JP2019036155A - 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ウェブ会議の参加者が会議において共有する情報を柔軟に決定可能な情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】 情報処理システム1のサーバ200は、会議の参加ユーザの所定の個別情報(メールアドレス等)を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる。被招待ユーザの参加に際し、所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、開示しない旨が指定されている場合は、ユーザ同士の関係に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する。クライアント端末100は、サーバ200から送信された個別情報を会議画面の該当するユーザの表示領域に表示する。【選択図】 図14
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
ウェブを介した電子会議システム(以下、ウェブ会議システムという。)は、企業内外の会議、在宅勤務者とのコミュケーション、エンドユーザからサポート窓口への問い合わせ等、様々な場面で利用されている。
利用シーンによって様々なユーザが参加することを想定し、ウェブ会議システムには、システムに登録しているユーザで会議に参加する以外に、ゲストユーザを招待するゲスト招待機能がある。
ゲスト招待機能は、会議の主催者がメールアドレスを指定してゲストユーザに招待メールを送付することにより行う。メールを受け取ったゲストユーザはメールに記載されたURLを用いてウェブ会議システムにアクセスし、メールアドレスとパスワードによって認証して会議に参加することができる(例えば特許文献1)。
ウェブ会議の参加者は、同じ会議の参加者の本名やメールアドレスを共有することで、各参加者の呼び名や所属する組織・連絡先を知ることができる。会議主催者は、会議の性質によっては、招待されたゲスト同士に本名を開示させ、連絡先を公開させたいことがある。
しかしながら、場合によっては本名/メールアドレス等の個人を特定可能な一意な情報を非表示にしたり、別の、任意の表示名に置き換えたりしたいことがある。
例えば会議参加者は、初対面の相手に不用意に本名・連絡先等を公開したくはない。また会議主催者は、例えばウェブ会議を利用した講演会後の資料配布等で各ゲストユーザと連絡を取る一方で、会議参加者同士による不要な情報交換を防止したいという要望がある。これは、当該不要な情報の交換による問題発生を低減するためである。
更に、会議参加直前に会議参加者の表示名を参加者自身に入力させる仕組みが一般に提供されているが、会議に参加するたびに自分の名前・メールアドレスを入力しなければならないのは手間である。
更に、会議参加直前に会議参加者の表示名を参加者自身に入力させる仕組みが一般に提供されているが、会議に参加するたびに自分の名前・メールアドレスを入力しなければならないのは手間である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、会議において共有する情報を柔軟に決定可能な情報処理装置、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため第1の発明は、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段と、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段と、招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
第1の発明によれば、電子会議システムのサーバである情報処理装置は、会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる。また同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する。招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、開示しない旨が指定されている場合は、ユーザ同士の関係に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する。
これにより、招待ユーザ側で参加ユーザの個別情報の公開/非公開を指定できるため、招待ユーザの意向を優先して、被招待ユーザ同士に情報を共有させることができる。また、招待ユーザによる公開命令がない場合には、被招待ユーザ同士で共有する情報を、参加ユーザ同士の関係(例えば、同じドメインであるか否か)に応じて決定することができる。よって、被招待ユーザが会議において共有する情報を、招待ユーザ側の意向に沿って柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第1の発明において、前記判定手段は、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を前記記憶手段に記憶されているメールアドレスのドメインに基づき判定することが望ましい。メールアドレスのドメインが同じであればユーザの所属が同じと推定できる。
また、前記送信手段は、前記指定手段により開示しない旨の指定がある場合は、前記被招待ユーザと同じ所属のユーザに対しては送信内容に個人を特定する情報(例えば、メールアドレス)を含め、前記被招待ユーザと別の所属のユーザに対しては前記個人を特定する情報に代えて所定の表示名を送信することが望ましい。これにより、同じ所属のユーザ間ではメールアドレス等の個人を特定する情報を共有でき、異なる所属のユーザ間ではメールアドレス等の個人を特定する情報を伏せて、表示名のみを共有可能となる。
また、前記指定手段は、被招待ユーザ毎に前記個別情報を他のユーザに開示するか否かを指定可能とするユーザインターフェースを提供する。これにより、招待ユーザは被招待ユーザ毎に個別情報を公開するか否かを柔軟に決定できるようになる。
第2の発明は、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
第2の発明によれば、電子会議システムのサーバである情報処理装置は、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定し、別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせ、問い合わせにおいてクライアント端末により指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する。
これにより、会議における被招待ユーザが開示する情報の内容を被招待ユーザに問い合わせ、それに従ってユーザ間で共有する情報を変更できる。つまり、被招待ユーザ側で、会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第2の発明において、前記問い合わせ手段は、前記被招待ユーザが前記別のユーザに開示する情報の内容を任意の表示名とするか、または予め記憶手段に記憶されている前記被招待ユーザの個別情報とするかを選択可能に問い合わせることが望ましい。これにより、ユーザの個別情報(例えば、メールアドレスや本名等)を公開するか、任意の表示名を公開するかを被招待ユーザに選択的に問い合わせることが可能となる。また前記問い合わせ手段は、更に、前記別のユーザの所属を示して問合せを行うことを特徴とすることが望ましい。これにより、被招待ユーザは、自分以外の参加者の所属を確認しながら、表示名を指定するか、或いはメールアドレス等の個別情報を公開するかを判断することが可能となる。
また、前記問い合わせ手段は、更に、前記被招待ユーザの個人を特定する情報をどのユーザに対して公開するかを選択可能に問い合わせることが望ましい。これにより、被招待ユーザは、個別情報を公開する参加者を選択することが可能となる。
また、前記問い合わせ手段は、前記被招待ユーザが前記招待ユーザと異なる所属である場合に、問い合わせを行う。これにより、被招待ユーザ側で個別情報の公開範囲や公開内容に配慮して会議に参加可能となるため、社外の(所属が異なる)会議にも参加しやすくなる。
第3の発明は、複数のクライアント端末とサーバとがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記サーバは、前記複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段と、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段と、招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段と、を備え、前記クライアント端末は、前記サーバから送信された前記個別情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する個別情報表示手段、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
第3の発明によれば、サーバは、電子会議において、会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させ、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する。招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、開示しない旨が指定されている場合は、ユーザ同士の関係に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する。クライアント端末は、前記サーバから送信された前記個別情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する。
これにより、招待ユーザ側で参加ユーザの個別情報の公開/非公開を指定できるため、招待ユーザの意向を優先して、被招待ユーザ同士に情報を共有させることができる。また、招待ユーザによる公開命令がない場合には、被招待ユーザ同士で共有する情報を、参加ユーザ同士の関係(例えば、同じドメインであるか否か)に応じて決定することができる。よって、招待ユーザ側の意向に沿って被招待ユーザが会議において共有する情報を、柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第4の発明は、複数のクライアント端末とサーバとがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記サーバは、前記複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段と、を備え、前記クライアント端末は、前記問い合わせ手段による問い合わせに対する応答を入力する問い合わせ画面を表示する問い合わせ画面表示手段と、前記問合せ画面表示手段における入力内容をサーバに対して応答する応答手段と、前記サーバから送信された前記指定された情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する個別情報表示手段と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
