JP2019028444A - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
[画像形成装置の構成]
図1は、本実施例における画像形成装置10の概略断面図である。また、図2は、本実施例の画像形成装置10の制御系統のブロック図である。図2に示すように、画像形成装置10は、ホスト機器であるパーソナルコンピュータ200に接続している。パーソナルコンピュータ200による動作開始指令と画像信号は、制御手段としてのコントローラ110に送信され、コントローラ110が各種手段を制御することによって、画像形成装置10において画像形成が実行される。
次に、画像形成装置10における画像形成動作について、フルカラーモードを例に図1を用いて説明する。
本実施例における転写残トナーの回収動作について、図3を用いて詳細に説明する。図3は、本実施例における帯電手段30の構成を説明する模式図である。
フルカラーモードで転写残トナーの回収動作を実行する場合、帯電手段30によって中間転写ベルト20の転写残トナーを正極性に帯電する。この時、帯電電源51から導電ブラシ31に正極性の電圧を印加することによって、転写残トナーのうち負極性に帯電した一部のトナーは導電ブラシ31に静電的に付着する。これにより、回収動作時に導電ローラ32と中間転写ベルト20とが接触する位置を通過するトナーの量を減少させることができる。
図4は、本実施例におけるモノクロモードを実行するときの各感光ドラム2と中間転写ベルト20との当接状態を説明する模式図である。図4に示すように、モノクロモードにおいては、感光ドラム2dと中間転写ベルト20を当接させ、他の感光ドラム2a〜2cを中間転写ベルト20から離間させた状態で、現像手段4dに黒色のトナーを収容する画像形成部1dのみで画像形成を行う。また、このとき、画像形成を行わない画像形成部1a〜1cの現像ローラ8a〜8cを感光ドラム2a〜2cから離間させる。このように、画像形成を行わない画像形成部1a〜1cにおいて、感光ドラム2a〜2c及び現像ローラ8a〜8cを離間させることにより、当接回転や電圧印加による各部材の劣化、消耗を抑制することが可能である。
以下、本実施例の比較例における転写残トナーの回収動作の制御と、画像出力実験の結果について説明する。画像出力実験は、転写材Pの通紙を継続したときの各部材の耐久性を確認する試験(以下、通紙耐久試験と称する)を用いて行い、一定の通紙枚数毎にフルカラーモードとモノクロモードのそれぞれで画像評価を行った。以下に通紙耐久試験内容と画像評価方法の詳細について説明する。
次に、本実施例におけるモノクロモードでの転写残トナーの回収動作に関して、表3、図7を用いて説明を行う。なお、本実施例におけるフルカラーモードでの転写残トナーの回収動作及び制御に関しては、比較例と同様であるため説明を省略する。
実施例1では、モノクロモード(第2のモード)における1次転写電源40からの電圧の出力値を、フルカラーモード(第1のモード)における1次転写電源40からの出力値に対して変更する構成について説明した。これに対し、実施例2においては、1次転写電源40の出力値を大きくしつつ帯電手段30の目標電流値を変更する構成について説明する。なお、実施例2において、実施例1と共通する部分に関しては同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例では、中間転写ベルト20の電気抵抗が上昇する耐久後期において、帯電手段30の目標電流値を変更する構成について説明した。しかし、これに限らず、モノクロモードで転写残トナーの回収動作を行う場合に、通紙枚数に関わらず、帯電手段30の目標電流値を常にフルカラーモードにおける目標電流値よりも低い値に設定しても良い。このように設定することによって、帯電電源51と帯電電源52から出力する電圧の値を低く設定することができ、導電ブラシ31と導電ローラ32の通電劣化を抑制することが可能となる。
5 1次転写ローラ
20 中間転写ベルト
24 2次転写ローラ
30 帯電手段
40 1次転写電源
Claims (17)
- トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体からトナー像が1次転写される移動可能な中間転写体と、前記中間転写体を介して前記像担持体と対向する位置に配置される転写部材と、前記転写部材に電圧を印加する電源と、前記中間転写体の移動方向に関して、前記中間転写体から転写材にトナー像を2次転写する2次転写部よりも下流側に配置され、前記2次転写部を通過したトナーを帯電する帯電手段と、を備え、前記電源から前記転写部材にトナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧を印加することにより、前記帯電手段によって前記逆極性に帯電されたトナーを前記中間転写体から前記像担持体に移動させる回収動作を実行することが可能な画像形成装置において、
前記像担持体と前記転写部材はそれぞれ複数設けられており、前記画像形成装置は、複数の前記像担持体を前記中間転写体に当接させた第1のモードと、複数の前記像担持体のうち、1つの前記像担持体を前記中間転写体に当接させ他の前記像担持体を前記中間転写体から離間させた第2のモードで前記回収動作を実行することが可能であり、
前記第1のモードで前記回収動作を実行する場合に、前記電源が複数の前記転写部材に印加する電圧を第1の電圧とすると、
前記第2のモードで前記回収動作を実行する場合に、前記電源は、前記中間転写体に当接する1つの前記像担持体に対向する位置に配置された前記転写部材に前記第1の電圧よりも絶対値が大きい第2の電圧を印加することを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電手段に前記逆極性の電圧を印加することで前記2次転写部を通過したトナーを前記逆極性に帯電する帯電電源を備え、
