JP2019026145A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制すること。【解決手段】電子機器は、操作面を有する本体と、操作面に設けられ、少なくとも、操作面を覆う第1位置から操作面を開放する第2位置の間を動作可能に設けられた開閉部と、開閉部の位置を検出するセンサと、通電終了時における開閉部の位置情報を少なくとも次の通電開始時まで保持する記憶部と、本体に設けられ、開閉部の開閉動作を制御する制御部と、を備える。制御部は、通電開始時における位置情報が第1位置以外の位置を示す場合に開閉部を第1位置にする開始動作を実行し、通電開始時における位置情報が第1位置を示す場合又は通電終了前に位置情報が第1位置を示す場合に開始動作を実行しない。【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器に関する。
例えば、車両に搭載される車両用の電子機器は、本体と、本体の前面に設けられ、本体に対して開閉する表示ユニットと、を有する。本体には、表示ユニットの表示動作や開閉動作を制御する制御部などが収納される。このような電子機器では、表示ユニットを開くことで、本体の前面に設けられた開口部を介して、記録媒体を挿入し、或いは記録媒体を取り出すことができる。表示ユニットには、表示ユニットの位置を検出するセンサが設けられる。表示ユニットの開閉動作は、主にセンサによる検出結果に基づいて制御される。
特開2002−343171号公報
上記の例による電子機器の表示ユニットでは、電源OFF中に手動で開閉状態が変更された場合等、電源OFF前の表示ユニットの位置とその後の電源ON時の表示ユニットの位置との関係が一致しない場合がある。このため、表示ユニットの位置をリセットする目的で、電源ON時に表示ユニットを一度閉じるよう動作させる制御が実施されていた。しかし、電源OFF後から再度の電源ONまでの期間にセンサが劣化する等、センサの検出結果と表示ユニットの位置との関係に変化が生じた場合、電源ON時に表示ユニットを閉じる動作を行おうとした際に表示ユニットの位置を正しく検知することができない。この場合、表示ユニットを正しく閉じることができないことがある。このため、上記の例における表示ユニットのように、開閉する構成を有する電子機器では電源ON時の開閉動作において誤動作が発生する可能性がある。
特許文献1には、電子制御ユニット(ECU:Engine Control Unit)に入力信号を与えるためのスイッチにおいて、スイッチの接点に大電流を供給することで腐食防止を図り、これによってセンサの検出結果の変化を抑制しようとする技術が記載されている。しかし、センサ等の許容電流に制約を持つ回路を含む機器には採用できない。
本発明は、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、操作面を有する本体と、前記操作面に設けられ、少なくとも、前記操作面を覆う第1位置から前記操作面を開放する第2位置の間を動作可能に設けられた開閉部と、前記開閉部の位置を検出するセンサと、通電終了時における前記開閉部の位置情報を少なくとも次の通電開始時まで保持する記憶部と、前記本体に設けられ、前記開閉部の開閉動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、通電開始時における前記位置情報が前記第1位置以外の位置を示す場合に前記開閉部を前記第1位置にする開始動作を実行し、通電開始時における前記位置情報が前記第1位置を示す場合又は通電終了前における前記位置情報が前記第1位置を示す場合に前記開始動作を実行しない。
本発明によれば、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電子機器を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電子機器を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係るチルトセンサの回路構成の一例を示す回路図である。 図5は、実施形態に係るセンサ出力と、表示ユニットの開閉動作との関係を模式的に示すグラフである。 図6は、記憶部が保持する表示ユニットの位置(傾き角度)に関する情報及び電源系の情報と、これらの情報を更新するトリガーになる構成と、制御部との関係を示すブロック図である。 図7は、終了動作に関する処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、通電開始時の処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、操作部に対する操作に応じた表示ユニットの動作に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、電子機器1の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
