JP2019038581A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装フィルムおよび一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋の提供を可能にすることを課題とする。【解決手段】包装袋であって、胴部の上部において、天面から前方に向けて連続するフィルムと、胴部前面から上方に向けて連続するフィルムとが、先端にシール部を形成しており、胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続するフィルムと胴部背面から連続するフィルムが対向してシールされており、前折り返し部、および天面には、板紙が貼り合わされているとともに、胴部前面の上端部の横方向の開封予定線に直角方向に連続して開封予定線が設けてあり、前折り返し部の下端にはノッチが設けてあり、ノッチをきっかけとして、開封予定線に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋である。【選択図】図1

Description

本発明は包装袋に関するものである。とくにプラスチックフィルムを基材とする積層体で構成される包装袋であって、内容物の取り出しや再封性に利便性を有する包装袋に関するものである。
従来より、プラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋は、シーラント層以外が包装フィルム単層で構成される場合のみならず、他のフィルムや樹脂層、金属箔などとの積層体として、内容物による要求品質に応じた層構成や材料設計が可能であることが特徴のひとつであって、様々な用途に広く用いられている。
とくにプラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋は、食品等幅広い分野で多様に用いられているが、性能面でもコスト面などでもガラス瓶や缶などに比べて有利である。
加えて、最近ではプラスチックやガラスのボトルを使い捨てにすることをやめ、環境保護の観点から、廃棄物を削減する動きも見られ、包装フィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋に対しては、とくにその需要が高まっている。
しかしながら、ポテトチップス等の包装袋に代表されるピロー型の包装袋においては、包装フィルムを基材とした積層体を用いるために、その柔軟性から、自立性に乏しく、積み重ねができない、自動車のカップホルダーに入れることが困難であるなどの理由によって用途が限られる場合があった。
あるいは、紙カップ容器においては、自動車のカップホルダーには入れることができるが、カップのサイドシームとトップカール部が重なる部分に段差が生じることが避けられないために、再封においては密封することが困難である。
また、紙を基材とする紙容器を用いようとすれば、たとえば直接食品が内面に接触する場合には古紙を使用することができず、価格は高くなる。また内容物が油分を含む場合には、油滲みを防止する必要性から、耐油紙を使用することになり、これも価格面では高くなる要因である。さらには、耐油紙といえども油滲みに対して、完全なものではないのが、実態である。
特許文献1には、プラスチックフィルムを基材とした包装袋の提案がなされているが、開封については、易開封と不用意な開封の防止を両立させる提案ではあるが、自立性や再封性、また内容物の取り出しやすさといった、実用性に特段の考慮をしたものではなかった。
特開2016−113214号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出
しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
包装フィルム、および一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋であって、
包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
底面は、胴部下部において、包装フィルムからなる底板が、胴部にシールされて矩形の面を形成可能に密封されており、
胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚の包装フィルムからなり、
左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続する包装フィルムと、胴部背面から連続する包装フィルムとが、シールされて密封されており、
胴部の上部において、天面から前方に向けて連続する包装フィルムと、胴部前面から上方に向けて連続する包装フィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成して、前折り返し部を構成し、
前折り返し部は、胴部前面の上端部の折り返し線で下方に折り返されて、胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
胴部前面の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線が設けてあり、
該横方向の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部の表裏両面から天面にかけて縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
天面には板紙が、開口部となる位置にミシン目を有して、包装フィルムの容器内側になる面に貼り合わせてあり、
包装フィルムの、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線に沿った開封、およびそれに続く天面の包装フィルムの分離によって、天面の板紙およびミシン目が、露出可能であって、
さらに板紙のミシン目に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記ミシン目は、天面の板紙にコの字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にヒートシール可能な層を設けて、縦方向の2本の開封予定線より外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、
前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にイージーピールフィルムが積層されて、全面で貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、
前記板紙に代えて、厚手のプラスチックフィルムを用いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、
前記板紙、または厚手のプラスチックフィルムは、前折り返し部の包装フィルムにも、貼り合わせてあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項7に記載の発明は、
