JP2019027396A - エンジンのシール構造 - Google Patents

エンジンのシール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019027396A
JP2019027396A JP2017149466A JP2017149466A JP2019027396A JP 2019027396 A JP2019027396 A JP 2019027396A JP 2017149466 A JP2017149466 A JP 2017149466A JP 2017149466 A JP2017149466 A JP 2017149466A JP 2019027396 A JP2019027396 A JP 2019027396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
seal structure
spacer portion
engine
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017149466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6544396B2 (ja
Inventor
吉田 浩
Hiroshi Yoshida
浩 吉田
潤 西川
Jun Nishikawa
潤 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2017149466A priority Critical patent/JP6544396B2/ja
Publication of JP2019027396A publication Critical patent/JP2019027396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544396B2 publication Critical patent/JP6544396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】締結トルクを高めることなく、安価な構造でシール性能を長期的に維持する。【解決手段】エンジンのシール構造は、排気ポート12を有するシリンダヘッド10と、排気ポート12と共に排気通路を形成する独立排気管22を有し、シリンダヘッド10に締結される排気マニホールド4と、排気通路に対応する開口部32を有し、シリンダヘッド10と排気マニホールド4との間に介在してこれらの間をシールするガスケット8とを有する。ガスケット8は、ベース部30と、前記開口部32を含みベース部30からその厚み方向に突出するビード部34とを含む。排気マニホールド4のフランジ20にはスペーサ部28が設けられている。このスペーサ部28の突出高さh1は、ガスケット8が非圧縮状態のときのビード部34の突出高さh2よりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンのシール構造に関する。
従来から、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間にガスケットを介在させて、これらの間をシールする構造が知られている。ガスケットには、ビード部と称される弾性変形可能な凸部分が形成されており、シリンダヘッドへの排気マニホールドの締結によりビード部を変形させ、その反発力でガスケットとシリンダヘッド等とを密接させてシール性能を確保している。なお、エンジンの排気系は排気ガスの熱により高温になるため、ガスケットには、高窒素ステンレス鋼などの耐熱性の高い材料が用いられる(例えば特許文献1)。
特開2009−24658号公報
排気マニホールドのうち、シリンダヘッドに締結されているのはフランジの部分である。このフランジは、排気ガスの熱によって高温の熱サイクルを受けることで膨張と収縮を繰り返す。このようなフランジの膨張収縮によりビード部が過圧縮されると、ビード部の反発力が低下する、いわゆる「ヘタリ」と呼ばれる劣化現象が生じ、これがシール性能の低下をもたらす原因となることが知られている。特許文献1のような耐熱性の高い材料でガスケットを形成した場合でも、この現象を完全に回避することは難しい。
そこで、レアメタル等のヘタリが生じ難い材料でガスケットを形成することや、排気マニホールドの締結トルクを高めてシール性能を確保することが考えられている。しかし、前者の場合には、シール構造のコスト高を招く一方、後者の場合には、フランジの強度確保のためにその肉厚を大きく設ける必要があり、何れも得策とは言い難い。