JP2019021274A - 情報処理装置、情報提供方法 - Google Patents

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Norikazu Nara
憲和 奈良
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憲幸 阿部
貴士 松本
Takashi Matsumoto
貴士 松本
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明宏 近藤
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真琴 織野
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Masaaki Yashiro
賢明 八城
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Abstract

【課題】ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行う。【解決手段】車載装置1は、ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関するユーザの行動履歴を行動履歴DB22に記録する行動履歴記録部11と、行動履歴DB22に記録された行動履歴に基づいてユーザの行動を推定する行動推定部14と、行動推定部14により推定されたユーザの行動に応じたメッセージを出力するメッセージ出力部15とを備える。行動推定部14は、行動履歴DB22に記録された行動履歴に基づいて、ユーザの過去の行動やユーザの今後の行動を推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および情報提供方法に関する。
近年、車両の運転者がこれから行うであろう行動を予測し、その予測結果に応じた情報提供を運転者に対して行うことで、運転者にとって有益な情報を提供する技術が知られている。特許文献1には、ユーザの行動を検知する行動検知部と、状況を検知する状況検知部と、状況とユーザの行動とを対応付けたユーザの行動履歴を記憶した履歴記憶部と、前記状況検知部にて検知した現在の状況と前記履歴記憶部に記憶された行動履歴とに基づいて、ユーザが次に行う行動を予測する行動予測部と、前記行動検知部からの検知情報に基づいて、ユーザが前記行動予測部にて求めた予測行動をとったか否かを判定する判定部と、前記判定部にて、ユーザが前記予測行動をとらなかったと判定されたときに、ユーザに対して、その旨を通知する通知部と、を備える情報提示装置が開示されている。
特開2010−185932号公報
特許文献1に記載された技術では、ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行うことができない。
本発明による情報処理装置は、ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関する前記ユーザの行動履歴を記録する行動履歴記録部と、前記行動履歴に基づいて前記ユーザの行動を推定する行動推定部と、前記行動推定部により推定された前記ユーザの行動に応じたメッセージを出力するメッセージ出力部と、を備える。
本発明による情報提供方法は、情報処理装置によるものであって、ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関する前記ユーザの行動履歴を前記情報処理装置に記録し、前記行動履歴に基づいて前記情報処理装置が前記ユーザの行動を推定し、推定した前記ユーザの行動に応じたメッセージを前記情報処理装置から出力する。
本発明によれば、ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る車載装置の構成図 行動履歴DBの例を示す図 行動推定条件DBの例を示す図 メッセージDBの例を示す図 制御部の処理フローを示す図 行動推定処理のフローチャート 行動推定条件作成処理のフローチャート 本発明の第2の実施形態に係るメッセージDBの例を示す図
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車載装置の構成図である。図1に示す車載装置1は、車両に搭載されて使用される情報処理装置であり、制御部10、記憶部20、自車位置検出部30、通信部40、表示部50、操作入力部60、およびスピーカ70を備える。なお、以下では車載装置1が搭載されている車両を「自車両」と称する。
制御部10は、不図示のCPU、ROM、RAM等により構成されており、車載装置1を動作させるための様々な処理や演算を行う。制御部10は、その機能として、行動履歴記録部11、外部情報取得部12、行動推定条件作成部13、行動推定部14、メッセージ出力部15、およびキャンセル部16の各機能ブロックを有する。制御部10は、たとえばROMに記憶されているプログラムをRAMに展開してCPUが実行することで、これらの機能ブロックを実現することができる。なお、制御部10が有するこれらの機能ブロックの詳細については、後で説明する。
記憶部20は、不揮発性の記憶媒体であり、たとえばHDD(ハードディスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)、メモリカード等を用いて構成される。記憶部20は、地図DB21、行動履歴DB22、行動推定条件DB23、メッセージDB24の各データベースを有する。これらのデータベースの詳細については、後で説明する。なお、制御部10においてCPUが実行するプログラムの一部または全部を記憶部20に格納してもよい。
自車位置検出部30は、自車両の位置(自車位置)を検出し、その検出結果を制御部10に出力する。自車位置検出部30は、たとえばGPSセンサ等を用いて構成される。なお、自車位置検出部30としてGPSセンサを用いる場合、GPS信号に基づく自車位置の計算を制御部10において行ってもよい。
