JP2019018801A - シフト装置 - Google Patents

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昌孝 古田
Masataka Furuta
昌孝 古田
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Abstract

【課題】係合部を付勢体に容易に組付ける。
【解決手段】シフト装置10では、レバー20の節度ピン20Dがコイルスプリング14の付勢力により節度プレート16に当接されている。ここで、節度プレート16がレバー20の下側に配置されている。このため、プレート内に上側からコイルスプリング14及び節度プレート16が組付けられた後に、プレート内に上側からレバー20が組付けられる際には、節度プレート16の下側へのスライドがコイルスプリング14により制限された状態で、節度ピン20Dを節度プレート16に上側から当接させることができ、節度ピン20Dを節度プレート16に容易に組付けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が操作されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバー体のプランジャホルダ部内にM/T用プランジャ及びプランジャスプリングが収容されており、プランジャスプリングがM/T用プランジャを付勢すると共に、M/T用プランジャがケーブルエンドブラケットのM/T用波形部等に係合されて、シフトレバー体が付勢される。
ここで、このシフトレバー装置では、M/T用プランジャをケーブルエンドブラケットに組付ける際に、M/T用プランジャの自重によるプランジャホルダ部内からの離脱を制限する必要がある。
特開2006−240425号公報
本発明は、上記事実を考慮し、係合部を付勢体に容易に組付けることができるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、一側において操作されてシフト位置が変更されると共に、係合部が設けられるシフト体と、前記シフト体の他側に配置され、スライド可能にされる付勢体と、前記付勢体を付勢し、前記係合部が前記付勢体に係合されて前記シフト体が付勢される付勢手段と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記係合部の移動を規制して前記シフト体の操作が規制される規制体を備える。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第1態様又は第2態様のシフト装置において、前記係合部が前記シフト体の一側部分を構成する。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つのシフト装置において、前記付勢体のスライドを案内し、前記係合部が前記付勢体に係合されない状態で前記付勢体及び前記付勢手段が一体化される案内体を備える。
本発明の第5態様のシフト装置は、本発明の第4態様のシフト装置において、前記付勢体及び前記案内体の一方に設けられ、前記係合部が前記付勢体に係合されない状態で前記付勢体及び前記案内体の他方に弾性変形により係止されて前記案内体に前記付勢体及び前記付勢手段が一体化される係止部を備える。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が一側において操作されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、付勢体がスライド可能にされると共に、付勢手段が付勢体を付勢しており、シフト体の係合部が付勢体に係合されて、シフト体が付勢される。
ここで、付勢体がシフト体の他側に配置される。このため、付勢体の他側へのスライドが付勢手段により制限された状態で係合部を付勢体に一側から係合させることができ、係合部を付勢体に容易に組付けることができる。
本発明の第2態様のシフト装置では、規制体が係合部の移動を規制して、シフト体の操作が規制される。このため、構成を簡単にできる。
本発明の第3態様のシフト装置では、係合部がシフト体の一側部分を構成する。このため、構成を簡単にできる。
本発明の第4態様のシフト装置では、案内体が付勢体のスライドを案内する。
ここで、係合部が付勢体に係合されない状態で、案内体に付勢体及び付勢手段が一体化される。このため、案内体、付勢体及び付勢手段を一体化して組付けることができる。
本発明の第5態様のシフト装置では、係合部が付勢体に係合されない状態で、付勢体及び案内体の一方の係止部が付勢体及び案内体の他方に弾性変形により係止されて、案内体に付勢体及び付勢手段が一体化される。このため、案内体、付勢体及び付勢手段を容易に一体化できる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す後方から見た断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシフト装置を示す後方から見た断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシフト装置を示す後方から見た断面図である。 本発明の第4実施形態に係るシフト装置を示す後方から見た断面図である。 本発明の第5実施形態に係るシフト装置を示す後方から見た断面図である。 本発明の第5実施形態に係るシフト装置を示す後斜め右方から見た斜視図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10が後方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し(図6参照)、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、所謂フロア式のものにされて、車両(自動車)の車室の床部(車体側)の車幅方向中央部に設置されており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。
