JP2019035861A - 画像形成装置、及び画像形成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】実測デバイス感度が更新できない場合であっても、感光体の電位を目標電位に近づける。【解決手段】画像形成装置200は、表面電位センサ20で測定した感光体1の表面電位の測定値を用いて、帯電デバイス2及び露光デバイス3の実測デバイス感度を更新し、実測デバイス感度の更新からの、感光体1の感度に変化をもたらす物理量の変化量が予め定めた閾値以上となった場合、実測デバイス感度の代わりに予測デバイス感度を用いて、感光体1の電位が目標電位に近づくように帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成プログラムに関する。
特許文献1には、像形成体と、該像形成体を帯電手段により帯電電位V h ( V ) に帯電し、露光手段により露光して前記像形成体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像形成体上に形成した静電潜像を2 成分現像剤を用いD C バイアスV d c ( V ) に周波数F a c ( k H z) でピーク値V a c p − p ( V ) のA C バイアスが重畳された現像バイアス電圧を現像剤担持体に印加して現像を行い前記像形成体上にトナー像を形成する現像手段と、前記像形成体上に形成したトナー像を記録媒体もしくは中間転写体上に転写する転写手段と、前記像形成体上に残留した未転写のトナー像をクリーニングするクリーニング手段と、制御部と、を有する画像形成装置において、画像調整モード時には、制御部はかぶり抑制電位差( = | V h − V d c | ) を画像形成時より小さくとり、白地部の濃度を測定してかぶり量を検知し、検知値に応じて現像条件を設定し現像を行うことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2006−259101号公報
電子写真方式を用いた画像形成装置では、帯電デバイスで帯電した感光体を露光デバイスで露光して感光体に静電潜像を形成し、現像デバイスで静電潜像に現像剤を付着することで静電潜像を現像して、ユーザが指定した画像を形成する。
この場合に、帯電デバイス及び露光デバイスによって設定される感光体の電位が目標電位からずれると、形成される画像の品質が劣化することがある。したがって、例えばユーザが指定した画像を形成する前に、帯電デバイス及び露光デバイスのそれぞれの出力と感光体の電位との関係を表す各デバイス感度を測定し、感光体の電位が目標電位に近づくように帯電デバイス及び露光デバイスの出力を制御する。
感光体の電位は、感光体を回転させながら、感光体と対向する位置に設置された電位センサで測定するが、画像形成装置の起動後等、感光体に接触して感光体の残留現像剤を除去するクリーニングブレードとの接触抵抗を低減させるためのトナー供給バンドが感光体に形成される前に感光体の電位を測定すると、クリーニングブレードによって感光体に疵がつくことも考えられる。すなわち、画像形成装置には、測定した感光体の電位を用いて、帯電デバイス及び露光デバイスの各デバイス感度の更新が行えない期間が存在することになる。
デバイス感度の更新が行えない期間では、画像形成装置は、例えば過去に測定した帯電デバイス及び露光デバイスのデバイス感度に従って各デバイスの出力を制御する。しかし、感光体の帯電特性は変化することから、過去に測定したデバイス感度に従って帯電デバイス及び露光デバイスの出力を制御しても、感光体の電位が目標電位に近づかないことがある。
本発明は、感光体の電位を設定するデバイスのデバイス感度が更新できない場合であっても、感光体の電位を目標電位に近づけることができる画像形成装置、及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置の発明は、感光体の電位を測定する測定手段と、前記測定手段で測定した前記感光体の電位の測定値を用いて、前記感光体の電位を設定するデバイスの実測デバイス感度を更新する更新手段と、前記更新手段による前回の前記実測デバイス感度の更新からの、前記感光体の帯電特性に変化をもたらす物理量の変化量が予め定めた閾値以上となった場合、前記実測デバイス感度の代わりに、前記デバイスの出力に対する前記感光体の予測電位である予測デバイス感度を用いて、前記感光体の電位が目標電位に近づくように前記デバイスの出力を制御する制御手段と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記制御手段は、画像の形成の開始に伴って実行する準備処理において、前記感光体にトナーを付着させる前に、前記予測デバイス感度を用いて前記感光体の電位が目標電位となるように前記デバイスの出力を制御する。
請求項3記載の発明は、前記制御手段は、画像形成装置の起動後、及び画像形成装置の待機状態から画像形成状態へ復帰するまでに前記準備処理を実行する制御を行う。
請求項4記載の発明は、前記制御手段は、前回の実行から、前記物理量の変化量が前記閾値以上となるような間隔で実行される画像の形成に関する処理を行う前に、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御する。
請求項5記載の発明は、前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御した後、前記実測デバイス感度を更新する制御を行う。
請求項6記載の発明は、前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御した後、前記物理量の変化量が前記閾値未満で、かつ、前記閾値より小さい値に設定された実測閾値以上となった場合に、実測デバイス感度を更新する制御を行う。
請求項7記載の発明は、前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御してから、次の画像の前記感光体への形成を開始する前までに、前記実測デバイス感度を更新する制御を行う。
請求項8記載の発明は、前記物理量は、前記測定手段で前回前記感光体の電位を測定したときからの経過時間、及び前記測定手段で前回前記感光体の電位を測定したときの前記感光体の環境値の少なくとも一方である。
請求項9記載の発明は、前記感光体の環境値として、温度及び湿度の少なくとも一方が用いられ、前記制御手段は、温度が低くなるに従って、前記デバイスの出力が大きくなるように前記デバイスの出力を制御すると共に、湿度が高くなるに従って、前記デバイスの出力が大きくなるように前記デバイスの出力を制御する。
請求項10記載の画像形成プログラムの発明は、コンピュータを、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置の更新手段及び制御手段として機能させる。
請求項1、10記載の発明によれば、感光体の電位を設定するデバイスのデバイス感度が更新できない場合であっても、感光体の電位を目標電位に近づけることができる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、感光体に現像剤を付着させる前に、前回測定した実測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御する場合と比較して、準備処理において形成される画像の劣化を抑制することができる、という効果を有する。
