JP2019020767A - 買物履歴管理システムおよび買物履歴管理方法 - Google Patents
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(1)概要
本実施形態に係る買物履歴管理システムは、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケット、百貨店、ドラッグストア、家電量販店、ホームセンターなどの小売店の店舗で顧客が買い上げた商品を記録し、必要に応じてその情報を参照できるシステムである。ただし、買物履歴管理システムの機能は買物の履歴の参照に限定されるものではなく、これに付随する多くの機能を果たす。買物履歴管理システムが管理するデータは、レシートに通常記載される買い上げ商品名、価格、個数、買い上げ日時、店舗等の買物履歴データに加えて、商品の消費期限や事後付加情報を含んでいてもよい。商品の事後付加情報とは、顧客が商品を買い上げた後に発生した事象によって更新された商品に関する情報であり、例えば「商品回収のお知らせ」である。食品、日用品、耐久消費財等のそれぞれにおいて、主に品質上の問題に起因する「商品回収のお知らせ」がなされることは珍しいことではない。
以下、本実施形態に係る買物履歴管理システムについて詳しく説明する。
図2は、実施形態1に係る買物履歴管理システムの一部である買物認識システムの要部斜視ブロック図である。買物認識システム200では、買い上げ登録はレジで行われるのではなく、顧客201(図2では腕部分のみを記載)が商品棚202から商品203(ここでは、りんご)を手に取った時点で仮の買い上げ登録が行われる。商品棚202に並んだ個々の商品には商品無線タグ204が付されている。商品無線タグ204はパッシブタグ(電池を使用せず、無線リーダライタからの電波を電源としても使い動作する無線タグ)であることが望ましく、例えばFターム3E142GA04に規定される「2mm角程度の半導体チップにアンテナを取り付け非接触でのアクセスを可能にしたもので、製品、部品、梱包などに取り付け物流管理などに使われるもの。」である。商品無線タグ204には商品識別コードが記憶されている。一方、顧客201も顧客無線タグ102を携行しており、本実施の形態では顧客201が手首に巻き付けたリストバンド103に固着されている。顧客無線タグ102はアクティブタグ(電池を内蔵し、無線リーダライタからの読み出しに関係なくデータを周期的に送信する無線タグ)であってもよいが、パッシブタグとすれば維持管理の費用を含めて安価となる。パッシブタグであれば顧客201が買物をしている店舗(図示せず)に来店が予想される顧客数に対して十分余裕のある数のリストバンド103を用意しても店舗側のコスト負担は小さい。顧客無線タグ102は商品の買い上げ登録から会計精算までを行う間、一意に顧客を識別するためのものであり、店舗が予め準備する複数の顧客無線タグ102に異なる顧客識別番号を記憶させておけば、同時来店中の顧客を識別することができる。本実施形態においては、この顧客識別番号が顧客識別情報である。
ここではまず、本実施形態の買物履歴管理システムにおいてハードウエア上の特徴となる無線リーダライタの構成と動作について説明する。図3A、図3Bは、本実施形態の買物認識システムの無線リーダライタ部の斜視図および断面図である。図3Aは図2の無線リーダライタ205をさらに拡大するとともに、無線リーダライタ205が放射する電波206の空中での広がり301を模式的に示している。無線リーダライタ205が放射する電波206が一般的に指向性を有することは公知であり、使用する電波の周波数が高くなるほど指向性が強くなる。無線リーダライタ205が放射する電波の空中での広がり301の範囲内に顧客無線タグ102あるいは商品無線タグ204がある場合に無線タグは応答を返し、無線リーダライタ205は無線タグが記憶する情報を読み出すことができる。また、検知範囲内に複数の無線タグがある場合に、これらを区別して読み出す技術はアンチコリジョンと呼ばれ、これも広く知られた技術である(例えば、日経RFIDテクノロジ・日経システム構築共編:無線ICタグ活用のすべて、日経BP社刊、2005年発行)。従って、無線リーダライタ205が放射する電波の空中での広がり301の範囲内に顧客無線タグ102あるいは商品無線タグ204がある場合、顧客無線タグ102が単独で存在する場合であっても、顧客無線タグ102と商品無線タグ204の両方が存在する場合であっても、無線リーダライタ205はそれぞれの無線タグが持つ情報(顧客識別情報あるいは商品識別コード)を読み出すことができる。