第4の発明によれば、電子会議において、サーバは、被招待ユーザが参加する会議に当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定し、別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせ、問い合わせにおいてクライアント端末により指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する。クライアント端末は、問い合わせに対する応答を入力する問い合わせ画面を表示し、問い合せ画面における入力内容をサーバに対して応答する。また、サーバから送信された前記指定された情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する。
これにより、会議における被招待ユーザが開示する情報の内容を被招待ユーザに問い合わせ、それに従ってユーザ間で共有する情報を変更できる。つまり、被招待ユーザが会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第5の発明は、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する情報処理装置が、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶するステップと、前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させるステップと、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定するステップと、招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記所定の個別情報を開示しない旨が指定されている場合は、同じ会議に参加するユーザ同士の関係の判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信するステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
第5の発明によれば、電子会議システムのサーバである情報処理装置は、会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させ、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する。招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、開示しない旨が指定されている場合は、ユーザ同士の関係に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する。
これにより、招待ユーザ側で参加ユーザの個別情報の公開/非公開を指定できるため、招待ユーザの意向を優先して、被招待ユーザ同士に情報を共有させることができる。また、招待ユーザによる公開命令がない場合には、被招待ユーザ同士で共有する情報を、参加ユーザ同士の関係(例えば、同じドメインであるか否か)に応じて決定することができる。よって、招待ユーザ側の意向に沿って被招待ユーザが会議において共有する情報を、柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第6の発明は、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する情報処理装置が、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶するステップと、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定するステップと、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせるステップと、前記問い合わせにおいて指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信するステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
第6の発明によれば、電子会議システムのサーバである情報処理装置は、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定し、別のユーザが参加すると判定された場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせ、問い合わせにおいてクライアント端末により指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する。
これにより、会議における被招待ユーザが開示する情報の内容を被招待ユーザに問い合わせ、それに従ってユーザ間で共有する情報を変更できる。つまり、被招待ユーザ側で、会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
第7の発明は、コンピュータを、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段、前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段、前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段、招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段、として機能させるためのプログラムである。
第7の発明によれば、コンピュータを第1の発明の情報処理装置として機能させることが可能となる。
第8の発明は、コンピュータを、複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段、会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段、被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段、前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段、前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段、として機能させるためのプログラムである。
第8の発明によれば、コンピュータを第2の発明の情報処理装置として機能させることが可能となる。
本発明によれば、会議の参加者が会議において共有する情報を柔軟に決定可能な情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず図1を参照して、本発明の実施形態における、情報処理システム1の構成の一例について説明する。
まず図1を参照して、本発明の実施形態における、情報処理システム1の構成の一例について説明する。
本発明の情報処理システム1は、例えば、パーソナルコンピュータを適用可能な情報処理装置であるクライアント端末100(100A、100B、100C、100D)と、複数のクライアント端末100間でウェブ会議を利用可能にするサーバ200と、がネットワーク150を介して通信可能に接続され、構成されている。なお、サーバ200も情報処理装置の1つである。
サーバ200は、複数のクライアント端末100間でウェブブラウザを利用したウェブ会議を実現するためのサーバ装置である。
サーバ200は、クライアント端末100からのアクセスに応じて、各クライアント端末100で入力を受け付けたユーザIDのユーザが参加する会議の画面である会議画面(インタフェース/例えばhtmlで表現される画面を表示するための情報)をそれぞれのクライアント端末100に送信して表示させる。
サーバ200は、クライアント端末100に対して会議画面を提供(会議画面に表示する会議画像及び指定画像の提供)することにより、複数のクライアント端末100間でウェブ会議を行うサービスを提供する。
ここでいう会議画像とは、会議に参加中のユーザのユーザIDが入力された各クライアント端末100に接続または内蔵されたカメラ101で撮像された撮像画像であり、会議中に順次サーバ200に送信されている画像である。例えば、ユーザ自身の顔を写した画像である。
また、ここでいう指定画像とは、クライアント端末100の入力部を介して、ユーザ操作に応じて指定を受け付けた画像であり、クライアント端末100からサーバ200に送信される画像である。サーバ200は、指定画像の送信元のクライアント端末100のユーザと同じ会議に参加している他のユーザのクライアント端末100に対して指定画像を送信し、共有する。つまり、本実施形態の情報処理システム1を用いて実現するウェブ会議では、クライアント端末100(例:100A)に表示されている画面の画像を他のクライアント端末(例:100B、100C、100D)の画面に表示させる機能である、画面共有(指定画像の表示の共有処理)を行うことが可能である。例えば、ユーザ操作により指定されたアプリケーションの画面のみを指定画像として共有することができる(アプリケーション共有)。また、クライアント端末100に表示されているデスクトップ画面の指定を受け付けることで、当該デスクトップ画像全体を指定画像として共有することができる(デスクトップ共有)。
クライアント端末100は、例えば100Aに示すようなデスクトップPCや、100BのようなノートPC、100CのようなタブレットPC等の各種の形態のコンピュータ(情報処理装置)を含む。
クライアント端末100は、サーバ200から受信した会議画面に、同じくサーバ200から受信した画像や映像(会議画像)や、指定画像を表示する。
本実施形態においてクライアント端末100には、サーバ200へアクセスするためのウェブブラウザ、及び専用のモジュールがインストールされているものとする。
なお、この専用のモジュールは、例えば、ウェブブラウザを介して、サーバ200からダウンロードするActiveXコンポーネント等が好適である。
なお、ウェブ会議において自身の動画像を送信する場合は、ビデオデバイスである(ウェブカメラ等の)カメラ101をクライアント端末100に接続する。
また、音声を送信する場合は、クライアント端末100にマイク102を接続する。
相手の音声を聴取するためにはクライアント端末100にスピーカ103を接続する。マイク102及びスピーカ103はオーディオデバイスである。
また、図1においては、カメラ101、マイク102、及びスピーカ103の各デバイスはクライアント端末100と別々の筐体として例示しているが、これに限定されず、例えばカメラ101、マイク102、及びスピーカ103がクライアント端末100と同じ筐体に備えられていてもよい。
例えば、カメラ機能とマイク機能、マイク機能とスピーカ機能、及びこれら全ての機能を備えた情報処理装置をクライアント端末100として用いてもよい。
また、クライアント端末100にカメラ101、マイク102、及びスピーカ103のデバイスが内蔵されている場合、これらの内蔵されているデバイスを用いて、画像、音声等を入力・出力するようにしてもよい。
また、本ウェブ会議システムは、ルームと呼ばれる仮想の会議室をサーバ200において複数生成、記憶、管理することができる。ウェブ会議は当該会議室において予約・開催される。