請求項3記載の発明によれば、画像の形成を開始する前に、予測デバイス感度を用いたデバイスの出力の制御を行うことができる、という効果を有する。
請求項4記載の発明によれば、画像の形成に関する処理にあわせて、予測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御することができる、という効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、予測デバイス感度でデバイスの出力を制御した後は、物理量の変化量が予め定めた閾値以上となるまで、実測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御することができる、という効果を有する。
請求項6記載の発明によれば、同じ実測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御する場合と比較して、感光体の電位を更に目標電位に近づけることができる、という効果を有する。
請求項7記載の発明によれば、次の画像を感光体に形成する際に、予測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御する場合と比較して、画像の劣化を抑制することができる、という効果を有する。
請求項8記載の発明によれば、感光体の電位を前回測定したときからの経過時間、及び感光体の電位を前回測定したときの感光体の環境値と最新の感光体の環境値の変化量の少なくとも一方から、実測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御するか、予測デバイス感度を用いてデバイスの出力を制御するかを決定することができる、という効果を有する。
請求項9記載の発明によれば、温度及び湿度の少なくとも一方を用いて、デバイスの出力を制御することができる、という効果を有する。
画像形成装置の要部構成例を表す概略側面図である。 感光体の表面電位の一例を示す図である。 クリーニング電位及び現像電位がずれた場合の感光体の表面電位の一例を示す図である。 画像形成装置における電気系統の要部構成例を示す図である。 第1実施形態に係る準備処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実測デバイス感度の更新処理における流れの一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る準備処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、機能が同じ構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を省略する。また、本実施の形態では、色の表示に関して、黄色を“Y”、マゼンタ色を“M”、シアン色を“C”、黒色を“K”で表すものとする。
各部材又は画像を色毎に区別して説明する必要がある場合には、名称又は符号の末尾に各色に対応する色符号(Y、M、C、K)を付して区別する。一方、各部材又は画像を色毎に区別することなくまとめて説明する場合には、名称又は符号の末尾に付加する色符号を省略する。
<第1実施形態>
図1に、電子写真方式を用いた画像形成装置200の要部構成を表す概略側面図の一例を示す。画像形成装置200には、例えば図示しない通信回線を介してユーザから画像の形成対象である画像データを受信し、受信した画像データに基づいた画像を用紙等の記録媒体に形成する画像形成機能が搭載されている。以降では、ユーザから受け付けた画像の形成対象である画像データによって記録媒体に形成される画像を「ユーザ画像」という。また、「ユーザ」とは、画像形成装置200に画像の形成を依頼した者を指す。
画像形成装置200は、一例として、白黒及びカラーに対応した画像を形成する。したがって、画像形成装置200は、いわゆるプロセスカラーと呼ばれるY、M、C、及びKの色毎に、図中矢印Aの方向に回転する4つの感光体1Y、1M、1C、1Kと、帯電バイアスを印加することにより各感光体1の表面を帯電する帯電デバイス2Y、2M、2C、2Kを備える。帯電デバイス2には、例えばバイアスチャージロール(Bias Charging Roller:BCR)、又はスコロトロンが用いられる。
また、画像形成装置200は、帯電された感光体1表面を各色の画像情報に基づいて変調した光で露光し、感光体1上に静電潜像を形成する露光デバイス3Y、3M、3C、3Kと、周囲に対応する色の現像剤を付着し、感光体1に回転しながら接触する現像ロール34Y、34M、34C、34Kを各々備える。露光デバイス3には、例えばレーザROS(Raster Output Scanner)、又はLEDプリントヘッド(LED Print Head:LPH)が用いられる。
現像器4Y、4M、4C、4Kは、対応する色の現像剤を現像ロール34に供給し、図示しない現像バイアス用電源から現像ロール34毎に現像バイアスを印加することで、現像ロール34に付着した現像剤のトナーを静電的に静電潜像に付着させ、各色のトナーで静電潜像を現像し、感光体1上に画像を形成する。なお、現像剤には、トナーとキャリアが含まれる2成分現像剤が用いられる。「トナー」とは、顔料等を含んだ色粒子であり、「キャリア」とは、トナーに電荷を与えて現像バイアスが印加された現像ロール34にトナーを静電的に付着させる磁性粒子である。現像剤は色毎に用意された図示しない現像剤カートリッジに収納されており、制御部60が図示しないディスペンスユニットを制御して、現像剤カートリッジに収納された現像剤を対応する色の現像器4に搬送する。
また、画像形成装置200は、感光体1に形成された各色の画像を中間転写体の一例である中間転写ベルト6に転写する一次転写器5Y、5M、5C、5Kを備えると共に、記録媒体の一例である用紙Pを収納する用紙収容部Tと、中間転写ベルト6上の画像を用紙Pに転写する二次転写器7と、用紙Pに転写された画像を用紙Pに定着させる定着器9と、二次転写器7で画像を用紙Pに転写した後、中間転写ベルト6表面に残留するトナーを除去するベルトクリーナー8を備える。
なお、用紙収容部Tに収納される記録媒体は用紙Pに限られず、現像剤のトナーが定着してユーザ画像が形成されるものであればどのようなものであってもよい。記録媒体は、例えばOHP(Overhead Projector)シートのように石油由来の素材であってもよい。
また、画像形成装置200は、各感光体1の表面をクリーニングするクリーニングブレード21Y、21M、21C、21Kと、各感光体1表面の残留電荷を除去する図示しない除電器を備える。
更に画像形成装置200は、中間転写ベルト6に転写された画像の濃度をトナー色毎に読み取る濃度センサ15、画像形成装置200内部の温度を測定する温度センサ16、画像形成装置200内部の湿度を測定する湿度センサ19、及び各色の感光体1とそれぞれ対向する位置に設置された表面電位センサ20Y、20M、20C、20Kを備える。
表面電位センサ20は、ESV(Electrostatic Voltmeter)センサとも呼ばれ、対向する感光体1の表面電位を測定する測定手段の一例である。
画像形成装置200のうち、中間転写ベルト6に転写される画像の形成に関連する部材、例えば感光体1、帯電デバイス2、露光デバイス3、現像器4、表面電位センサ20、クリーニングブレード21、現像ロール34、及び図示しない除電器等は、互いに連携して画像を形成する画像形成ユニット17の一例である。