図5A、図5Bはともに顧客無線タグ102を備えるリストバンドの斜視図である。図5Aに示す第1のリストバンド501は中空円筒形状で伸縮性のある繊維素材によって構成されている。図5Bに示す第2のリストバンド502は一部が切り欠かれた中空円筒状で、柔軟性のある樹脂素材によって構成されている。何れのリストバンドにも顧客無線タグ102が埋め込まれている。本実施形態では、顧客無線タグ102は商品無線タグ204と同じくパッシブタグである。第1のリストバンド501あるいは第2のリストバンド502は顧客が直接素肌の手首にはめても良いし、衣服の袖口の上に巻きつけても良い。本実施形態では、店舗に複数備え付けられた顧客無線タグ102がそれぞれ異なる顧客識別番号を記憶しており、来店した顧客が店内で買い回りした後、会計精算が完了するまで当該顧客を一意に識別する。
店舗経営において顧客の不正(万引き)を防止することは重要な課題である。本節では、顧客が商品を商品棚から取る段階と、顧客が会計精算を終えて防犯ゲートを通って店舗外に出る段階の2つの段階において顧客の不正を防止する方法について述べる。
図4の買物動作を認識するフロー図において、顧客が故意に顧客無線タグ102が内蔵されたリストバンド103を付けていない手で商品203を手に取るという不正が想定される。このような故意の不正以外にも、不注意でリストバンド103を付けていない手で商品203を手に取ることや、顧客無線タグ102が無線リーダライタ205によってうまく検知されない場合も想定される。図7はこれらの不正動作を認識するフロー図である。ブロック701に示すように無線リーダライタ205が顧客無線タグ102の応答なしに商品無線タグ204の応答を受信するとブロック702に進み、顧客に対して「リストバンドを電子棚札にタッチして下さい。」と自動音声で報知する。この後、顧客無線タグ102が正しく認識された場合は、判断ブロック703でYesの判定となり、ブロック704にある通り図4のブロック403あるいはブロック407に進むことになる。一方、顧客無線タグ102が正しく認識せず、判断ブロック703でNoとなった場合は、顧客に自動音声で「係員が参ります。その場でお待ち下さい。」と報知し(ブロック705)、店員に対して顧客認識不能を報知する(ブロック706)。店員に対する報知は、例えば、店員が常駐するレジ回りにある報知パネルへの表示、あるいは店員が携帯する業務用端末に対する通知により行われる。
図8Aおよび図8Bは買物行動に対応する無線タグの付帯情報を示す図である。ここで言う無線タグの付帯情報とは、商品無線タグ204あるいは顧客無線タグ102が元々記憶している識別情報に加えて、顧客の買物行動に対応して新たに記憶される情報である。この付帯情報は、無線リーダライタ205によって商品無線タグ204あるいは顧客無線タグ102そのものにデータとして書き込まれても良いし、商品無線タグ204あるいは顧客無線タグ102の商品識別コードあるいは顧客識別情報と紐付けられたデータとして店舗POSサーバ101に記憶されても良い。
セルフ精算機104の動作については(1)概要でも説明したが、本節で再度図1を参照して詳細を述べる。顧客が顧客無線タグ102をセルフ精算機104にかざすと、以下の3つの動作が行われる。1番目の動作は、セルフ精算機104に内蔵された無線リーダライタが顧客無線タグ102に記憶された顧客識別情報を読出し、これに対応する(顧客が買い上げた)商品識別コードを店舗POSサーバから取得する。店舗POSサーバ101には商品識別コードに対応する価格情報も記憶されており、セルフ精算機104は顧客に対して支払い金額を報知する。この報知は、例えばセルフ精算機104のディスプレイ106上に金額を表示することで行われる。顧客は現金あるいはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等で支払いをする。
買物履歴管理サーバ108が店舗POSサーバ101とWAN107によって通信可能に接続されていることは既に述べたところであるが、買物履歴管理サーバ108の設置場所およびその運営については、様々な様態が考えられる。買物履歴管理サーバ108の設置主体は、例えば系列店舗を統括する本部企業であってもよいし、複数系列の本部企業が共同で出資する運営会社であってもよい。さらに、これら店舗を経営する企業とは独立した第三者機関が設置してもよい。また、これらの企業あるいは機関の建物内にオンプレミスに設置されていてもよいし、あるいはクラウドサービスとして提供されてもよい。
