WO2023084654A1 - モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置 - Google Patents

モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2023084654A1
WO2023084654A1 PCT/JP2021/041417 JP2021041417W WO2023084654A1 WO 2023084654 A1 WO2023084654 A1 WO 2023084654A1 JP 2021041417 W JP2021041417 W JP 2021041417W WO 2023084654 A1 WO2023084654 A1 WO 2023084654A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
motor
fastening
housing
stator
motor case
Prior art date
Application number
PCT/JP2021/041417
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
悠佑 夏目
申康 佐治
康介 塚原
顕一 福永
貴哉 谷川
Original Assignee
株式会社ジェイテクト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジェイテクト filed Critical 株式会社ジェイテクト
Priority to PCT/JP2021/041417 priority Critical patent/WO2023084654A1/ja
Publication of WO2023084654A1 publication Critical patent/WO2023084654A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/24Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations

Abstract

【課題】締結部材によってモータケースを被取付体に取り付けることによりモータの支持剛性を保持しつつも、モータで発生する振動が被取付体に伝達されることを抑制することが可能なモータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置を提供する。 【解決手段】ステータ41及びロータ42がモータケース44に収容されたモータ4のモータケース44をボルト7によって被取付体としてのハウジング6に取り付ける。モータケース44は、ステータ41を収容する円筒部441と、円筒部441の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部443とを有する。底部443には、ボルト7を受容する締結部445を、円筒部441の外周面441aよりも内側に設ける。

Description

モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置
 本発明は、モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置に関する。
 従来、モータによって操舵補助力を発生させる車両用の電動パワーステアリング装置が知られている。本出願人は、モータで発生する振動が被取付体としてのハウジングに伝達されることを抑制するための構造を備えた特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置を提案している。
 特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置のモータは、ロータ及びステータと、ロータと共に回転する出力軸と、ロータ及びステータを収容するモータケースとを有している。モータケースは、ウォーム減速機構を収容するハウジングに取り付けられており、モータの出力軸がウォーム減速機構の入力ギヤであるウォームに連結されている。ウォーム減速機構によって増幅されたモータのトルクは、操舵補助力としてステアリングシャフトに付与される。
 モータケースは、有底円筒状に形成されたケース本体、及びケース本体に固定されたプレートによって構成されている。ケース本体は、ステータが内周面に固定される円筒状の筒状部と、筒状部の一方の端部から径方向内側に延出された円環状の底部とを一体に有している。底部には、出力軸を支持する軸受を収容する収容部が設けられている。プレートは、ケース本体の底部に対向するベース部と、ベース部の外周縁から径方向外側に延出された一対の取付部とを一体に有している。ベース部には、ケース本体の底部に設けられた収容部の外周に圧入嵌合される嵌合部が設けられており、この嵌合部の圧入嵌合によってプレートがケース本体に固定されている。プレートの一対の取付部には、それぞれ貫通孔が形成されており、締結ボルトがこの貫通孔を介してハウジングに形成されたボルト孔に螺合している。ベース部における嵌合部の外周側の部分とケース本体の底部との間、及びベース部とハウジングとの間には、僅かな隙間が形成されている。
特開2012-090496号公報
 特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置によれば、ステータで発生する振動がモータケースのプレートによって緩和され、ハウジングに伝達される振動が抑制される。しかしながら、構造上、ハウジングに対するケース本体やステータの支持剛性が低くなってしまい、例えば車両走行時の前後左右及び上下方向のG(加速度)によって出力軸が傾きやすくなってしまう。