図1の例では、中間転写ベルト6の搬送方向上流側から下流側に沿って順に、画像形成ユニット17Y、画像形成ユニット17M、画像形成ユニット17C、及び画像形成ユニット17Kが配置されているが、画像形成ユニット17の配置はこれに限定されず、どのように配置してもよい。
次に、図1に示した画像形成装置200における画像形成動作について説明する。
まず、画像形成装置200は、例えば図示しない通信回線を介して図示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置から、画像の形成対象である画像データを受け付ける。
画像形成装置200は画像データを受け付けると、帯電デバイス2に帯電バイアスを供給し、感光体1の表面を負極に帯電する。
一方、画像データは、画像形成装置200の制御部60に入力される。制御部60は、入力された画像データを、装着されている画像形成ユニット17の現像剤の各色成分に対応した色画像データに分解した後、各色の色画像データに基づいた変調信号を、対応する色の露光デバイス3に出力する。露光デバイス3は、入力された変調信号に従って変調したレーザ光線11を出力する。
この変調されたレーザ光線11は、それぞれ感光体1の表面に照射される。感光体1表面は帯電デバイス2により負極に帯電した状態にあるが、感光体1表面にそれぞれレーザ光線11が照射されると、レーザ光線11が照射された部分の電荷が消滅して、感光体1上には各色の色画像データに対応した静電潜像が各々形成される。なお、露光デバイス3からレーザ光線11を照射して感光体1に静電潜像を形成することを「露光」という。
各色の現像器4には、それぞれY、M、C、Kの負極に帯電した現像剤、及び現像剤を感光体1表面に付着する現像ロール34が備えられている。
回転駆動される感光体1上に形成された静電潜像が現像ロール34に到達すると、図示しない現像バイアス用電源によって現像ロール34に現像バイアスが印加される。これにより、現像ロール34の各々の周面に付着した各色のトナーが、それぞれ対応する色の感光体1の静電潜像に付着し、感光体1の各々に、各色に分解された色画像データに対応する画像が各々形成される。
更に、図示しないモータによりローラ12A、12D、12E、及び二次転写器7のバックアップロール7Aが回転することによって、中間転写ベルト6が矢印14の方向に搬送され、一次転写器5と感光体1により形成されるニップ部の各々で中間転写ベルト6が感光体1に押し当てられる。この際、図示しない一次転写バイアス電源から一次転写器5に一次転写バイアスが供給される。これにより、感光体1に形成された各色の画像が中間転写ベルト6に順次転写され、各色の画像が重畳されることで、中間転写ベルト6にユーザ画像が形成される(一次転写)。
中間転写ベルト6に画像を転写した感光体1は、クリーニングブレード21により表面に付着した残留トナー等の付着物が除去され、図示しない除電器により残留電荷が除去される。
一方、二次転写器7は、中間転写ベルト6を張架するバックアップロール7Aと二次転写ロール7Bを含んで構成され、二次転写ロール7Bは中間転写ベルト6に接触して、中間転写ベルト6の搬送に追従して回転する。
また、図示しないモータにより用紙搬送ローラ13が回転することで、用紙収容部T内の用紙Pが二次転写器7のバックアップロール7Aと二次転写ロール7Bとの組み合わせによる二次転写ロール対によって形成される二次転写ニップ部に搬送される。
そして、二次転写ニップ部において、ユーザ画像が形成されている中間転写ベルト6の面と対向した状態で用紙Pが中間転写ベルト6に押し当てられる際に、二次転写バイアス電源から二次転写ロール対に二次転写バイアスが供給され、中間転写ベルト6に形成されたユーザ画像が用紙Pに転写される(二次転写)。用紙P上に転写されたユーザ画像は、定着器9により加熱されながら加圧され、用紙Pに定着する。
用紙Pにユーザ画像を転写した中間転写ベルト6は、ベルトクリーナー8によって表面に付着した残留トナー等の付着物が除去される。
以上により、用紙Pにユーザ画像が形成され、画像形成動作が終了する。このように画像形成装置200は画像データを受け付けた場合に、用紙Pにユーザ画像を形成することから、画像データの送信は、ユーザによる画像の形成要求の一例である。
ユーザ画像を画像データによって指定された濃度及び形状を有する画像に近づけて記録媒体に形成するためには、各感光体1に形成される色毎の画像の濃度及び形状を、画像データによって指定された濃度及び形状に近づけることが重要である。
感光体1に形成される色毎の画像は、帯電デバイス2で帯電させた感光体1に露光デバイス3から出力したレーザ光線11を照射して、感光体1の表面電位を調整することで得られる静電潜像に、帯電したトナーを静電的に付着させることで得られる。
したがって、ユーザ画像を画像データによって指定された画像に近づけるためには、感光体1の表面電位を画像データによって指定された濃度が得られ、かつ、画像ディフェクトができるだけ発生しにくい表面電位に設定する必要がある。ここで「画像ディフェクト」とは、例えば画像の白抜け、画像の汚れ、及び画像の色むらといった、形成した画像に発生する不良事象全般を包括する事象をいう。
図2は、感光体1の表面電位の一例を示す図である。図2において、“VH”は帯電デバイス2に印加される帯電バイアスによって設定される感光体1の表面電位を表し、「帯電電位VH」と呼ばれる。“VL”は、露光デバイス3から照射されるレーザ光線11による露光によって設定される感光体1の表面電位を表し、「露光電位VL」と呼ばれる。“VB”は現像ロール34に印加される現像バイアスの電位を表し、「現像バイアスVB」と呼ばれる。すなわち、帯電デバイス2及び露光デバイス3は、感光体1の表面電位を設定するデバイスの一例である。
露光電位VLと現像バイアスVBの電位差は「現像電位Vdeve」と呼ばれ、感光体1に付着させるトナーの量を設定する値である。すなわち、感光体1に形成される画像の濃度は、現像電位Vdeveの大きさによって設定される。帯電電位VHと現像バイアスVBの電位差は「クリーニング電位Vcln」と呼ばれ、「現像電位Vdeve/クリーニング電位Vcln」によって表される画像の濃度階調、すなわち、画像のコントラスト比を設定する。
クリーニング電位Vclnは、クリーニング電位Vclnが予め定めた目標クリーニング電位より大きくなるに従って、現像剤のキャリアが感光体1に付着するBCO(Bead-Carry-Out)が発生しやすくなる傾向を示す。キャリアが感光体1に付着すると、ユーザ画像にシミ及び画像の白抜け等の画像ディフェクトが発生すると共に、付着したキャリアによって感光体1に疵が入り、画像ディフェクトが発生する場合がある。
一方、クリーニング電位Vclnは、クリーニング電位Vclnが予め定めた目標クリーニング電位より小さくなるに従って、静電潜像以外の余白部分にトナーが排出されるかぶりが発生し、画像ディフェクトが発生しやすくなる傾向を示す。更に、かぶりが発生した場合は、かぶりが発生しない状態でユーザ画像を形成する場合と比較して、トナーの消費量が多くなる。
したがって、画像形成装置200は、画像ディフェクトができるだけ発生せず、かつ、目標とする画像のコントラスト比を実現するような現像電位Vdeveとクリーニング電位Vclnを、それぞれ目標現像電位及び目標クリーニング電位として設定している。
現像バイアスVBは、感光体1の表面電位とは関係なく予め定めた電位に設定されるため、帯電電位VHと現像バイアスVBの電位差を目標クリーニング電位に設定するためには、帯電電位VHを調整することになる。帯電電位VHは、帯電デバイス2から出力される電界の強さによって設定されるため、現像バイアスVBとの電位差が目標クリーニング電位となるように感光体1の表面電位を設定する帯電バイアスを帯電デバイス2に印加する。目標クリーニング電位を実現するために帯電デバイス2に印加する帯電バイアスの大きさを「目標帯電バイアス」という。目標クリーニング電位を実現するための帯電電位VHの大きさは目標電位の一例である。
