JP2019018835A - ステアリング装置 - Google Patents

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雄太 木村
村上 裕昭
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Abstract

【課題】モータユニットのモータケースを支持部材により高い支持剛性でハウジングに対して支持することが可能なステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、ラックシャフト2と、ラックシャフト2を収容するラックハウジング3と、ラックハウジング3に一端部が連結されたモータケース45を有するモータユニット44と、モータユニット44の出力によりラックシャフト2を移動させる移動力付与機構5と、ラックハウジング3に固定されてモータケース45を支持する支持部材8とを備える。ラックハウジング3は、上下方向に延びるボルト孔34aが形成された固定用突起34を有し、支持部材8は、モータケース45の外周面に沿う円弧状の支持部82と、支持部82からラックシャフト収容部31に向かって突出する一対の固定片83,84とを有する。一対の固定片83,84の端部は、ラックハウジング3の固定用突起34にボルト締結される。【選択図】図4

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
従来、所謂ハイブリッド車や電気自動車等のように電動機を走行用の駆動源として有する車両には、転舵軸であるラックシャフトに軸方向の移動力を付与し、運転者の操舵操作を補助する電動式の操舵補助装置を備えたステアリング装置が広く用いられている。操舵補助装置は、操舵トルクに応じたトルクで出力軸が回転するモータユニットを有し、出力軸の回転力をボールねじ機構等によって直線方向の移動力に変換してラックシャフトに伝達する。ラックシャフトは、筒状のラックハウジングに支持され、車幅方向に進退移動して転舵輪を転舵させる。
モータユニットは、出力軸と一体に回転する回転子や磁界を発生させる固定子が制御部と共にモータケースに収容されており、モータケースの一端部がラックハウジングにボルト固定されている。このようなモータユニットは、質量が比較的大きく、かつその軸方向の一端部でラックハウジングに固定されているので、車両の振動による影響を受けやすい。このため、モータケースのラックハウジングへの固定強度が弱いと、ラックハウジングやモータケースの破損や異音発生の原因となる場合がある。
特許文献1には、ラックハウジングに相当するギヤハウジングに、Ω字状の連結部材によってモータケースを連結した操舵装置が記載されている。連結部材は、ギヤハウジングに形成されたリブの雌ねじ穴に螺合するボルトによって締結された一対の当接部と、一対の当接部のそれぞれの端部からモータケースに向かって延びる一対の脚部と、一対の脚部の端部からモータケースの外周面に沿って延在する締付部とを有している。当接部は車両前後方向に延在し、脚部は車両上下方向に延在している。
特開2015−174615号公報(段落[0036]−[0038]及び図4参照)
特許文献1に記載のものでは、連結部材の当接部と脚部とが直角をなすので、モータユニットが振動する際、この角部に応力が集中しやすい。このため、連結部材の疲労強度が低く、モータユニットの支持剛性が必ずしも十分ではないおそれがあった。
そこで、本発明は、モータケースを支持部材により高い支持剛性でハウジングに対して支持することが可能なステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、軸方向への進退移動によって車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、前記転舵軸の一部を収容する筒状の本体部を有するハウジングと、前記ハウジングの前記本体部との間に所定の間隔を有して配置され、前記転舵軸と平行な方向の一端部が前記ハウジングに固定されたモータケースを有するモータユニットと、前記モータユニットの出力軸の回転によって前記転舵軸に前記軸方向の移動力を付与する移動力付与機構と、前記ハウジングに設けられた固定用突起に固定されて前記モータケースを支持する支持部材と、を備え、前記固定用突起は、前記本体部から前記モータユニット側に突出し、かつ前記車両の上下方向に延びるボルト孔を有し、前記支持部材は、前記モータケースの外周面に沿うように配置される円弧状の支持部と、前記支持部から前記ハウジングの前記本体部に向かって突出する固定片とを有し、前記固定片の端部が前記固定用突起における前記ボルト孔の開口端面にボルト締結された、ステアリング装置を提供する。