特に、締結トルクを高める場合には、その分、ビード部の圧縮代が小さくなり、そこにフランジの膨張収縮が生じることで、却ってビード部のヘタリが進行し易くなるおそれもある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、締結トルクを高めることなく、安価な構造でガスケットによるシール性能を長期的に良好に維持することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のエンジンのシール構造は、第1通路を有する第1部材と、流体が流れる流体通路を前記第1通路と共に形成する第2通路を有し、前記第1部材に締結される第2部材と、前記第1、第2通路に対応する開口部を備え、前記第1部材と前記第2部材との間に介在してこれらの間をシールするガスケットと、前記第1部材と前記第2部材との間であって、前記ガスケットと一体又は別体に設けられるスペーサ部とを備え、前記ガスケットは、プレート状のベース部と、該ベース部における前記開口部の外周部に設けられかつ該ガスケットの厚み方向において前記ベース部から突出するビード部とを備え、前記スペーサ部は、前記ガスケットのうち、前記ビード部以外の位置で当該ビード部が突出する側に設けられ、かつ、非圧縮状態における前記ガスケットの前記ベース部からの前記ビード部の突出寸法よりも小さい厚みを有するものである。ここで、上記「非圧縮状態」とは、ガスケットがその厚み方向に圧縮力(外力)を受けていない、いわばガスケット単体の状態を意味する。
このエンジンのシール構造によると、ガスケットのビード部が突出する側にスペーサ部が隣接するため、スペーサ部の厚み分だけ第1部材及び/又は第2部材とガスケットとの間に隙間が形成される。つまり、スペーサ部の厚み分だけ確実にビード部の圧縮代が確保され、ビード部の圧縮が抑制される。そのため、例えば高温の流体が流通することによる膨張と収縮を第1部材(又は第2部材)が繰り返すような場合でも、ビード部が過度に圧縮されることが抑制され、当該過圧縮に起因するガスケットの劣化、すなわちビード部の「ヘタリ」が進行することが抑制される。よって、締結トルクを高めたり、また、レアメタル等の高価な材料で形成されたガスケットを用いることなく、ガスケットによるシール性能を長期的に良好に維持することが可能となる。
前記シール構造において、前記ガスケットは複数のシールプレートが積層されることにより形成されたものであってもよい。この場合には、前記スペーサ部は、前記ガスケットに一体に設けられる、すなわち隣接するシールプレートの間に配設されているものであってもよいし、前記ガスケットとは別体、すなわち複数のシールプレートの外側に設けられるものであってもよい。
また、前記スペーサ部は、例えば第1、第2部材とは別体のものであってもよいが、この場合には、第1部材(及び/又は第2部材)にスペーサ部による圧痕が形成されて、上記膨張収縮の際にクラックを生じさせる原因となることが考えられる。
そのため、上記スペーサ部は、前記ガスケットを構成する複数のシールプレートの間に介挿されているか、前記第1部材又は前記第2部材に一体成型されているのが好適である。ここで、「一体成型されている」とは、スペーサ部が第1部材(又は第2部材)と同一材料により当該第1部材(又は第2部材)と一体的に成型されていることを意味する。
これらの構成によれば、上記のような圧痕の形成、ひいては第1部材(及び/又は第2部材)にクラックが生じることが未然に防止される。
また、上記シール構造において、前記第1部材、前記第2部材及び前記ガスケットがボルトナットにより一体に締結されるものでは、前記スペーサ部は、前記ボルト又はこのボルトが挿通されるボルト孔に対応する位置に設けられているのが好適である。
この構成によれば、第1部材又は第2部材の膨張収縮によりビード部が過圧縮されることに加え、ボルトナットによる締結の際にガスケットのビード部が過圧縮されることも抑制することが可能となる。
なお、上記のシール構造において、より具体的には、前記第1部材は、複数の気筒が例をなして配列された多気筒エンジンのシリンダヘッドであって、前記第1通路として、前記複数の気筒にそれぞれ繋がる複数の排気ポートを備え、前記第2部材は、前記シリンダヘッドに締結されるフランジと、前記複数の排気ポートに対応して形成され、前記各排気ポートと共に前記流体通路である複数の排気通路を形成する、前記第2通路としての複数の独立通路とを備えた排気マニホールドである。
このようなシリンダヘットと排気マニホールドとの間のシール構造では、排気マニホールドのフランジが排気ガスの熱により膨張と収縮を繰り返すことで、ガスケットのビード部が過圧縮されてヘタリが生じ易い。そのため、上述したシール構造は、このようなシリンダヘットと排気マニホールドとの間のシール構造に特に有用となる。
この場合、前記スペーサ部は、前記複数の排気通路の配列方向における両端の排気通路の外側に位置する外側スペーサ部と、隣接する排気通路の間に位置する内側スペーサ部とを含み、前記外側スペーサ部は、前記内側スペーサ部よりも厚みが大きいのが好適である。
排気マニホールドの前記フランジには、その長手方向(気筒の配列方向)の両端がシリンダヘッド側に反り返るような弓なりの変形が生じる。そのため、内側スペーサ部と外側スペーサ部の厚さが等しい場合には、外側スペーサ部がフランジの変形により押し潰されて、ガスケットの長手方向(気筒の配列方向)外側に位置するビード部が過度に圧縮されることが考えられる。これに対して、外側スペーサ部の厚みが内側スペーサの厚みよりも大きい場合には、フランジの変形により外側スペーサ部が適度に押し潰されることで、ガスケットの長手方向外側及び内側に位置するビード部が均等な圧縮状態となる。そのため、ガスケットの長手方向外側のビード部に偏ってヘタリが進行することが抑制される。
同様の目的で、前記スペーサ部は、前記複数の排気通路の配列方向における両端の排気通路の外側に位置する外側スペーサ部と、隣接する排気通路の間に位置する内側スペーサ部とを含み、前記外側スペーサ部は、前記内側スペーサ部よりも断面積が大きいものであってもよい。