例えばウェブ会議を運用している会社の社員である社内ユーザは、自身に付与されているウェブ会議システム用のユーザID・パスワードを用いて、ウェブブラウザ経由でサーバ200にアクセスしてログインし、自身のユーザIDを用いて当該ルームに入室する。これにより、当該ルームにおいて開催される会議に参加することができる。
また、社内ユーザは、社内及び社外のユーザを当該ウェブ会議に招待することができる。
なお、本実施形態においては、クライアント端末100Aを社内ユーザAの端末とする。
また、本実施形態において、クライアント端末100AのユーザAは、クライアント端末100B、100C、100Dを使用する社外ユーザB、C、Dをウェブ会議に招待する招待ユーザ(ホストユーザ/主催者)であるものとする。
招待されたユーザB、C、Dを被招待ユーザ(ゲストユーザ)と呼ぶ。
ホストユーザ/主催者であるユーザAのユーザID、パスワード、メールアドレス、会議における表示名は、予めサーバ200の会議情報記憶部21に記憶されている(図3、図5(a)のユーザ情報500)。
ホストユーザAがゲストユーザB、C、Dを招待することで、ゲストユーザB、C、DのユーザID、パスワードがサーバ200により生成されて、サーバ200の会議情報記憶部21に記憶される(図3、図5(a)の500)。
ゲストユーザB、C、Dは、サーバ200から招待メール1100(図11参照)を受信し、招待メール1100に表記されたURLからサーバ200にアクセスすることで、会議に参加できる。以上が図1の説明である。
次に図2を参照して、本発明の実施形態における各装置に適用可能な情報処理装置(クライアント端末100、サーバ200)のハードウェア構成の一例について説明する。
図2に示すように、情報処理装置(クライアント端末100、サーバ200)は、CPU201、ROM202、RAM203、システムバス204、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、カメラコントローラ212、音声コントローラ213、通信I/Fコントローラ208、入力デバイス209、ディスプレイ210、外部メモリ211、カメラ214、マイク/スピーカ215を備える。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
RAM203はCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は入力デバイス209からの入力を制御する。
入力デバイス209としては、キーボード、タッチパネル、及びマウス等のポインティングデバイス等が挙げられる。
なお、入力デバイス209がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示機への表示を制御する。
なお、ディスプレイ210は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示機のことを指す。または、その他の表示機であってもよい。
なお、本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも表示機に含まれるものとする。
外部出力装置はディスプレイに限ったものではなく、例えばプロジェクタであってもよい。
また、図2のハードウェア構成を適用する情報処理装置が前述のタッチ操作を受け付け可能な装置である場合には、ディスプレイ210が入力デバイス209としての機能を提供する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208はネットワーク150を介してサーバ200等の外部機器と接続・通信するものであり、ネットワーク150での通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の、画面に表示する情報用の領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。
また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等を用いてユーザからの指示を受け付け可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、ROM202あるいは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報、テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。これらのデータの詳細については後述する。
カメラコントローラ212は、カメラ214等による映像取得を制御する。音声コントローラ213はマイク/スピーカ215等による音声取得制御やスピーカへの出力を制御する。
カメラ214は、図2のハードウェア構成を適用する情報処理装置に内蔵されているカメラである。
また、マイク/スピーカ215は、図2のハードウェア構成を適用する情報処理装置に内蔵されているマイク及びスピーカである。以上が図2の説明である。
次に図3を参照して、本発明の実施形態における、各情報処理装置(クライアント端末100、サーバ200)の機能構成の一例について説明する。
クライアント端末100は、サーバ200と連携してウェブ会議を行うための機能部として、制御部10、記憶部11、送信制御部12、応答部13、個別情報表示部14等を備えている。
制御部10は、複数のクライアント端末100間でネットワーク150を介した会議(ウェブ会議)を行うための処理を実行する。
具体的には、クライアント端末100の制御部10は、サーバ200と連携して、ログイン処理、メニュー画面の表示処理、会議予約処理、会議への参加処理、会議画像の送受信処理等を実行する。各処理の詳細は、後述する。
記憶部11は、会議画面1600(図16参照)に表示する画像を記憶する画像記憶部(画像キュー)を持つ。
また、記憶部11は会議画面1600におけるどの表示領域にどのユーザの画像を表示するかを割り当てるかを定義した情報である表示領域情報420(図4(c)参照)を記憶する。
画像キューには、クライアント端末100の撮像装置によって撮像された撮像画像(会議画像)を保持する画像キュー、ユーザ操作により指定された指定画像(クライアント端末100のデスクトップ画面の画像等)を保持する画像キューがある。
また、サーバ200に送信する画像を保持する送信用画像キュー400(図4(a)参照)、サーバ200から受信した画像を保持する表示用画像キュー410(図4(b)参照)がある。
撮像画像用の画像キューには撮像画像が順次記憶される。カメラ101(214)は継続的に撮像処理(動画の撮像及びクライアント端末100への動画の入力)を行うため、当該画像キューには、動画を構成する複数の画像が、動画内のフレームごとに順々に記憶される。
指定画像用の画像キューには、指定画像が所定時間ごとに記憶される。例えば0.2秒ごとに、クライアント端末100のデスクトップ画面に表示されているデスクトップ画像が順次記憶される。
記憶される各指定画像は、例えばデスクトップ画像を繋ぎ合わせて再生する動画の1フレームである。
送信用画像キュー400には、図4(a)に示すように、撮像画像または指定画像(画像402)が送信する順に記憶される。送信用画像キュー400の識別番号401は、画像1フレーム毎に送信順に割り振られる番号である。
表示用画像キュー410には、図4(b)に示すように、サーバ200から受信した会議画像413が識別番号412とともに記憶される。
表示用画像キュー410は、送信元のユーザ(ユーザID411に示すユーザ)毎に生成される。識別番号412はサーバ200から送信された画像413のシーケンス番号である。
表示領域情報420は、図4(c)に示すように、会議画面1600(1610、1620)におけるどの表示領域にどのユーザの画像を表示するかを割り当てるかを設定した情報である。
例えば、表示領域「1」にユーザID「UserA」が割り振られる場合には、表示領域「1」にはユーザAのクライアント端末100Aで撮像または指定され、サーバ200に送信された画像と、ユーザAの表示名またはメールアドレス(UserID)等の個別情報が表示される。
また、表示領域「2」にユーザID「UserB」が割り振られている場合には、表示領域「2」にはユーザBのクライアント端末100Bで撮像または指定され、サーバ200に送信された画像と、ユーザBの表示名またはメールアドレス(UserID)等の個別情報が表示される。
クライアント端末100の送信制御部12は、送信用画像キュー400に保持された、カメラ101(214)において撮像された画像(映像)や、ユーザ操作等により表示を共有する画像として指定された指定画像(デスクトップ全体または指定アプリケーションの画面の画像)を、サーバ200に送信制御する。
送信制御部12の制御により送信された画像402は、サーバ200の受信制御部22で受信され、サーバ200の記憶部23のユーザ別画像キュー540(図5(d)参照)に格納される。
応答部13は、サーバ200から提供される画面(ユーザインターフェース)において入力された回答を応答する機能部である。
例えば、ログイン画面700におけるログインID・パスワード、会議予約画面1000における予約情報やゲスト等、会議において参加ユーザの情報を開示させるか否かの指定等の画面に入力された回答をサーバ200に応答する。
個別情報表示部14は、サーバ200から受信した個別情報を、各ユーザの会議画像と共に表示する機能部である。
サーバ200は、制御部20、会議情報記憶部21、受信制御部22、記憶部23、送信制御部24、公開/非公開指定部25、判定部26、個別情報送信部27等を備えている。
サーバ200の制御部20は、複数のクライアント端末100間でネットワーク150を介した会議を行うための処理を実行する。
具体的には、制御部20は、クライアント端末100と連携してログイン処理、メニュー画面の表示処理、会議予約処理、会議への参加処理、会議画像の送受信処理等を実行する。各処理の詳細は、後述する。
サーバ200の会議情報記憶部21は、当該サーバ200が提供するウェブ会議サービスで使用する情報を記憶する。
具体的には、ユーザ情報500、参加情報510、予約情報520等を記憶する(図5参照)。
ユーザ情報500は、当該情報処理システム1が提供するウェブ会議サービスのユーザに関する情報である。具体的には図5(a)に示すように、会議に参加する各ユーザのユーザID、メールアドレス、パスワード、表示名等が記憶される。
参加情報510は、どのユーザが、どの会議に参加してどのユーザと会議を行っているかの情報である。
具体的には、図5(b)に示すように、会議の識別情報である会議ID511に紐づけて、参加者ID512、参加者の名前513、端末ID514等が記憶される。
参加者ID412は、ホストユーザ(招待ユーザ)であればユーザIDが記憶され、ホストユーザに招待されたゲストユーザ(被招待ユーザ)であれば、招待時に生成された個別情報が記憶される。
個別情報とは、個人を特定可能な情報であり、例えばメールアドレス等である。
予約情報520は、会議の予約に関する情報である。具体的には、図5(c)に示すように、日時522、会議ID523、議長524、参加制限525、ゲスト名526、ゲストユーザのメールアドレス527、パスワード528、招待者(ホストユーザ)529、公開命令の有無530等が会議室ID521に紐づけて記憶される。
これらの各項目の値はホストユーザにより会議予約画面1000(図10参照)において設定される。
予約情報520における「公開命令」530とは、ゲストユーザの個別情報(例えば、メールアドレス)を公開するか否かを指定する情報であり、ホストユーザによりゲストユーザ毎に設定される。公開命令については後述する。