通信部40は、不図示のサーバや携帯端末等の外部情報装置との間で通信を行い、車載装置1において利用するための様々な情報を取得する。通信部40は、たとえば移動体通信網、インターネット、無線LAN、ブルートゥース(登録商標)等の通信回線と接続可能であり、これらの通信回線を介して、天候情報、渋滞情報、自車両の運転者であるユーザのスケジュール情報などを外部情報装置から取得する。なお、以下では通信部40が取得するこれらの情報を「外部情報」と称する。
表示部50は、制御部10の制御に応じて様々な画像や映像を表示する。表示部50は、たとえば液晶ディスプレイを用いて構成される。
操作入力部60は、ユーザからの操作入力を受けつけてその操作内容に応じた操作情報を制御部10に出力する。操作入力部60は、たとえば表示部50と一体化されたタッチパネルや各種スイッチ類により構成される。
スピーカ70は、制御部10の制御に応じて様々な音声を出力する。
次に、制御部10の各機能ブロックおよび記憶部20の各データベースについて説明する。
行動履歴記録部11は、自車両の運転者であるユーザが過去に訪問したことのある場所(以下、「既訪問場所」と称する)に関するユーザの行動履歴を取得し、記憶部20に行動履歴DB22として記録する。具体的には、行動履歴記録部11は、自車両のイグニッション信号を取得して、イグニッション信号がオンされるとユーザが自車両に乗車したと判断し、イグニッション信号がオフされるとユーザが自車両から降車したと判断する。そして、乗車または降車のタイミングに応じて、そのときの日時および自車位置と、自車位置に対応する施設の種類とを特定し、行動履歴DB22に記録する。
図2は、行動履歴DB22の例を示す図である。行動履歴DB22は、トリップID221、日時222、乗車/降車223、位置224、POI225、目的地226の各フィールドを有している。なお、図2(a)は、たとえばユーザが自宅から勤務先に行って勤務後に自宅に戻ったときの行動履歴DB22の例を示している。図2(b)は、たとえばユーザが自宅を出発してコンビニに立ち寄ってからゴルフ場に行ったときの行動履歴DB22の例を示している。
トリップID221には、ユーザが自宅を出発してから自宅に戻るまでの一連の行動履歴を一つのトリップとして管理するためのID番号が格納される。すなわち、ユーザが自宅を出発してから自宅に戻るまでに複数の場所を訪問した場合には、それぞれの既訪問場所を表す行動履歴DB22の各レコードに対して、同一のID番号がトリップID221に格納される。
日時222には、行動履歴DB22において当該レコードが記録されたときの日時が格納される。すなわち、イグニッション信号のオンに応じて記録されたレコードにおける日時222の値は、ユーザが自車両に乗車して当該レコードに対応する既訪問場所を出発した出発日時を表している。一方、イグニッション信号のオフに応じて記録されたレコードにおける日時222の値は、ユーザが当該レコードに対応する既訪問場所に到着して自車両から降車した到着日時を表している。
乗車/降車223には、行動履歴DB22において当該レコードがユーザの乗車時と降車時のどちらに記録されたかを示す値が格納される。具体的には、イグニッション信号のオンに応じて記録されたレコードでは、ユーザの乗車時に記録されたことを表す「乗車」が乗車/降車223に格納される。一方、イグニッション信号のオフに応じて記録されたレコードでは、ユーザの降車時に記録されたことを表す「降車」が乗車/降車223に格納される。
位置224には、当該レコードに対応する既訪問場所の位置を示す値、たとえば既訪問場所の位置座標を示す緯度および経度が格納される。具体的には、行動履歴DB22において当該レコードが記録されたときの自車位置が、既訪問場所の位置を示す値として位置224に格納される。
POI225には、当該レコードに対応する既訪問場所の施設(POI)の種類、たとえば「自宅」、「勤務先」、「ゴルフ場」、「コンビニ」などが格納される。行動履歴記録部11は、地図DB21を参照することで、行動履歴DB22において当該レコードが記録されたときの自車位置に対応する施設を特定し、その施設の種類をPOI225に格納する。なお、具体的な施設名、たとえば「Aゴルフ場」などをPOI225に格納してもよい。また、自宅や勤務先については、ユーザが予め登録した自宅や勤務先の情報に基づいて判断してもよいし、行動履歴DB22を解析することで判断してもよい。
目的地226には、当該レコードに対応する既訪問場所が目的地に設定されたか否かを示す値が格納される。具体的には、車載装置1は、地図DB21を用いて出発地から設定された目的地までの経路を探索し、自車両を目的地まで誘導するカーナビゲーション機能を有している。このカーナビゲーション機能をユーザが利用して自車両を運転した場合、行動履歴記録部11は、目的地への到着後に行動履歴DB22に記録するレコードにおいて、当該レコードに対応する既訪問場所が目的地に設定されたことを示す所定のフラグ値を目的地226に格納する。図2(b)の例では、POI225が「Aゴルフ場」である一行目のレコードの目的地226において、フラグが設定されていることを示す「〇」が格納されている。すなわち、ユーザはAゴルフ場を目的地に設定したカーナビゲーション機能を利用して、自車両をAゴルフ場まで運転していたことが分かる。
行動履歴記録部11は、自車両のイグニッション信号がオンまたはオフされる毎に、以上説明したような内容の情報を既訪問場所に関するユーザの行動履歴として取得し、行動履歴DB22に記録する。このとき行動履歴記録部11は、図2で例示したように、新しい行動履歴ほど行動履歴DB22において上位のレコードに記録することが好ましい。このようにすれば、行動履歴DB22から行動履歴を読み出す際に、新しい行動履歴を優先して読み出すことが容易となる。さらに、一定期間以上を経過した行動履歴については、行動履歴DB22から削除してもよい。
外部情報取得部12は、通信部40を用いた外部情報装置との通信により、ユーザがこれから行こうとしている場所(以下、「行先場所」と称する)に関する情報や、ユーザのスケジュール情報を外部情報として取得する。たとえば、行先場所の天候情報や、自車位置から行先場所までの間にある道路の渋滞情報などを、行先場所に関する外部情報として取得する。また、ユーザのスケジュール情報は、たとえばユーザが予めサーバや携帯端末に登録しておいたものを外部情報として取得する。
