JP2019032571A - 紙葉類仕分け装置 - Google Patents

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康生 水野
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Abstract

【課題】
複数のスタッカに集積された紙葉類を効率的に取り除く。
【解決手段】
紙葉類を装填するホッパから搬送される紙葉類を識別する識別部210と、識別部により識別された複数種の紙葉類を、種類ごとに分けて集積する複数のスタッカ245,240と、識別部210により識別された紙葉類のスタッカへの搬送を制御すると共に各スタッカに集積される紙葉類の枚数を管理する制御部250と、複数のスタッカの紙葉類の集積状態を表示する表示部246を有する。制御部250は、スタッカに集積される紙葉類の枚数が所定枚数に達し、かつ所定枚数に達したスタッカが複数存在する場合、最初に紙葉類を取り除かせるべきスタッカを判定して、表示部の表示変更を指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙葉類仕分け装置に係り、特に金融機関において用いられる紙幣の精査のための紙幣仕分け装置に関する。
金融機関では紙幣の精査のために紙幣仕分け装置が使用されている。この紙幣仕分け装置は、紙幣の枚数の確認、紙幣の真偽判定、正券紙幣と損券紙幣とを仕分けする正損分離処理や帯封処理、等の機能を有している。ここで、正券紙幣とは精査処理後に再度市場に流通させても問題のない綺麗な紙幣をいい、損券紙幣とは汚れや破れ、落書きなどがある損傷紙幣をいう。例えば、特許文献1にはこの種の紙幣仕分け装置が開示されている(図8〜図10、明細書の段落0059以降)。すなわち、ホッパ220に投入された紙幣は、紙幣識別部210で真偽が判定されて、その結果に応じて、紙幣は、スタッカ245A,又は245B、又はリジェクトスタッカ240に振り分けられる。
特開2012−198612号公報
この紙幣仕分け装置において、仕分けすべき紙幣が大量にある場合、仕分け先のスタッカに所定枚数の紙幣が集積されると、それ以上の紙幣の集積場所が無くなるので、紙幣の仕分け処理が停止する。その場合、仕分け先のスタッカに紙幣が所定枚数集積した旨を係員に通知して、そのスタッカから集積した紙幣を取り除くように促す手立ても考えられるが、その場合でも効率的な処理が求められる。
本発明の目的は、複数のスタッカに集積された紙葉類を効率的に取り除くことができる紙葉類仕分け装置を提供することにある。
本発明に係る紙葉類仕分け装置は、好ましくは、紙葉類を装填するホッパと、
該ホッパから搬送される紙葉類を識別する識別部と、
該識別部により識別された複数種の紙葉類を、種類ごとに分けて集積する複数のスタッカと、
該識別部により識別された紙葉類の該スタッカへの搬送を制御すると共に、該各スタッカに集積される紙葉類の枚数を管理する制御部と、
該複数のスタッカの紙葉類の集積に関する通知をする通知手段と、を有し、
前記制御部は、該スタッカに集積される紙葉類の枚数が所定枚数に達し、かつ該所定枚数に達した該スタッカが複数在る場合、最初に紙葉類を取り除かせるべき該スタッカを判定して、該通知手段へ指示する、ことを特徴とする紙葉類仕分け装置、として構成される。
本発明によれば、紙葉類を集積した複数のスタッカのうち、紙葉類を取り除くべきスタッカを効果的に明示することができるので、係員による紙葉類の処理能力が向上する。
紙幣仕分け装置の制御ブロック図。 紙幣仕分け装置の概略構成図。 紙幣仕分け処理を示すフローチャート。 紙幣を取り除くべきスタッカの判定のためのポリシーを管理するテーブルの構成例を示す図。 紙幣仕分け処理におけるスタッカの選択動作を示すフローチャート。 紙幣仕分け処理におけるスタッカの選択動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は紙幣仕分け装置の制御ブロック図、図2は紙幣仕分け装置の概略構成図を示す。紙幣仕分け装置は、回収された紙幣Sを計数、真偽判定、正損分離処理といった精査業務を行う装置である。
