JP2019029893A - 判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に基板の良否判定を行うこと。【解決手段】良否判定の対象となる基板を収容するための収容部と、収容部に収容された基板の機能を確認するための信号を複数生成する信号生成部と、生成された信号それぞれに基づいて得られる結果から基板の良否を判定する判定部と、を備える判定装置。【選択図】図3

Description

本発明は、基板の機能の良否判定技術に関する。
従来、電話、ファクシミリ、データ伝送等に利用可能な3.4KHz専用線が知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、近年では、ネットワークのシンプル化に伴い回線切り替えが行われているが局側の伝送装置に利用される基板の経年劣化や単体故障による切替えリトライが多数発生してしまう場合があった。そこで、このような問題を未然に防ぐために予防保全として基板の良否を確認することが行われていた。
"一般専用サービスの技術参考資料 第14版"、2017年1月、東日本電信電話株式会社、p.1-36
しかしながら、1つの基板の良否を確認するためには、検証環境の構築や、確認作業などによる多大な時間や労力を要してしまうという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、容易に基板の良否判定を行うことができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、良否判定の対象となる基板を収容するための収容部と、前記収容部に収容された前記基板の機能を確認するための信号を複数生成する信号生成部と、生成された前記信号それぞれに基づいて得られる結果から前記基板の良否を判定する判定部と、を備える判定装置である。
本発明の一態様は、上記の判定装置であって、前記結果を複数記憶する結果記憶部と、表示制御部と、をさらに備え、前記表示制御部は、前記結果記憶部に記憶されている複数の結果をそれぞれ、結果に応じた態様で表示部に表示させる。
本発明により、容易に基板の良否判定を行うことが可能となる。
本発明における判定装置1の外観の一例を示す図である。 対象基板の構成例を示す図である。 判定装置1の機能構成を表す概略ブロック図である。 判定装置1に表示される画面例を示す図である。 機能テスト実行後の表示部に表示される画面例を示す図である。 各機能テストの詳細な画面データの一例を示す図である。 各機能テストの詳細な画面データの一例を示す図である。 保存データの一覧画面の一例を示す図である。 判定装置1の処理の流れを示すフローチャートである。 判定装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明における判定装置1の外観の一例を示す図である。判定装置1は、自装置に収容された基板の良否を判定する。ここで、基板は、例えば局側の伝送装置に利用される基板である。一例として、基板は、3.4KHz専用線で使用される基板が挙げられる。判定装置1は、タッチパネル10及び収容部20を備える。
タッチパネル10は、種々の情報を表示し、ユーザからの指示の入力を受け付ける。
収容部20は、良否判定の対象となる基板(以下「対象基板」という。)を収容するための収容口である。ここで、良否判定とは、対象基板自体、又は機能に問題があるか否かを判定する処理であり、例えば、良否判定には対象基板が収容部20に収容された時点における電源系の良否判定と、対象基板が収容部20に収容された後で実行される機能テストにおける良否判定とがある。
電源系の良否判定では、判定装置1から供給された電力が対象基板に給電されているか否かによって対象基板の良否が判定される。また、機能テストにおける良否判定では、対象基板の機能が予め定められる性能以上であるか否かによって対象基板の良否が判定される。本実施形態では、機能テストとして、レベルダイヤ測定、伝送損失周波数測定、実行リターンロス測定及び無通話時雑音測定を実行する場合を例に説明する。また、収容部20内には、対象基板と接続するためのインタフェースが備えられる。
図2は、対象基板の構成例を示す図である。
図2(A)は対象基板21のハードウェア構成を表す図であり、図2(B)は対象基板21に備えられるLEDランプの一例を示す図である。
対象基板21は、回線設定として、2W式設定と4W式設定とに対応する。図2(A)に示されるように、対象基板21は、入出力コネクタ22、制御回路23及び発光部24を備える。入出力コネクタ22は、判定装置1と対象基板21とを接続するためのインタフェースである。入出力コネクタ22は、判定装置1から出力された信号を制御回路23に出力し、制御回路23から出力された信号を判定装置1に出力する。