本発明に係るステアリング装置によれば、モータケースを支持部材により高い支持剛性でハウジングに対して支持することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置を示す外観図である。 ステアリング装置のハウジング内の構造を模式的に示す模式図である。 操舵補助装置の要部の構成を示す断面図である。 支持部材の固定状態を説明する模式図である。 支持部材及びハウジングの一部の斜視図である。 第1の実施の形態の第1の変形例を示す説明図である。 第1の実施の形態の第2の変形例を示す説明図である。 第2の実施の形態に係るステアリング装置の構成を示す模式図である。 ステアリング装置を車両後方側から見た状態を示す構成図である。 モータユニットを図9のB−B線で示す構成図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(ステアリング装置の全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置を示す外観図である。図2は、ステアリング装置のハウジング内の構造を模式的に示す模式図である。図3は、操舵補助装置の要部の構成を示す断面図である。
このステアリング装置1は、車両に取り付けられて、運転者の操舵操作に応じて転舵輪である左右の前輪を転舵させる。図1では、ステアリング装置を車両の斜め前方から見た状態を示し、図面左側が車両の右側にあたり、図面右側が車両の左側にあたる。なお、図1及び図2における符号中の文字「R」は車両の右側を示し、文字「L」は車両の左側を示している。以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」とは、車両上下方向(鉛直方向)ならびに車両左右方向(車幅方向)における各方向をいう。
ステアリング装置1は、運転者が操舵操作するステアリングホイール10が連結されたステアリングシャフト11と、ステアリングホイール10の操舵操作によって車幅方向に沿って軸方向に進退移動する転舵軸としてのラックシャフト2と、ラックシャフト2を収容するラックハウジング(ハウジング)3と、固定子及び回転子からなる電動モータ40及びこの電動モータ40を制御する制御部としてのコントロールユニット40aをモータケース45に収容したモータユニット44と、電動モータ40によって駆動され、ラックシャフト2に軸方向の移動力を付与する移動力付与機構5とを備えている。
ラックハウジング3は、移動力付与機構5及びラックシャフト2の一部を収容している。ラックシャフト2は、長手方向の両端部がラックハウジング3から突出している。モータユニット44及び移動力付与機構5は、運転者によるステアリングホイール10の操舵操作を補助する操舵補助装置4を構成する。ステアリング装置1は、ラックシャフト2の軸方向への進退移動によって転舵輪である左右の前輪19L,19Rを転舵させる。図1では、前輪19L,19Rを仮想線(二点鎖線)で示している。
ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10が一端部に固定されたコラムシャフト12と、コラムシャフト12に自在継手151を介して連結されたインターミディエイトシャフト(中間シャフト)13と、インターミディエイトシャフト13に自在継手152を介して連結されたピニオンシャフト14とを有している。自在継手151,152は、例えばカルダンジョイントからなる。
ピニオンシャフト14には、その先端部にピニオン歯140(図2参照)が形成されている。ラックシャフト2には、ピニオン歯140に噛み合うラック歯20、及び螺旋状のねじ溝21(図3参照)が形成されている。また、ピニオンシャフト14は、その一部がステアリングホイール10に付与される操舵トルクによって捩じれる可撓性を備えたトーションバー141として構成されており、トーションバー141の捩じれ角がトルクセンサ41によって検出される。トルクセンサ41は、操舵トルクをトーションバー141の捩じれ角の大きさによって検出する。
ラックシャフト2は、左右のタイロッド17L,17Rや図略のナックルアームを含むリンク機構を介して左右の前輪19L,19Rに連結されている。ラックハウジング3の両端部とタイロッド17L,17Rとの間には、伸縮可能な蛇腹構造を有するベローズ18L,18Rがそれぞれ設けられている。ラックシャフト2の両端部には、図2に示すように、ボールジョイント16L,16Rを介して左右のタイロッド17L,17Rの一端部が連結されている。ラックシャフト2が車幅方向(左右方向)に進退移動すると、左右のタイロッド17L,17Rによって左右の前輪19L,19Rがそれぞれ転向される。
本実施の形態では、移動力付与機構5がボールねじ機構によって構成されている。移動力付与機構5は、ラックシャフト2の外周面に形成されたねじ溝21に複数のボール42を介して螺合する円筒状のナット部材6と、ナット部材6を回転可能に支持する転がり軸受7とを有している。
