JP2019029852A - 照明装置、センサユニット、読取装置、紙葉類読取装置および画像形成装置 - Google Patents

照明装置、センサユニット、読取装置、紙葉類読取装置および画像形成装置 Download PDF

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武史 杉山
英将 吉田
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英将 吉田
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基 石塚
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Abstract

【課題】導光体と赤外光カット部材との対向する面同士が接しないようにすることを目的とする。【解決手段】照明装置は、光源42と、光源42からの光を導く導光体22と、光源42と導光体22との間に配置される赤外光カット部材70と、を備え、導光体22と赤外光カット部材70との少なくとも何れか一方は、導光体22と赤外光カット部材70との対向する面同士を接しないようにするために導光体22と赤外光カット部材70との少なくとも何れか一方の対向する面に凸部27を有し、凸部27は、光源42が発する光の照射領域の外側に位置していることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、照明装置、センサユニット、読取装置、紙葉類読取装置および画像形成装置に関する。
導光体の長手方向に亘って光を出射する照明装置が知られている。特許文献1には、導光部材と光源との間に分光特性調整手段が配置された照明装置が開示されている。特許文献1の分光特性調整手段は、ガラス製の基材に赤外光を反射する多層膜が設けられ、光源から出射した光の赤外成分をカットする。
特開2014−175708号公報
しかしながら、特許文献1の照明装置は、導光部材と、赤外成分をカットする部材とが密着して構成されている。したがって、衝撃や振動によって導光部材と赤外成分をカットする部材とが相対的に動いた場合に、導光部材と赤外成分をカットする部材との対向する面同士が接してしまい、接した跡が残ってしまう。このように接した跡が残ってしまうと、導光部材から出射される光量が低下したり、漏れ光が生じたりする虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、導光体と赤外光カット部材との対向する面同士が接しないようにすることを目的とする。
本発明の照明装置は、光源と、前記光源からの光を導く導光体と、前記光源と前記導光体との間に配置される赤外光カット部材と、を備え、前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方は、前記導光体と前記赤外光カット部材との対向する面同士を接しないようにするために前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方の前記面に凸部を有し、前記凸部は、前記光源が発する光の照射領域の外側に位置していることを特徴とする。
本発明の照明装置は、光源と、前記光源からの光を導く導光体と、前記光源と前記導光体との間に配置される赤外光カット部材と、を備え、前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方は、前記導光体と前記赤外光カット部材との対向する面同士を接しないようにするために前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方の前記面に凹部を有し、前記凹部は、前記光源が発する光の照射領域に位置していることを特徴とする。
本発明のセンサユニットは、被照明体を照明する前記照明装置と、前記被照明体において反射された光を結像する集光体と、前記集光体によって結像された光を電気信号に変換するセンサと、を備えていることを特徴とする。
本発明の読取装置は、前記センサユニットと、前記センサユニットと前記被照明体との少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の紙葉類読取装置は、前記被照明体が紙葉類であることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記センサユニットと、前記センサユニットと前記被照明体との少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段と、前記センサにより読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、導光体と赤外光カット部材との対向する面同士が接しないようにすることができる。
