JP2006079515A - 商品販売システム,方法,商品情報サーバおよびプログラム - Google Patents

商品販売システム,方法,商品情報サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗における商品販売において、商品に対する利用者の接触履歴に基づいて商品毎の販売価格を決定する。
【解決手段】顧客が確認中の商品10に取り付けられた無線ICタグ11の情報を店舗に備えた店舗タグリーダ30が読み取って接触履歴情報として商品情報サーバ50に送信し、商品情報サーバ50は前記接触履歴情報を基に商品毎の接触累積回数,接触累積時間の少なくともいずれかを算出するとともに、算出した接触累積回数または接触累積時間に基づいて接触履歴対応価格を算出して商品毎に登録し、購入商品を精算する店舗精算端末60からの要求を受けて商品情報サーバ50が該当商品の接触履歴対応価格を抽出,通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品販売システム,方法,商品情報サーバおよびプログラムに関し、特に商品に対する利用者の接触履歴に基づいて販売価格を決定する商品販売システム,方法,商品情報サーバおよびプログラムに関する。
従来、利用者が店舗で商品を購入する場合には、まず、商品を手にとって価格,デザイン,内容等を確認することが一般的に行われている。このとき、利用者は陳列された複数の同一商品の中から、最前列または最上部(平積みの場合)等の取り出し易い場所にある商品を取り出して確認を行うのが普通である。一方、商品の確認が終わり購入を決めた場合は、殆どの利用者は陳列された複数の同一商品の内、最前列または最上部等に陳列された商品は避け、奥側(平積みされている場合は数段下)の商品を取り出して購入している。これは、最前列や最上部にある商品は自分も含め多くの利用者が確認のために手にとったであろうことが推測されるからであり、同じ価格で購入するのであればできるだけ他の人に触られていないものを購入したいという心理に基づくものである。
なお、店舗において商品毎の利用者接触(確認)回数を記憶して売り上げ情報との関係を分析する例が、特開平9−325993号公報(特許文献1)に記載されている。この特許文献1においては、商品に無線タグを貼付けておき、利用者が陳列棚から商品を取り出した回数と、試着室で商品を試着した回数とをセンサで検出して記憶するとともに、その商品が売れたか否かの情報を併せて記憶している。
特開平9−325993号公報(段落「0024」〜「0026」、「0035」、図6)
上述した従来例においては、殆どの利用者は陳列された複数の同一商品の内、最前列または最上部等に陳列された商品は避け、奥側(平積みされている場合は数段下)の商品を取り出して購入している。このため、最前列または最上部等に陳列された商品はいつまでも売れ残ってしまうことになる。また、これら売れ残った商品は利用者の確認のために頻繁に接触されることによる汚れやキズ等により商品価値が無くなり、商品として売れなくなってしまうという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載の発明においては、商品に対する利用者の接触回数を検出,記憶し、売上げ情報との関係を分析している。しかし、これは、接触回数が多いのになぜ売れないのかといった今後の商品戦略を考えるための資料としての分析に留まっている。
このように、上記いずれの例においても、利用者が確認に用いた商品もそうでない商品も同一の価格で販売されている。すなわち、利用者の接触が多いことによる商品価値の低下、ひいては、販売価格へのフィードバックといった認識に基づく商品販売システムは確立されていない。
本発明は、以上の問題を解決し商品に対する利用者の接触履歴に基づいて商品毎の販売価格を決定する商品販売システム,方法,商品情報サーバおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の商品販売システムは、店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
前記店舗タグリーダは、所定空間に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取り前記商品情報サーバに送信する手段を有し、
前記商品情報サーバは、商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有する。
本発明の第2の商品販売システムは、店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
前記店舗タグリーダは、所定空間に存在する商品または携帯装置に取り付けられた無線ICタグから商品IDまたは携帯装置IDをそれぞれ読み取る手段と、商品ID,携帯装置IDの両方を読み取った場合に、これらの情報を前記商品情報サーバに送信する手段とを有し、
前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有する。
本発明の第3の商品販売システムは、本発明の第2の商品販売システムにおいて、前記ネットワークを介して前記商品情報サーバ50に接続される店舗表示装置をさらに備え、
前記店舗表示装置は、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有し、
前記商品情報サーバは、前記店舗表示装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とをさらに有する。
本発明の第4の商品販売システムは、携帯装置と、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
前記携帯装置は、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDに自装置の携帯装置IDを付して前記商品情報サーバに送信する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有し、
前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するとともに、登録された接触履歴対応価格を前記携帯装置に通知する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有する。