モータユニット44のコントロールユニット40aは、トルクセンサ41によって検出された操舵トルクや車速に応じたモータ電流を電動モータ40に供給する。トルクセンサ41の検出信号は、ケーブル410によってコントロールユニット40aに伝送される。モータケース45には、ケーブル410の一端部に取り付けられたコネクタ411が嵌合するコネクタ451が固定されている。電動モータ40は、コントロールユニット40aから固定子に供給されるモータ電流によってトルクを発生し、合成ゴムからなるベルト43を介してナット部材6をラックハウジング3に対して回転させる。
ラックハウジング3は、例えばアルミダイキャストにより成形され、ラックシャフト2の一部を収容する本体部としての筒状のラックシャフト収容部31と、ピニオンシャフト14を収容するピニオンシャフト収容部32と、ナット部材6を収容するナット部材収容部33と、後述する支持部材8を固定するための固定用突起34と一体に有している。ラックシャフト収容部31は、ラックシャフト2をその両端部を除いて軸方向移動可能に収容及び支持している。また、ラックシャフト収容部31は、軸方向の両端部に取付部311,312(図1参照)を有し、この取付部311,312が車体の取付対象であるステアリングメンバ(図示せず)にボルトによって固定される。
ラックハウジング3は、第1部材301及び第2部材302を有している。ナット部材収容部33は、第1部材301及び第2部材302の結合によって構成され、ナット部材収容部33よりも車両右側(図面左側)のラックシャフト収容部31は、第1部材301によって構成されている。ナット部材収容部33よりも車両左側(図面右側)のラックシャフト収容部31は、第2部材302によって構成されている。第1部材301と第2部材302とは、複数のボルト303によって締結されている。
電動モータ40を収容するモータケース45は、その一端部に開口45bを有し、その開口45bから電動モータ40の出力軸となるシャフト401が延出されている。モータケース45には、開口45b側の端部の外周部にフランジ状の連結部45aが形成されており、この連結部45aが複数のボルト304によって第2部材302に固定されている。これにより、モータケース45は、ラックシャフト2と平行な方向の一端部がラックハウジング3にボルト304により固定されている。なお、図3では、複数のボルト303,304のうち、それぞれ1つのボルト303,304を示している。
ナット部材6は、ラックシャフト2との間にボールねじ部60を構成する。ナット部材6の内周面には、ラックシャフト2のねじ溝21に対向する螺旋状のねじ溝61が形成されている。複数のボール42は、ラックシャフト2のねじ溝21及びナット部材6のねじ溝61によって形成される転動路600を転動する。また、ナット部材6には、転動路600の2箇所に開口する環流路62が形成されている。複数のボール42は、ナット部材6の回転により、転動路600及び環流路62を循環する。
ナット部材6には、ベルト43が掛け回された従動プーリ部63が形成されており、ベルト43が電動モータ40のシャフト401に結合された駆動プーリ400と従動プーリ部63との間に掛け回されて電動モータ40の回転力をナット部材6に伝達する。電動モータ40の出力軸であるシャフト401が回転することにより、移動力付与機構5によってラックシャフト2に軸方向の移動力が付与される。
モータケース45とラックハウジング3のラックシャフト収容部31とは、車両前後方向の所定の空間を隔てて、車両の前後方向に対向して配置されている。本実施の形態では、ラックシャフト2の中心軸と電動モータ40の中心軸とが平行である。つまり、電動モータ40の出力軸であるシャフト401は、その回転軸線がラックシャフト2の中心軸線と平行に配置されている。
転がり軸受7は、複列に配置された複数の転動体70を有する複列玉軸受であり、外輪71及び内輪72と、第1及び第2の保持器73,74とを有している。外輪71は、ラックハウジング3に固定されている。内輪72は、一方列の複数の転動体70が転動する第1内輪部材721と、他方列の複数の転動体70が転動する第2内輪部材722とからなる。
ナット部材6は、外径が異なる大径部601と小径部602とを一体に有し、大径部601の一端部に従動プーリ部63が形成されている。大径部601と小径部602との間には、段差面6aが形成されている。小径部602の一端部における外周面には、雄ねじ部64が形成されており、この雄ねじ部64にリングナット65が螺合している。リングナット65は、例えば加締めによって緩み止めされ、段差面6aとの間に内輪72を軸方向に締めつけて固定している。
(支持部材の説明)
図4は、ステアリング装置1における支持部材8の固定状態を図2のA−A線におけるラックハウジング3及びラックシャフト2の断面と共に示す構成図である。図4では、モータユニット44の一部を破断して電動モータ40の内部構造を図示している。図5は、支持部材8及びハウジング3の一部の斜視図である。