行動推定条件作成部13は、行動履歴DB22に記録されているユーザの行動履歴や、外部情報取得部12により取得された外部情報に基づいて、ユーザの今後の行動を推定するための行動推定条件を作成する。たとえば、行動履歴DB22において、ユーザが特定の施設に到着したことを表す行動履歴が、一週間のうち一定の日数以上でほぼ同じ時間帯に規則的に記録されている場合には、当該施設がユーザの勤務先であり、今後もユーザはその時間帯に勤務先に出勤すると推定できる。また、ユーザが特定の施設に到着したことを表す行動履歴が定期的に記録されている場合には、今後もユーザはその施設に定期的に出かけると推定できる。さらに、ほぼ毎年同じ時期の休日に、同じ地域の施設が目的地に設定されている場合には、その地域を旅行先としてユーザが定期的に旅行を行っていると推定できる。行動推定条件作成部13は、行動履歴DB22を解析してこうした行動内容ごとのユーザの行動履歴パターンを抽出することで、ユーザがこれから行こうとしている行先場所について、その行動内容に応じた行動推定条件を作成することができる。このとき、外部情報として取得された天候情報や渋滞情報を組み合わせてもよい。さらに、外部情報として取得されたユーザのスケジュール情報からも、ユーザがこれから行こうとしている行先場所について、その行動内容に応じた行動推定条件の作成が可能である。行動推定条件作成部13により作成された行動推定条件は、記憶部20において行動推定条件DB23に記録される。
図3は、行動推定条件DB23の例を示す図である。行動推定条件DB23は、行動種別231、行動内容232、条件233の各フィールドを有している。
行動種別231には、当該レコードがユーザの直前の行動と今後の行動のどちらに対する行動推定条件を表しているかを示す値が格納される。具体的には、ユーザの直前の行動の推定に用いられる行動推定条件を表すレコードでは「直前」が行動種別231に格納され、ユーザの今後の行動の推定に用いられる行動推定条件を表すレコードでは「今後」が行動種別231に格納される。
行動内容232には、当該レコードにより推定されるユーザの具体的な行動内容、たとえば「ゴルフ」、「買い物」、「昼食」、「出勤」などが格納される。なお、行動種別231が「直前」であるレコードでは、ユーザが直前に行ったと推定される行動内容が行動内容232に格納され、行動種別231が「今後」であるレコードでは、ユーザが今後行うと推定される行動内容が行動内容232に格納される。
条件233には、当該レコードをユーザの行動に対する推定結果として選択するための具体的な条件の内容が格納される。条件233には、たとえば施設(POI)の種類、日時、滞在時間、特定の地域に対する天気予報の内容、特定の道路に対する交通状況の内容などが含まれる。なお、行動種別231が「直前」であるレコードでは、車載装置1において予め設定された条件の内容が条件233に格納される。一方、行動種別231が「今後」であるレコードでは、行動推定条件作成部13により作成された行動推定条件の内容が条件233に格納される。
行動推定条件作成部13は、行動推定条件を作成すると、行動種別231に「今後」を格納すると共に、条件233にその具体的な内容をそれぞれ格納したレコードを行動推定条件DB23に保存する。なお、後述するように、行動推定条件DB23に保存される行動推定条件が表す行動内容は、メッセージDB24に保存されるメッセージとそれぞれ対応している。そのため、行動推定条件DB23では、メッセージDB24と対応付けて初期設定されたレコードを予め保存しておき、行動推定条件作成部13により行動推定条件が作成されると、その内容に従って条件233を更新するようにしてもよい。
行動推定部14は、行動履歴DB22に記録されているユーザの行動履歴と、行動推定条件DB23に記録されている行動推定条件とに基づいて、ユーザの行動を推定する。具体的には、行動履歴DB22に記録されている直近の既訪問場所に関する行動履歴のレコードと、行動推定条件DB23に記録されている行動推定条件の各レコードとを比較し、いずれかの行動推定条件を満たすか否かを判断する。このとき、必要に応じて外部情報取得部12により取得された外部情報を利用してもよい。その結果、直近の既訪問場所に関する行動履歴がいずれかの行動推定条件を満たす場合は、その行動推定条件に対応する行動内容をユーザが直前に行ったか、または今後行うものと推定する。なお、直前の行動か今後の行動かについては、行動推定条件DB23において当該レコードの行動種別231が「直前」と「今後」のいずれであるかにより判断できる。また、行動推定部14はユーザの直前の行動に限らず、過去のいずれかの時点でユーザがとった行動を推定できるが、以下では、行動推定部14が推定するユーザが過去に行った行動は全て直前の行動であるとして説明する。
メッセージ出力部15は、メッセージDB24に基づいて、行動推定部14により推定されたユーザの行動に応じたメッセージを、スピーカ70を介した音声により出力する。メッセージDB24には、行動推定条件DB23に格納された行動推定条件ごとの行動内容とそれぞれ対応するメッセージが格納されている。行動推定部14においてユーザの行動内容が推定されると、メッセージ出力部15は、その行動内容に応じたメッセージをメッセージDB24から抽出する。そして、抽出したメッセージの音声を再生し、スピーカ70から出力させる。
図4は、メッセージDB24の例を示す図である。メッセージDB24は、メッセージID241、行動種別242、行動内容243、メッセージ244、出力タイミング245、キャンセル246の各フィールドを有している。
メッセージID241には、当該レコードに対応するID番号が格納される。
行動種別242には、当該レコードがユーザの直前の行動と今後の行動のどちらに対するメッセージを表しているかを示す値が格納される。具体的には、ユーザの直前の行動に対するメッセージを表すレコードでは「直前」が行動種別242に格納され、ユーザの今後の行動に対するメッセージを表すレコードでは「今後」が行動種別241に格納される。なお、行動種別242は、図3の行動推定条件DB23における行動種別231に対応している。
