JP2019029253A - リチウムイオン二次電池、及び、負極電極の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドープ層の厚みのばらつきを抑制させること。【解決手段】リチウムイオン二次電池は、正極電極と、負極電極14と、を備える。負極電極14は、金属箔15と、金属箔15の両面に存在する負極活物質層16と、両負極活物質層16の表面に存在するドープ層17と、を備える。ドープ層17は、炭素材料、リチウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、及び、バインダを含む。リチウムは、炭素材料にインターカレートされている。【選択図】図2
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池、及び、負極電極の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池は、複数の正極電極と複数の負極電極とを備える。正極電極及び負極電極のそれぞれは、金属箔と、金属箔に設けられた活物質層と、を備える。活物質層は、それぞれの極性に応じた活物質、導電材、及び、バインダなどを含む。正極電極の活物質としては、リチウム金属酸化物が用いられる。負極電極の活物質としては、炭素系材料や、シリコン(珪素又は珪素酸化物)が用いられる。正極電極と負極電極との間でリチウムイオンが行き来することで、リチウムイオン二次電池は充放電される。
負極電極の活物質として、シリコンを用いる場合、負極電極に含まれる一酸化珪素(SiO)と、リチウム(Li)とが反応して、一酸化炭素とリチウムとの化合物が形成される。この化合物はリチウムイオンを放出することができないため、リチウムイオン二次電池には不可逆容量が生じることになる。即ち、一酸化珪素と結合した分だけ実質的にリチウムの量が低減してしまい、リチウムイオン二次電池の容量を低下させてしまう。このため、負極電極は、活物質にリチウムイオンをドープするドープ層を備えている場合がある(例えば、特許文献1参照)。ドープ層は、活物質層に重ねて設けられる。活物質にリチウムイオンがドープされることで、不可逆容量によって低減するリチウムが補われることになる。
ところで、ドープ層の厚みにばらつきがあると、ドープ層の厚み毎にドープされるリチウムイオンの量にばらつきが生じる。
本発明の目的は、ドープ層の厚みのばらつきを抑制できるリチウムイオン二次電池、及び、負極電極の製造方法を提供することにある。
本発明の目的は、ドープ層の厚みのばらつきを抑制できるリチウムイオン二次電池、及び、負極電極の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するリチウムイオン二次電池は、負極活物質としてシリコンを含む負極電極を備えたリチウムイオン二次電池であって、前記負極電極は、金属箔と、前記金属箔の表面に存在し、前記負極活物質を含む負極活物質層と、前記負極活物質層の表面に存在するドープ層と、を備え、前記ドープ層は、炭素材料にインターカレートされたリチウムを含む。
これによれば、リチウムがインターカレートされた炭素材料を含むペーストを負極活物質層に塗布することでドープ層を形成することができる。ペーストは、厚みの調整が行いやすいため、ドープ層の厚みのばらつきを抑制できる。
上記リチウムイオン二次電池について、前記ドープ層は、アルミナを含んでいてもよい。
これによれば、ドープ層を負極電極の保護層としても機能させることができる。
これによれば、ドープ層を負極電極の保護層としても機能させることができる。
上記課題を解決する負極電極の製造方法は、負極活物質としてシリコンを含む負極電極を製造する負極電極の製造方法であって、金属箔に負極活物質層が塗布された中間電極に、炭素材料にインターカレートされたリチウムを含むペーストを塗布してドープ層を形成する工程と、前記ドープ層を乾燥させる工程と、前記ドープ層をプレスする工程と、を含む。
これによれば、ペーストの塗布によってドープ層を形成することができるため、ドープ層の厚みのばらつきを低減させることができる。
本発明によれば、ドープ層の厚みのばらつきを抑制できる。
以下、リチウムイオン二次電池、及び、負極電極の製造方法の一実施形態について説明する。