電動モータ40は、シャフト401と一体に回転するロータコア402と、ロータコア402の外周面に固定された複数の永久磁石403と、複数相の巻線404がそれぞれ巻き回された複数のステータコア405とを有している。複数のステータコア405は、モータケース45に固定されている。巻線404には、コントロールユニット40aからモータ電流が供給され、複数のステータコア405と複数の永久磁石403との間に発生する吸引力及び斥力によってシャフト401及びロータコア402がモータケース45に対して回転する。
モータユニット44を構成するモータケース45は、ラックハウジング3のラックシャフト収容部31との間に所定の間隔を有して配置されている。ステアリング装置1は、ラックハウジング3の固定用突起34に固定されてモータケース45(モータユニット44)を支持する支持部材8を備えている。比較的質量の大きいモータユニット44を、連結部45aと支持部材8の両者で支持することで、より強固にモータユニット44を固定することが可能になる。モータケース45は、有底円筒状であり、支持部材8に支持される部分が円筒状に、コネクタ451が固定された底部が円板状に、それぞれ形成されている。
支持部材8は、ラックハウジング3の固定用突起34に固定される固定部81と、モータケース45の外周面45cに沿うように配置される円弧状の支持部82とを有している。支持部材8は、モータケース45の連結部45aとは反対側の端部を支持するように、ラックハウジング3に固定されている。なお、支持部82は、モータケース45の外周面45cに接しているが、モータケース45にボルト締結あるいは接着等によって固定されてはいない。
本実施の形態では、固定部81が固定用突起34にボルト締結されることにより、支持部材8がラックハウジング3に固定されている。固定用突起34は、ラックシャフト収容部31から車両前後方向(ラックハウジング3とモータケース45の対向方向)に沿ってモータユニット44側に突出している。本実施の形態では、ラックシャフト2に対して電動モータ40のシャフト401を水平にオフセットして配置するため、上記対向方向は車両前後方向と一致する。また、固定用突起34には、車両上下方向に延びるボルト孔34aが形成されている。本実施の形態では、ボルト91の軸部911が挿通されるボルト孔34aが固定用突起34を車両上下方向に貫通している。固定用突起34の上端部及び下端部におけるボルト孔34aの開口端面(ボルト孔34aが開口する面)34b,34cは、ボルト孔34aの延伸方向に対して垂直な平面である。
固定部81は、支持部82からラックシャフト収容部31に向かって突出する一対の固定片83,84を有している。一対の固定片83,84は、ラックシャフト2に平行な方向(車両左右方向)に対して垂直で、かつラックハウジング3とモータケース45の対向方向(車両前後方向)に対して垂直な方向(車両上下方向)において、固定用突起34を挟むように設けられている。以下、一対の固定片83,84のうち上方に位置する固定片83を第1の固定片83といい、下方に位置する固定片84を第2の固定片84という。
第1の固定片83は、長板状の平板部831と、平板部831と支持部82との間に設けられた補強部832とを有している。平板部831は、車両前後方向が長手方向となる長板状であり、そのラックシャフト収容部31側の先端部が固定用突起34におけるボルト孔34aの開口端面34bにボルト締結されている。補強部832は、電動モータ40の中心軸Oに沿って見た形状が略三角形状であり、平板部831における基端部側の一部と支持部82の外周面との間に設けられている。
同様に、第2の固定片84は、長板状の平板部841と、平板部841と支持部82との間に設けられた補強部842とを有している。平板部841は、車両前後方向が長手方向となる長板状であり、そのラックシャフト収容部31側の先端部が固定用突起34におけるボルト孔34aの開口端面34cにボルト締結されている。補強部842は、電動モータ40の中心軸Oに沿って見た形状が略三角形状であり、平板部841における基端部側の一部と支持部82の外周面との間に設けられている。
第1の固定片83の平板部831と、第2の固定片84の平板部841とは平行であり、その間隔は固定用突起34の上下方向の幅と略同一である。第1の固定片83の補強部832は平板部831の上側に、第2の固定片84の補強部842は平板部841の下側に、それぞれ設けられている。
第1の固定片83の平板部831には、ボルト91の軸部911を挿通させるボルト挿通孔831aが形成されている。また、第2の固定片84の平板部841には、ボルト91の軸部911を挿通させるボルト挿通孔841aが形成されている。ボルト91は、第1の固定片83のボルト挿通孔831a、固定用突起34のボルト孔34a、及び第2の固定片84の貫通孔841aに、上方から順次挿通されている。ボルト91の頭部912は第1の固定片83に当接し、第2の固定片84の貫通孔841aから下方に突出したボルト91の軸部911には、ナット92が螺合している。