本発明の第5の商品販売システムは、本発明の第2,第3または第4の商品販売システムにおいて、前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積回数を算出し、前記接触累積回数に基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする。
本発明の第6の商品販売システムは、本発明の第2,第3または第4の商品販売システムにおいて、前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積時間を算出し、前記接触累積時間に基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする。
本発明の第7の商品販売システムは、本発明の第2,第3または第4の商品販売システムにおいて、前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積回数と接触累積時間を算出し、前記接触累積回数と前記接触累積時間の組合せに基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする。
本発明の第8の商品販売システムは、本発明の第5または第7の商品販売システムにおいて、前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するときに受信時刻を併せて登録し、前記接触累積回数の算出において、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして積算することにより前記接触累積回数を算出することを特徴とする。
本発明の第1の商品情報サーバは、店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
前記店舗タグリーダから受信した商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有する
本発明の第2の商品情報サーバは、店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
前記店舗タグリーダから受信した商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有する。
本発明の第3の商品情報サーバは、店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
前記店舗タグリーダから受信した商品IDおよび携帯装置IDに受信時刻を付加し商品接触履歴情報として登録する手段と、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして商品毎の接触累積回数を積算する手段と、前記接触累積回数に基づいて接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有する。
本発明の第1の商品販売方法は、顧客が確認中の商品に取り付けられた無線ICタグ情報を店舗に備えたタグリーダが読み取って接触履歴情報として商品情報サーバに送信し、商品情報サーバは前記接触履歴情報を基に商品毎の接触累積回数,接触累積時間の少なくともいずれかを算出するとともに、算出した接触累積回数または接触累積時間に基づいて接触履歴対応価格を算出して商品毎に登録し、購入商品を精算する店舗精算端末からの要求を受けて前記商品情報サーバが該当商品の接触履歴対応価格を抽出,通知することを特徴とする。
本発明の第2の商品販売方法は、店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを用いた商品販売方法であって、
前記店舗タグリーダが所定空間に存在する商品または携帯装置に取り付けられた無線ICタグから商品IDまたは携帯装置IDをそれぞれ読み取るステップと、商品ID,携帯装置IDの両方を読み取った場合に、これらの情報を前記店舗タグリーダが前記商品情報サーバに送信するステップと、前記商品情報サーバが商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するステップと、前記商品情報サーバが前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するステップと、前記商品情報サーバが前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知するステップとを有する。
本発明の第3の商品販売方法は、携帯装置と、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを用いた商品販売方法であって、
顧客が携帯する前記携帯装置が、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取り、自装置の携帯装置IDを付して前記商品情報サーバに送信するステップと、前記商品情報サーバが商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するステップと、前記商品情報サーバが前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するとともに、登録された接触履歴対応価格を前記携帯装置に通知するステップと、前記商品情報サーバが前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知するステップとを有する。
本発明の第1のプログラムは、第1の外部装置から商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する機能、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明の第2のプログラムは、第1の外部装置から商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する機能、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明の第3のプログラムは、第1の外部装置から受信した商品IDおよび携帯装置IDに受信時刻を付加し商品接触履歴情報として登録する機能、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして商品毎の接触累積回数を積算する機能、前記接触累積回数に基づいて接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明は、商品に対する利用者の接触履歴を記録し、接触履歴に基づいて販売価格を割り引くようにした。このため、例えば、書店における最前列や最上部の取り出しやすい場所に置かれた本のように、多くの利用者に接触され売れ残ることの多かった商品の販売向上を図ることができるという効果がある。