図1に示す如く、シフト装置10には、支持体としての略直方体形箱状のプレート(図示省略)が設けられており、プレート内は、上側に開放されている。プレートの上側には、被覆体としての略直方体形箱状のカバー(図示省略)が設けられており、カバー内は、下側に開放されている。カバーは、プレートに上側から組付けられており、カバーは、プレート内を上側から被覆している。
プレート内の下端部には、節度機構を構成する案内体としての略直方体形箱状の案内枠12が固定されており、案内枠12内は、上側に開放されている。案内枠12内の下面(底面)の中心には、有底円筒状の保持筒12Aが一体形成されており、保持筒12Aは、軸方向が上下方向に平行に配置されると共に、内部が上側に開放されている。
案内枠12内の各側面には、案内部としての柱状のレール(図示省略)が一体形成されており、レールは、案内枠12内に突出されると共に、上下方向に延伸されている。案内枠12の各側壁の上面には、係止部としての係止爪(図示省略)が一体形成されており、係止爪は、上方に延出されると共に、先端部(上端部)が案内枠12の内側に突出されている。
案内枠12の保持筒12A内には、節度機構を構成する付勢手段としての螺旋棒状のコイルスプリング14が同軸上に挿入されており、コイルスプリング14は、保持筒12Aから上方に延出されている。
案内枠12内には、コイルスプリング14の上側において、節度機構を構成する付勢体としての矩形板状の節度プレート16が嵌合されており、節度プレート16の下面の中心には、略円柱状の挿入ピン16Aが一体形成されている。挿入ピン16Aは、下方に延出されると共に、案内枠12内の保持筒12Aと同軸上に配置されており、挿入ピン16Aは、コイルスプリング14内に上側から同軸上に挿入されている。
節度プレート16の各側面には、被案内部としての案内孔(図示省略)が形成されており、案内孔は、節度プレート16を上下方向に貫通している。案内孔には、案内枠12内のレールが嵌合されており、レールに案内孔が案内されて、節度プレート16が上下方向にスライドされる。
節度プレート16の上面には、左右方向中央部から左端部近傍において、節度面18が形成されており、節度面18は、左方へ向かうに従い上方へ向かう方向に傾斜されている。節度面18には、前側部分及び後側部分において、凸面18Aが形成されており、一対の凸面18Aは、それぞれ左右方向に延伸されると共に、前後方向において接近されている。
プレート内には、節度プレート16の上側において、シフト体としての略円柱状のレバー20が設けられている。レバー20の下側部分の上部には、略球状の球軸20Aが形成されており、球軸20Aの中心は、レバー20の中心軸線上に配置されている。球軸20Aは、プレート内に回転可能に支持されており、レバー20は、球軸20Aを中心として回動可能にされている。レバー20には、球軸20Aの直下において、円筒状の突出部20Bが同軸上に形成されており、突出部20Bは、球軸20Aから下側に突出されている。
レバー20の上側部分には、金属製で円柱状のシフト柱20Cがインサート成形により同軸上に設けられており、シフト柱20Cは、上方に延出されている。レバー20の上側部分は、カバーの上壁(底壁)を回動可能に貫通しており、レバー20は、上端部において、車両の乗員(特に運転手)によって前後方向(シフト方向、第1方向)及び左右方向(セレクト方向、第2方向)に回動操作可能にされている。レバー20は、シフト位置としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、レバー20は、「H」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「D」位置(ドライブ位置、図6参照)に配置される。また、レバー20は、「H」位置から右側(左側でもよい)に回動操作されて、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置、図6参照)に配置されると共に、「N」位置から前側に回動操作されて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置、図6参照)に配置される。
レバー20の下部には、係合部としての金属製で略円柱状の節度ピン20Dがインサート成形により同軸上に設けられており、節度ピン20Dは、球軸20Aに挿入されると共に、突出部20B内を貫通されて、下方に延出されている。節度ピン20Dは、案内枠12の保持筒12A内のコイルスプリング14と同軸上に配置されており、節度ピン20Dの下面は、凸状に湾曲されている。節度ピン20Dの下面は、節度プレート16の節度面18に上側から当接(係合)されており、これにより、コイルスプリング14が、保持筒12A内の下面(底面)と節度プレート16の下面との間で軸方向において圧縮されて、節度プレート16を上側に付勢している。
