JP2019034759A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
に板紙または厚手のプラスチックフィルムを用いてなる6面体の包装袋において、自立性を備え、開封が容易であり、内容物の取り出しが容易であり、かつ再封性を有する包装袋の提供を可能にすることを課題とする。
プラスチックフィルム、および一部には板紙または厚手のプラスチックフィルムを用いてなる6面体の包装袋であって、
包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
底面は、胴部下部において、矩形の面を形成しており、
胴部の上部において、矩形の天面および天面から前方に向けて連続するプラスチックフィルムと、胴部前面から上方に向けて連続するプラスチックフィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成しており、
胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚のプラスチックフィルムからなり、
左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続するプラスチックフィルムと胴部背面から連続するプラスチックフィルムが、包装袋内側になる面同士が対向してシールされて密封されており、
底面は、プラスチックフィルムからなる底板が胴部にシールされて密封されており、
天面から張りだして重ねられたプラスチックフィルムおよびシール部は、胴部前面の上端部で折り返されて、前折り返し部として胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
前折り返し部、および天面には、板紙または厚手のプラスチックフィルムが貼り合わされているとともに、胴部前面の上端部の折り返し線に開封予定線が設けてあり、
胴部前面の上端部の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部から天面にかけて板紙または厚手のプラスチックフィルムのエッジに沿った縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
前折り返し部の下端には縦方向の開封予定線に接続するノッチが設けてあり、ノッチをきっかけとして、開封予定線に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋である。
前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
前記開封予定線、および前記縦方向の開封予定線は、レーザー光によるプラスチックフィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋である。
前記開封予定線、および縦方向の開封予定線は、ミシン目によるプラスチックフィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋である。
前記プラスチックフィルムには、アルミニウム箔層を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋である。
前記プラスチックフィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋である。
ることができる。
る。
天面(1)を開封した際においても、包装袋(100)の形状を維持すること、また積み重ね性を向上させることに効果的である。
合には、より生産性よく、安定してハーフカット線の形成が可能である。
が形成される。すなわち開口部端面(25)は、縦方向の開封予定線(10)と、折り返し線(24)の開封予定線(20)の分離、開封によって、形成され、図6においては破線で示されている。
ドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルム基材とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂を用いることができる。
実施例1として、本発明による包装袋を使用。比較例1〜比較例3には、従来より菓子容器として用いられてきたものを取り上げた。
本発明による包装袋であって、用いた材料と構成は以下のとおりである。
包装袋外側から、
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ30μm)
また、前折り返し部、および天面には、板紙を貼り合わせてある。
形状は、
(底面)80mm角×(高さ)92mm
とした。
従来用いられているピローパウチである。
従来用いられている紙カップ容器である。
従来用いられている紙箱である。
(1)輸送効率、
(2)自立性、
(3)積載性、
(4)陳列製、
(5)材料使用面積、
(6)密封性、
(7)価格、
(8)開封性、
(9)食べやすさ、
(10)開封後の再封性、
(11)易廃棄性。
各評価項目ごとに、
〇:良好
△:可
×:不可
とした。
(1)輸送効率に関しては、実施例1(本発明による包装袋)は、〇評価である。
これは本発明による包装袋が6面体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価となった。
比較例3(紙箱)は、直方体であるためにデッドスペースを少なくすることが可能であり、〇評価である。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため剛性が増しており、それらが自立性を高めているために、〇評価となった。
これは本発明による包装袋が6面体であるために積み重ねが容易であることによる。
また、矩形の4辺のシール部のほか、天面および前折り返し部には、板紙が貼り合わせてあるために、剛性が増し積載性の向上に寄与している。