また、利用者にとっても、接触履歴の無い(または少ない)商品を定価で購入するか、接触履歴が多い商品を割引価格で購入するか、を選択できるという効果がある。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示す図であり、商品10と、携帯装置20と、店舗タグリーダ30と、店舗表示装置40と、商品情報サーバ50と、店舗精算端末60と、ネットワーク100とを備えている。
商品10は、店舗で陳列,販売される商品であり、無線ICタグ11が取り付けられている。この商品10は、来店した利用者(顧客)が手にとって確認できるとともに、利用者の度重なる確認により売れ難くなるような商品である。例えば、書店における本のように、取り出し易い最前列の本は多くの利用者により手に取られ立ち読みされたと推測されるため、購入時に利用者から敬遠されることにより売れ残り易くなる。ぬいぐるみ等も同様である。一方、この商品に取り付けられている無線ICタグ11は、RFID(Radio Frequency Identification)タグのように非接触で情報を送受信するものであり、商品を一意に識別するための商品IDが予め書き込まれている。この商品IDは、同一商品が複数個陳列されていても(例えば、同じ本が何冊も陳列されていても)それぞれ異なるものである。
携帯装置20は、店舗来店時に利用者に貸与される携帯可能な装置であり、無線ICタグ21を備えている。この携帯装置20は無線ICタグ21を備えていればよく、形状等は限定されない。例えば、カードや箱,コイン形状等の装置でもよく、胸ポケットやベルト等に留めるクリップ付きや、腕や首に掛けるための紐付き等の装置とすることで利用者が携帯できる。一方、この携帯装置20に備えられている無線ICタグ21は、RFIDタグのように非接触で情報を送受信するものであり、携帯装置20を一意に識別するための携帯装置IDが予め書き込まれている。
店舗タグリーダ30は、商品10の無線ICタグ11や携帯装置20の無線ICタグ21に格納された情報を非接触で読み取る装置であり、タグリーダ部31と、制御部32と、通信部33とを備えている。タグリーダ部31は、所定空間内にある無線ICタグ11,21から商品ID,携帯装置IDをそれぞれ取得する機能を備えている。ここで、所定空間とは、利用者が商品を手にとって確認する空間のことであり、例えば、利用者が本を陳列棚から取り出して立ち読みするための陳列棚前方の空間を意味している。タグリーダ部31は、この所定空間(所定の方向,距離)における読み取りを可能とするアンテナ指向性や読み取り電波性能を備えている。このため、店舗タグリーダ30は、例えば商品陳列棚の前面に設置され、タグリーダ部31は陳列棚前方の所定空間における読み取りを行う。なお、各店舗タグリーダ30は一人の利用者が商品の確認を行う程度の空間における読み取りを行うように、陳列棚の前方における前後,左右の読み取り距離を決定する。また、利用者が立ち読みする陳列棚前方の空間がいずれかの店舗タグリーダ30の読み取り可能範囲に入るように、店舗タグリーダ30の店舗内における設置場所や設置数を決定する。なお、店舗タグリーダ30の設置場所は商品陳列棚の前面に限定されず、例えば、陳列棚前方の天井部分に設置し、そこから下方の所定空間における読み取りを行うようにしてもよい。次に、制御部32はCPU(Central Processing Unit)等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。この制御部32は、定期的にタグリーダ部31に商品10,携帯装置20から情報を取得させる機能と、タグリーダ部31が取得した商品ID,携帯装置IDを通信部33を介して商品情報サーバ50に送信する機能とを備えている。通信部33は、ネットワーク100を介した情報送受信を行うための通信インターフェースを備えている。
店舗表示装置40は、店舗内の予め決められた場所(数は限定無し)に設置される情報処理装置であり、タグリーダ部41と、制御部42と、通信部43と、表示部44とを備えている。タグリーダ部41は、所定距離内(例えば、30cm内)に近づけられた商品10の無線ICタグ11に記録された商品IDを読み取る機能を備えている。制御部42はCPU等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。この制御部42は、タグリーダ部41に常時読み取りを指示するとともに、タグリーダ部41が読み取った商品IDを商品情報サーバ50に送信する機能と、商品情報サーバ50から受信した商品名や価格情報を表示部44に表示させる機能とを備えている。通信部43は、ネットワーク100を介した情報送受信を行うための通信インターフェースを備えている。表示部44は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイである。
商品情報サーバ50は、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、店舗運営業者や本商品販売システムのサービス提供業者等によって設置される。この商品情報サーバ50は、制御部51と、記憶部52とを備えている。
制御部51は、CPU等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。この制御部51は、
・店舗タグリーダ30から受信した商品ID,携帯装置IDに受信時刻情報を付して、商品接触履歴データベース522に登録する機能。
・商品接触履歴データベース522を参照し、商品ID毎の接触回数,接触時間の加算分を決定し、商品情報データベース521の商品ID毎の接触累積回数,接触累積時間を更新する機能。
・価格算出用テーブル523を参照して接触累積回数,接触累積時間に基づいた価格(接触履歴対応価格)を算出し、商品情報データベース521の商品ID毎の接触履歴対応価格を更新する機能。
・店舗表示装置40から商品IDを受信し、該当商品の接触履歴対応価格を検索して店舗表示装置40に送信する機能。