節度ピン20Dの下面は、節度面18の凸面18A間の右部に配置されており、レバー20が「H」位置から「D」位置へ後側に回動操作されることで、節度ピン20Dが前側に回動されて、節度ピン20Dの下面がコイルスプリング14の付勢力に抗して前側の凸面18Aの前側に移動される。また、レバー20が「H」位置から「N」位置へ右側に回動操作されることで、節度ピン20Dが左側に回動されて、節度ピン20Dの下面がコイルスプリング14の付勢力に抗して凸面18A間の左部に移動される。さらに、レバー20が「N」位置から「R」位置へ前側に回動操作されることで、節度ピン20Dが後側に回動されて、節度ピン20Dの下面がコイルスプリング14の付勢力に抗して後側の凸面18Aの後側に移動される。これにより、レバー20に回動操作荷重が作用される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、プレート内にレバー20が回動可能に支持されると共に、プレート内に案内枠12、コイルスプリング14及び節度プレート16が設けられており、レバー20の節度ピン20Dがコイルスプリング14の付勢力により節度プレート16の節度面18に当接されている。また、カバーがプレート内を上側から被覆している。
ところで、シフト装置10が組付けられる際には、プレート内に上側から案内枠12、コイルスプリング14及び節度プレート16が組付けられた後に、プレート内に上側からレバー20が回動可能に組付けられて、節度ピン20Dが節度プレート16の節度面18にコイルスプリング14の付勢力により当接される。その後、プレートに上側からカバーが組付けられる。
ここで、節度プレート16がレバー20の下側に配置されている。このため、上述の如くプレート内に上側からレバー20が組付けられる際には、節度プレート16の下側へのスライドがコイルスプリング14により制限された状態で、節度ピン20Dを節度プレート16の節度面18に上側から当接させることができ、節度ピン20Dを節度プレート16に容易に組付けることができる。さらに、シフト装置10の上側と下側とを反対に配置して節度ピン20Dのレバー20からの離脱を阻止する必要をなくすことができ、節度ピン20Dを節度プレート16に一層容易に組付けることができると共に、シフト装置10の組付工数を低減できる。また、節度ピン20Dをレバー20から延出させるために、節度ピン20Dの軸方向寸法を大きくする必要をなくすことができ、節度ピン20Dの軸方向寸法の自由度を大きくできて、節度ピン20Dの軸方向寸法を小さくできる。しかも、レバー20に対し節度ピン20Dが移動可能にされる必要がないため、レバー20に節度ピン20Dをインサート成形により組付けることができて、レバー20に節度ピン20Dを容易に組付けることができる。
また、上述の如くプレート内に上側からレバー20が組付けられる前には、案内枠12の係止爪の先端部に節度プレート16の上面が係止されて、コイルスプリング14の付勢力による節度プレート16の上側へのスライドが阻止されることで、案内枠12にコイルスプリング14及び節度プレート16が一体化される。このため、案内枠12、コイルスプリング14及び節度プレート16を一体化した状態でプレート内に上側から組付けることができ、シフト装置10の組付工数を低減できる。しかも、コイルスプリング14の付勢力に拘らず案内枠12にコイルスプリング14及び節度プレート16を一体化できるため、コイルスプリング14の軸方向寸法(自由長)を小さくする必要をなくすことができ、コイルスプリング14の軸方向寸法の自由度を大きくできる。
さらに、案内枠12及びコイルスプリング14に上側から節度プレート16が接近されて、コイルスプリング14が節度プレート16によって軸方向において圧縮されつつ、係止爪が節度プレート16によって弾性変形された後に弾性復元されることで、係止爪の先端部に節度プレート16の上面が係止されて、案内枠12にコイルスプリング14及び節度プレート16が一体化される。このため、案内枠12、コイルスプリング14及び節度プレート16を容易に一体化できる。
[第2実施形態]
図2には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置30が後方から見た断面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置30は、上記第1実施形態と、同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図2に示す如く、本実施形態に係るシフト装置30では、案内枠12内に保持筒12Aが設けられておらず、節度プレート16の下面に挿入ピン16Aが設けられていない。
節度プレート16の下側には、略矩形板状の付勢プレート32が固定されており、付勢プレート32は、節度プレート16と共に付勢体を構成している。付勢プレート32は、節度プレート16の外周全体に突出されており、付勢プレート32は、案内枠12内に嵌合されている。付勢プレート32の各側部には、節度プレート16に代えて、案内孔が貫通形成されており、案内孔に案内枠12内のレールが嵌合されることで、レールに案内孔が案内されて、節度プレート16及び付勢プレート32が一体に上下方向にスライドされる。
付勢プレート32の左端部及び右端部の前後方向中央には、それぞれ直方体形箱状の付勢突起32Aが形成されており、付勢突起32Aは、付勢プレート32の外側及び下側に開放されている。各付勢突起32Aの上壁と案内枠12内の下面との間には、コイルスプリング14が掛渡されており、コイルスプリング14は、軸方向において圧縮されて、節度プレート16及び付勢プレート32を上側に付勢している。