図1に示すように、紙幣仕分け装置200は、装置内の各部を制御する制御部250、制御部250の動作プログラム等を記憶するROM251、制御部250が各部を制御する制御データを読み書き可能に記憶するRAM252、操作者による入力を受け付け、入力或いは処理されたデータを表示する表示操作部253、ホストコンピュータとの接続に際して情報の送受信を行う通信部254、及び各種情報を格納する格納部255を有する。ここで、制御部250は動作プログラムを実行するプロセッサであり、動作プログラムの実行により各部を制御する。格納部255は、紙幣の真偽判定に使用する真偽判定基準情報256、正券損券判定の基準となる正損分離基準情報257、スキャナA204、スキャナB206にて取得される画像情報である紙幣画像情報258を格納する。
さらに、紙幣の固有特徴量の認識手段としての記番号読取センサ201、紙幣の枚数を検知する枚数検出センサ203、紙幣の表裏全体の画像を取得するスキャナA204、及び搬送されて来る紙幣の損券レベルを読み取る損券検知センサ205、紙幣の全体の透過画像を取得するスキャナB206、識別部により精査した紙幣を振り分ける振り分けゲート230を備えている。
また、各スタッカ245A〜245C及びリジェクトスタッカ240に対応して表示部246A〜246Dを備えている。(なお、以下の説明で、スタッカ245A〜245Cを総称して「スタッカ245」ということがある。また表示部246A〜246Dを総称して「表示部246」ということがある)。表示部246は例えば液晶表示器であり、各スタッカに集積された紙幣の枚数を表示して、紙幣を取り除くべきスタッカを係員に通知するための表示手段として機能する。
次に、図2を参照して、紙幣仕分け装置200の機構的な構成について説明する。紙幣仕分け装置200は、識別部210、ホッパ220、振り分けゲート230、リジェクトスタッカ240、第1スタッカ245A、第2スタッカ245B,第3スタッカ245C、及びこれらの部位を接続する搬送路を有して構成される。各スタッカ245及び240の前面には、それぞれ表示部246A〜246Dが設けられる。また、各スタッカ245及び240の後端底部にはそれぞれ光学センサ247A〜247Dが設けられており、これらの光学センサによって各スタッカに集積された紙幣の有無を検知する。また、図示していないが、ホッパ220の紙幣の送り出し口には光学センサが設けられており、ホッパ220内の紙幣の有無を検知する。
ホッパ220は紙幣Sの投入部であり、係員によりホッパ220に装填された紙幣Sはローラの回転により1枚ずつ繰り出される。識別部210は、紙幣の搬送路上にあって、記番号読取センサ201、枚数検出センサ203、スキャナA204、損券検知センサ205、スキャナB206を備えている。ホッパ220から繰り出される紙幣Sの枚数を計数し、紙幣の真偽判定し、真偽判定の結果に応じて正損分離する処理(精査処理)を行う。振り分けゲート230は、識別部210により精査された紙幣Sを精査の結果に応じて振り分ける。リジェクトスタッカ240、スタッカ245A〜245Bは、振り分けられた紙幣を収納する部位(収納部)である。各スタッカは、係員が紙幣を容易に取出せるように、装置の前面(ホッパ220を設けた側面)に開口部を備えている。
紙幣の区分け結果をどのスタッカに割り当てるかについては種々設定可能である。以下の説明では、第1スタッカ245Aと第2スタッカ245Bに正券を割り当て、第3スタッカ245Cには損券を割り当て、リジェクトスタッカ240には搬送異常や偽造券(リジェクト券という)を割り当てる、とする。リジェクトスタッカ用表示部246D、第1〜第3スタッカ用表示部246A〜246Cには、制御部250の指示により各スタッカに格納されている紙幣の枚数が表示される。また、表示操作部253にも、リジェクトスタッカ240、第1〜第3スタッカ245A〜245Cに集積された紙幣の枚数が表示される。なお、ホッパ220に紙幣が投入される前において、各表示部246及び表示操作部253には“0”が表示されている。
本実施例の特徴として、制御部250が紙幣を取り除くべきスタッカを判定し、そのスタッカに対応する表示部の表示を変更する。
<実施例1>
次に、図3を参照して、紙幣仕分け処理動作について説明する。この動作は主に、制御部250の制御により実行される。