前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項8に記載の発明は、
前記横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線は、レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項9に記載の発明は、
前記包装フィルムには、アルミニウム箔を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋である。
また、請求項10に記載の発明は、
前記包装フィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋である。
本発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
本発明による包装袋は、胴部下部において、包装フィルムからなる底板が、胴部にシールされて矩形の面を形成可能に密封されていることによって、自立することが可能である。
胴部前面の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線が設けてあり、横方向の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部の表裏両面から天面にかけて縦方向に2本の開封予定線が設けてあるために、開封が容易である。
また天面には、板紙がミシン目を有して、包装フィルムの容器内側になる面に貼り合わせてあるために、このミシン目を破って包装袋の天面に開口部を設けることができる。
この開口部を板紙を用いて形成することによって、内容物の取り出しを容易なものとすることが可能である。さらには、板紙であることから、一旦開封した後の再封も容易に行なうことができる。
とくに請求項2に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち、ミシン目をコの字形に形成することによって、矩形の開封口は一辺において分離困難に固定され、繰り返しの開封、再封に耐性を有するほか、再封自体も容易であり、一定の密封性を維持することが可能である。
とくに請求項3に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち、天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせが、縦方向の2本の開封予定線よ
り外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることによって、縦方向の開封予定線に沿って開封を行う際にも、縦方向の開封予定線外側での接着によって、押さえとなって開封をより容易かつ安定して行うことを可能にする。
とくに請求項4に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち、天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせが、板紙にイージーピールフィルムが積層されて、全面で貼り合わせられていることによって、縦方向の開封予定線に沿って開封を行う際にも、天面の包装フィルムの剥離を行なうことは可能であり、同時に縦方向の開封予定線外側での接着によって、その部分が押さえとなって開封をより容易かつ安定して行うことを可能にする。
とくに請求項5に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち、板紙に代えて、厚手のプラスチックフィルムを用いることによって、板紙では得られなかった、たとえば耐水性、あるいは耐油性などの性能を向上させることが可能になる。
とくに請求項6に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち、板紙または厚手のプラスチックフィルムが、前折り返し部の包装フィルムにも、貼り合わせてあることによって、前折り返し部の剛性が増し、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線の開封が、より容易かつ安定して行なうことに効果的である。
とくに請求項7に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち前折り返し部が、剥離可能に胴部前面に接着されていることによって、意図しない開封を防止しつつ、手指による開封がより容易なものとすることが可能である。
とくに請求項8に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、易開封機構を備えるために、開封がより容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線が、レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線であることによって易開封機構となり、また高能率で安定的な生産方法とすることができる。
とくに請求項9に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわちアルミニウムなどの金属箔を貼り合わせてあることによって、ハーフカット加工において安定性が得られることのほか、ガスバリア性が付与され、内容物の長期保存、劣化防止が可能になる包装袋とすることが可能である。
とくに請求項10に記載の発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することが可能である。
すなわち無機化合物の蒸着層を有するプラスチックフィルムを貼り合わせてあることによって、ガスバリア性が付与され、アルミニウムなどの金属箔を用いることが不適当な用途においても、内容物の長期保存、劣化防止が可能である包装袋とすることが可能である。
図1は、本発明に係る包装袋の一実施態様について、各構成要素を説明するための斜視模式図である。 図2は、本発明に係る包装袋の一実施態様について説明するための、断面模式図である。 図3は、本発明に係る包装袋の他の実施態様であって、天面および底面の包装フィルムが胴部と連続している例について説明するための、断面模式図である。 図4は、本発明に係る包装袋のさらに他の実施態様であって、前折り返し部が胴部に接着している例について説明するための断面模式図である。 図5は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封前の状態を説明するための斜視模式図である。 図6は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封状態を説明するための斜視模式図である。 図7は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封後に開口部を設けた状態を説明するための斜視模式図である。 図8は本発明に係る包装袋の一実施態様について、一旦開封し開口部を設けた後に再封した状態を説明するための斜視模式図である。