行動内容243には、当該レコードによるメッセージ出力が行われるユーザの具体的な行動内容の推定結果、たとえば「ゴルフ」、「買い物」、「昼食」、「出勤」などが格納される。なお、行動内容243は、図3の行動推定条件DB23における行動内容232に対応している。すなわち、行動種別242が「直前」であるレコードでは、ユーザが直前に行ったと推定される行動内容が当該レコードによるメッセージの出力対象として行動内容243に格納され、行動種別242が「今後」であるレコードでは、ユーザが今後行うと推定される行動内容が当該レコードによるメッセージの出力対象として行動内容243に格納される。
メッセージ244には、当該レコードによりメッセージ出力部15が出力するメッセージの具合的な内容が格納される。このメッセージ244の内容は、行動種別242と行動内容243の内容の組み合わせに従って、レコードごとに適切なものが予め設定されている。たとえば、行動種別242が「直前」、行動内容243が「ゴルフ」である一行目のレコードには、ユーザが直前にゴルフ場に滞在していたと推定された場合のメッセージとして、「良いスコアは出ましたか?」という内容がメッセージ244に格納されている。他のレコードについても同様に、ユーザの行動タイミング(直前か今後か)および行動内容ごとに適切なメッセージ内容がメッセージ244に格納されている。
出力タイミング245には、当該レコードによりメッセージ出力部15がメッセージを出力するタイミングが格納される。たとえば、行動内容243が「会議」であるレコードでは、会議開始前の適切なタイミングでメッセージが出力されるようにするため、会議開始予定時刻の10分前をメッセージの出力タイミングとして示す情報が出力タイミング245に格納されている。なお、出力タイミング245において何も規定されていないレコードの場合は、行動推定部14によりユーザの行動が推定された直後、すなわち行動推定部14がいずれかの行動推定条件を満たしたと判断した直後にメッセージを出力すればよい。たとえば、行動内容243が「プレゼント購入」であるレコードでは、ユーザの行動が推定された直後にメッセージが出力されるようにするため、出力タイミング245には何も規定されていない。これにより、ユーザの今後の行動に応じて適切なタイミングでメッセージを出力することができる。
キャンセル246には、ユーザが当該レコードのメッセージをキャンセルしたか否かを示す値が格納される。ユーザは、メッセージ出力部15がメッセージを出力したときに、そのメッセージが今後は不要と判断すると、当該メッセージのキャンセルを指示することができる。ユーザによるメッセージのキャンセル指示が行われると、そのメッセージに対応するレコードのキャンセル246には、所定のフラグ値が格納される。キャンセル246にフラグが設定されていると、メッセージ出力部15は、当該レコードによるメッセージがユーザにとって不要であると判断し、以後はそのメッセージを出力しない。図4の例では、メッセージID241の値が3である三行目のレコードのキャンセル246において、フラグが設定されていることを示す「〇」が格納されている。すなわち、ユーザはこのレコードが表すメッセージを不要と判断したことが分かる。
行動推定部14により、行動推定条件DB23に保存されたいずれかのレコードがユーザの行動推定結果として特定されると、メッセージ出力部15は、そのレコードの行動種別231および行動内容232とそれぞれ一致する内容が行動種別242および行動内容243にそれぞれ格納されているレコードを、メッセージDB24において検索する。そして、検索されたレコードのメッセージ244の内容に基づく音声をスピーカ70から出力することで、行動推定結果に応じたメッセージ出力を行う。ただし前述のように、検索されたレコードにおいてキャンセル246にフラグが設定されている場合は、当該メッセージを出力しないように抑止する。
キャンセル部16は、ユーザのキャンセル指示に応じて、図4に示した行動推定条件メッセージDB24のキャンセル246に対してフラグ設定を行う。これによりキャンセル部16は、ユーザから一度キャンセルされたメッセージについては、以後メッセージ出力部15が出力しないようにする。なお、ユーザは操作入力部60を用いて所定の操作を行うことにより、キャンセル部16に対してメッセージのキャンセル指示を行うことができる。
次に、制御部10の処理内容について説明する。図5は、制御部10の処理フローを示す図である。
ステップS10において、制御部10は、自車両のイグニッション信号がオンされたか否かを判定する。自車両のイグニッション信号がオンされた場合は処理をステップS20に進め、オンされていない場合は処理をステップS100に進める。
ステップS20において、制御部10は、自車位置検出部30から自車両の現在位置を取得する。
ステップS30において、制御部10は、地図DB21を参照して、ステップS20で取得した自車両の現在位置に対応する施設(POI)を特定する。
ステップS40において、制御部10は、ステップS20で取得した自車両の現在位置と、ステップS30で特定した施設とに基づいて、行動履歴記録部11により、ユーザの行動履歴を行動履歴DB22に記録する。このとき行動履歴記録部11は、日時222には現在の日時を、乗車/降車223には「乗車」を、位置224には自車両の現在位置に対応する座標値を、POI225にはステップS30で特定した施設の種類をそれぞれ設定したレコードを行動履歴DB22に記録する。また、ステップS30で特定した施設の種類が自宅である場合は、これから自宅を出発すると判断してトリップID221の値を更新する。
ステップS50において、制御部10は、行動推定部14による行動推定処理を行う。この行動推定処理により、ユーザが直前に行った行動、またはユーザが今後行う行動が推定される。なお、ステップS50の行動推定処理の詳細については、後で図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS60において、制御部10は、ステップS50の行動推定処理によってユーザの行動を推定できたか否かを判定する。ユーザの行動を推定できた場合はステップS70に処理を進め、できなかった場合、すなわちステップS50の行動推定処理でいずれの推定結果も得られなかった場合はステップS140に処理を進める。
ステップS70において、制御部10は、メッセージ出力部15により、ユーザの行動推定結果に対応するメッセージを特定する。このときメッセージ出力部15は、ステップS50で推定されたユーザの行動を表す行動推定条件DB23のレコードにおける行動種別231および行動内容232の内容に対して、これらと行動種別242および行動内容243の内容がそれぞれ一致するレコードをメッセージDB24から抽出する。そして、抽出したレコードにおけるメッセージ244の内容を参照することで、ユーザの行動結果に対するメッセージを特定する。