以下の説明においては、電子機器1を車両の車室の前方に搭載した状態で各方向を定義する。前後方向とは、車両直進時の進行方向と平行な方向であり、乗員席側に向かう方向を前後方向の「前」、前方ウインドシールド側に向かう方向を前後方向の「後」とする。左右方向とは、前後方向に対して水平に直交する方向である。乗員席側から見て、左手側が「左」、右手側が「右」である。上下方向(鉛直方向)とは、前後方向及び左右方向に対して直交する方向である。したがって、前後方向、左右方向及び鉛直方向は、3次元で直交する。
図1及び図2は、実施形態に係る電子機器を示す斜視図である。図1は、表示ユニット2が閉じた状態を示す。図2は、表示ユニット2が開いた状態を示す。本実施形態の電子機器1は、例えば、AV一体型のカーナビゲーションシステム又はカーオーディオなどである。
図1及び図2に示すように、電子機器1は、表示ユニット2と、本体3とを備える。表示ユニット2は、筐体20と、ディスプレイパネル21と、回動軸23と、操作部22とを有する。筐体20は、ディスプレイパネル21の外周を覆う箱形である。ディスプレイパネル21は、筐体20の乗員席に面した正面に配置される。回動軸23は、筐体20の正面と反対側の背面の下側に配置される。操作部22は、ディスプレイパネル21の側方に配置される。
ディスプレイパネル21は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。ディスプレイパネル21は、本体3から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。ディスプレイパネル21は、正面が乗員席と向かい合って配置されている。ディスプレイパネル21の表面にタッチパネル25が配置されている。ディスプレイパネル21は、表示された操作画面を介して操作を検出し、本体3に出力する。本実施形態では、ディスプレイパネル21は、前後方向と直交する平面に配置されている。
回動軸23は、スライド機構4のスライド軸41に回動自在に連結されている。回動軸23は、左右方向に沿って配置されている。
操作部22は、電子機器1に対する操作を入力する複数のボタンを含む。操作部22は、各ボタンに対する操作を検出し本体3に出力する。操作部22の機能は、タッチパネル25により実現しても良い。この場合、操作部22は、ディスプレイパネル21に画像として表示される。
表示ユニット2は、さらにチルトセンサ26(図3参照)を有する。チルトセンサ26は、表示ユニット2の位置を検出する。言い換えると、チルトセンサ26は、表示ユニット2の傾きを検出する。また、筐体20の背面の上側には図示しないガイドローラが配置される。本体3の筐体30には、図示しないガイド溝が形成される。ガイド溝は、筐体30の前側の側面内周30bに形成されている。このガイド溝にガイドローラが連結される。ガイドローラは、筐体30のガイド溝に沿ってスライド可能に設けられている。
表示ユニット2は、本体3の操作面30aに沿ってスライドし開閉する。言い換えると、表示ユニット2は、本体3の筐体30に対してチルト動作し開閉する。図1に示すように、表示ユニット2が閉じた状態において、表示ユニット2は、操作面30aと平行な方向に沿って起立して、操作面30aを覆っている。図2に示すように、表示ユニット2が開いた状態において、表示ユニット2は操作面30aに対して傾いており、操作面30aは露出している。本実施形態では、表示ユニット2の下側が筐体30から遠ざかりながら、上側が操作面30aに沿って下側にスライドする。これにより、表示ユニット2は、筐体30に対して開いた状態となる。また、表示ユニット2の下側が筐体30に近づきながら、上側が操作面30aに沿って上側にスライドする。これにより、表示ユニット2は、筐体30に対して閉じた状態となる。このように、本実施形態の表示ユニット2は、操作面30aを覆う表示ユニット2の位置から操作面30aを開放する表示ユニット2の位置の間を動作可能に設けられた開閉部として機能する。本実施形態では、操作面30aを覆う表示ユニット2の位置が第1位置である。また、操作面30aを開放する表示ユニット2の位置が第2位置の一例である。第2位置は、図2に示す表示ユニット2の位置に限定されるものでなく、第1位置以外の位置であればよい。本実施形態では、表示ユニット2が操作面30aに対して傾いている任意の角度を第2位置とすることができる。
図2に示すように本体3は、筐体30と、筐体30に配置されたスライド機構4と、読取部6と、開閉扉7と、を有する。本体3は、記憶媒体(挿入物)から情報を読み取る。本体3は、記憶媒体から読み取った情報、ディスプレイパネル21で検出された操作情報、チルトセンサ26(図3参照)で検出された情報等に基づいて、電子機器1の各部に制御信号を出力する。