以下、本発明を図1〜図8を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は、本発明に係る包装袋の一実施態様について、各構成要素を説明するための斜視模式図である。
本発明による包装袋(100)は、包装フィルム、および一部には板紙等を用いてなる6面体の包装袋であって、包装袋(100)は、胴部(14)の4面、および天面(1)、および底面(2)から構成される。
胴部(14)の4面とは、胴部左側面(3)、胴部右側面(4)、胴部前面(5)、胴部背面(6)である。さらに天面(1)、底面(2)が加わって、包装袋(100)は6面体を構成する。
底面(2)は、胴部(14)下部において、包装フィルムからなる底板が胴部(14)にシールされて、底板と胴部のシール部(11)で密封されており、矩形の面を形成している。これは包装袋(100)の自立を可能にする。
また、胴部(14)の4面のうち胴部前面(5)、および胴部背面(6)は2枚の包装フィルムからなり、胴部左側面(3)、および胴部右側面(4)は、それぞれの中央部において、胴部前面(5)から連続する包装フィルムと、胴部背面(6)から連続する包装フィルムとが、包装袋内側になる面同士が対向してシールされて胴部左側面シール部(8)、および胴部右側面シール部(9)を形成して密封されている。
また、胴部(14)の上部において、矩形の天面(1)、および天面(1)から前方に連続する包装フィルムと、胴部前面(5)から上方に向けて連続する包装フィルムとが、天面から張り出して包装フィルムの重なり部(7)、およびそれに続く先端のシール部(12)を形成している。
包装フィルムの重なり部(7)およびそれに続く先端のシール部(12)は、胴部前面(5)の上端部で折り返されて、前折り返し部(19)として胴部前面(5)の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されている。
天面(1)には、板紙が貼り合わされている。板紙は天面の容器内側に貼り合わせられているために、図1に示す例においては示されていない。板紙は天面の剛性を大きくする補強材として有効であって、また包装袋の内容物を取り出す再の開口部は、この板紙に手指で開封可能にミシン目で設けることができる。また板紙は、イージーピールフィルムを表面に積層された板紙のほか、板紙に代えて厚手のプラスチックフィルムを用いることもできる。
板紙と天面(1)の包装フィルムとの貼り合わせは、後述の縦方向の開封予定線(10)の左右外側を貼り合せられる。イージーピールフィルムが表面に積層された板紙の場合には、イージーピールフィルムの粘着力で全面を貼り合わせられる。板紙に代えて厚手のプラスチックフィルムを用いる場合も同様である。
また胴部前面(5)の上端部の、前折り返し部(19)の谷折となった折り返し線には横方向の開封予定線が設けてある。図1に示す例においては胴部前面(5)の上端部の横方向の開封予定線は、前折り返し部(19)の下になって覆われており、図1に示す例においては表示されていない。
さらに胴部前面(5)の上端部の横方向の開封予定線に対して直角方向に連続して、前折り返し部(19)の表裏両面の包装フィルムから天面(1)にかけては、縦方向の開封予定線(10)が設けてあり、前折り返し部(19)の先端部には、縦方向の開封予定線(10)に接続する、ノッチ(13)を設けることができる。
本発明による包装袋(100)は、このノッチ(13)をきっかけとして、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線(10)に沿った開封によって、天面(1)に貼り合わされた板紙、またはイージーピールフィルムを表面に積層された板紙を露出させることが可能である。
前述のように、板紙と天面(1)の包装フィルムとの貼り合わせは、縦方向の開封予定線(10)の左右外側を貼り合せられる。貼り合わせの手段、方法については限定を設けるものではないが、たとえば板紙にヒートシール可能な層を設けて、ヒートシールによって、縦方向の開封予定線(10)の左右外側を貼り合わせることも可能である。
この場合には、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域では、天面(1)の包装フィルムと板紙は貼り合せられていないので、開封された場合には、天面(1)の包
装フィルムは、容易に剥離して板紙を露出させることが可能である。
同時に、縦方向の開封予定線(10)の左右外側の領域においては板紙と天面(1)の包装フィルムとは貼り合せられているために、押さえの役割をして、2本の縦方向の開封予定線(10)による開封を容易にすることができる。
また前述のように、イージーピールフィルムが表面に積層された板紙を用いる場合には、イージーピールフィルムの粘着力で天面(1)の包装フィルムと全面を貼り合わせられる。
この場合には、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域においても、天面(1)の包装フィルムと板紙はイージーピールフィルムで貼り合せられているが、剥離は容易であるために、2本の縦方向の開封予定線(10)が開封された場合には、天面(1)の包装フィルムは、容易に剥離して板紙を露出させることが可能である。
また、縦方向の開封予定線(10)の左右外側の領域も、板紙と天面(1)の包装フィルムとはイージーピールフィルムで貼り合せられているために、また直接力がかかることはないために剥離することはなく、両側から押さえの役割をして、2本の縦方向の開封予定線(10)による開封を容易にすることができる。
これらの機構は、板紙に代えて厚手のプラスチックフィルムを用いる場合も同様である。
板紙にはミシン目が設けてあり、天面(1)の包装フィルムを除去して、板紙を露出させ露出した板紙に開口部を形成するには、板紙に設けられたミシン目に沿って板紙を開封して、天面(1)に開口部が形成される。
ミシン目による開口部は、その形態を限定するものではないが、ミシン目をコの字形に形成して矩形の三辺とすることができ、矩形の残りの一辺においては分離困難に固定されるため、この一辺を軸として繰り返しの開封、再封に耐性を有するほか、再封自体も容易であり、一定の密封性を維持することが可能である。
横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線(10)が、たとえばレーザー光による包装フィルムへのハーフカット線である場合には、ノッチ(13)をきっかけとした易開封機構として手指などによって、包装袋(100)を容易に、かつ安定して開封することが可能である。
レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線は、板紙のエッジに沿って連続した直線または曲線でもよく、易開封機構である限りにおいて破線でもかまわない。
本発明に関して、ここまでの説明において述べた板紙は、板紙に代えて厚手のプラスチックフィルムを用いることもできる。
図2は、本発明に係る包装袋の一実施態様について説明するための、断面模式図である。
