JP2015174615A - 操舵装置 - Google Patents

操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015174615A
JP2015174615A JP2014054736A JP2014054736A JP2015174615A JP 2015174615 A JP2015174615 A JP 2015174615A JP 2014054736 A JP2014054736 A JP 2014054736A JP 2014054736 A JP2014054736 A JP 2014054736A JP 2015174615 A JP2015174615 A JP 2015174615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
fixed
housing
end side
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014054736A
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 田島
Yukio Tajima
幸夫 田島
晋一 酒井田
Shinichi Sakaida
晋一 酒井田
儀法 小池
Yoshinori Koike
儀法 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2014054736A priority Critical patent/JP2015174615A/ja
Publication of JP2015174615A publication Critical patent/JP2015174615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】モータの振動が抑制された操舵装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る操舵装置1は、転舵軸8と、転舵軸8を収容する収容部材10(11、12)と、出力軸を有し、出力により転舵軸8が移動するモータ20と、を備え、モータ20は、出力軸方向に異なる2箇所以上で収容部材10に固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、操舵装置に関する。
下記の特許文献1〜特許文献3に示される操舵装置では、転舵軸を収容するハウジング(収容部材)にモータが並んで配置されている。そして、モータのトルクが転舵軸に伝達されるように構成され、運転者の操舵がアシストされている。
特開2005−343396号公報 特開2007−112245号公報 特許4589147号公報
ところで、操舵装置におけるモータの固定構造は、片持ち構造であり、出力軸が設けられたモータの一端側だけがハウジングに固定されている。このため、モータの駆動時にモータ自身が振動し、作動音が生じるおそれがある。
なお、上述する作動音には、モータの振動音の他に、モータを片持ちする部位が振動することで生じる振動音など、モータの振動に伴って生じる音も含まれる。
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、モータの振動が抑制された操舵装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る操舵装置は、転舵軸と、前記転舵軸を収容する収容部材と、出力軸を有し、出力により前記転舵軸が移動するモータと、を備え、前記モータは、前記出力軸方向に異なる2箇所以上で前記収容部材に固定されていることを特徴とする。
前記発明によれば、出力軸方向に異なる2箇所以上で固定され、固定箇所が1箇所である従来の片持ち構造よりもモータが揺れ難くなっている。このため、モータが駆動したとしてもモータの振動が抑制され、作動音が発生し難い。
また、前記モータには、前記収容部材に固定される第1被固定部と第2被固定部が設けられ、前記第1被固定部は、前記出力軸が設けられた前記モータの一端側に設けられ、前記第2被固定部は、前記モータの他端側に設けられてもよい。
また、前記第2被固定部は、前記収容部材から延出する延出部に固定されていてもよい。
また、前記第2被固定部は、前記収容部材に連結する連結部材により固定されていてもよい。
また、前記モータは、弾性部材を介して前記収容部材に固定されてもよい。
本発明によれば、モータの振動が抑制された操舵装置を提供することができる。
第1実施形態に係る操舵装置の全体構成を示す操舵装置の背面図である。 第1実施形態に係る収容空間内を示す断面図である。 第1実施形態に係るモータの固定構造を示す右側面図である。 第2実施形態に係るモータの固定構造を示す右側面図である。 第3実施形態に係るモータの固定構造を示す右側面図である。 変形例3のモータの固定構造を示す背面図である。 変形例6のモータの固定構造を示す右側面図である。