図1に示すように、リチウムイオン二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容された電極組立体12と、を備える。電極組立体12は、複数の正極電極13と、複数の負極電極14と、を備える。正極電極13、及び、負極電極14は、互いに絶縁された状態で積層されている。
図1に示すように、リチウムイオン二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容された電極組立体12と、を備える。電極組立体12は、複数の正極電極13と、複数の負極電極14と、を備える。正極電極13、及び、負極電極14は、互いに絶縁された状態で積層されている。
図2(a)、及び、図2(b)に示すように、負極電極14は、金属箔15と、金属箔15の両面に存在する負極活物質層16と、両負極活物質層16の表面に存在するドープ層17と、を備える。金属箔15は、例えば、銅箔である。
負極活物質層16は、負極活物質、導電材、及び、バインダを含む。負極活物質は、シリコンを含む。本実施形態の負極電極14は、負極活物質としてシリコンを含んだシリコン負極である。なお、シリコンは、珪素又は珪素酸化物である。
ドープ層17は、炭素材料、リチウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、及び、バインダを含む。炭素材料としては、黒鉛を原料とするものであり、純度の高い天然黒鉛や、高配向性熱分解黒鉛のような黒鉛化度の高い人造黒鉛を用いることが好ましい。リチウムは、リチウム金属や、リチウム金属酸化物(例えば、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、及び、マンガン酸リチウム)である。リチウムは、炭素材料にインターカレートされており、これによりリチウム炭素複合物が形成されている。詳細にいえば、リチウム微粒子の少なくとも一部は、炭素粒子にインターカレートされている。ここで、インターカレートとは、炭素材料の層間等にリチウムイオンが入り込むことをいう。バインダとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、スチレンブタジエンゴム等を用いることができる。
炭素材料同士は、バインダによって結合されている。アルミナ同士は、バインダによって結合されている。ドープ層17により、負極活物質層16にはリチウムイオンがドープされている。即ち、一酸化炭素とリチウムとの化合物による不可逆容量によって失われるリチウムを、ドープ層17によって補っている。
次に、負極電極14の製造方法について、負極電極14を製造する負極製造装置とともに説明する。
図3(a)、及び、図3(b)に示すように、負極電極14は、中間電極20にドープ層21を形成することで負極電極材料22を製造し、この負極電極材料22を負極電極14の形状に合わせて切断することで得られる。
図3(a)、及び、図3(b)に示すように、負極電極14は、中間電極20にドープ層21を形成することで負極電極材料22を製造し、この負極電極材料22を負極電極14の形状に合わせて切断することで得られる。
負極電極製造装置30は、長尺状の中間電極20を供給する供給装置31と、供給装置31から供給された中間電極20にペースト25を塗布するグラビア塗工装置35と、負極電極材料22を巻き取る巻取装置33と、を備える。また、負極電極製造装置30は、乾燥装置38と、プレス装置39と、を備える。
中間電極20は、帯状の金属箔である帯状金属箔23の両面に負極活物質層24を備える。負極活物質層24は、帯状金属箔23の長手方向に連続して設けられている。帯状金属箔23は、負極電極14の金属箔15となる部分である。負極活物質層24は、負極電極14の負極活物質層16となる部分である。中間電極20は、どのような方法によって製造されていてもよい。例えば、帯状金属箔23の長手方向に搬送される帯状金属箔23に、塗工装置によって活物質合剤を塗布し、活物質合剤を乾燥、加圧することで負極活物質層24を形成して中間電極20を得てもよい。
供給装置31は、供給リール32を備える。供給リール32には中間電極20が巻装されている。供給リール32は回転することで中間電極20を送り出す。巻取装置33は、巻取リール34を備える。巻取リール34は回転することで負極電極材料22を巻き取る。巻取リール34及び供給リール32の回転により中間電極20は供給リール32から巻取リール34に向けて搬送される。以下、この搬送方向を搬送方向X1として説明を行う。
