JP2019021796A - エッジワイズコイル部品およびエッジワイズコイル部品用絶縁部材 - Google Patents
エッジワイズコイル部品およびエッジワイズコイル部品用絶縁部材 Download PDFInfo
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Abstract
Description
前記コアと前記コイルとを絶縁するとともに当該コイルが取り付けられる絶縁部材を備え、
前記コイルの巻軸方向を上下方向として、
前記コイルは、上下方向から見た際の内周の平面形状が、正多角形、あるいは正多角形の各隅が面取りされた形状となるように成形され、
前記絶縁部材は、コイルの下面を支持する平板状のベース部の上面に上下方向を軸とした筒状の巻軸部が形成されてなり、
前記巻軸部は、巻軸方向を軸とした円筒状の胴部の上端に、前記正多角形の辺の数に応じた複数の突起が前記巻軸周りに所定の角度間隔で当該巻軸に対して放射外方向に突出して形成されてなり、
前記コイルは、内周が前記胴部の周りに取り付けられて上下方向の位置が前記突起と前記ベース部との間にあるとともに、前記突起が前記正多角形の所定の辺を放射外方向に向かって横断している状態で取り付けられ、
前記コイルの内周と前記巻軸部の平面形状は、当該コイルと当該巻軸部を前記巻軸の周りに相対的に回転させて前記突起を前記正多角形の所定の隅の方向に突出させた際に、前記コイルの内周の内側に前記巻軸部の上端面が包含される形状に形成されている、
ことを特徴とするエッジワイズコイル部品としている。
前記突起は、巻軸に対して対称位置に形成されているとともに、前記巻軸を挟んで対向する先端間の距離は、前記コイルの前記正多角形の対角線に対応する線分の長さ以下で、当該正多角形の対辺距離よりも大きい、
ことを特徴とするエッジワイズコイル部品とすることもできる。
前記コイルの下面を支持する平板状のベース部と、当該ベース部の上面に上下方向を軸とした筒状の巻軸部とを備え、
前記巻軸部は、巻軸方向を軸とした円筒状の胴部の上端に、前記正多角形の辺の数に応じた複数の突起が前記巻軸周りに所定の角度間隔で当該巻軸に対して放射外方に突出して形成されてなり、
前記巻軸部の上端面の平面形状は、前記コイルの内周の内側に包含される形状に形成されている、
ことを特徴としている。
図1に本発明の実施例に係るエッジワイズコイル部品1の外観図を示した。ここに示したエッジワイズコイル部品1は、チョークコイルであり、上下方向を巻軸100として、コア2によって形成された閉磁路内にエッジワイズ巻きされたコイル3が配置されてなる。そして、絶縁部材4には、コイル3がコア2と離間した状態で取り付けられることで、コア2とコイル3との絶縁が確保されている。
上記実施例では、突起53が巻軸100に対して90゜の角度間隔で4箇所に形成されていたが、突起53は、巻軸100に対して、少なくとも、左右、あるいは前後に対称となる2箇所に形成されていればよい。それによって、コイル3の内周の平面形状である略正方形において、互いに対向する二辺(34、34)に対し、巻軸100に関して放射方向に横切る位置に突起53が配置され、コイル3の上方への移動を規制することができる。また、コイル3は、内周の隅がR状などに面取りされたような形状ではなく、隅が直角となる正方形であってもよい。そして、巻軸100に対して対称となる二つの突起(53、53)の先端間の距離D2が、その正方形の対角線の長さ以下で、対辺距離D1より大きければよい。さらに、突起53の突出方向が正方形の対角線35の方向となるように、コイル3を巻軸部50に対して回転させたときに、突起53を含めた巻軸部50の平面形状がその正方形の領域に包含されていればよい。もちろん、コイル3の内周は、隅がR状ではなく直線状に面取り(45゜面取り)されたような形状であってもよい。
21,22 コア部材、41 ベース部 50,150 巻軸部、52 胴部、
53 突起
Claims (4)
- コアによって形成された閉磁路内にエッジワイズ巻きされたコイルが配置されてなるエッジワイズコイル部品であって、
前記コアと前記コイルとを絶縁するとともに当該コイルが取り付けられる絶縁部材を備え、
前記コイルの巻軸方向を上下方向として、
前記コイルは、上下方向から見た際の内周の平面形状が、正多角形、あるいは正多角形の各隅が面取りされた形状となるように成形され、
前記絶縁部材は、コイルの下面を支持する平板状のベース部の上面に上下方向を軸とした筒状の巻軸部が形成されてなり、
前記巻軸部は、巻軸方向を軸とした円筒状の胴部の上端に、前記正多角形の辺の数に応じた複数の突起が前記巻軸周りに所定の角度間隔で当該巻軸に対して放射外方向に突出して形成されてなり、
前記コイルは、前記胴部の周りに取り付けられ、上下方向の位置が前記突起と前記ベース部との間にあるとともに、前記突起が前記正多角形の所定の辺を放射外方向に向かって横断している状態で取り付けられ、
前記コイルの内周と前記巻軸部の平面形状は、当該コイルと当該巻軸部を前記巻軸の周りに相対的に回転させて前記突起を前記正多角形の所定の隅の方向に突出させた際に、前記コイルの内周の内側に前記巻軸部の上端面が包含される形状に形成されている、
ことを特徴とするエッジワイズコイル部品。 - 請求項1において、
前記コイルの前記正多角形は偶数の辺を有し、
前記突起は、巻軸に対して対称位置に形成されているとともに、前記巻軸を挟んで対向する先端間の距離は、前記コイルの前記正多角形の対角線に対応する線分の長さ以下で、当該正多角形の対辺距離よりも大きい、
ことを特徴とするエッジワイズコイル部品。 - 請求項2において、前記エッジワイズコイルの内周は、正方形の各隅がR状に面取りされた平面形状を有し、前記突起は前記巻軸周りに90゜の角度間隔で4箇所に配置されていることを特徴とするエッジワイズコイル部品。
- コアによって形成された閉磁路内に、上下方向を巻軸方向としてエッジワイズ巻きされているとともに、上下方向から見た際の内周の平面形状が、正多角形、あるいは正多角形の各隅が面取りされた形状となるように成形されたコイルが配置されてなるエッジワイズコイル部品において、前記コアと前記コイルとを絶縁するとともに当該コイルが取り付けられる絶縁部材であって、
前記コイルの下面を支持する平板状のベース部と、当該ベース部の上面に上下方向を軸とした筒状の巻軸部とを備え、
前記巻軸部は、巻軸方向を軸とした円筒状の胴部の上端に、前記正多角形の辺の数に応じた複数の突起が前記巻軸周りに所定の角度間隔で当該巻軸に対して放射外方に突出して形成されてなり、
前記巻軸部の上端面の平面形状は、前記コイルの内周の内側に包含される形状に形成されている、
ことを特徴とするエッジワイズコイル部品用絶縁部材。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010045188A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Tdk Corp | コイル用ボビン、コイル巻線、及びコイル部品 |
JP2010246269A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Toyota Motor Corp | インシュレータおよび回転電機 |
JP2014007940A (ja) * | 2012-06-01 | 2014-01-16 | Fanuc Ltd | 電動機にコイルを固定するコイル固定装置、及び該コイル固定装置を備えた電動機 |
JP2014082267A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コイル |
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- 2017-07-19 JP JP2017139768A patent/JP6955924B2/ja active Active
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