JP2019020517A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走査の高速化を達成しつつ、小型化も達成した光走査装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光走査装置は、第1の光源からの第1の光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査すると共に、第2の光源からの第2の光束を同期検知部へ偏向する偏向器と、第1及び第2の光束を偏向器に入射させる第1及び第2の入射光学系と、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束を被走査面及び同期検知部に導光する第1及び第2の結像光学系と、を有する光走査装置であって、第1及び第2の入射光学系は、第1及び第2の光束の収束度を変換する第1及び第2の光学素子を備えており、第2の光学素子の焦点距離は、第1の光学素子の焦点距離よりも短いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光走査装置に関し、特にレーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(MFP)等の画像形成装置に好適なものである。
従来、被走査面を走査するタイミングを決定するための同期検知部を備えた光走査装置が知られている。
特許文献1は、第1及び第2の光源からの第1及び第2の光束を偏向して被走査面及び同期検知部を主走査方向に走査する偏向器と、第1及び第2の光源からの第1及び第2の光束を偏向器に入射させる第1及び第2の入射光学系と、を有する光走査装置を開示している。このように、光源及び入射光学系を画像形成用と同期検知用とで個々に設けることにより、光走査装置による走査の高速化を達成することができる。
特開昭62−219755号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている光走査装置は、光源及び入射光学系のそれぞれを複数備えているため、装置全体の小型化を達成することが困難であった。
そこで、本発明は、走査の高速化を達成しつつ、小型化も達成した光走査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光走査装置は、第1の光源からの第1の光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査すると共に、第2の光源からの第2の光束を同期検知部へ偏向する偏向器と、第1及び第2の光束を偏向器に入射させる第1及び第2の入射光学系と、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束を被走査面及び同期検知部に導光する第1及び第2の結像光学系と、を有する光走査装置であって、第1及び第2の入射光学系は、第1及び第2の光束の収束度を変換する第1及び第2の光学素子を備えており、第2の光学素子の焦点距離は、第1の光学素子の焦点距離よりも短いことを特徴とする。
本発明によれば、走査の高速化を達成しつつ、小型化も達成した光走査装置を提供することができる。
第一実施形態に係る光走査装置の主走査断面図。 第一実施形態に係る光走査装置におけるポリゴンミラーの位相を示した図。 焦点距離が互いに異なるアナモフィックレンズによって同一幅の平行光束が生成される様子を示した図。 焦点距離が互いに異なるアナモフィックレンズによって同一出射角の光束が平行光束に変換される様子を示した図。 同期検知を画像形成用光源から出射した光束を用いて行う光走査装置の主走査断面図。 第一実施形態に係る光走査装置の主走査断面図。 第一実施形態に係る光走査装置の同期検知用結像光学系による副走査方向のLSF像面を示した図。 第二実施形態に係る光走査装置の主走査断面図。 第二実施形態に係る光走査装置の同期検知用結像光学系による副走査方向のLSF像面を示した図。 第一及び第二実施形態それぞれに係る光走査装置における同期検知と画像形成の各タイミングチャート。 第三実施形態に係る光走査装置の主走査断面図。 第三実施形態に係る光走査装置の一体成形レンズの斜視図。 実施形態に係るカラー画像形成装置の要部副走査断面図。
以下に、本実施形態に係る光走査装置を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
なお、以下の説明において、主走査方向(Y方向)は、偏向器の回転軸及び画像形成用結像光学系の光軸(X方向)に垂直な方向に対応し、副走査方向(Z方向)は、偏向器の回転軸に平行な方向に対応する。また、主走査断面は、副走査方向に垂直な断面に対応し、副走査断面は、主走査方向に垂直な断面に対応する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る光走査装置11の主走査断面図を示している。
光走査装置11は、第1の光源1p、副走査開口2p、第1のコリメーターレンズ3p、第2のコリメーターレンズ4p、シリンドリカルレンズ5p、主走査開口6p、及び光路分割素子(第4の光学素子)7pを備えている。
また、光走査装置11は、APC用レンズ8p、APCセンサ(検出器)9p、ポリゴンミラー(偏向器)10p、第1の結像光学素子11p、第2の結像光学素子(第3の光学素子)12p、第1の防塵ガラス13p、及び第2の防塵ガラス14pを備えている。
また、光走査装置11は、第2の光源1b、開口2b、アナモフィックレンズ3b、同期検知用レンズ4b、及び同期検知用センサ(同期検知用検出器)5bを備えている。
そして、同期検知用レンズ4bと同期検知用センサ5bとで、同期検知部が構成される。
第1の光源1pは、垂直共振器面発光型(VCSEL)型の半導体レーザーであり、発光点を複数有しており、各発光点の発振波長は680nmである。本実施形態では、第1の光源1pは、一列に配置された32個の発光点を有している。なお、第1の光源1pに用いる半導体レーザーとしては、端面発光型の半導体レーザーでも構わない。また、発光点の数は1個でも構わない。また、複数の発光点同士で互いに波長が異なっていても構わない。
また、本実施形態では、被走査面15p上における複数のスポットの副走査方向の間隔を、第1の光源1pの複数の発光点の配列方向を主走査方向に対して傾けることで、1200dpiに対応するように調整している。
副走査開口2pは、第1の光源1pから出射した光束(第1の光束)LAの副走査方向の幅を制限する。
第1のコリメーターレンズ(第1の光学素子)3pは、89mmの焦点距離を有しており、副走査開口2pを通過した光束LAを平行光束に変換する。なおここで、平行光束とは、厳密な平行光束だけでなく、弱発散光束や弱収束光束等の略平行光束を含むものとする。換言すると、第1のコリメーターレンズ3pは、副走査開口2pを通過した光束LAの収束度を変換する。
本実施形態では、第1のコリメーターレンズ3pは、ガラスレンズ2枚を貼り合わせて作成された接合レンズである。
主走査方向に並んだ複数の発光点からの複数の光束LAが単一のレンズを通過すると、像面湾曲により発光点の位置に応じてピント位置がずれてしまう。この影響は、光束LAの通過位置が第1のコリメーターレンズ3pの有効域の端部に近づくほど顕著になってくる。そのため、凹面と凸面の2枚のレンズを貼り合わせた第1のコリメーターレンズ3pを用いることによって像面湾曲を補正している。