・店舗精算端末60から商品IDを受信し、該当商品の接触履歴対応価格を検索して店舗精算端末60に送信する機能。
を備えている。
記憶部52は、読み出し,書き込み可能な記憶装置であり、商品情報データベース521と、商品接触履歴データベース522と、価格算出用テーブル523とを含んでいる。商品情報データベース521には、図2(商品情報データベース521に格納されるデータの一例を示す図)に示すように、商品ID,商品名,定価(または通常販売価格),接触累積回数,接触累積時間,接触履歴対応価格(実際の販売価格)等が含まれている。これらの内、商品ID,商品名,定価については予め登録されており、その他の情報は利用者の商品接触により登録,更新される。なお、接触累積回数とは、各利用者が各商品10に接触した(例えば、立ち読み等)回数を合計した回数であり、商品ID毎に登録,更新される。また、接触累積時間とは、各利用者が各商品10に接触した時間を合計した時間である。商品接触履歴データベース522には、図3(商品接触履歴データベース522に格納されるデータの一例を示す図)に示すように、商品ID毎に携帯装置IDと受信時刻とが登録される。価格算出用テーブル523には、図4(価格算出用テーブル523に格納されるデータの一例を示す図)に示すように、接触累積回数または接触累積時間に応じた価格算出係数が予め登録されている。ここで、価格算出係数とは、定価に掛け算することにより接触履歴対応価格を算出する係数である。接触履歴対応価格は、
接触履歴対応価格=定価(または通常販売価格)×価格算出係数
で求められる。例えば、ある商品の接触累積回数が30回であったとすると、図4の価格算出用テーブル523から価格算出係数0.9を取得する。さらに定価が1,000円とすると1,000円×0.9=900円が接触履歴対応価格となる。このように、接触履歴に応じて商品販売価格が変動することになる。
店舗精算端末60は、利用者が購入商品の支払いを行うPOS(Point Of Sale)端末等の情報処理装置である。この店舗精算端末60は、
・購入商品の商品IDを図示しないタグリーダ部で読み取る機能。
・読み取った商品IDを商品情報サーバ50に送信し、商品情報サーバ50から受信した該当商品の接触履歴対応価格を表示する機能。
・接触履歴対応価格に基づいて商品の購入精算を行う機能。
を備えている。
ネットワーク100は、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワークであり、店舗タグリーダ30,店舗表示装置40,店舗精算端末60と商品情報サーバ50とを接続する。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
最初に、利用者による商品確認(接触)時の動作について、図1〜図5を参照して説明する。なお、図5は、第1の実施の形態における商品確認時の動作を示すフローチャートである。
まず、店舗に利用者が来店すると、店員は利用者に携帯装置20を貸与する。この携帯装置20には無線ICタグ21が備えられており、この無線ICタグ21には携帯装置20を一意に識別するための携帯装置IDが予め書き込まれている。利用者は貸与された携帯装置20を携帯して店舗内を移動する。
一方、店舗内に設置された各店舗タグリーダ30は定期的(例えば、1分毎)にタグ情報(商品10の商品ID,携帯装置20の携帯装置ID)を取得する。店舗タグリーダ30の近傍(感知エリア)に誰もいないと、当然のことながら店舗タグリーダ30は何も読み取れない。店舗タグリーダ30の近傍(所定空間)に利用者が存在すると、店舗タグリーダ30は利用者が携帯している携帯装置20の無線ICタグ21から携帯装置IDを読み取る。このとき、利用者が商品10を手にしていないと携帯装置IDだけが読み取られる。利用者が、陳列棚から商品10を取り出し、例えば商品10が本でありそれを立ち読みしていたような場合には、店舗タグリーダ30は携帯装置IDと商品10の商品IDの両方を読み取ることになる(図5のステップA1,A2)。店舗タグリーダ30の制御部32は、タグリーダ部31が携帯装置IDと商品IDの両方を読み取ったかを判断し、両方を読み取った場合にそれらを商品情報サーバ50に送信する。店舗タグリーダ30により携帯装置IDと商品IDの両方が読み取られたということは、利用者が商品10を陳列棚から取り出して確認(接触)している状態を検出したことに相当する(ステップA3)。
商品情報サーバ50の制御部51は、受信した商品ID,携帯装置IDに受信時刻情報を付して商品接触履歴データベース522に登録する。このとき、図3に示すように、制御部51は商品ID対応に携帯装置IDと受信時刻を登録する(ステップA4)。次に、制御部51は、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日において初めて受信したものかを商品接触履歴データベース522を参照して判断する(ステップA5)。受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが同じ日の別の受信時刻で既に登録されていた場合は、制御部51は今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間(例えば、10分)以上経過しているかを判断する。これは、購入価格(接触履歴対応価格)を下げるために、その商品を購入したい特定の利用者が接触回数を故意に増やすことを防止するためである。すなわち、所定時間を10分程度とすることにより、接触回数を増やすためには、利用者は前回の商品確認から10分以上の間隔をおいて同じ商品10を再度陳列棚から取り出して確認する必要がある。なお、この10分を例えば1時間とした方が上記回数増対策としては有効であるが、その間に携帯装置20の利用者が退店し、別の来店利用者にその携帯装置20を貸与する可能性も高くなるため、10分程度が望ましい(ステップA6)。
ステップA6において、前回の受信から所定時間以上経過していなかった場合は、商品確認継続中と見なして制御部51は処理を終了する。例えば、図3に示すように、商品ID(○○○○),携帯装置ID(△△△△)の組合せにおいては、同じ日の10時11分,12分,13分と受信時刻が3回登録されている。これは、店舗タグリーダ30の読み取り周期1分に応じて登録されたものである。この場合は、1回目の受信時(10時11分)に接触累積回数を1回増やすが、2回目(10時12分),3回目(10時13分)の受信時には、商品確認継続中と判断して接触累積回数は増やされない。