支持部材8は、ボルト91及びナット92によって固定用突起34と第1及び第2の固定片83,84とが締結固定されることにより、ラックハウジング3(ラックシャフト収容部31)に固定されている。第1の固定片83の平板部831における第2の固定片84との対向面831bは、ボルト91の軸力によって固定用突起34の開口端面34bに当接する。また、第2の固定片84の平板部841における第1の固定片83との対向面841bは、ボルト91の軸力によって固定用突起34の開口端面34cに当接する。
なお、ボルト91を下方から、すなわち第2の固定片84の貫通孔841aから固定用突起34のボルト孔34aを経て第1の固定片83のボルト挿通孔831aに順次挿通させてもよい。この場合、第1の固定片83の貫通孔831aから上方に突出したボルト91の軸部911にナット92が螺合する。
また、固定用突起34のボルト孔34aを雌ねじ孔とし、ボルト孔34aに上下方向から螺合する2つのボルトによって第1の固定片83及び第2の固定片84を固定用突起34に固定してもよい。この場合、一方のボルトは第1の固定片83のボルト挿通孔831aに挿通されてボルト孔34aに螺合し、他方のボルトは第2の固定片84のボルト挿通孔841aに挿通されてボルト孔34aに螺合する。また、第2の固定片84のボルト挿通孔841aを雌ねじ孔とし、ボルト91を第1の固定片83のボルト挿通孔831aから固定用突起34のボルト孔34aに挿通させて第2の固定片84のボルト挿通孔841aに螺合させてもよい。またさらに、これとは逆に、第1の固定片83のボルト挿通孔831aを雌ねじ孔とし、ボルト91を第2の固定片84のボルト挿通孔841aから固定用突起34のボルト孔34aに挿通させて第1の固定片83のボルト挿通孔831aに螺合させてもよい。
ステアリング装置1では、特に車両上下方向及び車両前後方向のモータユニット44の揺れが問題となる。車両上下方向において固定用突起34を第1及び第2の固定片83,84で挟み込み、これらをボルト91で締結固定することで、支持部材8が車両上下方向及び車両前後方向に動きにくくなり、車両上下方向及び車両前後方向のモータユニット44の揺れを抑制することが可能になる。なお、ステアリング装置1では、ラックハウジング3とモータケース45とが車両左右方向に連結されているという構造上、そもそも車両左右方向にはモータユニット44が揺れにくい。よって、支持部材8がボルト91を軸として回動する等してボルト91が緩んでしまうことも抑制される。
支持部82は、モータケース45の外周面45cに沿う円弧状に形成されており、その内径がモータケース45の外径と略等しい。また、支持部82の中心角θは180度以上であり、モータケース45の外周面45cにおける周方向の半分以上の範囲を支持している。支持部82をモータケース45に嵌め合せる際には、支持部82を弾性変形により拡径させ、支持部82の内側にモータケース45を嵌合して配置する。これにより、支持部材8をモータケース45にボルト固定せずとも、支持部材8によってモータケース45を確実に支持することができる。
なお、支持部材8の中心角θが大きくなりすぎると、支持部82のモータケース45への取り付けが困難となるため、支持部材8の中心角θは180度、あるいは180度より若干大きい程度(例えば200度以下)とするとよい。中心角θを180度よりも大きくすれば、中心角θの二等分線の方向にモータケース45が揺れたとしても、モータケース45が支持部82から抜け出してしまうことが抑制される。
また、車両上下方向のモータユニット44の揺れを抑制するために、支持部材8は、少なくとも、ラックシャフトの中心軸Oと電動モータ40の中心軸Oとを含む仮想の平面Aに直交する方向(車両上下方向)におけるモータケース45の両端部を支持部82が支持するように、ラックハウジング3に取り付けられるとよい。つまり、支持部82は、平面Aに直交して中心軸Oを通る面Bとモータケース45の外周面45cとが交差する2つの交点a,bを少なくとも含む範囲を支持するとよい。
さらに、車両上下方向の揺れによる負荷を支持部82でバランスよく受けることができるように、支持部82は上下対称の形状に形成されることが望ましい。つまり、支持部材8は、ラックシャフト2の中心軸Oと電動モータ40の中心軸Oとを含む平面Aに対して支持部82が対称となるように支持部82と固定部81が形成されて、ラックハウジング3に固定されていることが望ましい。なお、負荷の偏りを抑制するため、固定部81および固定用突起34についても、平面Aに対して対称に形成されていることが望ましい。