このシール構造によれば、外側スペーサ部の断面積が内側スペーサ部の面積よりも大きいことで、排気マニホールドのフランジの長手方向両端が反り返り難くなる。つまり、フランジの変形自体が抑制される。そのため、フランジの変形により、ガスケットの長手方向外側のビード部に偏ってヘタリが進行することが抑制される。
以上説明したように、本発明のエンジンのシール構造によれば、締結トルクを高めることなく、安価な構造でガスケットによるシール性能を長期的に良好に維持することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るシール構造が適用されたエンジンの平面概略図である。 前記シール構造を示す断面図(ボルトナットによる締結前の状態を示す)である。 排気マニホールドのフランジを上流側(シリンダヘッド側)から視た平面図である。 ガスケット(第1シールプレート)を上流側(シリンダヘッド側)から視た平面図である。 ガスケット(ビード部)の面圧の経時変化を示すグラフであり、(a)はスペーサ部が設けられていない場合、(b)はスペーサ部が設けられている場合の前記面圧の経時変化をそれぞれ示す。 本発明の第2実施形態に係るシール構造を示す断面図(ボルトナットによる締結前の状態を示す)である。 前記フランジの熱変形を説明する前記排気マニホールドの平面略図である。 本発明の第3実施形態に係るシール構造を示す断面図(ボルトナットによる締結前の状態を示す)である。 前記シール構造の変形例を示す断面図(ボルトナットによる締結前の状態を示す)である。 変形例に係る排気マニホールドのフランジを上流側(シリンダヘッド側)から視た平面図である。 前記シール構造の変形例を示す断面図(ボルトナットによる締結前の状態を示す)である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
(第1の実施形態)
[シール構造の説明細]
図1は、本発明の実施形態に係るシール構造が適用されたエンジンの平面概略図である。同図に示されるエンジン1は、直列4気筒の4サイクルガソリンエンジンである。なお、以下の説明においては、特に言及する場合を除き、「上流」、「下流」とは、当該エンジン1における排気ガスの流れ方向を基準とする。
エンジン1は、直列に配列された4つの気筒♯1〜♯4(1番気筒♯1〜4番気筒♯4)を有するエンジン本体2と、このエンジン本体2に空気を導入するための図外の吸気マニホールドと、エンジン本体2で生成された排気ガスを案内しながら一つに合流させる排気マニホールド4と、この排気マニホールド4の下流側に配設されて、当該排気マニホールド4を通じて集まる排気ガスを浄化する触媒装置6とを備えている。
前記エンジン本体2の上部には、シリンダヘッド10が設けられている。シリンダヘッド10には、前記4つの気筒♯1〜♯4にそれぞれ通じる4つの排気ポート12(第1排気ポート12a〜第4排気ポート12d)が形成されている。各排気ポート12の上流端は、二股に分岐して各気筒♯1〜♯4に連通しており、下流端は、各気筒♯1〜♯4の配列方向(以下、気筒列方向と称す)に並んだ状態でシリンダヘッド10の側面11に開口している。
前記排気マニホールド4は、ガスケット8を介してシリンダヘッド10の側面11に締結されるプレート状のフランジ20と、上流端部が各々当該フランジ20に接続された4つの独立排気管22(第1独立排気管22a〜第4独立排気管22d)とを備えている。
前記フランジ20は、シリンダヘッド10の側面11に沿って気筒列方向に延在している。図3に示すように、フランジ20には、シリンダヘッド10の側面11に開口する第1〜第4の排気ポート12a〜12dに各々対応する4つのポート24と、複数のボルト孔26とが設けられており、各ポート24に繋がるように、第1〜第4の独立排気管22a〜22dの上流端部が当該フランジ20に接合されている。なお、第1〜第4の独立排気管22a〜22dの下流端部は一つに集合して前記触媒装置6に繋がっている。当例では、前記ポート24及び各独立排気管22a〜22dにより形成される排気ガスの通路が本発明の独立通路(第2通路)に相当する。
フランジ20には、貫通孔からなる5つのボルト孔26が設けられている。具体的には、気筒列方向における両端、すなわち両端のポート24の外側の位置と、隣接するポート24の間の位置とにそれぞれボルト孔26が設けられている。
隣接するボルト孔26は、互いに上下方向にオフセットされている。詳しくは、各ポート24の中心を結んだ線分を基準として、両端のボルト孔26と中央のボルト孔26は前記線分よりも下側に設けられ、それ以外のボルト孔26は前記線分よりも上側に設けられている。従って、各ボルト孔26は、各ポート24の中心に対しても上下方向にオフセットされている。
フランジ20の各ボルト孔26には、シリンダヘッド10の側面11に突設されたスタッドボルト11aがそれ挿通され、このスタットボルト11aにナット11bが螺合されることで、排気マニホールド4がガスケット8を介してシリンダヘッド10の側面11に締結されている。これにより、シリンダヘッド10の各排気ポート12a〜12dと排気マニホールド4の各独立排気管22a〜22dとがガスケット8の後記開口部32を介して連通し、第1〜第4の排気ポート12a〜12dと第1〜第4の独立排気管22a〜22dとが協働して排気ガスを案内するための排気通路(流体通路)を形成している。