サーバ200の受信制御部22は、クライアント端末100の送信制御部12より送信された会議画像(映像)、指定画像、及び音声を受信する。
受信した会議画像(映像)、指定画像、及び音声は記憶部23のユーザ別画像キュー540にユーザ毎に記憶される(図5(d)参照)。
サーバ200の記憶部23は、クライアント端末100から送信された会議画像(映像)、指定画像、及び音声を記憶する画像キューであるユーザ別画像キュー540を有する。
ユーザ別画像キュー540は、図5(d)に示すように、クライアント端末100から送信された会議画像(映像)、指定画像、及び音声(以下、画像543と呼ぶ)がユーザ毎に記憶される。
ユーザID541は、送信元のユーザIDである。識別番号542は、画像543の識別番号であり、送信元で割り振られた値である。
送信済みユーザ544は、当該画像543を送信した場合に送信先のクライアント端末100のユーザIDが格納される。
サーバ200の送信制御部24は、受信制御部22で受信した画像、指定画像、及び音声等を、同じ会議に参加している(例:同じ会議室に入室中の)他のクライアント端末100に送信する。
送信先は、画像や音声等の送信元のクライアント端末100とは別のクライアント端末100である。
なお、本実施形態においては、各クライアント端末100がサーバ200に対して、記憶部23からの画像の取得要求を行うことで、当該要求に応じてサーバ200の送信制御部24が要求元のクライアント端末100に対して、当該要求受付時におけるユーザ別画像キュー540内の最新の画像を送信するものとする。
クライアント端末100は、要求した画像を受信すると、受信した画像(動画内の1フレーム)を会議画面1600(1610、1620)の所定の表示領域に表示する。
そして画像の表示と並行して、次の画像の送信要求をサーバ200に送る。会議が終了する等、動画の表示が終了するまで、当該画像の要求と表示を繰り返す。
サーバ200の公開/非公開指定部25は、会議に参加するユーザの個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる機能部である。
具体的には、図8に示す会議予約処理において、招待者であるホストユーザが会議の参加者(ゲストユーザ)を指定する際に、ゲストユーザ毎に公開または非公開のいずれかの選択を受け付ける。
会議予約は、会議予約画面1000(図10)のようなユーザインターフェースを用いて、ホストユーザのクライアント端末100Aとサーバ200との間で行われる。
公開が選択された場合、予約情報520の公開命令530が「有」に設定される。公開が選択されない場合(非公開が選択された場合)、予約情報520の公開命令530が「無」に設定される。
サーバ200の判定部26は、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する。判定部26は、例えば、会議情報記憶部21に記憶されている参加情報510を取得し、参加者のメールアドレスのドメインに基づき、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する。
ユーザ同士の関係とは、例えば、ユーザ同士が同じ所属であるか異なる所属であるか等である。
メールアドレスのドメインが同じであれば同じ所属であると判定し、ドメインが異なれば異なる所属であるものと判定する。すなわち、所属に基づいたユーザ同士の関係を特定する。
サーバ200の個別情報送信部27は、ホストユーザにより招待されたゲストユーザの参加に際し、公開/非公開指定部25により情報の公開が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して会議情報記憶部21に記憶されている当該ゲストユーザの個別情報(メールアドレス等)を送信する。
公開/非公開指定部25により情報の非公開が指定されている場合は、判定部26による判定結果、すなわちユーザ同士が同じ所属であるか異なる所属であるかに応じて公開する情報の内容を変更して同じ会議に参加している他のユーザのクライアント端末100に送信する。
次に、情報処理システム1を用いたウェブ会議における処理動作について説明する。
以下の説明において、ユーザAはゲストユーザを招待するホストユーザであり、ユーザB、ユーザC、ユーザDはゲストユーザ(被招待ユーザ)であるとする。
また、ゲストユーザであるユーザBとユーザCは同じドメインのメールアドレスで招待を受けているものとする。
また、ユーザDは、ユーザBとユーザCとは異なるドメインのメールアドレスで招待を受けているものとする。
つまり、ユーザBとユーザCは所属が同じであり、ユーザDとは別の所属である。
まず、図6を参照して、ログイン・メニュー画面の表示処理について説明する。図6の処理は、招待者(ホストユーザ)であるユーザAのクライアント端末100Aとサーバ200との間で実行される。
クライアント端末100Aは、サーバ200が提供するウェブ会議システムのサービスを享受するために、ブラウザソフト上におけるユーザ操作に応じて所定のURLにアクセスし、図7(a)に示すようなログイン画面700を表示する(ステップS601)。
そして、クライアント端末100Aは、当該ログイン画面700においてユーザIDとパスワードの入力を受け付ける。更に、「ログイン」ボタン701が押下されると、サーバ200に対し、ログイン要求を送信する(ステップS602)。
サーバ200は、クライアント端末100Aからのログイン要求を受け付け(ステップS603)、サーバ200の外部メモリ211に予め記憶されているユーザ情報500(ユーザID及びパスワード)と突き合わせて認証処理(ログイン処理)を行う(ステップS604)。
サーバ200において受信したユーザIDを用いたログインが成功した場合、つまり認証が成功した場合、サーバ200は図7(b)に示すメニュー画面710の画面情報(例えばhtml情報)を生成して、クライアント端末100Aに送信する(ステップS605)。
メニュー画面710は、メニュー表示部711と「ログアウト」ボタン712を備える。
メニュー表示部711には、ログインユーザのユーザIDが表示されるとともに、各メニューの画面に遷移するためのボタン(会議室予約ボタン711a、会議参加ボタン711b、フリースペースボタン711c等)が設けられる。
クライアント端末100Aは、メニュー画面710の画面情報を受信すると、受信した画面情報に基づいてメニュー画面710を表示画面に表示する(ステップS606)。
次に図8〜図11を参照して、会議予約及び招待メールの送信処理について説明する。
図8のフローチャートにおいて、クライアント端末100Aは、図7(b)に示すメニュー画面710において、「会議室予約」ボタン711aの押下を受け付ける。これにより、図9に示すような会議室選択画面900をサーバ200に要求する(ステップS801)。
サーバ200は当該要求を受信すると(ステップS802)、図9に示す会議室選択画面900をクライアント端末100Aに送信する(ステップS803)。
クライアント端末100Aは、当該画面の情報を受信すると、会議室選択画面900を表示する(ステップS804)。
図9に示すように会議室選択画面900には、メニュー表示部711と「ログアウト」ボタン712の他、1または複数の会議室のスケジュールが表示されるスケジュール表示部901が設けられる。
クライアント端末100Aは、スケジュール表示部901の会議室名または会議室に対応するスケジュール表へのクリック操作を受け付けることで、会議室の選択操作を受け付ける。これにより、選択された会議室における会議予約を行うための会議予約画面1000(図10)をサーバ200に要求する(ステップS805)。
サーバ200は当該要求を受け付け(ステップS806)、図10に示す会議予約画面1000の情報をクライアント端末100Aに送信する(ステップS807)。
クライアント端末100Aは、会議予約画面1000の情報を受信し、会議予約画面1000を表示画面に表示する(ステップS808)。
図10に示すように、会議予約画面1000には、メニュー表示部711と「ログアウト」ボタン712の他、予約情報の入力フォーム1001、「予約する」ボタン1005、「戻る」ボタン1006が設けられる。
クライアント端末100Aは、予約情報の入力フォーム1001への会議の予約情報の入力を受け付ける(ステップS809)。
ステップS809の処理では、具体的には、クライアント端末100Aは、任意の会議室名、会議名(会議ID)、当該会議のために会議室を利用する日付及び時間帯(日時)、議長等の会議予約に必要な詳細情報を入力する入力欄1002への入力、参加者に関する設定の入力欄1003への入力、ゲスト招待に関する設定の入力欄1004への入力を受け付ける。
なお、会議を一意に識別する会議IDは、会議予約画面1000の送信に伴ってサーバ200によって決定・記憶されているものとする。入力フォーム1001にどのような会議名が入力されても予約情報520の会議IDは変わらない。
議長は、デフォルトでは、当該会議予約画面1000を要求したクライアント端末100Aのログインユーザ(ここではユーザA)が設定される。
参加者に関する設定の入力欄1003において、「参加者を限定する」が選択された場合、会議に参加可能とする社内ユーザの入力を受け付ける。
選択できる社内ユーザは、会議予約画面1000を開いたユーザAと同じ会社に所属するユーザに限定されるものとする。社内ユーザのユーザID及びパスワードはサーバ200に記憶されている。
ゲスト招待に関する設定の入力欄1004において、ゲストユーザ(被招待ユーザ)を「招待する」が選択された場合、クライアント端末100Aにおけるユーザ操作により、ゲストユーザのメールアドレス1004bの入力を受け付ける。
表示名1004aの入力は任意である。表示名1004aが入力されていないゲストユーザは、メールアドレス1004bの値をデフォルトの表示名とする。表示名1004aが入力されているゲストユーザは、入力されている値をデフォルトの表示名とする。
続いて、ゲストユーザ用のパスワード1004dの入力を受け付ける。パスワードの設定は任意である。
また、会議予約画面1000では、公開命令1004cの指定を受け付ける。公開命令とは、招待者であるホストユーザによって指定される情報であり、対象ユーザのメールアドレス及び表示名を、会議内のユーザ同士の関係に関わらず、会議内のユーザに公開・共有するか否かを指定する情報である。
「公開」が指定された場合は、対象ユーザの個人を特定する情報、すなわちメールアドレス(個別情報)及び表示名を、会議内のユーザ同士の関係に関わらず、会議内のユーザに公開・共有する。
「非公開」が指定された場合は、対象ユーザの個人を特定する情報(メールアドレス)は非公開とし、表示名のみを会議内のユーザに公開・共有する。
ゲストユーザを「招待する」旨が選択された場合、クライアント端末100Aは、招待者の表示欄1004eに、当該会議予約画面1000を開いたユーザAの表示名を表示する。
会議予約画面1000において、「予約する」ボタン1005が押下されると、クライアント端末100Aは予約を確定し、「予約する」ボタン1005の押下時において入力・表示されていた情報一覧を、予約情報520としてサーバ200に送信して予約要求する(ステップS810)。
サーバ200は、当該予約情報520を受信し、外部メモリ211に記憶する(ステップS811)。
予約情報520の一例を図5(c)に示す。予約情報520の各項目の値は、図10の会議予約画面1000において入力・設定された情報に対応する。