本発明に係る操舵装置の第1実施形態〜第3実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、第1実施形態〜第3実施形態の説明において、同一の要素には同一の符号を付している。
《第1実施形態》
操舵装置1は、車両に搭載されて、車両の操舵輪を操舵する装置である。
図1に示すように、操舵装置1は、左右方向に延びるラック軸(転舵軸)8を有するステアリング機構2と、モータ20を有しラック軸8の一端側に配置された補助トルク機構3と、を備えるラックアシスト型の装置である。
以下、ラック軸8が延びる左右方向において、補助トルク機構3が配置された一端側を左側と称し、他端側を右側と称する。
ステアリング機構2は、運転者が操作するステアリングホイール4と、ステアリングホイール4と一体で回転するステアリング軸5と、ステアリング軸5の下端に連結されたトーションバー6と、トーションバー6の下端に連結され、下端にピニオン(不図示)を有するピニオン軸7と、ピニオンに歯合するラック(不図示)を有するラック軸8と、ラック軸8の両端に連結されたタイロッド9、9と、ハウジング(収容部材)10と、を備える。
そして、タイロッド9、9のそれぞれに操舵輪が連結され、運転手がステアリングホイール4を回転させると、ラック軸8が左方又は右方へ移動し、操舵輪を操舵することができる。
ハウジング10は、左右方向に延在する筒状部材であり、補助トルク機構3の近傍から右方へ延出する長尺状のギヤハウジング12と、ギヤハウジング12の左側に配置される左右方向に短尺状のギヤケース11とを備える。
ギヤケース11とギヤハウジング12とは、複数のボルトB1により締結されて一体になり、ハウジング10の左部には、ラック軸8と交差する分割面13が形成されている。
図2に示すように、分割面13は、ハウジング10の径方向内側に向かうにつれて左方へ段階的に凹む階段状になっている。さらに、分割面13には、Oリング13aが介在している。このため、分割面13を介してハウジング10内に水が浸入し難くなっている。
また、分割面13を構成するギヤケース11の右端面中央部とギヤハウジング12の左端面中央部とは窪んでいる。このため、一体化したギヤケース11とギヤハウジング12との間には、補助トルク機構3の構成部品(モータ20を除く)を収容する収容空間Sが形成されている。
なお、モータ20は、図1、図2に示すように、ハウジング10の左部上方に配置されてハウジング10に並ぶとともに、モータ20の出力軸20aが左方を向いている。このため、モータ20の出力軸20aと、ラック軸8と、ハウジング10と、が平行になっている。
以下、モータ20において、出力軸20aが設けられた左端側を一端側と呼び、右端側を他端側と呼ぶ場合がある。
図1に示すように、ハウジング10の上面側には、半円筒状の第1固定部14と、第2固定部15と、半円盤状の合わせ部16と、が形成されている。
第1固定部14は、モータ20の一端側を固定するためのものであり、ギヤハウジング12の左端部12aから上方に延出し、第1固定部14の右側面がモータ20の左側面と対向している。
また、図2に示すように、第1固定部14の右側面には、略円筒状のモータホルダ19が設けられ、このモータホルダ19にモータ20の一端側が固定されている。
なお、モータ20の出力軸20aは、モータホルダ19内に収容されている。
図1に示すように、第2固定部15は、モータ20の他端側を固定するために、ギヤハウジング12から上方に延出する延出部であり、第1固定部14に対して右側に離間している。
なお、第1固定部14と、モータホルダ19と、第2固定部15との構成の詳細については後述する。
図2に示すように、合わせ部16は、ギヤケース11の右端部11aから上方に延出してなり、第1固定部14が内嵌されている。そして、ギヤケース11とギヤハウジング12との間に形成された収容空間Sが、第1固定部14と合わせ部16との間に延在している。
なお、第1固定部14には、左右方向に貫通する孔14aが形成されており、収容空間S内の構成部品と、ギヤハウジング12の上方に配置されたモータ20の出力軸20aとが連結可能になっている。
補助トルク機構3は、モータ20のトルクをラック軸8に伝達し、運転者による操舵をアシストするための機構である。
補助トルク機構3は、モータ20と、モータ20の出力軸20aに連結するとともに両端が軸受33、34に支持された駆動プーリ21と、ラック軸8に連結するボールねじ24と、ボールねじ24に外嵌された従動プーリ22と、駆動プーリ21及び従動プーリ22に懸架されたベルト23と、を備える。
モータ20は、ロータ(不図示)と、ロータを回転させるステータ(不図示)と、ロータに連結する出力軸20aと、ステータ及びロータを収容する有底筒状のモータケース20bと、を備える。
ボールねじ24は、従動プーリ22の回転運動を左右方向への直線運動に変換し、モータ20からのトルクをラック軸8に伝達する伝達部材であり、ナット25と、ねじ溝26が形成されたねじ軸8aと、複数の鋼球28、28・・・と、で構成されている。なお、ねじ軸8aはラック軸8の一部である。
ナット25は、左右方向に延在し、ナット25の右側外周面に従動プーリ22が嵌められている。一方、ナット25の左端は、分割面13よりも左側に延在し、軸受30の内輪に内嵌されており、ナット25が軸受30に回転自在に支持されている。