図1に示した買物履歴管理システム100が顧客側だけでなく店舗あるいは店舗を運営する企業にとっても有用であることを説明する。店舗POSサーバ101に蓄積されていく異なる顧客による個別の取引情報は、取引ごとに逐次、買物履歴管理サーバ108に送信される。買物履歴管理サーバ108は系列店から集められた個別取引毎の詳細データをビッグデータとして収集・分析して店舗経営に役立つ情報を生成するが、従来のPOSシステムでは得られない本実施形態に固有の情報として例えば以下のような分析がある。
本実施形態によれば(2.2)無線リーダライタで説明した通り、商品棚から「商品を取得」、「商品を返却」、「商品を返して別の商品を取得」、「手を伸ばして引っ込めただけ」の4通りの顧客行動が商品識別情報とともに店舗POSサーバ101に送信される。この際、この事象が発生した時間も併せて店舗POSサーバ101に記憶される。さらに、この店舗POSサーバ101に記憶された情報は上述の通り買物履歴管理サーバ108に送信される。一般的にPOSシステムでは商品データを単に羅列的に記述しているだけではなく、階層的に商品群に区分している。この商品群ごとに買物履歴管理サーバ108に集約された顧客行動のデータを複数店舗に跨って分析する。
さらなる顧客行動分析として、図8Aに示す顧客の正常買物動作に加えて、図8Bの不正動作も含めて分析することもできる。例えば、B1ないしはB3の不正があった商品と商品棚、不正のあった時刻、さらにB3であれば正規に買い上げた商品と万引きした商品をデータとして取得できる。これらのデータを店舗間で統計的に比較検討すれば、単に特定店舗における特定の万引き行為を防止するだけでなく、万引きされにくい店舗作りに役立てることができる。また、万引きをした顧客の買い回り行動を集計することで、万引き犯の行動パターンの特徴を抽出することができ、顧客行動から万引きを予測することが可能になる。このような予測ができれば、万引き現場を防犯カメラで直接撮影することが可能になり、本実施形態によって得られる万引きの状況証拠だけでなく、直接的な証拠を入手できる。
一般的に、顧客は商品棚に並んだ商品の中で消費期限が遅い(消費期限までの期間が長い)ものを買おうとする傾向があり、これが食品廃棄ロスの一因となっている。これを回避するために、前述の「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」では消費期限が早いものを値引き販売することが提案されている。本実施形態の買物履歴管理システム100によれば、このような値引き販売の効果を動的に把握することが可能となり、どのような値引きが効果的かを見出すことができる。すなわち、その値引きによって顧客が消費期限の早いものを買えば食品廃棄ロスの低減に有効であるが、無闇な値引きは店舗側に損失をもたらす。従って、顧客が消費期限の早いものを買おうと考える値引きの時期と値引き幅を決めることは店舗経営にとって非常に重要である。このような分析は、従来のPOSシステムでも不可能ではないが、顧客の買い上げ行動ごとに販売価格と消費期限が記録され、さらにその際の迷い行動についても把握可能な買物履歴管理サーバ108のデータを使うことで実効性の高い分析を容易に実行できる。
ここで買物履歴管理システムの運営組織について言及しておく。買物履歴管理サーバ108の設置主体が、例えば系列店舗を統括する本部企業であってもよいし、複数系列の本部企業が共同で出資する運営会社であってもよいし、これら店舗を経営する企業とは独立した第三者機関であってもよいということは既に述べたところであるが、基本的には買物履歴管理サーバ108の設置主体が買物履歴管理システムの運営組織である。買物履歴管理システムの運営組織は、買物履歴管理アプリを開発・配信するとともに、店舗POSサーバ101、セルフ精算機104等との通信プロトコルを定め、買物履歴管理サーバ108とのデータ通信を可能にする。
