JPWO2010026680A1 - モニタパネル装置 - Google Patents

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Abstract

装置本体2に設けられた駆動手段でモニタパネル7の下部を前方に押し出して前記モニタパネル7を傾けることができるようにしたモニタパネル装置1において、前記装置本体2の前部のサブパネル3の側面にガイドローラ接触面4を設け、前記モニタパネル7の側面に、ガイドローラ11を設け、前記ガイドローラ11と同軸にゴムローラ12を設け、前記ガイドローラ接触面4に対向する側に前記ゴムローラ12が弾力的に接触するゴムローラ接触面5を形成し、前記ゴムローラ12が前記ゴムローラ接触面5に接触して弾性変形することに生ずるゴム弾性力によって前記ガイドローラ11を前記ガイドローラ接触面4に押し付ける構成である。

Description

本発明は、モニタパネルの振動を低減したモニタパネル装置に関する。
液晶モニタパネルなどを備えたモニタパネル装置には、カーナビゲーションシステムなどのように液晶モニタパネルを装置本体に対し可動としたものがある。このようなモニタパネル装置では、モニタパネルの上方支点が装置本体側の溝を滑ることによりモニタパネルを開閉させるようにした機種がある。このような機種では、装置本体に組み付けられ前後駆動されるスライダとモニタパネルの下方支点とを連結し、スライダの動きと連動してモニタパネルの上方支点が溝を滑るようになっている。
しかし、モニタパネルの上方支点が装置本体側の溝をスムーズにこじれることなく滑るには、モニタパネルの上方支点と溝との間に余裕(ガタ)を持たせる必要があるが、このガタは車両のエンジン回転や走行時の路面反力による振動等の外力を受けた際に、異音の発生要因となるという問題がある。
このようなガタを低減するためにモニタパネルにばね力を付勢するようにした技術が考えられている。例えば、特許文献1には、装置本体側のパネルとモニタパネルとの間にテンションローラを介在させるようにしたものが開示されている。また、上方支点を溝に沿って移動させるものではないが、ばねでモニタパネルを付勢するようにしたものとしては、特許文献2に開示のものがある。
特許第3426474号公報 特許第3892616号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2のいずれに記載のものは上方支点そのもののガタを吸収するようにしたものではなく、更に特許文献1に記載のものでは、テンションローラの設置、その力の調整が難しいなどの問題もある。また、操作スイッチを配したモニタパネルの場合、特許文献1及び特許文献2のいずれに記載のものは付勢方向が操作スイッチ押下方向と相反するため、操作スイッチ押下時にガタつくなどの問題もある。
この発明は、このような技術的状況にかんがみてなされたもので、モニタパネル側の支点と装置本体側の案内面との間のガタそのものをなくし、モニタパネルが閉じているときだけでなく所定の傾斜状態でもガタが生じないようにし、かつ、操作スイッチ押下時にガタが生じないようにすることを目的とする。
この発明に係るモニタパネル装置は、装置本体の前部にモニタパネルを配し、前記装置本体に設けられた駆動手段で前記モニタパネルの下部を前方に押し出して該モニタパネルを傾動可能としたモニタパネル装置において、前記装置本体の前部側面に、前記装置本体方向及び前記モニタパネル方向を向くガイド面を設け、前記モニタパネルの側面に、前記モニタパネル方向を向くガイド面に接触するガイドローラを設け、前記ガイドローラと同軸にゴムローラを設け、前記装置本体方向を向くガイド面に対向する側に前記ゴムローラが弾力的に接触するゴムローラ接触面を形成し、前記ゴムローラが前記ゴムローラ接触面に接触して弾性変形することで生ずるゴム弾性力により前記ガイドローラを前記モニタパネル方向を向くガイド面に押し付ける構成である。
この発明に係るモニタパネル装置によれば、モニタパネルが移動する際及びモニタパネルが所定の角度に停止されている状態において、ゴムローラが変形することによるゴム弾性力によりガイドローラがモニタパネル方向を向くガイド面に押し付けられるので、ガイドローラとガイド面との間のガタは吸収され、モニタパネル装置が振動等の外力を受けた場合でもモニタパネルがガタついて異音を発生することはない。また、操作スイッチ押下等の外力を受けた場合でもガタつくことはない。また、ガイドローラ及びそのガイド面を金属製とすることにより、ガイドパネルのアースをとることができる。
実施の形態1に係るモニタパネル装置の前部の概略側面図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルの斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるモニタパネルの背面図である。 図3中のIV−IV矢視断面図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるガイドローラ回りの簡略的拡大図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるガイドローラ部分の斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるサブパネルを前面から見た斜視図である。 モニタパネルを付勢するねじりコイルばねの斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを閉じた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを少し傾動させた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを傾動させた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを最も開いた状態の概略側面である。 実施の形態2に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。 実施の形態3に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。 実施の形態4に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
以下、この発明に係るモニタパネル装置をカーナビゲーションシステムのモニタパネル装置に適用した実施の形態1を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係るモニタパネル装置の前部の概略側面図であり、図2はモニタパネルの斜視図、図3はモニタパネルの背面図、図4は、図3のIV−IV矢視断面図、図5は、ガイドローラ回りの簡略的拡大図、図6はガイドローラ部分の斜視図、図7はサブパネルを前面から見た斜視図、図8はモニタパネルを付勢するねじりコイルばねの斜視図である。