図2及び図3に示すように、フランジ20の締結面20a、すなわちシリンダヘッド10に対向する面には、当該締結面20aからシリンダヘッド10側に突出する複数のスペーサ部28が形成されている。各スペーサ部28はボルト孔26に対応する位置、具体的には各ボルト孔26を包囲する位置に設けられている。これらのスペーサ部28は、例えばプレス加工や切削加工によりフランジ20に一体成型されている。各スペーサ部28は、表面が平坦な平面視円形の輪郭を有するリング状であり、その直径D及び締結面20aからの突出高さh1は何れも同じである。なお、各スペーサ部28を、ガスケット8を構成する後記シールプレート間に配設する場合には(図11参照)、ボルト孔26の形状に対応した孔部を有する板状のスペーサ部材がシールプレート間に介挿される。板状のスペーサ部材とすることで、グロメットプレートを介挿する場合よりも、スペーサの配設位置の自由度を高めることができる。
前記ガスケット8は、図1及び図2に示すように、各々薄厚の金属板で形成された2枚のシールプレート9a、9bからなり、これら第1、第2のシールプレート9a、9bが積層された構造を有する。このガスケット8により、シリンダヘッド10の側面11と排気マニホールド4のフランジ20との間がシールされている。なお、図2では、説明の便宜上、ボルトナットによる締結前、すなわちガスケット8が圧縮される前の状態でシリンダヘッド10と排気マニホールド4との間のシール構造を示している。
図4に示すように、各シールプレート9a、9bは、排気マニホールド4のフランジ20と略同等の輪郭を有している。各シールプレート9a、9bには、シリンダヘッド10の各排気ポート12a〜12d及び排気マニホールド4の各独立排気管22a〜22d(ポート24)に対応する、すなわち前記排気通路に対応する開口部32を各々有しかつ厚み方向(シールプレート9a、9bの厚み方向)に突出する、同一形状の4つのビード部34と、スタッドボルト11aに対応する、貫通孔からなる5つのボルト孔36とが設けられている。
上流側、すなわちシリンダヘッド10側に位置する第1シールプレート9aの各ビード部34は、図2に示すように、開口部32及びその周囲の部分がそれ以外の部分(以下、ベース部30と称す)よりもシリンダヘッド10側に突出したハーフビードであり、各排気ポート12a〜12dを包囲する位置でシリンダヘッド10に当接している。一方、下流側、すなわち排気マニホールド4側に位置する第2シールプレート9bのビード部34は、開口部32及びその周囲の部分がベース部30から排気マニホールド4側に突出したハーフビードであり、各ポート24(各独立排気管22a〜22d)を包囲する位置で排気マニホールド4のフランジ20に当接している。
ガスケット8(シールプレート9a、9b)は、各ボルト孔36にスタッドボルト11aが挿通された状態で排気マニホールド4のフランジ20とシリンダヘッド10との間に介在され、前記スタッドボルト11a及びナット11bにより、排気マニホールド4(フランジ20)と共にシリンダヘッド10に締結されている。
なお、排気マニホールド4のフランジ20には、上記の通りスペーサ部28が形成されているが、フランジ20の締結面20aからの当該スペーサ部28の突出高さh1(すなわち、スペーサ部28の厚み)は、図2に示すように、非圧縮状態の第2シールプレート9b(シリンダヘッド10)におけるベース部30からのビード部34の突出寸法h2よりも小さい値に設定されている。
[作用効果等]
上記エンジン1では、排気マニホールド4のフランジ20とシリンダヘッド10との間においてガスケット8が両側から圧縮され、この圧縮により第1シールプレート9aのビード部34が変形した状態でシリンダヘッド10の側面11に当接するとともに、第2シールプレート9bのビード部34が変形した状態で排気マニホールド4のフランジ20にそれぞれ当接する。これにより、当該シリンダヘッド10と排気マニホールド4との間がガスケット8によりシールされる。
この場合、上記シール構造によれば、排気マニホールド4のフランジ20に複数のスペーサ部28が突設されているため、ガスケット8とフランジ20との間、詳しくは第2シールプレート9bのベース部30とフランジ20の締結面20aとの間にスペーサ部28の高さ分(厚み分)だけ隙間が形成される。つまり、スペーサ部28の高さ分だけビード部34の圧縮が抑制される。そのため、各独立排気管22a〜22dを高温の排気ガスが流通することによる膨張と収縮をフランジ20が繰り返すような場合でも、ビード部34が過度に圧縮されることが抑制され、当該過圧縮に起因するガスケット8の劣化、すなわちビード部34のヘタリが進行することが効果的に抑制される。
図5は、排気マニホールド4(フランジ20)に対するガスケット8(ビード部34)の面圧の経時変化を示すグラフであり、(a)はスペーサ部28が設けられていない場合、(b)はスペーサ部28が設けられている場合の最高面圧(max)と最低面圧(min)の経時変化をそれぞれ示している。なお、グラフ中の「加熱」、「冷却」は、排気ガスの熱によって前記フランジ20が受ける熱サイクルを示している。この結果に示されるように、スペーサ部28が設けられている場合には、ガスケット8(ビード部34)による面圧は概ね一定であり、上記の熱サイクルによる影響を殆ど受けていない、すなわち、ビード部34が過度に圧縮されることが抑制されていることが考察できる。