筐体30は、直方体状の箱状に形成されている。筐体30は、表示ユニット2と向かい合う面に操作面30aを有する。
操作面30aは、前後方向と直交する平面に配置されていてもよく、或いは、前後方向と直交する平面に対して傾斜を有する平面に配置されていても良い。例えば、操作面30aは、前後方向と直交する平面に対して、10〜30°の傾斜角を有する平面に配置されている。
読取部6は、操作面30aに配置されている。読取部6は、操作面30aより後方に凹状に形成され、凹部内に配置されたメディアスロット62を含む。読取部6は、メディアスロット62に挿入された記憶媒体に記憶された情報を読み取る。読取部6は、メディアスロット62に挿入された記憶媒体から読み取った情報を本体3の制御装置5(図3参照)に出力する。開閉扉7は、操作面30aに開閉可能に設けられる。開閉扉7が開閉することで、読取部6を開放したり、覆ったりする。
図2に示すように、スライド機構4は、筐体30に対して前後方向に進退する。スライド機構4は、スライド軸41と、モータ132(図6参照)とを有する。スライド軸41は、モータ132で駆動され、一端側が筐体30の操作面30aより前方に進出したり、筐体30の内部に後退したりする。スライド軸41は、モータ132により駆動される。スライド軸41は、一端部が表示ユニット2の回動軸23と接続されている。
このように構成されたスライド機構4は、スライド軸41で、表示ユニット2の回動軸23を前方に押し出す。このとき、表示ユニット2のガイドローラは、ガイド溝に沿って下側にスライドされる。このようなスライド機構4の動作で、表示ユニット2の下側が筐体30から遠ざかりながら、表示ユニット2の上側が筐体30の下側にスライドされる。スライド機構4は、スライド軸41で、表示ユニット2の回動軸23を後方に引き戻す。このとき、表示ユニット2のガイドローラは、ガイド溝に沿って上側にスライドされる。このようなスライド機構4の動作で、表示ユニット2の下側が筐体30に近づきながら、表示ユニット2の上側が筐体30の上側にスライドされる。
図3は、実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本体3は、メイン基板31、オーディオ基板32等の各種制御基板を有する。メイン基板31には、制御装置5が搭載される。制御装置5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等で構成された演算処理装置である。
制御装置5は、記憶部51と、制御部52と、ADコンバータ53と、を含む。記憶部51は、各種情報を記憶する。各種情報として、例えば、表示ユニット2の位置(傾き角度)に関する情報や、電源系の情報や、制御部52による各種の制御に用いられるソフトウェア・プログラムであるプログラム111(図6参照)が挙げられる。また、各種情報として、操作部22(図1参照)から入力された情報や、読取部6に挿入された記憶媒体からの情報等が挙げられる。記憶部51は、例えば、フラッシュメモリ(Flash Memory)など、不揮発性の記憶装置として機能する回路である。
ADコンバータ53は、制御部52からの制御信号Vcに基づいて、チルトセンサ26や、タッチパネル25等の各種装置からセンサ出力Vt0、Vt1、Vt2、Vt3、Vt4、Vt5、Vt6、Vt7を受け取る。センサ出力Vt0、Vt1、Vt2、Vt3、Vt4、Vt5、Vt6、Vt7は、各種装置から出力される電圧信号である。なお、以下の説明において、センサ出力Vt0、Vt1、Vt2、Vt3、Vt4、Vt5、Vt6、Vt7を区別して説明する必要がない場合には、単にセンサ出力Vtと表す。ADコンバータ53は、アナログ信号の各センサ出力Vtをデジタル信号Vdに変換して、デジタル信号Vdを制御部52に出力する。
制御部52は、記憶部51からの情報と、ADコンバータ53からのデジタル信号Vdとに基づいて制御信号を出力する。制御信号は、図示しない出力ポートを介して各種装置に出力される。制御信号は、例えば、表示ユニット2の開閉動作を制御する信号や、ディスプレイパネル21の表示動作を制御する信号を含む。
オーディオ基板32は、パワーアンプ(電源)34や、表示ユニット2とオーディオ基板32とを接続するためのコネクタ33が搭載される。パワーアンプ34は、本体3に含まれるスピーカー110に電力を供給する。オーディオ基板32は、さらに図示しないチューナー回路や、制御回路が搭載される。オーディオ基板32は、FFC(Flexible Flat Cable)82(図4参照)を介してメイン基板31と電気的に接続される。