図2において示す例は、本発明による包装袋(100)を胴部右側面(4)側から見た包装袋中央部の断面図であって、底板(21)は、胴部と胴部のシール部(11)で接続され密封されている。
また天面(1)と胴部背面(6)は、天面と胴部背面のシール部(16)でシールされ連続しており、また天面(1)はまた、天面と前折り返し部のシール部(17)で前折り返し部(19)とシールされ連続している。
これらのシール部は、包装袋(100)に剛性を与え、自立性を確実にするとともに、天面(1)を開封した際においても、包装袋(100)の形状を維持すること、また積み重ね性を向上させることに効果的である。
図2に示す例においては、天面(1)に板紙(15)が貼りあわされている例であって、この貼り合わせによって、天面(1)には剛性が与えられ、開封前には天面(1)の機械的強度が高いことによって、包装容器としての内容物の保護にも有効である。
板紙は、板紙部分を厚手のプラスチックフィルムとすることも可能であり、この場合には板紙で得られる剛性のほか、耐水性、あるいは耐油性などの機能も付与することが可能である。
また包装袋(100)の開封作業においては、胴部前面(5)の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線(20)が設けてあり、横方向の開封予定線(20)に直角方向に連続して、前折り返し部(19)の表裏両面から天面(1)にかけて縦方向の開封予定線が設けてあるために、包装フィルムの開封は容易である。図2に示す例においては、横方向の開封予定線(20)は、図の手前から奥方向に設けてある。
横方向の開封予定線(20)、あるいは縦方向の開封予定線は、その形成に係る手段方法については特段の限定を加えるものではないが、たとえばレーザー光による包装フィルムへのハーフカット線を用いて易開封機構とすることもできる。易開封機構にはたとえばプラスチックフィルムの分子配向を利用するなどした方法も使用、あるいは併用することもできる。
また、天面(1)の包装フィルムの開封によって露出した板紙は、ミシン目に沿った開封によって開口部を形成することができるため、内容物の取り出しが可能になる。
さらに、包装袋(100)を再封した際にも開封前の形状に戻して再封することができるため、ホコリや異物の侵入などを防止することにも効果的である。
図3は、本発明に係る包装袋の他の実施態様であって、天面および底面の包装フィルムが胴部と連続している例について説明するための、断面模式図である。
図3において示す例は、本発明による包装袋(100)を胴部右側面(4)側から見た包装袋中央部の断面図である。
すなわち図3に示す例においては、天面(1)と胴部背面(6)は、包装フィルムが連続している上に、天面と胴部背面のシール部(16)でシールされ連続している。また天面(1)は、天面と前折り返し部のシール部(17)で包装フィルムが連続している上に、前折り返し部(19)とシールされ連続している。
また、底面(2)についても胴部と底板(21)は、包装フィルムが連続している上に、底板と胴部にシール部(11)でシールされ連続している。
また図2に示す例とのもうひとつの相違点は、板紙が天面のみならず、前折り返し部(19)においても板紙が貼り合わせられている点である。これらの板紙は、不連続であって、2枚の板紙がそれぞれに貼り合わせられている。
天面(1)との貼り合わせについてその効果は、前述のとおりである。また前折り返し部(19)との貼り合わせにおいては、この部分に剛性を付与する効果があるために、横方向の開封予定線(20)、および縦方向の開封予定線の開封を、より容易かつ安定して行なうことに効果的である。
また包装袋(100)の開封作業においては、胴部前面(5)の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線(20)が設けてあり、横方向の開封予定線(20)に直角方向に連続して、前折り返し部(19)の表裏両面から天面(1)にかけて2本の縦方向の開封予定線が設けてあるために、包装フィルムの開封は容易である。図2に示す例においては、横方向の開封予定線(20)は、図の手前から奥方向に設けてある。
横方向の開封予定線(20)、あるいは縦方向の開封予定線は、その形成に係る手段方法については特段の限定を加えるものではないが、たとえばレーザー光による包装フィルムへのハーフカット線を用いて易開封機構とすることもできる。易開封機構にはたとえばプラスチックフィルムの分子配向を利用するなどした方法も使用、あるいは併用することもできる。
また、天面(1)の包装フィルムの開封によって露出した、板紙はミシン目に沿った開封によって開口部を形成することができるため、内容物の取り出しが可能になる。
さらに、包装袋(100)を再封した際にも開封前の形状に戻して再封することができるため、ホコリや異物の侵入などを防止することにも効果的である。
図4は、本発明に係る包装袋のさらに他の実施態様であって、前折り返し部が胴部に接着している例について説明するための断面模式図である。
図4において示す例は、図2および図3と同様に、本発明による包装袋(100)を胴部右側面(4)側から見た包装袋中央部の断面図であって、底板(21)は、胴部と胴部のシール部(11)で接続され密封されている。
また図2で示す例と同様に、天面(1)と胴部背面(6)は、天面と胴部背面のシール部(16)でシールされ連続しており、また天面(1)はまた、天面と前折り返し部のシール部(17)で前折り返し部(19)とシールされ連続している。また前折り返し部(19)の先端は先端のシール部(12)でシールされている。
また、図2で示す例と同様に、図4に示す例においても、板紙(15)は天面(1)の包装フィルムと貼り合わせられた例であって、天面(1)に剛性を付与することができる。この補強効果によって、天面(1)に再封可能な開口部を設けることを可能にするとともに、包装容器としての内容物の保護にも有効である。
図4に示す例において特徴的な点は、前折り返し部(19)は、胴部前面(5)に接着部分(31)で接着している状態であって、剥離可能に胴部前面(5)の上部に接着されている点である。
この接着部分(31)は、図4に示す例のように。前折り返し部(19)全体でもよく、剥離可能でかつ不用意な開封を回避できる限りにおいて、スポットで接着部分(31)を設けるのでも構わない。
この接着によって、前折り返し部(19)は、商品の製造後、流通、在庫、展示、販売などの移動やハンドリングなどの際の外力による、予想外の剥離や開封のリスクを避けることが可能である。
また開封した際にも、折り返し部(19)の縦方向の開封予定線の、左右の外側部分は胴部前面(5)に接着したまま残留するために、包装袋の特に上部の形態の保持にも効果的である。
また包装袋(100)の開封作業においては、胴部前面(5)の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線(20)が設けてあり、横方向の開封予定線(20)に直角方向に連続して、前折り返し部(19)の表裏両面から天面(1)にかけて縦方向の開封予定線が設けてあるために、包装フィルムの開封は容易である。図4に示す例においては、横方向の開封予定線(20)は、図の手前から奥方向に設けてある。