 そこで、本発明は、締結部材によってモータケースを被取付体に取り付けることによりモータの支持剛性を保持しつつも、モータで発生する振動が被取付体に伝達されることを抑制することが可能なモータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置を提供することを目的とする。
 本発明は、上記の目的を達成するため、ステータ及びロータがモータケースに収容されたモータの前記モータケースを締結部材によって被取付体に取り付けるモータ取付構造であって、前記モータケースは、前記ステータを収容する円筒部と、前記円筒部の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部とを有し、前記底部に、前記締結部材を受容する締結部が設けられており、前記締結部が前記円筒部の外周面よりも内側に設けられている、モータ取付構造を提供する。
 また、本発明は、上記の目的を達成するため、ステータ、前記ステータの内側に配置されたロータ、前記ロータと一体に回転する出力回転軸、及び前記ステータを収容するモータケースを有するモータと、前記出力回転軸と連結されたウォーム、及び前記ウォームに噛み合うウォームホイールを有するウォーム減速機構と、前記ウォーム及び前記ウォームホイールを収容するハウジングと、前記モータケースと前記ハウジングとを締結する締結部材と、を備え、前記モータケースは、前記ステータを収容する円筒部と、前記円筒部の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部とを有し、前記底部に、前記締結部材を受容する締結部が設けられており、前記締結部が前記円筒部の外周面よりも内側に設けられている、モータユニットを提供する。
 また、本発明は、上記の目的を達成するため、車両の車幅方向に延在する転舵シャフトを軸方向に移動させて前記車両の転舵輪を転舵する車両用ステアリング装置であって、前記転舵シャフトを軸方向に移動させる移動力を発生する駆動源として、上記のモータユニットを用いる、車両用ステアリング装置を提供する。
 本発明に係るモータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置によれば、締結部材によってモータケースを被取付体に取り付けることによりモータの支持剛性を保持しつつも、モータで発生する振動が被取付体に伝達されることを抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るステアリング装置の構成例を示す模式図である。 ステアリング装置のコラムシャフト、コラムチューブ、センサケース、ブラケット、及びモータユニットを示す概略構成図である。 モータユニットの断面図である。 モータの断面図である。 モータケースを示す斜視図である。 ハウジングを示す斜視図である。 モータケースの外観図である。 ハウジングの外観図である。 モータの拡縮振動を誇張して示す説明図である。 モータの拡縮振動を誇張して示す説明図である。 図9AのC-C線断面におけるモータケースの断面図である。 図9BのD-D線断面におけるモータケースの断面図である。 従来例に係るステアリング装置のモータユニットを示す断面図である。 実施の形態及び比較例に係るモータユニットを用いたステアリング装置において、モータに所定の駆動電流を供給した際にブラケットに発生する変位量を示すグラフである。 変形例に係るモータケースの外観図である。
[実施の形態]
 本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(電動パワーステアリング装置の構成)
 図1は、本発明の実施の形態に係る車両用のステアリング装置の構成例を示す模式図である。図1では、ステアリング装置を車両前方から見た状態を示しており、図1の左側が車両右側に、また図1の右側が車両左側に、それぞれ相当する。
 ステアリング装置1は、運転者が操舵操作するステアリングホイール10に連結されるステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2の回転に伴う軸方向移動によって車両の転舵輪である左右の前輪11を転舵させる転舵シャフトとしてのラックシャフト12と、ステアリングホイール10に付与される操舵トルクを検出するトルクセンサ13と、検出された操舵トルクに応じた操舵補助力を発生させるモータユニット3と、モータユニット3を制御するコントローラ30とを備えている。
 ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール10が先端部に固定されたコラムシャフト21と、ラックシャフト12のラック歯121に噛み合うピニオン歯231を有するピニオンシャフト23と、コラムシャフト21とピニオンシャフト23との間に介在する中間シャフト22と、コラムシャフト21と中間シャフト22とを連結する自在継手24と、中間シャフト22とピニオンシャフト23とを連結する自在継手25とを有して構成されている。
 コラムシャフト21は、テレスコピック調整可能にスプライン嵌合されたアッパシャフト211及びロアシャフト212と、ロアシャフト212の後端部に接続されたトーションバー213と、トーションバー213の後端部に接続されたアウトプットシャフト214とを有している。トーションバー213は、ステアリングホイール10に付与される操舵トルクによって捩じれながらアウトプットシャフト214に操舵トルクを伝達する靭性を有している。トルクセンサ13は、操舵トルクをトーションバー213の捩じれ量によって検出する。