ホッパ220に装填された紙幣Sはローラの回転により1枚ずつ分離されて、ホッパ220から送り出されて識別部210に搬送される(S101)。識別部210は、枚数検出センサ203によって紙幣枚数を計数し(S102)、記番号読取センサによって記番号を取得し(S103)、スキャナA204、スキャナB206により紙幣Sの表裏の反射画像、透過画像をスキャンして、紙幣画像を取得する(S104)。取得された紙幣画像と紙幣の記番号は格納部255に保存される(S105)。そして、それら紙幣画像や記番号を真偽判定基準情報256と比較することで、紙幣の識別処理が行われる(S106)。
紙幣の識別処理の結果、搬送異常紙幣があるとき(S107:YES)、及び紙幣が真券でない(即ち偽造券)とき(S109:No)、その紙幣Sは振り分けゲート230の駆動によりリジェクトスタッカ240に搬送されて、そこに集積される(S108)。また、搬送異常紙幣が無く(S107:NO)、紙幣Sが真券の場合(S109:YES)、損券検知センサ205で紙幣の損券レベルを読み取り(S110)、その紙幣Sが正券か否かを判定する(S111)。この判定の結果、その紙幣Sが正券でなければ(即ち損券ならば)(S111:NO)、その紙幣Sは、振り分けゲート230の駆動により第3スタッカ245Cに搬送されて、そこに集積される(S115)。
上記判定の結果(S111)、正券と判定された場合、その紙幣Sは、第1スタッカ245A又は第2スタッカ245Bに集積される。制御部250は、正券の枚数を管理しており、正券の枚数が例えば100枚を超えたか否かで、紙幣の集積先となるスタッカを切り替えるように制御する。100枚とは、第1スタッカ及び第2スタッカに集積される紙幣の上限の枚数である。すなわち、正券の枚数が100枚を超えていない場合(S112:NO)、その紙幣Sは、第1スタッカ245Aへ搬送されて、そこに集積される(S113)。正券の枚数が100枚を超えた場合(S112:YES)、その紙幣Sは、第2スタッカ245Bへ搬送されて、そこに集積される(S114)。これらの動作は、ホッパ220に装填された紙幣が無くなるまで繰り返し続く(S117)。
本実施例の特徴は、複数のスタッカの内あるスタッカに集積された紙幣の枚数が上限に達したとき(例えばスタッカの満杯状態)に、何れスタッカにある紙幣を取り除くべきかを、対応する表示部246の表示の変更により係員に知らせる。以下、紙幣を取り除くべきスタッカの判定及び対応の表示部の表示変更の制御(S116)について説明する。
制御部250は、識別部210で判定された、正券、損券、及びリジェクト券、の各枚数を更新しながら、例えばRAM252に格納して管理している。そして、制御部250は、各スタッカ245,240に設置された表示部246に当該スタッカに集積される紙幣の枚数を表示する。更に制御部250は、満杯状態になった第1スタッカ245Aの表示部246Aの表示状態を変化させる。これにより、係員に満杯状態を知らせて、第1スタッカ245Aに集積された紙幣の取り除きを促すことができる。表示状態の変化の制御とは、例えば上限の100枚に達していないときは、枚数を示す表示を点灯させ、上限に達したときは枚数の表示を点滅させる。
係員に満杯状態を知らせるのは一種のアラーム通知であり、上記の点滅表示以外に、枚数の表示色を通常の色(例えば青)から赤に変えるとか、或いは点滅速度を変えるとか、種々の案が可能である。また、制御部250は、各スタッカの紙幣の集積状態に応じて、表示操作部253にもスタッカ毎に集積された紙幣枚数を表示し、かつ満杯状態になったスタッカの枚数の表示を点滅表示に変化させることで、そのスタッカから紙幣の取り除きを促すことができる。
第1スタッカ245Aに集積された紙幣が取り除かれないまま、第2スタッカ245Bの集積枚数が上限に達すると、正券の集積先のスタッカが無くなる。そこで、制御部250はホッパ220からの紙幣の搬送を停止して、第2スタッカ245Bの表示部246Bの枚数表示を点滅させる。係員が、第1スタッカ245Aか第2スタッカ245Bいずれかに集積している100枚の紙幣を取り除くと、対応するセンサ247A又は247Bが紙幣無を検知する。このとき、正券の集積先が確保された状態であり、制御部250はホッパ220から紙幣の搬送を再開する。そして制御部250は、紙幣が取り除かれたスタッカの表示部246A又は246Bの表示を点滅から点灯の状態に変える。
