JP2019037211A - コンバインの穀粒排出オーガ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、コンバインの穀粒排出オーガ装置でグレンタンクからトラックの穀粒タンクに穀粒を排出するコンバインの穀粒排出オーガ装置において、穀粒排出オーガ装置の穀粒排出口を穀粒タンクの上方所定位置に自動で移動出来るようにすることを課題とする。
【解決手段】コンバイン1のグレンタンク4から穀粒を排出する穀粒排出オーガ6を機体5上に穀粒排出口6aが昇降し機体を中心に旋回移動可能に設けたコンバインの穀粒排出オーガ装置において、穀粒排出口6aの近傍に下方に向けて目標監視装置9を設け、穀粒排出時に穀粒タンク7の供給口7a枠が目標監視装置9の監視画面11の適正領域線12の近くになるように穀粒排出口6aを移動制御することを特徴とするコンバインの穀粒排出オーガ装置とする。
【選択図】図5
【解決手段】コンバイン1のグレンタンク4から穀粒を排出する穀粒排出オーガ6を機体5上に穀粒排出口6aが昇降し機体を中心に旋回移動可能に設けたコンバインの穀粒排出オーガ装置において、穀粒排出口6aの近傍に下方に向けて目標監視装置9を設け、穀粒排出時に穀粒タンク7の供給口7a枠が目標監視装置9の監視画面11の適正領域線12の近くになるように穀粒排出口6aを移動制御することを特徴とするコンバインの穀粒排出オーガ装置とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、コンバインに搭載したグレンタンクから穀粒をトラックの穀粒タンクに排出する穀粒排出オーガ装置に関する。
特許文献1に記載の如く、コンバインは圃場に植生する穀稈を刈り取って穀粒をグレンタンクに貯留し、グレンタンクが満杯になると圃場の近くに止めたトラックに近づいて穀粒排出オーガ装置で穀粒を穀粒タンクに排出する作業を行う。
また、特許文献2に記載の如く、穀粒排出オーガ装置の揚穀筒を所定角度起立し所定角度旋回させた後に揚穀筒を伸ばして穀粒排出口を排出位置に移動するように自動制御し、穀粒排出口がコンバイン上の収納位置からトラックの穀粒タンク上へ安全に自動的に移動してセット出来るようにする技術が有る。
トラックの穀粒タンクは、コンバインの機体から離れており、しかも穀粒タンクの高さがまちまちで穀粒排出口を穀粒タンクの供給口中央に移動することが困難である。
本発明は、コンバインの穀粒排出オーガ装置でグレンタンクからトラックの穀粒タンクに穀粒を排出するコンバインの穀粒排出オーガ装置において、穀粒排出オーガ装置の穀粒排出口を穀粒タンクの上方所定位置に自動で移動出来るようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、コンバイン1のグレンタンク4から穀粒を排出する穀粒排出オーガ6を機体5上に穀粒排出口6aが昇降し機体を中心に旋回移動可能に設けたコンバインの穀粒排出オーガ装置において、穀粒排出口6aの近傍に下方に向けて目標監視装置9を設け、穀粒排出時に穀粒タンク7の供給口7a枠が目標監視装置9の監視画面11の適正領域線12の近くになるように穀粒排出口6aを移動制御することを特徴とするコンバインの穀粒排出オーガ装置とする。
請求項2の発明は、目標監視装置9を監視カメラとしたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出オーガ装置とする。
請求項3の発明は、目標監視装置9が赤外線検知装置で穀粒タンク7の供給口7a周囲に赤外線マーカ10を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出オーガ装置とする。
請求項1の発明で、目標監視装置9が穀粒タンク7の供給口7aを捕えて供給口7aが目標監視装置9の監視画面11の適正領域線12の近くになると穀粒を穀粒タンク7に投入しても零れないようになるので、自動収穫作業が可能になる。
請求項2の発明で、昼間の収穫作業で、監視カメラ9と画像認識装置の比較的廉価な構成で、自動収穫作業が可能になる。
請求項3の発明で、収穫作業が夜間や濃霧の日中であっても、赤外線検知装置9が赤外線マーカ10で示される穀粒タンク7の供給口7aを捕えて穀粒をグレンタンク4から穀粒タンク7へ正確に排出出来る。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