横方向の開封予定線(20)、あるいは縦方向の開封予定線は、その形成に係る手段方法については特段の限定を加えるものではないが、たとえばレーザー光による包装フィルムへのハーフカット線を用いて易開封機構とすることもできる。易開封機構にはたとえばプラスチックフィルムの分子配向を利用するなどした方法も使用、あるいは併用することもできる。
また、天面(1)の包装フィルムの開封によって露出した、板紙はミシン目に沿った開封によって開口部を形成することができるため、内容物の取り出しが可能になる。
さらに、包装袋(100)を再封した際にも開封前の形状に戻して再封することができるため、ホコリや異物の侵入などを防止することにも一定の効果を有する。
図5は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封前の状態を説明するための斜視模式図である。
前述のように本発明において、少なくとも天面(1)は包装フィルムと板紙(15)とが貼りあわされており、この貼り合わせによって、天面(1)は剛性が与えられ、開封前には天面(1)の機械的強度が高いことによって、包装容器としての内容物の保護、また積み重ねの適性向上などに有効である。
前折り返し部(19)の下端には、縦方向の開封予定線(10)に接続するノッチ(13)が設けることができ、ノッチ(13)をきっかけとして、包装フィルムの縦方向の開封予定線(10)に沿った開封が可能である。
この開封によって、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域には、板紙とミシン目(27)が露出する。このミシン目(27)を切り裂くことによって、天面(1)に開口部を形成することができる。
縦方向の開封予定線(10)は、前折り返し部(19)の表裏に設けてある。前述のとおり、縦方向の開封予定線(10)は、その形成方法は特段の限定を加えるものではないが、たとえばレーザー光による包装フィルムへのハーフカット線の形成を行なうことが可能である。この場合には、より生産性良く、また安定したハーフカット線の形成が可能である。
また、ハーフカット線が、レーザー光による包装フィルムへのハーフカットである場合には、ノッチ(13)をきっかけとした易開封機構として手指などによって、包装袋を容
易に開封することが可能である。レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線は、連続した直線または曲線でもよく、易開封機構の機能を有する限りにおいて破線でも構わない。
これは、胴部前面(5)の上端部の、前折り返し部(19)との谷折となった折り返し線に設けた、横方向の開封予定線(20)についても同様である。この部分は図5に示す例においては、胴部前面(5)の上端部の横方向の開封予定線(20)は、前折り返し部(19)の下になって覆われており、示されていない。
また、ここに示す例においては、包装袋(100)の胴部前面(5)中央部には表示部(40)が設けてあり、内容物についての情報を表示することができる。
また内容物についての情報のほか、商品や製造メーカーなどのロゴマークや、写真、絵柄、あるいは在庫、流通、販売のためのバーコードなどを表示することも可能で、商品の顔といってもよい。表示部(40)の場所や数は任意である。
図6は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封状態を説明するための斜視模式図である。
前述のように、本発明による包装袋(100)においては、前折り返し部(19)から天面(1)にかけて、縦方向の開封予定線(10)が設けてある。また胴部前面(5)の上端部の、前折り返し部(19)との谷折となった折り返し線には、横方向の開封予定線(20)が設けてある。
横方向の開封予定線(20)、および縦方向の開封予定線(10)に沿った開封によって、天面(1)に板紙(15)および開口部になる位置に設けたミシン目(28)を露出させることができる。このミシン目(27)を切り裂くことによって板紙(15)に開口部を形成することが可能になるが、切り裂いた箇所は、包装袋を再封する際には、再封蓋(28)となる。
横方向の開封予定線(20)、および縦方向の開封予定線(10)の開封は、前折り返し部(19)を手指で引き起こし、さらに図中矢印(24)の方向に引っ張るなどして行なうことができる。
このとき前折り返し部(19)の下端に縦方向の開封予定線(10)に接続するノッチ(13)を設けることができ、ノッチ(13)をきっかけとしてより容易に開封のきっかけとすることができる。
さらに図中矢印(24)の方向への引張りによって、前折り返し部のプラスチックフィルム(3)、およびそれに連続する天面の包装フィルム(29)は、包装袋から分離、除去することが可能である。
この包装袋(100)からの分離、除去のために、図6には示していないが、包装袋の天面(1)の胴部背面側に沿って、横方向の開封予定線あるいは脆弱部を設けることもでき、より円滑な分離、除去作業のためには有効であり好ましい。
この分離、除去がなされた後には、胴部前面(5)は上部の2本の縦方向開封予定線(10)に挟まれた領域が露出し、その上端は胴部前面の上端部(18)として、図6に示される。
なお、この胴部前面の上端部(18)は、横方向の開封予定線(20)が設けられていた部分でもある。
また、図6に示す例においては、ミシン目(27)は、コの字が他の設けられており、コの字形の三辺は、胴部前面(5)、胴部両側面に平行な三辺が設けられており、胴部背面に平行な辺には設けられていない。また開封をより容易にするための手がかり(34)が、コの字のミシン目(27)の一辺を小さく湾曲させる形で設けられている。
このように、天面の包装フィルム(29)を剥離した結果、天面(1)は、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域において板紙(15)とミシン目(27)が露出し、2本の縦方向の開封予定線(10)の外側には、板紙(15)と、残った天面の包装フィルム(25)とが貼り合わせられた部分が胴部両側面に接して残る。
この部分は、たとえば板紙(15)にヒートシール可能な層を設けて、2本の縦方向の開封予定線(10)の外側のみをヒートシールして貼り合わせることもできる。
あるいは板紙にイージーピールフィルムを積層して全面を貼り合わせ、天面(1)は、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域の剥離は容易であるから、その外側はヒートシールの場合と同様に、板紙(15)と、残った天面の包装フィルム(25)とが貼り合わせられた部分が胴部両側面に接して残る。
この場合、板紙(15)と、残った天面の包装フィルム(25)とが貼り合わせられた部分は、板紙(15)の押さえとしての役割を果たすことにも効果的である。
図7は本発明に係る包装袋の一実施態様について、開封後に開口部を設けた状態を説明するための斜視模式図である。