本実施形態に係る光走査装置11では、第1の光源1p、副走査開口2p及び第1のコリメーターレンズ3pは、レーザーユニット1uの内部に配置されている。
第2のコリメーターレンズ4pは、光軸方向に移動可能であり、被走査面15p上でのスポット形状を、光走査装置11の組立調整時において最適になるように微調整するために設けられている。
シリンドリカルレンズ5pは、第2のコリメーターレンズ4pを通過した光束LAを副走査断面内でポリゴンミラー10pの偏向面302の近傍で線像として結像させている。また、シリンドリカルレンズ5pも光軸方向に移動可能であり、被走査面15p上での副走査方向に沿ったスポット形状を調整することができる。
主走査開口6pは、シリンドリカルレンズ5pを通過した光束LAの主走査方向の幅を制限する。
光路分割素子7pは、主走査開口6pを通過した光束LAを2つの光束に分割する(光束LAの一部を分割する)。一方の光束LAは、ポリゴンミラー(回転多面鏡)10pに入射し、他方の光束LCは、APC用レンズ8pによってAPCセンサ9p上に集光される。
ここで、APCセンサ9pは、入射した光束LCをモニタリングすることで、第1の光源1pから出射する光束LAの光量を一定の値に制御するために設けられている。
なお、副走査開口2p、第1のコリメーターレンズ3p、第2のコリメーターレンズ4p、シリンドリカルレンズ5p、主走査開口6p及び光路分割素子7pによって、本実施形態に係る光走査装置11の画像形成用入射光学系(第1の入射光学系)75aが構成される。
また、APC用レンズ8pによって、本実施形態に係る光走査装置11のAPC光学系(第3の結像光学系)95が構成される。
ポリゴンミラー10pは、複数の偏向面を有しており、図中矢印Aの方向に回転している。本実施形態では、ポリゴンミラー10pの偏向面数は5面であり、略正五角形の形状を有している。
表1は、ポリゴンミラー10pの諸元値を示している。
Figure 2019020517
なお、本実施形態では、被走査面15p上の軸上像高へ偏向される際の光束LAがポリゴンミラー10pの偏向面302上に入射する点を軸上偏向点と称し、光走査装置11の原点とする。
そして、この原点を中心とし、後述する画像形成用結像光学系85aの光軸方向をX軸、主走査断面内でX軸に垂直な方向をY軸とする。また、主走査断面に垂直な方向をZ軸とする。
また、Y軸方向及びZ軸方向はそれぞれ、主走査方向及び副走査方向に対応する。
画像形成用入射光学系75aから入射した光束LAは、ポリゴンミラー10pによって偏向され、第1の結像光学素子11p及び第2の結像光学素子12pによって被走査面15p上に集光(導光)される。
なお、第1の結像光学素子11p及び第2の結像光学素子12pによって、本実施形態に係る光走査装置11の画像形成用結像光学系(第1の結像光学系)85aが構成される。
第1の防塵ガラス13p及び第2の防塵ガラス14pは、画像形成用入射光学系75a、画像形成用結像光学系85a、後述する同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bを収容する光学箱2u内に粉塵が入り込まないように設けられている。
本実施形態に係る光走査装置11では、画像情報に応じて第1の光源1pから光変調されて出射した複数(本実施形態では32本)の光束LAが、副走査開口2pによって副走査方向の光束幅が制限される。そして、副走査開口2pを通過した光束LAは、第1のコリメーターレンズ3pによって平行光束に変換され、第2のコリメーターレンズ4pを通過し、シリンドリカルレンズ5pによって副走査断面内においてのみ集光される。そして、シリンドリカルレンズ5pを通過した光束LAは、主走査開口6pによって主走査方向の光束幅が制限され、ポリゴンミラー10pの偏向面302の近傍において線像(主走査方向に長手の像)として結像する。
そして、ポリゴンミラー10pによって反射偏向された複数の光束LAは、第1の結像光学素子11p及び第2の結像光学素子12pによって、被走査面15p上に導光され、スポットが形成される。
本実施形態に係る光走査装置11は、ポリゴンミラー10pを図中矢印A方向に回転させることによって、被走査面15p上を図中矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面上に複数の走査線を同時に形成し、画像記録を行っている。
なお、図1において、LA1及びLA3はそれぞれ、被走査面15p上の走査開始側の最軸外像高及び走査終了側の最軸外像高へ入射する光束を示しており、LA2は、被走査面15p上の軸上像高へ入射する光束を示している。
また、図1において、15s、15c及び15eはそれぞれ、被走査面15p上の走査開始側の最軸外像高、軸上像高及び走査終了側の最軸外像高の位置を示している。
本実施形態に係る光走査装置11では、光路分割素子7pを通過する前の光束LAの光路と光束LA2の光路とがなす角度は72.35度であり、光路分割素子7pを透過した後の光束LAの光路と光束LA2の光路とがなす角度は70.0度である。
また、光路分割素子7pによって反射された光束LCの光路と光束LA2の光路とがなす角度は111.65度である。
次に、画像形成用入射光学系75a、画像形成用結像光学系85a、後述する同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85b、及びAPC光学系95の諸元値を以下の表2及び表3に示す。
Figure 2019020517

Figure 2019020517
なお、表2において、Rは主走査方向の曲率、rは副走査方向の曲率、dは肉厚、及びNは波長680nmのときの屈折率を示している。また、表3における各数値は、以下の式(1)乃至式(4)における係数である。ここで「E−x」は「×10−x」を示している。
第1の結像光学素子11p及び第2の結像光学素子12pは非球面形状を有しており、主走査断面内における形状(母線形状)は、各結像光学素子と光軸との交点を原点とし、光軸をX軸、主走査断面内において光軸と直交する方向をY軸、副走査断面内において光軸と直交する方向をZ軸としたとき、以下の式(1)及び式(2)によって表される。
Figure 2019020517
ここで、Rは、主走査方向の曲率半径、K、B、B、B、B10は非球面係数である。また、各非球面係数の添字s及びeはそれぞれ、走査開始側及び走査終了側を意味している。
また、第1の結像光学素子11p及び第2の結像光学素子12pの副走査断面内における形状(子線形状)は、以下の式(3)及び式(4)によって表される。
Figure 2019020517
ここで、r’は光軸外における副走査方向の曲率半径、rは光軸上における副走査方向の曲率半径、D、D、D、D、D10は変化係数である。また、各変化係数の添字s及びeはそれぞれ、走査開始側及び走査終了側を意味している。
次に、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用光学系について説明する。
一般的に、光走査装置では、被走査面上を書き出すタイミングを決定する必要がある。本実施形態に係る光走査装置11では、第1の光源1pの射出タイミングを決めるために、同期検知用光学系を設けている。