カーナビゲーションシステムのモニタパネル装置1の装置本体2(一部のみ図示)の前部には矩形枠状のサブパネル3が設けられる。サブパネル3は、硬質の樹脂又は金属で形成されており、その両側壁3aの装置本体2側には、図1、図7などによく現れているように、ガイドローラ接触面4が上下方向に形成されている。ガイドローラ接触面4は、サブパネル3の上下方向中ほどより下側まで延びている。ガイドローラ接触面4は、下方部においては、モニタパネル装置1の前面側にわずかに傾斜している。サブパネル3の両側壁3aには、図1、図4、図7によく現れているように、前記ガイドローラ接触面4に対向させる向きでゴムローラ接触面5が形成されている。図4に示すように、ガイドローラ接触面4の幅に対しゴムローラ接触面5の幅は小さく、サブパネル3の側壁3a側寄りに形成されている。ゴムローラ接触面5は、ガイドローラ接触面4と同様の長さで下方に延び、その下端には、ストッパ面5aが形成されている。なお、サブパネル3の背面3bの上部には、CDなどの挿入口6が形成されている。CDなどのドライブは装置本体2内に組み付けられている。
サブパネル3の内側にモニタパネル7が配される。モニタパネル7の後部のモニタリアパネル8は板金部であり、このモニタリアパネル8の上部に、図4、図6に示すように、上方支点となるローラ組立体9が設けられる。ローラ組立体9は、モニタリアパネル8にかしめにより取り付けられるピン軸10に回転可能に設けられたガイドローラ11と、ガイドローラ11と一体でより側方に位置するフランジ部11aに嵌め込まれた、断面形状がコの字状をなすゴムローラ12とからなる。ゴムローラ12の直径は、ガイドローラ11より小さくなっている。ローラ組立体9を組み付けた状態では、図4及び図5に示すように、ゴムローラ12はゴムローラ接触面5に変形して(つぶれて)接触する。ゴムローラ12とフランジ部11aとの間には、ゴムローラ12の変形を許容する空間11bが確保されている。ゴムローラ12が変形することによる生ずるゴム弾性力により、ゴムローラ12と同軸のガイドローラ11はガイドローラ接触面4に弾力的に押し付けられて接触する。なお、図4、図5においては、ゴムローラ12の変形前の形状を一点鎖線で示してある。
装置本体2の下部の左右には、スライダ13が前方に出入り駆動可能に設けられている。スライダ13の駆動装置は装置本体2内に組み込まれている。スライダ13の先端部は、湾曲部13aを介して直線状の連結部13bとなっており、この連結部13bが、モニタパネル7の両側面のモニタリアパネル8の下部に設けられた下方支点軸14に枢着される。下方支点軸14には、図8に示すねじりコイルばね15のコイル部15aが嵌め込まれる。ねじりコイルばね15の一方の腕部15bはモニタパネル7に設けられたばね受け16に留められる。ねじりコイルばね15のもう一方の腕部15cはU字形状をなし、スライダ13の湾曲部13aに嵌め込まれる。よって、ねじりコイルばね15のばね力は、スライダ13の湾曲部13aを反力受け部として、モニタパネル7の下側を前方に押し出すように作用する。
なお、図示は、省略してあるが、モニタパネル7の前面には、このモニタパネル装置1を操作するための種々のボタンが配置されている。ボタンとしては、カーナビゲーションシステムを操作するボタンのほかに、モニタパネル7を傾動させるためのボタンも設けられている。また、モニタパネル7の表示部前面には、カーナビゲーションシステムを操作するタッチパネルが設けられている。
次に、このモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉動作を図9〜図12を参照して説明する。
図9は、モニタパネル装置1におけるモニタパネル7がサブパネル3内に収納された状態を示す。この状態は、駆動装置によりスライダ13は装置本体2側に最も引き込まれた状態である。上方支点であるガイドローラ11はガイドローラ接触面4の上部に接触している。ゴムローラ12は、ゴムローラ接触面5に上部に接触している。図4、図5に示すように、ゴムローラ12がゴムローラ接触面5に変形して接触していることによる生じているゴム弾性力により、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4に押し付けられる。従って、車両の振動やタッチパネルの操作などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
モニタパネル7の傾動は、モニタパネル7の前面の操作ボタンを押すことにより行う。ボタンを押すことにより装置本体2内のスライダ駆動装置が作動し、図10に示すように、スライダ13が前方に押し出される。スライダ13が押し出されることによりモニタパネル7の下方支点軸14が押し出され、モニタパネル7の下部が前方に移動されてモニタパネル7が傾く。ガイドローラ11は、ガイドローラ接触面4を転動または摺動して下降する。このときも、ゴムローラ12がゴムローラ接触面5に弾性変形して接触していることにより生じているゴム弾性力により、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4に押し付けられる。従って、ガイドローラ11がガイドローラ接触面4に常に接触し、ガイドローラ接触面4から浮いたりすることはない。また、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11のガイドローラ接触面4への接触力は助勢される。従って、車両の振動やタッチパネルの操作などによってモニタパネル7がガタつくことはない。なお、ガイドローラ11と同軸上のゴムローラ12は変形した状態でゴムローラ接触面5上を転動または摺動して移動する。
図11には、スライダ13が更に押し出されてモニタパネル7が更に傾けられた状態を示す。モニタパネル7は、ガイドローラ11がガイドローラ接触面4の途中にある状態でも使用される。この状態でも、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4へ押し付けられる。従って、車両の振動などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
図12には、スライダ13が更に押し出されて、モニタパネル7が最大限傾けられた様子を示す。ゴムローラ12は、ゴムローラ接触面5の下端のストッパ面5aに当接する。この状態でも、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4へ押し付けられる。従って、車両の振動などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
また、ガイドローラ11及びガイドローラ接触面4を金属製とすることにより、これらの金属同士の接触を介してモニタパネル7のアースを取ることができる。
実施の形態2.