なお、制御部250は、第3スタッカ245Cやリジェクトスタッカ240に集積された紙幣の枚数が上限に達したときの表示部246Cや246Dの表示、及び上限に達している状態のスタッカから紙幣が取り除かれたときのそれら表示部の表示も、上記と同様に制御する。
ここで、第1スタッカ245Aに集積された紙幣の枚数が上限に達しているが、他のスタッカにおける紙幣の枚数が上限に達していない場合について説明する。第1スタッカ245Aの表示部246Aの表示は点滅している。この時に更に、第3スタッカ245Cに集積される紙幣の枚数が上限に達した場合、損券の集積先が無くなるので、制御部250はホッパ220から紙幣の搬送を停止する。この時、第1スタッカ245Aに集積された紙幣を取り除いても、依然として損券の集積先が無い状態なので、ホッパ220から紙幣の搬送は停止した状態である。逆に、第3スタッカ245Cに集積された紙幣を取り除けば、損券の集積先が確保されるので、制御部250はホッパ220から紙幣の搬送を再開する。このような状態のとき、第3スタッカ245Cから紙幣の取り除きを優先するように、制御部250は第3スタッカ245Cの表示部246Cの表示を変化させる。例えば、制御部250は、紙幣が満杯状態にある第1スタッカ245Aの表示部246Aの点滅を一時的に点灯状態にし、満杯状態にある第3スタッカ245Cの表示部246Cを点滅状態にする。その後、制御部250は、第3スタッカ245Cから紙幣が取り除かれたことを検知したら(即ちセンサ247Cが紙幣無を検知したら)、表示部246Cの点滅状態を解除して、表示部246Aの表示を点灯状態から点滅状態に変えて、スタッカ245Aから紙幣の除去を促す。
<実施例2>
図4を参照して、スタッカに集積した紙幣を取り除くべきスタッカの判定の例について説明する。この例は、制御部250が予め定めたポリシーに従って紙幣を取り除くべきスタッカの優先順位を決めるものである。すなわち、紙幣を取り除くべきスタッカの判定のためのポリシーを管理するテーブルを、格納部255又はRAM252に記憶しておき、制御部250が、各スタッカ245、240に集積した紙幣の枚数を管理し、各スタッカにおける紙幣の枚数が上限100枚以上(満杯状態)か否かを判断し、その判断結果に従って、紙幣を取り除くべき第1優先スタッカ、第2優先スタッカを決定する。なお、図1〜図3の構成は実施例1と同様である。
例えば、No1の例のように、第1スタッカと、第3スタッカと、リジェクトスタッカが満杯状態で、第2スタッカが満杯状態でない場合には、制御部250は、第1優先の取り除きスタッカとして、第3スタッカとリジェクトスタッカの表示部246C,246Dにアラーム表示(例えば点滅表示)する。そして、第2優先の取り除きスタッカとして、第1スタッカの表示部246Aにアラーム表示する。これは、正券用の第2スタッカは未だ満杯状態でないので余裕があるが、第3スタッカとリジェクトスタッカにある紙幣を最優先で取り除かなければならないためである。
また、No8の例のように、第1スタッカと、第2スタッカと、第3スタッカが満杯状態で、リジェクトスタッカが満杯状態でない場合には、制御部250は、第1優先の取り除きスタッカとして、第3スタッカの表示部246Cにアラーム表示する。そして、第2優先の取り除きスタッカとして、第1スタッカの表示部246Aにアラーム表示する。これは、仮に満杯状態にある正券用の2つのスタッカから紙幣を取り除いたとしても、1つしかない損券用の第3スタッカがボトルネックとなるので、満杯状態の第3スタッカからの紙幣の除去を第1優先で行おうとするものである。
<実施例3>
図5及び図6を参照して、スタッカへの紙幣の集積及びスタッカに集積した紙幣を取り除くべきスタッカの判定の例について説明する。なお、図1〜図3の構成は実施例1と同様である。
この例では、識別部210で識別される紙幣ごとに、各スタッカの満杯状態を監視しながら最適なスタッカに紙幣を集積する制御(図5参照)、及びあるスタッカから紙幣を取り出した場合、そのスタッカ及び関連するスタッカの優先順位を動的に変更制御するものである(図6)。この制御は、制御部250がプログラムを実行することで行われる。
図5を参照するに、ホッパ220に装填された紙幣Sはローラの回転により1枚ずつ分離されて、ホッパ220から送り出されて識別部210に搬送され、識別部210で紙幣の識別処理される(S501、S502)。識別された紙幣は、識別結果に従って、第Nスタッカに搬送されて集積される(S503)。第Nスタッカとは、上記した第1〜第3スタッカ、及びリジェクトスタッカの何れかである。そして、第Nスタッカが満杯状態かを判定する(S504)。判定の結果、満杯状態であれば、ホッパ220から紙幣の繰り出しを停止して終了する。
上記判定の結果、満杯状態でなければ、優先順位aを「1」として(S505)、以下の処理を行う。すなわち、優先順位「1」の区分で満杯状態のスタッカがあるか判定する(S506)。ここで、区分とは、正券、損券、リジェクト券の区別をいう。本例の場合、損券及びリジェクト券はそれぞれ1区分について1つのスタッカが割り当てられているが、正券1区分について2つのスタッカが割り当てられている。
S506の判定の結果、満杯状態のスタッカがあれば、第Nスタッカの区分の残容量の方が、優先順位a(=1)の区分の残容量よりも少ないかを判定する(S507)。この判定の結果、少なければ(S507:YES)、第Nスタッカの区分の優先度をa(=1)繰り下げる(S511)。一方、この判定の結果、少なくなければ(S507:NO)、第Nスタッカの区分のスタッカ数の方が、優先順位a(=1)の区分のスタッカ数よりも少ないかを判定する(S508)。その結果、少なくなければ、全ての区分どの比較が終了しない限り(S509:NO)、優先順位を(a+1)して(S521)、上記動作S506〜S509を繰り返す。
このように、紙幣の判別結果に対応する第Nスタッカが満杯状態になるまで上記動作が行われる。
次に、図6を参照して、あるスタッカ(第Nスタッカ)から紙幣を取り出した場合の、そのスタッカの優先順位の変更制御について説明する。
第Nスタッカから紙幣の取り出しが検知された場合(S601)、制御部250は、第Nスタッカの区分では満杯状態のスタッカがあるかを判定する(S602)。判定の結果、満杯状態のスタッカが無ければ、第Nスタッカの区分の優先度を最も低くして、その他のスタッカの優先順位を繰り上げて(S611)、終了する。
一方、S602の判定の結果、満杯状態のスタッカが有れば、優先順位aを「1」として(S602)、以下の処理を行う。すなわち、優先順位「1」の区分で満杯状態のスタッカがあるか判定する(S604)。その判定の結果、満杯状態のスタッカが無ければ、第Nスタッカの区分の優先度をa(=1)繰り下げて(S612)、終了する。
S604の判定の結果、満杯状態のスタッカがあれば、第Nスタッカの区分の残容量の方が、優先順位a(=1)の区分の残容量よりも少ないかを判定する(S605)。この判定の結果、少なければ(S605:YES)、第Nスタッカの区分の優先度をa(=1)繰り下げて(S612)、終了する。一方、S605の判定の結果、少なくなければ(S605:NO)、第Nスタッカの区分のスタッカ数の方が、優先順位a(=1)の区分のスタッカ数よりも少ないかを判定する(S606)。その結果、少なくなければ、全ての区分との比較が終了しない限り(S607:NO)、優先順位を(a+1)して(S621)、上記動作S604〜S607を繰り返す。
以上説明したように、本実施例によれば、集積された紙幣を取り除くべきスタッカを効果的に明示することができるので、係員による紙幣の処理能力が向上する。すなわち、係員が何れのスタッカの紙幣を取り除くべきかを判断する、従来のような作業が無くなるので、係員の負荷が低減し、作業の効率化が図れる。とりわけ、正券を集積する第1スタッカと第2スタッカのように、1区分に属する紙幣の集積先のスタッカが複数ある場合に、紙幣を除去すべきスタッカを、所定の優先順位に従って決めるのに効果を発揮する。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、種々変形して実施し得る。例えば、上記実施例では、1区分の正券を集積するスタッカが2つあることしたが、1区分に3つ以上のスタッカがある場合でも対応可能である。また、正券、損券、リジェクト券用にそれぞれ複数のスタッカがある場合でも対応可能である。また、正券、損券、リジェクト券の3種類の紙葉類に限らず、4種類以上の紙葉類を4区分以上の複数のスタッカに集積する場合でも適用可能である。