支持部材8の材質としては、弾性変形可能であり、かつモータユニット44の揺れを十分に抑制可能な機械的強度を有するものを用いるとよい。本実施の形態では、合成ゴムからなるゴムシート820、及びゴムシート820よりも剛性が高い樹脂からなる剛性部材80によって支持部材8を構成した。すなわち、本実施の形態では、支持部82におけるモータケース45の外周面45cとの接触面がゴムからなる。剛性部材80は、固定部81と円弧状の円弧部821とを一体に有し、円弧部821の内周面821aに沿うようにゴムシート820が設けられている。つまり、固定部81は剛性部材80の一部であり、支持部82は剛性部材80の一部である円弧部821とゴムシート820とからなる。
ゴムシート820は、モータケース45と剛性部材80(円弧部821)との間に介在して異音の発生を抑制するためのものである。剛性部材80は、モータケース45を支持するために十分な剛性を有している。なお、ここでは支持部材8に樹脂からなる剛性部材80を用いる場合を説明したが、剛性部材80に相当する部分がアルミニウム合金等の金属部材で構成されていてもよい。この場合、異音の発生を抑制するため、ゴムシート820を設けることがより望まれる。ゴムシート820の厚さは、例えば1〜2mmである。
ステアリング装置1では、モータケース45を支持していない自然状態における支持部82の内径(円弧部821に取り付けられたゴムシート820の内径)Dが、モータケース45の外径D以下となっている。これにより、支持部82の弾性によりモータケース45を支持することが可能になる。また、自然状態における支持部82の内径Dは、モータケース45の外径D未満であることがより望ましい。この場合、弾性変形した支持部82の復元力によって円弧部821の内周面82aがモータケース45の外周面45cに押し付けられ、モータケース45をガタ無く、より強固に支持することが可能になる。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)支持部材8は、支持部82からラックシャフト収容部31に向かって突出する第1及び第2の固定片83,84からなる固定部81を有し、第1及び第2の固定片83,84がボルト孔34aを有してラックシャフト収容部31からモータユニット44側に突出した固定用突起34の開口端面34b,34cにボルト締結されているので、第1及び第2の固定片83,84に応力集中が発生しにくく、モータユニット44の揺れを適切に抑制できると共に、第1及び第2の固定片83,84に損傷が発生しにくい。
(2)固定部81は、車両上下方向において固定用突起34を挟み込むように設けられた一対の固定片83,84を有し、一対の固定片83,84の貫通孔831a,841a及び固定用突起34の貫通孔34aにボルト91を挿通してラックハウジング3に固定されているため、車両上下方向及び車両前後方向の揺れによって支持部材8の位置ずれが発生しにくく、モータユニット44を強固に支持できる。また、ステアリング装置1では車両左右方向の揺れ(モータユニット44のラックハウジング3に対する相対的な揺れ)は発生しにくいため、ボルト91が緩みにくい。
(3)支持部82は、その中心角θが180度以上であるため、支持部82をモータケース45にボルト固定せずとも支持部材8によってモータケース45(モータユニット44)を確実に支持することが可能となり、部品点数が少なく、かつ組付けが容易なステアリング装置1を実現できる。
(4)支持部材8の支持部82は、ラックシャフトの中心軸Oと電動モータ40の中心軸Oとを含む平面Aに直交する方向におけるモータケース45の両端部(交点a及びb)を含む範囲を支持するので、平面Aと垂直な方向、すなわち車両上下方向のモータユニット44の揺れを適切に抑制することができる。
(5)モータケース45を支持していないときの支持部82の内径Dが、モータケース45の外径D以下であるため、支持部82によりモータケース45を確実に支持し、車両上下方向の揺れを低減できる。
[第1の実施の形態の変形例]
次に、本発明の第1の実施の形態の変形例について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、第1の変形例を示し、図7は第2の変形例を示している。これらの変形例は、支持部材8における支持部82の形状が異なる他は図4等を参照して説明した第1の実施の形態と同様であるので、この違いの部分について説明する。また、以下の説明では、第1の実施の形態で用いた部材等の名称及び符号を援用する。
第1の実施の形態では、支持部82の中心角θは180度以上であったが、第1及び第2の変形例では、支持部82の中心角θは180度未満である。また、第1の変形例では、支持部82が面Bよりもラックハウジング3側でのみモータケース45を支持しており、モータケース45の下端部にあたる交点bを支持していない。一方、第2の変形例では、面Aよりも下方における支持部82の円弧長さが面Aよりも上方における支持部82の円弧長さよりも長く、支持部82がモータケース45の下端部にあたる交点bを支持している。なお、支持部82の中心角θは90度以上であることが望ましい。
