のステンレス製平板鋼板の先端部の第3の当接面58を直角に巾4mm折り曲げ、さらに連続する第2の当接面57を直角に巾13mm折り曲げ、さらに連続する第1の当接面56を直角に19mm折り曲げ、さらに連続するE壁面49を55度の角度で断熱パネル5方向に巾25mm折り曲げ、さらに連続するベニヤ板当接面52をE壁面49と平行になるように巾32mm折り曲げ、さらに連続する折曲面53を55度の角度で断熱パネル5と反対方向に巾25mm折り曲げ、さらに連続するF壁面54を55度の角度でE壁面49の延長面上になるように巾270mm折り曲げ、さらに連続する第4の当接面59を直角に20mm折り曲げ、さらに連続する第5の当接面60を直角に巾15mm折り曲げ、さらに連続する第6の当接面61を直角に折り曲げることにより、図7aに示すステンレス化粧鋼板1が成形される。
図8は、隣り合う2枚のステンレス化粧鋼板1と、隣り合う2枚の断熱パネル5を断面図で示すと共に、ステンレス化粧鋼板1と断熱パネル5を固定するためのステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12を断面図と立体図(図8a、図8b)で示す。図8aはステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12を立体図で示す。図8bは、図8aで示したステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12を各々部材に分解した状態を立体図で示す。ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12は、厚さ1.5mm、巾50mmのステンレス鋼板を概ねZ形に折り曲げ、先端部を図9の拡大図で示すように、隣り合うステンレス化粧鋼板1の第1のコの字形袖契合部45と第2のコの字形袖契合部46を重ね合せて組み立てた状態において、図7で説明した第3の当接面58と第6の当接面61が重なった先端部に引っ掛けるように概ね釣り針形に折り曲げた引っ掛け部材67と、厚さ1.5mm、巾50mmのステンレス鋼板をL形に折り曲げたベニヤ板押え部材68と、ベニヤ板押え部材68の引っ張り面75の両側面に溶接で固定するため、厚さ1.5mm、巾20mmのステンレス鋼板をL形に折り曲げ一端をノコギリ状に成形した2枚のベニヤ板固定部材69、70で構成される。
このように構成した引っ掛け部材67の接合面73とベニヤ板押え部材68のベニヤ板押え面74を、引っ張り面72と引っ張り面75が同一面上になるように溶接で固定すると共に、図9で示すように、ベニヤ板押え部材68のベニヤ板押え面74と、2枚のベニヤ板固定部材69、70のノコギリ面78、65で、断熱パネル5のベニヤ板2とベニヤ板4を挟み込み固定することが出来るように、ベニヤ板固定部材69、70を引っ張り面75の両面に溶接で固定し、ベニヤ板固定部材69、70と引っ張り面75に先端を直角に折り曲げたセパレーター20の先端を挿入するための穴77、76、80を開けることによりステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12が形成される。
図9は、図8で説明した隣り合うステンレス化粧鋼板1の第1のコの字形袖契合面45と第2のコの字形袖契合面46を重ね合せ、重ね合わせた第3の当接面58と第6の当接面61の先端部にステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12の引っ掛け面71を引っ掛け、ベニヤ板押え面74と2枚のベニヤ板固定部材69、70のノコギリ刃65、78で隣り合う2枚の断熱パネル5を固定すると共に、図8で説明したステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12の穴76、77、80に直角に折り曲げたセパレーター20の先端部を差し込み、さらにセパレーター20の後端部にプラスチックコーン21を取り付け、そのプラスチックコーン21を合板仮枠6に開けた穴(図示せず)に貫通させ、プラスチックコーン21にジョイントボルト25を取り付け、ジョイントボルト25の上下に図6で説明した押え部材7、8を配置し、ジョイントボルト25を仮枠固定金具9の穴37に挿入し、このように配置した押え部材7、8の折り曲げ部33を仮枠固定金具9の乗せ台39に乗せると共に、折り曲げ部35を仮枠固定金具9の挟み込み部36に挟み込み、ジョイントボルト25をナット38で固定した状態を断面図で示す。このように隣り合うステンレス化粧鋼板1の第1のコの字形袖契合部45と第2のコの字形袖契合部46を重ね合せ、さらに釣り針形に形成した引っ掛け部材67で重ね合せた第3の当接面58と第6の当接面61を引っ掛けることにより漏水性能が向上し、台風等の大雨に対する密閉性が向上すると共に、ベニヤ板固定部材69、70の先端部に成形したノコギリ刃78、65がベニヤ板4に食い込むことによりステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12が断熱パネル5から落下するのを防止することが可能になった。
図10は、図2で説明した外断熱材用台座15を詳細に説明する。外断熱材用台座15は図10bで示すように厚さ1mmのステンレス平板鋼板を概ねL形状に直角に折り曲げたステンレス化粧鋼板押え部材84と、厚さ1mmのステンレス平板鋼板を概ねZ形に折り曲げた下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材85で構成され、ステンレス化粧鋼板押え部材84は図7で説明したステンレス化粧鋼板1のベニヤ板当接面52を外面から押えるため、厚さ1mm、巾20mmのステンレス平板鋼板をL字形に折り曲げ、接合面86と立上り面91で成形され、さらに立上り面91の上部を30度の角度で斜めに折り曲げて差込面88が形成される。下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材85はステンレス化粧鋼板1の外面を押えるステンレス当接面89と、ステンレス当接面89に対して直角に折り曲げられた巾55mmのステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面90と、ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面90に対して直角に折り曲げられた巾20mmの立上り面91と、立上り面91に対して85度の角度で折り曲げた巾30mmの床スラブ固定面92で形成され、床スラブ固定面92には床スラブ94に外断熱材用台座15をビス93で固定するための複数の穴95が開けられる。