制御回路23は、対象基板21を制御する回路である。例えば、制御回路23は、判定装置1から給電がなされると、発光部24を点灯させる。具体的には、制御回路23は、判定装置1から給電がなされると、発光部24を点灯させるための信号を発光部24に出力することによって発光部24を点灯させる。制御回路23は、判定装置1から給電がなされた場合には、給電を受けている旨の通知を、入出力コネクタ22を介して判定装置1に出力する。また、制御回路23は、判定装置1からの指示に応じて、2W式設定と4W式設定とを切替える。
また、図2(B)に示されるように、発光部24は、第1ランプ241と第2ランプ242とを備える。第1ランプ241と第2ランプ242とは、例えば、LED(Light Emitting Diode)ランプであり、制御回路23からの指示に応じて点灯する。発光部24は、制御回路23から出力された信号に応じて、第1ランプ241又は第2ランプ242のいずれかを点灯する。第1ランプ241は、給電がなされている場合に発光される。第2ランプ242は、LEDランプの点灯テストの指示がなされた場合に発光される。
図3は、判定装置1の機能構成を表す概略ブロック図である。
判定装置1は、タッチパネル10、制御部11、給電部12、入出力コネクタ13、テスト結果記憶部14及び入出力部15を備える。なお、タッチパネル10は、図1において説明したため説明を省略する。
制御部11は、判定装置1の各機能部の動作を制御する。制御部11は、表示制御部111、入出力制御部112、信号生成部113、測定部114及び判定部115を備える。表示制御部111は、タッチパネル10の表示を制御する。入出力制御部112は、入出力コネクタ13及び入出力部15の信号の入出力を制御する。信号生成部113は、各種信号を生成する。例えば、信号生成部113は、テスト用に第2ランプ242を点灯させるための信号(以下「テスト用信号」という。)と、機能テスト用信号とを生成する。
測定部114は、機能テスト実行時において、レベルダイヤ、伝送損失周波数、実行リターンロス及び無通話時雑音を測定する。判定部115は、対象基板21の良否を判定する。例えば、判定部115は、給電部12による給電に基づいて、対象基板21の良否を判定する。また、例えば、判定部115は、測定部114の測定結果に基づいて、対象基板21の良否を判定する。
給電部12は、対象基板21が入出力コネクタ13に接続されると、対象基板21に対して給電を行う。
入出力コネクタ13は、自装置と、対象基板21とを接続するためのインタフェースである。入出力コネクタ13は、自装置から対象基板21に対する信号と、対象基板21から自装置に対する信号との入出力を行う。
テスト結果記憶部14は、機能テストによる結果を保存データとして記憶する。例えば、テスト結果記憶部14は、保存先を識別するための識別情報(例えば、No.)と、機能テストによる結果とを対応付けて記憶する。
入出力部15は、自装置と、他の装置(例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置)とを接続するためのインタフェースである。入出力部15は、接続されている他の装置に対して、保存データを所定の形式で出力する。ここで、所定の形式とは、例えばCSVファイルの形式である。
図4は、判定装置1に表示される画面例を示す図である。
図4(A)は選択画面30の一例を示す図であり、図4(B)はエラー画面36の一例を示す図である。選択画面30とは、ユーザに対して判定装置1に実行させる指示を選択させるための画面である。選択画面30は、対象基板自体に問題がないと判定された場合にタッチパネル10に表示される。また、エラー画面36とは、ユーザに対してエラーであることを通知するための画面である。エラー画面36は、対象基板自体に問題があると判定された場合にタッチパネル10に表示される。
選択画面30には、複数の選択ボタンが表示される。各選択ボタンは、LEDテストボタン31、機能テストボタン32、結果表示ボタン33及び輝度調整ボタン34である。LEDテストボタン31は、発光部24における第2ランプ242に異常があるか否かを確認する際に使用されるボタンである。機能テストボタン32は、機能テストを実行する際に使用されるボタンである。結果表示ボタン33は、テスト結果記憶部14に記憶されている保存データを表示する際に使用されるボタンである。輝度調整ボタン34は、タッチパネル10の輝度を調整する際に使用されるボタンである。
また、エラー画面36には、エラーであることをユーザに通知するための情報35が表示される。
図5は、機能テスト実行後の表示部に表示される画面例を示す図である。
図5に示す画面は、選択画面30において機能テストボタン32が選択され、機能テストが実行された後にタッチパネル10に表示される。以下の説明では、図5に示す画面を機能テスト結果表示画面と記載する。機能テスト結果表示画面には、機能テストが行われる検査項目37と、検査項目37に対する機能テストの判定結果38とが対応付けて表示される。図5において、レベルダイヤ及び伝送損失周波数特性の項目に対する判定結果と、実行リターンロスの項目に対する判定結果と、無通話時雑音の項目に対する判定結果とが異なる態様で表示されている。このような表示は、表示制御部111が、以下の3つの表示基準に基づいて実行する。なお、機能テストの検査項目毎に、図6及び図7に示されるように、複数の測定対象となる項目(以下「測定項目」という。)がある。