一方、露光電位VLと現像バイアスVBの電位差を目標現像電位に設定するためには、露光電位VLを調整することになる。露光電位VLは、露光デバイス3から出力されるレーザ光線11の強度によって設定されるため、現像バイアスVBとの電位差が目標現像電位となるように感光体1の表面電位を設定する大きさの露光バイアスを露光デバイス3に印加する。目標現像電位を実現するために露光デバイス3に印加する露光バイアスの大きさを「目標露光バイアス」という。目標現像電位を実現するための露光電位VLの大きさは目標電位の一例である。
しかしながら、感光体1の感度を表す帯電特性は、感光体1が設置されている場所の環境値の変化、及び時間の経過の少なくとも一方によって変動する。なお「感光体1の感度」とは、同じエネルギーに対する感光体1の帯電又は放電のしやすさをいう。したがって、予め定めた目標帯電バイアス及び目標露光バイアスをそれぞれ帯電デバイス2及び露光デバイス3に印加しても、クリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位からずれる場合がある。
図3は、感光体1の帯電特性の変動によってクリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位からずれる例を示した図である。
例えば感光体1は温度が高くなるほど帯電しやすくなるため、現在の温度より温度が低い状態で目標クリーニング電位を実現する帯電バイアスを帯電デバイス2に印加すると、実際の帯電電位VHが目標とする帯電電位VHより大きくなり、クリーニング電位Vclnが目標クリーニング電位より大きくなる。また、例えば感光体1は温度が高くなるほど放電しやすくなるため、現在の温度より温度が低い状態で目標現像電位を実現する露光バイアスを露光デバイス3に印加すると、実際の露光電位VLが目標とする露光電位VLより大きくなり、現像電位Vdeveが目標現像電位より大きくなる。ここでは、温度による感光体1の感度の変動について説明したが、湿度によっても感光体1の感度は変動する。具体的には、感光体1は湿度が高くなるほど帯電し難く、かつ、放電し難くなる。
したがって、画像形成装置200は、感光体1を回転させながら、感光体1が1回転する間に予め定めた複数の異なる帯電バイアスを帯電デバイス2に印加して、感光体1の表面を各々の帯電バイアスに対応した複数の電位に帯電させる。そして、画像形成装置200は、感光体1の表面電位を表面電位センサ20で測定し、帯電デバイス2に印加した帯電バイアスの大きさ、すなわち、帯電デバイス2の帯電出力と、感光体1の表面電位との関係性を示す特性である「帯電デバイス感度」を取得する。
また、画像形成装置200は、帯電した感光体1を回転させながら、感光体1が1回転する間に予め定めた複数の異なる露光バイアスを露光デバイス3に印加して、感光体1の表面を各々の露光バイアスに対応したレーザ光線11の強さで照射する。そして、画像形成装置200は、感光体1の表面電位を表面電位センサ20で測定し、露光デバイス3に印加した露光バイアスの大きさ、すなわち、レーザ光線11の強度と、感光体1の表面電位との関係性を示す特性である「露光デバイス感度」を取得する。
なお、表面電位センサ20で実際に感光体1の表面電位を測定し、帯電デバイス感度及び露光デバイス感度を更新する処理を、「電位感度セットアップ」という。また、帯電デバイス感度及び露光デバイス感度をあわせて「デバイス感度」といい、表面電位センサ20を用いて電位感度セットアップで実際に測定した帯電デバイス感度及び露光デバイス感度をあわせて「実測デバイス感度」という。
電位感度セットアップを実行すれば、電位感度セットアップ実行時の感光体1の感度に対応した実測デバイス感度が得られる。したがって、実測デバイス感度から目標帯電バイアス及び目標露光バイアスを決定すれば、感光体1の感度が変動している場合であっても、クリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位に近づくことになる。
画像形成装置200の電源がオンされ、画像形成装置200が起動した後、及び画像形成装置200が画像データを予め定めた期間に亘って受け付けなかった際に移行する待機状態にある場合において画像データを受け付けた後には、画像形成に関係する部材に電力を供給するサイクルアップ、クリーニングブレード21との接触抵抗を低減させるために実行される感光体1へのトナー供給バンドの形成、及び現像剤の劣化や像流れによる画像ディフェクトを抑制するために実行されるトナーの吐出しといった、画像の形成に係る準備を行う準備処理が実行され、画像形成状態に移行する。
ここで「待機状態」とは、画像形成に関連する少なくとも1つの部材への電力の供給が停止され、電力の消費が抑えられた状態をいい、「画像形成状態」とは、画像形成に関連する各部材に電力が供給され、画像データを受け付けると遅延なく画像の形成が開始される状態をいう。なお、準備処理が行われる期間を「準備期間」という。
準備処理ではトナー供給バンドの形成、及びトナーの吐出しといったトナーを感光体1に付着させる処理を実行するため、それに先立ち、電位感度セットアップを実行して、目標帯電バイアス及び目標露光バイアスを決定することが好ましい。しかし、感光体1の感度が変動している場合において、トナーを感光体1に付着させる前に電位感度セットアップを行うと、クリーニングブレード21によって感光体1に疵がつくことがある。このように画像形成装置200の稼働中には、例えば準備期間のように、電位感度セットアップを実行して実測デバイス感度を更新することが好ましくない期間が存在する。
画像形成装置200は、以下に説明する制御によって、実測デバイス感度を更新することが好ましくない期間であっても、感光体1の表面電位が目標電位に近づくように帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を制御する。
まず、図4を参照して、画像形成装置200の電気系統の要部構成について説明する。
図4に示すように、画像形成装置200の制御部60は、例えばコンピュータ30で構成される。コンピュータ30は、本実施の形態に係る更新手段及び制御手段の一例であるCPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、不揮発性メモリ37、及び入出力インターフェース(I/O)35を備える。そして、CPU31、ROM32、RAM33、不揮発性メモリ37、及びI/O35がバス36を介して各々接続されている。不揮発性メモリ37は、供給電力を遮断しても記憶した情報が維持される記憶装置の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるが、ハードディスクを用いてもよい。
I/O35には、一次転写器5、二次転写器7、定着器9、濃度センサ15、温度センサ16、画像形成ユニット17、搬送用モータ群18、及び湿度センサ19が接続される。搬送用モータ群18には、中間転写ベルト6を搬送する各種ローラ(例えば、ローラ12A、12D、12E)、及び用紙Pを搬送する用紙搬送ローラ13等を駆動するモータが含まれる。