表示ユニット2は、パネル基板24、タッチパネル25及びチルトセンサ26を含む。パネル基板24は、タッチパネル25と電気的に接続するためのコネクタ24aが設けられる。パネル基板24は、FPC(Flexible Printed Circuit)28を介してタッチパネル25と接続される。パネル基板24には、ディスプレイパネル21の表示動作を制御する駆動ICや、タッチパネル25の検出動作を制御するタッチIC等が搭載される。
チルトセンサ26は、ワイヤーハーネス81を介して、本体3のオーディオ基板32と電気的に接続される。ワイヤーハーネス81は、例えば、スライド軸41(図2参照)の内部を通って本体3と表示ユニット2とを電気的に接続する。ワイヤーハーネス81は、チルトセンサ26の端子と、かしめにより接続される。
図3に示すように、ADコンバータ53は、例えば8つの入力端子Ch0、Ch1、Ch2、Ch3、Ch4、Ch5、Ch6、Ch7を有する。なお、以下の説明において、入力端子Ch0、Ch1、Ch2、Ch3、Ch4、Ch5、Ch6、Ch7を区別して説明する必要がない場合は、単に入力端子Chと表す。入力端子Ch0は、車両100の第1ステアリングスイッチ101と電気的に接続される。入力端子Ch0には、第1ステアリングスイッチ101からセンサ出力Vt0が供給される。入力端子Ch1は、車両100の第2ステアリングスイッチ102と電気的に接続される。入力端子Ch1には、第2ステアリングスイッチ102からセンサ出力Vt1が供給される。
入力端子Ch2は、コネクタ33及びワイヤーハーネス81を介して、チルトセンサ26と電気的に接続される。入力端子Ch2には、チルトセンサ26からセンサ出力Vt2が供給される。
入力端子Ch3は、オーディオ基板32のパワーアンプ34と電気的に接続される。入力端子Ch3には、パワーアンプ34からセンサ出力Vt3が供給される。制御部52は、センサ出力Vt3に基づいて、パワーアンプ34を含む電源系のスピーカーショート検知を行う。
入力端子Ch4から入力端子Ch7は、パネル基板24のコネクタ24aを介してタッチパネル25と電気的に接続される。入力端子Ch4から入力端子Ch7には、それぞれタッチパネル25からセンサ出力Vt4、Vt5、Vt6、Vt7が供給される。センサ出力Vt4、Vt5、Vt6、Vt7は、タッチパネル25へのタッチ入力に応じた電圧信号である。
ADコンバータ53は、8チャンネルであるが、あくまで一例であり、7チャンネル以下であってもよく、9チャンネル以上であってもよい。
図4は、実施形態に係るチルトセンサの回路構成の一例を示す回路図である。図4に示すように、チルトセンサ26は、ワイヤーハーネス81を介してオーディオ基板32と接続される。オーディオ基板32は、FFC82を介してメイン基板31と接続される。
チルトセンサ26は、可変抵抗素子27を備える。可変抵抗素子27は、表示ユニット2の位置(傾き角度)に応じて抵抗値が変化する素子である。可変抵抗素子27の一端は、ワイヤーハーネス81を介して、電源36と接続される。可変抵抗素子27の他端は、ワイヤーハーネス81を介してグランド37に接続される。可変抵抗素子27は、配線L1、ワイヤーハーネス81、配線L2及びFFC82を介してメイン基板31と接続される。これにより、可変抵抗素子27の抵抗変化に応じた電流Iがワイヤーハーネス81を介してメイン基板31に流れる。このように、チルトセンサ26は、開閉部(例えば、表示ユニット2)の位置を検出するセンサとして機能する。
メイン基板31のADコンバータ53には、抵抗素子57a及び容量素子59を介して、電流Iの変化に応じたセンサ出力Vt2が供給される。上述したようにチルトセンサ26のセンサ出力Vt2は、入力端子Ch2に供給される。
ADコンバータ53は、接続切り換え部54と、サンプルホールド回路55と、コンパレータ56とを含む。接続切り換え部54は、例えばマルチプレクサである。接続切り換え部54は、複数のスイッチSW0、SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7を備える。なお、以下の説明において、スイッチSW0、SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7を区別して説明する必要がない場合は、単にスイッチSWと表す。スイッチSW0、SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7は、それぞれ入力端子Ch0、Ch1、Ch2、Ch3、Ch4、Ch5、Ch6、Ch7に対応して設けられている。接続切り換え部54は、各スイッチSWの動作により、各入力端子Chに接続された各種装置と、制御部52との接続状態を切り換える回路である。