従って、上記のシール構造によれば、ボルトナットによる排気マニホールド4の締結トルクを高めたり、レアメタル等の高価な材料で形成されたガスケット8を用いることなく、ガスケット8によるシール性能を長期的に良好に維持することが可能となる。
特に、各スペーサ部28は、フランジ20の締結面20aのうち、各ボルト孔26を包囲する位置に設けられているので、上記のようなフランジ20の膨張収縮に伴いビード部34が過度に圧縮される場合のみならず、スタッドボルト11a及びナット11bにより排気マニホールド4がシリンダヘッド10に締結される際にビード部34が過度に圧縮されることも抑制される。そのため、この点でも、ガスケット8の劣化、すなわちビード部34のヘタリが進行することが効果的に抑制される。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係るシール構造を示す断面図であり、詳しくは、図3中のラインLに相当する位置の断面図である。
同図に示すように、第2実施形態に係るシール構造は、フランジ20に設けられる5つのスペーサ部28のうち、両端に位置するスペーサ部28、すなわち気筒列方向における両端に位置するスペーサ部28(本発明の外側スペーサ部に相当する)の突出高さh1bが、それ以外のスペーサ部28、すなわち隣接するポート24(排気通路)の間に位置するスペーサ部28(本発明の内側スペーサ部に相当する)の突出高さ1haよりも大きくされており、この点が第1実施形態のシール構造と異なる。これ以外の第2実施形態のシール構造は、第1実施形態のシール構造と共通である。
このような第2実施形態のシール構造によると、ガスケット8によるシール性能を長期的に良好に維持する上でより有利となる。その理由は以下の通りである。
シリンダヘッド10には一般にウォータージャケットが形成されて冷却水が循環しているため、フランジ20のうちシリンダヘッド10に近い側は、遠い側に比べて熱膨張が生じ難い。そのため、フランジ20は、図7に示すように弓なりに熱変形する傾向がある。すなわち、フランジ20の長手方向(気筒列方向)の両端がシリンダヘッド10側に反り返るような弓なりの熱変形が生じる傾向がある。そのため、全てのスペーサ部28の突出高さh1が等しい第1実施形態の場合には、フランジ20の変形により、気筒列方向の両端に位置するスペーサ部28が押し潰されて、気筒列方向におけるガスケット8の両端に位置するビード部34が過度に圧縮されることが考えられる。これに対して、気筒列方向の両端に位置するスペーサ部28の突出高さh1bが、それらよりも内側に位置するスペーサ部28の突出高さh1aよりも大きい第2実施形態のシール構造によれば、気筒列方向の両端に位置するスペーサ部28が押し潰された状態で、気筒列方向の両端に位置するビード部34とそれ以外のビード部34との圧縮状態がほぼ均等となる。そのため、気筒列方向の両端に位置するビード部34が過度に圧縮されることが抑制され、当該両端のビード部34に偏ってヘタリが進行することが抑制される。
従って、第2実施形態のシール構造は、ガスケット8によるシール性能を長期的に良好に維持する上でより有利となる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態に係るシール構造を示す断面図であり、この図8の断面図も図6と同様に、図3中のラインLに相当する位置の断面図である。
同図に示すように、第3実施形態に係るシール構造は、フランジ20に設けられる5つのスペーサ部28のうち、両端に位置するスペーサ部28、すなわち気筒列方向の両端に位置するスペーサ部28(本発明の外側スペーサ部に相当する)の直径D2が、それ以外のスペーサ部28、すなわち隣接するポート24(排気通路)の間に位置するスペーサ部28(本発明の内側スペーサ部に相当する)の直径D1よりも大きくされている。換言すれば、両端のスペーサ部28の断面積は、内側のスペーサ部28の断面積よりも大きい。第3実施形態のシール構造は、この点が第1実施形態のシール構造と異なり、これ以外の第3実施形態のシール構造は、第1実施形態のシール構造と共通である。
このような第3実施形態のシール構造によれば、気筒列方向の両端に位置するスペーサ部28の直径D2が、それ以外のスペーサ部28の直径D1よりも大きいため、図7に示すようなフランジ20の熱変形に対して、当該両端に位置するスペーサ部28が押し潰され難くなる。そのため、第2実施形態のシール構造と同様に、気筒列方向の両端に位置するビード部34が過度に圧縮されることが抑制され、当該両端のビード部34に偏ってヘタリが進行することが抑制される。従って、第3実施形態のシール構造も、ガスケット8によるシール性能を長期的に良好に維持する上で有利となる。
[変形例等]
以上説明したシール構造は、本発明に係るエンジンのシール構造の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構造は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、以下のような構造を採用することもできる。