第2の光源1bは、端面発光型の半導体レーザーであり、発光点の数は一つである。また、発振波長は780nmである。ただし、発光点の数は複数であっても構わない。
開口2bは、第2の光源1bから出射した光束(第2の光束)LBの主走査方向及び副走査方向における幅を制限する。本実施形態に係る光走査装置11では、コストダウンを図るために、同期検知用光学系では絞りとして一つの開口2bのみを設けている。
アナモフィックレンズ(第2の光学素子)3bは、主走査断面内及び副走査断面内の双方において光学的なパワーを有しており、開口2bを通過した光束LBを平行光束に変換し、且つ副走査断面内でポリゴンミラー10pの偏向面301の近傍で線像として結像させている。なおここで、平行光束とは、厳密な平行光束だけでなく、弱発散光束や弱収束光束等の略平行光束を含むものとする。換言すると、アナモフィックレンズ3bは、開口2bを通過した光束LBの収束度を変換する。
本実施形態に係る光走査装置11では、コストダウンを図るために、同期検知用光学系にコリメーターレンズ及びシリンドリカルレンズを設ける代わりに、一つのアナモフィックレンズ3bを設けている。
本実施形態に係る光走査装置11では、第2の光源1b、開口2b及びアナモフィックレンズ3bは、レーザーユニット3uの内部に配置されている。
また、開口2b及びアナモフィックレンズ3bによって、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用入射光学系(第2の入射光学系)75bが構成される。
なお、アナモフィックレンズ3bの主走査方向の焦点距離は20mmであり、第1のコリメーターレンズ3pの焦点距離89mmに比べて、短く設定されている。その理由は後ほど詳述する。
そして、同期検知用入射光学系75bから入射した光束LBは、ポリゴンミラー10pによって偏向され、同期検知用レンズ4bによって同期検知用センサ5b上に集光(導光)される。
なお、同期検知用レンズ4bによって、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用結像光学系(第2の結像光学系)85bが構成される。
本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用入射光学系75bを通過した光束LBの光路と光束LA2の光路とがなす角度は80度であり、ポリゴンミラー10pによって偏向された後の光束LBの光路と光束LA2の光路とがなす角度は60度である。
同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bの諸元値は、上記の表2及び表3に示されている。
図2(a)及び(b)はそれぞれ、本実施形態に係る光走査装置11における同期検知時及び画像形成開始時それぞれにおけるポリゴンミラー10pの位相(位置)10p1及び10p2を示している。
本実施形態に係る光走査装置11では、画像形成用入射光学系75aを通過した光束LAと同期検知用入射光学系75bを通過した光束LBとはそれぞれ、ポリゴンミラー10pの互いに異なる偏向面302及び301に入射する。
上述の通り、ポリゴンミラー10pは、図中矢印Aの方向に回転している。
図2(a)に示されているように、ポリゴンミラー10pが位相10p1に到達すると、第2の光源1bが発光し、同期検知用センサ5bに光束LBが到達する。
ここで、303は位相10p1における偏向面301の面法線であり、304は偏向面301によって偏向された光束LBの光路である。
次に、図2(b)に示されているように、位相10p1から位相10p2まで17度だけポリゴンミラー10pが回転すると、第1の光源1pが発光し、被走査面15p上における画像形成のための走査が開始される。
ここで、305は位相10p2における偏向面301の面法線であり、306は偏向面302によって偏向された光束LA1の光路である。
次に、本実施形態の特徴について説明する。
本実施形態に係る光走査装置11では、装置の小型化を図るように同期検知光学系を配置している。
具体的には、そのために、同期検知用入射光学系75bのアナモフィックレンズ3bの焦点距離を短くすることによって、同期検知用入射光学系75bの光路長を短縮し、それにより、本実施形態に係る光走査装置11の小型化を達成している。
本実施形態に係る光走査装置11では、表2に示されているように、画像形成用入射光学系75aの第1のコリメーターレンズ3pの主走査方向の焦点距離に比べて、同期検知用入射光学系75bのアナモフィックレンズ3bの主走査方向の焦点距離は短くなっている。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用入射光学系75bのアナモフィックレンズ3bの主走査方向の焦点距離を短くすることによって、光走査装置11の小型化を達成すると共に、以下に示す効果も得ることができる。
図3(a)及び(b)はそれぞれ、第2の光源1bから出射した光束LBが焦点距離25mm及び75mmのアナモフィックレンズ3bによって互いに同一幅の平行光束に変換される様子を示している。
図3(a)及び(b)からわかるように、焦点距離が短いアナモフィックレンズ3bの方がアナモフィックレンズ3bによって略平行光束に変換される対象となる第2の光源1bからの光束LBの射出角θが大きくなるため、変換された平行光束の光量は大きくなる。逆に言うと、焦点距離が長いレンズを用いてしまうと、変換された平行光束の光量は低下してしまう。
図4(a)及び(b)はそれぞれ、第2の光源1bから互いに同一の出射角で出射した光束LBが互いに異なる焦点距離のアナモフィックレンズ3bによって平行光束に変換される様子を示している。
図4(a)及び(b)からわかるように、焦点距離が長いアナモフィックレンズ3bを用いた方が、アナモフィックレンズ3bの主走査方向の有効径を大きくしなければならない。
そのため、同期検知用入射光学系75bの主走査方向のサイズが大きくなってしまい、これは光走査装置の大型化に繋がってしまう。
逆に言うと、焦点距離が短いアナモフィックレンズ3bを用いると、アナモフィックレンズ3bの主走査方向の有効径を小さくすることができ、光走査装置の小型化に繋がる。
以上に示したように、本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用入射光学系75bのアナモフィックレンズ3bの主走査方向の焦点距離を短くすることによって、光走査装置11の小型化を達成すると共に、同期検知用センサ5b上に集光される光束LBの光量も増大させることができる。
次に、光源の種類とレンズとの関係について考える。
VCSEL光源は、Near Field Pattern(NFP)が広い一方で、Far Field Pattern(FFP)が狭いという特性を有している。
そして、FFPはガウス分布であるため、VCSEL光源のようにFFPが狭いと、光量分布が先鋭化し、入射瞳の中央部と端部とで通過する光線の光量差が大きくなる。
ここで、図3(a)のように、第2の光源1bにVCSELを用いて、第2の光源1bから出射した光束を焦点距離が短いアナモフィックレンズ3bによって平行光束に変換する場合を考える。
上記のように、アナモフィックレンズ3bの焦点距離が短いと、第2の光源1bからアナモフィックレンズ3bまでの光束の射出角θが大きくなるため、入射瞳の中央部と端部とで通過する光線の光量差がさらに大きくなる。