このように、図10bで説明したステンレス化粧鋼板押え部材84の接合面86と下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材85の下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材85のステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面90を、図10dの斜視図で示すように、図7で説明したステンレス化粧鋼板1の凹状に成形したベニヤ板当接面52にステンレス化粧鋼板押え部材84のステンレス押え87が当接するように溶接により固定することにより、図10cで示すような外断熱材用台座15が形成される。なお、外断熱材用台座15の横方向の長さについては、工事現場の建物の外側寸法等のサイズにより外側寸法に合わせた長さの外断熱材用台座15を製作する。
図10aは、図10cで説明した外断熱材用台座15をビス93で床スラブ94に固定し、外断熱材用台座15の上部にステンレス化粧鋼板1、断熱パネル5を載置し、図1、図2、図8で説明したステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12で、ステンレス化粧鋼板1、断熱パネル5を固定し、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具12に取り付けたセパレーター20にプラスチックコーン21を取り付け、さらにプラスチックコーン21に合板仮枠6を取り付け、このように構成したプラスチックコーン21のボルト22にジョイントボルト25を取り付け、ジョイントボルト25に仮枠押え金具10と仮枠固定金具9を取り付け、セパレーター20のプラスチックコーン21を合板仮枠6に固定した状態を断面図で示す。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図11は、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、図10において、ステンレス化粧鋼板1を載せるための下部ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き場90の上面にステンレス化粧鋼板押え部材84を溶接で固定して取り付けたが、この発明の実施の形態2では、発明の実施の形態1で説明した下部ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き場90と同一形状をした下部ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面118の上面に、ステンレス平板鋼板をL形状に成形した上部ステンレス化粧鋼板L形押え部113のステンレス当接面115と下部ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き場118のステンレス当接面117が同一面になるように溶接で固定される。このように構成することにより外断熱材用台座112の上面に載置したステンレス化粧鋼板123の下部を、上部ステンレス化粧鋼板L形押え部材113のステンレス当接面115で押えることが出来るようになった。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る外壁にステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
本発明の実施の形態1に係る、ステンレス化粧鋼板と断熱パネルをステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具と仮枠押え金具で合板仮枠に固定した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図1で示した隣り合うステンレス化粧鋼板と断熱パネルを、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具で固定する前の状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図2で示した隣り合うステンレス化粧鋼板と断熱パネルを、ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具で固定した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図3で示したステンレス化粧鋼板と断熱パネルの室内側に合板仮枠を配置した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図4で示した合板仮枠の室内側に仮枠押え金具を配置した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、仮枠押え金具と仮枠固定金具を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、ステンレス化粧鋼板を断面図と斜視図で示す。 同実施の形態に係る、ステンレス化粧鋼板と断熱パネルを固定するためのステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具を斜視図と分解図で示す。 同実施の形態に係る、図8で示したステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具でステンレス化粧鋼板と断熱パネルを固定した状態を断面図で示す。 同実施の形態に係る、外断熱材用台座を分解図で示すと共に、外断熱材用台座を床スラブに固定した状態で、ステンレス化粧鋼板と断熱パネルに取り付けた状態を示す。 本発明の実施の形態2に係る、外断熱材用台座を分解図で示すと共に、外断熱材用台座を床スラブに固定した状態で、ステンレス化粧鋼板と断熱パネルに取り付けた状態を示す。