(1)第1実施形態のシール構造では、フランジ20の締結面20aのうち、ボルト孔26を包囲する位置にスペーサ部28が設けられているが、当該スペーサ部28の代わりに、図9に示すように、シリンダヘッド10の側面11のうち、スタッドボルト11aを包囲する位置にスペーサ部28を設け、第1シールプレート9aのベース部30とシリンダヘッド10の側面11との間に隙間を確保するようにしてもよい。また、排気マニホールド4のフランジ20のスペーサ部28(図2の構造)と共に、シリンダヘッド10の側面11のスペーサ部28(図9の構造)を設けるようにしてもよい。
(2)図2や図9の例では、スペーサ部28は、排気マニホールド4のフランジ20を締結する位置、すなわちフランジ20のボルト孔26を包囲する位置や、シリンダヘッド10のスタッドボルト11aを包囲する位置に設けられているが、スペーサ部28の位置は、ビード部34に対応する位置以外の位置であって、第2シールプレート9bのベース部30とフランジ20の締結面20aとの間、又は/及び第1シールプレート9aのベース部30とシリンダヘッド10の側面11との間に隙間を確保できる位置、すなわちビード部34の圧縮代を適切に確保できる位置であれば図2や図9の例に限られない。
この場合、例えば図10に示すように、排気マニホールド4のフランジ20の周縁に沿った周縁部分29aと、隣接するポート24の間の位置で前記周縁部分29aからボルト孔26に向かって延びる延設部分29bとを有するスペーサ部29をさらに設けるようにしてもよい。すなわち、ビード部34を包囲し得るような形状のスペーサ部29を更に設けるようにしてもよい。このような構成によれば、第2シールプレート9bのベース部30とフランジ20の締結面20aとの間により確実に隙間を確保でき、ビード部34の圧縮代をより確実に確保することが可能となる。
図示を省略するが、シリンダヘッド10の側面11についても、図10と同様のスペーサ部29を設けるようにしてもよい。この場合、排気マニホールド4のフランジ20の前記スペーサ部29の代わりに、又は当該フランジ20のスペーサ部29と共に、シリンダヘッド10の側面11にスペーサ部29を設けることができる。
(3)図2の例では、排気マニホールド4のフランジ20にスペーサ部28が一体に成型され、図9の例では、シリンダヘッド10にスペーサ部28が一体に成型されているが、スペーサ部28は、排気マニホールド4(フランジ20)やシリンダヘッド10とは別体に設けられていてもよい。例えばスペーサ部28は、金属や樹脂から形成されたワッシャー等の板状のものであってもよい。但し、この場合には、排気マニホールド4の締結により、フランジ20の締結面20aやシリンダヘッド10の側面11にスペーサ部28の圧痕が形成され易くなり、排気マニホールド4のフランジ20の膨張収縮の際に伴いクラックを生じさせる原因となることが考えられる。よって、当該クラックの発生を回避する観点からは、図2や図9の例のように、排気マニホールド4のフランジ20やシリンダヘッド10に一体にスペーサ部28が形成されているのが望ましい。
(4)上記実施形態では、ガスケット8は、第1、第2の2つのシールプレート9a、9bが積層された構造であるが、勿論、1つのシールプレートからなる構成や3つ以上のシールプレートが積層された構成であってもよい。例えば、図11に示すように、ガスケット8は、4つのシールプレート9a〜9dが積層された構造であってもよい。図11に示すガスケット8は、ビード部34の突出方向が交互に異なる第1〜第4の4つのシールプレート9a〜9dが積層された構造である。そして、このガスケット8にスペーサ部28が一体に設けられている。すなわち、ガスケット8のうち、隣接するシールプレートの間、具体的にはビード部34同士が当接した状態で隣接している第2、第3のシールプレート9b、9cの間に金属や樹脂から形成されたワッシャー等の板状のスペーサ部28が介設されている。このような構成によれば、フランジ20の締結面20aやシリンダヘッド10の側面11にスペーサ部28の圧痕が形成され難くなるため、ワッシャー等からなる板状のスペーサ部28を設けながらも、上記のようなクラックを生じさせることが抑制される。なお、スペーサ部28の厚みh1は、非圧縮状態のガスケット8の第3シールプレート9c(第2シールプレート9b)におけるベース部30からのビード部34の突出寸法h2よりも小さい値に設定されている。この場合、ガスケット8とは別体に設けられるスペーサ部、例えば排気マニホールド4のフランジ20やシリンダヘッド10に一体に設けられるスペーサ部28(図2、図9)と共に、第2、第3のシールプレート9b、9cの間にスペーサ部28を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ガスケット8の前記ビード部34は、開口部32及びその周囲の部分がベース部30からその厚み方向に突出したハーフビードである。しかし、ビード部34は、断面コ字形をなしかつ開口部32を包囲するようにベース部30からリング状に突出する形状のフルビードであってもよい。
(5)なお、上述したシール構造は、シリンダヘッド10と排気マニホールド4との間のシール構造以外にも適用可能である。例えばエンジン1に搭載される燃料ポンプの本体とポンプカバーとの間のシール構造など、エンジン1の補機のシール構造として適用することも可能である。
1 エンジン
2 エンジン本体
4 排気マニホールド(第2部材)
8 ガスケット