サーバ200は、記憶した予約情報520にゲストユーザが含まれている場合、各ゲストユーザ宛の電子メール(招待メール1100)を生成し(ステップS812)、各ゲストユーザに送信する(ステップS813)。
予約情報520にゲストユーザが含まれている場合とは、予約情報520の中に、ゲストユーザのメールアドレス527が挿入されている場合である。
招待メール1100の一例を図11に示す。招待メール1100には、ゲストユーザのユーザIDと招待する会議の会議IDを含むURLが挿入されるものとする。
ゲストユーザのユーザIDは招待にあたり会議予約画面1000において指定・入力されたメールアドレスとする。
よって、URLはゲストユーザごとに一意である。会議予約画面1000においてパスワードが設定されている場合、当該URLにパスワードも埋め込む。
ゲストユーザのクライアント端末100は招待メール1100を受信して記憶する(ステップS814)。
サーバ200は、招待メール1100に埋め込まれたURLに対するアクセスを受け付けた場合、当該URLに含まれる会議IDの会議への、当該URLに含まれるユーザIDのゲストユーザによる参加要求を受け付けたと判断する。
次に図12、図13を参照して、入室処理の概要について説明する。
招待ユーザであるユーザAのクライアント端末100Aは、例えば図7(b)のメニュー画面710において「会議参加」ボタン711bが押下されると、図13に示す参加先選択画面1300を表示する(ステップS1201)。
参加先選択画面1300には、メニュー表示部711と「ログアウト」ボタン712が設けられる他、当該クライアント端末100AのユーザAが参加可能な会議室の一覧が表示される。参加可能な会議室にはそれぞれ「参加する」ボタン1301、1302等が表示される。
クライアント端末100Aは、ユーザ操作により参加先選択画面1300で選択された会議室の会議への参加要求を、サーバ200に送信する(ステップS1202)。
ステップS1202において、クライアント端末100Aは、例えば参加先選択画面1300の「参加する」ボタン1301の押下を受け付けた場合に、会議室1への入室要求(会議室1において、当該ボタン押下時に開催されている会議への参加要求)をサーバ200に送信する。
また、「参加する」ボタン1302の押下を受け付けた場合に、会議室2への入室要求をサーバ200に送信する。
クライアント端末100Aは、当該要求に、入室の操作を受け付けたクライアント端末100Aでログイン中のログインユーザのユーザID、入室対象のルーム(会議室)の識別情報(会議室ID)、クライアント端末100Aの識別情報(例えばIPアドレス)等の情報を含めて送信する。
サーバ200は会議への参加要求を受け付けると(ステップS1203)、要求されたルーム(会議室)で開催中の会議にユーザを参加させる参加処理を実行する(ステップS1204)。
社内ユーザ(ホストユーザ)の参加処理の詳細は図15で説明する。
一方、ゲストユーザBが会議に参加する場合は、ゲストユーザBのクライアント端末100Bは、メーラの機能で会議の招待メール1100を表示し(ステップS1205)、当該メールに含まれるURLの押下操作を受け付けることで、会議への参加要求をサーバ200に送信する(ステップS1206)。
サーバ200のCPU201は会議への参加要求を受け付けると(ステップS1203)、要求されたルーム(会議室)で開催中の会議にユーザを参加させる参加処理を実行する(ステップS1204)。
ゲストユーザの参加処理の詳細は図14で説明する。
次に図14及び図15を参照して、図12のステップS1204の参加処理の詳細について説明する。
参加処理において、まずサーバ200は、クライアント端末100から受信した参加要求が、社内ユーザ(一般ユーザ)からのものであるか、ゲストユーザ(招待ユーザ)からのものであるかを判定する(ステップS1401)。
具体的には、サーバ200は、サーバ200にアクセスしてきたURL及びそのパラメータによって社内ユーザであるかゲストユーザであるかを判定する。
ゲストユーザ用URLであった場合、サーバ200はURLに含まれる会議IDを記憶し、処理をステップS1402に移行する。
一方、パラメータが、参加先選択画面1300を介した、社内ユーザからの参加要求を示すものである場合、処理を図15のステップS1501に移行する。
まず、ゲストユーザの参加処理について説明する。
図14のステップS1402において、サーバ200は、ゲストユーザのメールアドレスを用いて認証を行う(ステップS1402)。URLにパスワードが埋め込まれている場合は、パスワードも用いて認証処理をする。
ここでは、サーバ200はゲストユーザであるユーザBのメールアドレス(guestB@yyy.co.jp)をURLから取得し、会議招待時に登録したゲストユーザのユーザ情報(メールアドレス)500との一致を確認することによりユーザBの認証を行う。
認証成功すると、サーバ200は、会議への参加処理を行う(ステップS1403)。参加処理とは、どの会議に、どのユーザが、どの端末で参加しているかを参加情報510(図5(b)参照)として記憶する処理である。
具体的には、サーバ200は、図5(b)に示すように、対象の会議ID511の参加情報510について、参加者ID512に参加するユーザの名前(ユーザID)513を記憶する。
また、端末ID514には、当該ユーザIDの送信元(参加要求元)のクライアント端末100の識別情報(例:IPアドレス)を記憶する。
名前513は当該会議におけるユーザの表示名であるが、現時点ではまだ挿入しない。
参加情報510は、会議ごとに、サーバ200の外部メモリ211に記憶・保持される。
サーバ200は、会議画面1610を参加要求元のクライアント端末100Bに送信するとともに、入室に成功した旨の通知を当該クライアント端末100Bに送信する(ステップS1404)。
図16(b)に示すように、ゲストユーザBの会議画面1610には入室中のユーザA、B、C、Dのクライアント端末100A、100B、100C、100Dのカメラ101(214)により撮像された会議画像を表示する各画像表示領域1613(1613a、1613b、1613c、1613d)が設けられる。
サーバ200はゲストユーザBのクライアント端末100Bに対しては、図16(b)に示す会議画面1610の画面情報(例えばhtml情報)を送信する。
なお、ステップS1404で送信するのは、あくまで会議画面1610のフレーム(各表示領域の枠等)であって、領域1612(1612a、1612b、1612c、1612d)や領域1613(1613a、1613b、1613c、1613d)に表示する内容(表示名や、メールアドレス、会議画像)は未送信である。
クライアント端末100Bは、サーバ200より受信した会議画面1610を表示する(ステップS1405)。
次に、サーバ200は外部メモリ211から予約情報520を取得し、参照する(ステップS1406)。
サーバ200はステップS1406で取得した予約情報520に、入室したユーザBの表示名が記憶されているかを判定する(ステップS1407)。つまり、招待者により予め表示名が指定されているかを判定する。
表示名が指定されている場合は(ステップS1407;Yes)、処理をステップS1412に移行する。指定されていない場合は(ステップS1407;No)、処理をステップS1408に移行する。
招待者により表示名が指定されていない場合は、ステップS1408において、サーバ200は、予約情報520に記憶されているユーザBのユーザID(メールアドレス)をクライアント端末100A及び同じ会議に参加している他のユーザのクライアント端末100C、100Dに送信する(ステップS1408)。
各クライアント端末100A、100C、100Dは入室したユーザBのユーザID(メールアドレス)をサーバ200から受信し、会議画面に割り当てられているユーザBの表示領域に表示するとともに、その表示領域のID(表示領域ID)とユーザIDとを対応付けて表示領域情報420(図4(c))に記憶する(ステップS1416、S1410、S1411)。
図4(c)は各クライアント端末100に記憶される表示領域情報420の一例を示している。
図4(c)に示すように、表示領域情報420には各クライアント端末100の会議画面1600、1610、1620に設けられる参加ユーザの表示領域のID421と、その表示領域に割り当てられる参加ユーザのユーザID422とが対応づけて記憶される。
ステップS1416、S1410、S1411の処理では、各クライアント端末100A、100C、100Dのそれぞれの会議画面1600、1610、1620に設けられた表示領域421に割り当てるユーザIDとして、ユーザBのユーザIDを挿入して記憶する。
ステップS1407の判定処理において、ステップS1406で取得した予約情報520に、入室したユーザBの表示名が記憶されていると判定した場合(ステップS1407;Yes)、すなわち、招待者により表示名が指定されていると判定した場合は、更に、サーバ200は、ゲスト同士のユーザID(メールアドレス)の公開命令があるか判定する(ステップS1412)。
公開命令がある場合は(ステップS1412;Yes)、処理をステップS1413に移行する。公開命令がない場合は(ステップS1412;No)、処理をステップS1414に移行する。
ゲスト同士のユーザID(メールアドレス)の公開命令がある場合、ステップS1413において、サーバ200は、クライアント端末100B及び同じ会議に参加しているユーザのクライアント端末100A、100B、100C、100Dに入室したユーザBの表示名と個別情報であるユーザID(メールアドレス)を送信する。
各クライアント端末100A、100B、100C、100Dは入室したユーザBの表示名とユーザID(メールアドレス)をサーバ200から受信し、会議画面に割り当てられているユーザBの表示領域に表示するとともに、その表示領域のID(表示領域ID)とユーザIDとを対応付けて表示領域情報420に記憶する(ステップS1409、S1410、S1411、S1416)。
その後、入室したユーザBのクライアント端末100Bは、会議画像の送受信・表示処理を開始する(ステップS1417)。ステップS1417の画像送受信・表示処理については後述する。
ステップS1412において、ゲスト同士のIDの公開命令がないと判定した場合(ステップS1412;No)、サーバ200は、同じ会議に参加している参加者を特定し、その中の被招待者(ゲストユーザ)を特定する。
そしてサーバ200は、各ゲストユーザのメールアドレスのドメイン部分とユーザBのメールアドレスのドメイン部分とを比較し、同じドメインのユーザを、ユーザBと同じ所属のユーザとして特定してリスト化する。
本実施形態においては、入室したユーザBとユーザCのメールアドレスのドメイン部分が一致しているものとする。
サーバ200は、入室したユーザBのクライアント端末100B、抽出した同じドメインのユーザのクライアント端末100C、及び招待者であるユーザAのクライアント端末100Aに対して、入室したユーザBの表示名、個別情報(ユーザID(メールアドレス))を送信する(ステップS1414)。
本実施形態では、同じドメインのユーザCのクライアント端末100Cに対してユーザBの表示名、及びユーザID(メールアドレス)を送信する。
また、新たに入室したユーザBのクライアント端末100Bに対しては、同じドメインのユーザであるユーザCの表示名、及び個別情報(ユーザID(メールアドレス))を送信する(ステップS1414)。