そのため、同期検知用センサ5b上において集光し、スポットを形成する際に、入射瞳端部を通過した光線の光量が小さくなっているため、実効的な光束幅が減少することにより、実効的なFナンバーが小さくなってしまう。
そのため、同期検知用センサ5b上における主走査方向のスポット径が大きくなってしまい、検知速度が遅くなることで検知精度が低下してしまう。
そこで、本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用入射光学系75bの第2の光源1bとして、FFPがVCSELよりも広い端面発光型のレーザー光源を採用しており、これにより、アナモフィックレンズ3bの焦点距離を短くすることができる。
従って、本実施形態に係る光走査装置11では、画像形成用入射光学系75aの第1の光源1pと同期検知用入射光学系75bの第2の光源1bとは、互いに違う種類の光源である。
すなわち、画像形成用入射光学系75aの第1の光源1pとしてVCSEL光源を用いている一方で、同期検知用入射光学系75bの第2の光源1bとしては、端面発光型のレーザー光源を用いている。
なお、本実施形態に係る光走査装置11では、第1の光源1pのFFPは、主走査方向及び副走査方向共に7.9度である。
一方、第2の光源1bのFFPは、主走査方向で12度、副走査方向で30度となっている。ここで、第2の光源1bについては主走査方向と副走査方向とでFFPが逆転していても構わない。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、画像形成用入射光学系75aのFナンバーは、主走査方向では11.7、副走査方向では22.9である。
一方、同期検知用入射光学系75bのFナンバーは、主走査方向では3.8、副走査方向では9.6である。
図5は、同期検知を画像形成用光源から出射した光束を用いて行う光走査装置100の主走査断面図である。
光走査装置100は、光源101、副走査開口102、第1のコリメーターレンズ103、第2のコリメーターレンズ104、シリンドリカルレンズ105、主走査開口106、及び光路分割素子107を備えている。
また、光走査装置100は、APC用レンズ108、APCセンサ109、ポリゴンミラー110、第1の結像光学素子111p、及び第2の結像光学素子112pを備えている。
また、光走査装置100は、第1の防塵ガラス113p、第2の防塵ガラス114p、同期検知用レンズ104b、同期検知用センサ105bを備えている。
すなわち、光走査装置100は、2つの光源及び2つの入射光学系を備える本実施形態の光走査装置11とは異なり、画像形成用と同期検知用とで兼用される1つの光源及び1つの入射光学系のみを備えている。
光走査装置100の入射光学系175は、副走査開口102、第1のコリメーターレンズ103、第2のコリメーターレンズ104、シリンドリカルレンズ105、主走査開口106及び光路分割素子107によって構成される。
また、光走査装置100の画像形成用結像光学系185aは、第1の結像光学素子111p及び第2の結像光学素子112pによって構成される。
また、光走査装置100の同期検知用結像光学系185bは、同期検知用レンズ104bによって構成される。
光走査装置100では、矢印Aの方向にポリゴンミラー110が所定の角度まで回転すると、光源101から出射した光束が同期検知用センサ105bに入射し、書き出しタイミングが決定される。
そして、さらにポリゴンミラー110が回転すると、光束は被走査面115p上の115sに到達することで、被走査面115p上における走査、すなわち画像情報の書き出しが開始される。
光走査装置100では、光源101から出射する光束の光量Iは、被走査面115p上において要する単位面積当たりの光エネルギーと、入射光学系175及び画像形成用結像光学系185aによる損失とから決定される。
そして、同期検知用センサ105bに入射する光束の光量は、光量Iに対する入射光学系175及び同期検知用結像光学系185bによる損失から決定される。
すなわち、光走査装置100では、所望される被走査面115p上における照射スポットの光量が小さくなればなるほど、光源101の光量Iは小さくできる。
しかしながら、光源101の発光光量Iが小さくなると、同期検知用センサ105bに入射する光束の光量も小さくなってしまう。
一方で、本実施形態に係る光走査装置11では、画像形成用の第1の光源1pと同期検知用の第2の光源1bとが設けられている。
そのため、第1の光源1p及び第2の光源1bの発光光量をそれぞれ適切に設定することで、被走査面15pに入射する光束の光量と同期検知用センサ5bに入射する光束の光量とを独立に制御することができる。
さらに、本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用結像光学系85bのアナモフィックレンズ3bとして焦点距離が短いレンズを用いているため、第2の光源1bからアナモフィックレンズ3bまでの光束LBの射出角θが大きくなる。そのため、変換された平行光束の光量は大きくなる。
従って、焦点距離が長いレンズを用いた場合に比べて、第2の光源1bの発光光量を小さくすることができ、これにより、第2の光源1bの長寿命化も達成することができる。
次に、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用光学系の配置について説明する。
図6(a)及び(b)は、本実施形態に係る光走査装置11の主走査断面図を示している。
図6(a)及び(b)に示されているように、本実施形態に係る光走査装置11では、主走査断面内に投影したとき、画像形成用結像光学系85aの光軸801を挟んで、画像形成用入射光学系75aの反対側に、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bが配置されている。
図6(a)において、802は、光軸801方向において、ポリゴンミラー10pの外接円上で被走査面15pから最も遠い位置を通り、主走査断面内の光軸801に垂直な方向(すなわち、主走査方向)に平行な直線(第1の直線)である。
また、803は、第1の結像光学素子11pのポリゴンミラー10p側光学面(画像形成用結像光学系85aの最も偏向器側の光学面)の面頂点を通り、主走査方向に平行な直線(第2の直線)である。
このとき、装置の小型化を達成するために、本実施形態に係る光走査装置11では、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線802と直線803との間に配置されている。
また、図6(b)において、805は、ポリゴンミラー10pの中心を通り、主走査方向に平行な直線(第3の直線)であり、806は、第1の光源1pの中心発光点を通り、主走査方向に平行な直線(第4の直線)である。
このとき、装置の小型化を達成するために、本実施形態に係る光走査装置11では、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線805と直線806との間に配置されている。
また、図6(a)において、808は、主走査方向に有効径が最も大きい、すなわち被走査面15pに最も近い第2の結像光学素子12pの光軸801を挟んで画像形成用入射光学系75aとは反対側の主走査方向端部12p’を通り、光軸801に平行な直線(第5の直線)である。