9a 第1シールプレート
9b 第2シールプレート
10 シリンダヘッド(第1部材)
11 側面
11a スタッドボルト
11b ボルト
12a〜12d 第1排気ポート〜第4排気ポート(第1通路)
20 フランジ
20a 締結面
22a〜22d 第1独立排気管〜第4独立排気通路(第2通路/独立通路)
24 ポート(第2通路/独立通路)
30 ベース部
32 開口部
34 ビード部
h1、h2、h1a、h1b 突出高さ(厚み)

Claims (7)

  1. 第1通路を有する第1部材と、
    流体が流れる流体通路を前記第1通路と共に形成する第2通路を有し、前記第1部材に締結される第2部材と、
    前記第1、第2通路に対応する開口部を備え、前記第1部材と前記第2部材との間に介在してこれらの間をシールするガスケットと、
    前記第1部材と前記第2部材との間であって、前記ガスケットと一体又は別体に設けられるスペーサ部とを備え、
    前記ガスケットは、プレート状のベース部と、該ベース部における前記開口部の外周部に設けられかつ該ガスケットの厚み方向において前記ベース部から突出するビード部とを備え、
    前記スペーサ部は、前記ガスケットのうち、前記ビード部以外の位置で当該ビード部が突出する側に設けられ、かつ、非圧縮状態における前記ガスケットの前記ベース部からの前記ビード部の突出寸法よりも小さい厚みを有する、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  2. 請求項1に記載のエンジンのシール構造において、
    前記ガスケットは、複数のシールプレートが積層されることにより形成されたものであり、
    前記スペーサ部は、隣接するシールプレートの間に配設されている、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  3. 請求項1に記載のエンジンのシール構造において、
    前記スペーサ部は、前記第1部材又は前記第2部材に一体成型されている、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のエンジンのシール構造において、
    前記第1部材、前記第2部材及び前記ガスケットはボルトナットにより一体に締結されるものであり、
    前記スペーサ部は、前記ボルト又はこのボルトが挿通されるボルト孔に対応する位置に設けられている、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のエンジンのシール構造において、
    前記第1部材は、複数の気筒が例をなして配列された多気筒エンジンのシリンダヘッドであって、前記第1通路として、前記複数の気筒にそれぞれ繋がる複数の排気ポートを備え、
    前記第2部材は、前記シリンダヘッドに締結されるフランジと、前記複数の排気ポートに対応して形成され、前記各排気ポートと共に前記流体通路である複数の排気通路を形成する、前記第2通路としての複数の独立通路とを備えた排気マニホールドである、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  6. 請求項5に記載のエンジンのシール構造において、
    前記スペーサ部は、前記複数の排気通路の配列方向における両端の排気通路の外側に位置する外側スペーサ部と、隣接する排気通路の間に位置する内側スペーサ部とを含み、前記外側スペーサ部は、前記内側スペーサ部よりも厚みが大きい、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
  7. 請求項5記載のエンジンのシール構造において、
    前記スペーサ部は、前記複数の排気通路の配列方向における両端の排気通路の外側に位置する外側スペーサ部と、隣接する排気通路の間に位置する内側スペーサ部とを含み、前記外側スペーサ部は、前記内側スペーサ部よりも断面積が大きい、ことを特徴とするエンジンのシール構造。
JP2017149466A 2017-08-01 2017-08-01 エンジンのシール構造 Active JP6544396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149466A JP6544396B2 (ja) 2017-08-01 2017-08-01 エンジンのシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149466A JP6544396B2 (ja) 2017-08-01 2017-08-01 エンジンのシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019027396A true JP2019027396A (ja) 2019-02-21
JP6544396B2 JP6544396B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=65475884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017149466A Active JP6544396B2 (ja) 2017-08-01 2017-08-01 エンジンのシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6544396B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57200652U (ja) * 1981-06-16 1982-12-20