図1は、イメージセンサユニットの分解斜視図である。 図2は、イメージセンサユニットの一部を拡大した分解斜視図である。 図3は、イメージセンサユニットの断面図である。 図4は、第1の実施形態のイメージセンサユニットの断面図である。 図5は、図4の一部を拡大した断面図である。 図6は、図5の光源の周辺を拡大した断面図である。 図7は、照射領域を導光体の端面に投影させた図である。 図8は、第1の実施形態のイメージセンサユニットの変形例を示す断面図である。 図9は、第2の実施形態のイメージセンサユニットの断面図である。 図10は、フラットベッド方式のスキャナの構成を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態は、照明装置と、この照明装置が適用されるイメージセンサユニット(イメージセンサ)10と、このイメージセンサユニット10が適用される画像読取装置(読取装置)および画像形成装置である。画像読取装置および画像形成装置では、イメージセンサユニット10が被照明体としての原稿Pに光を照射し、反射光を電気信号に変換することで画像を読取る(反射読取)。なお、被照明体は原稿Pに限られず、紙幣等の読取対象物に対しても適用できる。また、原稿Pを透過した透過光を電気信号に変換することで画像を読取る透過読取であっても適用できる。
以下の説明においては、三次元の各方向を、X,Y,Zの各矢印で示す。X方向が後述する導光体の長手方向であり、例えば主走査方向である。Y方向が主走査方向に直角な副走査方向である。Z方向が垂直方向(上下方向)である。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るイメージセンサユニット10の全体構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1はイメージセンサユニット10の構成の一例を示す分解斜視図である。図2はイメージセンサユニット10の構成の一部を拡大した分解斜視図である。図3はイメージセンサユニット10を主走査方向に直交する面で切断して主走査方向から見た断面図である。
イメージセンサユニット10は、フレーム11と、導光ユニット20、光源ユニット40、集光体60、センサ基板62、イメージセンサ(センサあるいはラインセンサ)65、赤外光カット部材70等を有する。なお、導光ユニット20の後述する導光体22および光源ユニット40の後述する光源42は、原稿Pに対して線状化した光を出射する照明装置として機能する。すなわち、イメージセンサユニット10には照明装置としての機能が含まれる。
フレーム11はイメージセンサユニット10の上述した各構成部材を収容する。フレーム11は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂材料で形成される。フレーム11は、遮光性を有するように、例えば黒色に着色される。フレーム11は主走査方向を長手方向とする略直方体であり、内部に各構成部材を位置決めして支持できるように形成される。図3に示すように、フレーム11の略中央には、集光体60を収容する集光体収容部12が主走査方向に沿って形成される。また、フレーム11には集光体収容部12を挟んだ両側に導光ユニット20を収容する導光収容部13が主走査方向に沿って形成される。また、フレーム11の下側には、センサ基板62を配置するための基板収容部14が主走査方向に沿って形成される。集光体収容部12と基板収容部14の間には、集光体60を通過した光が通過可能なスリット状の光路15が形成される。
導光ユニット20は、主走査方向の一方側および主走査方向の他方側から入射される光源ユニット40からの光を原稿Pに導く。本実施形態の導光ユニット20は、並列して配置される2つの導光部21A、21Bを有する。導光部21A、21Bは、図1に示す集光体60の光軸Zを中心にして対称な略同一の構成である。ここでは主に導光部21Aについて説明する。
導光部21Aは、導光体22と、導光体カバー30とを有する。
導光体22は、光源ユニット40からの光を原稿Pに出射する。導光体22は、例えば、アクリル系の透明な樹脂材料で形成される。導光体22は、主走査方向を長手方向とする略棒状である。
導光体22は、主走査方向の両端部のうち一方側の端部に、後述する光源42の発する光が入射する入射面23を有する。入射面23は、主走査方向に対して直交する面である。また、導光体22は、原稿Pと対向する位置に、導光体22内に入射した光が原稿Pに向かって線状に出射する出射面24を有する。出射面24は、上側に凸状の円弧状に形成される。また、導光体22は、出射面24の反対側の位置に、入射面23から入射された光を拡散させたり、導光体22の長手方向に導光させたりする拡散面25を有する。拡散面25には、長手方向に間隔をあけて複数のプリズム状の拡散部が形成される。拡散部は導光体22を長手方向に導光された光を拡散させる。拡散された光は、導光体カバー30により反射されることで、導光体22の出射面24から原稿Pに向かって出射される。
また、出射面24および拡散面25以外の面は、それぞれ入射された光を反射させて導光体22の長手方向に導光させる導光面として機能する。また、導光体22は、一方側の端部に係止部として係止突起26が一体で形成される。係止突起26は、導光面から導光体22の長手方向に対して直交する方向、具体的には副走査方向に突出する。係止突起26は、突出する方向から見て略矩形状である。また、係止突起26の一方側の端面と導光体22の入射面23との間は段差がなく連続した平坦な面である。