ステップS80において、制御部10は、ステップS70で特定したメッセージに対するユーザからのキャンセル指令を受けたか否かを判定する。このとき制御部10は、ステップS70で特定したメッセージを表すメッセージDB24のレコードにおけるキャンセル246を参照し、ここにフラグが設定されているか否かを判断することで、当該メッセージに対するキャンセル指令の有無を判定する。その結果、キャンセル246にフラグが設定されている場合は、キャンセル指令を受けたと判断し、メッセージを出力せずにステップS140に処理を進める。一方、キャンセル246にフラグが設定されていない場合は、キャンセル指令を受けていないと判断して、ステップS90に処理を進める。
ステップS90において、制御部10は、メッセージ出力部15により、ステップS70で特定したメッセージをスピーカ70から出力する。ただし、ステップS70で抽出したレコードの出力タイミング245において、ユーザの行動が推定された直後以外のタイミングでのメッセージ出力の規定がされている場合は、メッセージを出力する代わりに、その規定タイミングに応じた出力タイミングを設定する。この場合、設定された出力タイミングになると、メッセージ出力部15がメッセージをスピーカ70から出力する。ステップS90の処理を実行したら、ステップS140に処理を進める。
ステップS100において、制御部10は、自車両のイグニッション信号がオフされたか否かを判定する。自車両のイグニッション信号がオフされた場合は処理をステップS110に進め、オフされていない場合は処理をステップS10に戻す。
ステップS110において、制御部10は、自車位置検出部30から自車両の現在位置を取得する。
ステップS120において、制御部10は、地図DB21を参照して、ステップS110で取得した自車両の現在位置に対応する施設(POI)を特定する。
ステップS130において、制御部10は、ステップS110で取得した自車両の現在位置と、ステップS120で特定した施設とに基づいて、行動履歴記録部11により、ユーザの行動履歴を行動履歴DB22に記録する。このとき行動履歴記録部11は、日時222には現在の日時を、乗車/降車223には「降車」を、位置224には自車両の現在位置に対応する座標値を、POI225にはステップS30で特定した施設の種類をそれぞれ設定したレコードを行動履歴DB22に記録する。また、ステップS30で特定した施設が目的地に設定されていた場合は、目的地226にフラグを設定する。ステップS130の処理を実行したら、ステップS140に処理を進める。
ステップS140において、制御部10は、行動推定条件作成部13による行動推定条件作成処理を行う。この行動推定条件作成処理により、これまでのユーザの行動履歴に応じた行動推定条件が作成され、行動推定条件DB23に記録される。なお、ステップS140の行動推定条件作成処理の詳細については、後で図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS140の処理を実行したら、図5のフローチャートを終了する。
図6は、図5のステップS50で実行される行動推定処理のフローチャートである。
ステップS51において、行動推定部14は、直前の乗車時と降車時の行動履歴を行動履歴DB22から読み込む。具体的には、行動履歴DB22に記録されている各レコードのうち、乗車/降車223が「乗車」である最上位のレコードを、直前の乗車時の行動履歴として読み込む。このレコードは、直前のステップS40で行動履歴DB22に記録されたレコードである。また、行動履歴DB22に記録されている各レコードのうち、乗車/降車223が「降車」である最上位のレコードを、直前の降車時の行動履歴として読み込む。
ステップS52において、行動推定部14は、ステップS51で読み込んだ直前の乗車時と降車時の行動履歴から、現在位置に対応する施設におけるユーザの滞在時間を算出する。具体的には、直前の乗車時の行動履歴として読み込んだレコードの日時222の値と、直前の降車時の行動履歴として読み込んだレコードの日時222の値との差分を求めることで、ユーザの滞在時間を算出する。
ステップS53において、行動推定部14は、外部情報取得部12を用いて外部情報を取得する。ここでは前述のように、行先場所に関する天候情報や渋滞情報、ユーザのスケジュール情報などを外部情報として取得する。なお、どの場所を行先場所として天候情報や渋滞情報を取得するかについては、行動推定条件DB23から判断することができる。すなわち、行動推定条件DB23において、いずれかの場所に関する天気予報や渋滞情報の条件が条件233で規定されているレコードが存在する場合には、その条件に合致する天候情報や渋滞情報を行先場所に関する天候情報や渋滞情報として取得すればよい。
ステップS54において、行動推定部14は、ステップS51で読み込んだ直前の乗車時と降車時の行動履歴と、ステップS52で算出した滞在時間と、ステップS53で取得した外部情報とを用いて、行動推定条件DB23に記録された行動推定条件のうちいずれかが満たされるか否かを判定する。ここでは、行動推定条件DB23に記録された各レコードの条件233で規定された条件をそれぞれ参照して、直前の行動履歴がいずれかの条件に合致するか否かを判定する。その結果、合致する条件がある場合はステップS55に処理を進め、ない場合は図6の処理を終了する。
ステップS55において、行動推定部14は、ユーザの行動推定結果を示す行動種別および行動内容を特定する。ここでは、ステップS54で直前の行動履歴が合致すると判定した条件が条件233に設定されているレコードを行動推定条件DB23において特定し、当該レコードの行動種別231および行動内容232の内容を参照することで、ユーザの直前の行動と今後の行動のどちらに対する推定結果であるかを示す行動種別と、その具体的な行動内容とを特定する。これにより、ユーザの直前の行動履歴に応じた行動推定結果が得られる。ステップS55を実行したら、図6の処理を終了する。
図7は、図5のステップS140で実行される行動推定条件作成処理のフローチャートである。