なお、軸受30は、ラジアルベアリング、例えば4点接触ボールベアリングであって、ギヤケース11の内周面に内嵌されている。
上述した補助トルク機構3によれば、モータ20の出力軸20aが回転すると、駆動プーリ21が回転する。そして、ベルト23によって駆動プーリ21の回転運動が従動プーリ22に伝達され、従動プーリ22が回転する。また、従動プーリ22とともにナット25が回転することで、ねじ軸8aには、左方又は右方へ移動するような力が作用するようになり、ラック軸8の左右方向への移動がアシストされる。
モータ20の固定構造について説明する。
図2、図3に示すように、モータ20には、ハウジング10に固定される第1被固定部41(図2参照)と第2被固定部42(図3参照)とが設けられている。
図2に示すように、第1被固定部41は、モータケース20bの外周面の左端縁であり、モータケース20bの外周面よりも小径に形成されて段違いになっている。
図3に示すように、第2被固定部42は、モータケース20bの外周面の右側に形成された第1雌ねじ穴部42a及び第2雌ねじ穴部42bである。
また、第1雌ねじ穴部42aは、モータケース20bの外周面の前側下方に形成され、
第2雌ねじ穴部42bは、モータケース20bの外周面の後側下方に形成されている。
以上のように、第1被固定部41がモータ20の一端側に設けられる一方で、第2被固定部42はモータ20の他端側に設けられ、第1被固定部41と第2被固定部42が出力軸20a方向で異なる箇所に設けられている。
図2に示すように、第1固定部14の外周壁には、左右方向に貫通する貫通孔14bが形成されている。そして、貫通孔14bを貫通するボルトB2がモータホルダ19の雌ねじ穴部19cに螺合し、第1固定部14の右側にモータホルダ19が固定されている。
また、モータホルダ19の右端面には、環状の嵌合部19aが形成されている。そして、その嵌合部19aにモータ20の第1被固定部41が内嵌されることで、モータ20の一端側が第1固定部14に固定されている。
なお、嵌合部19aと第1被固定部41との間には、Oリング19bが介在し、モータホルダ19とモータ20との間から収容空間S内に水が浸入し難くなっている。
図3に示すように、第2固定部15は、モータ20の他端側に向かって真っ直ぐに延びる柱部31と、分岐しながらモータ20の外周面に沿って延びる円孤状の受け部32と、を備える。
受け部32の形状は、柱部31を軸として前後対称に形成され、受け部32の長さは、モータ20の全周に対し略4分の1になっている。
受け部32の両端側には、モータ20の第1雌ねじ穴部42aと、第2雌ねじ穴部42bとに対応する孔32a、32bが形成され、その孔32a、32aをボルトB3、B3が挿通している。
また、ボルトB3、B3は、第1雌ねじ穴部42a、第2雌ねじ穴部42bに螺合されており、モータ20の他端側が第2固定部15に締結されている。これにより、モータ20の右端側(他端側)は、ギヤハウジング12に固定されている。
以上、第1実施形態に係る操舵装置1によれば、モータ20は、出力軸20a方向で異なる2箇所で固定されている。このため、モータ20が駆動しても、従来の片持ち構造よりもモータ20が揺れ難く、モータ20の振動が抑制されて、作動音の発生が抑制される。
また、第1実施形態に係る操舵装置1において、第1被固定部41と第2被固定部42が設けられた箇所が、モータ20の駆動により振動し易いモータ20の両端側(一端側及び他端側)である。このため、モータ20の振動を効果的に抑制することができる。
以上、第1実施形態について説明した。
なお、第1実施形態では、モータ20の他端側を固定するための部材が、ハウジング10から延出し、ハウジング10と一体の延出部(第2固定部15)であったが、本発明はこれに限定されず、ハウジング10と別体のものに固定されてもよい。
また、第1実施形態では、延出部(第2固定部15)がハウジング10に設けられているが、本発明は、延出部(第2固定部15)がモータ20の他端側に設けられてもよい。
以下、第2実施形態では、モータ20の他端側が、ハウジング10に連結する連結部材(別体)により固定された場合を説明する。
さらに、第3実施形態では、モータ20の他端側に延出部(第2固定部15)が設けられた場合を説明する。
《第2実施形態》
図4に示すように、第2実施形態の操舵装置1Aでは、ギヤハウジング12の外周面前側と外周面後側とに、ギヤハウジング12の外周面から径方向外側に延出するリブ43、43が形成されている。このリブ43の上面には、雌ねじ穴43aが形成されている。
そして、リブ43、43の上方には、雌ねじ穴43aに螺合するボルトB4、B4により締結されたΩ状の連結部材44が設けられている。
連結部材44は、平面を成しリブ43の上面に載置される一対の当接部45、45と、当接部45、45それぞれの内端側からモータケース20bの外周面に向かって延びる一対の脚部46、46と、その一対の脚部46、46の上端からモータケース20bの外周面に沿って周回してモータケース20bを締め付ける環状(C字状)の締付部47とを備える。