導光体カバー30は、導光体22の一部を長手方向に沿って覆うことで導光体22で導光あるいは拡散された光を導光体22に戻すように反射させる。導光体カバー30は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂材料で形成される。導光体カバー30は、光の反射率を向上させるために、例えば白色に着色される。導光体カバー30は、導光体22よりも主走査方向に長い棒状である。
導光体カバー30は、本体部31と、遮光部33とを有する。
本体部31は、主走査方向を長手方向とする略棒状である。本体部31は、主走査方向から見ると、集光体60が配置される側に開口する断面略C字状である。本体部31の内側面32(断面略C字状の内側の面)のうち、導光体22の拡散面25と対向する面は、拡散面25の拡散部により拡散された光を再び拡散面25から導光体22に戻すように反射させる反射面として機能する。また、内側面32のうち、導光体22の出射面24と対向する面は、導光体22の出射面24から出射する光の一部を遮光して、原稿Pに向かって出射させる光の方向を規制する遮光面として機能する。
遮光部33は、光源部41Aからの光が導光体22の入射面23に入射するときに外部に漏れないように遮光する。遮光部33は、本体部31の主走査方向の一方側の端部に位置する。遮光部33は、外形が略矩形状である。
遮光部33は、導光体22の一方側の端部の外周を覆う孔34を有する。孔34は、導光体22の断面形状に略一致する形状である。また、遮光部33は、孔34に隣接した位置に被係止部としての係止溝35を有する。係止溝35に導光体22の係止突起26が嵌め込まれることで、係止突起26が係止溝35に係止させる。また、遮光部33は、赤外光カット部材70を収容する収容部36を有する。収容部36は、遮光部33の一方側の端面から主走査方向に凹んで形成される。また、遮光部33は、一方側の端面から突出する位置決め部としての位置決め突起37を有する。位置決め突起37は、後述する光源基板47の位置合わせ孔50に結合されることで、導光体カバー30を介して導光体22と光源42とが位置決めされる。
光源ユニット40は、光を発することで導光ユニット20を介して原稿Pに光を出射する。本実施形態の光源ユニット40は、2つの光源部41A、41Bを有する。光源部41Aは導光部21Aの主走査方向における一方側の端部に配置され、光源部41Bは導光部21Bの主走査方向における他方側の端部に配置される。光源部41A、41Bは、図1に示す集光体60の光軸Zを中心にして対称な略同一の構成である。ここでは、主に光源部41Aについて説明する。
光源部41Aは、光源42と、光源基板47とを有する。
光源42は、発光素子としてのLEDチップ43を有し、いわゆるトップビュータイプの表面実装型のLEDパッケージが適用できる。具体的に、光源42は、LEDチップ43と、LEDチップ43を配置する筐体44と、封止樹脂46とを有する(図2に示す光源部41Bを参照)。筐体44は凹状の収容部45が形成される。ここで、収容部45を形成する周囲の壁が筐体44のスリットとして機能する。筐体44のスリットは、LEDチップ43が発した光の一部を遮る。スリットは、光源42が発する光の照射領域を決定する。収容部45内にはLEDチップ43が配置される。また、収容部45は矩形状の開口縁を有する。封止樹脂46は、収容部45内に充填され、LEDチップ43を封止する。本実施形態では、LEDチップ43には青色の波長の光を発するものが適用され、封止樹脂46には黄色の蛍光体を含んだ樹脂が適用される。したがって、光源42は白色の光を発し、発する光には赤外の波長の光である赤外光が含まれる。
なお、LEDチップ43は、赤外光を含むものであればよい。例えば、可視光を発するLEDチップであって赤外光が含まれているものや、可視光を発するLEDチップと赤外光を発するLEDチップをそれぞれ有しているものであってもよい。
また、光源42は、少なくとも、LEDチップ43等の発光素子とスリットとを有していればよい。この場合、発光素子とスリットとは1つの部品に備わっていてもよく、別体であってもよい。別体の場合であっても、発光素子とスリットとを含めて光源という。
光源基板47は光源42を実装する。光源基板47は、例えば、ガラスエポキシ基板やフレキシブル基板が適用できる。光源基板47は、上側が実装部48であり、下側が接続部49である。実装部48の実装面は、主走査方向に対して直交する。実装部48は、予め光源42が所定の位置に半田付け等によって実装される。また、実装部48は、導光体カバー30の位置決め突起37が挿入される被位置決め部としての位置決め孔50が形成される。接続部49は、センサ基板62の後述する接続孔64に接続される。接続部49は、センサ基板62と電気的に接続するための外部接続用パッド51が形成される。なお、接続部49には図示しない回路パターンが形成され、光源42と外部接続用パッド51とが電気的に接続される。
集光体60は、原稿Pにより反射された光をイメージセンサ65上に結像する光学部材である。集光体60は、例えばロッドレンズアレイが適用できる。ロッドレンズアレイは、複数の正立等倍結像型の結像素子(ロッドレンズ)が主走査方向に直線状に配列して構成される。なお、集光体60は、イメージセンサ65上に結像できればよく、上述した構成に限定されない。集光体60には各種マイクロレンズアレイ等、公知の各種集光機能を有する光学部材が適用できる。