図4に示すように、制御部52からの制御信号Vcに基づいてスイッチSW2がオンになると、センサ出力Vt2は、抵抗素子57bを介してサンプルホールド回路55に供給される。サンプルホールド回路55は、スイッチSW8と容量素子58とを含む。スイッチSW8がオンになると、容量素子58が充電され、センサ出力Vt2に応じた電荷が容量素子58に保持される。スイッチSW8がオフになると、容量素子58に保持された電荷が放電される。これにより、センサ出力Vt2に応じた信号がコンパレータ56に供給される。コンパレータ56は、サンプルホールド回路55から供給されたアナログ信号をデジタル信号Vdに変換して制御部52に供給する。
制御部52は、デジタル信号Vdに基づいて、表示ユニット2の位置(傾き角度)に関する情報を取得する。これにより、制御部52は、表示ユニット2の開閉動作を制御することができる。
ここで、ワイヤーハーネス81と配線L1とは、かしめにより電気的に接続される。かしめが不十分である場合、ワイヤーハーネス81と配線L1との接続部分に酸化皮膜が形成され、抵抗成分84が増大する可能性がある。或いは、使用環境や経年劣化によりワイヤーハーネス81に酸化皮膜が形成されることで、抵抗成分84が増大する可能性がある。この場合、電流Iの経路は、可変抵抗素子27の抵抗値と、抵抗成分84の抵抗値とを含む。このため、抵抗成分84の抵抗値によりセンサ出力Vt2が変化する。
図5は、実施形態に係るセンサ出力と、表示ユニットの開閉動作との関係を模式的に示すグラフである。図5に示すグラフの縦軸は、チルトセンサ26(図4参照)から出力されるセンサ出力Vt2である。横軸は、時間である。図5に示す実線A1は、ワイヤーハーネス81に酸化皮膜が形成されていない場合の、通常の表示ユニット2の開閉動作を示す。図5に示す点線A2は、ワイヤーハーネス81に酸化皮膜が形成された場合の、表示ユニット2の開閉動作を示す。
実線A1に示すように、センサ出力Vt2が電圧Vの場合に、制御部52は、表示ユニット2が開いた状態(OPEN)、すなわち、第2位置であると判断する。制御部52は、表示ユニット2を閉じる動作を行う。この場合、表示ユニット2の位置(傾き角度)に応じてセンサ出力Vt2は小さくなる。センサ出力Vt2が電圧Vの場合に、制御部52は、表示ユニット2が閉じた状態(CLOSE)、すなわち、第1位置であると判断し、閉じる動作を停止する。
点線A2に示すように、ワイヤーハーネス81に酸化皮膜が形成されている場合、抵抗成分84の存在により、表示ユニット2が閉じた状態(CLOSE)であっても、センサ出力Vt2は、電圧Vよりも大きい電圧Vとなる。このため、制御部52は、表示ユニット2と本体3との間に物が挟まる等の異常動作であると判断し、表示ユニット2を開く動作を実行する。ワイヤーハーネス81が用いられている構成を例として説明したように、チルトセンサ26は、前回の通電終了後から再度の通電開始時までに検出結果にずれを生じることがある。
本実施形態の電子機器1において、チルトセンサ26とオーディオ基板32との接続部材は、ワイヤーハーネス81である。このワイヤーハーネス81には、圧着端子、圧接端子、FPC端子、FFC端子など、一般的にコネクタと呼ばれる電気的な接点導通を有している。これら接点には、大気暴露による酸化皮膜の形成、振動等によるかしめ部位の緩み、熱膨張や熱収縮による構成部品の変形(接触圧の低下)、微摺動による酸化摩耗粉の堆積、等々の影響により接触抵抗値の変動が経時的に発生することが一般的に知られている。
また、電気的接点は、高電圧、高電流が導通する場合には、接触抵抗の変動は発生しにくい。この理由として、導通を阻害する酸化絶縁皮膜は、高電圧、高電流により破壊されるためである。そのため、微弱な電圧、電流しか導通できない電気的接点の部位では、酸化皮膜の形成に伴い、いずれ接触抵抗値が変動することとなる。
更に、酸化皮膜が形成されつつある電気的接点では、接触抵抗の増大は、電圧もしくは電流の時間的な変化量にも依存する。そこで、瞬時的に信号の電圧もしくは電流の値を急激に、且つ、繰り返し意図的に変化させることで、酸化皮膜にショックを与え、接触抵抗値の増大を防ぐ(もしくは増大してしまった抵抗値を低減させる)ようにしてもよい。
次に、表示ユニット2の開閉動作についてより詳細に説明する。本実施形態の記憶部51は、表示ユニット2の位置(傾き角度)に関する情報として、電子機器1の通電終了時における開閉部の位置情報112(図6参照)を少なくとも次の電子機器1の通電開始時まで保持する。また、本実施形態の記憶部51は、電源系の情報として、少なくとも通電を終了させる操作が行われたことを示す情報(例えば、ACC_OFF情報122)を保持する。記憶部51は、チルト情報記憶領域TLTに位置情報112を記憶して保持する。また、記憶部51は、例えば電源情報記憶領域KEYに通電を終了させる操作が行われたことを示す情報を記憶して保持する。