1 ステンレス化粧鋼板
2 ベニヤ板
3 発泡スチロールパネル
4 ベニヤ板
5 断熱パネル
6 合板仮枠
7 押え部材
8 押え部材
9 仮枠固定金具
10 仮枠押え金具
11 床スラブ
12 ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具
13 桟木
14 コンクリート仮枠用合板
15 外断熱材用台座
20 セパレーター
21 プラスチックコーン
22 ボルト
25 ジョイントボルト
28 フランジ面
29 ウェブ面
30 押え部
31 押え部
32 支え部
33 折り曲げ部
34 支え部
35 折り曲げ部
36 挟み込み部
37 穴
38 ナット
39 乗せ台
45 第1のコの字形袖契合部
46 第2のコの字形袖契合部
47 A―B部
48 C位置
49 E壁面
50 折曲面
51 台形折曲部
52 ベニヤ板当接面
53 折曲面
54 F壁面
55 D位置
56 第1の当接面
57 第2の当接面
58 第3の当接面
59 第4の当接面
60 第5の当接面
61 第6の当接面
65 ノコギリ刃
66 接合面
67 引っ掛け部材
68 ベニヤ板押え部材
69 ベニヤ板固定部材
70 ベニヤ板固定部材
71 引っ掛け面
72 引っ張り面
73 接合面
74 ベニヤ板押え面
75 引っ張り面
76 穴
77 穴
78 ノコギリ刃
79 ノコギリ面
80 穴
81 接合面
82 ノコギリ面
83 ステンレス化粧鋼板契合部
84 ステンレス化粧鋼板押え部材
85 下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材
86 接合面
87 ステンレス押え面
88 差込面
89 ステンレス当接面
90 下部ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面
91 立上り面
92 床スラブ固定面
93 ビス
94 床スラブ
95 穴
96 水返し面
100 ベニヤ板
101 発泡スチロールパネル
102 ベニヤ板
103 断熱パネル
104 ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具
105 セパレーター
106 プラスチックコーン
107 仮枠固定金具
108 ナット
109 ジョイントボルト
110 水返し面
111 床スラブ
112 外断熱材用台座
113 上部ステンレス化粧鋼板L形押え部材
114 下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材
115 ステンレス当接面
116 接合面
117 ステンレス当接面
118 ステンレス化粧鋼板・ベニヤ板置き面
119 立上り面
120 穴
121 ビス
122 床スラブ固定面
123 ステンレス化粧鋼板

Claims (4)

  1. 建物の床スラブ端上面に断面形状が概ね柄杓形をして先端部をT字形に形成した外断熱材用台座を固定すると共に、前記外断熱材用台座の上部室外側に多面形状に形成したステンレス化粧鋼板を載せ、前記ステンレス化粧鋼板の室内側に発泡スチロールパネルを2枚のベニヤ板でサンドイッチ状に接着した断熱パネルを配置し、前記ステンレス化粧鋼板と断熱パネルを断熱パネルの室内側の合板仮枠に固定するため、隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せ、前記契合部にステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に形成し、他端にセパレーター取付用の穴を開けたステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具の概ね釣り針形に形成した一端を引っ掛け、他端のセパレーター取付用の穴にセパレーターの一端を引っ掛け、セパレーターの他端にプラスチックコーンを取り付け合板仮枠に固定したことを特徴とする外壁にステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法。
  2. 外断熱材用台座は、概ねL字形に成形した上部ステンレス化粧鋼板L形押え部材の下側面と、概ねZ形に成形した下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の中間面を溶接により固定し、さらに下部ステンレス化粧鋼板Z形押え部材の側面に概ねL字形に成形したL形床スラブ固定部材の側面を溶接により固定したことを特徴とする請求項1に記載の外壁にステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法。
  3. 隣り合うステンレス化粧鋼板の両端に成形した契合部を重ね合せて一体化するため、ステンレス化粧鋼板の両端を概ね柄杓形で同一方向に折り曲げたことを特徴とする請求項1に記載の外壁にステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法。
  4. ステンレス化粧鋼板・断熱パネル固定金具は、長方形のステンレス鋼板の一端を概ね釣り針形に折り曲げ、他端の先端部をノコギリ刃形に成形したL字形のベニヤ板固定部材を溶接により両側面に固定し、前記ベニヤ板固定部材にセパレーター取付用の穴を開けたことを特徴とする請求項1に記載の外壁にステンレス鋼板を使ったRC外断熱工法。
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