ステップA5において当日第1回目の受信であった場合、または、ステップA6において前回の受信から所定時間以上経過していた場合は、制御部51は商品情報データベース521の該当商品ID対応の接触累積回数に1を加算する(ステップA7)。次に、制御部51は価格算出用テーブル523を参照し、ステップア7で1加算した後の接触累積回数に対応して登録されている価格算出係数を取得する。そして、制御部51は商品情報データベース521を参照し、該当商品IDの定価(または通常販売価格)を取得し、この定価に価格算出係数を乗算して接触履歴対応価格を算出し、算出した接触履歴対応価格を商品情報データベース521に登録する。この接触履歴対応価格は登録の都度上書き更新される(ステップA8)。
次に、利用者による接触履歴対応価格参照時の動作について、図1,図2および図6を参照して説明する。なお、図6は、第1の実施の形態における接触履歴対応価格参照時の動作を示すフローチャートである。
店舗内にいる利用者が商品10を店舗表示装置40に近づけると(例えば、30cm以内)店舗表示装置40のタグリーダ部41は商品10の無線ICタグ11から商品IDを読み取る。店舗表示装置40の制御部42は、この商品IDを商品情報サーバ50に送信する(図6のステップB1)。商品情報サーバ50の制御部51は、受信した商品IDにより商品情報データベース521を検索し、該当商品IDの接触履歴対応価格を取得する(ステップB2)。その後、制御部51は、取得した接触履歴対応価格を店舗表示装置40に送信する。このとき、接触履歴対応価格の他に、商品情報データベース521に登録された商品名,定価等の商品関連情報も併せて送信するようにしてもよい(ステップB3)。店舗表示装置40の制御部42は、受信した接触履歴対応価格を表示部44に表示する(ステップB4)。これにより、利用者は商品10を店舗表示装置40に近づけるだけで、実際の購入価格となる接触履歴対応価格を知ることができる。
次に、商品購入時の動作について、図1,図2および図7を参照して説明する。なお、図7は、第1の実施の形態における商品購入時の動作を示すフローチャートである。
利用者が商品10の購入(精算)を行う場合は、店舗精算端末60の場所に行き店員に商品10を渡す。店員は店舗精算端末60に商品10の商品IDを読み取らせる。商品IDを読み取った店舗精算端末60は商品情報サーバ50に送信する(図7のステップC1)。商品情報サーバ50の制御部51は、受信した商品IDにより商品情報データベース521を検索し、該当商品IDの接触履歴対応価格を取得する(ステップC2)。その後、制御部51は、取得した接触履歴対応価格を店舗精算端末60に送信する(ステップC3)。店舗精算端末60は受信した接触履歴対応価格を図示しない表示部に表示する(ステップC4)。利用者が支払いを済ませると店員は販売登録操作を行う。この販売登録は店舗精算端末60内部に登録してもよいし、図示しない他の端末に送信して登録するようにしてもよい。また、店員が販売完了操作を行うことにより、店舗精算端末60は商品10の販売完了通知を商品IDとともに商品情報サーバ50に送信する(ステップC5)。商品情報サーバ50の制御部51は、商品情報データベース521および商品接触履歴データベース522から該当商品の情報を消去する(ステップC6)。以上により、商品10を店舗精算端末60に近づけるだけで、その商品10の実際の販売価格となる接触履歴対応価格を表示することができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態においては、商品に対する利用者の接触履歴を記録し、接触履歴に基づいて販売価格を割り引くようにした。このため、例えば、書店における最前列や最上部の取り出しやすい場所に置かれた本のように、多くの利用者に接触され売れ残ることの多かった商品の販売向上を図ることができるという効果がある。また、利用者にとっても、接触履歴の無い(または少ない)商品を定価で購入するか、接触履歴が多い商品を割引価格で購入するか、を選択できるという効果がある。また、商品を店舗表示装置40の近くに持っていくだけで、その時点における接触履歴に応じた販売価格(接触履歴対応価格)を表示するようにしたため、利用者は購入前に各商品の割引状況をリアルタイムで知ることができるという効果がある。また、接触履歴を不正に増やすための利用者の繰り返し接触の対策として、同じ商品ID,携帯装置IDの組合せの場合は接触間隔が所定時間以上経過しないと受け付けないようにしたため、不正防止の効果が得られる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図1,図8および図9を参照して説明する。なお、図8は本発明の第2の実施の形態の構成を示す図であり、図9は第2の実施の形態における商品確認時および接触履歴対応価格参照時の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図1の店舗タグリーダ30および店舗表示装置40を削除し、これらの機能を図8の携帯装置70に持たせるようにした点である。商品10,商品情報サーバ50,店舗精算端末60については第1の実施の形態と同じものであり、第1の実施の形態の携帯装置20は本実施の形態では携帯装置70に置き換わっている。
本実施の形態の携帯装置70は、タグリーダ部71と、制御部72と、通信部73と、表示部74と、記憶部75とを備えており、図1の第1の実施の形態における携帯装置20に対して制御部72,通信部73,表示部74,記憶部75が追加されている。タグリーダ部71は、周辺の所定距離内(例えば、50cm以内)にある商品10の無線ICタグ11ら商品IDを取得する機能を備えている。制御部72はCPU等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。この制御部72は、定期的にタグリーダ部71に商品10の商品IDを取得させる機能と、取得した商品IDに自装置の携帯装置IDを付して商品情報サーバ50に送信する機能と、接触履歴対応価格を受信して表示部74に表示させる機能とを備えている。通信部73は、ネットワーク100を介した情報送受信を行うための通信インターフェースを備えている。携帯装置70は利用者に携帯されるため、ネットワーク100との接続は、例えば無線LAN方式としてもよい。表示部74は、LCD等のディスプレイである。なお、この携帯装置70は店舗来店時に利用者に貸与される携帯可能な装置であり、記憶部75には携帯装置70を一意に識別するための携帯装置IDが予め書き込まれている。