図6は、記憶部51が保持する表示ユニット2の位置(傾き角度)に関する情報及び電源系の情報と、これらの情報を更新するトリガーになる構成と、制御部52との関係を示すブロック図である。本実施形態の制御部52は、チルトドライブIC131等のモータ駆動回路を介してモータ132を動作させることによる表示ユニット2の開閉動作に基づいて、チルト情報記憶領域TLTの位置情報112を更新する。また、制御部52は、電力供給状態設定部120に対する操作に基づいて、電源情報記憶領域KEYに格納される情報を更新する。
位置情報112は、例えば、表示ユニット2が第1位置であるか否かを示す1ビットの2値情報である。具体例を挙げると、位置情報112は、ビットが立っている場合(1)、表示ユニット2が第1位置であることを示す。また、位置情報112は、ビットが立っていない場合(0)、表示ユニット2が第1位置でないことを示す。この具体例はあくまで位置情報112の一例であってこれに限られるものでなく、適宜変更可能である。
電力供給状態設定部120は、例えば車両100のイグニッションスイッチであり、アクセサリーポジション(ACC)のON/OFFを切り替え可能に設けられている。ACCがONの場合(ACC_ON)、電子機器1が動作するための電力が電源36から供給される。また、本実施形態では、ACC_ONであることを示す情報として、ACC_ON情報121が電源情報記憶領域KEYに格納される。ACCがOFFの場合(ACC_OFF)、電子機器1が動作するための電力の供給が終了する。ただし、ACCをOFFにする操作が行われると、電子機器1が動作するための電力の供給が終了する前、すなわち、通電終了前に、ACCをOFFにする操作が行われたことを示す情報として、ACC_OFF情報122が電源情報記憶領域KEYに格納される。
図7は、終了動作に関する処理の流れを示すフローチャートである。ACC_OFF情報122が電源情報記憶領域KEYに格納されると(ステップS1)、制御部52は、開閉部を第1位置にする終了動作を実行する。具体的には、本実施形態の制御部52は、表示ユニット2が筐体30に対して閉じた状態となるようモータ132を動作させる(ステップS2)。また、この場合、制御部52は、第1位置を示す位置情報112を記憶部51に保持させる。具体的には、本実施形態の制御部52は、表示ユニット2が第1位置であることを示す情報(1)で電源情報記憶領域KEYを更新する(ステップS3)。その後、電子機器1が動作するための電力の供給が終了する。なお、終了動作は自動的に実行されてもよいし、ACC_OFF情報122が電源情報記憶領域KEYに格納されたタイミングで既に表示ユニット2が第1位置である場合、制御部52は、終了動作を実行しないようにしてもよい。また、この場合、通電終了前に位置情報112が第1位置を示す場合に該当する。この場合、制御部52は、次の通電開始時に開始動作を実施しないようにしてもよい。
また、本実施形態の電力供給状態設定部120は、イグニッション(IG)のON/OFFを切り替え可能に設けられている。IGがONの場合(IG_ON)、ACC_ONである。IGがOFFの場合(IG_OFF)、ACCはON/OFFのいずれも選択可能である。
図8は、通電開始時の処理の流れを示すフローチャートである。ACC_ON情報121が格納されたタイミング、すなわち、電子機器1が動作するための電力の供給が開始されたタイミング(通電開始時)に、制御部52は、位置情報112に基づいて開閉部を第1位置にする開始動作を実行するか否かを判定する。具体的には、通電が開始されると(ステップS11)、制御部52は、位置情報112を読み出す(ステップS12)。位置情報112が第1位置以外の位置を示す場合(ステップS13;No)、制御部52は、開始動作を実行する(ステップS14)。通電開始時に位置情報112が第1位置を示す場合(ステップS13;Yes)、制御部52は、ステップS14の処理を実行しない。すなわち、この場合、制御部52は、開始動作を実行しない。
本実施形態の電子機器1は、通電開始時に、表示ユニット2の角度(Tilt角度)を前回の通電終了時にユーザが使用していた表示ユニット2の角度へ戻す仕様である。ユーザの使用角度と読み込んだセンサ位置により、通電開始時にTilt角度を閉じる方向へ動かす開始動作は実施しない。
ACC_ON情報121が格納されている期間、すなわち、電子機器1が動作するための電力が供給されている期間、制御部52は、操作部22に対する表示ユニット2の位置変更操作の入力に応じて表示ユニット2の位置を制御する。操作部22に対する操作によって選択可能な表示ユニット2の位置は、例えば第1位置や第2位置を含むが、第1位置と第2位置との間に設定された1つ以上の中間位置をさらに含んでいてもよい。このように、本実施形態の制御部52は、操作面30aに対する操作に応じて開閉部を動作させる。