センサ基板62は、主走査方向に長い平板状に形成される。センサ基板62の実装面63は、上下方向に対して直交する。センサ基板62の実装面63上には、イメージセンサ65を実装したり、光源42を発光させたりイメージセンサ65を駆動させたりするための駆動回路等を実装したりする。また、センサ基板62の主走査方向の一方側の端部および他方側の端部には光源基板47が挿入される接続孔64が形成される。
イメージセンサ65は、センサ基板62に実装され、集光体60の下側に配置される。イメージセンサ65は、イメージセンサユニット10の読取りの解像度に応じた複数の光電変換素子から構成されるイメージセンサIC66の所定数を実装面63上に主走査方向に直線状に配列して実装される。イメージセンサ65は、原稿Pにより反射された光が集光体60によって結像された光を受光して電気信号に変換する。なお、イメージセンサ65は、原稿Pからの光を電気信号に変換できるものであればよく、上述した構成に限定されない。イメージセンサIC66には、公知の各種イメージセンサICが適用できる。
また、イメージセンサ65は、受光した光に赤外光が含まれている場合には赤外光を検出して電気信号に変換してしまう。すなわち、赤外光を検出するとノイズの要因になってしまい、画像を読取る精度が低下してしまう。
赤外光カット部材70は、光源42が発する光のうち赤外光を遮断する。赤外光カット部材70は、導光体カバー30の遮光部33の収容部36に収容可能であって、略矩形の薄板状である。赤外光カット部材70は、光源42と導光体22との間に配置される。赤外光カット部材70は、光源42の発する光が導光体22の入射面23に入射される前に赤外光を遮断することで、導光体22の出射面24から出射された光に赤外光が含まないようにすることができる。このように、導光体22の出射面24に入射される前に赤外光を遮断することで、導光体22の出射面24から出射された後に赤外光を遮断する場合に比べて、赤外光カット部材70のサイズを小さくすることができる。
本実施形態の赤外光カット部材70は、基材71の表面に赤外光カット膜としての蒸着膜72を形成することで構成される。ここで、基材71には、例えば、無機物であるガラスが適用できる。なお、基材71はガラスである場合に限られず、例えばアクリル等の透明な樹脂材料が適用できる。また、蒸着膜72には、例えば、無機物である酸化チタン(TiO2)や二酸化ケイ素(SiO2)が適用できる。このような、蒸着膜72を有する赤外光カット部材70は、赤外光を反射させることで遮断する。
なお、赤外光カット部材70は、蒸着膜72を有する場合に限られず、基材71のみから構成され、基材71自体が赤外光を吸収することで赤外光を遮断する赤外光カットフィルムや赤外光カットガラスが適用できる。また、赤外光カット部材70は、赤外光を遮断するものに限られず、赤外光の量を低減できるものであればよい。赤外光の量が低減していることは、光源42から出た光の赤外光の量と赤外光カット部材70を通過した光の赤外光の量を比較することで確認することができる。
次に、上述したように構成されるイメージセンサユニット10の組み立て方法について説明する。
まず、イメージセンサユニット10の構成部材を用意する。このとき、予め光源基板47には光源42を所定の位置に実装し、センサ基板62にはイメージセンサ65、駆動回路等を所定の位置に実装する。
次に、導光体22の他方側の端部が先頭にして導光体22を導光体カバー30の遮光部33の孔34に挿入する。導光体22を導光体カバー30に最後まで挿入することにより導光体22の係止突起26が遮光部33の係止溝35に係止される。このように係止突起26を係止溝35に係止することで導光部21Aおよび導光部21Bを構成する。なお、環境温度により導光体22が長手方向に伸縮する場合、導光体22の係止溝35に係止されている側である入射面23が固定端となり、反対側の端面が自由端となる。
次に、導光体カバー30の遮光部33の収容部36に赤外光カット部材70を収容する。このとき、赤外光カット部材70の基材71の表面に形成された蒸着膜72が導光体22の入射面23と対向するように配置する。
次に、導光部21A、導光部21Bの導光体カバー30の突起37を光源部41A、41Bの光源基板47の位置決め孔50に挿入する。光源基板47の実装面を導光体カバー30に当接させた状態で、位置決め孔50から露出している突起37の先端を熱カシメすることで、導光部21A、21Bと光源基板47とが位置決めされた状態で結合される。導光部21A、21Bと光源基板47とが結合された状態では、光源42と赤外光カット部材70の基材71とが対向し、赤外光カット部材70の蒸着膜72と導光体22の入射面23とが対向する。すなわち、基材71、蒸着膜72、導光体22の順で配置される。したがって、光源42からの光は赤外光カット部材70により赤外光が遮断されて導光体22の入射面23に入射される。
次に、導光部21Aと導光部21Bとを導光収容部13に収容すると共に、集光体60を集光体収容部12に収容して、それぞれ接着剤等を用いてフレーム11に固定する。次に、センサ基板62を下側から基板収容部14に収容する。このとき、光源基板47の接続部49をセンサ基板62の接続孔64に挿入し、接続孔64から露出している外部接続用パッド51とセンサ基板62とを半田付け等によって接続する。また、センサ基板62はフレーム11に対して接着剤や熱カシメすることで固定する。なお、光源42は収容部45の開口縁の矩形が副走査方向および上下方向に略平行になるように位置する。