(表示基準)
1.機能テストによる検査項目における測定項目の測定結果全てが、対象基板21の仕様で規定されている値(以下「規定値」という。)以上であり、かつ、規定値よりも良いとされる値(以下「推奨閾値」という。)以上である場合
2.機能テストによる検査項目における測定項目の測定結果の全てが規定値以上であり、かつ、一部又は全てが推奨閾値未満である場合
3.機能テストによる検査項目における測定項目の測定結果の一部又は全てが、規定値未満である場合
例えば、図5において、レベルダイヤ、及び伝送損失周波数特性の検査項目が、1.の表示基準を満たし、実行リターンロスの検査項目が、2.の表示基準を満たし、無通話時雑音の検査項目が、3.の表示基準を満たしたとする。この場合、表示制御部111は、図5に示すように、満たした表示基準の条件に応じた表示態様で判定結果を表示する。
図6及び図7は、各機能テストの詳細な画面データの一例を示す図である。
図6(A)はレベルダイヤの測定項目に対する測定結果を表す図であり、図6(B)は伝送損失周波数の測定項目に対する測定結果を表す図であり、図7(A)は実行リターンロスの測定項目に対する測定結果を表す図であり、図7(B)は無通話時雑音の測定項目に対する測定結果を表す図である。図6及び図7に示すように、測定項目に対する測定結果においても、測定結果が規定値以上であるか否か、推奨閾値以上であるか否かに応じて表示制御部111が異なる態様で表示する。
例えば、図6では、レベルダイヤの測定項目に対する測定結果及び伝送損失周波数特性の測定項目に対する測定結果は、全て推奨閾値以上であることが示されている。また、例えば、図7(A)では、実行リターンロスの測定項目に対する測定結果のうち、一部の測定結果(0.60KHzの測定結果)が規定値以上、かつ、推奨閾値未満であることが示されている。また、例えば、図7(B)では、無通話時雑音の測定項目に対する測定結果のうち、一部の測定結果(4Wの無通話時雑音の測定結果)が規定値未満であることが示されている。
図8は、保存データの一覧画面の一例を示す図である。
保存データの一覧画面は、選択画面30において結果表示ボタン33が選択された場合にタッチパネル10に表示される画面である。図8に示すように、保存データの一覧画面には、No.1〜No.20の20個の保存データの保存領域39が表示される。表示制御部111は、図8に示すように、保存されている保存データにおける測定結果に基づいて、保存データを識別するための識別番号を異なる態様で表示する。例えば、No.8〜No.10、No.14及びNo.15は、測定項目の全てが推奨閾値以上のデータがある、すなわち、機能テストの全ての検査項目において、測定項目の全てが推奨閾値以上のデータがある。この場合、表示制御部111は、その旨を示すように表示態様を変えて表示する。
図9は、判定装置1の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9では、判定装置1の収容部20内に基板が収容された時点における対象基板の良否判定の処理について説明する。
入出力制御部112は、収容部20内に基板が収容されると、給電部12に対して給電を指示する。給電部12は、入出力制御部112の指示に従って、入出力コネクタ13を介して対象基板に給電する(ステップS101)。判定部115は、入出力コネクタ13を介して、対象基板から応答があったか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、判定部115は、入出力コネクタ13を介して給電を受けている旨の通知を取得したか否かによって対象基板から応答があったか否かを判定する。入出力コネクタ13を介して給電を受けている旨の通知を取得した場合、判定部115は対象基板から応答があったと判定する。入出力コネクタ13を介して給電を受けている旨の通知を取得していない場合、判定部115は対象基板から応答があったと判定する。
対象基板から応答があった場合(ステップS102−YES)、次に判定部115は収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板であるか否か判定する(ステップS103)。ここで、正しい対象基板とは、判定装置1において本来良否判定を行うべき対象である対象基板を表す。本実施形態では、例えば、正しい対象基板とは局側の伝送装置に利用される基板である。対象基板が正しい対象基板であるか否かの判定は、以下のように実行される。入出力コネクタ13のある端子に信号を与えて、予め定められている端子から信号が得られた場合、判定部115は収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板であると判定する。一方、入出力コネクタ13のある端子に信号を与えて、予め定められている端子から信号が得られなかった場合、判定部115は収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板ではないと判定する。