制御部52は、例えばチルトセンサ26による検出結果に基づいて電源情報記憶領域KEYが保持する情報の更新を行ってもよいし、他の条件に基づいて電源情報記憶領域KEYが保持する情報の更新を行ってもよい。他の条件として、例えば終了動作の実行時等、表示ユニット2が第1位置となる動作を実行するタイミングでは、制御部52は、チルトセンサ26による検出結果によらず表示ユニット2が第1位置であることを示す情報(1)で電源情報記憶領域KEYを更新するようにしてもよい。
図9は、操作部22に対する操作に応じた表示ユニット2の動作に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。表示ユニット2を第1位置とする操作が操作部22に対して行われた場合(ステップS21;Yes)について説明する。この場合、制御部52は、モータ132を動作させて表示ユニット2が筐体30に対して閉じた状態とする(ステップS22)。これとともに、制御部52は、チルトセンサ26による検出結果によらず表示ユニット2が第1位置であることを示す情報(1)を電源情報記憶領域KEYに記憶させることで位置情報112を更新する(ステップS23)ようにしてもよい。なお、表示ユニット2を第1位置以外の位置とする操作が操作部22に対して行われた場合(ステップS21;No)、制御部52は、モータ132を動作させて表示ユニット2を移動させ(ステップS24)、ステップS23の処理を行わない。
図7から図9を参照して説明した各種の処理に伴い、チルトセンサ26による検出を行い、チルトセンサ26の検出結果に基づいて電源情報記憶領域KEYが保持する情報の更新を行ってもよい。また、モータ132に回転角度を検出するためのエンコーダ等を設け、当該エンコーダの検出結果に基づいた回転数及び回転角度に基づいて表示ユニット2の位置を判定するようにしてもよい。また、当該エンコーダの検出結果とチルトセンサ26の検出結果とを組み合わせて表示ユニット2の位置を判定するようにしてもよい。
本実施形態の制御部52による各種の制御は、例えば図6に示すように、プログラム111を制御部52が読み出して実行処理することで実現されるが、これはあくまで制御部52による制御の実現方法の一例であってこれに限られるものでない。例えば、制御部52は、本実施形態のプログラム111により定められた内容と同様の処理を行うよう設けられたFPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)であってもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のように予め処理内容が定められた回路であってもよい。
以上説明したように、本実施形態の電子機器1は、操作面30aを有する本体3と、操作面30aに設けられ、少なくとも、操作面30aを覆う第1位置から操作面30aを開放する第2位置の間を動作可能に設けられた開閉部(例えば、表示ユニット2)と、開閉部の位置を検出するセンサ(例えば、チルトセンサ26)と、通電終了時における開閉部の位置情報112を少なくとも次の通電開始時まで保持する記憶部51と、本体3に設けられ、開閉部の開閉動作を制御する制御部52と、を備える。制御部52は、通電開始時における位置情報112が第1位置以外の位置を示す場合に開閉部を第1位置にする開始動作を実行し、通電開始時における位置情報112が第1位置を示す場合又は通電終了時における位置情報112が第1位置を示す場合に開始動作を実行しない。
これによれば、前回の通電終了時に開閉部が第1位置であったことが位置情報112により示されている場合、開始動作を実行しないことができる。これにより、手動で開閉部の位置が変更されていない限り、既に第1位置にある開閉部を動作させないようにすることができる。このため、前回の通電終了後から再度の通電開始時までに万が一センサの検出結果に変化が生じていたとしても、開始動作に伴うセンサの検出結果のずれによる開閉部の誤動作を抑制することができる。すなわち、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することができる。
本実施形態の電子機器1において、制御部52は、通電終了前に、開閉部を第1位置にする終了動作を実行するとともに第1位置を示す位置情報112を記憶部51に保持させる。これによれば、通電終了時に開閉部を第1位置にすることができる。このため、再度の通電開始時に開始動作を実行しないことができる。すなわち、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することができる。
本実施形態の電子機器1において、制御部52は、通電終了時における位置情報112が第1位置を示す場合、開閉部を第1位置にする終了動作を実行しない。これによれば、不必要な終了動作の発生を抑制することができる。