次に、本実施の形態の動作について図8および図9を参照して説明する。
まず、店舗に利用者が来店すると、店員は利用者に携帯装置70を貸与する。利用者は貸与された携帯装置70を携帯して店舗内を移動する。携帯装置70のタグリーダ部71は、定期的(例えば、1分毎)に商品10の商品IDを取得する。携帯装置70の近傍(例えば50cm以内)に商品10が無いと、当然のことながらタグリーダ部71は何も読み取れない。利用者が、陳列棚から商品10を取り出し、例えば商品10が本でありそれを手にとって立ち読みしていたような場合には、タグリーダ部71は商品10の商品IDを読み取ることになる(図9のステップD1,D2)。携帯装置70の制御部72は、タグリーダ部71が商品IDを読み取ると、記憶部75に予め格納された自装置の携帯装置IDを取得し、この携帯装置IDを商品IDに付して商品情報サーバ50に送信する(ステップD3)。
ステップD4〜ステップD8の動作については、第1の実施の形態(図5のステップA4〜ステップA8)と同じであるため、説明を省略する。
ステップD8(図5のステップA8)に続き、商品情報サーバ50の制御部51は更新した接触履歴対応価格を携帯装置70に送信する。このとき、接触履歴対応価格の他に、商品情報データベース521に登録された商品名,定価等の商品関連情報も併せて送信するようにしてもよい(ステップD9)。携帯装置70の制御部72は、受信した接触履歴対応価格を表示部74に表示する(ステップD10)。
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における店舗タグリーダ30や店舗表示装置40を携帯装置70で代替しているため、システム構成を簡素化できるという効果がある。また、商品10の接触履歴対応価格についても各利用者が携帯する携帯装置70に表示させるようにしたため、わざわざ利用者が商品10を持って店舗表示装置40の場所まで行かなくても済み、利便性が向上するという効果もある。
次に、本発明の応用例,変形例等について説明する。
・上記第1または第2の実施の形態においては、利用者の商品10への接触履歴として接触累積回数を用いて説明したが、接触累積回数の代わりに接触累積時間を用いるようにしてもよい。この接触累積時間は図2の商品情報データベース521や、図4の価格算出用テーブル523に例示している。接触累積回数の代わりに接触累積時間を用いる場合は、図5のステップA5〜A8(図9のステップD5〜D8)の部分を以下のように変更する。制御部51は商品接触履歴データベース522を定期的に(例えば、1時間毎)検索し、同じ商品ID,携帯装置IDの組合せで最後の受信時刻から所定時間(例えば、10分)以上経過しているものを抽出する。抽出した同じ商品ID,携帯装置ID毎に受信時刻を基に制御部51は接触時間を算出する。このとき、受信時刻が1分毎の周期で記録されているため、例えば、受信時刻が1回のときは1分の接触時間、受信時刻が8回のときは8分間の接触時間、として算出する。制御部51は、算出した接触時間を商品情報データベース521の該当商品ID対応の接触累積時間に加算して更新するとともに、接触時間算出に用いた商品接触履歴データベース522の受信時刻対応の図示しない加算処理欄に加算処理済みを登録する。この加算処理済みの登録により、制御部51は次回の定期検索時にそれらを除外した検索を行うことになる。次に、制御部51は更新後の接触累積時間を基に価格算出用テーブル523から価格算出係数を取得する。そして、制御部51は商品情報データベース521を参照し、該当商品IDの定価(または通常販売価格)を取得し、この定価に価格算出係数を乗算して接触履歴対応価格を算出し、算出した接触履歴対応価格を商品情報データベース521に登録する。
・上記第1または第2の実施の形態において、利用者の商品10への接触履歴として接触累積回数を用いるか接触累積時間を用いるかの設定を、予め商品情報サーバ50で行うようにしてもよい。これにより、商品10の接触履歴として接触累積回数,接触累積時間のいずれか適した方を選択できるという効果がある。
・上記第1または第2の実施の形態において、利用者の商品10への接触履歴として接触累積回数と接触累積時間の両方を用い、この組合せで価格算出係数を設定するようにしてもよい。図4においては、接触累積回数,接触累積時間それぞれに対する価格算出係数を設定しているが、本応用例においては両方の組合せ情報による価格算出係数を設定することになる。これにより、接触累積回数または接触累積時間単独の場合に比べ、更にきめ細かな価格設定が可能になるという効果がある。
・上記第1または第2の実施の形態において、同じ携帯装置ID,同じ商品IDの組合せによる接触の場合は、第2回目の以降の接触受信は前回の受信から所定時間(例えば、10分)以上経過していれば、接触回数を1回加算するとして説明した。これに代えて、同じ携帯装置ID,同じ商品IDの組合せによる接触は一日一回のみ加算するように限定してもよい。この場合、商品情報サーバ50の制御部51は、同じ携帯装置ID,同じ商品IDの組合せによる当日の接触履歴の有無を商品接触履歴データベース522を参照して判断する。そして、当日の接触履歴が登録されていた場合は、制御部51は加算処理を行わず処理を終了する。なお、以上の処理とするために、携帯装置IDは貸与した携帯装置が返却された時点で別なものに書き換えて次の利用者に渡すこととする。以上により、接触履歴を不正に増やすための利用者の繰り返し接触の対策が更に強化されるという効果が得られる。
・上記第1または第2の実施の形態において、店舗精算端末60は購入商品の商品IDを図示しないタグリーダ部で読み取るとして説明したが、バーコードリーダで読み取るようにしてもよい。この場合は、商品に商品IDのバーコードを表示しておくとともに、店舗精算端末60にバーコードリーダを備えておくものとする。
・上記第1の実施の形態においては、特定の利用者による故意の接触回数増対策や、店員による商品接触を接触回数に含めないようにするために、商品IDと携帯装置IDを組み合わせて管理したが、上記対策を省略して商品IDのみの管理としてもよい。この場合、利用者に貸与される携帯装置20は不要となる。また、商品情報サーバ50においては、制御部51が定期的に商品接触履歴データベース522を検索し、同じ商品IDの受信時刻が1分間隔で連続している受信時刻群を抽出し、この受信時刻群による接触を接触回数1回として判断することになる。