収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板である場合(ステップS103−YES)、判定部115は対象基板が正しい対象基板である旨の通知を表示制御部111に出力する。表示制御部111は、対象基板が正しい対象基板である旨の通知を受けると、選択画面をタッチパネル10に表示する(ステップS104)。
また、ステップ102の処理において対象基板から応答がなかった場合(ステップS102−NO)、又は、ステップ103の処理において収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板ではなかった場合(ステップS103−NO)、判定部115はその旨の通知を表示制御部111に出力する。表示制御部111は、対象基板から応答がなかった旨の通知、又は、収容部20に収容されている対象基板が正しい対象基板ではなかった旨の通知を受けると、エラー画面をタッチパネル10に表示する(ステップS105)。
図10は、判定装置1の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10では、判定装置1に選択画面が表示され、指示が入力された後の対象基板の良否判定の処理について説明する。
判定部115は、タッチパネル10を介して入力された指示を判定する(ステップS201)。具体的には、判定部115は、タッチパネル10を介して入力された指示が、LEDテスト、機能テスト、結果表示の何れであるのかを判定する。なお、選択画面には、輝度調整も表示されるが、輝度調整の説明については図4で説明したため省略する。
LEDテストの指示が入力された場合(ステップS201−LEDテスト)、判定部115はLEDテストの指示が入力された旨の通知を入出力制御部112に出力する。入出力制御部112は、LEDテストの指示が入力された旨の通知を受けると、テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。信号生成部113は、入出力制御部112の指示に従ってテスト用信号を生成する(ステップS202)。
信号生成部113によるテスト用信号の生成がなされると、入出力制御部112はLEDテストを実行する(ステップS203)。具体的には、入出力制御部112は、信号生成部113を制御して、テスト用信号を入出力コネクタ13の特定の端子を介して対象基板21に出力させる。これにより、テスト用信号が、対象基板21に出力される。制御回路23は、入出力コネクタ22の特定の端子を介して入力されたテスト用信号に基づいて第2ランプ242を点灯させる。
また、ステップS201の処理において機能テストの指示が入力された場合(ステップS201−機能テスト)、判定部115は機能テストの指示が入力された旨の通知を表示制御部111に出力する。表示制御部111は、機能テストの指示が入力された旨の通知を受けると、保存先の候補をタッチパネル10に表示する。具体的には、表示制御部111は、図8に示す画面と同様の画面をタッチパネル10に表示し、ユーザから保存先の選択を受け付ける。なお、表示制御部111は、保存先の候補をタッチパネル10に表示する際、テスト結果記憶部14に記憶されていない識別番号の保存先を、テスト結果記憶部14に記憶されている識別番号の保存先と異なる態様で表示してもよい。例えば、表示制御部111は、テスト結果記憶部14に記憶されている識別番号の保存先をグレースケールで表示し、選択できないようにしてもよい。
入出力制御部112は、タッチパネル10を介して保存先の候補が選択されると、機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。なお、入出力制御部112は、1つの機能テストが終了する度に次の機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。例えば、入出力制御部112は、以下のように機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。まず入出力制御部112は、レベルダイヤに関する機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。入出力制御部112は、レベルダイヤに関する機能テストが終了すると、次に伝送損失周波数特性に関する機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。入出力制御部112は、伝送損失周波数特性に関する機能テストが終了すると、次に実行リターンロスに関する機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。入出力制御部112は、実行リターンロスに関する機能テストが終了すると、次に無通話時雑音に関する機能テスト用信号の生成を信号生成部113に対して指示する。
