JP2019038581A - 包装袋 - Google Patents
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Description
しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することを課題とする。
包装フィルム、および一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋であって、
包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
底面は、胴部下部において、包装フィルムからなる底板が、胴部にシールされて矩形の面を形成可能に密封されており、
胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚の包装フィルムからなり、
左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続する包装フィルムと、胴部背面から連続する包装フィルムとが、シールされて密封されており、
胴部の上部において、天面から前方に向けて連続する包装フィルムと、胴部前面から上方に向けて連続する包装フィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成して、前折り返し部を構成し、
前折り返し部は、胴部前面の上端部の折り返し線で下方に折り返されて、胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
胴部前面の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線が設けてあり、
該横方向の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部の表裏両面から天面にかけて縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
天面には板紙が、開口部となる位置にミシン目を有して、包装フィルムの容器内側になる面に貼り合わせてあり、
包装フィルムの、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線に沿った開封、およびそれに続く天面の包装フィルムの分離によって、天面の板紙およびミシン目が、露出可能であって、
さらに板紙のミシン目に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋である。
前記ミシン目は、天面の板紙にコの字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にヒートシール可能な層を設けて、縦方向の2本の開封予定線より外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋である。
前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にイージーピールフィルムが積層されて、全面で貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋である。
前記板紙に代えて、厚手のプラスチックフィルムを用いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋である。
前記板紙、または厚手のプラスチックフィルムは、前折り返し部の包装フィルムにも、貼り合わせてあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装袋である。
前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の包装袋である。
前記横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線は、レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の包装袋である。
前記包装フィルムには、アルミニウム箔を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋である。
前記包装フィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋である。
り外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることによって、縦方向の開封予定線に沿って開封を行う際にも、縦方向の開封予定線外側での接着によって、押さえとなって開封をより容易かつ安定して行うことを可能にする。
装フィルムは、容易に剥離して板紙を露出させることが可能である。
易に開封することが可能である。レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線は、連続した直線または曲線でもよく、易開封機構の機能を有する限りにおいて破線でも構わない。
してのイメージアップや、内容物についての必要な情報表示や意匠性の向上を目的として、包装フィルムを基材とする包装袋外側から見える層に印刷によって設けることができる。包装袋の最外層に設けるのでも構わない。
実施例1として、本発明による包装袋を使用。比較例1〜比較例3には、従来より菓子容器として用いられてきたものを取り上げた。
本発明による包装袋であって、用いた材料と構成は以下のとおりである。
包装袋外側から、
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ30μm)
形状は、
(底面)80mm角×(高さ)92mm
とした。
従来用いられているピローパウチである。
従来用いられている紙カップ容器である。
従来用いられている紙箱である。
(1)輸送効率、
(2)自立性、
(3)積載性、
(4)陳列製、
(5)材料使用面積、
(6)密封性、
(7)価格、
(8)開封性、
(9)食べやすさ、
(10)開封後の再封性、
(11)易廃棄性。
各評価項目ごとに、
〇:良好
△:可
×:不可
とした。
これは本発明による包装袋が6面体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価となった。
比較例3(紙箱)は、直方体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため剛性が増しており、それらが自立性を高めているために、〇評価となった。
これは本発明による包装袋が6面体であるために積み重ねが容易であることによる。
また、天面および前折り返し部には、板紙が貼り合わせてあるために、剛性が増し積載性の向上に寄与している。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため、剛性が増して自立性を高めているために店頭での陳列においても自立させての陳列が可能であり、〇評価となった。
これは、本発明による包装袋が、プラスチックのフィルムの繋ぎ部分はすべて、シールされて密閉されており、また易開封機構にはハーフカットを用いているために貫通部分がないために、〇評価となった。
また比較例3(紙箱)は、折込や組立部分の密封が困難であって、×評価である。
これは本発明による包装袋が、包装フィルムを主な材料として一部に板紙を使用する構成となっており、シール加工とハーフカット加工で実現できるため優位性があり、〇評価となった。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部および天面にノッチおよび開封予定線が設けてあり、またこの部分には板紙が貼り合わせてあることによって、開封が容易であるために〇評価となった。
これは本発明による包装袋が、天面の開口部を大きく取ることができ、その形を保持することが容易であるために、内容物を取り出しやすいことによる。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部、および天面に板紙を貼り合わせてあるために剛性を有し、蓋としての形状を保つことが可能で、開封後の再封性にも優れることによる。
また、比較例2(紙カップ容器)は、容器の胴部分は剛性を有するものの、蓋部分には柔軟な材料を用いることが一般的であり、そのままでは開封後の再封をしにくい難点を有することから△評価である。
これは、包装袋の素材が紙と包装フィルムから構成されていることによる。
また、押し潰したときの体積が比較的小さく、廃棄物の体積の削減に効果的であることによる。
2・・・底面
3・・・胴部左側面
4・・・胴部右側面
5・・・胴部前面
6・・・胴部背面
7・・・包装フィルムの重なり部
8・・・胴部左側面シール部
9・・・胴部右側面シール部
10・・・縦方向の開封予定線
11・・・底板と胴部のシール部
12・・・先端のシール部
13・・・ノッチ
14・・・胴部
15・・・板紙
16・・・天面と胴部背面のシール部
17・・・天面と前折り返し部のシール部
18・・・前側胴部の上端部
19・・・前折り返し部
20・・・横方向の開封予定線
21・・・底板
22・・・開口部
23・・・矢印
24・・・矢印
25・・・残った天面の包装フィルム
26・・・内容物
27・・・ミシン目
28・・・再封蓋
29・・・天面の包装フィルム
30・・・前折り返し部の包装フィルム
31・・・接着部分
32・・・合わせ目
33・・・折り目
34・・・手がかり
40・・・表示部
100・・・包装袋
Claims (10)
- 包装フィルム、および一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋であって、
包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
底面は、胴部下部において、包装フィルムからなる底板が、胴部にシールされて矩形の面を形成可能に密封されており、
胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚の包装フィルムからなり、
左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続する包装フィルムと、胴部背面から連続する包装フィルムとが、シールされて密封されており、
胴部の上部において、天面から前方に向けて連続する包装フィルムと、胴部前面から上方に向けて連続する包装フィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成して、前折り返し部を構成し、
前折り返し部は、胴部前面の上端部の折り返し線で下方に折り返されて、胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
胴部前面の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線が設けてあり、
該横方向の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部の表裏両面から天面にかけて縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
天面には板紙が、開口部となる位置にミシン目を有して、包装フィルムの容器内側になる面に貼り合わせてあり、
包装フィルムの、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線に沿った開封、およびそれに続く天面の包装フィルムの分離によって、天面の板紙およびミシン目が、露出可能であって、
さらに板紙のミシン目に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋。 - 前記ミシン目は、天面の板紙にコの字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にヒートシール可能な層を設けて、縦方向の2本の開封予定線より外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋。
- 前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にイージーピールフィルムが積層されて、全面で貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋。
- 前記板紙に代えて、厚手のプラスチックフィルムを用いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋。
- 前記板紙、または厚手のプラスチックフィルムは、前折り返し部の包装フィルムにも、貼り合わせてあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装袋。
- 前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の包装袋。
- 前記横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線は、レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の包装袋。
- 前記包装フィルムには、アルミニウム箔を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋。
- 前記包装フィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋。
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- 2017-08-25 JP JP2017162414A patent/JP7147140B2/ja active Active
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JPH11268731A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-10-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 易開封密封カートン |
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