 ラックシャフト12は、筒状のラックハウジング14に収容され、車幅方向に延在している。ラックシャフト12の両端部には、それぞれボールジョイントソケット15が固定され、これらのボールジョイントソケット15によってラックシャフト12に連結されたタイロッド16が、図示しないナックルアームを介して左右の前輪11を転舵させる。ボールジョイントソケット15の外周側には、蛇腹状のゴムあるいは樹脂からなるベローズ17が配置されている。
 ステアリングホイール10が操舵操作されると、ステアリングホイール10にコラムシャフト21及び中間シャフト22を介して連結されたピニオンシャフト23が回転し、ピニオン歯231とラック歯121との噛み合いによってラックシャフト12が軸方向に移動する。そして、このラックシャフト12の軸方向移動により、タイロッド16を介して左右の前輪11が転舵される。
 モータユニット3は、コントローラ30から駆動電流の供給を受けてトルクを発生するモータ4と、ウォーム51及びウォームホイール52を有するウォーム減速機構5と、ウォーム51及びウォームホイール52を収容するハウジング6と、モータ4をハウジング6に取り付けるための締結部材(後述)とを備えている。ウォーム51は、モータ4のトルクによって回転する。ウォームホイール52は、ウォーム51に噛み合わされ、ウォーム51よりも低い回転速度で回転する。
 ウォームホイール52には、アウトプットシャフト214が固定されており、ウォーム減速機構5によって増幅されたモータ4のトルクが操舵補助力としてアウトプットシャフト214に伝達される。この操舵補助力は、中間シャフト22を経てピニオンシャフト23に伝達され、ラックシャフト12を軸方向に移動させる移動力となる。つまり、ステアリング装置1は、ラックシャフト12を軸方向に移動させる移動力を発生する駆動源として、モータユニット3を用いている。
 図2は、コラムシャフト21、アッパシャフト211及びロアシャフト212が収容されたコラムチューブ26、トルクセンサ13を収容するセンサケース27、コラムチューブ26を車体に対して支持するブラケット8、及びモータユニット3を示す概略構成図である。コラムシャフト21、コラムチューブ26、センサケース27、ブラケット8、及びモータユニット3は、ステアリングコラム装置20を構成する。以下の説明において、「上方」及び「下方」とは、ステアリング装置1が車両に搭載された状態における鉛直方向の上下方向をいう。図2では、ステアリングコラム装置20をコラムシャフト21に対して垂直に、斜め上方から見た状態を示している。
 コラムチューブ26は、アウタチューブ261とインナチューブ262とを有し、インナチューブ262におけるステアリングホイール10側の一部がアウタチューブ261の内側に収容されている。インナチューブ262の後端部は、センサケース27に嵌合固定されている。アッパシャフト211は、軸受28によってアウタチューブ261に対して回転可能に支持されている。
 ブラケット8は、アウタチューブ261に固定された一対の固定板81と、一対の固定板81を車幅方向に挟持する一対の挟持板821及びアウタチューブ261の上方に配置された天板822を有する挟持部材82と、挟持部材82による固定板81の挟持状態を解除するための操作レバー83と、挟持部材82の天板822に固定されて車幅方向に延在するプレート84と、プレート84の両端部に着脱可能に取付けられた一対のカプセル85とを有している。一対のカプセル85は、ボルト挿通孔850に挿通されるボルト(不図示)によって車体側に固定される。
 車両の運転者がステアリングホイール10のチルト調整及びテレスコピック調整をする際は、操作レバー83を操作して挟持部材82による固定板81の挟持状態を解除する。また、車両の衝突に起因する運転者のステアリングホイール10への二次衝突が発生した際には、プレート84が一対のカプセル85から離脱して、一対の固定板81及び挟持部材82ならびにアウタチューブ261及びアッパシャフト211がステアリングホイール10と共に車両前方側に移動する。
 図3は、モータユニット3の断面図である。図4は、モータ4の断面図である。モータ4は、コントローラ30から供給される駆動電流によって磁界を発生させるステータ41と、ステータ41の内側に配置されたロータ42と、ロータ42と一体に回転する出力回転軸43と、ステータ41を収容する有底円筒状のモータケース44と、モータケース44の上方に配置されてモータケース44の一端開口部40を覆う蓋体45と、第1及び第2の軸受46,47とを有している。
 ステータ41は、図4に示すように、環状に配置された複数のティース411に巻線412を巻き付けて構成されている。本実施の形態では、12個のティース411が環状に配置されている。ロータ42は、ロータコア421と、ロータコア421に固定された複数の磁石422とを有している。本実施の形態では、ロータコア421の外周に10個の磁石422が配置されている。複数のティース411及びロータコア421は、複数の電磁鋼板を積層して構成されている。
 出力回転軸43は、ロータコア421の中心部に挿通され、ロータコア421から下方に突出した一方の端部が第1の軸受46によって支持され、ロータコア421から上方に突出した他方の端部が第2の軸受47によって支持されている。第1の軸受46は、出力回転軸43とモータケース44との間に配置され、第2の軸受47は、出力回転軸43と蓋体45との間に配置されている。第1及び第2の軸受46,47は、外輪461,471及び内輪462,472と、外輪461,471と内輪462,472との間に配置された複数の転動体463,473とを有している。
 図5は、モータケース44を示す斜視図である。図6は、ハウジング6を示す斜視図である。図7は、モータケース44を出力回転軸43の回転軸線Oの方向から見た外観図である。図8は、ハウジング6をウォーム51の回転軸線Oの方向から見た外観図である。図3では、図7に示すモータケース44のA-A線断面、及び図8に示すハウジング6のB-B線断面を示している。
