JP5082607B2 - 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5082607B2 JP5082607B2 JP2007154951A JP2007154951A JP5082607B2 JP 5082607 B2 JP5082607 B2 JP 5082607B2 JP 2007154951 A JP2007154951 A JP 2007154951A JP 2007154951 A JP2007154951 A JP 2007154951A JP 5082607 B2 JP5082607 B2 JP 5082607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fog
- image
- density
- toner
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
〔カブリ検出制御〕
本実施形態において、カブリ検出制御は、中間転写ベルト18にカブリトナー像がない状態で中間転写ベルト18の表面の濃度を濃度センサ20によって検出し、感光体11上にカブリトナー像を形成して中間転写ベルト18に転写する動作を複数回行って複数のカブリトナー像が中間転写ベルト18上において重なるようにし、中間転写ベルト18上において重なって形成されたカブリトナー像の濃度を濃度センサ20によって検出し、検出されたカブリトナー像の濃度と、カブリトナー像がない状態での中間転写ベルト18の表面の濃度とを比較し、それらの差分が規定値以上である場合にカブリが有ると判定する。
〔基準濃度Sbsの取得〕
濃度センサ20は、反射式の濃度センサであり、図4に示すように、トナー付着量が多いほど反射光量が減少して出力値が低下する。つまり、濃度センサ20の出力値の低下はトナー付着量の増加を示すこととなる。カブリ検出制御においては、濃度センサ20の出力値をカブリ検出の判定に用いるが、出力値に代えて、図4に示すように変換されたトナー付着量を用いてもよい。
〔カブリ検出値Snの取得〕
次に、カブリ検出を行うために、図6に示すように、清掃ユニット19を離間状態とし、カブリ検出の対象色の一次転写ローラ16を圧接状態とする。この状態で、通常の画像形成時の現像バイアス電圧Vdc、および帯電装置12の出力電圧Vgを用いるように設定し、画像背景部と同様の0階調データの露光光量でイメージングユニットUの画像形成を行い、そのトナー像(カブリトナー像)を中間転写ベルト18に転写する。カブリは微量であることから、図7のT1〜TNの各周期において、イメージングユニットUにおける画像形成および中間転写ベルト18への転写を複数回繰り返し、カブリトナー像が中間転写ベルト18上に複数回(N回)にわたって重なるようにする。そして、中間転写ベルト18上に複数重ねられたカブリトナー像の濃度を、濃度センサ20によって検出し、そのときの出力値をカブリ検出値Snとする。
〔カブリ判定〕
上のように取得した基準濃度Sbsおよびカブリ検出値Snを比較し、カブリの有無を判定する。カブリの有無の判定のために、規定値εが用いられる。基準濃度Sbsとカブリ検出値Snとの差が規定値ε以下であれば、つまり、
Sbs−Sn<ε
であれば、カブリ無しと判定する。カブリ無しと判定された場合は、カブリ検出制御は終了し、通常の画像形成モードに戻る。その際に、カブリ検出制御に用いた出力電圧Vgをそのまま画像形成モードでの出力電圧Vgとして用いてもよく、またはそれよりも僅かに高い電圧を画像形成モードでの出力電圧Vgとして用いてもよい。また、カブリ検出制御において画像形成モードにおける出力電圧Vgに変更を加えなかった場合には、画像形成モードで用いていた出力電圧Vgをそのまま用いてもよい。
Sbs−Sn>ε
であれば、カブリ有りと判定する。カブリ有りと判定されると、後述の帯電電位制御を実施して出力電圧Vgを変更する。
〔帯電電位制御〕
カブリ有りと判定された場合には、カブリ検出のために設定した出力電圧Vgに対して、オフセット出力電位Vg’を加算する。つまり、次回のカブリ検出のための出力電圧Vgを、|Vg|+|Vg’|に変更する。
〔帯電電位設定〕
カブリ検出において決定されたオフセット出力電位Vg’の値を、通常の画像形成において設定される出力電圧Vgに対して加算し、つまり|Vg|=|Vg|+|Vg’|とし、通常の画像形成のための出力電圧Vgを設定する。
11 感光体
12 帯電装置(帯電手段)
13 現像装置(現像手段)
16 一次転写ローラ(転写手段)
18 中間転写ベルト(像担持体)
19 清掃ユニット(トナー清掃手段)
20 濃度センサ
101 制御装置
111 付着量検出部(カブリ濃度を取得する手段)
112 制御判定部(制御する手段、判定する手段、電圧変更手段)
113 帯電電位制御部
KS カブリ検出制御装置
Sn カブリ検出値
Sbs 基準濃度
GV 上限値テーブル
Claims (8)
- 露光により感光体上に形成される静電潜像を現像手段によって現像し、得られたトナー像を転写手段によって像担持体に転写しさらに記録媒体に転写するように構成された画像形成装置におけるカブリの有無を検出する方法であって、
トナー清掃手段を前記像担持体に対して圧接状態とし、かつ、帯電電位及び現像バイアスを印加させないようにして、前記像担持体にカブリトナー像がない状態での前記像担持体の表面の濃度を濃度センサによって検出し、
前記感光体上にカブリトナー像を形成して前記像担持体に転写する動作を複数回行って複数のカブリトナー像が前記像担持体上において重なるようにし、
前記像担持体上において重なって形成されたカブリトナー像の濃度を前記濃度センサによって検出し、