グラビア塗工装置35は、搬送方向X1において、供給装置31よりも下流に配置されている。グラビア塗工装置35は、ペースト25が貯留される貯留部36と、円柱状のグラビアロール37とを備える。ペースト25は、ドープ層21の原料となる。グラビアロール37が回転することで、中間電極20の負極活物質層24にペースト25が塗布され、中間電極20にはドープ層21が形成される。これにより、中間電極20にドープ層21が形成された負極電極材料22が得られる。なお、説明の便宜上、中間電極20の両負極活物質層16のうちの一方にペースト25を塗布するグラビア塗工装置35のみを図示しているが、負極電極製造装置30は、負極電極材料22の両負極活物質層16のうちの他方にペースト25を塗布するグラビア塗工装置も備える。
ペースト25は、リチウム金属粉末、バインダ、炭素材料、アルミナ、及び、有機溶媒を混練することで得られたものである。
リチウム金属粉末としては、酸素及び水分を含有しないシリコンオイルなどの無機鉱油中で溶融リチウムをエマルジョン化することで、酸素/水分との反応がほとんど起こらない製造方法で製造されたものを用いる。詳細にいえば、溶融リチウムと無機鉱油とを混合し、撹拌によりエマルジョンを得る。このエマルジョンをリチウムの溶融点以下の温度に冷却すると、溶融されたリチウム金属のエマルジョン粒子は、懸濁液粒子に変化し、無機鉱油の上層部に上昇する。そして、懸濁液粒子を濾過及び洗浄することで、リチウム金属粉末を得ることができる。これにより、無酸素の雰囲気化において製造されたリチウム金属粉末を得ることができる。
リチウム金属粉末としては、酸素及び水分を含有しないシリコンオイルなどの無機鉱油中で溶融リチウムをエマルジョン化することで、酸素/水分との反応がほとんど起こらない製造方法で製造されたものを用いる。詳細にいえば、溶融リチウムと無機鉱油とを混合し、撹拌によりエマルジョンを得る。このエマルジョンをリチウムの溶融点以下の温度に冷却すると、溶融されたリチウム金属のエマルジョン粒子は、懸濁液粒子に変化し、無機鉱油の上層部に上昇する。そして、懸濁液粒子を濾過及び洗浄することで、リチウム金属粉末を得ることができる。これにより、無酸素の雰囲気化において製造されたリチウム金属粉末を得ることができる。
バインダ、炭素材料、及び、アルミナは、負極電極14のドープ層17に含まれるものと同一のものである。有機溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ベンゼン、キシレン、アセトン、メチルホルムアミドなどが用いられる。
リチウム金属粉末、バインダ、炭素材料、アルミナ、及び、有機溶媒を混練する際には、炭素材料にリチウムをインターカレートさせて、リチウム炭素複合物を得る。リチウム炭素複合物は、炭素材料とリチウム金属粉末とをボールミルなどの混合装置で機械的に混合することで得ることができる。混合をする際には、加速度が大きい程、大きな混合効果を得ることができる。混合装置としては、2[G]以上の高い加速度が得られる混合装置を用いることが好ましく、遊星ボールミルは5[G]以上の高い加速度が得られるため、特に好ましい。なお、リチウム金属粉末、バインダ、炭素材料、アルミナ、及び、有機溶媒を収容する容器に酸素が存在すると、酸素が混合中の炭素材料やリチウムと反応するおそれがあるため、容器にアルゴンなどの不活性ガスを封入することが好ましい。これにより、ペースト25への水素、酸素などの不純物の混入量を少なくすることができる。
乾燥装置38は、搬送方向X1において、グラビア塗工装置35よりも下流に配置されている。乾燥装置38の内部には、高温の熱媒体(例えば空気や窒素ガスなどの気体)が外部から供給される。負極電極材料22は、乾燥装置38の内部を通過する。これにより、ドープ層21に含まれる有機溶媒が気化し、有機溶媒が除去されたドープ層21が形成される。
プレス装置39は、搬送方向X1において、乾燥装置38よりも下流に配置されている。プレス装置39は、互いに対向配置された一対のプレスロール40を備える。プレスロール40は、負極電極材料22を挟んで加圧することで、ドープ層21を加圧する。図3(c)に示すように、ドープ層21は、所定の厚みTとなる。本実施形態において、所定の厚みTは、5[μm]±0.75[μm]である。このドープ層21は、負極電極14のドープ層17となる部分である。