本実施形態の電子機器1において、制御部52は、操作面30aに対する操作に応じて開閉部を動作させ、制御部52は、通電中に開閉部を第1位置にする操作が行われた場合、第1位置を示す位置情報112を記憶部51に保持させる。これによれば、通電中に開閉部が第1位置となるよう動作した場合に位置情報112を第1位置にすることができる。このため、前回の通電終了後から再度の通電開始時までに万が一センサの検出結果に変化が生じていたとしても、開始動作に伴うセンサの検出結果のずれによる開閉部の誤動作を抑制することができる。すなわち、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することができる。
本実施形態の電子機器1において、位置情報112は、第1位置であるか否かを示す2値情報である。これによれば、最低限の情報量で開閉部が第1位置であるか否かを管理することができる。このため、記憶部51に要求される記憶容量をより低減することができる。
本実施形態の電子機器1において、チルトセンサ26は、ワイヤーハーネス81を介して本体3と電気的に接続される。これによれば、ワイヤーハーネス81に酸化皮膜が形成される等、前回の通電終了後から再度の通電開始時までに検出結果にずれを生じることがあっても、電源ON時の開閉動作における誤動作を抑制することができる。
なお、位置情報112は、2値情報に限られるものでない。位置情報112は、操作部22に対する操作によって選択可能な表示ユニット2の位置のうちいずれかの位置であることを示す情報であってもよい。この場合、位置情報112のビット数は、操作部22に対する操作によって選択可能な表示ユニット2の位置の数に応じたビット数である。
また、本実施形態では、ワイヤーハーネス81を介して本体3と電気的に接続されたチルトセンサ26を採用しているが、これはセンサの具体的形態の一例であってこれに限られるものでない。センサは、例えばスライド軸41と表示ユニット2との回動角度を検出する角度センサ等、チルトセンサ26とは異なる方法で開閉部の位置を検出する構成であってもよい。
1 電子機器
2 表示ユニット
20 筐体
21 ディスプレイパネル
22 操作部
23 回動軸
24 パネル基板
25 タッチパネル
26 チルトセンサ
3 本体
30 筐体
30a 操作面
30b 側面内周
31 メイン基板
32 オーディオ基板
34 パワーアンプ
36 電源
4 スライド機構
41 スライド軸
5 制御装置
51 記憶部
52 制御部
53 ADコンバータ
6 読取部
62 メディアスロット
7 開閉扉
81 ワイヤーハーネス
82 FFC
100 車両
111 プログラム
112 位置情報
120 電力供給状態設定部
121 ACC_ON情報
122 ACC_OFF情報
KEY 電源情報記憶領域
TLT チルト情報記憶領域

Claims (6)

  1. 操作面を有する本体と、
    前記操作面に設けられ、少なくとも、前記操作面を覆う第1位置から前記操作面を開放する第2位置の間を動作可能に設けられた開閉部と、
    前記開閉部の位置を検出するセンサと、
    通電終了時における前記開閉部の位置情報を少なくとも次の通電開始時まで保持する記憶部と、
    前記本体に設けられ、前記開閉部の開閉動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、通電開始時における前記位置情報が前記第1位置以外の位置を示す場合に前記開閉部を前記第1位置にする開始動作を実行し、通電開始時における前記位置情報が前記第1位置を示す場合又は通電終了前における前記位置情報が前記第1位置を示す場合に前記開始動作を実行しないことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、通電終了前に、前記開閉部を前記第1位置にする終了動作を実行するとともに前記第1位置を示す前記位置情報を前記記憶部に保持させる請求項1に記載の電子機器。
  3. 通電終了前における前記位置情報が前記第1位置を示す場合、前記終了動作を実行しない
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記操作面に対する操作に応じて前記開閉部を動作させ、
    前記制御部は、通電中に前記開閉部を前記第1位置にする操作が行われた場合、前記第1位置を示す前記位置情報を前記記憶部に保持させる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記位置情報は、前記第1位置であるか否かを示す2値情報である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記センサは、ワイヤーハーネスを介して前記本体と電気的に接続される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
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