 モータケース44は、ダイキャスト成形されたアルミニウム合金からなり、ステータ41を収容する円筒状の円筒部441と、蓋体45を固定するための複数のフランジ部442と、円筒部441の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部443とを一体に有している。蓋体45は、複数のフランジ部442に螺合する複数のボルト90によってモータケース44に固定されている。円筒部441の内側には、ステータ41が固定されている。底部443の中心部には、第1の軸受46の外輪461を保持する保持孔400が底部443を貫通して形成されており、第1の軸受46の内輪462に出力回転軸43が挿通されている。
 底部443には、ハウジング6側に向かって下方に突出して形成された内側環状凸部444、及びねじ穴440が形成された複数の締結部445が設けられている。内側環状凸部444は、出力回転軸43の回転軸線Oを中心とする円環状に形成されている。締結部445は、図7に示すようにモータケース44を回転軸線Oに沿って底部443側から見た場合に、ステータ41の外周側にあたる円筒部441の外周面441aよりも内側に設けられている。また、締結部445は、内側環状凸部444の内周面444aから内方に突出して形成されており、内側環状凸部444の外周面444bよりも内側に設けられている。
 内側環状凸部444の外周面444bの直径(内側環状凸部444の外径D)は、ステータ41が固定された円筒部441の内周面441bの直径(円筒部441の内径D)よりも小さく形成されている。内側環状凸部444の先端面444cは、出力回転軸43の回転軸線Oに対して垂直な平面となっている。ねじ穴440は、回転軸線Oと平行に延在している。
 本実施の形態では、コントローラ30が蓋体45の上方に配置され、モータ4と一体化されている。コントローラ30は、蓋体45に固定された基板31、及び基板31に実装された複数の電子部品32によって構成されている。複数の電子部品32は、例えばパワートランジスタ等のスイッチング素子やCPU(演算処理装置)等である。基板31の上方は、蓋体45に取り付けられたカバー33に覆われている。なお、コントローラ30をステータ41とモータケース44の底部443との間に配置してもよい。また、コントローラ30がモータ4と別体であってもよい。
 コントローラ30は、トルクセンサ13によって検出された操舵トルクや車速に応じた大きさの駆動電流をステータ41の巻線412に供給する。コントローラ30が供給する駆動電流は、ステータ41に回転磁界を発生させる三相交流電流である。ロータ42は、各ティース411と磁石422との間に作用する引力及び斥力により、回転磁界に追従して回転する。
 ウォーム51は、モータ4の出力回転軸43と同軸上に並んで配置され、カップリング91を介して出力回転軸43に連結されている。ウォームホイール52の中心部にはアウトプットシャフト214が挿通され、ウォームホイール52とアウトプットシャフト214との相対回転がキー92によって規制されている。
 ハウジング6は、ウォームホイール52を収容する本体部61と、ウォーム51を収容する筒状部62と、モータケース44の底部443と対向する取付部63と、取付部63の外周に円環状に設けられた外側環状凸部64と、チルト調整の際のチルト中心となるチルトボルト(不図示)が挿通される一対のチルトボルト挿通孔650が形成された被支持部65とを一体に有している。ハウジング6の本体部61には、センサケース27を固定するためのボルト93(図2参照)が螺合するねじ孔610が形成された複数のフランジ部611が設けられている。
 筒状部62には、ウォーム51を回転可能に支持する一対の軸受94,95が収容されている。取付部63は、筒状部62の上方にあたる一方の端部からウォーム51の回転軸線Oに対して垂直な方向に張り出して、円盤状に形成されている。取付部63の上面63aは、モータケース44の内側環状凸部444の先端面444cが当接する当接面となっている。外側環状凸部64は、取付部63の上面63aよりも上方に突出している。取付部63の上面63aからの外側環状凸部64の突出高さは、外側環状凸部64の先端面64aがモータケース44に接しない寸法に設定されている。つまり、取付部63からの外側環状凸部64の高さは、内側環状凸部444の軸方向長さより小さく設定されている。その結果、モータケース44をハウジング6に取り付けた状態では、外側環状凸部64の先端面64aとモータケース44との間に、回転軸線Oの方向に所定値の隙間300が生じる。
 モータ4は、締結部材としてボルト7を用いた取付構造により、被取付体としてのハウジング6に取り付けられている。ボルト7は、雄ねじ711が形成されたねじ部71と、ねじ部71よりも大径の頭部72とを有している。ハウジング6の取付部63には、ボルト7のねじ部71を挿通させる複数のボルト挿通孔630が形成されている。ボルト挿通孔630は、ウォーム51の回転軸線Oと平行に取付部63を貫通しており、取付部63の上面63a、及び上面63aの反対側の取付部63の下面63bに開口している。下面63bは、ハウジング6の外面の一部である。なお、本実施の形態では、回転軸線Oと平行に取付部63を見た場合に複数のボルト挿通孔630がそれぞれ円形に見えるように形成されているが、回転軸線Oを中心とする円弧状の溝もしくは放射状に延在する溝のように複数のボルト挿通孔630を形成してもよい。