JPH0464775A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Taiho Kogyo Co Ltd 金属ガスケット
JPH0738813U (ja) * 1993-12-16 1995-07-14 石川ガスケット株式会社 排気ガスシール装置
US20100313860A1 (en) * 2009-06-15 2010-12-16 Gm Global Technology Operations, Inc. Apparatus for removal of oil from positive crankcase ventilation system
US20110095489A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Paul Fatora Gasket with engine liner accomodation
JP2011226641A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Uchiyama Manufacturing Corp 三面合せ部の密封構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57200652U (ja) * 1981-06-16 1982-12-20
JPH0464775A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Taiho Kogyo Co Ltd 金属ガスケット
JPH0738813U (ja) * 1993-12-16 1995-07-14 石川ガスケット株式会社 排気ガスシール装置
US20100313860A1 (en) * 2009-06-15 2010-12-16 Gm Global Technology Operations, Inc. Apparatus for removal of oil from positive crankcase ventilation system
US20110095489A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Paul Fatora Gasket with engine liner accomodation
JP2011226641A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Uchiyama Manufacturing Corp 三面合せ部の密封構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6544396B2 (ja) 2019-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6501540B2 (ja) メタルガスケット
JPH0495668A (ja) マニホルド用金属ガスケット
KR101509784B1 (ko) 차량의 배기관용 가스켓
JP6527548B2 (ja) フランジ接合構造
KR100739500B1 (ko) 실린더 헤드 개스킷
KR101381942B1 (ko) 복합 배기 매니폴드
JP2007278221A (ja) 内燃機関のシール構造及びそのシール構造に使用されるガスケット
JP2019027396A (ja) エンジンのシール構造
WO2017169828A1 (ja) 内燃機関用ガスケット
US8485154B2 (en) Intake manifold flange
JPH0738813U (ja) 排気ガスシール装置
JP2004211659A (ja) ヒートインシュレータ
JP3946217B2 (ja) 金属ガスケット
JP4541400B2 (ja) 金属製ガスケット
US20070170661A1 (en) Fire ring seal
JP2014095427A (ja) シリンダヘッドガスケット
JP6637807B2 (ja) 排気ガス還流装置の連結構造
JP2787041B2 (ja) 金属積層形ガスケット
JP2001289325A (ja) 積層型メタルガスケット
JP4737134B2 (ja) マニホールド
RU2701740C1 (ru) Головка цилиндров с признаками для ограничения сжатия выпускного коллектора
JP7197759B2 (ja) ヘッドガスケット
JP2004360801A (ja) マニホールドガスケット
JP2577721Y2 (ja) マニホールド用金属ガスケット
JP7454997B2 (ja) 金属ガスケット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6544396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150