・上記第1の実施の形態においては、店舗タグリーダ30は定期的に商品IDや携帯装置IDの読み取りを行うとして説明したが、常時読み取りとしてもよい。この場合は、店舗タグリーダ30のタグリーダ部31の読み取り範囲を陳列棚前方のごく狭い範囲、すなわち、利用者が商品の取り出し,収納を行ったときだけ商品ID,携帯装置IDを読み取れるような空間とする。そして、商品情報サーバ50は、店舗タグリーダ30から同じ商品ID,携帯装置IDを2回(商品取り出し時と収納時)受信することにより1回の接触回数と判断する。また、接触時間については1回目と2回目の受信時刻の差により求めることになる。
・上記第1の実施の形態において、店舗表示装置40を削除した構成としてもよい。この場合は、購入前における顧客への接触履歴対応価格の表示は不可となる。
・上記第2の実施の形態において、商品情報サーバ50が接触履歴対応価格更新時に、商品ID送信元の携帯装置70に接触履歴対応価格を自動的に通知するようにしたが、携帯装置70から要求したときに接触履歴対応価格を通知するようにしてもよい。この場合は、接触履歴対応価格要求のためのメニューを備えたアプリケーションプログラムを携帯装置70に備えているものとする。
本発明の第1の実施の形態の構成を示す図である。 商品情報データベース521に格納されるデータの一例を示す図である。 商品接触履歴データベース522に格納されるデータの一例を示す図である。 価格算出用テーブル523に格納されるデータの一例を示す図である。 第1の実施の形態における商品確認時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における接触履歴対応価格参照時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における商品購入時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の構成を示す図である。 第2の実施の形態における商品確認時および接触履歴対応価格参照時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 商品
11 無線ICタグ
20 携帯装置
21 無線ICタグ
30 店舗タグリーダ
31 タグリーダ部
32 制御部
33 通信部
40 店舗表示装置
41 タグリーダ部
42 制御部
43 通信部
44 表示部
50 商品情報サーバ
51 制御部
52 記憶部
521 商品情報データベース
522 商品接触履歴データベース
523 価格算出用テーブル
60 店舗精算端末
70 携帯装置
71 タグリーダ部
72 制御部
73 通信部
74 表示部
75 記憶部
100 ネットワーク

Claims (17)

  1. 店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
    前記店舗タグリーダは、所定空間に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取り前記商品情報サーバに送信する手段を有し、
    前記商品情報サーバは、商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
    前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有することを特徴とする商品販売システム。
  2. 店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
    前記店舗タグリーダは、所定空間に存在する商品または携帯装置に取り付けられた無線ICタグから商品IDまたは携帯装置IDをそれぞれ読み取る手段と、商品ID,携帯装置IDの両方を読み取った場合に、これらの情報を前記商品情報サーバに送信する手段とを有し、
    前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
    前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有することを特徴とする商品販売システム。
  3. 前記ネットワークを介して前記商品情報サーバ50に接続される店舗表示装置をさらに備え、
    前記店舗表示装置は、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有し、
    前記商品情報サーバは、前記店舗表示装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とをさらに有することを特徴とする請求項2記載の商品販売システム。
  4. 携帯装置と、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを備えた商品販売システムであって、
    前記携帯装置は、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDに自装置の携帯装置IDを付して前記商品情報サーバに送信する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有し、
    前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するとともに、登録された接触履歴対応価格を前記携帯装置に通知する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有し、
    前記店舗精算端末は、商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取る手段と、読み取った商品IDを前記商品情報サーバに送信し該当商品の接触履歴対応価格を要求する手段と、前記商品情報サーバから受信した接触履歴対応価格を表示する手段とを有することを特徴とする商品販売システム。
  5. 前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積回数を算出し、前記接触累積回数に基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする請求項2,3または4記載の商品販売システム。