これは本発明による包装袋が、底面が矩形の広がりを持ち、また矩形の4辺はシールされて厚くなっているため、剛性が増して自立性を高めているために店頭での陳列においても自立させての陳列が可能であり、〇評価となった。
これは、本発明による包装袋が、プラスチックのフィルムの繋ぎ部分はすべて、シールされて密閉されており、また易開封機構にはハーフカットを用いているために貫通部分がないために、〇評価となった。
また比較例3(紙箱)は、折込や組立部分の密封が困難であって、×評価である。
これは本発明による包装袋が、プラスチックフィルムを主な材料として一部に板紙を使用する構成となっており、シール加工とハーフカット加工で実現できるため優位性があり、〇評価となった。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部および天面にノッチおよび開封予定線が設けてあり、またこの部分には板紙が貼り合わせてあるために、開封が容易であるために〇評価となった。
これは本発明による包装袋が、天面の開口部を大きく取ることができ、その形を保持することが容易であるために、内容物を取り出しやすいことによる。
これは本発明による包装袋が、前折り返し部、および天面に板紙または厚手のプラスチックフィルムを貼り合わせてあるために剛性を有し、蓋としての形状を保つことが可能で、リクローズ性にも優れることによる。
これは、包装袋の素材が紙とプラスチックフィルムから構成されていることによる。
また、押し潰したときの体積が比較的小さく、廃棄物の体積の削減に効果的であることによる。
2・・・底面
3・・・胴部左側面
4・・・胴部右側面
5・・・胴部前面
6・・・胴部背面
7・・・プラスチックフィルムの重なり部
8・・・胴部左側面シール部
9・・・胴部右側面シール部
10・・・縦方向の開封予定線
11・・・底板と胴部のシール部
12・・・先端のシール部
13・・・ノッチ
14・・・胴部
15・・・板紙
16・・・天面と胴部背面のシール部
17・・・天面と前折り返し部のシール部
18・・・ヒートシール部
19・・・前折り返し部
20・・・開封予定線
21・・・底板
22・・・開口部
23・・・矢印
24・・・折り返し線
25・・・開口部端面
26・・・矢印
27・・・内容物
30・・・表示部
100・・・包装袋
Claims (6)
- プラスチックフィルム、および一部には板紙または厚手のプラスチックフィルムを用いてなる6面体の包装袋であって、
包装袋は、胴部の4面、および天面、および底面から構成され、
胴部の4面は、胴部前面、および胴部背面、および左右の胴部両側面からなり、
底面は、胴部下部において、矩形の面を形成しており
胴部の上部において、矩形の天面および天面から前方に向けて連続するプラスチックフィルムと、胴部前面から上方に向けて連続するプラスチックフィルムとが、天面から張り出して先端にシール部を形成しており、
胴部の4面のうち胴部前面、および胴部背面は2枚のプラスチックフィルムからなり、
左右の胴部両側面は、それぞれの中央部において、胴部前面から連続するプラスチックフィルムと胴部背面から連続するプラスチックフィルムが、包装袋内側になる面同士が対向してシールされて密封されており、
底面は、プラスチックフィルムからなる底板が胴部にシールされて密封されており
天面から張りだして重ねられたプラスチックフィルムおよびシール部は、胴部前面の上端部で折り返されて、前折り返し部として胴部前面の上部、および左右の胴部両側面の上部前半分を覆って固定されており、
前折り返し部、および天面には、板紙または厚手のプラスチックフィルムが貼り合わされているとともに、胴部前面の上端部の折り返し線に開封予定線が設けてあり、
胴部前面の上端部の開封予定線に直角方向に連続して、前折り返し部から天面にかけて板紙または厚手のプラスチックフィルムのエッジに沿った縦方向の2本の開封予定線が設けてあり、
前折り返し部の下端には縦方向の開封予定線に接続するノッチが設けてあり、ノッチをきっかけとして、開封予定線に沿った開封によって、天面に開口部が形成されることを特徴とする包装袋。 - 前記前折り返し部は、剥離可能に胴部前面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記開封予定線、および縦方向の開封予定線は、レーザー光によるプラスチックフィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
- 前記開封予定線、および縦方向の開封予定線は、ミシン目によるプラスチックフィルムへのハーフカット線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
- 前記プラスチックフィルムには、アルミニウム箔層を貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋。
- 前記プラスチックフィルムには、無機化合物を蒸着したプラスチックフィルムを貼りあわせてあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019038581A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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-
2017
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JP7147140B2 (ja) | 2017-08-25 | 2022-10-05 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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