信号生成部113は、入出力制御部112の指示に従って機能テスト用信号を生成する(ステップS205)。例えば、信号生成部113は、伝送損失周波数特性に関する機能テスト用信号として、図6(B)に示す各周波数の機能テスト用信号を生成する。また、例えば、信号生成部113は、実行リターンロスに関する機能テスト用信号として、図7(A)に示す各周波数の機能テスト用信号を生成する。また、例えば、信号生成部113は、無通話時雑音に関する機能テスト用信号として、全て0の値で構成された機能テスト用信号を生成する。
信号生成部113による機能テスト用信号の生成がなされると、入出力制御部112は機能テストを実行する(ステップS206)。具体的には、入出力制御部112は、信号生成部113を制御して、レベルダイヤに関する機能テスト用信号を入出力コネクタ13の特定の端子を介して対象基板21に出力させる。これにより、レベルダイヤに関する機能テスト用信号が、対象基板21に出力される。そして、測定部114は、入出力コネクタ13を介して得られた信号からレベルダイヤを測定する。レベルダイヤの各項目についての測定結果が得られると、判定部115はレベルダイヤの各項目について測定結果の良否を判定する。
具体的には、判定部115は、レベルダイヤの各項目についての測定結果が、規定値以上であり、かつ、推奨閾値以上であるか、規定値以上であり、かつ、推奨閾値未満であるか、規定値未満のいずれであるかを判定する。そして、判定部115は、レベルダイヤの各項目のうち、規定値未満の項目が1つでもある場合には、レベルダイヤに関する機能テストの結果としてNGと判定する。
また、判定部115は、レベルダイヤの各項目のうち、全ての項目で規定値以上であり、かつ、推奨閾値未満である項目が1つでもある場合、又は、レベルダイヤの各項目のうち、全ての項目で推奨閾値以上である場合には、レベルダイヤに関する機能テストの結果としてOKと判定する。判定部115は、判定結果を制御部11に出力する。
表示制御部111は、判定部115から出力された判定結果に基づいて、レベルダイヤに関する機能テストの結果を表示する(ステップS207)。具体的には、表示制御部111は、出力された判定結果がNGを示す場合には、レベルダイヤに関する機能テストがNGであると表示する。例えば、表示制御部111は、出力された判定結果がNGであることを示すように、判定結果を赤色で表示する。また、表示制御部111は、出力された判定結果がOKを示す場合には、レベルダイヤに関する機能テストがOKであると表示する。
ただし、表示制御部111は、全ての項目で規定値以上であり、かつ、推奨閾値未満である項目が1つでもある場合と、全ての項目で推奨閾値以上である場合とで異なる表示態様で表示する。例えば、表示制御部111は、全ての項目で規定値以上であり、かつ、推奨閾値未満である項目が1つでもある場合には、判定結果を黄色で表示する。
また、例えば、表示制御部111は、全ての項目で推奨閾値以上である場合には、判定結果を青で表示する。
入出力制御部112は、全ての機能テストが終了したか否か判定する(ステップS208)。全ての機能テストが終了していない場合(ステップS208−NO)、制御部11は、上記のステップS205からステップS207までの処理を全ての機能テスト(伝送損失周波数特性、実行リターンロス及び無通話時雑音)に関して行う。
一方、全ての機能テストが終了した場合(ステップS208−YES)、入出力制御部112は機能テストの結果を、機能テスト実行前に選択された保存先に保存する(ステップS209)。
また、ステップS201の処理において結果表示の指示が入力された場合(ステップS201−結果表示)、表示制御部111はテスト結果記憶部14に記憶されているテスト結果の保存データの一覧をタッチパネル10に表示する(ステップS210)。例えば、表示制御部111は、図8に示すように、保存データとして記憶されているテスト結果に基づいて、保存先の識別情報を異なる態様で表示する。
タッチパネル10を介して保存データの選択がなされると、表示制御部111は選択された保存データの詳細情報をタッチパネル10に表示する(ステップS211)。例えば、表示制御部111は、図5〜7に示すような画面を表示する。
その後、入出力制御部112は、保存データの出力指示がなされたか否か判定する(ステップS212)。保存データの出力指示がなされていない場合(ステップS212−NO)、判定装置1は図10の処理を終了する。
一方、保存データの出力指示がなされた場合(ステップS212−YES)、入出力制御部112は入出力部15を介して接続されている他の装置に対して、選択された保存データを所定の形式で出力する(ステップS213)。
以上のように構成された判定装置は、対象基板21を収容するための収容部20と、対象基板21の機能を確認するための信号を生成する信号生成部113と、生成された信号に基づいて得られる結果から対象基板21の良否を判定する判定部115と、を備える。これにより、容易に良否判定を行うことができる。