検出されたカブリトナー像の濃度と、カブリトナー像がない状態での前記像担持体の表面の濃度とを比較し、それらの差分が規定値以上である場合にカブリが有ると判定する、
ことを特徴とする画像形成装置におけるカブリの検出方法。 - 複数のカブリトナー像が前記像担持体上において重なるようにするときには、前記トナー清掃手段による清掃を行わないようにする、
請求項1記載の画像形成装置におけるカブリの検出方法。 - カブリが有ると判定されたときに、前記感光体を帯電させる帯電手段の電圧の絶対値が大きくなるように変更し、その後に請求項2記載の方法を再度実行し、
カブリが無いと判定されたときに、そのときの前記帯電手段の電圧に基づいた値を、通常の画像形成における前記帯電手段の電圧値として設定する、
請求項2記載の画像形成装置におけるカブリの検出方法。 - 前記帯電手段の電圧の変更は、前記電圧が、前記画像形成装置の環境状態および前記感光体の稼動時間に関する値をパラメータとして決定される制限値に達するまで、段階的に行う、
請求項3記載の画像形成装置におけるカブリの検出方法。 - 露光により感光体上に形成される静電潜像を現像手段によって現像し、得られたトナー像を転写手段によって像担持体に転写しさらに記録媒体に転写するように構成された画像形成装置であって、
前記像担持体の表面の濃度を検出する濃度センサと、
トナー清掃手段を前記像担持体に対して圧接状態とし、かつ、帯電電位及び現像バイアスを印加させないようにして、前記像担持体にカブリトナー像がない状態での濃度を前記濃度センサによって検出して基準濃度を取得する手段と、
前記感光体上にカブリトナー像を形成して前記像担持体に転写する動作を複数回行うとともに、その際に複数のカブリトナー像が前記像担持体上において重なるように制御する手段と、
前記像担持体上において重なって形成されたカブリトナー像の濃度を前記濃度センサによって検出してカブリ濃度を取得する手段と、
前記カブリ濃度と前記基準濃度とを比較し、それらの差分が規定値以上である場合にカブリが有ると判定する手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - カブリが有ると判定されたときに、前記感光体を帯電させる帯電手段の電圧の絶対値が大きくなるように変更する電圧変更手段を有する、
請求項5記載の画像形成装置。 - 前記電圧変更手段は、前記電圧が、前記画像形成装置の環境状態および前記感光体の稼動時間に関する値をパラメータとして決定される制限値に到達するまで、段階的に行う、 請求項6記載の画像形成装置。
- 露光により感光体上に形成された静電潜像を現像手段によって現像し、得られたトナー像を転写手段によって像担持体に転写しさらに記録媒体に転写するように構成された画像形成装置であって、
前記感光体を帯電させる帯電手段と、
前記像担持体の表面に付着したトナーを除去するトナー清掃手段と、
前記像担持体の表面の濃度を検出する濃度センサと、
前記感光体のカブリの検出のためのカブリ検出制御装置と、
を備えており、
前記カブリ検出制御装置は、
前記トナー清掃手段を前記像担持体に対して圧接状態とし、かつ、帯電電位及び現像バイアスを印加させないようにして、前記像担持体の表面のトナーの濃度を前記濃度センサによって検出して基準濃度を取得する第1のステップと、
前記帯電手段の電圧を所定の値に設定する第2のステップと、
前記感光体上にカブリトナー像を形成して前記像担持体に転写する動作を複数回行い、複数のカブリトナー像を前記像担持体上において重ねる第3のステップと、
前記像担持体上において重なって形成されたカブリトナー像の濃度を前記濃度センサによって検出してカブリ濃度を取得する第4のステップと、
前記カブリ濃度と前記基準濃度とを比較する第5のステップと、
前記カブリ濃度と前記基準濃度との差分が規定値以上である場合に、前記帯電手段の電圧の絶対値が大きくなるように変更し、前記第1のステップから前記第5のステップを繰り返す第6のステップと、
前記カブリ濃度と前記基準濃度との差分が規定値以下である場合に、カブリが無いと判定してカブリの検出を終了する第7のステップと、を実行するように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007154951A JP5082607B2 (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007154951A JP5082607B2 (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008309848A JP2008309848A (ja) | 2008-12-25 |
JP5082607B2 true JP5082607B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=40237537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007154951A Active JP5082607B2 (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5082607B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06266223A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-22 | Minolta Camera Co Ltd | 現像剤ライフ判定法およびカブリ補正法 |