このように組み立てることで、イメージセンサユニット10の各構成部材がフレーム11内の所定の位置に位置決めして支持される。
次に、イメージセンサユニット10の読取動作について説明する。ここでは、図3に示すように、被照明体載置部としてのプラテンガラス102に載置された原稿Pを読取るものとする。
まず、光源部41A、41Bの光源42は、赤外光を含む白色の光を発する。光源42が発した光は赤外光カット部材70を通って導光体22の入射面23に入射される。このとき、赤外光カット部材70が赤外光を遮断することから、赤外光を含まない光が導光体22に入射される。導光体22に入射された光は、導光体22の導光面によって長手方向に反射されながら出射面24から原稿Pの読取ラインOに向けて出射される。導光体22の出射面24は主走査方向に長い形状であるため、出射面24から出射される光は主走査方向に長い線状光となる。原稿Pによって反射された光は、集光体60により集光されイメージセンサ65に結像される。イメージセンサ65は、集光体60によって結像された光を検出して電気信号に変換する。なお、赤外光カット部材70によって赤外光が遮断されていることから、イメージセンサ65によって検出される光にはノイズの要因となる赤外光が検出されない。
イメージセンサユニット10は、原稿Pに光を出射して反射される光を検出する動作を、原稿Pに副走査方向に相対的に移動しながら、短時間で周期的に繰り返す。このような動作によって、イメージセンサユニット10は原稿Pの画像を読取る。
本実施形態のイメージセンサユニット10は、赤外光カット部材70を光源42と導光体22との間に配置している。ここで、イメージセンサユニット10が振動したり、衝撃が加わったりした場合に、導光体22と赤外光カット部材70とが相対的に動いてしまうことがある。このとき、導光体22と赤外光カット部材70との対向する面同士が接してしまうと、何れかの面に接した跡がついてしまい、導光体22から出射される光量が低下したり、漏れ光が生じたりすることが想定される。特に、本実施形態の赤外光カット部材70は、蒸着膜72が導光体22に対向していることから導光体22が接してしまうと、蒸着膜72が剥がれてしまい、赤外光カット部材70が赤外光を遮断する効率が低下してしまう。
そこで、本実施形態の導光体22は、導光体22と赤外光カット部材70との対向する面同士が接しないようにするための凸部27を有する。また、凸部27は、光源42からの光が照射されないように光源42が発する光の照射領域の外側に位置している。
ここで、具体的に、凸部27について図2および図4を参照して説明する。ここでは、導光部21Aおよび光源部41A側の構成について説明するが、導光部21Bおよび光源部41B側でも同様の構成である。
図4は、図3に示すI−I線に沿った平面で切断して、上側から見た断面図である。I−I線に沿った平面は上下方向に直交し、光源42のLEDチップ43を通る面である。
図2および図4に示すように、凸部27は導光体22の一方側の端面に、赤外光カット部材70側に向かって突出するように形成される。本実施形態では、凸部27は球の一部の形をした形状(図4に示す平面視において円弧状)である。ただし、凸部27の形状は、この場合に限られず、赤外光カット部材70に接したときに赤外光カット部材70に接した跡がつきにくい形状であればよく、例えば、入射面23と平行に突出するような形状であってもよい。更に、凸部27が配置される位置は、光源42が発する光の照射領域の外側である。照射領域とは、LEDチップ43から直接的に照射される光の領域をいう。すなわち、本実施形態では、LEDチップ43から照射された光のうち筐体44の収容部45のスリットを直接、通って照射された光の領域をいう。したがって、照射領域には、LEDチップ43から照射され、筐体44の収容部45によって反射された光、赤外光カット部材70によって反射された光、および、導光体22の入射面23によって反射された光の領域は含まれない。
ここで、光源42が発する光の照射領域について説明する。
図5は、図4の一部を拡大して光源42が発する光の照射領域R1の一例を示した断面図である。図5では照射領域R1をグレーで表している。ここで、光源42のLEDチップ43は筐体44の凹状の収容部45内に配置されることから、LEDチップ43が発する光は収容部45の開口縁によって照射方向が規制される。すなわち、図5に示す平面視において、光源42が発する光の照射領域R1は略扇状に広がるような形状となる。
なお、本実施形態の照射領域R1は、LEDチップ43とLEDチップ43からの光を遮光する筐体44の収容部45との位置関係から定めることができる。
図6は、図5のうち光源42の周辺を拡大した断面図である。
図6に示すように、照射領域R1は副走査方向の一方側の境界線B1が、LEDチップ43の副走査方向の他方側の端部P1と、収容部45の副走査方向の一方側の開口縁E1とを繋ぐ直線を延長させた線である。一方、照射領域R1の副走査方向の他方側の境界線B2が、LEDチップ43の副走査方向の一方側の端部P2と、収容部45の副走査方向の他方側の開口縁E2とを繋ぐ直線を延長させた線である。照射領域R1は、境界線B1と境界線B2とにより囲まれる領域となる。