図1、2は、コンバイン1による穀粒の収穫形態の第一実施例を示している。
コンバイン1は、クローラ走行装置3で圃場を走行して植生する穀稈Kを機体前部の刈取装置2で刈り取って、機体5内部の脱穀装置で脱穀して穀粒をグレンタンク4に貯留し、グレンタンク4が満杯近くになるとトラック8と通信して待機位置を確認し、グレンタンク4が満杯になると刈取作業を中断して圃場周囲の畦道に停止するトラック8の荷台に積んだ穀粒タンク7に機体5を接近移動し、穀粒排出オーガ6の穀粒排出口6aを穀粒タンク7の供給口7a上に移動して穀粒を排出し、穀粒をコンバイン1から穀粒タンク7に移動する。そして、グレンタンク4が空になると、再び圃場の刈取中断位置に戻り、収穫作業を再開する。
この実施例では、グレンタンク4に満杯センサを設け、グレンタンク4が満杯に近づくと、刈取速度を低下させて穀粒がグレンタンク4に適正に溜まるようにする。
図3、4は、穀粒の収穫形態の第二実施例で、コンバイン1にトラック8を伴走させながら収穫する作業形態で、グレンタンク4に穀粒が溜まると刈取作業を続けながら穀粒排出オーガ6でグレンタンク4内の穀粒をトラック8に搭載した穀粒タンク7に移動し、穀粒タンク7が満杯になるとトラック8は別の大きな穀粒タンクに移動して穀粒を移し変えて穀粒タンク7を空にする。この作業形態では、コンバイン1が刈取作業を継続しながらトラック8が穀粒を大きな穀粒タンクに移送することで、作業効率を向上出来る。
なお、この実施例では、穀粒タンク7に満杯センサを設け、穀粒タンク7が満杯に近くなるとコンバイン1に通知して穀粒排出オーガ6での穀粒排出量を徐々に減少し満杯で穀粒排出を停止すると穀粒タンク7から穀粒が零れることが無い。トラック8の運転手には、携帯端末に満杯センサ或いはコンバイン1からの満杯通知を行うが、グレンタンク4が満杯になる前にトラック8を運転する作業者の携帯端末に通知して呼び寄せるようにすると良い。
図5は、穀粒排出オーガ6先端の穀粒排出口6aを示して、下方に向けた穀粒排出口6aの近くに目標監視装置である目標監視装置9を下向きに設置し、穀粒タンク7の上方に開口した供給口7aの周囲四隅に赤外線マーカ10を設けている。目標監視装置9が映す映像画面11は制御装置で監視する。
なお、目標監視装置9は監視カメラであるが、赤外線検出装置として穀粒タンク7の供給口7aの四隅に赤外線マーカ10を設けると、夜間や濃霧時の日中であっても収穫作業を行える。
また、穀粒排出口6aは、穀粒排出オーガ6を旋回させたり伸縮させたり起伏させたりして、移動位置を制御する。
図6(a)、(b)は、穀粒排出口6aが穀粒タンク7の真上位置にあるが離れ過ぎている状態で、監視カメラ9の映像画面11の適正領域線12内で穀粒タンク7の供給口7aの四隅に設ける赤外線マーカ10が小さく写っている。
図7(a)、(b)は、穀粒排出口6aが穀粒タンク7の真上位置にあるが近過ぎる状態で、監視カメラ9の映像画面11の適正領域線12外に赤外線マーカ10が広く写っている。
図8(a)、(b)は、穀粒排出口6aが穀粒タンク7の前方に張り出し過ぎている状態で、監視カメラ9の映像画面11で前側の赤外線マーカ10が適正領域線12より広く手前側が狭く写っている。
図9(a)、(b)は、穀粒排出口6aが穀粒タンク7の供給口に届いていない状態で、監視カメラ9の映像画面11で赤外線マーカ10が適正領域線12より前側が狭く手前側が広く写っている。
監視カメラ9が映す赤外線マーカ10の位置は、適正領域線12境界線近くになるのが、穀粒排出口6aの適正位置で、穀粒排出オーガ6を昇降、伸縮、旋回制御して穀粒排出位置を修正することで、穀粒が穀粒タンク7の供給口7aから零れることが無い。
なお、監視カメラ9の映像で供給口の輪郭が識別できる場合は、赤外線マーカ10を省くことが出来る。
図10,11は、盗難防止用生体認証装置17を示し、指紋読取面15がカバー16の下部にあり、指先を差し込んで、コンバイン1の所有者であることが確認されると、認証画面14にエンジン起動可を表示してエンジンキーでのエンジン起動を可能にする。