次に、負極電極14の製造方法について作用とともに説明する。
負極電極14を製造する際には、中間電極20にグラビア塗工装置35によってペースト25を塗布して、ドープ層21を形成する。そして、ドープ層21を乾燥させることで、ドープ層21に含まれる有機溶媒を気化させる。更に、乾燥装置38を通過した後のドープ層21を加圧することで、負極電極材料22が得られる。この負極電極材料22は、寸法が異なることを除いて、負極電極14と同一のものである。言い換えれば、負極電極材料22は、負極電極14よりも寸法の大きい負極電極ともいえる。負極電極材料22が切断されることで、負極電極14が製造される。なお、本実施形態の製造方法で製造された負極電極14は、一酸化炭素とリチウムとの化合物がドープ層17の表面に形成されやすい。
負極電極14を製造する際には、中間電極20にグラビア塗工装置35によってペースト25を塗布して、ドープ層21を形成する。そして、ドープ層21を乾燥させることで、ドープ層21に含まれる有機溶媒を気化させる。更に、乾燥装置38を通過した後のドープ層21を加圧することで、負極電極材料22が得られる。この負極電極材料22は、寸法が異なることを除いて、負極電極14と同一のものである。言い換えれば、負極電極材料22は、負極電極14よりも寸法の大きい負極電極ともいえる。負極電極材料22が切断されることで、負極電極14が製造される。なお、本実施形態の製造方法で製造された負極電極14は、一酸化炭素とリチウムとの化合物がドープ層17の表面に形成されやすい。
ドープ層として、負極活物質層16の形状に合わせられたリチウム箔を用いることも考えられる。ドープ層にリチウム箔を用いる場合、リチウム箔の形状に合わせてカットされた2枚のフィルムにリチウム箔を挟む。この際、フィルムとリチウム箔とが貼り付かないようにフィルムに潤滑液を塗布する。そして、フィルムに挟んだリチウム箔を圧延し、片方のフィルムを剥がす。そして、リチウム箔を負極活物質層16の形状に合わせてカットする。次に、リチウム箔を負極活物質層16に貼り付け、金属箔15及び負極活物質層16とともにリチウム箔を圧延する。そして、リチウム箔から残りのフィルムを剥がすことで、ドープ層が形成される。
リチウム箔とフィルムとが貼り付けないように潤滑液を塗布しているものの、リチウム箔の一部はフィルムに貼り付いてしまう。これにより、リチウム箔からフィルムを剥がす際には、リチウム箔の一部がフィルムとともに剥がれてしまい、リチウム箔が部分的に薄くなったり、孔が空いてしまう場合がある。また、上記したように、リチウム箔を用いる場合には、リチウム箔を負極活物質層16に貼り付けるまでの工程が多い。
これに対し、本実施形態のように、ペースト25の塗布によりドープ層17を形成する場合には、ドープ層17の厚みのばらつきが少ない。これは、ペースト25は、グラビア塗工装置35によって精度良く塗布でき、目付量のばらつきが少ないことに加えて、プレスロール40によって加圧された際にプレスロール40間の寸法に倣った厚みとなるためである。即ち、ペースト25は、厚み調整が行いやすく、厚みにばらつきが生じにくい。更に、リチウム箔を用いる場合とは異なり、フィルムを用いなくてもよいため、フィルムを用いることを原因としたリチウムの剥離がないためである。
また、ドープ層17を形成するのに要する工程が少なく、生産性の向上も図られる。
したがって、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)負極電極14は、炭素材料にインターカレートされたリチウムを含んだドープ層17を備える。ドープ層17は、ペースト25から形成される。ペースト25は、厚み調整を行いやすく、厚みのばらつきが少ない。例えば、ドープ層17の厚みTを5[μm]±0.75[μm]の範囲内とすることができる。このため、負極活物質層16の部位毎にドープされるリチウムイオンの量にばらつきが生じにくい。また、複数の負極電極14間でドープされるリチウムイオンの量に差が生じることが抑制されている。