なお、I/O35に接続される装置は図4に例示された装置に限定されない。例えばインターネット等の通信回線に接続し、通信回線に接続された図示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置との間でデータ通信を行う通信装置を接続してもよい。
図5は、実測デバイス感度を更新することが好ましくない期間の一例である準備期間に、CPU31によって実行される準備処理の流れの一例を示すフローチャートである。
準備処理を規定する画像形成プログラムは、例えばROM32に予め記憶されている。CPU31は、ROM32に記憶される画像形成プログラムを読み込み、準備処理を実行する。
ステップS10において、CPU31は、現在の時刻を取得し、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間を算出する。電位感度セットアップが実行された場合、電位感度セットアップを実行した時刻が例えば不揮発性メモリ37に記憶される。したがって、CPU31は、不揮発性メモリ37から前回実行した電位感度セットアップの実行時間を取得して経過時間を算出する。なお、時刻の取得は、例えばCPU31に内蔵されている時計機能を用いればよい。
ステップS20において、CPU31は、ステップS10で算出した経過時間が閾値T1以上であるか否かを判定する。閾値T1とは、前回実行した電位感度セットアップで更新したデバイス感度を用いて設定した目標帯電バイアス及び目標露光バイアスをそれぞれ帯電デバイス及び露光デバイスに印加した場合、クリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位からずれて、画像ディフェクトが発生する程度に感光体1の感度が変動していると推定される経過時間を示す閾値である。閾値T1は、画像形成装置200の実機による実験、又は画像形成装置200の設計仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により予め求められ、例えば不揮発性メモリ37に予め記憶されている。
ステップS20の判定処理が肯定判定の場合、すなわち、ステップS10で算出した経過時間が閾値T1以上の場合には、ステップS30に移行する。
この場合、画像ディフェクトの発生を抑制するため、ステップS30において、CPU31は、前回の電位感度セットアップで更新した帯電デバイス感度に対して感光体1の感度の変動を考慮して推定した、現時点における帯電デバイス感度(以降、「予測帯電デバイス感度」という)を推定する。また、CPU31は、前回の電位感度セットアップで更新した露光デバイス感度に対して感光体1の感度の変動を考慮して推定した、現時点における露光デバイス感度(以降、「予測露光デバイス感度」という)を推定する。なお、推定された予測帯電デバイス感度及び予測露光デバイス感度をあわせて「予測デバイス感度」という。
実測デバイス感度から予測デバイス感度を推定する推定方法には、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間に応じて、前回更新した実測デバイス感度を補正する公知の推定方法が用いられる。
ステップS40において、CPU31は、クリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位に近づくように、ステップS30で推定した予測帯電デバイス感度から得られる目標帯電バイアスを帯電デバイス2に印加すると共に、ステップS30で推定した予測露光デバイス感度から得られる目標露光バイアスを露光デバイス3に印加して、帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する。
一方、ステップS20の判定処理が否定判定の場合、すなわち、ステップS10で算出した経過時間が閾値T1未満の場合には、ステップS50に移行する。
この場合、前回実行した電位感度セットアップで更新したデバイス感度から設定した目標帯電バイアス及び目標露光バイアスをそれぞれ帯電デバイス2及び露光デバイス3に印加しても、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位のずれ、及び現像電位Vdeveと目標現像電位のずれは、それぞれずれていないとみなせる範囲に収まることになる。なお、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位、及び現像電位Vdeveと目標現像電位がずれていないとみなせる範囲は、画像形成装置200の実機による実験、又は画像形成装置200の設計仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により決定される。
したがって、S50において、CPU31は、前回実行した電位感度セットアップで更新したデバイス感度から設定した目標帯電バイアス及び目標露光バイアスをそれぞれ帯電デバイス2及び露光デバイス3に印加して、帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する。
ステップS60において、CPU31は、ステップS40又はステップS50で設定した帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力のもとで、現像ロール34に現像バイアスVBを印加して、感光体1にトナー供給バンドを形成する。これによって、クリーニングブレード21にトナーが供給されるため、トナー供給バンド形成前と比較して、感光体1とクリーニングブレード21との接触抵抗が低減することになる。
ステップS70において、CPU31は、ステップS40又はステップS50で設定した帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力のもとで、現像ロール34に現像バイアスVBを印加して、感光体1にトナーの吐出しを行う。これによって、トナーの吐出しを行わずに画像を形成する場合と比較して、現像剤の劣化や像流れによる画像ディフェクトが抑制されることになる。
感光体1へのトナー供給バンドの形成及びトナーの吐出しを終えると、ステップS80において、CPU31は、電位感度セットアップを実行して、実測デバイス感度、すなわち、帯電デバイス感度及び露光デバイス感度を更新する。CPU31は、更新した帯電デバイス感度、露光デバイス感度、及び電位感度セットアップの実行時間を不揮発性メモリ37に記憶する。
以上により、図5に示した準備処理を終了する。なお、図5に示した準備処理は画像形成装置200の起動後や、画像形成装置200が待機状態で画像データを受け付けた後等だけでなく、ユーザが指示したタイミングで実行してもよい。
また、図5に示した準備処理では、感光体1の感度が、画像ディフェクトが発生する程度に変動しているか否かを、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間、すなわち、表面電位センサ20で感光体1の電位を測定したときからの経過時間で判定した。しかし、感光体1の感度が、画像ディフェクトが発生する程度に変動しているか否かの判定はこれに限られない。
例えば、表面電位センサ20で感光体1の電位を測定したときの感光体1の環境値に対する変化量を用いてもよい。具体的には、ステップS80で電位感度セットアップを実行した際の温度及び湿度をそれぞれ温度センサ16及び湿度センサ19で測定し、不揮発性メモリ37に記憶しておく。そして、図5のステップS10で前回実行した電位感度セットアップからの経過時間を算出する代わりに、現在の温度及び湿度をそれぞれ温度センサ16及び湿度センサ19で測定し、測定した温度及び湿度と、前回実行した電位感度セットアップで不揮発性メモリ37に記憶された温度及び湿度との差分(変化量)を算出する。
