JP2019038385A - 車両用芳香供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の空調と協働した制御が可能な車両用芳香供給装置を提供する。【解決手段】芳香制御装置20は、A/C−ECU10から入力された空調ユニット12の送風の温度設定に基づいて、異なる香料を充填した2つのカートリッジのいずれかを選択するように芳香発生装置22を制御すると共に、A/C−ECU10から入力された空調ユニット12の送風の風量設定に基づいて、選択したカートリッジから放出させる香料の着香の強度を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用芳香供給装置に関する。
車両内に好ましい芳香を漂わせて、乗員の気分を改善する、または車内の好ましくない臭いを感じにくくする(マスキングする)ことが行われている。従来、芳香は市販の芳香剤を用いて車内に分散させていたが、市販の芳香剤は、車内に十分芳香が分散するまでに時間がかかるという問題点があった。
特許文献1には、芳香発生器で発生させた芳香を運ぶ空気の流れを生じる送風手段を備えた車両用芳香発生装置の発明が開示されている。
特開2004−268704号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている車両用芳香発生装置は、乗員の気分が悪くなった場合または事故発生時の場合等の、乗員をリラックスさせることが必要な場合に作動させることを前提としており、車両の空調と協働した制御がなされていない問題があった。
本発明は、上記事実を考慮し、車両の空調と協働した制御が可能な車両用芳香供給装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置は、空調の送風の温度及び風量を制御する空調制御部と、異なる香料を充填した2つのカートリッジのいずれかを用いて前記空調の送風に着香する芳香発生部と、前記空調制御部による前記空調の送風の温度の制御に応じて前記2つのカートリッジのいずれかを選択するように前記芳香発生部を制御すると共に、前記空調制御部による前記空調の送風の風量の制御に応じて前記芳香発生部による着香の強度を制御する芳香制御部と、を含んでいる。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置は、空調制御部による空調の送風の温度の制御に応じて異なる香料を充填した2つのカートリッジのいずれかを選択し、空調制御部による空調の送風の風量の制御に応じて前記芳香発生部による着香の強度を制御する。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置によれば、空調の送風の温度に応じて着香に係る香料を選択し、かつ空調の送風の風量に応じて選択した香料の着香の強度を制御することにより、車両の空調と協働した制御が可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る車両用芳香供給装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る芳香発生装置の一例を示した概略図であり、(A)は、暖房時に使用するカートリッジを選択した場合を、(B)は冷房時に使用するカートリッジを選択した場合を、(C)は芳香成分を放出しない場合を各々示している。 空調ユニットの送風口の送風の温度の要求値である必要吹出温度算出値に対する目標エアミックスドア開度を示す説明図である。 必要吹出温度算出値に対する空調ユニットの送風の強度であるブロアレベルを示した説明図である。 目標エアミックスドア開度が低い場合、すなわち冷房時のブロアレベルと着香強度とを対比させた説明図であり、(A)は必要吹出温度算出値が低い場合、すなわち目標エアミックスドア開度が低い場合のブロアレベルの変化の一例を示した説明図であり、(B)は、(A)に示したブロアレベルに対応して変化する着香強度の一例を示した説明図である。 目標エアミックスドア開度が高い場合、すなわち暖房時のブロアレベルと着香強度とを対比させた説明図であり、(A)は必要吹出温度算出値が高い場合、すなわち目標エアミックスドア開度が高い場合のブロアレベルの変化の一例を示した説明図であり、(B)は、図6(A)に示したブロアレベルに対応して変化する着香強度の一例を示した説明図である。 本実施の形態に係る車両用芳香供給装置の制御の一例を示したフローチャートである。
以下、図1〜図7を用いて、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示した車両用芳香供給装置100は、車両の空調と協働して動作するものであり、空調ユニット12を制御する空調ECU(Electronic Control Unit)10には、車両のインストルメントパネルに設けられた温度設定部2から車内温度の指示の信号、センサ4により空調ユニット12の送風口での送気の温度等の情報、及びスイッチ6から空調ユニット12のオンオフに係る信号が各々入力される。
空調ECU(以下、「A/C−ECU」と略記)10は、入力された信号及び情報に基づいて空調ユニット12を制御するが、当該制御に係る信号は、芳香制御装置20にも入力され、芳香制御装置20は当該信号に従って芳香発生装置22を制御する。