ここで、主走査方向端部12p’は、不図示の取り付け部も考慮した第2の結像光学素子12pの外形の端部を表している。なお、外形を含めた第2の結像光学素子12pの大きさは、有効径の約1.2〜1.3倍である。
このとき、装置の小型化を達成するために、本実施形態に係る光走査装置11では、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線808と光軸801との間に配置されている。
また、図6(a)において、809は、直線802と光軸801との交点(第1の交点)80Aと、直線803と直線808との交点(第2の交点)80Bとを通る直線(第6の直線)である。
このとき、装置の小型化を達成するために、本実施形態に係る光走査装置11では、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線802、808及び809によって囲まれる三角形領域812内に配置されている。
これは、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bが、第1の光源1pから出射し、ポリゴンミラー10pによって偏向された光束LAを遮光しないようにするためである。
このため、本実施形態に係る光走査装置11では、領域812内に配置されるように同期検知用光学系の光路長を設定している。
以上のことをまとめると、本実施形態に係る光走査装置11では、装置の小型化を達成するために、主走査断面内に投影したとき、光軸方向においては、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線802と直線803との間に配置されていることが好ましい。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、装置の小型化を達成するために、主走査断面内に投影したとき、光軸方向においては、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線805と直線806との間に配置されていることがより好ましい。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、装置の小型化を達成するために、主走査断面内に投影したとき、主走査方向においては、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線808と光軸801との間に配置されていることが好ましい。
加えて、本実施形態に係る光走査装置11では、装置の小型化を達成するために、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線802、808及び809によって囲まれる三角形領域812内に配置されていることがより好ましい。
本実施形態に係る光走査装置11では、2つの光源、すなわち第1の光源1p及び第2の光源1b、及び2つの入射光学系、すなわち画像形成用入射光学系75a及び同期検知用入射光学系75bを設けている。それにより、走査速度の高速化を達成している。
また、上記を満たすように、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bを配置しており、それにより、光走査装置の小型化も達成している。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、第2の光源1bからポリゴンミラー10p上の偏向点までの光路長と、該偏向点から同期検知用センサ5bまでの光路長とを略同一に設定している。
これにより、第2の光源1b及び同期検知用センサ5bそれぞれの主走査方向位置を近づけることが容易となり、不図示のそれぞれを制御するための電気基板を共通化させることができる。
そのため、光走査装置の小型化に加えて、低コスト化も達成することもできる。
次に、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用センサ5b上における副走査方向のスポット形状について説明する。
本実施形態に係る光走査装置11では、同期検知用レンズ4bによる副走査方向における結像位置をLSF(Line Spread Function)像面の略中心になるようにしている。
ここで、LSFとは、所定の結像位置において評価したい方向(主走査方向若しくは副走査方向)に対して垂直な方向(副走査方向若しくは主走査方向)に、結像スポットの点像分布強度関数を重ね合わせて規格化したものである。
すなわち、ここでは、副走査方向におけるスポット形状を議論するため、所定の結像位置において副走査方向に対して垂直な主走査方向に、結像スポットの点像分布強度関数を重ね合わせて規格化して得られたLSFを考える。
また、LSFのピーク強度の1/eにおけるスライス幅を、LSFスポット径と称する。
そして、LSF像面とは、所定の結像スポットに対して、光軸方向のデフォーカス量に対するLSFスポット径の変化をプロットしたものである。
図7は、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用結像光学系85bによる副走査方向のLSF像面を示している。換言すると、図7は、本実施形態に係る光走査装置11の同期検知用結像光学系85bにおけるデフォーカス量に対する副走査方向のLSFスポット径の変化を示している。
なお、図7では、同期検知用センサ5bの配置位置をデフォーカス量の原点としている。
本実施形態に係る光走査装置11では、副走査方向のLSFスポット径がデフォーカス範囲内で一番小さくなる光軸上の位置に同期検知用センサ5bを配置している。
また、例えば、同期検知用センサ5b上に付着したゴミやケバの大きさに比べて同期検知用センサ5b上に形成されるスポットが十分に大きくない場合には、同期検知用センサ5b上での光量が低下する虞がある。
また、同期検知用センサ5bの受光範囲に対してスポットが大き過ぎる場合にも、同期検知用センサ5b上での光量が低下し、正確に同期検知することができない可能性がある。
従って、光軸に沿って同期検知用センサ5bが移動しても、副走査方向のLSFスポット径の変化が鈍感であることが望ましい。
そのためには、同期検知用センサ5bに入射する光束LBの角度を狭くすることが好ましい。
一方、図5に示されている光走査装置100のような構成において、同期検知用センサ105bの取り込み角度を狭くしようとすると次の弊害が生じる。
光走査装置100では、1つの入射光学系175で画像形成用と同期検知用とを兼用しているために、入射光学系175において光束幅を狭めると、被走査面115p上に形成されるスポットが大きくなるために、所望の画質を達成することができない。
さらに、入射光学系175において光束幅を狭めると、入射光学系175を通過した光束の明るさが暗くなるため、レーザー光源101は定格を越えた出力が要求され、それにより、被走査面115p上でのスポット形状がぼけ、画質が劣化してしまう。
なお、入射光学系175において光束幅を狭めずに、同期検知用結像光学系185bに新たに副走査開口を設けることで、被走査面115p上でのスポット劣化を改善することはできる。
しかしながら、上記のように、光源101から出射する光束の光量Iは、被走査面115p上において要する単位面積当たりの光エネルギーと、入射光学系175及び画像形成用結像光学系185aによる損失とから決定される。