なお、第2実施形態では、連結部材44の締付部47に締め付けられるモータケース20bの外周面右側が、特許請求の範囲に記載される「第2被固定部」に相当する。
以上、第2実施形態に係る操舵装置1Aによっても、モータ20は、出力軸20a方向で異なる2箇所でハウジング10に固定されるため、従来の片持ち構造よりもモータ20が揺れ難い。このため、モータ20が駆動してもモータ20の振動が抑制される。
また、第2実施形態に係る操舵装置1Aによれば、連結部材44の締付部47とモータ20の外周面との当接面積が第1実施形態の第2固定部15の受け部32よりも大きい。このため、モータ20の振動による負荷が分散し易く、耐久性に優れる。
《第3実施形態》
図5に示すように、第3実施形態に係る操舵装置1Bでは、モータ20の他端側に、第2固定部15Aが設けられている。
第2固定部15Aは、モータケース20bの外周面から下方に延出する柱部31Aと、円孤状の受け部32Aと、を備え、モータケース20bと一体になっている。なお、受け部32Aの両端には、孔32a、32aが形成されている。
一方で、ギヤハウジング12には、孔32a、32aに対応する雌ねじ穴部42a、42aが形成されている。
そして、孔32aを貫通するボルトB5が雌ねじ穴部42aに螺合して、モータ20の他端側がハウジング10に固定されている。
さらに、操舵装置1Bでは、ギヤハウジング12と受け部32との間に、シート状の弾性部材60が介在している。弾性部材60は、ゴム製ものであり、ボルトB5が貫通するための穴が形成されている。
なお、第3実施形態では、第2固定部15Aが特許請求の範囲に記載される「第2被固定部」に相当する。
以上、第3実施形態に係る操舵装置1Bによっても、モータ20は、出力軸20a方向で異なる2箇所でハウジング10に固定されるため、従来の片持ち構造よりもモータ20が揺れ難い。このため、モータ20が駆動してもモータ20の振動が抑制される。
また、第3実施形態に係る操舵装置1Bによれば、モータ20の駆動により第2固定部15Aが振動した場合に弾性部材60により振動エネルギーが吸収される。このため、モータ20の振動が減衰し易く、モータ20の振動停止が早まる。
抑制される。
以上、第1実施形態〜3実施形態の操舵装置1、1A、1Bについて説明したが、本発明は、実施形態で説明した例に限定さない。
《変形例1》
たとえば、第1実施形態〜3実施形態の操舵装置1のステアリング機構2は、ラックピニオン型であるが、本発明は、ボールナット型であってもよい。
また、第1実施形態〜3実施形態の操舵装置1のラックアシスト型であったが、本発明は、ステア・バイ・ワイヤ型であってもよい。
《変形例2》
また、第1実施形態〜3実施形態では、モータ20は、出力軸20a方向の異なる2箇所でハウジング10に固定されているが、本発明はこれに限定されず、3つ箇所以上であってもよい。
《変形例3》
また、本発明は、モータ20の構成について限定されない。
たとえば、図6(a)に示すように、モータケース20bの右端側に、モータ20の出力軸20aの回転角を制御するためのコントローラ50を更に備えたモータ20Aであってもよい。
なお、コントローラ50は、モータケース20bに固定されて一体になっている。
さらに、本発明は、コントローラ50を備えたモータ20Aをハウジング10に固定する場合、つぎのような固定構造であってもよい。
《変形例3−1》
図6(b)に示すように、第2被固定部42(図示しない第1雌ねじ穴部と第2雌ねじ穴部)をモータケース20bではなく、コントローラ50に形成し、コントローラ50の外周面を第2固定部15に固定してもよい。当該変形例であっても、モータ20Aは、出力軸20a方向で異なる2箇所がハウジング10に固定され、振動が抑制される。
《変形例3−2》
図6(c)に示すように、ギヤハウジング12に第2固定部15を二つ設けるとともに、第2被固定部42をモータケース20bとコントローラ50との両方に設ける。そして、モータケース20bとコントローラ50とのそれぞれを2つの第2固定部15、15に固定してもよい。当該変形例であれば、モータ20Aは、出力軸20a方向で異なる3箇所がハウジング10に固定されるため、モータ20Aの振動がより抑制される。
なお、上述したコントローラ50を備えたモータ20Aであっても、モータ20Aの右端側と第2固定部15との固定作業は、特別な作業を要求するものでなく、モータ20Aの取り付け作業の容易性は確保される。
《変形例4》
また、第1実施形態では、図3に示すように、ハウジング10から延出する第2固定部15と、モータ20の第2被固定部42との固定構造は、ボルトB3による締結であったが、本発明はこれに限定されない。
《変形例4−1》
たとえば、モータケース20bの外周面に、第2固定部15の受け部32と同形状の溝を形成し、その溝に第2固定部15の受け部32を嵌合することで、モータ20を固定してもよい。
《変形例4−2》
また、ハウジング10とモータケース20bとが同種の材料から構成されている場合には、第2固定部15の受け部32とモータケース20bとを溶接により接合することで固定してもよい。
《変形例5》