ステップS141において、行動推定条件作成部13は、これまでに記録されたユーザの行動履歴を行動履歴DB22から読み込む。このとき、特定の期間に記録された行動履歴のみを読み込み対象としてもよい。
ステップS142において、行動推定条件作成部13は、ステップS141で読み込んだ行動履歴において規則性があるか否かを判定する。ここでは前述のように、同一の施設に対する行動履歴の記録頻度、時間帯、暦、地域性などを考慮して、行動履歴における規則性の有無を判断することができる。その結果、規則性があると判定した場合はステップS143に処理を進め、ないと判定した場合はステップS145に処理を進める。
ステップS143において、行動推定条件作成部13は、ステップS142で読み込んだ行動履歴から判定した規則性に対応するレコードがメッセージDB24において存在するか否かを判定する。ここでは、メッセージDB24に記録されているレコードの中に、行動種別242が「今後」であり、ステップS142で規則性ありと判断した行動履歴のPOI225に対応する行動内容243が設定されているレコードがあるか否かを判定する。その結果、該当するレコードが存在する場合はステップS144に処理を進め、ないと判定した場合はステップS145に処理を進める。
ステップS144において、行動推定条件作成部13は、ステップS142で判断した規則性に基づく行動推定条件を作成する。ここでは、たとえば図3に例示した行動推定条件DB23において5〜7行目にそれぞれ示すレコードの条件233に規定されているような行動推定条件を作成する。なお、6行目のレコードにおける天気予報の条件や、7行目のレコードにおける渋滞情報の条件は、規則性ありと判断した行動履歴の位置224が示す旅行先の位置や、規則性ありと判断した行動履歴のPOI225に対応するメッセージDB24の行動内容243から判断すればよい。
ステップS145において、行動推定条件作成部13は、ユーザが登録したスケジュール情報の有無を判定する。通信部40を介して車載装置1に接続されたサーバや携帯端末等の外部情報装置において、ユーザがスケジュール情報を登録している場合はステップS146に処理を進め、登録していない場合はステップS148に処理を進める。
ステップS146において、行動推定条件作成部13は、外部情報取得部12を用いて、ユーザのスケジュール情報を外部情報として取得する。
ステップS147において、行動推定条件作成部13は、ステップS146で取得したユーザのスケジュール情報に基づく行動推定条件を作成する。ここでは、たとえば図3に例示した行動推定条件DB23において8、9行目にそれぞれ示すレコードの条件233に規定されているような行動推定条件を、取得したスケジュール情報に従って作成する。
ステップS148において、行動推定条件作成部13は、ステップS144、S147でそれぞれ作成した行動推定条件を行動推定条件DB23に記録する。ステップS148を実行したら、図7の処理を終了する。なお、ステップS144とステップS147のいずれも実行していない場合、すなわち行動推定条件を作成できなかった場合は、ステップS148を実行せずに図7の処理を終了する。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)情報処理装置である車載装置1は、ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関するユーザの行動履歴を行動履歴DB22に記録する行動履歴記録部11と、行動履歴DB22に記録された行動履歴に基づいてユーザの行動を推定する行動推定部14と、行動推定部14により推定されたユーザの行動に応じたメッセージを出力するメッセージ出力部15と、を備える。このようにしたので、ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行うことができる。
(2)行動推定部14は、ユーザの過去の行動を推定することができる。具体的には、行動履歴DB22に記録された行動履歴は、日時222に示される既訪問場所の到着日時および出発日時と、POI225に示される既訪問場所の施設種類とを含む。行動推定部14は、この行動履歴に基づいて既訪問場所におけるユーザの過去の行動を推定する。このようにしたので、ユーザの過去の行動、たとえばユーザの直前の行動を推定し、その推定結果に応じた情報提供を行うことができる。そのため、ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行うことができる。
(3)行動推定部14は、ユーザの今後の行動を推定することもできる。具体的には、車載装置1は、行動履歴DB22に記録された行動履歴に基づいて行動推定条件を作成する行動推定条件作成部13をさらに備える。行動推定部14は、この行動推定条件に基づいてユーザの今後の行動を推定する。このようにしたので、ユーザの今後の行動を推定し、その推定結果に応じた情報提供を行うことができる。そのため、ユーザにとって使い心地の良い情報提供を行うことができる。
(4)行動推定条件作成部13が作成する行動推定条件は、ユーザがこれから行こうとしている行先場所に関する条件を含むことができる。メッセージ出力部15は、行先場所に関するメッセージを出力する。このようにしたので、ユーザの今後の行動に合ったメッセージを出力し、ユーザにとって有益で使い心地の良い情報提供が可能となる。
(5)車載装置1は、ユーザがこれから行こうとしている行先場所に関する情報、たとえば天候情報や渋滞情報などを外部情報として取得する外部情報取得部12をさらに備える。行動推定部14は、行動推定条件作成部13により作成された行動推定条件および外部情報取得部12により取得された行先場所に関する情報に基づいてユーザの今後の行動を推定することができる。このようにしたので、ユーザの今後の行動をより一層正確に推定することができる。
(6)車載装置1は、ユーザのスケジュール情報を外部情報として取得する外部情報取得部12をさらに備える。行動推定条件作成部13は、外部情報取得部12により取得されたスケジュール情報に基づく行動推定条件をさらに作成することができる。このようにしたので、作成した行動推定条件を用いてユーザの今後の行動をより一層正確に推定することができる。