  6. 前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積時間を算出し、前記接触累積時間に基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする請求項2,3または4記載の商品販売システム。
  7. 前記商品情報サーバは、前記商品接触履歴情報から商品毎の接触累積回数と接触累積時間を算出し、前記接触累積回数と前記接触累積時間の組合せに基づいて前記接触履歴対応価格を算出することを特徴とする請求項2,3または4記載の商品販売システム。
  8. 前記商品情報サーバは、商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するときに受信時刻を併せて登録し、前記接触累積回数の算出において、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして積算することにより前記接触累積回数を算出することを特徴とする請求項5または7記載の商品販売システム。
  9. 店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
    前記店舗タグリーダから受信した商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有することを特徴とする商品情報サーバ。
  10. 店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
    前記店舗タグリーダから受信した商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する手段と、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有することを特徴とする商品情報サーバ。
  11. 店舗タグリーダと店舗精算端末とにネットワークを介して接続される商品情報サーバであって、
    前記店舗タグリーダから受信した商品IDおよび携帯装置IDに受信時刻を付加し商品接触履歴情報として登録する手段と、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして商品毎の接触累積回数を積算する手段と、前記接触累積回数に基づいて接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する手段と、前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する手段とを有することを特徴とする商品情報サーバ。
  12. 顧客が確認中の商品に取り付けられた無線ICタグ情報を店舗に備えたタグリーダが読み取って接触履歴情報として商品情報サーバに送信し、商品情報サーバは前記接触履歴情報を基に商品毎の接触累積回数,接触累積時間の少なくともいずれかを算出するとともに、算出した接触累積回数または接触累積時間に基づいて接触履歴対応価格を算出して商品毎に登録し、購入商品を精算する店舗精算端末からの要求を受けて前記商品情報サーバが該当商品の接触履歴対応価格を抽出,通知することを特徴とする商品販売方法。
  13. 店舗タグリーダと、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを用いた商品販売方法であって、
    前記店舗タグリーダが所定空間に存在する商品または携帯装置に取り付けられた無線ICタグから商品IDまたは携帯装置IDをそれぞれ読み取るステップと、商品ID,携帯装置IDの両方を読み取った場合に、これらの情報を前記店舗タグリーダが前記商品情報サーバに送信するステップと、前記商品情報サーバが商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するステップと、前記商品情報サーバが前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するステップと、前記商品情報サーバが前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知するステップとを有することを特徴とする商品販売方法。
  14. 携帯装置と、商品情報サーバと、店舗精算端末と、これらを接続するネットワークとを用いた商品販売方法であって、
    顧客が携帯する前記携帯装置が、読み取り範囲内に存在する商品に取り付けられた無線ICタグから商品IDを読み取り、自装置の携帯装置IDを付して前記商品情報サーバに送信するステップと、前記商品情報サーバが商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録するステップと、前記商品情報サーバが前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録するとともに、登録された接触履歴対応価格を前記携帯装置に通知するステップと、前記商品情報サーバが前記店舗精算端末から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知するステップとを有することを特徴とする商品販売方法。
  15. 第1の外部装置から商品IDを受信し商品接触履歴情報として登録する機能、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  16. 第1の外部装置から商品IDおよび携帯装置IDを受信し商品接触履歴情報として登録する機能、前記商品接触履歴情報を基に接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  17. 第1の外部装置から受信した商品IDおよび携帯装置IDに受信時刻を付加し商品接触履歴情報として登録する機能、受信した商品ID,携帯装置IDの組合せが当日初めての受信であった場合に1回とカウントし、そうでなかった場合は、今回の受信時刻が前回の受信時刻から所定時間以上経過している場合に1回とカウントして商品毎の接触累積回数を積算する機能、前記接触累積回数に基づいて接触履歴対応価格を算出し商品ID毎に登録する機能、第2の外部装置から要求された商品の接触履歴対応価格を抽出して通知する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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