 本実施の形態では、三本のボルト7によってモータケース44がハウジング6に締結されている。モータケース44の底部443には、内側環状凸部444の周方向に沿って、三本のボルト7にそれぞれ対応する三つの締結部445が設けられている。それぞれの締結部445は、ねじ穴440にボルト7の雄ねじ711が螺合することにより、ボルト7を受容する。ボルト7を締め付けることによりボルト7に軸力が発生し、モータケース44がハウジング6に締結される。
 ハウジング6の取付部63には、外側環状凸部64の周方向に沿って、三本のボルト7にそれぞれ対応する三つのボルト挿通孔630が形成されている。それぞれのボルト7のねじ部71は、取付部63の下面63b側から上面63a側に向かってボルト挿通孔630に挿入され、モータケース44のねじ穴440に螺合する。ボルト7の頭部72は、取付部63の下面63bに当接する。なお、頭部72と下面63bとの間にワッシャを挟んでもよい。
 モータケース44とハウジング6とは、ハウジング6の外側環状凸部64の内側にモータケース44の内側環状凸部444が嵌合することにより位置決めされる。内側環状凸部444の外径は、内側環状凸部444の外周面444bに対向する外側環状凸部64の内周面64bの直径(外側環状凸部64の内径)よりも僅かに小さく形成されている。ハウジング6にモータ4を取り付ける際には、外側環状凸部64に内側環状凸部444を嵌合させて出力回転軸43の回転軸線Oとウォーム51の回転軸線Oとを一致させた後、ハウジング6とモータ4とを回転軸線O,Oを中心として相対回転させることにより、ハウジング6の複数のボルト挿通孔630とモータケース44の複数のねじ穴440とを容易に連通させることができる。
 次に、ロータ42が回転することによりモータ4に発生する拡縮振動、及びこの拡縮振動がハウジング6に伝達されることを抑制する上記の取付構造の作用について、図9A、図9B、図10A、及び図10Bを参照して説明する。
 図9A及び図9Bは、モータ4の拡縮振動を誇張して示す説明図である。図9Aでは、ステータ41及びモータケース44の円筒部441が図面左右方向に拡径して図面上下方向に縮径した状態を示し、図9Bでは、ステータ41及びモータケース44が図面上下方向に拡径して図面左右方向に縮径した状態を示している。また、図9A及び図9Bでは、ステータ41のティース411が磁石422から受ける引力を矢印Fで示し、ティース411が磁石422から受ける斥力を矢印Fで示している。図9A及び図9Bに示す二点鎖線は、巻線412に電流が供給されていない非通電時における円筒部441の外縁の形状を示している。図10Aは、図9AのC-C線断面におけるモータケース44の断面図である。図10Bは、図9BのD-D線断面におけるモータケース44の断面図である。
 ステータ41は、磁石422から斥力を受けた方向に拡径し、引力を受けた方向に収径する。これにより、モータケース44の円筒部441の外周面441aの形状が、図9A及び図9Bに二点鎖線で形状に対して楕円形状に拡縮する。この楕円形状の長径方向及び短径方向は、ロータ42と共に回転軸線Oを中心として回転する。円筒部441の拡縮に伴い、モータケース44の底部443にも、図10A及び図10Bに示すように撓みが発生する。この底部443の撓みは、保持孔400に近い中心部側で小さく、外縁側では大きくなる。
 このような円筒部441の拡縮振動がモータケース44からハウジング6に伝わり、さらにハウジング6からセンサケース27を経てコラムチューブ26やブラケット8に伝わると、この振動によって発生する音が運転者や同乗者に異音として聴覚され、不快感を与えるおそれがある。また、拡縮振動の振幅が大きい場合には、コラムチューブ26から軸受28を経てアッパシャフト211やステアリングホイール10に振動が伝わってしまうおそれもある。
 本実施の形態では、ステータ41の外周側にあたる円筒部441の外周面441aよりも径方向の内側に締結部445を設けることにより、円筒部441の拡縮振動に起因する底部443の撓み振動がハウジング6に伝達されることを抑制している。また、本実施の形態では、底部443の内側環状凸部444の補強効果により、底部443における内側環状凸部444の外周面444bよりも内側の部分の剛性が高められており、この剛性が高められた部分に締結部445が設けられていることにより、さらに円筒部441の拡縮振動がハウジング6に伝達されることが抑制されている。
 また、モータケース44の内側環状凸部444の先端面444cがハウジング6の取付部63の上面63aに当接する一方で、ハウジング6の外側環状凸部64の先端面64aがモータケース44に接しない構造により、外縁側ほど大きいモータケース44の底部443の撓みがハウジング6に伝達されることを抑制している。
 図11は、比較例に係るステアリング装置のモータユニット3Aを示す断面図である。このモータユニット3Aは、モータ4Aのハウジング6Aへの取付構造が異なる他は、上記の実施の形態に係るモータユニット3と同様に構成されている。図11において、上記の実施の形態において説明したものと共通する構成要素については図3に付したものと同一の符号を付している。
 モータ4Aのモータケース44Aは、円筒部441の端部から径方向内側に突出するように設けられた平板状の底部446、及び底部446の外周側に設けられた一対のフランジ部447を有している。ハウジング6Aは、底部446と対向する平板状の取付部66、及び取付部66の外周に設けられた一対のフランジ部67を有している。そして、モータケース44Aの一対のフランジ部447がハウジング6Aの一対のフランジ部67のそれぞれにボルト96によって締結されている。
 図12は、上記の実施の形態に係るモータユニット3を用いたステアリング装置1において、カプセル85を固定部材に固定してモータ4に所定の駆動電流を供給した際にブラケット8のプレート84の中央部840(図2参照)に発生する変位量の大きさ、及びモータユニット3を比較例に係るモータユニット3Aに置き換えた際にブラケット8のプレート84の中央部840に発生する変位量の大きさを示すグラフである。なお、図12に示す変位量の大きさは、ステータ41に駆動電流が供給されていない非通電時におけるプレート84の中央部840の位置を基準位置とし、ロータ42がステータ41に対して1回転する間の基準位置からの変位量の最大値を示している。