(7)メッセージ出力部15は、メッセージの出力がユーザによりキャンセルされると、以後はキャンセルされたメッセージの出力を抑止する。このようにしたので、ユーザが不要と判断したメッセージがそれ以上は出力されないようにして、ユーザの使い心地をさらに向上させることができる。
(8)メッセージ出力部15は、出力タイミング245に格納された情報に基づき、メッセージの内容に応じて出力タイミングを変化させることができる。このようにすれば、ユーザの今後の行動によって内容が異なるメッセージを適切なタイミングで出力できるため、ユーザの使い心地をさらに向上させることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ユーザがメッセージの出力をキャンセルした場合に、メッセージごとの属性をさらに考慮してメッセージの出力を抑止する例を説明する。なお、本実施形態に係る車載装置の構成は、記憶部20におけるメッセージDB24の構造を除いて、図1に示した第1の実施形態に係る車載装置の構成と同様である。そのため、以下ではメッセージDB24の構造の違いを中心に説明する。
本実施形態の車載装置では、メッセージDB24の代わりに、データ構造が一部異なるメッセージDB24Aが記憶部20に記憶されている。図8は、本発明の第2の実施形態に係るメッセージDB24Aの例を示す図である。メッセージDB24Aは、第1の実施形態で説明したメッセージID241、行動種別242、行動内容243、メッセージ244、出力タイミング245、キャンセル246の各フィールドに加えて、さらに属性247を有している。
属性247には、当該レコードによるメッセージの属性を示す値が格納される。図8の例では、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」のいずれかの属性が各レコードの属性247において設定されている。なお、各レコードがどの属性に属するかについては、行動内容243やメッセージ244の内容などに応じて予め設定してもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
図5のフローチャートにおいてステップS90でメッセージを出力する際に、メッセージ出力部15は、属性247を参照し、ステップS70で特定したメッセージと同じ属性の各レコードをメッセージDB24から抽出する。そして、抽出したレコードのいずれかにおいてキャンセル246にフラグが設定されているか否かを確認し、フラグが設定されていれば、メッセージの出力を抑止する。これにより、キャンセルされたメッセージだけでなく、キャンセルされたメッセージと同じ属性を有するメッセージについても、メッセージ出力部15による出力を行わないようにする。たとえば、図8のメッセージDB24Aの例において、2行目のレコードのメッセージ244に格納された「良い買い物はできましたか?」というメッセージがユーザの行動推定結果に対応するメッセージとして特定されたとする。この場合、属性247に同じ属性「B」が設定されている3行目のレコードのキャンセル246においてフラグが設定されているため、メッセージ出力部15は、上記のメッセージを出力しない。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、メッセージ出力部15は、キャンセルされたメッセージと同じ属性を有するメッセージの出力をさらに抑止する。このようにしたので、ユーザが不要と判断したメッセージと類似するメッセージについてもそれ以上は出力されないようにして、ユーザの使い心地をさらに向上させることができる。
なお、以上説明した第1および第2の実施形態は、以下のように変形してもよい。
(変形例1)
メッセージ出力部15は、メッセージを音声以外の形態、たとえば表示部50による画面表示などで出力してもよい。また、音声と画面表示とを適宜切替えてもよい。たとえば、所定の文字数以下のメッセージは音声で出力し、それより長いメッセージは画面表示で出力するようにしてもよい。さらに、画像や映像を組み合わせてもよい。
(変形例2)
車載装置1が有する機能の一部または全部をサーバで実現してもよい。その場合の車載装置は、少なくともサーバとの情報通信を行う機能と、メッセージを出力する機能とを有していればよい。たとえば車載装置を、自車両のイグニッション信号のオンオフを検知して自車両の位置をサーバに送信する送信部と、サーバが有するメッセージ出力部15から送信されたメッセージを受信する受信部と、受信したメッセージを再生してユーザに提示するメッセージ再生部とにより構成することができる。
(変形例3)
行動推定部14において、複数の行動推定条件が同時に満たされることで複数の行動推定結果が同時に得られた場合、メッセージ出力部15は、それぞれのメッセージを続けて出力してもよい。また、メッセージごとに優先度を設定しておき、優先度の高いメッセージを優先的に出力してもよい。
(変形例4)
車載装置1からユーザが所持するスマートフォン等の情報端末にメッセージ内容を送信し、情報端末からメッセージを出力してもよい。たとえば、無線LANやブルートゥース等の通信回線を介して車載装置1と情報端末を接続することで、車載装置から情報端末へのメッセージ送信が可能である。
(変形例5)
上記の各実施形態では、ユーザが操作入力部60を用いてメッセージのキャンセルを指示することとしたが、他の入力手段、たとえば音声やジェスチャーを用いてメッセージのキャンセルを指示してもよい。その場合、音声を検出するためのマイクやジェスチャーを検出するためのカメラなどを車載装置が備えてもよいし、車両に搭載されたものを利用してもよい。
(変形例6)
上記の各実施形態では、車両に搭載された情報処理装置である車載装置1による情報提供について説明したが、本発明は車載装置に限定されない。ユーザの位置を検出して行動履歴を記録し、その行動履歴に基づきユーザの行動を推定してメッセージを出力するものであれば、他の情報処理装置にも適用可能である。
以上説明した各実施形態や各種の変形例はあくまで一例である。本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1…車載装置
10…制御部
11…行動履歴記録部
12…外部情報取得部
13…行動推定条件作成部
14…行動推定部
15…メッセージ出力部
