JP2019031321A - 接着式ノズル用アダプタ、及びアダプタ付きフィルムパック - Google Patents
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Abstract
Description
(1)従来から用いられている通常のフィルムパックをそのまま使用することができることから、これまでのフィルムパックの製造ラインを改修する必要がなく、したがって従来どおり安価なフィルムパックを使用することができる。
(2)接着式ノズル用アダプタを介してノズルを取り付けることができるため、コーキングガンを使用することなく手絞りで、しかも効率的に内容物を塗布することができる。
(3)接着剤を使用するため、比較的容易に接着式ノズル用アダプタをフィルムパックに取り付けることができる。
(4)接着式ノズル用アダプタの接着面をフィルムパック端部の曲面形状に沿った形状とすることで、内容物を塗布する際にフィルムパックの内圧が高まるほど、接着式ノズル用アダプタとフィルムパックがより密着する(自己密着効果)ため、接着式ノズル用アダプタ脱落による不都合を回避することができる。
(5)接着式ノズル用アダプタのノズル装着部の一部にスリット部を設けることで、このスリット内に挿入したカッター等を円滑にフィルムパック先端に近付けることができる。したがって、カシメ具の取り付け位置にかかわらずカッター等で容易にフィルムパックを開封することができる。
図1と図2は本願発明の接着式ノズル用アダプタ10を示す図であり、このうち図1は上方(ノズル装着部20側)から見た斜視図、図2は下方(接着部30側)から見た斜視図である。
図4は、半分に切断した接着式ノズル用アダプタ10を正面から見た正面図である。既述したとおり、接着式ノズル用アダプタ10はノズル装着部20と接着部30を含んで構成される。以下、ノズル装着部20や接着部30をはじめ、接着式ノズル用アダプタ10を構成する主な要素ごとに詳しく説明する。
図1や図4に示すようにノズル装着部20は、接着式ノズル用アダプタ10のうち先端側に位置する部分であり、中空の円筒形をなし、その先端には開口部(以下、「吐出口21」という。)が設けられている。またノズル装着部20は、その先端側に配置されるノズルを装着するものであり、したがってノズル装着部20にはノズルを装着するための構造が設けられている。例えば図4に示すノズル装着部20は、その外周面にネジ部22が設けられ、ノズルの内周面に設けられるネジ部と螺合することによってノズルを装着することができる。
図2や図4に示すように接着部30は、接着式ノズル用アダプタ10のうち中央側に位置するものであり、中空の椀形を成している。この接着部30の中空部とノズル装着部20の中空部、そして吐出口21は連続しており、したがって開封されたフィルムパック40先端からノズルに向けて内容物を流し出すことができる。
フィルムパック40の端部に接着固定するための接着面31への接着剤の塗布作業は、アダプタ付きフィルムパック50を製作する工場や、実際に使用する現地(現場)で行われる。このとき、接着面31に塗布した接接着剤の性状によっては、接着式ノズル用アダプタ10の中空部を通じてノズル装着部20の内部に流出し、あるいは吐出口21から外周面に流出することも考えられる。予定していない箇所へ接着剤が流出することは、接着剤が無駄になるばかりではなく、製品としての美観を損ね、あるいは余計な異物を付着させることで中空部を閉塞するおそれすらある。
本願発明のアダプタ付きフィルムパック50を使用する場合、接着式ノズル用アダプタ10を取り付けた状態で、フィルムパック40を開封することになる。この開封作業は、カッター等の薄刃状の道具(以下、「薄刃開封具CN」という。)を用いてフィルムパック40の先端を切断することで行われる。ところで接着式ノズル用アダプタ10が取り付けられていると、薄刃開封具CNをフィルムパック40先端に近付けるには、吐出口21からその一部を挿入することが考えられる。しかしながら接着式ノズル用アダプタ10は本来ノズルを取り付けるためのものであるから、吐出口21の大きさはノズルの寸法に依存し、通常使用されているノズルの寸法を考えるとそれほど大きくすることができない。また、吐出口21から薄刃開封具CNを挿入できたとしても、そこにカシメ具があれば思うように切断することができない場合もある。製造上のばらつきや、内容物の性状の影響もあり、すべてのフィルムパックを完全に同一形状とすることは難しく、カシメ具の位置はあらかじめ予想することができないのが現状である。
次に、本願発明のアダプタ付きフィルムパック50について説明する。なお、アダプタ付きフィルムパック50は、ここまで説明した接着式ノズル用アダプタ10を通常のフィルムパック40に接着固定したものであり、したがって接着式ノズル用アダプタ10で説明した内容と重複する説明は避け、アダプタ付きフィルムパック50に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、接着式ノズル用アダプタ10で説明したものと同様である。
20 (接着式ノズル用アダプタの)ノズル装着部
21 (ノズル装着部の)吐出口
22 (ノズル装着部の)ネジ部
23 (ノズル装着部の)吐出口フランジ
24 (ノズル装着部の)スリット
30 (接着式ノズル用アダプタの)接着部
31 (接着部の)接着面
32 (接着部の)係止部
33 (接着部の)接着面突起
40 フィルムパック
50 アダプタ付きフィルムパック
CN 薄刃開封具
Claims (5)
- フィルム内に内容物が封入されたフィルムパックの端部に接着固定されるノズル用アダプタであって、
ノズルを装着し得る中空のノズル装着部と、前記フィルムパックの端部に取り付け得る中空の接着部と、を備え、
前記ノズル装着部には、前記内容物を通過させる吐出口が設けられ、
前記接着部の内面には、接着剤によって前記フィルムパックの端部に接着固定するための接着面が形成された、
ことを特徴とする接着式ノズル用アダプタ。 - 前記フィルムパックは、中間部が筒状であるとともに、端部が先端に近付くほど横断面が小さくなる曲面形状をなし、
前記接着面は、前記フィルムパックの端部の曲面形状に沿った形状である、
ことを特徴とする請求項1記載の接着式ノズル用アダプタ。 - 前記フィルムパックを開封する薄刃開封具の一部を挿入し得るスリット部を、さらに備え、
前記スリット部は、前記ノズル装着部の一部に設けられる切欠き又は小孔である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の接着式ノズル用アダプタ。 - 前記ノズル装着部の内側であって前記吐出口付近に、中心側に突出するフランジが設けられ、
前記フランジは、前記吐出口からの接着剤の流出を阻害し得る、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接着式ノズル用アダプタ。 - 前記フィルムパックの端部に、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の接着式ノズル用アダプタが接着固定されたアダプタ付きフィルムパックであって、
前記フィルムパックの端部と前記接着面が当接し、接着剤によって前記接着式ノズル用アダプタが接着固定された、
ことを特徴とするアダプタ付きフィルムパック。
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JP2017154809A JP6988251B2 (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 接着式ノズル用アダプタ、及びアダプタ付きフィルムパック |
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JP6988251B2 JP6988251B2 (ja) | 2022-01-05 |
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JP2017154809A Active JP6988251B2 (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 接着式ノズル用アダプタ、及びアダプタ付きフィルムパック |
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US20090179045A1 (en) * | 2006-02-07 | 2009-07-16 | Stephen Cadden | Nozzle and/or adaptor unit on cartridge |
JP2014111467A (ja) * | 2012-12-05 | 2014-06-19 | Sekisui Fuller Co Ltd | シーリング材充填容器及びその製造方法 |
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2017
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Patent Citations (2)
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US20090179045A1 (en) * | 2006-02-07 | 2009-07-16 | Stephen Cadden | Nozzle and/or adaptor unit on cartridge |
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