 モータ4,4Aで発生する拡縮振動がハウジング6からセンサケース27及びコラムチューブ26を経てブラケット8に伝わると、ブラケット8の各構成部材に弾性変形が発生し、プレート84の中央部840の位置が基準位置から変位する。図12に示すように、上記の実施の形態に係るモータユニット3を用いた場合には、比較例に係るモータユニット3Aを用いた場合に比較して、ブラケット8のプレート84に発生する変位量が10分の1程度に抑制されている。このことは、本実施の形態ではモータ4からハウジング6へ伝達される振動が大きく抑制されることを示している。
(実施の形態の効果)
 以上説明したように、上記の実施の形態に係るモータユニット3、及びこれを用いたステアリング装置1によれば、モータ4で発生する拡縮振動がハウジング6に伝達されることを抑制することが可能となる。これにより、モータ4の拡縮振動によって発生する音が運転者や同乗者に異音として聴覚されて不快感を与えることを抑制することができる。また、複数のボルト7によってモータケース44をハウジング6に取り付けることにより、ハウジング6に対するモータ4の支持剛性が確保される。
 上記の実施の形態によれば、三つのボルト7によってモータケース44がハウジング6に取り付けられているので、例えば出力回転軸43の回転軸線Oを中心として対称となる位置に配置された二つのボルト7によってモータケース44をハウジング6に取り付ける場合に比較して、モータ4からハウジング6へ振動伝達の抑制効果が高くなる。つまり、回転軸線Oを挟んで対称となる位置に配置された二つのボルト7によってモータケース44をハウジング6に取り付けた場合には、ロータ42の複数の磁石422の引力及び斥力によって楕円形状となった円筒部441の長径方向と二つのボルト7の並び方向とが一致したタイミングでモータケース44の底部443の撓みが二つの締結部445で揃って大きくなり、モータ4からハウジング6へ振動による変位が伝わりやすい。一方、本実施の形態によれは、内側環状凸部444の周方向に沿って三つの締結部445が設けられていることにより、モータケース44の底部443の撓みの位相と締結部445の位相とをずらして、モータ4からハウジング6への振動伝達を抑制できる。
 また、二つの締結部445を二つのボルト7で固定する形態においても、二つの締結部445を回転軸線Oを挟んで対称となる位置から所定角度だけずらすことにより、モータ4からハウジング6への振動伝達を抑制することができる。例えば、図7に示す三つの締結部445の一つを省略し、図13に示すようにモータケース44を構成してもよい。図13に示す二つの締結部445は、一方の締結部445が他方の締結部445に対して回転軸線Oを挟んで対称となる位置Pから所定角度θだけ内側環状凸部444の周方向にずれた位置に設けられている。この場合においても、二つの締結部445を回転軸線Oを挟んで対称となる位置に設けた場合に比較して、モータ4からハウジング6への振動伝達を抑制することができる。
 なお、内側環状凸部444の周方向に沿って四つあるいはそれ以上の締結部445を設けてもよい。すなわち、締結部445の数は、二つ以上が望ましく、三つ以上であることがより望ましい。また、モータ4で発生する拡縮振動によるステータ41およびモータケース44の側面の振動モードが、楕円形状ではなく三角形以上のN角形状(Nは3以上の自然数)になる場合、締結部445の周方向の配置を360度をNで割った角度ピッチから幾分ずらして配置することにより、モータ4からハウジング6への振動伝達を抑制できる。
(付記)
 以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、この実施の形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、一部の構成を省略し、あるいは構成を追加もしくは置換して、適宜変形して実施することが可能である。またさらに、例えば下記のように変形することも可能である。
 上記の実施の形態では、コラムシャフト21に操舵補助力を付与するコラムアシスト式のステアリング装置1に本発明を適用した場合について説明したが、ステアリング装置の構成としてはコラムアシスト式のものに限らず、例えばラックシャフトに二つのピニオンギヤシャフトを噛み合わせ、一方のピニオンギヤシャフトをステアリングホイールに自在継手等を介して連結すると共に、他方のピニオンギヤシャフトに操舵補助力を付与するデュアルピニオン式のものや、ラックシャフトと平行にモータを配置し、ベルト及びボールねじ機構を介してモータのトルクを軸方向の操舵補助力としてラックシャフトに付与するラックパラレル式のもの等、公知となっている様々な形式のステアリング装置に本発明を適用することが可能である。
 また、上記の実施の形態では、締結部材としてねじ部71及び頭部72を有するボルト7を用いた場合について説明したが、これに限らず、例えば両端部に雄ねじを有するスタットボルトをモータケース44に螺合し、ナットと組み合わせて締結部材として用いてもよい。また、締結部材としてリベットを用いてもよい。
 また、本発明を、人が操作に関与しなくても自律走行が可能な自動運転車のステアリング装置に適用することも可能である。またさらに、ステアリング装置に限らず、モータを備えた産業機械等の様々な機械装置に本発明を適用することも可能であり、特に半導体製造装置などの高度な低振動性が要求される機械装置に好適に適用することができる。