したがって、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)負極電極14は、炭素材料にインターカレートされたリチウムを含んだドープ層17を備える。ドープ層17は、ペースト25から形成される。ペースト25は、厚み調整を行いやすく、厚みのばらつきが少ない。例えば、ドープ層17の厚みTを5[μm]±0.75[μm]の範囲内とすることができる。このため、負極活物質層16の部位毎にドープされるリチウムイオンの量にばらつきが生じにくい。また、複数の負極電極14間でドープされるリチウムイオンの量に差が生じることが抑制されている。
(2)ドープ層17が炭素材料を含んでいることで、炭素材料を含んでいないドープ層に比べて、ドープ層17の導電性が向上する。したがって、リチウムイオン二次電池10の抵抗値が低下する。
(3)ドープ層17はアルミナを含む。これにより、ドープ層17の耐熱性が増加し、正極電極13で生じる熱と、負極電極14で生じる熱が相互に影響し合うことが抑制される。したがって、ドープ層17を、負極電極14を保護する保護層として機能させることができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○負極活物質層16は、アルミナを含んでいなくてもよい。この場合、リチウムイオン二次電池10の抵抗値は更に低下する。
○負極活物質層16は、アルミナを含んでいなくてもよい。この場合、リチウムイオン二次電池10の抵抗値は更に低下する。
○実施形態では、長尺状の中間電極20にドープ層21を形成して負極電極材料22とした後に、当該負極電極材料22を切断して負極電極14を得たが、中間電極20を負極電極14の形状に合わせて切断して、切断によって得られた中間電極にドープ層17を形成してもよい。
○プレス装置39は、ドープ層21を加圧することができれば、どのようなものを用いてもよい。
○ペースト25を塗布する塗工装置は、グラビア塗工装置35に限られず、アプリケーターなどの他の塗工装置を用いてもよい。
○ペースト25を塗布する塗工装置は、グラビア塗工装置35に限られず、アプリケーターなどの他の塗工装置を用いてもよい。
○負極活物質層16は、金属箔15の片面に設けられていてもよい。
10…リチウムイオン二次電池、14…負極電極、15…金属箔、16…負極活物質層、17…ドープ層、20…中間電極、21…ドープ層、22…負極電極材料、23…帯状金属箔(金属箔)、24…負極活物質層、25…ペースト。
Claims (3)
- 負極活物質としてシリコンを含む負極電極を備えたリチウムイオン二次電池であって、
前記負極電極は、
金属箔と、
前記金属箔の表面に存在し、前記負極活物質を含む負極活物質層と、
前記負極活物質層の表面に存在するドープ層と、を備え、
前記ドープ層は、
炭素材料にインターカレートされたリチウムを含むリチウムイオン二次電池。 - 前記ドープ層は、アルミナを含む請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
- 負極活物質としてシリコンを含む負極電極を製造する負極電極の製造方法であって、
金属箔に負極活物質層が塗布された中間電極に、炭素材料にインターカレートされたリチウムを含むペーストを塗布してドープ層を形成する工程と、
前記ドープ層を乾燥させる工程と、
前記ドープ層をプレスする工程と、を含む負極電極の製造方法。
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JP2022545026A (ja) * | 2019-08-20 | 2022-10-24 | 北京▲衛▼▲藍▼新能源科技有限公司 | 大幅の極薄金属リチウムストリップを調製するためのグラビアコーティング装置及びその方法 |
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2017
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JP7338042B2 (ja) | 2019-08-20 | 2023-09-04 | 北京▲衛▼▲藍▼新能源科技有限公司 | 大幅の極薄金属リチウムストリップを調製するためのグラビアコーティング装置及びその方法 |
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