ただし、図5に示す照射領域R1は平面であるが、実際の照射領域は立体的な領域である。ここで、立体的な照射領域TRを定めるには、副走査方向に対して直交する平面であって光源42のLEDチップ43を通る面で切断して、副走査方向から見た断面を用いて、図6と同様な方法で照射領域R2を定める。照射領域R2は、照射領域R1に直交する平面となる。
次に、照射領域R1を収容部45の開口縁のうち上下方向に沿った開口縁と平行に上下に移動させたときの立体的な軌跡を第1の軌跡領域とする。また、照射領域R2を収容部45の開口縁のうち副走査方向に沿った開口縁と平行に副走査方向に移動させたときの立体的な軌跡を第2の軌跡領域とする。ここで、第1の軌跡領域と第2の軌跡領域とが重なり合う領域が立体的な照射領域TRとなる。
本実施形態の凸部27は、導光体22の一方側の端面のうち照射領域TRの外側、すなわち照射領域TRとは重ならないように配置される。図7は、立体的な照射領域TRを導光体22の一方側の端面に投影させた一例を示す図である。本実施形態の光源42の収容部45の開口縁は、矩形であることから導光体22の端面において投影された照射領域TRの形状も矩形となる。凸部27は、導光体22の端面に投影された照射領域TRの外側に位置する。
このように、凸部27を導光体22の一方側の端面のうち照射領域TRの外側に配置することで、凸部27が赤外光カット部材70に接して赤外光カット部材70に接した跡がついたとしても、接した跡は照射領域TRの外側であるために、赤外光カット部材70による赤外光を遮断する機能が損なわれることを防止できる。また、凸部27を照射領域TRの外側に配置することで、光源42の発する光が凸部27に照射されることがないので導光体22に入射される光の光路が凸部27によって意図しない光路に変わってしまうことを防止できる。
本実施形態では、凸部27は係止突起26の一方側の端面に配置される。また、凸部27は係止突起26と一体で成形される。係止突起26は係止溝35に係止する部位であるため、光源42が発する光の照射領域TRの更に外側に位置する。このように、凸部27を係止突起26の端面に配置することで、更に赤外光カット部材70による赤外光を遮断する機能が損なわれることを防止できる。
なお、凸部27は係止突起26の一方側の端面に配置される場合に限られず、導光体22の入射面23に配置してもよい。ここで、凸部27を導光体22の入射面23に配置するように変更した第1の実施形態の変形例について説明する。
図8は、第1の実施形態の変形例を示す図である。図8に示すように、変形例の導光体80は、係止突起26を省略した構成である。凸部27は導光体22の一方側の端面であって入射面23に配置される。ただし、この場合であっても、凸部27は導光体22の一方側の端面のうち照射領域TRの外側に配置される。したがって、導光体22と赤外光カット部材70とが対向する面同士の照射領域TRの内側に接した跡がつくのを防止することができる。
また、凸部27は導光体22に配置する場合に限られず、赤外光カット部材70のうち導光体22と対向する面に配置してもよい。また、凸部27は、導光体22および赤外光カット部材70の両方に配置してもよい。この場合でも、凸部27は光源42が発光する光の照射領域TRの外側に配置する。したがって、導光体22と赤外光カット部材70とが対向する面同士の照射領域TRの内側に接した跡がつくのを防止することができる。
このように本実施形態によれば、導光体22と赤外光カット部材70との少なくとも何れか一方の対向する面に、導光体22と赤外光カット部材70との対向する面同士が接しないようにするための凸部27を有する。凸部27は、光源42が発する光の照射領域TRの外側に位置している。したがって、導光体22と赤外光カット部材70とが対向する面同士の照射領域TRの内側に接した跡がつくのを防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るイメージセンサユニットについて説明する。本実施形態のイメージセンサユニットは、第1の実施形態の導光体22を導光体90に変更したものである。なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様の構成であり、その説明を省略する。
図9は、本実施形態のイメージセンサユニットを、第1の実施形態の図4と同様な位置で切断した断面図である。ここでは、導光部21Aおよび光源部41A側の構成について説明するが、導光部21Bおよび光源部41B側でも同様の構成である。
本実施形態の導光体90は、導光体90と赤外光カット部材70との対向する面同士が接しないようにするための凹部91を有する。また、凹部91は、光源42が発する光の照射領域に位置している。
具体的には、凹部91は導光体90の一方側の端面から凹むように形成される。本実施形態では、凹部91は球の一部の形をした形状(平面視において円弧状)である。すなわち、凹部91の中心に向かうほど凹みの深さが大きくなる。ただし、この場合に限られず、赤外光カット部材70に接したときに赤外光カット部材70に接した跡がつきにくい形状であればよく、例えば、入射面23と平行な凹状であってもよい。更に、凹部91が配置される位置は、光源42が発する光の照射領域の内側である。