次に、サーバ200は、同じ会議に既に参加している被招待者のメールアドレスのドメイン部分と新たに参加したユーザBのメールアドレスのドメイン部分が一致していない被招待者のリストを抽出して記憶する。ここでは、ユーザDが該当する。サーバ200は、抽出した別ドメインの被招待者のリストを記憶する。
そして、サーバ200は当該リスト内の被招待者のクライアント端末100に対しては、表示名のみを送信する。本実施形態では、別ドメインであるユーザDに対して、ユーザBの表示名のみを送信する。また、新たに入室したユーザBのクライアント端末100Bに対しては、別ドメインのユーザであるユーザDの表示名を送信する(ステップS1415)。
以上の処理により、クライアント端末100B及び100Cには、ホストユーザ(招待者であるユーザA)と、同じ所属のユーザについては、メールアドレスが閲覧可能な会議画面1610(図16(b))が表示される(ステップS1409、ステップS1410)。
一方、クライアント端末100Dには、別ドメインであるユーザBのメールアドレスが非表示の会議画面1620(図16(c))が表示される。
ホスト(招待者)であるクライアント端末100Aには、全ユーザのメールアドレスを閲覧可能な会議画面1600(図16(a))が表示される(ステップS1416)。
次に、図15を参照して、社内ユーザ(一般ユーザ)の参加処理について説明する。
まず、サーバ200は、社内ユーザ(例:ユーザA)の会議への入室処理を行う(ステップS1501)。
サーバ200は入室したユーザAのクライアント端末100Aに対して、会議画面、表示名、及びメールアドレスを送信する(ステップS1502)。このとき、サーバ200は入室に成功した旨の通知をクライアント端末100Aに送信する。
クライアント端末100Aは、サーバ200から会議画面、表示名、及びメールアドレスを受信し、会議画面における表示領域と表示名、メールアドレスとを対応付けて記憶する(ステップS1503)。
また、クライアント端末100Aは、会議画面を表示し(ステップS1504)、ステップS1505の画像送受信・表示処理に移行する。ステップS1505の画像送受信・表示処理については後述する。
サーバ200は、入室したユーザAと同じ会議に参加中のユーザを特定する(ステップS1506)。
そして、サーバ200は、特定した各ユーザのクライアント端末100B、100C、100Dに、ユーザAの表示名・メールアドレスを送信する(ステップS1507)。
各クライアント端末100B、100C、100DはユーザAの表示名・メールアドレスをサーバ200から受信し、会議画面の表示領域と対応付けて記憶するとともに、表示する(ステップS1508、S1509、S1510)。
次に図14のステップS1417、図15のステップS1505の会議画像の送受信・表示処理について説明する。
クライアント端末100は、自装置が備えるカメラ(自装置に接続されているカメラ101または自装置に内蔵されるカメラ214)を起動し、当該カメラ101(214)による画像の撮影を開始する。
クライアント端末100は、カメラ101(214)で撮像された画像(映像/会議画像)を取得して、会議画面上に表示する。
例えば、図16(a)の会議画面1600は、ホストユーザAの会議画面1600の一例である。会議画面1600には、会議の参加者毎に画像表示領域1603a、1603b、1603c、1603dと名前表示部1602a、1602b、1602c、1602dとが設けられる。画像表示領域1603a〜1603dには、参加者のクライアント端末100で撮像された画像がリアルタイムに表示される。例えば、図16(a)の例では、右下の画像表示領域1603dに、自装置(クライアント端末100A)のカメラ101で撮像した本人の画像が表示される。
名前表示部1602a〜1602dには、各画像表示領域1603a〜1603dに表示される画像の送信元のユーザの表示名が表示される。ユーザAは会議の主催者(ホストユーザ)であるので、図14のステップS1414及び図15のステップS1502の処理により参加者全員のメールアドレス(個別情報)と表示名が閲覧可能に表示される。
また図16に示すように、会議画面1600にはボタン表示領域1604が設けられる。ボタン表示領域1604には、指定画像の共有を開始するための「資料共有」ボタンや、会議から退出する(会議室から退室する)ための「退出」ボタン等、各種の処理の実行を指示するためのボタンが設けられる。
クライアント端末100は、自装置のカメラ101からの入力画像(映像)を会議画面1600に表示する一方で、映像コーデックによる画像(映像)の圧縮処理を行い、圧縮後の画像を、1フレームごとに、順次自装置のメモリ上の送信用画像キュー400(図4(a))に保存・記憶する。
記憶及び送信する際の画像のフレームレートは、メモリに記憶されているものとし、これに従う。フレームレートの値は、サーバ200からクライアント端末100へ、会議参加時に送信・配布される。
クライアント端末100は、カメラ101から取得した映像の各フレームの画像に対し、当該画像を取得した順に識別番号を割り振って、送信用画像キュー400に記憶する。
クライアント端末100は、送信用画像キュー400に保存した画像402を、サーバ200に識別番号401と共に順次送信する
サーバ200は、クライアント端末100から画像(圧縮データ)402及びその識別番号401(以下、画像402等と呼ぶ)を受信する。そして、サーバ200のメモリ上に保持しているユーザ別画像キュー540(図5(d)参照)に、受信した画像402等を送信元ユーザ毎に記憶して管理する。
図5(d)に示すように、ユーザ別画像キュー540は、ユーザID541と、画像543及び画像543の識別番号542、送信済みユーザ544の項目から構成される。
ユーザ別画像キュー540は、ユーザの会議室への入室処理が行われた際等に、サーバ200のCPU201により、当該会議室に入室したユーザ毎に(会議への参加者であるユーザID541ごとに)生成され、メモリ上に保持されるものとする。
ユーザ別画像キュー540の識別番号542には、クライアント端末100より受信した、送信用画像キュー400の識別番号401が記憶される。ユーザ別画像キュー540の画像543には同じくクライアント端末100より受信した、送信用画像キュー400の画像402と同じ情報が識別番号542と対応付けて記憶される。
送信済みユーザ544には、画像543の送信先のクライアント端末100のユーザのユーザIDが記憶される。
クライアント端末100は、次に、他の会議参加者の画像の取得要求をサーバ200に送信する。
つまり、同じ会議に参加中の他のユーザの画像を要求する。
サーバ200は当該取得要求を受け付け、要求元のクライアント端末100でログインしているユーザ以外の、当該ユーザと同じルームに入室中のユーザのユーザIDを、参加情報510を参照して特定し、特定した他の入室者のユーザ別画像キュー540をそれぞれ特定する。
そして、特定した他の入室者のユーザ別画像キュー540の画像543のうち、最新の識別番号542(最も後ろの番号)の画像543を取得し、取得した各ユーザの画像543を、当該画像543に対応するユーザID541と共に要求元のクライアント端末100に送信する。
つまり、同じ会議に参加中の他のユーザの画像を、要求元のクライアント端末100に送信する。
その後、サーバ200は、画像543を送信した先のユーザのユーザIDを、ユーザ別画像キュー540の送信済みユーザ544に記憶する。
クライアント端末100は、サーバ200から送信された画像543(圧縮データ)を受信し、表示用画像キュー410(図4(b))に記憶する。受信した画像543は送信元のユーザID毎に画像413として記憶される。表示用画像キュー410の一例を図4(b)に示す。
表示用画像キュー410は、クライアント端末100が受信した画像413の送信元のユーザ(ユーザID411に示すユーザ)毎に生成される。識別番号412は受信した画像413のシーケンス番号である。
つまり、表示用画像キュー410のユーザID411には、ユーザ別画像キュー540と同じユーザID541の値が記憶される。また、表示用画像キュー410の識別番号412には、ユーザ別画像キュー540の識別番号542と同じ値が記憶される。
また、表示用画像キュー410の画像413には、ユーザ別画像キュー540の画像543と同じ画像が、当該画像543を受信する都度、追加登録される。
クライアント端末100は、サーバ200から送信された画像543のユーザが会議画面1600の画像表示領域1603a〜1603dに未割当のユーザである場合、当該ユーザを、ユーザが割当てられていない画像表示領域に割り当てる処理を行う。
クライアント端末100は、受信した各ユーザの画像に対して映像コーデックによる伸長処理を行って映像(画像)を復元し、復元した各ユーザの画像を、表示領域情報420に示される各ユーザに対応する表示領域1603a〜1603dに表示する。
クライアント端末100は、この処理を退室まで繰り返す。すなわち、サーバ200から順次受信した画像を、それぞれの画像のユーザに対応する表示領域に表示することで、各ユーザの画像(会議画像)の表示を更新し、動画像(映像)として再生・表示する。
ウェブ会議を行う場合、実際には、複数のクライアント端末100が存在する場合がある。そのためサーバ200は、例えば画像の受信及び送信を、会議に参加しているユーザ数だけ実行することとなる。
会議の終了について説明する。例えば、あるユーザの会議画面1600において「退出」ボタン1604が押下操作された場合に、サーバ200は、そのユーザにとっての会議終了がされたと判定する。
また、会議室(ルーム)使用の終了時刻がサーバ200に記憶されている場合、当該終了時刻になるとサーバ200はウェブ会議を強制終了し、当該強制終了した旨を強制終了した会議に参加していたユーザのクライアント端末100に通知する。
クライアント端末100は、当該強制終了の通知を受け付けた場合に、会議が終了したものと判定する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、招待者側で参加ユーザの個別情報の公開命令を指定できるため、招待者の意向を優先して、被招待者同士に情報を共有させることができる。
また、招待者による公開命令がない場合には、会議参加者同士の関係(例えば、同じドメインであるか否か)に応じて、被招待者同士で共有する情報を決定することができる。
例えば、個人を一意に識別可能な情報である個別情報(メールアドレス等)を、当該情報を必要とする招待者(ホストユーザA)や、当該被招待者と同じ所属の被招待者(当該情報を知り得るユーザ)に対しては共有するものとする一方で、所属の異なる他の被招待者に対しては共有しないよう制御できる。
図16(b)は、ゲストユーザBの会議画面1610の一例である。ゲストユーザBとゲストユーザCは同じドメインでありゲストユーザBとゲストユーザDとは別のドメインである。ゲストユーザBの会議画面1610では、ゲスト同士のIDの公開命令がない場合には、図14のステップS1414〜ステップS1415の処理により、同じドメインのゲストユーザCの個別情報(メールアドレス)と表示名を閲覧可能とし、別のドメインのゲストユーザDの個別情報(メールアドレス)は閲覧できず、表示名のみ閲覧可能となる。主催者(ホストユーザA)の個別情報(メールアドレス)は閲覧可能である。
図16(c)は、同じドメインの参加者がいないゲストユーザDの会議画面1620の一例である。ゲストユーザDの会議画面1620では、ゲスト同士のIDの公開命令がない場合には、図14のステップS1415の処理により、他のゲストユーザB、Cの個別情報(メールアドレス)は閲覧できず、表示名のみ閲覧可能となる。この場合でも主催者(ホストユーザA)の個別情報(メールアドレス)は閲覧可能である。