JPH11160930A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-06-18 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH11272091A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
JP4434410B2 (ja) * | 2000-02-04 | 2010-03-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2002091052A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Canon Inc | 画像形成方法及び画像形成用トナー |
JP2005062858A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-03-10 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置におけるカブリ顕在化方法及びカブリ顕在化装置 |
JP2007052056A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置、及び、画像形成システム |
JP4797520B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2011-10-19 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2007
- 2007-06-12 JP JP2007154951A patent/JP5082607B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008309848A (ja) | 2008-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006039036A (ja) | トナー濃度推定方法及び装置、並びにその装置を備えた画像形成装置 | |
US20110305468A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP4935106B2 (ja) | 画像形成装置及び像担持体のメンテナンス方法 | |
US10061250B2 (en) | Image forming apparatus and photoconductor evaluation method | |
JP5444977B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2010066313A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5847647B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5396700B2 (ja) | 画像形成装置及びかぶり解消方法 | |
US6697581B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6887978B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5082607B2 (ja) | 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 | |
JP4419791B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008310234A (ja) | カラー画像形成装置におけるカブリの検出方法およびカラー画像形成装置 | |
JP2015022063A (ja) | 画像形成装置及び異常画像検知方法 | |
JP2006133358A (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の画質調整方法 | |
JP2008309849A (ja) | 画像形成装置におけるカブリの検出方法および画像形成装置 | |
JP7508877B2 (ja) | 画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP7375465B2 (ja) | 画像形成装置、交換時期判定方法および交換時期判定プログラム | |
US10768564B2 (en) | Image forming apparatus and storage medium | |
JP2009048070A (ja) | 画像形成装置及びかぶり解消方法 | |
JP2018189797A (ja) | 画像形成装置 | |
US10036993B2 (en) | Image forming apparatus and foreign matter removing method | |
JP2006138991A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021196523A (ja) | 画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP6105458B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120807 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5082607 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |