JP2019022091A - 画像読取装置、動線判定方法、動線判定プログラム及び画像形成装置 - Google Patents

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Masahiro Nonoyama
昌宏 野々山
徹 笠松
Toru Kasamatsu
徹 笠松
純一 舛田
Junichi Masuda
純一 舛田
明正 石川
Akemasa Ishikawa
明正 石川
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Abstract

【課題】カメラを使用することによるコストアップを回避しつつ、装置を使用するユーザーの動線を判定して、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判定を精度よく行うことができる画像読取装置等を提供する。
【解決手段】画像読取装置120は、筐体に外光を取り込むための開口部127が形成されると共に、原稿200で反射されミラー手段122で所定の方向に導かれ、かつ集光手段123で集光された光を読取手段124が読み取り可能な第1の状態と、開口部127を介して入射されミラー手段122で導かれ、かつ集光手段123で集光された外光を読取手段124が読み取り可能な第2の状態に、撮像部121の構成を切り替え可能となっている。そして、撮像部121の構成が第2の状態に切り替えられたときに、読取手段124による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線が判定される。
【選択図】図3

Description

この発明は、原稿の画像を読み取る読取手段を用いて、自装置に接近した人の動線を判定可能な画像読取装置、動線判定方法、動線判定プログラム及び画像形成装置に関する。
昨今、画像形成装置等では、装置を使用するユーザーに対して省電力モードによるスリープ状態の装置を起動復帰させたときの待ち時間を少なくするために、装置の起動時間短縮が求められている。例えば、定着器におけるウォームアップタイムの短縮などにより待ち時間を低減する方法もあるが、これだけでは待ち時間低減には限界がある。
またウォームアップタイムの短縮とは別の方法として、装置に接近したユーザーを検出することにより、装置を使用する人か否かを操作前に判断し、装置を使用する人であれば装置を起動させることで、ユーザーの待ち時間の低減を図ることも提案されている。
ここで、装置に接近したユーザーを検出するための検出技術として、カメラを用いた撮像により、装置を使用するユーザーか否かを判断する装置が知られている(例えば特許文献1及び2)。
特開2016−178348号公報 特開2016−05550号公報
しかし、これらの特許文献に記載された装置では、カメラを用いるためにコストが高くなるという課題が発生する。またコストの安い光学センサを用いることも考えられるが、光学センサでは、人が存在しているかいないかだけの2値による検出にとどまる。このため、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判定を精度よく行うことが困難であり、不用意に装置を起動してしまうという課題がある。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、カメラを使用することによるコストアップを回避しつつ、装置を使用するユーザーの動線を判定して、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判定を精度よく行うことができる画像読取装置、動線判定方法、動線判定プログラム及び画像形成装置の提供を課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替えるための切替手段と、前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
(2)自装置の動作モードに応じて、前記切替手段は、前記撮像部の構成を前記第1の状態か前記第2の状態に切り替える前項1に記載の画像読取装置。
(3)前記切替手段は、前記ミラー手段が、前記第1の状態のときは原稿からの反射光を前記集光手段へと導くことが可能な第1のミラー位置に位置し、前記第2の状態のときは外光を前記集光手段へと導くことが可能な第2のミラー位置に位置するように、前記撮像部の構成を切り替える前項1又は2に記載の画像読取装置。
(4)前記第2のミラー位置において、前記ミラー手段の角度を変更させる角度変更手段を備えている前項3に記載の画像読取装置。
(5)前記切替手段は、前記集光手段が、前記第1の状態のときは第1の集光位置に位置し、前記第2の状態のときは第2の集光位置に位置するように、前記撮像部の構成を切り替える前項1〜4の何れかに記載の画像読取装置。
(6)前記撮像部は、前記読取手段が固定され少なくとも前記ミラー手段が副走査方向に移動するミラースキャナか、前記読取手段を含む撮像部の全体が副走査方向に移動するユニットスキャナである前項1〜5の何れかに記載の画像読取装置。
(7)前記第2の状態のとき、自装置周辺の明るさに応じて前記読取手段の読み取り感度を変更可能な感度変更手段を備えている前項1〜6の何れかに記載の画像読取装置。
(8)人を検出する人検出センサと、前記人検出センサにより人が検出されたときは、前記第2の状態における前記読取手段の読み取り範囲を拡大する制御手段と、をさらに備えている前項1〜7の何れかに記載の画像読取装置。
(9)前記制御手段は、前記撮像部又は少なくともミラー手段を副走査方向に移動させることによって、前記第2の状態における前記読取手段の読み取り範囲を拡大する前項8に記載の画像読取装置。
(10)前記判定手段は、前記読取手段の基準出力値に対する出力変化に基づいて人の動線を判定する前項1〜9の何れかに記載の画像読取装置。
(11)前記開口部を開閉可能なシャッター部材を備えている前項1〜10の何れかに記載の画像読取装置。
(12)前記シャッター部材は、前記第1の状態のときに前記開口部を閉塞し、前記第2の状態のときに前記開口部を開口する前項11に記載の画像読取装置。
(13)原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、を備えた画像読取装置が、前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替える切替ステップと、前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定ステップと、を実行することを特徴とする動線判定方法。
(14)原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、を備えた画像読取装置のコンピュータに、
前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替える切替ステップと、前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定ステップと、を実行させるための動線判定プログラム。
(15)前項1〜12の何れかに記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
前項(1)に記載の発明によれば、自装置の筐体に外光を取り込むための開口部が形成されると共に、原稿で反射されミラー手段で所定の方向に導かれ、かつ集光手段で集光された光を読取手段が読み取り可能な第1の状態と、開口部を介して入射されミラー手段で導かれ、かつ集光手段で集光された外光を読取手段が読み取り可能な第2の状態に、撮像部の構成を切り替え可能となっている。そして、撮像部の構成が第2の状態に切り替えられたときに、読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線が判定される。つまり、原稿の画像を読み取る読取手段を用いて、自装置に接近する人の動線を判定することができるから、人を検出するためにカメラ等の専用の装置を使用する必要がなく、低コストで動線判定を実現することができる。しかも、読取手段は第1の状態では原稿の主走査方向の範囲を読み取ることができるから、第2の状態に切り替えたときには、広い読取範囲で外光を読み取って人の動きを判定することができ、読取範囲を人が横切ったことや、横切っている途中から自装置に接近したことなど、人の動線を的確に判定することができる。このため、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判別を精度よく行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、画像読取装置の動作モードに応じて、撮像部の構成が第1の状態か第2の状態に切り替えられるから、例えば画像読取装置の動作モードが省電力モードのときは第2の状態に切り替えておく等の措置が可能となる。
前項(3)に記載の発明によれば、ミラー手段が、第1の状態のときは原稿からの反射光を集光手段へ導くことが可能な第1のミラー位置に位置し、第2の状態のときは外光を集光手段へ導くことが可能な第2のミラー位置に位置するように、撮像部の構成が切り替えられるから、第1の状態と第2の状態を確実に切り替えることができるとともに、第2の状態において人の動線判定を確実に行うことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、第2のミラー位置においてミラー手段の角度を変更させることができるから、ミラー手段を最適な角度に保持して人の動線判定を行うことができる。
前項(5)に記載の発明によれば、集光手段が、第1の状態のときは第1の集光位置に位置し、第2の状態のときは第2の集光位置に位置するように、撮像部の構成が切り替えられるから、第1の状態と第2の状態を確実に切り替えることができるとともに、第2の状態において人の動線判定を確実に行うことができる。
前項(6)に記載の発明によれば、撮像部は、読取手段が固定であり少なくともミラー手段が副走査方向に移動するミラースキャナであっても良いし、読取手段を含む撮像部の全体が副走査方向に移動するユニットスキャナであっても良い。
前項(7)に記載の発明によれば、第2の状態のとき、自装置周辺の明るさに応じて読取手段の読み取り感度を最適な状態に変更して、精度の良い人の動線判定を行うことができる。
前項(8)に記載の発明によれば、人を検出する人検出センサにより人が検出されたときは、第2の状態における読取手段の読み取り範囲を拡大するから、人が自装置に近付いているとの予測のもとで、人の動線判定を高精度に行うことができる。
前項(9)に記載の発明によれば、撮像部又は少なくともミラー手段を副走査方向に移動させることによって、第2の状態における読取手段の読み取り範囲を拡大することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、読取手段の基準出力値に対する出力変化に基づいて人の動線を判定することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、シャッター部材により開口部を開閉することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、第1の状態のときはシャッター部材により開口部が閉塞され、第2の状態のときには開口部が開口される。
前項(13)に記載の発明によれば、原稿の画像を読み取る読取手段を用いて、自装置に接近する人の動線を判定することができるから、カメラ等の人検出のための専用の装置を使用する必要がなく、低コストで動線検出を実現することができる。しかも、読取手段は原稿の主走査方向の範囲を読み取ることができるから、第2の状態に切り替えたときには、広い読取範囲で人の動きを判定することができ、読取範囲を人が横切ったことや、横切っている途中から自装置に接近したことなど、人の動線を的確に判定することができる。このため、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判別を精度よく行うことができる。
前項(14)に記載の発明によれば、原稿の画像を読み取る読取手段を用いて、自装置に接近する人の動線を判定する処理を、画像読取装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(15)に記載の発明によれば、原稿の画像を読み取る読取手段を用いて、自装置に接近する人の動線を判定することができる画像形成装置となる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像読取装置の一般的な構成を模式的に示した図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。 この実施形態に係る画像読取装置の構成を模式的に示した図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。 (A)〜(E)は、撮像部が第2の状態に切り替えられたときに、ミラー手段の向きを上下に変更する場合の様子を説明するための図である。 この発明の他の実施形態に係る画像読取装置の構成を模式的に示した図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。 この発明のさらに他の実施形態を示すものであり、画像読取装置の側断面を模式的に示す図である。 制御部の機能構成及び画像読取装置の回路構成を示すブロック図である。 撮像部が第1の状態から第2の状態に切り替えられたのち、さらに第1の状態に切り替えられるときの画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 撮像部が第2の状態のときに、読取手段により得られた電気信号(画像データ)の波形図である。 撮像部が第2の状態のときに、読取手段が人を検出したときの電気信号(画像データ)の波形図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。この実施形態では、画像形成装置1として、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の機能を有する多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripheral)が用いられている。以下の説明では、画像形成装置をMFPともいう。
図1に示すように、MFP1は制御部100、固定記憶装置110、画像読取装置120、文字認識処理部121、操作パネル130、画像出力装置140、プリンタコントローラ150及びネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)160、無線通信インターフェース(無線通信I/F)170、認証部180等を備え、互いにシステムバス175を介して接続されている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、S−RAM(Static Random Access Memory)103、NV−RAM(Non Volatile RAM)104及び時計IC105等を備えている。
CPU101は、ROM102等に保存されている動作プログラムを実行することにより、MFP1の全体を統括的に制御する。例えばコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を実行可能に制御する。更にこの実施形態では、画像読取装置120の状態を、通常の原稿画像の読み取りのときと人の動線を検出するときとで切り替えたり、人の動線の検出処理等を実行するが、詳細は後述する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを格納する。
S−RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に保存する。
NV−RAM104は、バッテリでバックアップされた不揮発メモリであり、画像形成に係わる各種の設定や情報等を記憶するものである。
時計IC105は、時刻を計時すると共に、内部タイマーとして機能し処理時間の計測等を行う。
固定記憶装置110は、ハードディスク等からなり、プログラムや各種データ等を保存する。
画像読取装置120は、撮像部としてのスキャナユニットを備え、プラテンガラス上にセットされた原稿を走査することによって読み取るとともに、読み取った原稿の画像を電気信号である画像データに変換する。画像読取装置120の具体的な構成は後述する。
操作パネル130は、ユーザーがMFP1へジョブ等の指示や各種設定を行う際に用いられるものであり、リセットキー131、スタートキー132、ストップキー133、表示部134及びタッチパネル135等を備えている。
リセットキー131は、設定をリセットする際に使用されるものであり、スタートキー132はスキャン等の開始操作に使用されるものであり、ストップキー133は動作を中断する場合等に押下されるものである。
表示部134は、例えば液晶表示装置からなりメッセージや各種の操作画面等を表示するものであり、タッチパネル135は表示部134の画面上に形成され、ユーザーのタッチ操作を検出する。
画像出力装置140は、画像読取装置120で読み取られた原稿の画像データや、外部の端末装置等から送信されたプリントデータから生成された複写画像を用紙上に印字し印刷物として出力するものである。
プリンタコントローラ150は、ネットワークインターフェース160によって受信されたプリントデータから複写画像を生成するものである。
ネットワークI/F160は、ユーザー端末等の外部装置との間でネットワーク4を介してデータの送受信を行う通信手段として機能し、無線通信I/F170は近距離無線通信により外部装置と通信を行うためのインターフェースである。
認証部180はログインするユーザーの認証用情報を取得し、この認証用情報を予め固定記憶装置110等に保存されている照合用の情報と比較照合して認証を行うものである。なお、ユーザーの認証用情報と照合用の情報との比較照合は、外部の認証サーバーにより行い、認証部180が認証サーバーから認証結果を受信することにより認証が行われても良い。
図2は画像読取装置120の一般的な構成を模式的に示す図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図である。
画像読取装置120は、フラットベット300上に載置された原稿200の画像を読み取るものであり、スキャナユニット(撮像部)121内に、光源125、ミラー122、集光レンズ123、読取センサ124を備えており、原稿200の副走査方向の前後(図2の矢印X方向)へスキャナユニット121を移動させることで原稿画像の読み取りを行う。
光源125は長さ方向が主走査方向と平行な向きで配置され、原稿200における主走査方向の読み取り部位に光を照射する。ミラー122は肉薄の長方形状を有しその長さ方向が主走査方向と平行な向きで配置されると共に、光源125から原稿200に向けて発せられた光の反射光を折り返して集光レンズ123へ導くように、左方斜め上方に約45度の角度で傾斜して設けられている。
集光レンズ123は、ミラー122で反射された光を集光縮小して読取センサ124に入射させる。
読取センサ124はCCD等の光電変換素子によって構成されたラインセンサからなり、長さ方向が主走査方向と平行な向きで配置されており、集光レンズ123を介して入射された原稿200の反射光を電気信号へ変換し、画像データとして出力する。
スキャナユニット121は、光源125、ミラー122、集光レンズ123及び読取センサ124の位置関係を保持したまま、スキャナユニット121の全体がモータ等の駆動源により副走査方向の前後(図2のX方向)に移動可能となっている。つまりユニットスキャナの構成になっている。そして、原稿200の読み取り中は、スキャナユニット121が副走査方向の前方(図2の右方向)へ移動して、原稿200に対する光源125からの照射光の照射位置を順に変えながら、ミラー122からの反射光を読取センサ124が順に読み取っていき、読み取り完了後はスキャナユニット121が副走査方向の後方(図2の左方向)へ移動してホーム位置に復帰するようになっている。
なお、ユニットスキャナではなく、光源125及びミラー122等、スキャナーユニット121の構成部品の一部のみが副走査方向の前後に移動するミラースキャナであっても良い。
図3はこの実施形態に係る画像読取装置120の構成を模式的に示す図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図である。なお、図3において、図2に示した各部の構成と同一名称部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3に示す画像読取装置120では、ユーザーがMFP1の使用時に正対するスキャナユニット121の正面側(図3(A)の手前側)には、横長長方形状の第1の開口部126が形成されている。さらに第1の開口部126の外側の対向する位置において、画像読取装置120の正面側の筐体には、横長長方形状の第2の開口部127が形成されている。
第2の開口部127は第1の開口部126よりも縦の長さが僅かに大きく横の長さは2倍以上大きく形成されている。また、正面視において、第1の開口部126は第2の開口部127の左端部において第2の開口部126に重なって包含されている。
この実施形態では、画像読取装置120は、原稿200の画像を読み取る原稿読取モードの他に、MFP1の正面周辺に接近した人を検出する動線判定モードを備えている。そして、原稿読取モードにおいて、スキャナユニット(撮像部)121は第1の状態となり、動線判定モードでは第2の状態となり、第1の状態と第2の状態を切替可能となっている。
具体的には、原稿読取モードにおける第1の状態では、スキャナユニット121におけるミラー122は、光源125から照射された光の原稿からの反射光を、集光レンズ123を介して読取センサ124へと導く一方、動線判定モードにおける第2の状態では、ミラー122は、MFP1(画像読取装置120)の正面側から第2の開口部127及び第1の開口部126を介して進入する外光400を、集光レンズ123を介して読取センサ124へと導く。
即ち、ミラー122は、原稿読取モードにおける原稿の読取開始前は、図2で説明したように、副走査方向の後方(図3の左方向)のホーム位置である第1のミラー位置に、左方斜め上向きに傾斜した状態で停止している。第1のミラー位置に位置しているミラー122を図3(A)(B)に破線で示す。一方、動線判定モードにおいては、図3(A)(B)に実線で示すように、ミラー122は垂直立設状態に向きを変えられると共に、図3(B)の平面視において、ミラー122の奥側(図3(B)の上側)の一端部を中心として手前側が、矢印R1で示すように、副走査方向前方(図3(A)(B)の右方)に回動した第2のミラー位置へと移動する。
ミラー122が第2のミラー位置に位置しているときは、MFP1の正面側から第2の開口部127及び第1の開口部126を介してスキャナユニット121内に進入する外光400は、ミラー122で集光レンズ123及び読取センサ124の方向へと反射して折り返され、集光レンズ123で集光されて読取センサ124に入力される。つまり、動線判定モードでは読取センサ124によりMFP1の正面側の周辺の画像を読み取ることができるものとなる。
また、ミラー122の第2の位置への移動に連動して、集光レンズ123の位置も、図3(A)(B)に破線で示す第1の集光位置から、実線で示す第2の集光位置へと副走査方向の前方へ移動し、外光400に対する焦点位置を合わせるようになっている。
なお、ミラー122の移動、角度調整、回動等の動作及び集光レンズ123の移動は、ステッピングモータ等からなる駆動源を用いて行われる。
また、動線判定モードにおいて、スキャナユニット121(ミラースキャナの場合は少なくともミラー122)を副走査方向の前方に、第2の開口部127の長さ方向に沿って移動させることにより、MFP1の正面側の周辺の読み取り範囲を副走査方向において拡大することができるようになっている。
このように、この実施形態では、スキャナユニット121と画像読取装置120の筐体に、外光400を取り込むための第1の開口部126及び第2の開口部127が形成されると共に、光源125から照射され原稿200で反射されミラー122で折り返され、かつ集光レンズ123で集光された光を読取センサ124が読み取り可能な第1の状態と、第1の開口部126及び第2の開口部127を介して入射されミラー122で折り返され、かつ集光レンズ123で集光された外光400を、読取センサ124が読み取り可能な第2の状態との間で、ミラー122及び集光レンズ123を移動させることによりスキャナユニット121の構成を切り替えることができるようになっている。そして、スキャナユニット121の構成が第2の状態に切り替えられたときに、読取センサ124による外光400の読取結果に基づいて、MFP14に接近する人が検出されさらに人の動線が判定される。つまり、原稿200の画像を読み取る読取センサ124を用いて、MFP1に接近する人の動線を検出することができるから、カメラ等の人検出のための専用の装置を使用する必要がなく、低コストで動線検出を実現することができる。しかも、読取センサ124は原稿200の主走査方向の範囲を読み取ることができるから、第2の状態に切り替えたときには、広い読取範囲で人の動きを検出することができ、読取範囲を人が横切ったことや、横切っている途中から自装置に接近したことなど、人の動線を的確に検出することができる。このため、MFP1を使用するユーザーなのか、MFP1の横を単に通り過ぎる人なのかの判別を精度よく行うことができる。
原稿読取モードである第1の状態から、動線判定モードである第2の状態へのスキャナユニット121の切り替えは、MFP1の動作モードに応じて行われる。例えば、MFP1が通常動作モードから省電力モードに切り替わるときに、第1の状態から第2の状態に切り替えられ、第2の状態において、MFP1に接近した人がMFP1を使用するユーザーであると判定された場合は、MFP1は省電力モードから起動して通常動作モードに切り替わると共に、スキャナユニット121も第2の状態から第1の状態に切り替えられるようになっている。
さらにこの実施形態では、動線判定モードにおいて第2のミラー位置に移動した垂直状態のミラー122を、上下方向に回動させて上向き、あるいは下向きに角度を変更できるようになっている。図4(A)〜(E)は、動線判定モードにおける第2の状態に切り替えられたときに、ミラー122の向きを上下に変更する場合の様子を説明するための図であり、ミラー122を長さ方向の一端側から見た図である。なお、図4(A)〜(E)のいずれの図も左側に読取センサ124が存在する方向となっている。
図4(A)では、ミラー122は垂直状態のままであり、この状態では、MFP1の正面周辺におけるミラー122と同一高さの部分を読み取ることができる。
図4(B)では、ミラー122は垂直に対して斜め下向きに回動されており、この状態では、MFP1の正面周辺におけるミラー122の高さ位置よりもやや低い部分を読み取ることができる。
図4(C)では、ミラー122は垂直に対して図4(B)よりもさらに斜め下向きに回動されており、この状態では、MFP1の正面周辺におけるミラー122の高さ位置よりもさらに低い部分を読み取ることができる。
図4(D)では、ミラー122は垂直に対して斜め上向きに回動されており、この状態では、MFP1の正面周辺におけるミラー122の高さ位置よりもやや高い部分を読み取ることができる。
図4(E)では、ミラー122は垂直に対して図4(D)よりもさらに斜め上向きに回動されており、この状態では、MFP1の正面周辺におけるミラー122の高さ位置よりもさらに高い部分を読み取ることができる。
ミラー122の上下方向の向きの変更は、読み取り開始前に行っても良いし、読み取り中に行っても良い。
このように、動線判定モードにおける第2の状態で、ミラー122の上下方向の向きを変えてMFP1の正面周辺の読み取りを行うことにより、MFP1の正面周辺の上下方向の広い範囲を2次元的に読み取ることができるから、より精度の高い人の動線判定を行うことができる。また、ミラー122の上下方向の向きの変更と、スキャナユニット121の副走査方向の移動を組み合わせることにより、MFP1の正面周辺の左右方向と上下方向の広い範囲を3次元的に読み取ることもでき、より精度の高い人の動線検出を行うことができる。
なお、ミラー122の上下方向へ回動させる機構は、限定されないが、例えば、原稿読取モードの第1ミラー位置から動線判定モードの第2ミラー位置へとミラー122を移動させるステッピングモータ等の駆動源に、駆動ギアを連結すること等により実現しても良いし、上下方向へ回動させるための専用の駆動源を設けても良い。
図5はこの発明の他の実施形態に係る画像読取装置の構成を模式的に示す図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図である。図5の実施形態では、スキャナユニット121内の各構成部品は、第2の状態つまり動線判定モードであるときの状態を示している。
この実施形態では、スキャナユニット121の他に、画像読取装置120の正面側の筐体の一端部に光学センサ500が設けられている。この光学センサ500は人を検出可能なセンサであり、人が接近するとオンになり遠ざかるとオフになり、オンになったことを判別することで人を検出することができる。特に、MFP1(画像読取装置120)の正面に接近した人を検出できるように、光学センサ500の向き等が設定されている。
図5の実施形態では、動線判定モードにおいて、光学センサ500により人が検出された場合は、MFP1を使用するユーザーである可能性が高まるため、スキャナユニット121を副走査方向に移動させることにより、あるいはさらにミラー122の角度を上下に変えることにより、動線検出範囲(読取センサ124による読取範囲)を拡大して、人の動線判定をより詳細に行うようになっている。
このように、光学センサ400とスキャナユニット121を組み合わせることにより、人の動線判定を効率的に精度良く行うことができる。
なお、光学センサ500に代え、人を検出可能な焦電センサや簡易構成のカメラ等を用いても良い。
図6はこの発明のさらに他の実施形態を示すものであり、画像読取装置120の側断面を模式的に示す図である。この実施形態では、画像読取装置120の筐体に形成された第2の開口部127を開閉するためのシヤッター部材600が設けられている。
シャッター部材600は、第2の開口部127を閉塞しうるように第2の開口部127よりもやや大きいサイズに形成されている。また、シャッター部材600は、スキャナユニット121の構成が第2の状態にあるときは、図6の実線で示すように、スキャナユニット121と画像読取装置120の底面との間に水平状態で収容されており、第2の開口部127を閉塞することなく開口させている。
一方、原稿読取モードにおいてスキャナユニット121の構成が第1の状態に切り替えられると、図6に矢印R2で示すように、後述する駆動源によって立ち上がるように移動し、同図に鎖線で示すように、第2の開口部127の後ろ側に第2の開口部127と対向して垂直状態に配置され、第2の開口部127を閉塞する。これにより、第2の開口部127からの外光400の進入を遮断して、原稿200の読取精度を低下させる等の不都合を防止できるとともに、ゴミ等の進入機会を減少することができる。
図7は、制御部100の機能構成及び画像読取装置120の回路構成を示すブロック図である。
制御部100は機能的に、ドライブ手段701〜705、増幅手段706、画像処理手段707及び解析手段708を備えている。
ドライブ手段701は光源125を駆動し、ドライブ手段702はミラー122を第1のミラー位置と第2のミラー位置との間で移動固定させ、集光レンズ123を第1の集光位置と第2の集光位置との間で移動固定させるためのステッピングモータ等からなる駆動源801を駆動し、ドライブ手段703は第2ミラー位置においてミラー122を上下方向に回動してミラー122の上下の向きを変化させるための駆動源802を駆動する。さらに、ドライブ手段704はスキャナユニット121を副走査方向に移動させるための駆動源803を駆動し、ドライブ手段705はシャッター部材600を第2の開口部127に対して開閉駆動するための駆動源804を駆動する。
増幅手段706は、読取センサ124が原稿又はMFP1の正面周辺の画像を読み取ったときに光信号から変換された電気信号(画像データ)を増幅する。この実施形態では、動線判定モードである第2の状態において、増幅手段706の増幅率を、外光の強さ、換言すればMFP1の正面周辺の明るさに応じて変更することにより、読取センサ124の読取感度を調整できるようになっている。具体的には、外光が弱いほど換言すればMFP1の正面周辺の明るさが暗いほど、増幅率を大きくして読取センサ124の読取感度を良くしており、原稿読取モードである第1の状態においても動線判定モードである第2の状態においても、読取センサ124の電気信号を確実に検出できるようになっている。
画像処理手段707は、増幅手段により増幅された読取センサ124の画像データに画像処理を実行し、解析手段708は、画像処理後の画像データを解析して、原稿読取モードにおいては原稿の画像を特定する。動線判定モードにおいては人の動線を判定する。具体的には、MFP1に接近した人がMFP1を使用するユーザーなのか、MFP1の横を通り過ぎる人なのか等の判定を行う。
図8は、画像読取装置120のスキャナユニット121が、原稿読取モードである第1の状態から、動線判定モードである第2の状態に切り替えられたのち、さらに第1の状態に切り替えられるときのMFP1の動作を説明するためのフローチャートである。この動作はMFP1のCPU101がROM102等に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
なお、図8の例では、MFP1が省電力モードのときにスキャナユニット121が第2の状態に切り替えられ、動線判定により、MFP1に接近した人がMFP1を使用すると判定されたときに第1の状態に切り替えられるようになっている。
ステップS01で、MFP1は省電力モードのタイミングかどうかを調べる。省電力モードのタイミングでなければ(ステップS01でNO)、ステップS01に留まる。省電力モードのタイミングであれば(ステップS01でYES)、ステップS02で、スキャナユニット121が第2の状態かどうかを調べる。第2の状態でなければつまり第1の状態であれば(ステップS02でNO)、ステップS03で、駆動源801を動作させてミラー122及び集光レンズ123をそれぞれ第2のミラー位置、第2の集光位置へと移動させることにより、第2の状態へ切り替えた後、ステップS04に進む。ステップS02で第2の状態であれば(ステップS02でYES)、そのままステップS04に進む。
ステップS04では、ミラー122を第2のミラー位置に適正にセットし必要に応じミラー122の角度を調節した後、ステップS05で読取センサ124による読み取りを開始する。
次いでステップS06では、人の検出及び動線判定を行い人が接近してMFP1を使用するかどうかを判定する。MFP1を使用すると判定されなければ(ステップS06でNO)、ステップS06に留まり、人の検出及び動線判定を継続する。MFP1を使用すると判定されると(ステップS06でYES)、ステップS07で、MFP1を起動して省電力モードを解除する。そして、ステップS08で、駆動源801を動作させてミラー122及び集光レンズ123をそれぞれ第1のミラー位置、第1の集光位置へと移動させて、スキャナユニット121を第2の状態から第1の状態へ切り替えた後、処理を終了する。
図9は、スキャナユニット121が動線判定モードによる第2の状態のときに、読取センサ124により得られた電気信号(画像データ)の波形図であり、人を検出していないときの基準データの波形図である。画像データは赤(R)、緑(G)、青(B)毎に得られる。
この状態では、画像データはMFP1の正面方向の景色に対応するデータとなるため、MFP1が配置される場所によって基準データは異なる。
図10は、人を検出したときの読取センサ124により得られた電気信号(画像データ)の波形図である。図10では、Sの領域において、赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれにおいても、破線で示す基準値に対して異なった値の信号が検出されている。つまりMFP1の正面方向の景色に変化が生じており、これは人がMFP1に接近していると判断することができる。読取センサ124は所定範囲の読み取りを行うことができるラインセンサであるから、ラインセンサのどの画素に変化が生じているかを判断することにより、接近した人の動線を判定することができる。例えば、人がMFP1の正面を左右方向の一方から他方へと通過した場合は、読取センサ124の長さ方向の一端側から他端側へと信号が変化していく。人がMFP1の正面に左右方向の一方から接近し、正面で停止した場合は、読取センサ124の長さ方向の一端側から変化を開始した信号が、途中で変化することなく人の検出状態が持続されるから、この場合はMFP1を使用するためにMFP1の正面で停止したと判断することができ、MFP1を使用するユーザーであると判定することができる。このように、第2の状態における読取センサ124の画像データを監視することにより、人の検出及び動線判定を行うことができ、装置を使用するユーザーなのか、装置の横を通り過ぎる人なのかの判別を精度よく行うことができる。
1 画像形成装置
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
110 固定記憶装置
120 画像読取装置
130 操作パネル
140 画像出力装置
121 スキャナユニット
122 ミラー
123 集光レンズ
124 読取センサ
125 光源
126 第1の開口部
127 第2の開口部
200 原稿
400 外光
500 光学センサ
600 シヤッター部材

Claims (15)

  1. 原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、
    自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、
    前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替えるための切替手段と、
    前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 自装置の動作モードに応じて、前記切替手段は、前記撮像部の構成を前記第1の状態か前記第2の状態に切り替える請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記切替手段は、前記ミラー手段が、前記第1の状態のときは原稿からの反射光を前記集光手段へと導くことが可能な第1のミラー位置に位置し、前記第2の状態のときは外光を前記集光手段へと導くことが可能な第2のミラー位置に位置するように、前記撮像部の構成を切り替える請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2のミラー位置において、前記ミラー手段の角度を変更させる角度変更手段を備えている請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記切替手段は、前記集光手段が、前記第1の状態のときは第1の集光位置に位置し、前記第2の状態のときは第2の集光位置に位置するように、前記撮像部の構成を切り替える請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置。
  6. 前記撮像部は、前記読取手段が固定され少なくとも前記ミラー手段が副走査方向に移動するミラースキャナか、前記読取手段を含む撮像部の全体が副走査方向に移動するユニットスキャナである請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置。
  7. 前記第2の状態のとき、自装置周辺の明るさに応じて前記読取手段の読み取り感度を変更可能な感度変更手段を備えている請求項1〜6の何れかに記載の画像読取装置。
  8. 人を検出する人検出センサと、
    前記人検出センサにより人が検出されたときは、前記第2の状態における前記読取手段の読み取り範囲を拡大する制御手段と、
    をさらに備えている請求項1〜7の何れかに記載の画像読取装置。
  9. 前記制御手段は、前記撮像部又は少なくともミラー手段を副走査方向に移動させることによって、前記第2の状態における前記読取手段の読み取り範囲を拡大する請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記判定手段は、前記読取手段の基準出力値に対する出力変化に基づいて人の動線を判定する請求項1〜9の何れかに記載の画像読取装置。
  11. 前記開口部を開閉可能なシャッター部材を備えている請求項1〜10の何れかに記載の画像読取装置。
  12. 前記シャッター部材は、前記第1の状態のときに前記開口部を閉塞し、前記第2の状態のときに前記開口部を開口する請求項11に記載の画像読取装置。
  13. 原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、を備えた画像読取装置が、
    前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替える切替ステップと、
    前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定ステップと、
    を実行することを特徴とする動線判定方法。
  14. 原稿に光を照射する光源と、光源から原稿に照射された光の原稿からの反射光を所定の方向に導くミラー手段と、ミラー手段によって導かれた光を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を読み取る読取手段と、を有する撮像部と、自装置の筐体に形成された外光を取り込むための開口部と、を備えた画像読取装置のコンピュータに、
    前記撮像部の構成を、前記原稿で反射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された光を前記読取手段が読み取り可能な第1の状態と、前記開口部を介して入射され前記ミラー手段で導かれ、かつ前記集光手段で集光された外光を前記読取手段が読み取り可能な第2の状態に切り替える切替ステップと、
    前記撮像部の構成が前記切替手段により前記第2の状態に切り替えられたときに、前記読取手段による外光の読み取り結果に基づいて、人の動線を判定する判定ステップと、
    を実行させるための動線判定プログラム。
  15. 請求項1〜12の何れかに記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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