また、第2実施形態では、図4に示すように、連結部材44とモータケース20bとの固定構造は、連結部材44の締付部47による締め付けであってが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ボルトによる締結や溶接による接合により固定してもよい。
《変形例6》
また、第3実施形態では、図5に示すように、弾性部材60が介在する箇所が、モータ20に設けられた第2固定部15Aとハウジング10との間であるが、本発明はこれに限定されない。
《変形例6−1》
たとえば、図7(a)に示すように、第1実施形態で説明した構成の場合には、ギヤハウジング12から延在する第2固定部15の受け部32と、モータケース20bとの間に、弾性部材60を介在させてもよい。
《変形例6−2》
また、図7(b)に示すように、第2実施形態で説明した構成の場合には、連結部材44の当接部45とギヤハウジング12のリブ43との間に弾性部材60を介在させてもよい。
さらに、連結部材44の締付部47とモータケース20bとの間に介在する環状部61aと、環状部61aの下部からギヤハウジング12の上面に延在する略矩形の吸収部61bと、が一体に形成された弾性部材61を設けてもよい。
この弾性部材61によれば、環状部61aの他に大きな吸収部61bがモータ20の外周面に当接しているため、吸収できる振動エネルギーが大きくなり、モータ20の振動をより抑制することができる。
なお、変形例6−2で説明した吸収部61bに代えて、剛性の高い部材をモータ20とハウジング10との間に介在してもよい。これによれば、モータ20の振動がハウジング10に伝達されて、モータ20の振動エネルギーがハウジング10に吸収される。このため、モータ20の振動が減衰し易く、モータ20の振動停止が早まる。
1、1A、1B 操舵装置
2 ステアリング機構
3 補助トルク機構
10 ハウジング
11 ギヤケース
12 ギヤハウジング
14 第1固定部
15、15A 第2固定部
19 モータホルダ
20、20A モータ
20a 出力軸
20b モータケース
31、31A 柱部
32、32A 受け部
41 第1被固定部
42 第2被固定部
42a 第1雌ねじ穴部
42b 第2雌ねじ穴部
44 連結部材
50 コントローラ
60、61 弾性部材

Claims (5)

  1. 転舵軸と、前記転舵軸を収容する収容部材と、出力軸を有し、出力により前記転舵軸が移動するモータと、を備え、
    前記モータは、前記出力軸方向に異なる2箇所以上で前記収容部材に固定されている
    ことを特徴とする操舵装置。
  2. 前記モータには、前記収容部材に固定される第1被固定部と第2被固定部が設けられ、
    前記第1被固定部は、前記出力軸が設けられた前記モータの一端側に設けられ、
    前記第2被固定部は、前記モータの他端側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
  3. 前記第2被固定部は、前記収容部材から延出する延出部に固定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の操舵装置。
  4. 前記第2被固定部は、前記収容部材に連結する連結部材により固定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の操舵装置。
  5. 前記モータは、弾性部材を介して前記収容部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の操舵装置。
JP2014054736A 2014-03-18 2014-03-18 操舵装置 Pending JP2015174615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014054736A JP2015174615A (ja) 2014-03-18 2014-03-18 操舵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014054736A JP2015174615A (ja) 2014-03-18 2014-03-18 操舵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015174615A true JP2015174615A (ja) 2015-10-05

Family

ID=54254171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014054736A Pending JP2015174615A (ja) 2014-03-18 2014-03-18 操舵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015174615A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3225509A1 (en) 2016-03-29 2017-10-04 Showa Corporation Motive power transmission mechanism and steering device