図9に示す平面視において、図5と同様に、光源42が発する光の照射領域をグレーで表すと、略扇状に広がる形状となる。凹部91は、導光体90の一方側の端面のうち照射領域と重なるように配置される。ここでは、平面視において、凹部91の幅方向の長さW1が照射領域の幅方向の長さW2(照射領域と赤外光カット部材70の表面と接する長さ)よりも大きく形成される。したがって、導光体90と赤外光カット部材70とが相対的に動いたとしても、導光体90の入射面23(凹部91の表面)と赤外光カット部材70とが接しないために、導光体90の入射面23または赤外光カット部材70に接した跡がつくのを防止することができる。
なお、凹部91は導光体90に配置する場合に限られず、赤外光カット部材70のうち導光体90と対向する面に配置してもよい。また、凹部91は、導光体90および赤外光カット部材70の両方に配置してもよい。何れの場合であっても、凹部91は光源42が発光する光の照射領域に配置する。したがって、導光体90と赤外光カット部材70とが対向する面同士に接した跡がつくのを防止することができる。
このように本実施形態によれば、導光体90と赤外光カット部材70との少なくとも何れか一方の対向する面に、導光体90と赤外光カット部材70との対向する面同士が接しないようにするための凹部91を有する。凹部91は、光源42が発する光の照射領域に位置している。したがって、導光体90と赤外光カット部材70とが対向する面同士の照射領域の内側に接した跡がつくのを防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、上述したイメージセンサユニット10を画像読取装置としてのフラットベッド方式のスキャナ100に適用した構成について図10を参照して説明する。
図10は、フラットベッド方式のスキャナ100の構成の一例を示す斜視図である。
スキャナ100は、筺体101と、被照明体載置部としてのプラテンガラス102と、イメージセンサユニット10と、イメージセンサユニット10を駆動する駆動機構と、回路基板103と、プラテンカバー104とを有する。駆動機構は、イメージセンサユニット10と原稿Pとの少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段の一例に対応する。プラテンガラス102は、ガラス等の透明板からなり、筺体101の上面に取り付けられる。プラテンカバー104は、プラテンガラス102に載置された原稿Pを覆うように、筺体101に対してヒンジ機構等を介して開閉可能に取り付けられる。イメージセンサユニット10と、イメージセンサユニット10を駆動するための駆動機構と、回路基板103とは、筺体101内に収容される。
駆動機構は、保持部材105と、ガイドシャフト106と、駆動モータ107と、ワイヤ108とを含む。保持部材105は、イメージセンサユニット10を囲むように保持する。ガイドシャフト106は、保持部材105をプラテンガラス102に沿って読取方向(副走査方向)に移動可能にガイドする。駆動モータ107と保持部材105とはワイヤ108を介して連結されており、駆動モータ107の駆動力によってイメージセンサユニット10を保持する保持部材105を副走査方向に移動させる。そして、イメージセンサユニット10は、駆動モータ107の駆動力によって副走査方向に移動しながら、プラテンガラス102に載置された原稿Pを読取る。このように、イメージセンサユニット10と原稿Pとを相対的に移動させながら、原稿Pを読取る。
回路基板103には、イメージセンサユニット10が読取った画像に所定の画像処理を施す画像処理回路や、イメージセンサユニット10を含むスキャナ100の各部を制御する制御回路や、スキャナ100の各部に電力を供給する電源回路等が構築される。
なお、上述したイメージセンサユニット10をフラットベッド方式のスキャナに適用する場合に限られず、原稿Pを搬送する搬送装置を備えたシートフィード方式のスキャナに適用してもよい。搬送装置は、駆動機構は、イメージセンサユニット10と原稿Pとの少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段の一例に対応する。
また、第3の実施形態のフラットベッド方式のスキャナ100またはシートフィード方式のスキャナを、紙幣、有価証券等の紙葉類の真贋判定を行う紙葉類識別装置(紙葉類読取装置)として機能させてもよい。この場合、スキャナ100は、予め記憶されている真正な紙幣の画像と読取った紙幣の画像とを比較して、紙幣の真贋を識別する比較部を有する。
また、上述したイメージセンサユニット10を、フラットベッド方式のスキャナとインクジェット方式のプリンタとが一体となった画像形成装置としての複合機(MFP;Multifunction Printer)等に適用してもよい。画像形成装置は、画像を読取る画像読取手段としての画像読取部と、画像を形成する画像形成手段としての画像形成部を有する。画像形成装置の画像読取部には、イメージセンサユニット10が組み込まれる。なお、画像形成装置の画像読取部は、上述したスキャナと共通の構成が適用できる。画像形成部は、イメージセンサユニット10が読取った画像を、印刷に適した形式の電気信号に変換する。画像形成部はイメージセンサユニット10が変換した電気信号に基づいて記録媒体としての印刷用紙Rに画像を形成する。なお、画像形成部はインクジェット方式、電子写真方式、熱転写方式、ドットインパクト方式等どのような方式であっても構わない。