第1及び第2の変形例において、支持部82は、第1の実施の形態と同様に、モータケース45の外周面45cに接しているが、モータケース45にボルト締結あるいは接着等によって固定されてはいない。また、第1及び第2の変形例では、支持部82の中心角θが180度未満であるものの、モータユニット44が車両上下方向又は車両前後方向に揺れた場合、少なくともその振幅(揺れ幅)の一方側(中心軸Oを振幅の中心とする場合の揺れ方向の一側)でモータケース45を支持できるので、振幅を小さくすることができる。
これらの変形例によっても、第1の実施の形態について説明した(1)及び(2)と同様の作用及び効果を得ることができる。また、支持部82の中心角θが180度未満であるので、支持部82を変形させなくても支持部材8を装着することが可能である。このため、剛性部材80を樹脂よりも剛性が高い金属によって構成しても、支持部材8を容易に装着することができる。またさらに、第2の変形例によれば、支持部82がモータケース45の下端部を支持しており、モータユニット44の重量を支持部82によって適切に受けることができるので、車両上下方向のモータユニット44の揺れを効果的に抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8乃至図10を参照して説明する。
図8は、第2の実施の形態に係るステアリング装置1Aの構成を模式的に示す模式図である。図9は、ステアリング装置1Aを車両後方側から見た状態を示す構成図である。図10は、ステアリング装置1Aのモータユニット44を図9のB−B線におけるラックハウジング3及びラックシャフト2Aの断面と共に示す構成図である。図8乃至図10において、第1の実施の形態と共通する部材や部分等については、第1の実施の形態で用いたものと同一の符号を付して重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、移動力付与機構5がボールねじ機構によって構成された場合について説明したが、本実施の形態では、移動力付与機構5Aがラックアンドピニオン機構によって構成されている。具体的には、電動モータ40のシャフト401と一体回転するように結合されたウォームギヤ51、ウォームギヤ51に噛み合うウォームホイール52、及びウォームホイール52と一体回転するように結合されたピニオン軸53によって移動力付与機構5Aが構成されている。
ピニオン軸53には、その先端部にピニオン歯531が形成されている。ラックシャフト2Aには、第1の実施の形態のねじ溝21に替えて、ピニオン歯531に噛み合うラック歯22が形成されている。電動モータ40のシャフト401が回転すると、その回転が減速されてピニオン軸53に伝達され、軸方向の移動力が操舵補助力としてラックシャフト2Aに付与される。
ラックハウジング3Aは、ラックシャフト収容部31及びピニオンシャフト収容部32と、移動力付与機構5Aを収容する移動力付与機構収容部35とを有している。モータケース45は、一方の端部に形成された複数の連結部45aがそれぞれボルト305によって移動力付与機構収容部35に固定されている。また、モータユニット44は、ラックシャフト2Aと平行ではなく、連結部45aとは反対側の端部が連結部45a側の端部よりも下方に位置するように水平方向に対して傾いている。
第1の実施の形態では、第1の固定片83と第2の固定片84との並び方向、及び支持部82の上端部と下端部との並び方向が共に車両上下方向であった。一方、本実施の形態では、第1の固定片83と第2の固定片84との並び方向が車両上下方向であるが、支持部82の上端部と下端部との並び方向が車両上下方向に対して傾いている。この支持部82の傾斜角は、モータユニット44の傾斜角に対応する角度であり、支持部82がモータケースの周方向に延在している。
また、第1の実施の形態では、支持部材8の中心角が180度よりも大きく、支持部材8を剛性部材80及びゴムシート820によって構成した場合について説明したが、本実施の形態では、支持部材8Aの中心角が180度であり、支持部材8Aの全体が固定部81(第1及び第2の固定片83,84)及び支持部82からなる一体の樹脂部材によって構成されている。
支持部材8Aの支持部82は、電動モータ40の中心軸よりもハウジング3A側におけるモータケース45の外周面45cの半周分に相当する範囲を支持している。すなわち、支持部材8Aは、モータケース45の車両上下方向の両端部を支持している。なお、支持部材8Aの固定部81と固定用突起34との締結構造は、第1の実施の形態と同様である。また、支持部82の内周面82aとモータケース45の外周面45cとの間に隙間ができることを抑制するため、自然状態における支持部82の内径(周方向の両端部の間隔)がモータケース45の外径よりも僅かに小さく、支持部82が拡径するように弾性変形して内周面82aがモータケース45の外周面45cに接している。