EP3428042A1 (en) 2017-07-12 2019-01-16 JTEKT Corporation Steering device
JP2019018835A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
JP7040694B1 (ja) * 2021-02-24 2022-03-23 日本精工株式会社 操舵装置のモータ支持構造
WO2022180898A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 日本精工株式会社 操舵装置のモータ支持構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3225509A1 (en) 2016-03-29 2017-10-04 Showa Corporation Motive power transmission mechanism and steering device
EP3428042A1 (en) 2017-07-12 2019-01-16 JTEKT Corporation Steering device
US20190016372A1 (en) * 2017-07-12 2019-01-17 Jtekt Corporation Steering device
CN109249985A (zh) * 2017-07-12 2019-01-22 株式会社捷太格特 转向装置
JP2019018835A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
US10780912B2 (en) 2017-07-12 2020-09-22 Jtekt Corporation Steering device
JP7040694B1 (ja) * 2021-02-24 2022-03-23 日本精工株式会社 操舵装置のモータ支持構造
WO2022180898A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 日本精工株式会社 操舵装置のモータ支持構造
DE112021002758T5 (de) 2021-02-24 2023-04-06 Nsk Ltd. Motortragstruktur für lenkvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015174615A (ja) 操舵装置
JP2016055830A (ja) 操舵装置
JP2015186973A (ja) パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の組立方法
KR102126228B1 (ko) 전동기 및 이를 포함하는 전동식 동력 보조 조향장치
JP2015168371A (ja) 操舵装置
JP4620434B2 (ja) 電動舵取補助装置
JP2017024702A (ja) 減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP5720941B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2016159668A (ja) 車両用転舵装置
JP2006062535A (ja) 電動舵取補助装置
JP2006205887A (ja) 電動舵取補助装置の支持構造
JP2016203707A (ja) 駆動装置
JP4899728B2 (ja) コラム式電動パワーステアリング装置
JP2006205886A (ja) 電動舵取補助装置の支持構造
JP2014201196A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7117204B2 (ja) ステアリング装置
US20150266502A1 (en) Steering device
JP2013007418A (ja) 軸受支持構造及び電動パワーステアリング装置
JP2006088853A (ja) 船舶推進機用操舵装置
JP2014004981A (ja) 電動パワーステアリング装置
KR20130141914A (ko) 자동차의 조향컬럼
JP2019156184A (ja) モータユニット及び電動自転車
JP4816061B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010069987A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2019156185A (ja) モータユニット及び電動自転車

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160601

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160601