前述のように、横方向の開封予定線(20)、および縦方向の開封予定線(10)に沿った開封によって、天面(1)に板紙(15)、および開口部になる位置に設けたミシン目(27)を露出させることができ、このミシン目(27)を切り裂くことによって板紙(15)に開口部(22)を形成することができる。この開口部(22)からは内容物(26)の取出しを行なうことができる。
また、一旦開封して開口部(22)を形成した後は、開封と再封を繰り返し行なうことができる。これはミシン目(27)による開口部(22)のコの字の一辺が、ミシン目ではなく折り目(33)となっているため、図中矢印(23)に示すように、再封蓋(28)の開閉を繰り返し行なうことが可能となる。このとき手がかり(34)を設けることは開閉をより容易にすることに効果的である。
図8は本発明に係る包装袋の一実施態様について、一旦開封し開口部を設けた後に再封した状態を説明するための斜視模式図である。
図8に示す例において、一旦開封し開口部を設けた後に再封した状態では、前折り返し部(19)の、2本の縦方向の開封予定線(10)に挟まれた領域の包装フィルム、および天面の包装フィルム(29)とは除去されており、したがって図8には示されていない。
開口部は、再封蓋(28)を折り目(29)を軸として天面(1)に戻され、天面(1)の板紙にはまり込んで再封がなされる。すなわち、開封前の形状に戻して再封することができるため、ホコリや異物の侵入などを防止することにも一定の効果を有する。
このように、本発明によれば、包装フィルムおよび一部に板紙等を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋を提供することができる。
また、本発明による包装袋は、用いる積層体の構成について、請求項に示した以外の特別な限定を加えるものではないが、本発明による包装袋(100)の実現のための材料構成で、一般的に使用可能なものについてさらに説明を加える。
前述のように、本発明による包装袋(100)は包装フィルムを基材とする。包装フィルムは、高分子樹脂組成物からなるプラスチックフィルムからなり、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。
特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。そのほか延伸ポリアミドフィルムを用いる場合には、突き刺しに対する強靭性や、衝撃に対する強靭性を付与することができる。
またプラスチックフィルムは、接着剤層を介して他の層と積層して積層体とすることができる。積層体の層構成やその材料構成、厚さなどは、包装袋(100)に対する要求品質に応じて適宜設計することができる。
また、たとえば内容物の保存性を向上させることなどを目的として、必要な場合には、プラスチックフィルムを基材とする積層体中に、着色フィルムなど紫外線を遮蔽する不透明層を設けることができる。あるいは、プラスチックフィルムを基材とする積層体中に、ガスバリア層を設けることができる。
たとえば、プラスチックフィルムの表面に無機化合物からなるガスバリア層を蒸着したガスバリアフィルムを用いることができる。またガスバリア層としてアルミニウムなどの金属箔を用いることができる。いずれの場合においても内容物の保存性向上に有効である。
ガスバリアフィルムの場合には、用いられる包装フィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルム基材とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
ガスバリアフィルムの場合、ガスバリア層は無機化合物の蒸着層、コーティング層で構成することができ、プラスチックフィルムにアンカーコートを設けた後、蒸着層、コーティング層を順次設ける。
ガスバリアフィルムのアンカーコート層には、例えばウレタンアクリレートを用いることができる。アンカーコート層の形成には、樹脂を溶媒に溶解した塗料をグラビアコーティングなど印刷手法を応用したコーティング方法を用いるほか、一般に知られているコーティング方法を用いて塗膜を形成することができる。
蒸着層を形成する方法としては,SiOやAlOなどの無機化合物を真空蒸着法を用いて、アンカーコート層を設けたプラスチックフィルム上にコーティングし、真空蒸着法による無機化合物層を形成することができる。ちなみに蒸着層の厚みは15nm〜30nmが良い。
コーティング層を形成する方法としては、水溶性高分子と、(a)一種以上のアルコキシドまたはその加水分解物、または両者、あるいは(b)塩化錫の、少なくともいずれかひとつを含む水溶液あるいは水/アルコール混合水溶液を主剤とするコーティング剤をフィルム上に塗布し、加熱乾燥してコーティング法による無機化合物層を形成しコーティング層とすることができる。このときコーティング剤にはシランモノマーを添加しておくことによってアンカーコート層との密着の向上を図ることができる。
無機化合物層は真空蒸着法による塗膜のみでもガスバリア性を有するが、コーティング法による無機化合物層であるコーティング層を真空蒸着法による無機化合物層である蒸着層に重ねて形成し、ガスバリア層とすることができる。
これら2層の複合により、真空蒸着法による無機化合物層とコーティング法による無機化合物層との界面に両層の反応層を生じるか、或いはコーティング法による無機化合物層が真空蒸着法による無機化合物層に生じるピンホール、クラック、粒界などの欠陥あるいは微細孔を充填、補強することで、緻密構造が形成される。
そのため、ガスバリアフィルムとしてより高いガスバリア性、耐湿性、耐水性を実現するとともに、外力による変形に耐えられる可撓性を有するため、包装材料としての適性も具備することができる。
またガスバリア層として、たとえばSiOを用いる場合にはその被膜は透明であるために、内容物を包装材料の外側から目で見ることが可能である。これらは、用途、要求品質によって適宜使い分けをすればよい。
シーラント層は、2枚の包装フィルムをシーラント層同士が対向するように重ねて、加熱、加圧してヒートシールすることによって互いを接着させ、包装袋に製袋することを可能にする。
シーラント層の材質としては、熱可塑性樹脂のうちポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂を仕様することができる。
また、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を使用することができる。
シーラント層の形成には、押出機などを用いて溶融した樹脂を製膜して、積層体上に層形成することができる。あるいは、あらかじめフィルムの状態に製膜してある材料を、ラミネートによって積層することによって、包装フィルムの表面にシーラント層を形成することも可能である。
図1、およびそれ以降の図に示す例のように、表示部(40)の形成については商品と
してのイメージアップや、内容物についての必要な情報表示や意匠性の向上を目的として、包装フィルムを基材とする包装袋外側から見える層に印刷によって設けることができる。包装袋の最外層に設けるのでも構わない。
ここで印刷方法、および印刷インキには、とくに制約を設けるものではないが、既知の印刷方法の中からプラスチックフィルムへの印刷適性、色調などの意匠性、密着性、食品容器としての安全性などを考慮すれば適宜選択してよい。
たとえばグラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印刷法、フレキソ印刷法、シルクスクリーン印刷法、インクジェット印刷法などを用いることができる。中でもグラビア印刷法は、生産性や絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
このように本発明によれば、包装フィルムおよび一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋の提供を可能にすることが可能である。
以下本発明を、実施例、および比較例によって更に具体的な説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
スナック菓子を対象として、従来の菓子容器と、本発明による包装袋を比較した。
実施例1として、本発明による包装袋を使用。比較例1〜比較例3には、従来より菓子容器として用いられてきたものを取り上げた。
<実施例1>
本発明による包装袋であって、用いた材料と構成は以下のとおりである。
包装袋外側から、
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ30μm)
形状は、
(底面)80mm角×(高さ)92mm
とした。
<比較例1>
従来用いられているピローパウチである。
<比較例2>
従来用いられている紙カップ容器である。
<比較例3>
従来用いられている紙箱である。
評価項目は以下の11項目とした。
(1)輸送効率、
(2)自立性、
(3)積載性、
(4)陳列製、
(5)材料使用面積、
(6)密封性、
(7)価格、
(8)開封性、
(9)食べやすさ、
(10)開封後の再封性、
(11)易廃棄性。
<評価方法>
各評価項目ごとに、
〇:良好
△:可
×:不可
とした。
なお、総合評価はすべての評価項目について、(×:不可)の評価のないものを総合評価で〇とした。
評価結果を表1に示す。
表1に示す評価結果、およびそれによる総合評価から明らかなように、本発明による包装袋(実施例1)は、評価項目のすべてにおいて〇評価である。また、従来の包装容器(比較例1〜比較例3)に比べても優位であって、本発明による課題の解決が可能であることを示している。
以下、個々の評価項目について、評価結果の考察を行なう。
(1)輸送効率に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が6面体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価となった。
これに対して比較例1(ピローパウチ)、および比較例2(紙カップ容器)はいずれも、デッドスペースが大きいために空間の無駄が多く×評価である。
比較例3(紙箱)は、直方体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価である。
(2)自立性に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため剛性が増しており、それらが自立性を高めているために、〇評価となった。
これに対して比較例1(ピローパウチ)は、包装袋に平面を設けにくく、自立性に乏しいため、×評価となった。
(3)積載性に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が6面体であるために積み重ねが容易であることによる。
また、天面および前折り返し部には、板紙が貼り合わせてあるために、剛性が増し積載性の向上に寄与している。
これに対して、比較例1(ピローパウチ)は、包装袋に平面を設けにくく、積み重ねが困難であるため、×評価となった。
(4)陳列性に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため、剛性が増して自立性を高めているために店頭での陳列においても自立させての陳列が可能であり、〇評価となった。
これに対して比較例1(ピローパウチ)は、包装袋に平面を設けにくく、自立性に乏しいため、店頭での陳列においても、自立させての陳列が困難であるため、×評価となった。
(5)材料使用面積に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。これは本発明による包装袋が、六面体であってデッドスペースを少なくすることが可能であり、シール部分以外には材料の重なりが少ないために、〇評価となった。
これに対して比較例1(ピローパウチ)は、デッドスペースが大きいために空間の無駄が多く、材料使用面積が大きくなるために×評価である。比較例2(紙カップ容器)同様の理由であり、△評価である。
(6)密封性に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは、本発明による包装袋が、プラスチックのフィルムの繋ぎ部分はすべて、シールされて密閉されており、また易開封機構にはハーフカットを用いているために貫通部分がないために、〇評価となった。
これに対して比較例2(紙カップ容器)は、素材として紙を使用しているために、密封性には限界があり、△評価である。
また比較例3(紙箱)は、折込や組立部分の密封が困難であって、×評価である。
(7)価格に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、包装フィルムを主な材料として一部に板紙を使用する構成となっており、シール加工とハーフカット加工で実現できるため優位性があり、〇評価となった。
これに対し、比較例2(紙カップ容器)は、密封性や耐水性には限界がある紙を素材として使用しているために防水性などの加工を施すことが不可欠となり、さらにはフタを取り付けなどにもコストがかかるために、×評価である。
また比較例3(紙箱)は、密封性や耐水性には限界がある紙を素材として使用しているために防水性などの加工を施すことが不可欠となり、箱に組み立てるための打ち抜きや罫線加工なども必要となりコストがかかるために、△評価である。
(8)開封性に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部および天面にノッチおよび開封予定線が設けてあり、またこの部分には板紙が貼り合わせてあることによって、開封が容易であるために〇評価となった。
これに対して、比較例1(ピローパウチ)、比較例2(紙カップ容器)、比較例3(紙箱)も、いずれも〇評価である。
食べやすさ(9)に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、天面の開口部を大きく取ることができ、その形を保持することが容易であるために、内容物を取り出しやすいことによる。
これに対して、比較例1(ピローパウチ)は、開口部が不定形になりやすく、一定の形を保持することが困難であり、内容物の取出しにおいても手指を汚すおそれもあることから×評価である。