図2は、本実施の形態に係る芳香発生装置22の一例を示した概略図である。図2に示した芳香発生装置22は、カートリッジ36Aとカートリッジ36Bとの異なる芳香が充填されたカートリッジを備え、状況に応じて使用するカートリッジを選択する。例えば、カートリッジ36Aには清涼感があるミント系等の香料を充填し、カートリッジ36Bには甘く暖かな印象のバニラ系等の香料を充填し、冷房時にはカートリッジ36Aを使用し、暖房時にはカートリッジ36Bを使用する。また、ミント系、バニラ系以外にも、例えば柑橘系の香料をカートリッジに充填してもよい。
カートリッジ36A、36Bは、一例として香料の吸着に適した多孔質かつ化学的に不活性な担体に当該香料を充填したもので、担体には、一例として、シリカゲル、アルミナ及び珪藻土等のいずれかが用いられる。
図2(A)は、本実施の形態に係る芳香発生装置22の、カートリッジ36Bを選択した場合を示した概略図である。本実施の形態に係る芳香発生装置22は、電動モータで回転するシロッコファン等の多翼ファンで構成された送風機30からの送風を、ステッピングモータ等のアクチュエータで稼働する一種の弁であるドア32Aを介して、送風通路34Aまたは送風通路34Bを介してカートリッジ36Aまたはカートリッジ36Bに送る。芳香発生装置22は、カートリッジ36A、36Bを電熱によって加熱する加熱装置を備えていてもよく、かかる加熱装置を用いることで、担体に吸着された香料を常温時よりもより効果的に発散させることが可能となる。しかしながら、香料には熱に弱い成分も存在するので、かかる場合には、電熱による加熱装置を要しない。
図2(A)は、カートリッジ36Bに充填された香料を放出させる場合なので、ドア32Aは、送風機30と送風通路34Bとを、送風チャネル32A1で接続するように回転し停止する。また、ドア32Bは、ドア32Aに連動して、送風通路38Bと送風口40とを送風チャネル32B1で接続するようにステッピングモータ等のアクチュエータの動力で回転して停止する。
その結果、送風機30からの送風は、ドア32Aの送風チャネル32A1と、送風通路34Bとを介してカートリッジ36Bに届き、カートリッジ36Bに充填された香料を発散させる。カートリッジ36Bから放出された香料は、送風機30からの送風と共に、送風通路38Bと送風チャネル32B1とを介して送風口40から空調ユニット12の送風と共に車内に放出され、空調ユニット12の送風を着香する。
図2(B)は、カートリッジ36Aに充填された香料を放出させる場合を示した概略図である。ドア32Aは、送風機30と送風通路34Aとを、送風チャネル32A2で接続するように回転し停止する。また、ドア32Bは、ドア32Aに連動して、送風通路38Aと送風口40とを送風チャネル32B2で接続するように回転して停止する。
その結果、送風機30からの送風は、ドア32Aの送風チャネル32A2と、送風通路34Aとを介してカートリッジ36Aに届き、カートリッジ36Aに充填された香料を発散させる。カートリッジ36Aから放出された香料は、送風機30からの送風と共に、送風通路38Aと送風チャネル32B2とを介して送風口40から空調ユニット12の送風と共に車内に放出される。
図2(A)及び図2(B)では、送風チャネル32A1、A2は送風機30と送風通路34A、34Bとをずれなく接続し、送風チャネル32B1、B2は送風通路38A、38Bと送風口40とをずれなく接続している。しかしながら、これらの接続をずらすことにより、カートリッジ36A、36Bへの送風を制御できる。一例として、送風機30と送風チャネル32A1と送風通路34Bとの接続を若干ずらすことにより、接続部分の断面積を減少させて送風機30からカートリッジ36Bへの送風を抑制することができる。その結果、送風への着香の強度を制御することが可能となる。
図2(C)は、本実施の形態に係る芳香発生装置22において、芳香成分を放出しない場合を示した概略図である。図2(C)に示したように、ドア32Aの送風チャネル32A1、32A2は、送風機30と送風通路34A、34Bを接続していない。また、ドア32Bの送風チャネル32B1、32B2は、送風通路38A、38Bと送風口40とを接続していない。
図2(C)示したようにドア32A、32Bを停止させることにより、カートリッジ36A、36Bの各々を外気から遮断することが可能となり、カートリッジ36A、36Bに充填された香料が徒に放出されることを防止できる。
図3は、送風口40の送風の温度の要求値である必要吹出温度算出値に対する目標エアミックスドア開度を示す説明図である。車両のヒータコアに空調ユニット12からの送風を導入するエアミックスドアは、必要吹出温度算出値が低い場合(冷房)には開度が小さく、必要吹出温度算出値が高い場合(暖房)には開度が大きくなる。本実施の形態では、芳香制御装置20は、A/C−EUC10から入力された信号が示す目標エアミックスドア開度が小さい場合にはカートリッジ36Aを、A/C−EUC10から入力された信号が示す目標エアミックスドア開度が大きい場合にはカートリッジ36Bを、各々使用するように芳香発生装置22を制御する。特に、必要吹出温度算出値が低いA領域では、カートリッジ36Aに充填された香料を車内に放出することを要し、必要吹出温度算出値が高いB領域ではカートリッジ36Bに充填された香料を車内に放出することを要する。