つまり、被招待者(ゲストユーザ)が会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
<第2の実施形態>
図17〜図20を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図17〜図20を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態の情報処理システム1は、ウェブ会議において、個別情報を共有するか否かを、被招待者(ゲストユーザ)と会議に参加する参加者との関係に応じて当該被招待者に通知し、どのような情報を共有するかを被招待者に問い合わせる機能を備える。
なお、第2の実施の形態の情報処理システム1のシステム構成及びハードウェア構成は第1の実施の形態の情報処理システム1(図1、図2参照)と同様であるため、説明を省略し同一の各部は同一の符号を付して説明するものとする。
図17を参照して、本発明の第2の実施形態における、各情報処理装置(クライアント端末100、サーバ200)の機能構成について説明する。
クライアント端末100は、サーバ200と連携してウェブ会議を行うための機能部として、制御部10、記憶部11、送信制御部12、問い合わせ画面表示部15、応答部13、個別情報表示部14等を備える。制御部10、記憶部11、送信制御部12、応答部13、個別情報表示部14については第1の実施の形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
サーバ200は、制御部20、会議情報記憶部21、受信制御部22、記憶部23、送信制御部24、判定部28、問い合わせ部29、個別情報送信部27等を備える。制御部20、会議情報記憶部21、受信制御部22、記憶部23、送信制御部24、個別情報送信部27については、第1の実施の形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
第2の実施の形態において、サーバ200の判定部28は、被招待ユーザ(ゲストユーザ)が参加する会議に、当該被招待ユーザ(ゲストユーザ)を招待した招待ユーザ(ホストユーザ)とは別のユーザ(ゲストユーザ)が参加するか否かを判定する。
ゲストユーザの参加状況は、サーバ200の会議情報記憶部21(外部メモリ211)の参加情報510(図5(b)参照)に基づいて判定できる。
サーバ200の問い合わせ部29は、判定部28において、被招待ユーザ(ゲストユーザ)が参加する会議に、当該被招待ユーザ(ゲストユーザ)を招待した招待ユーザ(ホストユーザ)とは別のユーザが参加すると判定された場合に、その会議において被招待ユーザが開示する情報の内容を、被招待ユーザのクライアント端末100に問い合わせる。
具体的には、被招待ユーザが別のユーザに開示する情報の内容を任意の表示名とするか、または予め会議情報記憶部21に記憶されている被招待ユーザの個別情報(メールアドレス)とするかを選択可能に問い合わせる。
また、問い合わせ部29は、問い合わせに対するクライアント端末100からの回答として、別のユーザによって指定された個別情報を取得する。
クライアント端末100の問い合わせ画面表示部15は、サーバ200の問い合わせ部29による問い合わせに応じた画面(問い合わせ画面1900)を表示する。
クライアント端末100の応答部13は、問い合わせ画面1900において指定された、問い合わせに対する回答を応答する。
例えば、問い合わせ画面1900では、被招待ユーザにより指定された、会議において開示する情報(ユーザの表示名とするかメールアドレスとするか等)を応答する。
第2の実施の形態において、サーバ200の個別情報送信部27は、問い合わせ部29で取得した個別情報を、同じ会議に参加している各ユーザのクライアント端末100に送信する。
クライアント端末100の個別情報表示部315は、サーバ200から受信した個別情報を、各ユーザの会議画像と共に表示する機能部である。
次に、図18を参照して、本発明の第2の実施形態における被招待ユーザ(ゲストユーザ)Bの参加処理の詳細について説明する。
図14の参加処理において、ゲストユーザBが入室し、表示名が予約情報520(図5(c))に登録されており、ゲスト同士のIDの公開命令がない場合(図14のステップS1401;ゲスト→ステップS1402〜ステップS1406、ステップS1407;Yes→ステップS1412;No)、第2の実施の形態では、図18のステップS1801へ移行する。
サーバ200は、図14のステップS1406で取得した予約情報520を参照し、同じ会議に他の被招待者(ゲスト)が存在するか判定する(ステップS1801)。
存在する場合(ステップS1801;Yes)、処理をステップS1802に移行する。存在しない場合は、処理をステップS1817に移行する。
サーバ200は、問い合わせ画面(図19の1900)を生成し、入室したクライアント端末100Bに送信する(ステップS1802)。
クライアント端末100Bは問い合わせ画面1900を受信し、表示する(ステップS1803)。
図19に示すように、問い合わせ画面1900には、表示名をユーザ(ゲストユーザ)とする場合に選択されるチェック欄1901と任意の表示名を入力する入力欄1902、登録されているメールアドレスを表示名とする場合に選択されるチェック欄1903と、「会議に参加する」ボタン1904が設けられている。
また、「本会議にはあなたを招待した「UserA/userA@×××.co.jp」さん以外のメンバーも参加予定です」のように、他のゲストユーザが存在する旨を通知するメッセージ1905を表示するようにしてもよい。
クライアント端末100Bは、表示名を問い合わせ画面1900の入力欄1902に入力した値とするか、メールアドレスとするかの選択操作を受け付ける(ステップS1804)。
クライアント端末100Bは問い合わせ画面1900にて選択/入力された情報を、サーバ200に応答する(ステップS1805)。
サーバ200は、応答を受け付け、応答された情報を記憶する(ステップS1806)。
サーバ200は、図14のステップS1403、S1404と同様に入室処理(ステップS1807)、会議画面送信処理(ステップS1808)を実行する。
クライアント端末100Bは、サーバ200から会議画面を受信するとともに入室成功の通知を受信すると(ステップS1809)、受信した会議画面を表示する(ステップS1810)。その後、画像送受信・表示処理を実行する(ステップS1811)。
ステップS1809〜ステップS1811の処理は、図14のステップS1405、ステップS1409、ステップS1417と同様である。
サーバ200は、問い合わせ画面1900でクライアント端末100Bにより応答された情報に従って、他の被招待者(クライアント端末100C、100D)に、ユーザBの表示名を送信する(ステップS1812)。
すなわち、問い合わせ画面1900でゲストユーザBによりチェック欄1901が指定された場合は入力欄1902に表示された文字列を表示名として他のクライアント端末100に送信する。
問い合わせ画面1900においてチェック欄1903が指定された場合は登録されているメールアドレスを表示名として送信する。
各クライアント端末100C、100DはユーザBの表示名(任意の文字列またはメールアドレス)を受信し、会議画面の表示領域と対応付けて記憶し、表示する(ステップS1813、S1814)。
更に、サーバ200は、招待者(ホストユーザAのクライアント端末100A)に、クライアント端末100B(ゲストユーザB)の表示名とメールアドレスの両方を送信する。
問い合わせ画面1900で表示名として任意の文字列が入力されていない場合は、メールアドレスのみを送信する(ステップS1815)。
クライアント端末100Aは、表示名やメールアドレスを受信すると、会議画面の表示領域と対応づけて記憶し、表示する(ステップS1816)。
ステップS1801の判定において、入室したゲストユーザBの他にゲストユーザがいないと判定した場合(ステップS1801:No)、会議の参加者は招待者と被招待者の2名である。
この場合、お互いが既知であることが多い(少なくとも、ホストユーザAはゲストユーザBのメールアドレスを知っている)。このためわざわざメールアドレスを非公開にしたり、表示名を任意の値に変更したりする必要はないため、問い合わせ画面1900は表示させず、メールアドレスを表示名としてホストユーザAのクライアント端末100Aに送信する(ステップS1817)。
クライアント端末100Aは、メールアドレスを受信すると、会議画面の表示領域と対応づけて記憶し、被招待者の表示名としてメールアドレスを表示する(ステップS1816)。
第2の実施形態の処理によれば、会議における被招待者の表示名を、どのような表示名として共有するかを、被招待者に問い合わせ、それに従って共有する情報を変更できる。
つまり、被招待者が会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
なお、第2の実施の形態において、図19に示す問い合わせ画面1900の代わりに、例えば図20(a)に示すような問い合わせ画面2000を生成・送信してもよい。
図20(a)の問い合わせ画面2000では、表示名をユーザ(ゲストユーザ)とする場合に選択されるチェック欄1901と任意の表示名を入力する入力欄1902、登録されているメールアドレスを表示名とする場合に選択されるチェック欄1903と、「会議に参加する」ボタン1904の他、他のゲストユーザの所属の情報2001が表示される。
これにより、ゲストユーザBは同じ会議に参加する他のユーザの所属を確認しながら表示名を応答できるようになる。
なお、所属の情報2001は、例えば予約情報520に登録されている各被招待者のメールアドレスのドメインと、当該ドメインと対応付けられた不図示の所属名の情報(サーバ200の外部メモリ211に記憶しておく)を用いて特定することができる。
図20(a)の問合せ画面2000を用いることにより、被招待者は、自分以外の参加者の所属を確認しながら、表示名を指定するか、或いはメールアドレスを表示名として用いるかを判断することが可能となる。
また、図19の問い合わせ画面1900の代わりに、例えば図20(b)に示す問い合わせ画面2010を生成・送信してもよい。
図20(b)に示す問い合わせ画面2010には、表示名をユーザ(ゲストユーザ)とする場合に選択されるチェック欄1901と任意の表示名を入力する入力欄1902、登録されているメールアドレスを表示名とする場合に選択されるチェック欄1903、他のゲストユーザが存在する旨を通知するメッセージ1905の他、「メールアドレスを他のユーザに公開しますか」というメッセージ2011とともに、「同じドメインのユーザのみに公開する」ボタン2012と「招待者にのみ公開する」ボタン2013が設けられる。
問い合わせ画面2010では、入力欄1902に任意の表示名が入力された場合に「同じドメインのユーザにのみ公開する」ボタン2012がアクティブ化し、「同じドメインのユーザにのみ公開する」ボタン2012が選択されると、サーバ200は、図14のステップS1414の処理を実行する。「招待者にのみ公開する」ボタン2013が選択された場合、サーバ200は、図18のステップS1812以降の処理を実行する。
図20(b)の問合せ画面2010を用いることにより、被招待者は、自分以外の参加者の所属(ドメイン)に応じて、メールアドレスを公開するかを設定可能となる。