そのため、同期検知用結像光学系185bに新たに副走査開口を設けると、同期検知用センサ105b上での光量低下が発生する。
本実施形態に係る光走査装置11では、画像形成用と同期検知用とでそれぞれ光源及び入射光学系が設けられている。
そのため、同期検知用センサ5bの取り込み角度を狭くするためには、第2の光源1b及び同期検知用入射光学系75bを調整すれば良い。
それにより、被走査面15p上でのスポット形状を維持すると共に、同期検知用センサ5b上での光量確保及び良好なスポット形状を達成することができる。
本実施形態に係る光走査装置11において、具体的には、第2の光源1bとして、定格が第1の光源1pよりも高いレーザー光源を用いている。
また、本実施形態に係る光走査装置11では、開口2bの副走査方向の開口径は0.9mmである。さらに、副走査方向において、画像形成用入射光学系75aよりも同期検知用入射光学系75bのほうが入射Fナンバーが暗くなっている。ここで、入射Fナンバーとは、光束の取り込み角に対応している。
本実施形態に係る光走査装置11では、図7に示されているように、同期検知用センサ5bが配置位置から±2mmの範囲で移動しても、副走査方向のLSFスポット径はほとんど変化しない。
従って、同期検知用センサ5bが光軸方向にずれた位置に取り付けられたとしても、ゴミやケバによる検知精度低下や、スポットのセンサ面からのはみ出しは発生しない。
[第二実施形態]
図8は、第二実施形態に係る光走査装置21の主走査断面図を示している。
なお、同一の構成部材については、同一の符番を付して説明を省略する。
上述のように、光軸に沿って同期検知用センサ5bが移動しても、副走査方向のLSFスポット径の変化を鈍感にするためには、同期検知用センサ5bに入射する光束LBの角度を狭くすればよい。
そのための方法として、同期検知用センサ5bの手前に、可能な限り小さい開口絞りを配置すること、同期検知用レンズ4bの副走査方向の焦点距離を長くすること等が挙げられる。
前者の方法については、製造可能な絞り径には限界があるという問題が挙げられる。
また、後者の方法について、同期検知用レンズ4bの副走査方向の焦点距離を長くすれば、絞り径の大きさを変えることなく同期検知用センサ5b上でLSFスポット径を大きくすることができる。
しかしながら、同期検知用レンズ4bとして焦点距離の長いレンズを用いると、ポリゴンミラー10pの偏向面から同期検知用センサ5bまでの光路長が長くなってしまい、装置の大型化に繋がる。
そこで、本実施形態に係る光走査装置21では、主走査断面内において、同期検知用結像光学系85b及び同期検知用センサ5bを、光軸801を挟んで同期検知用入射光学系75bとは反対側、すなわち画像形成用入射光学系75aと同じ側に配置している。
また、主走査断面内において、同期検知用結像光学系85b及び同期検知用センサ5bを、画像形成用入射光学系75aを挟んで、APC光学系95及びAPCセンサ9pとは反対側に配置している。
これにより、装置を大型化させないように、ポリゴンミラー10pの偏向面から同期検知用センサ5bまでの光路長を長くすることができる。
第一実施形態に係る光走査装置11では、図7に示されているように、同期検知用センサ5b上での副走査方向のLSFスポット径は、デフォーカス±2mmの範囲で、約60μmの大きさを保つことができている。
本実施形態に係る光走査装置21では、以下に示すように、第一実施形態に係る光走査装置11よりもさらにLSFスポット径をデフォーカス方向に対して安定させることができるように構成している。
同期検知用レンズ4bの出射面から同期検知用センサ5bまでの光軸に沿った距離は、第一実施形態に係る光走査装置11では56.4mmである一方で、第二実施形態に係る光走査装置21では76.2mmとしている。
本実施形態に係る光走査装置21では、同期検知用レンズ4bの出射面から同期検知用センサ5bまでの距離を長くするために、同期検知用レンズ4bの出射面の曲率を緩くしている。また、本実施形態に係る光走査装置21の同期検知用レンズ4bの焦点距離を、第一実施形態に係る光走査装置11の同期検知用レンズ4bの焦点距離よりも長くしている。
これにより、第2の光源1bの出射強度を下げることなく、LSFスポット径を太らせることができる。
図9は、本実施形態に係る光走査装置21の同期検知用結像光学系85bにおけるデフォーカス量に対する副走査方向のLSFスポット径の変化を示している。
図9に示されているように、副走査方向のLSFスポット径は、デフォーカス±3mmの範囲で、約185μmの大きさを保つことができている。
なお、本実施形態に係る光走査装置21における同期検知用入射光学系75bの主走査方向のFナンバーは3.8であり、副走査方向のFナンバーは28.9である。
次に、本実施形態に係る光走査装置21における同期検知について説明する。
まず、第一実施形態に係る光走査装置11では、ポリゴンミラー10pの同期検知のための光束LBが入射する偏向面301と画像形成のための光束LAが入射する偏向面302とは、互いに異なる偏向面である。
そのため、偏向面301と偏向面302とで面情報が異なるために、面分割誤差を予め測定することで、良好な画像を得ることができる。
ここで、面分割誤差とは、対応する偏向面間での同期検知から画像書き出し開始までの時間差のばらつきである。
ポリゴンミラー10pが完全な正五角形であれば、全ての対応する偏向面の間で同期検知から画像書き出しまでの時間差は同一である。
しかしながら、製造誤差により、ポリゴンミラー10pの回転中心から各偏向面までの距離の間にばらつきがあると、偏向面毎に同期検知から画像書き出し開始までの時間差にばらつき、すなわち面分割誤差が生じてしまう。
そのような場合に、全ての偏向面に対して、同一の画像書き出しタイミングを設定してしまうと、偏向面毎で実際の画像書き出しタイミングが異なってしまい、画像不良が発生する。
そこで、本実施形態に係る光走査装置21では、ポリゴンミラー10pの同期検知のための光束LBが入射する偏向面と画像形成のための光束LAが入射する偏向面とを、互いに同じ偏向面にしている。
これにより、同期検知と画像形成とで、偏向面の面情報を同じにすることができるため、面分割誤差の測定は不要となり、組み立て時のタクトタイムを減少できると共に、同期検知の正確性を向上させることができる。
本実施形態に係る光走査装置21では、図8に示されているように、主走査断面内において、第2の光源1bを、第1の結像光学素子11pの主走査方向における走査開始側端部近傍に配置している。また、本実施形態に係る光走査装置21では、同期検知用センサ5bを、第1の結像光学素子11pの主走査方向における走査終了側端部近傍に配置している。
ここで、ポリゴンミラー10pの各偏向面を301、302、303、304及び305と呼び、偏向面301で同期検知を行なう場合を考える。
そのとき、所定のタイミングにおいてポリゴンミラー10pが所定の位相に回転したとき、第2の光源1bが発光することによって光束LBが出射した後、偏向面301によって反射され、同期検知用センサ5bに入射し、同期検知が行なわれる。
そして、さらにポリゴンミラー10pが14度回転した際に、同一の偏向面301に対して第1の光源1pからの光束LAが入射し偏向されることによって、画像書き出しが開始される。