以上説明したように、本実施形態の買物管理システム100は、顧客602が店舗600で買い上げた商品203の買物履歴データを第1の商品識別情報と関連付けて記憶する買物履歴管理サーバ108と、第2の商品識別情報を記憶する、顧客が保有する情報端末装置110とを備え、第1の商品識別情報と、第2の商品識別情報は、一意に対応付け可能であり、買物履歴データは、顧客602を個人として特定できない顧客非特定情報である。このような構成とすることで、買物履歴管理サーバ108に保存された第1のデータベース109からだけでは個人を特定することができず、特定の個人が「いつ、どこで、何を買ったか」という個人機微情報を一機関に保有されることがない。一方、顧客が保有する情報携帯端末装置110の第2のデータベース112には顧客が過去に買物した商品の第2商品識別情報が記録されており、必要に応じて買物履歴管理サーバ108の第1のデータベース109に保存された買物履歴データを参照できる。
以下、実施形態1の変形例を列挙する。
(変形例1)
図9は買物認識システムの無線リーダライタ部の断面図であり、図3Bの変形例である。本変形例では、電子棚札901は第1の無線リーダライタ902と第2の無線リーダライタ903を備えている。第1の無線リーダライタ902が放射する第1の電波904の空中での広がりは図3Bと同様に電子棚札901の顧客向き正面から斜め上方を向く。一方、第2の無線リーダライタ903は第2の電波905を放射し、その空中での広がりは商品棚906の上にある商品907全体をカバーする。本変形例で、顧客の買物動作を認識するフロー図を図10に示す。ブロック1001にあるように、稼動状態において第2の無線リーダライタ903の第2の電波905は商品無線タグ908からの応答により商品907を全数認識している。一方、第1の無線リーダライタ902の第1の電波904は顧客無線タグ909からの応答を待ち受けている。ここで顧客が商品棚906の上に手を伸ばそうとすると、第1の無線リーダライタ902が放射する第1の電波904の範囲内に顧客無線タグ909が入り、第1の無線リーダライタ902は顧客無線タグ909からの応答を受信する(ブロック1002)。この後、再度第1の無線リーダライタ902が顧客無線タグ909からの応答を受信するまで待つ(ブロック1003)。この2回目の応答受信は、顧客が商品棚906から手を引っ込めたタイミングである。
図11は買物認識システムの無線リーダライタ部の断面図であり、図10に示した変形例1のさらなる変形例である。本変形例では、電子棚札1101は無線リーダライタ1102を備え、無線リーダライタ1102が放射する電波1103の空中での広がりは商品棚1104の上にある商品1105全体をカバーするとともに、その上方にも広がっている。本変形例で、変形例1と同様、稼動状態において無線リーダライタ1102の電波1103は商品無線タグ1106からの応答により商品1105を全数認識している。また、無線リーダライタ1102の電波1103は顧客無線タグ1107からの応答も待ち受けている。ここで顧客が商品棚1104の上に手を伸ばそうとすると、無線リーダライタ1102が放射する電波1103の範囲内に顧客無線タグ1107が入り、無線リーダライタ1102は顧客無線タグ1107からの応答を受信する。
特に図示はしないが、変形例1の別の変形例であり、第2の無線リーダライタを電子棚札に内蔵するのではなく、商品棚の天井面に設ける。本変形例によれば、商品棚に並ぶ各商品に付された個別の商品電子タグからの応答を個々識別して受信しやすくなるという効果がある。
(1)全体構成
図12は、実施形態2に係る買物履歴管理システムの全体構成を示す模式ブロック図である。実施形態1と対比した場合の本実施形態の買物履歴管理システム1200の特徴は、図2に示した買物認識システム200を使うのではなく、セルフ精算機1201に接続された無線タグ認識装置1202によって商品無線タグ1203を読取るという点である。無線タグ認識装置1202には無線リーダライタ1204が備えられており、無線タグ認識装置1202の中におかれた商品1205の商品無線タグ1203を読取る。顧客(図示せず)はレジ袋1206に商品1205を入れながら買い回りを行う。商品1205の買い上げが全て終了した段階で、顧客はセルフ精算機1201の横に置かれた無線タグ認識装置1202に、商品1205を入れたレジ袋1206を入れる。そして、例えばセルフ精算機1201のディスプレイ1207上にアイコン表示された精算開始ボタンを押すことで、無線リーダライタ1204による商品無線タグ1203の読み取りが開始される。