前記帯電電源は、前記第2のモードにおいて前記帯電手段から前記中間転写体に向かって流れる電流の値が、前記第1のモードにおいて前記帯電手段から前記中間転写体に向かって流れる電流の値よりも絶対値が小さい値となるように、前記帯電手段に前記逆極性の電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記2次転写部においてトナー像を2次転写される転写材の枚数が所定の枚数を超えた以降に、
前記帯電電源は、前記第2のモードにおいて前記帯電手段から前記中間転写体に向かって流れる電流の値が、前記第1のモードにおいて前記帯電手段から前記中間転写体に向かって流れる電流の値よりも絶対値が小さい値となるように、前記帯電手段に前記逆極性の電圧を印加することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記帯電電源から前記帯電手段に電圧を印加したときに前記帯電手段に流れる電流の値を検知する電流検知手段を備え、前記電流検知手段が検知する電流が予め設定された所定の電流値になるように、前記帯電電源から前記帯電手段に前記逆極性の電圧が印加されることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 前記2次転写部においてトナー像を2次転写される転写材の枚数が所定の枚数を超えた以降に前記第2のモードで前記回収動作を実行する場合に、前記電源は、前記中間転写体に当接する1つの前記像担持体に対向する位置に配置された前記転写部材に前記第2の電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数の前記像担持体を前記中間転写体に当接させた状態において、前記電源から複数の前記転写部材に前記第1の電圧を印加することにより、複数の前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を1次転写しつつ、前記中間転写体と、複数の前記像担持体のうち前記中間転写体の移動方向に関して最も上流側に配置される前記像担持体と、が当接する位置において前記回収動作を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数の前記像担持体のうち、1つの前記像担持体を前記中間転写体に当接させ他の前記像担持体を前記中間転写体から離間させた状態において、前記電源から1つの前記像担持体に対向する位置に配置された前記転写部材に前記第2の電圧を印加することにより、1つの前記像担持体と前記中間転写体が当接する位置において、1つの前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を1次転写しつつ前記回収動作を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 1つの前記像担持体は、黒色のトナー像を担持する像担持体であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記電源は、複数の前記転写部材の数に対応して複数設けられており、複数の前記転写部材はそれぞれが対応する複数の前記電源から電圧を印加されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数の前記電源から複数の前記転写部材に印加される前記第1の電圧は、複数の前記転写部材に関してそれぞれ異なる値であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 複数の前記転写部材のうち、少なくとも2つの前記転写部材は共通の前記電源から電圧を印加されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体を介して複数の前記転写部材を対応する複数の前記像担持体に対して当接又は離間させることにより、複数の前記像担持体と前記中間転写体とが当接又は離間することが可能であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電手段は導電性を有するローラ部材であり、前記ローラ部材は、前記中間転写体に当接していることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電手段は導電性を有するブラシ部材であり、前記ブラシ部材は、前記中間転写体に当接していることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電手段は、導電性を有するローラ部材と、前記中間転写体の移動方向に関して前記ローラ部材よりも上流側に配置された導電性を有するブラシ部材であり、前記ローラ部材と前記ブラシ部材は、前記中間転写体に当接していることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数の前記転写部材は金属ローラであり、複数の前記金属ローラはそれぞれが対応する複数の前記像担持体と前記中間転写体とが当接する位置から上流側又は下流側にずれた位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の回転方向に関して、前記像担持体と前記中間転写体が当接する1次転写部よりも下流側に設けられ、前記1次転写部を通過した後に前記像担持体に残留したトナーを回収する回収手段を備え、
前記回収手段は、前記像担持体に当接して前記像担持体に残留したトナーを前記回収手段に回収する当接部材を有し、
前記帯電手段によって前記逆極性に帯電され、前記中間転写体から前記像担持体に移動させたトナーを前記回収手段によって回収することで、前記回収動作を実行することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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