 1…ステアリング装置
 11…前輪(転舵輪)
 12…ラックシャフト(転舵シャフト)
 3…モータユニット
 4…モータ
 41…ステータ
 42…ロータ
 43…出力回転軸
 44…モータケース
 440…ねじ穴
 441…円筒部
 443…底部
 444…内側環状凸部
 444b…外周面
 445…締結部
 5…ウォーム減速機構
 51…ウォーム
 52…ウォームホイール
 6…ハウジング
 61…本体部
 62…筒状部
 63…取付部
 630…ボルト挿通孔
 64…外側環状凸部
 7…ボルト(締結部材)

Claims (18)

  1.  ステータ及びロータがモータケースに収容されたモータの前記モータケースを締結部材によって被取付体に取り付けるモータ取付構造であって、
     前記モータケースは、前記ステータを収容する円筒部と、前記円筒部の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部とを有し、
     前記底部に、前記締結部材を受容する締結部が設けられており、
     前記締結部が前記円筒部の外周面よりも内側に設けられている、
     モータ取付構造。
  2.  前記被取付体は、前記締結部材を挿通させる挿通孔が形成された取付部を有する、
     請求項1に記載のモータ取付構造。
  3.  前記締結部材がボルトであり、
     前記締結部に前記ボルトが螺合するねじ穴が形成されており、
     前記ボルトが、前記取付部の前記挿通孔に挿通されて前記ねじ穴に螺合している、
     請求項2に記載のモータ取付構造。
  4.  前記被取付体に設けられた外側環状凸部の内側に前記モータケースの前記底部に設けられた内側環状凸部が嵌合し、
     前記内側環状凸部の外周面よりも内側に前記締結部が設けられている、
     請求項1又は2に記載のモータ取付構造。
  5.  前記外側環状凸部の高さが前記内側環状凸部の軸方向長さより小さく設定されている、
     請求項4に記載のモータ取付構造。
  6.  前記内側環状凸部の周方向に沿って二つ以上の前記締結部が設けられている、
     請求項4に記載のモータ取付構造。
  7.  前記底部に二つの前記締結部が設けられており、当該二つの前記締結部が前記モータの回転軸線を挟んで対称となる位置から所定角度だけずらして設けられている、
     請求項6に記載のモータ取付構造。
  8.  前記モータに発生する拡縮振動による前記ステータ及び前記モータケースの前記円筒部の振動モードが楕円形状ではなく三角形以上のN角形状(Nは3以上の自然数)になる場合、前記二つ以上の前記締結部が前記周方向に沿って360度をNで割った角度ピッチからそれぞれ所定角度だけずらして配置されている、
     請求項7に記載のモータ取付構造。
  9.  ステータ、前記ステータの内側に配置されたロータ、前記ロータと一体に回転する出力回転軸、及び前記ステータを収容するモータケースを有するモータと、
     前記出力回転軸と連結されたウォーム、及び前記ウォームに噛み合うウォームホイールを有するウォーム減速機構と、
     前記ウォーム及び前記ウォームホイールを収容するハウジングと、
     前記モータケースと前記ハウジングとを締結する締結部材と、を備え、
     前記モータケースは、前記ステータを収容する円筒部と、前記円筒部の一方の端部から径方向内側に突出するように設けられた底部とを有し、
     前記底部に、前記締結部材を受容する締結部が設けられており、
     前記締結部が前記円筒部の外周面よりも内側に設けられている、
     モータユニット。
  10.  前記ハウジングは、前記締結部材を挿通させる挿通孔が形成された取付部を有し、
     前記取付部が前記モータケースの前記底部と対向している、
     請求項9に記載のモータユニット。
  11.  前記締結部材がボルトであり、
     前記締結部に前記ボルトが螺合するねじ穴が形成されており、
     前記ボルトが、前記取付部の前記挿通孔に挿通されて前記ねじ穴に螺合している、
     請求項10に記載のモータユニット。
  12.  前記ハウジングは、前記ウォームホイールを収容する本体部と、前記ウォームを収容する筒状部とを有し、前記取付部が前記筒状部の一方の端部から前記ウォームの回転軸線に対して垂直な方向に張り出して形成されている、
     請求項10に記載のモータユニット。
  13.  前記ハウジングに設けられた外側環状凸部の内側に前記モータケースの前記底部に設けられた内側環状凸部が嵌合しており、
     前記内側環状凸部の外周面よりも内側に前記締結部が設けられている、
     請求項9乃至12の何れか1項に記載のモータユニット。
  14.  前記外側環状凸部の高さが前記内側環状凸部の軸方向長さより小さく設定されている、
     請求項13に記載のモータユニット。
  15.  前記内側環状凸部の周方向に沿って二つ以上の前記締結部が設けられている、
     請求項13に記載のモータユニット。
  16.  前記底部に二つの前記締結部が設けられており、当該二つの前記締結部が前記モータの回転軸線を挟んで対称となる位置から所定角度だけずらして設けられている、
     請求項15に記載のモータユニット。
  17.  前記モータに発生する拡縮振動による前記ステータ及び前記モータケースの前記円筒部の振動モードが楕円形状ではなく三角形以上のN角形状(Nは3以上の自然数)になる場合、前記二つ以上の前記締結部が前記周方向に沿って360度をNで割った角度ピッチからそれぞれ所定角度だけずらして配置されている、
     請求項16に記載のモータユニット。