図12,13は、操向レバー18に指紋読取面15を設けた実施例で、操向レバー1を握ると指先が指紋読取面15に接触してコンバイン1の所有者であることが確認されると、エンジンキーでのエンジン起動を可能にする。
図14,15は、操向レバー18に指紋読取面15を設けた別実施例で、指紋読取面15を覆う指カバー19を設けて、指カバー19内に指先を差し込んで認証するので、指紋読取面15が汚れ難い。
図16,17は、主変速レバー20の前側面に指紋読取面15を設けた実施例で、変速のために主変速レバー20に手を掛けると認証確認が行われる。
図18,19は、前実施例で、指紋読取面15に前指カバー21を設け、前指カバー21を開いて指先を差し込んで認証確認が行われ、指紋読取面15が汚れ難い。
図20,21は、作業者Mが搭乗するキャビン22内のフロントパネル23に作業者Mの顔を映す認証カメラ24を設け、作業者Mの顔或いは虹彩を映して認証確認が行われる。
図22,23は、キャビン22内の前上部に認証カメラ24を設けた実施例で、作業者Mが認証カメラ24に向かって作業者Mの顔或いは虹彩の認証を行うが、暗過ぎるとルームランプ25を自動で明るくする。
1 コンバイン
4 グレンタンク
5 機体
6 穀粒排出オーガ
6a 穀粒排出口
7 穀粒タンク
7a 供給口
8 トラック
9 目標監視装置(監視カメラ、赤外線監視装置)
10 赤外線マーカ
11 映像画面
12 適正領域線
4 グレンタンク
5 機体
6 穀粒排出オーガ
6a 穀粒排出口
7 穀粒タンク
7a 供給口
8 トラック
9 目標監視装置(監視カメラ、赤外線監視装置)
10 赤外線マーカ
11 映像画面
12 適正領域線
Claims (3)
- コンバイン(1)のグレンタンク(4)から穀粒を排出する穀粒排出オーガ(6)を機体(5)上に穀粒排出口(6a)が昇降し前記機体を中心に旋回移動可能に設けたコンバインの穀粒排出オーガ装置において、前記穀粒排出口(6a)の近傍に下方に向けて目標監視装置(9)を設け、穀粒排出時に穀粒タンク(7)の供給口(7a)枠が前記目標監視装置(9)の監視画面(11)の適正領域線(12)の近くになるように前記穀粒排出口(6a)を移動制御することを特徴とするコンバインの穀粒排出オーガ装置。
- 前記目標監視装置(9)を監視カメラとしたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出オーガ装置。
- 前記目標監視装置(9)が赤外線検知装置で前記穀粒タンク(7)の前記供給口(7a)周囲に赤外線マーカ(10)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出オーガ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164283A JP2019037211A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンバインの穀粒排出オーガ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017164283A JP2019037211A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンバインの穀粒排出オーガ装置 |
Publications (1)
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JP2017164283A Pending JP2019037211A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンバインの穀粒排出オーガ装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7461912B2 (ja) | 2021-06-29 | 2024-04-04 | 株式会社クボタ | 管理機制御システム及び歩行型管理機 |
-
2017
- 2017-08-29 JP JP2017164283A patent/JP2019037211A/ja active Pending
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