以上、本発明を上述した実施形態と共に説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を組み合せてもよい。
上述した実施形態では、光源部41A、41Bが光源42と光源基板47とを有する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、光源部41A、41Bは、光源基板47を備えず、筐体44から直接、センサ基板62に接続するためのピン状の端子を有するLEDパッケージを適用してもよい。
上述した実施形態では、導光ユニット20が2つの導光部21A、21Bを有する場合について説明したが、この場合に限られず、1つの導光部を有する場合であってもよく、3つ以上の導光部を有する場合であってもよい。また、光源ユニット40が2つの光源部41A、41Bを有する場合について説明したが、この場合に限られず、1つの光源部を有する場合であってもよく、3つ以上の光源部を有する場合であってもよい。
上述した実施形態では、光源42の収容部45の開口縁が矩形状である場合について説明したが、この場合に限られず、矩形状以外の形状であって、例えば円形等であってもよい。光源42の収容部36の開口縁が円形の場合には、立体的な照射領域を導光体22の一方側の端面に投影させたときには投影された照射領域の形状も円形となる。
10:イメージセンサユニット 11:フレーム 22:導光体 23:入射面 24:出射面 26:係止突起 27:凸部 30:導光体カバー 35:係止溝 36:収容部 42:光源 43:LEDチップ 44:筐体 45:収容部 46:封止樹脂 70:赤外光カット部材 60:集光体 62:センサ基板 65:イメージセンサ 71:基材 72:蒸着膜 90:導光体 91:凹部

Claims (10)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を導く導光体と、
    前記光源と前記導光体との間に配置される赤外光カット部材と、を備え、
    前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方は、前記導光体と前記赤外光カット部材との対向する面同士を接しないようにするために前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方の前記面に凸部を有し、
    前記凸部は、前記光源が発する光の照射領域の外側に位置していることを特徴とする照明装置。
  2. 光源と、
    前記光源からの光を導く導光体と、
    前記光源と前記導光体との間に配置される赤外光カット部材と、を備え、
    前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方は、前記導光体と前記赤外光カット部材との対向する面同士を接しないようにするために前記導光体と前記赤外光カット部材との少なくとも何れか一方の前記面に凹部を有し、
    前記凹部は、前記光源が発する光の照射領域に位置していることを特徴とする照明装置。
  3. 前記赤外光カット部材は、基材と、赤外光カット膜とを有し、
    前記基材、前記赤外光カット膜、前記導光体の順で配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記基材は、第1の無機物であり、
    前記赤外光カット膜は、第2の無機物であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光源は、発光素子と、前記発光素子が配置される筐体とを有し、
    前記発光素子は、前記筐体の凹状の収容部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の照明装置。
  6. 前記光源は、白色の光を発することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の照明装置。
  7. 被照明体を照明する請求項1ないし6の何れか1項に記載の照明装置と、
    前記被照明体において反射された光を結像する集光体と、
    前記集光体によって結像された光を電気信号に変換するセンサと、を備えていることを特徴とするセンサユニット。
  8. 請求項7に記載のセンサユニットと、
    前記センサユニットと前記被照明体との少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段と、を備えていることを特徴とする読取装置。
  9. 前記被照明体は、紙葉類であることを特徴とする請求項8に記載の紙葉類読取装置。
  10. 請求項7に記載のセンサユニットと、
    前記センサユニットと前記被照明体との少なくとも何れか一方を相対的に移動させる移動手段と、
    前記センサにより読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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