以上説明したように、本実施形態の買物履歴管理システム1200は、顧客が店舗で買い上げた商品1205の買物履歴データを第1の商品識別情報と関連付けて記憶する買物履歴管理サーバ1211と、第2の商品識別情報を記憶する、顧客が保有する情報端末装置1213とを備え、前記第1の商品識別情報と、前記第2の商品識別情報は、一意に対応付け可能であり、買物履歴データは、顧客を個人として特定できない顧客非特定情報である。このような構成とすることで、買物履歴管理サーバ1211に保存された第1のデータベース1212からだけでは個人を特定することができず、特定の個人が「いつ、どこで、何を買ったか」という個人機微情報を一機関に保有されることがない。一方、顧客が保有する情報携帯端末装置1213の第2のデータベース1215には顧客が過去に買物した商品の第2商品識別情報が記録されており、必要に応じて買物履歴管理サーバ1211の第1のデータベース1212に保存された買物履歴データを参照できる。
101 店舗POSサーバ
102 顧客無線タグ
103 リストバンド
104 セルフ精算機
108 買物履歴管理サーバ
110 情報端末装置
200 買物認識システム
202 商品棚
204 商品無線タグ
205 無線リーダライタ
600 店舗
606 防犯ゲート
Claims (11)
- 顧客が店舗で買い上げた商品の買物履歴データを第1の商品識別情報と関連付けて記憶する買物履歴管理サーバと、
第2の商品識別情報を記憶する、顧客が保有する情報端末装置と、を備え、
前記第1の商品識別情報と、前記第2の商品識別情報は、一意に対応付け可能であり、
前記買物履歴データは、前記顧客を個人として特定できない顧客非特定情報である
買物履歴管理システム。 - 前記情報端末装置に含まれる演算処理装置と、
前記情報端末装置に記憶され、前記演算処理装置によって実行される買物履歴管理アプリと、を更に備え、
前記買物履歴管理アプリは、前記買物履歴管理サーバと通信を行い、前記第2の商品識別情報と対応する前記第1の商品識別情報に関連付けて前記買物履歴管理サーバに記憶された前記買物履歴データを参照することを特徴とする
請求項1に記載の買物履歴管理システム。 - 前記第1の商品識別情報および前記第2の商品識別情報は、前記商品に取り付けられた商品無線タグから読取られた商品識別コードである
請求項1に記載の買物履歴管理システム。 - 前記買物履歴データは、前記商品無線タグから直接読取られた前記商品識別コード以外の情報、あるいは前記商品無線タグから読取られた前記商品識別コードに基づいて間接的に入手される情報を含む
請求項3に記載の買物履歴管理システム。 - 前記買物履歴データは、前記顧客が前記商品を買い上げた後に発生した事象によって更新された前記商品に関する情報を含む
請求項1に記載の買物履歴管理システム。 - 前記顧客が携行する、前記顧客を識別する顧客識別情報を記憶する顧客無線タグと、
前記商品無線タグおよび前記顧客無線タグから、前記商品識別コードおよび前記顧客識別情報を読み取る無線リーダライタと、を更に備え、
前記商品無線タグからの前記商品識別コードの読み取りと、前記顧客無線タグからの前記顧客識別情報の読み取りとが、前記商品を取り扱う前記顧客による一連の動作の中で行われる
請求項3に記載の買物履歴管理システム。 - 前記顧客無線タグは、前記顧客が手首に巻き付けるリストバンドである
請求項6に記載の買物履歴管理システム。 - 前記無線リーダライタは、前記商品が陳列された商品棚に取り付けられている
請求項6に記載の買物履歴管理システム。 - 前記店舗の前記商品の取引情報を記憶する店舗POSサーバを更に備え、
前記無線リーダライタによって読み取られた前記商品識別コードおよび前記顧客識別情報が、前記顧客による前記商品の買い上げ情報として前記店舗POSサーバに送信されて前記店舗POSサーバによって記憶される
請求項6に記載の買物履歴管理システム。 - 前記店舗POSサーバは、前記買物履歴管理サーバにネットワークを介して接続されており、
前記店舗POSサーバは、前記店舗POSサーバに記憶された前記取引情報の中で、前記顧客を個人として特定できない顧客非特定情報を前記買物履歴管理サーバに送信する
請求項9に記載の買物履歴管理システム。 - 顧客が店舗で買い上げた商品の買物履歴データを第1の商品識別情報と関連付けて買物履歴管理サーバに記憶させるステップと、
前記第1の商品識別情報と一意に対応付け可能な第2の商品識別情報を顧客が保有する情報端末装置に記憶させるステップと、を含み、
前記買物履歴データは、前記顧客を個人として特定できない顧客非特定情報である
買物履歴管理方法。
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