ところで、シフト装置30が組付けられる際には、プレート内に上側から案内枠12、コイルスプリング14、節度プレート16及び付勢プレート32が組付けられた後に、プレート内に上側からレバー20が回動可能に組付けられて、節度ピン20Dが節度プレート16の節度面18にコイルスプリング14の付勢力により当接される。その後、プレートに上側からカバーが組付けられる。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、上述の如くプレート内に上側からレバー20が組付けられる前には、案内枠12の係止爪の先端部に付勢プレート32の上面が係止されて、コイルスプリング14の付勢力による節度プレート16及び付勢プレート32の上側へのスライドが阻止されることで、案内枠12にコイルスプリング14、節度プレート16及び付勢プレート32が一体化される。このため、案内枠12、コイルスプリング14、節度プレート16及び付勢プレート32を一体化した状態でプレート内に上側から組付けることができ、シフト装置10の組付工数を低減できる。しかも、コイルスプリング14の付勢力に拘らず案内枠12にコイルスプリング14、節度プレート16及び付勢プレート32を一体化できるため、コイルスプリング14の軸方向寸法(自由長)を小さくする必要をなくすことができ、コイルスプリング14の軸方向寸法の自由度を大きくできる。
さらに、付勢プレート32に付勢突起32Aが一対設けられて、コイルスプリング14が一対設けられている。このため、各コイルスプリング14の軸方向寸法(自由長)を小さくしても、一対のコイルスプリング14による節度プレート16及び付勢プレート32の付勢力を大きくできる。これにより、各コイルスプリング14の軸方向寸法を小さくでき、シフト装置30を上下方向において小型化できる。
なお、本実施形態では、コイルスプリング14を一対設けた。しかしながら、コイルスプリング14を1個又は3個以上設けてもよい。
[第3実施形態]
図3には、本発明の第3実施形態に係るシフト装置40が後方から見た断面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置40は、上記第1実施形態と、同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3に示す如く、本実施形態に係るシフト装置40では、案内枠12内に保持筒12Aが設けられておらず、節度プレート16の下面に挿入ピン16Aが設けられていない。
案内枠12内には、コイルスプリング14に代えて、節度機構を構成する付勢手段としての板状の板バネ42が挿入されており、板バネ42は、左端部及び右端部以外の部分が左右方向において下側に凸状に湾曲されて、左右方向中央部において案内枠12内の下面に当接されている。板バネ42の左端部及び右端部は、左右方向において上側に凸状に湾曲されており、板バネ42の左端部及び右端部は、節度プレート16の下面に当接されている。
ところで、シフト装置40が組付けられる際には、プレート内に上側から案内枠12、板バネ42及び節度プレート16が組付けられた後に、プレート内に上側からレバー20が回動可能に組付けられて、節度ピン20Dが節度プレート16の節度面18に板バネ42の付勢力により当接される。その後、プレートに上側からカバーが組付けられる。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、上述の如く、コイルスプリング14に代えて、板バネ42が設けられている。このため、板バネ42による節度プレート16の付勢範囲をコイルスプリング14による節度プレート16の付勢範囲に比し大きくできる。これにより、節度プレート16が上下方向にスライドされる際に、節度プレート16の姿勢を効果的に安定化できて、節度プレート16の上下方向へのスライドを効果的に安定化できる。
しかも、板バネ42の材質及び形状を適切にすることで、板バネ42の肉厚寸法を小さくしても、板バネ42の上下方向への付勢力をコイルスプリング14の軸方向(上下方向)への付勢力と同等にできる。このため、板バネ42の上下方向寸法をコイルスプリング14の軸方向寸法に比し小さくでき、シフト装置40を上下方向において小型化できる。
また、板バネ42の寿命をコイルスプリング14の寿命に比し長くできる。このため、シフト装置40の寿命を長くできる。
[第4実施形態]
図4には、本発明の第4実施形態に係るシフト装置50が後方から見た断面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置50は、上記第1実施形態と、同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4に示す如く、本実施形態に係るシフト装置50では、レバー20の下部に、節度ピン20Dに代えて、係合部としての金属製で球状の節度球20Eがインサート成形により設けられており、節度球20Eは、下側部分が突出部20Bから下方に突出されると共に、中心がレバー20の中心軸線上に配置されている。節度球20Eの中心は、案内枠12の保持筒12A内のコイルスプリング14の中心軸線上に配置されており、節度球20Eの下側面は、節度プレート16の節度面18に上側から当接(係合)されている。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、節度球20Eの上下方向寸法が節度ピン20Dの軸方向(上下方向)寸法に比し小さくされるため、節度球20Eを節度ピン20Dに比し安価にできる。しかも、レバー20に節度球20Eがインサート成形により組付けられる際には、レバー20に節度球20Eが組付方向を間違えられて組付けられることを防止できる。このため、シフト装置50の歩留りを向上できると共に、シフト装置50のコストを低減でき、かつ、シフト装置50を上下方向において小型化できる。
