JP2019030914A - 切削工具 - Google Patents
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Abstract
Description
このような切削工具の具体例として、下記特許文献1、及び下記特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された切削工具は、円盤状のカッタヘッドの外周面に、複数の切刃を周方向に配列することで形成されている。特許文献2は、これらの切刃を、従来のばねや油圧を用いる構成に代えて、工具本体に対してクランプによってそれぞれ固定する固定構造を提案している。
以下、図面を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る切削工具1は、被加工物である円筒状のワークWの内周面に、複数のギア歯Gを形成するための工具である。具体的には、切削工具1は、軸線A1を中心とする円盤状の工具本体1と、当該工具本体1の外周面上で周方向に間隔をあけて配列された複数の切刃部2と、当該切刃部2を工具本体1に対して支持固定するインサート3(図2、図3参照)と、を備えている。なお、図2、図3は、軸線A1を含む平面における切削工具1の断面図である。
なお、本実施形態における取付穴4の断面形状は円形であるが、設計や仕様に応じて、この断面形状を矩形や他の多角形とすることも可能である。これら取付穴4の深さ(径方向における寸法)は、後述するインサート3の径方向における寸法とおおむね同等か、わずかに大きな寸法に設定されている。この工具本体1は、外部の駆動源(不図示)によって、軸線A1回りに回転駆動される。工具本体1は、工具鋼によって一体に形成されている。
次に、本発明の第二実施形態について、図4、図5を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図4に示すように、本実施形態では、工具本体1の取付穴4内に、第一凸部5、及び第一位置決め部6が設けられている。
次に、本発明の第三実施形態について図7を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図7に示すように、本実施形態では、インサート3は、径方向内側の部分であるインサート本体31と、インサート本体31の径方向外側に位置するともに、切刃部2の内部に挿入される延長部32と、を有している。
次に、本発明の第四実施形態について、図8を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。本実施形態に係る切削工具1では、上記の第三実施形態と同様に、インサート3は、インサート本体31と、延長部32と、を有している。さらに、この切削工具1は、切刃部2のつば部22、及び工具本体1に挿通される固定ピンPを備えている。固定ピンPは、軸線A1の径方向に直交する方向に延びる棒状をなしている。即ち、固定ピンPは、インサート3に対して直交する方向に延びている。つば部22の一部には、この固定ピンPが挿通される第一穴部H1が形成されている。同様に、工具本体1には、固定ピンPが挿通される第二穴部H2が形成されている。第一穴部H1と第二穴部H2とは、互いに同軸で連通している。固定ピンPは、第一穴部H1と第二穴部H2とにまたがるようにしてこれら穴部に挿通されている。なお、上記各実施形態と同様に本実施形態においても、インサート3は、工具本体1及び切刃部2よりも線膨張係数の大きな材料によって一体に形成されている。
1…工具本体
2…切刃部
3…インサート
4…取付穴
5…第一凸部
6…第一位置決め部
7…第一凹部
8…第一小径部
9…第二凸部
10…第二位置決め部
11…第二凹部
12…第二小径部
21…挿入凹部
22…つば部
31…インサート本体
32…延長部
A1…軸線
Aw…ワーク軸線
G…ギア歯
H1…第一穴部
H2…第二穴部
P…固定ピン
W…ワーク
Claims (7)
- 軸線を中心とした環状をなす外周面、及び、該外周面から径方向内側に凹むとともに周方向に間隔をあけて形成された複数の取付穴を有する工具本体と、
該工具本体よりも線膨張係数の大きい材料から形成されて、各前記取付穴内にそれぞれ隙間嵌めされたインサートと、
前記工具本体の外周面から径方向外側に突出するように、各前記インサートにおける径方向外側の端部にそれぞれ固定された切刃部と、
を備え、
前記インサートは、前記切刃部から伝達される切削熱によって膨張することで前記取付穴の内周面に締まり嵌めされる切削工具。 - 前記インサートの径方向内側の端部には、径方向外側に凹没する第一凹部が形成され、
前記取付穴の径方向内側の端部には、前記第一凹部に締まり嵌めされた第一凸部が設けられている請求項1に記載の切削工具。 - 前記工具本体は、前記取付穴における前記第一凸部に対して、外周側に間隔をあけて設けられた第一位置決め部を有し、
前記第一位置決め部は、前記インサートが前記切刃部から伝達される切削熱によって膨張した状態で、前記インサートの外周面に締まり嵌めされる請求項2に記載の切削工具。 - 前記インサートの径方向外側の端部には、径方向内側に凹む第二凹部が形成され、
前記切刃部の径方向内側の端部には、前記第二凹部に締まり嵌めされた第二凸部が設けられている請求項1又は2に記載の切削工具。 - 前記切刃部における前記第二凸部に対して、外周側に間隔をあけて設けられた第二位置決め部を有し、
前記第二位置決め部は、前記インサートが前記切刃部から伝達される切削熱によって膨張した状態で、前記インサートの外周面に締まり嵌めされる請求項4に記載の切削工具。 - 前記インサートは、径方向内側に位置するインサート本体と、該インサート本体の径方向外側の端部に設けられるとともに、径方向外側の端部が切刃部の内部まで延びている延長部と、を有し、
前記切刃部には前記延長部が挿入される挿入凹部が形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の切削工具。 - 前記切刃部を、前記工具本体に対して固定する固定ピンをさらに備える請求項1から6のいずれか一項に記載の切削工具。
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