開封後の再封性(10)に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部、および天面に板紙を貼り合わせてあるために剛性を有し、蓋としての形状を保つことが可能で、開封後の再封性にも優れることによる。
これに対して、比較例1(ピローパウチ)は、開口部大きく取りにくく、一定の形を保持することが困難であり、包装フィルムが柔軟な材質であって、開封後の再封が困難であることから×評価である。
また、比較例2(紙カップ容器)は、容器の胴部分は剛性を有するものの、蓋部分には柔軟な材料を用いることが一般的であり、そのままでは開封後の再封をしにくい難点を有することから△評価である。
易廃棄性(11)に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは、包装袋の素材が紙と包装フィルムから構成されていることによる。
また、押し潰したときの体積が比較的小さく、廃棄物の体積の削減に効果的であることによる。
これに対して、比較例2(紙カップ容器)は、容器の胴部分および底板が剛性を有するために、押し潰したときの体積が小さくなりにくく、廃棄物の体積の削減が困難であることから×評価である。
また、比較例3(紙箱)についても、比較例2(紙カップ容器)と同様に、容器全体が剛性を有するために、押し潰したときの体積が小さくなりにくく、廃棄物の体積の削減が困難であることから×評価である。
このように、本発明による包装袋(実施例1)は、評価項目のすべてにおいて〇評価である。これに対して、比較例1(ピローパウチ)、比較例2(紙カップ容器)、比較例3(紙箱)はいずれも評価項目のうち△〜×評価の項目を複数個有しており、総合評価において実施例1のみが、〇評価を得ることができた。
すなわち、本発明によれば、包装フィルムおよび一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋の提供が可能であることを検証することができた。
1・・・天面
2・・・底面
3・・・胴部左側面
4・・・胴部右側面
5・・・胴部前面
6・・・胴部背面
7・・・包装フィルムの重なり部
8・・・胴部左側面シール部
9・・・胴部右側面シール部
10・・・縦方向の開封予定線
11・・・底板と胴部のシール部
12・・・先端のシール部
13・・・ノッチ
14・・・胴部
15・・・板紙
16・・・天面と胴部背面のシール部
17・・・天面と前折り返し部のシール部
18・・・前側胴部の上端部
19・・・前折り返し部
20・・・横方向の開封予定線
21・・・底板
22・・・開口部
23・・・矢印
24・・・矢印
25・・・残った天面の包装フィルム
26・・・内容物
27・・・ミシン目
28・・・再封蓋
29・・・天面の包装フィルム
30・・・前折り返し部の包装フィルム
31・・・接着部分
32・・・合わせ目
33・・・折り目
34・・・手がかり
40・・・表示部
100・・・包装袋

Claims (10)

  1. 包装フィルム、および一部には板紙を用いてなる6面体の包装袋であって、
    包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
    胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
    底面は、胴部下部において、包装フィルムからなる底板が、胴部にシールされて矩形の面を形成可能に密封されており、
    胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚の包装フィルムからなり、
    左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続する包装フィルムと、胴部背面から連続する包装フィルムとが、シールされて密封されており、
    胴部の上部において、天面から前方に向けて連続する包装フィルムと、胴部前面から上方に向けて連続する包装フィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成して、前折り返し部を構成し、
    前折り返し部は、胴部前面の上端部の折り返し線で下方に折り返されて、胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
    胴部前面の上端部の折り返し線には横方向の開封予定線が設けてあり、
    該横方向の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部の表裏両面から天面にかけて縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
    天面には板紙が、開口部となる位置にミシン目を有して、包装フィルムの容器内側になる面に貼り合わせてあり、
    包装フィルムの、横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線に沿った開封、およびそれに続く天面の包装フィルムの分離によって、天面の板紙およびミシン目が、露出可能であって、
    さらに板紙のミシン目に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋。
  2. 前記ミシン目は、天面の板紙にコの字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にヒートシール可能な層を設けて、縦方向の2本の開封予定線より外側で、ヒートシールによって貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋。
  4. 前記天面の包装フィルムと板紙との貼り合わせは、板紙にイージーピールフィルムが積層されて、全面で貼り合わせられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装袋。
  5. 前記板紙に代えて、厚手のプラスチックフィルムを用いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋。
  6. 前記板紙、または厚手のプラスチックフィルムは、前折り返し部の包装フィルムにも、貼り合わせてあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装袋。
  7. 前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の包装袋。
  8. 前記横方向の開封予定線、および縦方向の開封予定線は、レーザー光による包装フィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の包装袋。
  9. 前記包装フィルムには、アルミニウム箔を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋。
  10. 前記包装フィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の包装袋。
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