また、上述したように、従来では、基板の良否判定において離れた場所において機能テストを行っていた。この場合、基板が収容されている伝送装置の場所と、測定装置の場所との距離が長い場合には損失が多くなってしまい、判定結果に誤差が生じる場合があった。それに対し、本発明では、判定装置1に基板を収容する収容部20を設けており、基板を収容する装置と、測定を行う装置とが同じ筺体となっている。そのため、測定を行う距離が短くなり、損失を小さくすることができる。その結果、より精度よく対象基板21の機能の良否判定を行うことができる。
また、判定装置1は、測定結果に応じて、3段階の異なる態様で測定結果を表示する。これにより、ユーザは、対象基板21においてどの機能が劣化しているのかを容易に把握することができる。
保存結果の表示において、「検査結果の全てがOKで、かつ、全ての検査結果の値がより良いとされる水準を満たす」データと、「検査結果の全てがOKで、かつ、一部の検査結果の値(一つの値でも)がより良いとされる水準を満たない」データと、「検査結果の一部又は全てがNG」のデータのそれぞれで表示態様を変える。例えば、「検査結果の全てがOKで、かつ、全ての検査結果の値がより良いとされる水準を満たす」データを「緑色」で表示したり、または、「検査結果の全てがOKで、かつ、一部の検査結果の値(一つの値でも)がより良いとされる水準を満たない」データを「橙色」で表示したり、「検査結果の一部又は全てがNG」のデータを「赤色」で表示したり、等である。
また、従来の方法では、1つの機能テスト(例えば、実行リターンロス)における測定を行うために、基板の収容位置の決定、測定装置等の配線の接続などを行う必要があるため、多くの時間(例えば、10分)を要していた。また、異なる機能テスト(例えば、レベルダイヤ)における測定を行うためには、新たに配線の接続を変えなければならず更に時間を要してしまう。それに対し、本発明における判定装置1では、内部にパッケージを収容するための収容位置を内蔵している装置において、ボタン一つで複数の検査用の信号の切り替えを行い、複数の検査(レベルダイヤ、伝送損失周波数、リターンロス、無通話時雑音)を実施し、検査結果を表示する。このように、本発明における判定装置1では、1台で複数の機能テストを実行することができるため、機能テストにおける測定に要する時間を削減することができる。例えば、本発明における判定装置1では、実施形態における全ての機能テストに要する時間が25秒である。これにより、多くの対象基板21の良否判定が可能になる。
<変形例>
本実施形態では、機能テストとして、レベルダイヤ測定、伝送損失周波数測定、実行リターンロス測定及び無通話時雑音測定を例に説明したが、機能テストはこれに限定される必要はない。例えば、機能テストは、レベルダイヤ測定、伝送損失周波数測定、実行リターンロス測定及び無通話時雑音測定のいずれかであってもよいし、上述した機能以外を含んでもよい。機能テストが、レベルダイヤ測定、伝送損失周波数測定、実行リターンロス測定及び無通話時雑音測定のいずれかである場合、例えば表示制御部111はユーザによってレベルダイヤ測定、伝送損失周波数測定、実行リターンロス測定及び無通話時雑音測定のいずれの機能テストを実行するのかを選択する表示を行ってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…判定装置,10…タッチパネル, 11…制御部, 111…表示制御部, 112…入出力制御部, 113…信号生成部, 114…測定部, 115…判定部, 12…給電部, 13…入出力コネクタ, 14…テスト結果記憶部, 15…入出力部, 20…収容部, 21…対象基板, 22…入出力コネクタ, 23…制御回路, 24…発光部, 241…第1ランプ, 242…第2ランプ, 30…選択画面, 31…LEDテストボタン, 32…機能テストボタン, 33…結果表示ボタン, 34…輝度調整ボタン, 35…ユーザに通知するための情報, 36…エラー画面, 37…検査項目, 38…判定結果, 39…保存領域

Claims (2)

  1. 良否判定の対象となる基板を収容するための収容部と、
    前記収容部に収容された前記基板の機能を確認するための信号を複数生成する信号生成部と、
    生成された前記信号それぞれに基づいて得られる結果から前記基板の良否を判定する判定部と、
    を備える判定装置。
  2. 前記結果を複数記憶する結果記憶部と、
    表示制御部と、をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記結果記憶部に記憶されている複数の結果をそれぞれ、結果に応じた態様で表示部に表示させる、請求項1に記載の判定装置。
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