そして、ステップS20で前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が閾値T1以上であるか否かを判定する代わりに、環境値の変化量が閾値以上か否かを判定すればよい。具体的には、温度の変化量が閾値T1A以上であるか、湿度の変化量が閾値T1B以上であるかの少なくとも一方の条件を満たす場合に、ステップS30に移行する。
閾値T1Aは、この値以上温度が変化した場合に、画像ディフェクトが発生する程度に感光体1の感度が変動していると推定される閾値であり、閾値T1Bは、この値以上湿度が変化した場合に、画像ディフェクトが発生する程度に感光体1の感度が変動していると推定される閾値である。閾値T1A及び閾値T1Bは、画像形成装置200の実機による実験、又は画像形成装置200の設計仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により予め求められ、例えば不揮発性メモリ37に予め記憶しておけばよい。
そして、ステップS30では、前回実行した電位感度セットアップからの環境値の変化量に応じて前回更新した実測デバイス感度を補正し、予測デバイス感度を推定する。
この場合、CPU31は、前回実行した電位感度セットアップの温度から温度が低くなるに従って、帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力が大きくなるように、帯電バイアス及び露光バイアスを制御する。また、CPU31は、前回実行した電位感度セットアップの湿度から湿度が高くなるに従って、帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力が大きくなるように、帯電バイアス及び露光バイアスを制御する。
すなわち、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間及び環境値は、感光体1の帯電特性に変化をもたらす物理量の一例である。なお、測定する環境値は温度及び湿度に限られず、例えば気圧を測定してもよい。
また、ステップS20において、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間及び環境値の変化量の両方を参照して、少なくとも一方の物理量が対応する閾値以上である場合に、ステップS30に移行するようにしてもよい。この場合、ステップS30では、対応する閾値以上となったそれぞれの物理量における、前回実行した電位感度セットアップからの変化量に応じて前回更新した実測デバイス感度を補正し、予測デバイス感度を推定する。
このように第1実施形態に係る画像形成装置200によれば、感光体1の感度が変動していると推定される準備期間では、前回更新した実測デバイス感度の代わりに、予測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する。したがって、実測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する場合と比較して、感光体1の表面電位が目標電位に近づく。
<第2実施形態>
第1実施形態に係る画像形成装置200では、予測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定した後、電位感度セットアップを実行して実測デバイス感度を更新した。
しかし、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が長くなるに従って、電位感度セットアップで測定した実測デバイス感度と実際のデバイス感度とか乖離する。
したがって、実測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定した場合であっても、実測デバイス感度の測定時期が古くなるに従って、クリーニング電位Vcln及び現像電位Vdeveがそれぞれ目標クリーニング電位及び目標現像電位からずれやすくなる傾向が見られる。また、実測デバイス感度から推定する予測デバイス感度も、推定に用いられる実測デバイス感度の測定時期が古くなるに従って、予測デバイス感度の精度が悪くなる傾向が見られる。
第2実施形態では、画像形成装置200のように準備処理の実行にあわせて実測デバイス感度を更新する他、他のタイミングでも実測デバイス感度を更新する画像形成装置200Aについて説明する。
なお、画像形成装置200Aの要部構成を表す概略側面図は図1と同じであり、画像形成装置200Aの電気系統の要部構成は図4と同じである。
図6は、ユーザ画像の形成を行っていない期間(非画像形成期間)に、CPU31によって実行される実測デバイス感度の更新処理の流れを示すフローチャートの一例である。
更新処理を規定する画像形成プログラムは、例えばROM32に予め記憶されている。CPU31は、ROM32に記憶される画像形成プログラムを読み込み、更新処理を実行する。
既に説明したように、ステップS10において、CPU31は、現在の時刻を取得し、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間を算出する。
ステップS20Aにおいて、CPU31は、ステップS10で算出した経過時間が閾値T1未満で、かつ、閾値T2以上であるか否かを判定する。閾値T2は、閾値T1未満に設定された閾値であり、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が当該閾値以上となった場合に、実測デバイス感度と実際のデバイス感度とが乖離し、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位とのずれ、及び現像電位Vdeveと目標現像電位とのずれが許容範囲を超えると考えられる値に設定される。
閾値T2は、画像形成装置200Aの実機による実験、又は画像形成装置200Aの設計仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により予め求められ、例えば不揮発性メモリ37に予め記憶されている。
ステップS10で算出した経過時間が閾値T1未満で、かつ、閾値T2以上の場合には、ステップS80に移行する。
既に説明したように、ステップS80において、CPU31は電位感度セットアップを実行して、実測デバイス感度、すなわち、帯電デバイス感度及び露光デバイス感度を更新する。
一方、ステップS20Aの判定処理が否定判定の場合には、ステップS80を実行せずにステップS90に移行する。すなわち、前回更新した実測デバイス感度を用いても、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位とのずれ、及び現像電位Vdeveと目標現像電位とのずれが許容範囲に収まるため、CPU31は、実測デバイス感度の更新を行わない。
ステップS90において、CPU31は、ユーザが図示しない画像形成装置200Aの操作パネルを操作することで通知される、画像形成の終了指示を受け付けたか否かを判定する。終了指示を受け付けていない場合には、ステップS100に移行する。