以上のことを含めて、図10(a)及び(b)はそれぞれ、第一実施形態に係る光走査装置11及び本実施形態に係る光走査装置21における同期検知と画像形成の各タイミングチャートを示している。
図10(a)に示されているように、第一実施形態に係る光走査装置11では、タイミングtbから所定の時間において偏向面301によって偏向された光束LBによって同期検知が行われる(黒領域)。その後タイミングtsにおいて異なる偏向面302によって偏向された光束LAによって画像書き出しが開始され、タイミングteにおいて画像書き出しが終了する(ハッチング領域)。
そして、タイミングt0においてポリゴンミラー10pは、360/5=72度だけ回転し、タイミングtbから所定の時間において偏向面305によって偏向された光束LBによって同期検知が行われる。その後タイミングtsにおいて異なる偏向面301によって偏向された光束LAによって画像書き出しが開始され、タイミングteにおいて画像書き出しが終了する。以後、これを繰り返す。
一方、本実施形態に係る光走査装置21では、図10(b)に示されているように、タイミングtbから所定の時間において偏向面301によって偏向された光束LBによって同期検知が行われる(黒領域)。その後タイミングtsにおいて同一の偏向面301によって偏向された光束LAによって画像書き出しが開始され、タイミングteにおいて画像書き出しが終了する(ハッチング領域)。
そして、タイミングt0においてポリゴンミラー10pは、360/5=72度だけ回転し、タイミングtbから所定の時間において偏向面305によって偏向された光束LBによって同期検知が行われる。その後タイミングtsにおいて同一の偏向面305によって偏向された光束LAによって画像書き出しが開始され、タイミングteにおいて画像書き出しが終了する。以後、これを繰り返す。
このように、本実施形態に係る光走査装置21では、所定の区間(すなわち、ポリゴンミラー10pが360/5=72度だけ回転する区間)において、同期検知と画像形成とが同一の偏向面を用いて行われる。
そのため、面分割誤差の測定は不要となり、組み立て時のタクトタイムを減少できると共に、同期検知の正確性を向上させることができる。
[第三実施形態]
図11は、第三実施形態に係る光走査装置31の主走査断面図を示している。
なお、同一の構成部材については、同一の符番を付して説明を省略する。
本実施形態に係る光走査装置31では、第一及び第二実施形態に係る光走査装置11及び21とは異なり、アナモフィックレンズ3bと同期検知用レンズ4bとが一体に成形された一体成形レンズ201が設けられている。
すなわち、一体成形レンズ201は、一つの面に二つの光学面を備えている。
これにより、光走査装置の更なる小型化及び低コスト化を達成している。
図12は、本実施形態に係る光走査装置31の一体成形レンズ201の斜視図を示している。
図12に示されているように、本実施形態に係る光走査装置31では、第2の光源1bから出射し、開口2bを通過した光束LBは、光軸212に沿ってアナモフィックレンズ部211に入射する。
その後、光束LBは、ポリゴンミラー10pの偏向面によって偏向され、光軸214に沿って同期検知用レンズ部213に入射し、同期検知用センサ5b上に集光される。
なお、本実施形態に係る光走査装置31では、光軸212と光軸214との間の角度は10度である。
また、215は、アナモフィックレンズ部211及び同期検知用レンズ部213の両光学部を保持する一体成形レンズ201の外形部を示しており、外形部215と両レンズ部211及び213とを樹脂で一体成形すると、低コストで製造することができる。
上記のように、本実施形態に係る光走査装置31では、同期検知用入射光学系75bの光路と同期検知用結像光学系85bの光路との間の角度は10度である。
この角度を大きくしてしまうと、一体成形レンズ201の主走査方向の長さが大きくなってしまうことに注意が必要である。
本実施形態に係る光走査装置31のように、アナモフィックレンズ3bと同期検知用レンズ4bとを主走査方向に一体に成形した一体成形レンズ201を用いることにより、部品点数削減及びタクトタイム短縮を達成することができる。
なお、本実施形態に係る光走査装置31では、アナモフィックレンズ部211の光軸212と同期検知用レンズ部213の光軸214とは主走査断面に平行である。
しかしながら、アナモフィックレンズ部211による反射光が第2の光源1bに戻ることによる発振の不安定化を防ぐために、光軸212及び光軸214の主走査断面に対する角度を数分程度持たせても構わない。
また、本実施形態に係る光走査装置31では、アナモフィックレンズ部211の焦点距離は40mmであり、画像形成用入射光学系75aの第1のコリメーターレンズ3pの焦点距離よりも短くすることで、装置の小型化を達成している。
また、本実施形態に係る光走査装置31では、アナモフィックレンズ部211、同期検知用レンズ部213及び外形部215を樹脂素材で一体成形することによって、一体成形レンズ201を製造している。
また、アナモフィックレンズ部211のパワーを有する光学面は回折格子を有しており、昇温によるピント差をキャンセルできるように格子間隔が設定されている。
また、本実施形態に係る光走査装置31では、第一実施形態に係る光走査装置11と同様に、装置の小型化を達成するために、主走査断面内に投影したとき、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線805と直線806との間に配置されている。
このように、実施形態に係る光走査装置31では、同期検知用入射光学系75b及び同期検知用結像光学系85bは、直線805と直線806との間に配置することに加えて、アナモフィックレンズ3bと同期検知用レンズ4bとを主走査方向に一体に成形した一体成形レンズ201を用いることにより、装置の更なる小型化を達成している。
また、本実施形態に係る光走査装置31における同期検知用入射光学系75bの主走査方向のFナンバーは6.7であり、副走査方向のFナンバーは12.1である。
[画像形成装置]
図13は、第一乃至第三実施形態のいずれかに係る光走査装置が搭載された画像形成装置60の要部副走査断面図を示している。
画像形成装置60は、光走査装置を4個並行して配置し、各々が像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。
画像形成装置60は、第一乃至第三実施形態のいずれかに係る光走査装置11、12、13、14、像担持体としての感光体ドラム22、23、24、25、現像器32、33、34、35、搬送ベルト51、及びプリンタコントローラ53を備えている。
画像形成装置60には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号(コードデータ)が入力される。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、K(ブラック)の各画像パターンに変換される。これらの画像パターンは、画像信号及び画像情報として、それぞれ光走査装置11、12、13、14に入力される。そして、これらの光走査装置11、12、13、14からは、各色の画像パターンに応じて変調された光束41、42、43、44が出射する。これらの光線によって感光体ドラム22、23、24、25の感光面が主走査方向に走査される。