16…キャンセル部
20…記憶部
21…地図DB
22…行動履歴DB
23…行動推定条件DB
24…メッセージDB
30…自車位置検出部
40…通信部
50…表示部
60…操作入力部
70…スピーカ

Claims (22)

  1. ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関する前記ユーザの行動履歴を記録する行動履歴記録部と、
    前記行動履歴に基づいて前記ユーザの行動を推定する行動推定部と、
    前記行動推定部により推定された前記ユーザの行動に応じたメッセージを出力するメッセージ出力部と、を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記行動推定部は、前記ユーザの過去の行動を推定する情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記行動履歴は、前記既訪問場所の到着日時および出発日時と、前記既訪問場所の施設種類とを含み、
    前記行動推定部は、前記行動履歴に基づいて前記既訪問場所における前記ユーザの過去の行動を推定する情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記行動推定部は、前記ユーザの今後の行動を推定する情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記行動履歴に基づいて行動推定条件を作成する行動推定条件作成部をさらに備え、
    前記行動推定部は、前記行動推定条件に基づいて前記ユーザの今後の行動を推定する情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記行動推定条件は、前記ユーザがこれから行こうとしている行先場所に関する条件を含み、
    前記メッセージ出力部は、前記行先場所に関するメッセージを出力する情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記行先場所に関する情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記行動推定部は、前記行動推定条件および前記行先場所に関する情報に基づいて前記ユーザの今後の行動を推定する情報処理装置。
  8. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザのスケジュール情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記行動推定条件作成部は、前記スケジュール情報に基づく行動推定条件をさらに作成する情報処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記メッセージ出力部は、前記メッセージの出力が前記ユーザによりキャンセルされると、以後はキャンセルされた前記メッセージの出力を抑止する情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記メッセージ出力部は、キャンセルされた前記メッセージと同じ属性を有するメッセージの出力をさらに抑止する情報処理装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記メッセージ出力部は、前記メッセージの内容に応じて出力タイミングを変化させる情報処理装置。
  12. 情報処理装置による情報提供方法であって、
    ユーザが過去に訪問した既訪問場所に関する前記ユーザの行動履歴を前記情報処理装置に記録し、
    前記行動履歴に基づいて前記情報処理装置が前記ユーザの行動を推定し、
    推定した前記ユーザの行動に応じたメッセージを前記情報処理装置から出力する情報提供方法。
  13. 請求項12に記載の情報提供方法において、
    前記情報処理装置により前記ユーザの過去の行動を推定する情報提供方法。
  14. 請求項13に記載の情報提供方法において、
    前記行動履歴は、前記既訪問場所の到着日時および出発日時と、前記既訪問場所の施設種類とを含み、
    前記情報処理装置は、前記行動履歴に基づいて前記既訪問場所における前記ユーザの過去の行動を推定する情報提供方法。
  15. 請求項12に記載の情報提供方法において、
    前記情報処理装置により前記ユーザの今後の行動を推定する情報提供方法。
  16. 請求項15に記載の情報提供方法において、
    前記情報処理装置は、前記行動履歴に基づいて行動推定条件を作成し、作成した前記行動推定条件に基づいて前記ユーザの今後の行動を推定する情報提供方法。
  17. 請求項16に記載の情報提供方法において、
    前記行動推定条件は、前記ユーザがこれから行こうとしている行先場所に関する条件を含み、
    前記情報処理装置は、前記行先場所に関するメッセージを出力する情報提供方法。
  18. 請求項17に記載の情報提供方法において、
    前記情報処理装置は、前記行先場所に関する情報を取得し、作成した前記行動推定条件および取得した前記行先場所に関する情報に基づいて前記ユーザの今後の行動を推定する情報提供方法。
  19. 請求項16に記載の情報提供方法において、
    前記情報処理装置は、前記ユーザのスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づく行動推定条件をさらに作成する情報提供方法。
  20. 請求項12〜19のいずれか一項に記載の情報提供方法において、
    前記メッセージの出力が前記ユーザによりキャンセルされると、以後はキャンセルされた前記メッセージの前記情報処理装置からの出力を抑止する情報提供方法。
  21. 請求項20に記載の情報提供方法において、
    キャンセルされた前記メッセージと同じ属性を有するメッセージの前記情報処理装置からの出力をさらに抑止する情報提供方法。
  22. 請求項12〜21のいずれか一項に記載の情報提供方法において、
    前記メッセージの内容に応じて前記情報処理装置からの出力タイミングを変化させる情報提供方法。
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