ステップS100において、CPU31は、例えばCPU31に内蔵されるタイマを起動して、判定間隔時間が経過したか否かを判定する。判定間隔時間は、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間を判定する判定間隔を規定する時間であり、例えば不揮発性メモリ37に予め記憶される。実測デバイス感度の更新間隔を閾値T2に近づけるためには、判定間隔時間を閾値T2に設定するか、又は、判定間隔時間を可能な限り短く設定することが好ましい。
起動したタイマの値が判定間隔時間未満の場合には、判定間隔時間以上になるまでステップS100を繰り返し実行し、タイマの値が判定間隔時間以上となった場合にはタイマを停止し、ステップS10に移行する。
以降、ステップS90において、終了指示を受け付けるまでステップS10〜S100を繰り返し実行する。ステップS90において終了指示を受け付けた場合には、図6に示した更新処理を終了する。
なお、ステップS80の電位感度セットアップを実行するか否かの判定は、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間と閾値T2の比較に限られない。既に第1実施形態で説明したように、例えば、環境値の変化によっても感光体1の感度が変動するため、ステップS20Aの判定に、前回実行した電位感度セットアップにおける感光体1の環境値に対する変化量を用いてもよい。
具体的には、ステップS80で電位感度セットアップを実行した際の温度及び湿度をそれぞれ温度センサ16及び湿度センサ19で測定し、不揮発性メモリ37に記憶しておく。そして、図6のステップS10で前回実行した電位感度セットアップからの経過時間を算出する代わりに、現在の温度及び湿度をそれぞれ温度センサ16及び湿度センサ19で測定し、測定した温度及び湿度と、前回実行した電位感度セットアップで不揮発性メモリ37に記憶された温度及び湿度とのそれぞれの差分(変化量)を算出する。
そして、ステップS20Aで前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が閾値T1未満で、かつ、閾値T2以上であるか否かを判定する代わりに、環境値の変化量を判定する。具体的には、温度の変化量が閾値T1A未満で、かつ、閾値T2A以上であるか、湿度の変化量が閾値T1B未満で、かつ、閾値T2B以上であるかの少なくとも一方の条件を満たす場合に、ステップS80に移行する。
閾値T2Aは、閾値T1A未満に設定された閾値であり、前回実行した電位感度セットアップからの温度の変化量が当該閾値以上となった場合に、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位とのずれ、及び現像電位Vdeveと目標現像電位とのずれが許容範囲を超えると考えられる値に設定される。
閾値T2Bは、閾値T1B未満に設定された閾値であり、前回実行した電位感度セットアップからの湿度の変化量が当該閾値以上となった場合に、クリーニング電位Vclnと目標クリーニング電位とのずれ、及び現像電位Vdeveと目標現像電位とのずれが許容範囲を超えると考えられる値に設定される。
閾値T2A及び閾値T2Bは、画像形成装置200Aの実機による実験、又は画像形成装置200Aの設計仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により予め求められ、例えば不揮発性メモリ37に予め記憶しておけばよい。
なお、閾値T2、閾値T2A、及び閾値T2Bは、感光体1の感度が変動しても、実測デバイス感度を更新しなくてもよい許容範囲を表す実測閾値の一例である。
このように第2実施形態に係る画像形成装置200Aによれば、感光体1の感度に変動をもたらす物理量の変化量が閾値を超えた場合に実測デバイス感度を更新するため、準備処理の実行以外のタイミングでも実測デバイス感度が更新されることになる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が閾値T1以上となる場合に、実測デバイス感度の代わりに予測デバイス感度を用いて、帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する画像形成装置200の例を示した。
このように、画像形成装置200は、予測デバイス感度又は実測デバイス感度の何れを用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定した方がよいのかを、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間に基づいて判定した。
しかしながら、画像形成装置200、200Aには、例えば用紙Pに形成されるユーザ画像の濃度が指定された濃度に近づくように調整する濃度調整セットアップのように、前回の実行時間から予め定めた時間が経過した場合に実行される特定のセットアップが存在する。
したがって、第3実施形態では、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間の代わりに、前回の実行時間から予め定めた時間が経過した場合に実行される特定のセットアップにあわせて、予測デバイス感度又は実測デバイス感度の何れを用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定した方がよいのかを判定する画像形成装置200Bについて説明する。
以降では、前回の実行時間から予め定めた時間が経過した場合に実行される特定のセットアップを「特定セットアップ」という。濃度調整セットアップは特定セットアップの一例である。
なお、画像形成装置200Bの要部構成を表す概略側面図は図1と同じであり、画像形成装置200Bの電気系統の要部構成は図4と同じである。
図7は、前回の実行時間から予め定めた時間が経過して特定セットアップが実行される場合に、CPU31によって実行される準備処理の流れの一例を示すフローチャートである。
準備処理を規定する画像形成プログラムは、例えばROM32に予め記憶されている。CPU31は、ROM32に記憶される画像形成プログラムを読み込み、準備処理を実行する。
図7に示す準備処理が図5に示した準備処理と異なる点は、ステップS10及びS20がそれぞれステップS10B及びS20Bに置き換えられ、ステップS75が追加された点である。その他の処理については、図7に示す準備処理と図5に示した準備処理は同じであるため、説明を省略する。
まず、ステップS10Bにおいて、CPU31は、現在の時刻を取得し、前回実行した特定セットアップからの経過時間を算出する。
ステップS20Bにおいて、CPU31は、ステップS10Bで算出した経過時間が閾値T3以上であるか否かを判定する。閾値T3は、特定セットアップの実行間隔を規定する時間であり、閾値T1以上の値に設定される。閾値T3以上に亘って特定セットアップが実行されない場合に、画像形成装置200Bによって特定セットアップが実行される。
なお、特定セットアップは閾値T3で表される間隔の他、例えば用紙Pへの画像形成回数が予め定めた回数に達する度に実行されることもあるため、前回実行した特定セットアップからの経過時間が閾値T3未満の場合であっても、特定セットアップが実行される場合がある。すなわち、閾値T3は、特定セットアップの最大実行間隔を表す閾値である。
前回実行した特定セットアップからの経過時間が閾値T3以上である場合、前回実行した電位感度セットアップからの経過時間が閾値T1以上となっていることから、ステップS30に移行する。そして、既に説明したように、ステップS30以降の処理で予測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定し、ステップS75で特定セットアップを実行した後、ステップS80で電位感度セットアップを実行する。