なお、本実施形態では、上記第1実施形態において節度ピン20Dに代えて節度球20Eを設けた。しかしながら、上記第2実施形態又は第3実施形態において節度ピン20Dに代えて節度球20Eを設けてもよい。
[第5実施形態]
図5には、本発明の第5実施形態に係るシフト装置60が後方から見た断面図にて示されており、図6には、シフト装置60が後斜め右方から見た斜視図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置60は、上記第1実施形態と、同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図5及び図6に示す如く、本実施形態に係るシフト装置60では、プレート内に、規制体としての略矩形板状のゲート板62が固定されており、ゲート板62は、レバー20の突出部20Bと節度プレート16との間において、上下方向に垂直に配置されている。ゲート板62には、規制部としての所定形状のゲート孔62Aが貫通形成されており、ゲート孔62Aには、節度ピン20Dが貫通されている。ゲート孔62Aには、レバー20の回動操作による節度ピン20Dの回動経路に沿って延伸されており、ゲート孔62Aの周面によって節度ピン20Dの回動が規制されて、レバー20の回動操作が規制される。
ところで、シフト装置10が組付けられる際には、プレート内に上側から案内枠12、コイルスプリング14及び節度プレート16が組付けられた後に、プレート内に上側からゲート板62が組付けられる。さらに、プレート内に上側からレバー20が回動可能に組付けられることで、節度ピン20Dがゲート板62のゲート孔62Aに上側から貫通されて、節度ピン20Dが節度プレート16の節度面18にコイルスプリング14の付勢力により当接される。その後、プレートに上側からカバーが組付けられる。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、節度ピン20Dがゲート板62のゲート孔62Aに貫通される。このため、レバー20に節度ピン20Dとは別に金属製のピンを設けて当該ピンをゲート孔62Aに貫通させる必要がなく、構成を簡単にできると共に、部品点数を低減できる。しかも、レバー20の突出部20Bをゲート孔62Aに貫通させる必要がなく、ゲート孔62Aひいてはゲート板62が大型化することを抑制できる。これにより、シフト装置60のコストを低減できると共に、シフト装置60を小型化できる。
なお、本実施形態では、上記第1実施形態においてゲート板62のゲート孔62Aに節度ピン20Dを貫通させた。しかしながら、上記第2実施形態又は第3実施形態においてゲート板62のゲート孔62Aに節度ピン20Dを貫通させてもよい。
また、上記第1実施形態〜第5実施形態では、案内枠12に係止爪が設けられて、係止爪に節度プレート16又は付勢プレート32が係止される。しかしながら、節度プレート16又は付勢プレート32に係止爪が設けられて、係止爪に案内枠12が係止されてもよい。
さらに、上記第1実施形態〜第3実施形態及び第5実施形態では、シフト柱20Cと節度ピン20Dとを別体にした。しかしながら、シフト柱20Cと節度ピン20Dとを一体にしてもよい。これにより、構成を簡単にできると共に、部品点数を低減でき、コストを低減できる。
また、上記第1実施形態〜第5実施形態では、シフト装置10、30、40、50、60をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフト装置10、30、40、50、60を車室のインストルメントパネルやステアリングコラムに設置してもよい。
10 シフト装置
12 案内枠(案内体)
14 コイルスプリング(付勢手段)
16 節度プレート(付勢体)
20 レバー(シフト体)
20D 節度ピン(係合部)
20E 節度球(係合部)
30 シフト装置
32 付勢プレート(付勢体)
40 シフト装置
42 板バネ(付勢手段)
50 シフト装置
60 シフト装置
62 ゲート板(規制体)

Claims (5)

  1. 一側において操作されてシフト位置が変更されると共に、係合部が設けられるシフト体と、
    前記シフト体の他側に配置され、スライド可能にされる付勢体と、
    前記付勢体を付勢し、前記係合部が前記付勢体に係合されて前記シフト体が付勢される付勢手段と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記係合部の移動を規制して前記シフト体の操作が規制される規制体を備える請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記係合部が前記シフト体の一側部分を構成する請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記付勢体のスライドを案内し、前記係合部が前記付勢体に係合されない状態で前記付勢体及び前記付勢手段が一体化される案内体を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記付勢体及び前記案内体の一方に設けられ、前記係合部が前記付勢体に係合されない状態で前記付勢体及び前記案内体の他方に弾性変形により係止されて前記案内体に前記付勢体及び前記付勢手段が一体化される係止部を備える請求項4記載のシフト装置。
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