図4は、必要吹出温度算出値に対する空調ユニット12の送風の強度であるブロアレベルを示した説明図である。冷暖房効率を上げるため、必要吹出温度算出値が低いC領域、及び必要吹出温度算出値が高いD領域では、ブロアレベルは高位となる。
本実施の形態では、目標エアミックスドア開度が低い場合(または必要吹出温度算出値が低い場合)には、カートリッジ36Aを、目標エアミックスドア開度が高い場合(または必要吹出温度算出値が高い場合)には、カートリッジ36Bを、各々使用する。さらに本実施の形態では、空調ユニット12のブロアレベルを考慮して、車内に放出する香料の強度(着香強度)を制御する。
図5は、目標エアミックスドア開度が低い場合、すなわち冷房時のブロアレベルと着香強度とを対比させた説明図である。図5(A)は必要吹出温度算出値が低い場合、すなわち目標エアミックスドア開度が低い場合のブロアレベルの変化の一例を示した説明図であり、図5(B)は、図5(A)に示したブロアレベルに対応して変化する着香強度の一例を示した説明図である。
図5(A)と図5(B)とに示したように、ブロアレベルが高い場合には着香強度を強くし、ブロアレベルが低い場合には着香強度を弱くすることにより、乗員が適切と感じる芳香を空調と協働して提供することが可能となる。着香強度の制御は、前述のように、送風チャネル32A1、A2による送風機30と送風通路34A、34Bとの接続、または送風チャネル32B1、B2による送風通路38A、38Bと送風口40との接続、をずらすことで実行できる。または送風機30の送風強度を変更することによっても着香強度の制御は可能である。例えば、送風機30の送風強度を高くすることで着香強度を高くすることができ、送風機30の送風強度を低くすることにより着香強度を低くすることが可能となる。
図6は、目標エアミックスドア開度が高い場合、すなわち暖房時のブロアレベルと着香強度とを対比させた説明図であり、図6(A)は必要吹出温度算出値が高い場合、すなわち目標エアミックスドア開度が高い場合のブロアレベルの変化の一例を示した説明図であり、図6(B)は、図6(A)に示したブロアレベルに対応して変化する着香強度の一例を示した説明図である。
図5(A)及び図5(B)を用いて説明した場合と同様に、図6(A)及び図6(B)の場合も、ブロアレベルが高い場合には着香強度を強くし、ブロアレベルが低い場合には着香強度を弱くすることにより、乗員が適切と感じる芳香を空調と協働して提供することが可能となる。
図7は、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100の制御の一例を示したフローチャートである。ステップ700では、エアミックスドアが開いているが否かを判定する。ステップ700では、エアミックスドアの開度が所定開度以上の場合、肯定判定をする。一例として、エアミックスドア開度が30〜50%以上の場合には、車内を暖房する場合と判断して、ステップ700で肯定判定をする。
ステップ702では、暖房時に使用するカートリッジ36Bに送風機30からの送風が行われるように、ドア32A、32Bを制御する。さらにステップ702では、空調ユニット12のブロアレベルに応じて着香強度を制御して処理をリターンする。
ステップ700で否定判定の場合には、ステップ706で、冷房時に使用するカートリッジ36Aに送風機30からの送風が行われるように、ドア32A、32Bを制御する。さらにステップ708では、空調ユニット12のブロアレベルに応じて着香強度を制御して処理をリターンする。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100は、車両の空調の送風の温度に応じて、空調の送風に着香するカートリッジを選択し、さらに空調の送風の強度に応じて着香の強度を制御することにより、車両の空調と協働した制御が可能となる。
なお、特許請求の範囲の構成のうち、空調制御部はA/C−ECU10に、芳香発生部は芳香発生装置22に、芳香制御部は芳香制御装置20に、各々対応する。
10 空調ECU(A/C−ECU)
12 空調ユニット
20 芳香制御装置
22 芳香発生装置
30 送風機
32A ドア
32A1、32A2 送風チャネル
32B ドア
32B1、32B2 送風チャネル
34A、34B 送風通路
36A、36B カートリッジ
38A、38B 送風通路
40 送風口
100 車両用芳香供給装置

Claims (1)

  1. 空調の送風の温度及び風量を制御する空調制御部と、
    異なる香料を充填した2つのカートリッジのいずれかを用いて前記空調の送風に着香する芳香発生部と、
    前記空調制御部による前記空調の送風の温度の制御に応じて前記2つのカートリッジのいずれかを選択するように前記芳香発生部を制御すると共に、前記空調制御部による前記空調の送風の風量の制御に応じて前記芳香発生部による着香の強度を制御する芳香制御部と、
    を含む車両用芳香供給装置。
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