一方、前回実行した特定セットアップからの経過時間が閾値T3未満である場合、ステップS50に移行する。そして、既に説明したように、ステップS50以降の処理で実測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定し、ステップS75で特定セットアップを実行した後、ステップS80で電位感度セットアップを実行する。なお、図7の例では、前回実行した特定セットアップからの経過時間が閾値T3未満である場合、ステップS50を実行した後、ステップS60及びステップS70を実行しているが、ステップS60及びステップS70を実行せずにステップS75に移行してもよい。
以上により、図7に示した準備処理を終了する。
このように第3実施形態に係る画像形成装置200Bによれば、前回実行した特定セットアップからの経過時間が閾値T3以上の場合、特定セットアップを実行する前に、予測デバイス感度を用いて帯電デバイス2及び露光デバイス3の出力を設定する。
以上、各実施の形態を用いて本発明について説明したが、本発明は各実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で各実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
また、各実施の形態では、感光体1の画像を中間転写ベルト6に転写してから用紙Pに転写する中間転写方式の画像形成装置を用いて本発明について説明したが、
感光体1の画像を用紙Pに直接転写する直接転写方式の画像形成装置に本発明を適用してもよいことは言うまでもない。
また、各実施の形態では、一例として準備処理及び更新処理をソフトウエアで実現する形態について説明したが、図5〜図7に示したフローチャートと同等の処理を、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)に実装し、ハードウエアで処理させるようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態では、画像形成プログラムがROMにインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本発明に係る画像形成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば、本発明に係る画像形成プログラムを、CD(Compact Disc)−ROM、又はDVD(Digital Versatile Disc)−ROM等の光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、本発明に係る画像形成プログラムを、USBメモリ及びフラッシュメモリ等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。更に、画像形成装置200、200A、200Bはインターネット等の通信回線を介して、通信回線に接続された装置から本発明に係る画像形成プログラムを取得するようにしてもよい。
1・・・感光体、2・・・帯電デバイス、3・・・露光デバイス、4・・・現像器、5・・・一次転写器、6・・・中間転写ベルト、7・・・二次転写器、8・・・ベルトクリーナー、9・・・定着器、15・・・濃度センサ、16・・・温度センサ、17・・・画像形成ユニット、18・・・搬送用モータ群、19・・・湿度センサ、20・・・表面電位センサ、21・・・クリーニングブレード、30・・・コンピュータ、31・・・CPU、32・・・ROM、33・・・RAM、34・・・現像ロール、37・・・不揮発性メモリ、60・・・制御部、200(200A、200B)・・・画像形成装置、T1(T1A、T1B、T2、T2A、T2B、T3)・・・閾値、Vcln・・・クリーニング電位、Vdeve・・・現像電位、VB・・・現像バイアス、VH・・・帯電電位、VL・・・露光電位

Claims (10)

  1. 感光体の電位を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定した前記感光体の電位の測定値を用いて、前記感光体の電位を設定するデバイスの実測デバイス感度を更新する更新手段と、
    前記更新手段による前回の前記実測デバイス感度の更新からの、前記感光体の帯電特性に変化をもたらす物理量の変化量が予め定めた閾値以上となった場合、前記実測デバイス感度の代わりに、前記デバイスの出力に対する前記感光体の予測電位である予測デバイス感度を用いて、前記感光体の電位が目標電位に近づくように前記デバイスの出力を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、画像の形成の開始に伴って実行する準備処理において、前記感光体にトナーを付着させる前に、前記予測デバイス感度を用いて前記感光体の電位が目標電位となるように前記デバイスの出力を制御する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成装置の起動後、及び画像形成装置の待機状態から画像形成状態へ復帰するまでに前記準備処理を実行する制御を行う
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前回の実行から、前記物理量の変化量が前記閾値以上となるような間隔で実行される画像の形成に関する処理を行う前に、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御する
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御した後、前記実測デバイス感度を更新する制御を行う
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御した後、前記物理量の変化量が前記閾値未満で、かつ、前記閾値より小さい値に設定された実測閾値以上となった場合に、実測デバイス感度を更新する制御を行う
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記予測デバイス感度を用いて前記デバイスの出力を制御してから、次の画像の前記感光体への形成を開始する前までに、前記実測デバイス感度を更新する制御を行う
    請求項5又は請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記物理量は、前記測定手段で前回前記感光体の電位を測定したときからの経過時間、及び前記測定手段で前回前記感光体の電位を測定したときの前記感光体の環境値の少なくとも一方である
    請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記感光体の環境値として、温度及び湿度の少なくとも一方が用いられ、
    前記制御手段は、温度が低くなるに従って、前記デバイスの出力が大きくなるように前記デバイスの出力を制御すると共に、湿度が高くなるに従って、前記デバイスの出力が大きくなるように前記デバイスの出力を制御する
    請求項8記載の画像形成装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置の更新手段及び制御手段として機能させるための画像形成プログラム。
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