これにより、被招待者が会議において共有する情報を柔軟に決定可能な仕組みを提供することができる。
なお、上述の各実施形態においてはウェブ会議を例にあげて本発明の説明をしたが、本発明は例えばテレビ会議、テレビ電話等にも適用可能である。ウェブ会議、テレビ会議、テレビ電話等の電子データを用いた会議を電子会議という。
以上、実施形態の一例について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、各図に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は各図の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各図の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1………………情報処理システム
100…………クライアント端末
10……………制御部
11……………記憶部
12……………送信制御部
13……………応答部
14……………個別情報表示部
15……………問い合わせ画面表示部
100A………クライアント端末(招待者;ホストユーザ)
100B………クライアント端末(被招待者;ゲストユーザ)
100C………クライアント端末(他の参加者)
100D………クライアント端末(他の参加者)
101…………カメラ
102…………マイク
103…………スピーカ
150…………ネットワーク
200…………サーバ
20……………制御部
21……………会議情報記憶部
22……………受信制御部
23……………記憶部
24……………送信制御部
25……………公開/非公開指定部
26……………判定部
27……………個別情報送信部
28……………判定部
29……………問い合わせ部
1000…………会議予約画面
1004c………公開命令
1600、1610、1620………会議画面
1900、2000、2010………問い合わせ画面
100…………クライアント端末
10……………制御部
11……………記憶部
12……………送信制御部
13……………応答部
14……………個別情報表示部
15……………問い合わせ画面表示部
100A………クライアント端末(招待者;ホストユーザ)
100B………クライアント端末(被招待者;ゲストユーザ)
100C………クライアント端末(他の参加者)
100D………クライアント端末(他の参加者)
101…………カメラ
102…………マイク
103…………スピーカ
150…………ネットワーク
200…………サーバ
20……………制御部
21……………会議情報記憶部
22……………受信制御部
23……………記憶部
24……………送信制御部
25……………公開/非公開指定部
26……………判定部
27……………個別情報送信部
28……………判定部
29……………問い合わせ部
1000…………会議予約画面
1004c………公開命令
1600、1610、1620………会議画面
1900、2000、2010………問い合わせ画面
Claims (15)
- 複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、
前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段と、
同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段と、
招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記判定手段は、同じ会議に参加するユーザ同士の関係を前記記憶手段に記憶されているメールアドレスのドメインに基づき判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記送信手段は、前記指定手段により開示しない旨の指定がある場合は、前記被招待ユーザと同じ所属のユーザに対しては送信内容に個人を特定する情報を含め、前記被招待ユーザと別の所属のユーザに対しては前記個人を特定する情報に代えて所定の表示名を送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記指定手段は、被招待ユーザ毎に前記個別情報を他のユーザに開示するか否かを指定可能とするユーザインターフェースを提供することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、 被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段と、
前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記問い合わせ手段は、前記被招待ユーザが前記別のユーザに開示する情報の内容を任意の表示名とするか、または予め記憶手段に記憶されている前記被招待ユーザの個別情報とするかを選択可能に問い合わせることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記問い合わせ手段は、更に、前記別のユーザの所属を示して問い合わせを行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記問い合わせ手段は、更に、前記被招待ユーザの個人を特定する情報をどのユーザに対して公開するかを選択可能に問い合わせることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記問い合わせ手段は、前記被招待ユーザが前記招待ユーザと異なる所属である場合に、問い合わせを行うことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載の情報処理装置。
- 複数のクライアント端末とサーバとがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
前記サーバは、
前記複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、
前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段と、
同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段と、
招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段と、
を備え、
前記クライアント端末は、
前記サーバから送信された前記個別情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する個別情報表示手段、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 複数のクライアント端末とサーバとがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
前記サーバは、
前記複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段と、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、
被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段と、
前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段と、を備え、
前記クライアント端末は、
前記問い合わせ手段による問い合わせに対する応答を入力する問い合わせ画面表示手段と、
前記問い合わせ画面表示手段における入力内容をサーバに対して応答する応答手段と、
前記サーバから送信された前記指定された情報を会議画面における該当するユーザの表示領域に表示する個別情報表示手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する情報処理装置が、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶するステップと、
前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させるステップと、
同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定するステップと、
招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記所定の個別情報を開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記所定の個別情報を開示しない旨が指定されている場合は、同じ会議に参加するユーザ同士の関係の判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信するステップと、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する情報処理装置が、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶するステップと、
被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定するステップと、
前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせるステップと、
前記問い合わせにおいて指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信するステップと、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、
複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段、
前記会議に参加するユーザにかかる所定の個別情報を、同じ会議に参加する他のユーザに開示するか否かを招待ユーザに指定させる指定手段、
同じ会議に参加するユーザ同士の関係を判定する判定手段、
招待ユーザにより招待された被招待ユーザの参加に際し、前記指定手段により開示する旨が指定されている場合は、同じ会議に参加中の全てのユーザに対して前記記憶手段に記憶されている当該被招待ユーザの個別情報を送信し、前記指定手段により開示しない旨が指定されている場合は、前記判定手段による判定結果に応じて公開する情報の内容を変更して他のユーザに対して送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
複数のクライアント端末間でネットワークを介した会議を行うための処理を実行する制御手段、
前記会議に参加する各ユーザに関する情報を記憶する記憶手段、
被招待ユーザが参加する会議に、当該被招待ユーザを招待した招待ユーザとは別のユーザが参加するか否かを判定する判定手段、
前記判定手段により、前記別のユーザが参加すると判定した場合に、前記会議において前記被招待ユーザが開示する情報の内容を、前記被招待ユーザのクライアント端末に問い合わせる問い合わせ手段、
前記問い合わせ手段において指定された情報を、当該会議に参加している別のユーザに開示すべく送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
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