  18.  車両の車幅方向に延在する転舵シャフトを軸方向に移動させて前記車両の転舵輪を転舵する車両用ステアリング装置であって、
     前記転舵シャフトを軸方向に移動させる移動力を発生する駆動源として、請求項9に記載のモータユニットを用いる、
     車両用ステアリング装置。
PCT/JP2021/041417 2021-11-10 2021-11-10 モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置 WO2023084654A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2021/041417 WO2023084654A1 (ja) 2021-11-10 2021-11-10 モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2021/041417 WO2023084654A1 (ja) 2021-11-10 2021-11-10 モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2023084654A1 true WO2023084654A1 (ja) 2023-05-19

Family

ID=86335348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2021/041417 WO2023084654A1 (ja) 2021-11-10 2021-11-10 モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2023084654A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213197A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Nsk Ltd ブラシレスモータ及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JP2012090495A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Jtekt Corp モータ及び電動パワーステアリング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213197A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Nsk Ltd ブラシレスモータ及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JP2012090495A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Jtekt Corp モータ及び電動パワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8327971B2 (en) Reducer of electric power steering apparatus
US10780912B2 (en) Steering device
JP2017109654A (ja) ステアリング装置
JP2012090495A (ja) モータ及び電動パワーステアリング装置
JP5326765B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2023084654A1 (ja) モータ取付構造、モータユニット、及び車両用ステアリング装置
JP2004314854A (ja) 車両用操舵装置
JP2019006269A (ja) ステアリング装置
JP2014234920A (ja) モータ
JP2009074623A (ja) ボールねじ装置および電動パワーステアリング装置
JP2007190969A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008100640A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP3829045B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008307911A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008094176A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2007137251A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6252131B2 (ja) 電動モータ及び電動パワーステアリング装置
US20130026869A1 (en) EPS Motor
WO2023157961A1 (ja) ステアリング装置
JP6589390B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009292433A (ja) 車両の後輪操舵装置
JP3841605B2 (ja) 動力舵取装置
JP2009293789A (ja) スタビライザ制御装置
JP2019018835A (ja) ステアリング装置
JP2004338536A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 21963483

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2023559271

Country of ref document: JP