また、他の例として、上記実施例では、紙幣を除去すべきスタッカを通知する手段(アラーム手段)として、表示部246や表示操作部253にスタッカの状態を示す表示を変更する例を記載した。代案として例えば、制御部250に接続されたスピーカから「紙幣の取り除き」の音声を発するように制御してもよい。更に他の案として、各スタッカ245の紙幣取り出し側(図2の左端)にそれぞれ開閉可能な扉を設けて、制御部250が紙幣の枚数が上限に達したスタッカの扉を開放するように制御することで(即ち機構的変化によって)、係員に通知することも可能である。
S…紙幣,200…紙幣仕分け装置,201…記番号読取センサ,203…枚数検出センサ,204…スキャナA,205…損券検知センサ,206…スキャナB,210…識別部,220…ホッパ,230…振り分けゲート,240…リジェクトスタッカ,245A…第1スタッカ,245B…第2スタッカ,245C…第3スタッカ,246A〜246D…表示部,247A〜247D…光学センサ,250…制御部,251…ROM,252…RAM,253…表示操作部,254…通信部,255…格納部

Claims (6)

  1. 紙葉類を装填するホッパと、
    該ホッパから搬送される紙葉類を識別する識別部と、
    該識別部により識別された複数種の紙葉類を、種類ごとに分けて集積する複数のスタッカと、
    該識別部により識別された紙葉類の該スタッカへの搬送を制御すると共に、該各スタッカに集積される紙葉類の枚数を管理する制御部と、
    該複数のスタッカの紙葉類の集積に関する通知をする通知手段と、を有し、
    前記制御部は、該スタッカに集積される紙葉類の枚数が所定枚数に達し、かつ該所定枚数に達した該スタッカが複数在る場合、最初に紙葉類を取り除かせるべき該スタッカを判定して、該通知手段へ指示する、
    ことを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  2. 前記識別部は、紙葉類を正券と、損券と、リジェクト券に識別し、
    前記複数のスタッカは、該正券を集積する複数の第1スタッカと、該損券を収納する第2スタッカと、該リジェクト券を収納する第3スタッカを含み、
    前記制御部は、正券を集積する複数の該第1スタッカのうち少なくとも1のスタッカにおける紙葉類の枚数が該所定枚数に達しており、かつ該第2スタッカ又は該第3スタッカにおける紙葉類の枚数が該所定枚数に達している場合、該第2スタッカ又は該第3スタッカの紙葉類を優先して取り除くよう判定して、該通知手段へ指示する、
    請求項1記載の紙葉類仕分け装置。
  3. 前記通知手段は、前記各スタッカに対応して設けられた表示部であり、
    該各表示部は、前記制御部の制御により該スタッカに集積される紙葉類の枚数を表示し、かつ
    前記制御部からの前記指示に従って、紙葉類を取り除くべき該スタッカに対応する該表示部の表示状態を変更する、
    請求項1又は2記載の紙葉類仕分け装置。
  4. 前記制御部は、何れのスタッカにある紙葉類を優先的に取り除くかを決めたポリシーを管理するテーブルを保持し、
    該所定枚数に達した該スタッカが複数在る場合、該テーブルを参照して、最初に紙葉類を取り除くべきスタッカを決める、
    請求項2記載の紙葉類仕分け装置。
  5. 前記表示部は、対応する該スタッカの紙葉類の集積枚数が該所定枚数に達するまで、該スタッカに集積される紙葉類の枚数を点灯表示し、
    紙葉類を取り除くべき該スタッカに対応する該表示部は、紙葉類の枚数を点滅表示する、
    請求項3記載の紙葉類仕分け装置。
  6. 前記各スタッカには、紙葉類の有無を検知するセンサが設置され、
    紙葉類を取り除くべき該スタッカに設置された該センサが、紙葉類の無いことを検知した場合、前記制御部は該スタッカに対応する前記表示部の表示状態を元に戻す、
    請求項3記載の紙葉類仕分け装置。
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