画像形成装置60では、例えば、光走査装置11にはC(シアン)、光走査装置12にはM(マゼンタ)、光走査装置13にはY(イエロー)、光走査装置14にはK(ブラック)の画像信号が入力される。そして、各々並行して感光体ドラム22、23、24、25の感光面上に画像信号を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
画像形成装置60は、上述の如く4つの光走査装置11、12、13、14により各々の画像データに基づいた光束を用いて、各色の静電潜像を各々対応する感光体ドラム22、23、24、25の感光面上に形成している。その後、各色の静電潜像が現像器32、33、34、35によって各色トナー像に現像され、現像された各色トナー像が被転写材に転写器によって多重転写され、転写されたトナー像が定着器54によって定着され、1枚のフルカラー画像が形成される。
なお、外部機器52としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
また、画像形成装置60は、4個の光走査装置及び感光体ドラムの構成に限定されるものではない。例えば、光走査装置と感光体ドラムとがそれぞれ1個のみで構成されていても構わない。また、光走査装置と感光体ドラムとがそれぞれ2個、3個、若しくは5個以上で構成されていても構わない。
1a、1b 光源(第1の光源、第2の光源)
3b アナモフィックレンズ(第2の光学素子)
3p 第1のコリメーターレンズ(第1の光学素子)
5b 同期検知用センサ(同期検知部)
10p ポリゴンミラー(偏向器)
11 光走査装置
15p 被走査面
75a、75b 入射光学系(第1の入射光学系、第2の入射光学系)
85a、85b 結像光学系(第1の結像光学系、第2の結像光学系)
LA、LB 光束(第1の光束、第2の光束)

Claims (11)

  1. 第1の光源からの第1の光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査すると共に、第2の光源からの第2の光束を同期検知部へ偏向する偏向器と、
    前記第1及び第2の光束を前記偏向器に入射させる第1及び第2の入射光学系と、
    前記偏向器によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記被走査面及び前記同期検知部に導光する第1及び第2の結像光学系と、
    を有する光走査装置であって、
    前記第1及び第2の入射光学系は、前記第1及び第2の光束の収束度を変換する第1及び第2の光学素子を備えており、
    前記第2の光学素子の焦点距離は、前記第1の光学素子の焦点距離よりも短いことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記偏向器は、ポリゴンミラーであり、
    主走査断面内において、前記第1の結像光学系の光軸に平行な方向での前記偏向器の外接円上における前記被走査面から最も遠い位置を通り、前記光軸に垂直な直線を第1の直線、前記第1の結像光学系における前記偏向器に最も近い光学面の面頂点を通り、前記光軸に垂直な直線を第2の直線としたとき、前記第2の入射光学系及び前記第2の結像光学系は、前記第1の直線と前記第2の直線との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 主走査断面内において、前記偏向器の中心を通り、前記第1の結像光学系の光軸に垂直な直線を第3の直線、前記第1の光源の中心発光点を通り、前記光軸に垂直な直線を第4の直線としたとき、前記第2の入射光学系及び前記第2の結像光学系は、前記第3の直線と前記第4の直線との間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 主走査断面内において、前記第1の結像光学系に設けられる前記被走査面に最も近い第3の光学素子の、前記第1の結像光学系の光軸を挟んで前記第1の入射光学系とは反対側の主走査方向の端部を通り、前記光軸に平行な直線を第5の直線としたとき、前記第2の入射光学系及び前記第2の結像光学系は、前記光軸と前記第5の直線との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記偏向器は、ポリゴンミラーであり、
    主走査断面内において、前記第1の結像光学系の光軸に平行な方向での前記偏向器の外接円上における前記被走査面から最も遠い位置を通り、前記光軸に垂直な直線を第1の直線、前記第1の結像光学系における前記偏向器に最も近い光学面の面頂点を通り、前記光軸に垂直な直線を第2の直線、前記第1の結像光学系に設けられる前記被走査面に最も近い第3の光学素子の前記光軸を挟んで前記第1の入射光学系とは反対側の主走査方向の端部を通り、前記光軸に平行な直線を第5の直線、前記第1の直線と前記光軸との第1の交点と、前記第2の直線と前記第5の直線との第2の交点とを通る直線を第6の直線としたとき、前記第2の入射光学系及び前記第2の結像光学系は、前記第1の直線、前記第5の直線及び前記第6の直線によって囲まれる領域に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記第1の入射光学系に設けられる前記第1の光束の一部を分割する第4の光学素子と、前記第1の光束の光量を制御するための信号を出力する検出器と、前記分割された光束を前記検出器に導光する第3の結像光学系と、を備えており、
    前記第2の結像光学系は、前記第1の結像光学系の光軸を挟んで、該検出器とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記第1の入射光学系は、前記第1の結像光学系の光軸を挟んで、前記第2の入射光学系とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記第2の光源のFFPは、前記第1の光源のFFPよりも広いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光走査装置。
  9. 前記第2の入射光学系のFナンバーは、前記第1の入射光学系よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光走査装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置と、該光走査装置により前記被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された前記トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された前記トナー像を前記被転写材に定着させる定着器と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から出力されたコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力するプリンタコントローラと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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