以上説明した第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。なお、第2の実施の形態に係る支持部材8Aを、図6及び図7を参照して説明した第1及び第2の変形例のように変形してもよい。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、モータユニット44のモータケース45にコントロールユニット40aが収容された場合について説明したが、これに限らず、モータケース45にコントロールユニット40aが収容されていなくてもよい。この場合、電動モータ40には、別途車体に固定された制御装置からモータ電流が供給される。
また、上記の実施の形態では、ラックハウジング3,3Aとモータユニット44とが車両前後方向に水平に並ぶ場合について説明したが、これに限らず、例えばモータユニット44がラックハウジング3,3Aの上方又は下方にシフトした位置に配置されていてもよい。
また、上記の実施の形態では、固定部81が第1及び第2の固定片83,84を有する場合について説明したが、これに限らず、固定部81が第1の固定片83のみ、あるいは第2の固定片84のみを有していてもよい。すなわち、支持部材8,8Aが、支持部82からラックシャフト収容部31に向かって突出する1つの固定片(第1の固定片83又は第2の固定片84)のみを有していてもよい。この場合でも、当該1つの固定片に応力集中が発生しにくく、モータユニット44の揺れを適切に抑制できる。
1,1A…ステアリング装置 2,2A…ラックシャフト(転舵軸)
3,3A…ラックハウジング 31…ラックシャフト収容部(本体部)
34…固定用突起 34a…ボルト孔
34b,34c…開口端面 31b…貫通孔
40…電動モータ 45…モータケース
45a…連結部 5,5A…移動力付与機構
8,8A…支持部材 81…固定部
81a…貫通孔 83,84…固定片
82…支持部 91…ボルト

Claims (9)

  1. 軸方向への進退移動によって車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、
    前記転舵軸の一部を収容する筒状の本体部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの前記本体部との間に所定の間隔を有して配置され、前記転舵軸と平行な方向の一端部が前記ハウジングに固定されたモータケースを有するモータユニットと、
    前記モータユニットの出力軸の回転によって前記転舵軸に前記軸方向の移動力を付与する移動力付与機構と、
    前記ハウジングに設けられた固定用突起に固定されて前記モータケースを支持する支持部材と、を備え、
    前記固定用突起は、前記本体部から前記モータユニット側に突出し、かつ前記車両の上下方向に延びるボルト孔を有し、
    前記支持部材は、前記モータケースの外周面に沿うように配置される円弧状の支持部と、前記支持部から前記ハウジングの前記本体部に向かって突出する固定片とを有し、前記固定片の端部が前記固定用突起における前記ボルト孔の開口端面にボルト締結された、
    ステアリング装置。
  2. 前記固定片は、前記転舵軸に平行な方向に対して垂直でかつ前記ハウジングと前記モータケースとの対向方向に対して垂直な方向に前記ボルト孔の前記開口端面に当接する、
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記ボルト孔は、前記固定用突起を貫通して形成され、
    前記支持部材は、前記固定用突起を前記ボルト孔の軸方向に沿って挟むように一対の前記固定片を有し、当該一対の前記固定片が前記ボルト孔に挿通されたボルトによって前記固定用突起に締結されている、
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記支持部の中心角が180度以上である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記支持部は、少なくとも前記転舵軸の中心軸と前記電動モータの中心軸とを含む平面に直交する方向における前記モータケースの両端部を支持する、
    請求項4に記載のステアリング装置。
  6. 前記モータケースを支持していないときの前記支持部の内径が、前記モータケースの外径以下である、
    請求項4又は5に記載のステアリング装置。
  7. 前記支持部の中心角が180度未満である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  8. 前記支持部は、少なくとも前記モータケースの下端部を支持する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載のステアリング装置。
  9. 前記支持部は、前記モータケースの外周面との接触面がゴムからなる、
    請求項1乃至8の何れか1項に記載のステアリング装置。
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