図13には、実施の形態2に係るモニタパネル装置1におけるローラ組立体21の断面を示す。このローラ組立体21は、モニタリアパネル8に取り付けられるガイドピン22と、ガイドピン22上に回転可能に嵌め込まれたガイドローラ23と、ガイドローラ23に形成された環状の溝部24に嵌め込まれたゴムリング25とからなる。ゴムリング25がゴムローラを構成する。ゴムリング25は、サブパネル3のゴムローラ接触面5に弾性変形して接触し、ガイドローラ23はガイドローラ接触面4に弾力的に接触する。ゴムリング25がゴムローラ接触面5に弾性変形して接触することにより生じるゴム弾性力によってガイドローラ23は、ガイドローラ接触面4に弾力的に接触する。ゴムリング25と溝部24との間には、ゴムリング25の変形を許容する余裕として隙間25aが確保されている。このローラ組立体21を備えたモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じである。
この実施の形態2に係るモニタパネル装置1によれば、実施の形態1と同様の効果を奏し、ガイドローラ23上にゴムローラとなるゴムリング25を設けるので、実施の形態1と同様にローラ組立体21の部品点数を少なくすることができる。
実施の形態3.
図14には、実施の形態3に係るモニタパネル装置1におけるローラ組立体31の断面を示す。このローラ組立体31は、モニタリアパネル8に取り付けられるガイドピン32と、ガイドピン32上に回転可能に嵌め込まれたガイドローラ33と、ガイドローラ33とは別にガイドピン32上に設けられたゴムローラ34とからなる。ゴムローラ34は、ガイドピン32に嵌め込まれた軸部34a、軸部34aの周面に設けられた溝部34bに嵌め込まれたゴムリング34cとからなる。ゴムリング34cは、サブパネル3のゴムローラ接触面5に変形して接触し、ガイドローラ33はガイドローラ接触面4に接触する。ゴムリング34cはゴムローラ接触面5に弾性変形して接触する。サブパネル3のゴムローラ接触面5にゴムローラ34のゴムリング34cが接触することにより、ガイドローラ33はガイドローラ接触面4に接触する。ゴムローラ34がゴムローラ接触面5に接触して変形していることにより生じるゴム弾性力によってガイドローラ33は、ガイドローラ接触面4に弾力的に押し付けられるように接触される。このローラ組立体31を備えたモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じである。
この実施の形態3に係るモニタパネル装置1によれば、ガイドローラ33とゴムローラ34とを別部材とするので、ガイドローラ33が、ゴムローラ接触面5をこすって移動するゴムローラ34の挙動の影響を受けることがなくなる。
実施の形態4.
図15には、図13に示した実施の形態2に係るローラ組立体21の変形例であるローラ組立体41を示す。このローラ組立体41は、ガイドローラを金属製のガイドローラ23とし、ガイドローラ23が接触する装置本体2側サブパネル3の間に金属製のガイド部材43を設けて金属製のガイドローラ接触面43aを形成している。このローラ組立体41を備えたモニタパネル装置1によるモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じであるが、更に、金属製ガイドローラ23と金属製のガイドローラ接触面43aを介してモニタパネル7のアースを取ることができる。
この実施の形態4に係るモニタパネル装置1によれば、実施の形態1と同様の作用効果を奏するだけでなく、モニタパネル7側のガイドローラ23と装置本体2側のガイドローラ接触面43aが金属製であるので、モニタパネル7のアースを取ることができ、アースを取るために別の構造を装備する必要がなくなる。
以上のように、この発明に係るモニタパネル装置は、モニタパネル側の支点と装置本体側の案内面との間のガタそのものをなくし、モニタパネルが閉じているときだけでなく所定の傾斜状態でもガタが生じないようにし、かつ、操作スイッチ押下時にガタが生じないようにするするために、前記装置本体の前部側面にガイド面を設け、前記モニタパネルの側面にガイドローラ及びゴムローラを設け、前記ガイド面に対向する側にゴムローラ接触面を形成し、前記ゴムローラがゴム弾性力により前記ガイドローラを前記ガイド面に押し付ける構成としたので、カーナビゲーションシステムに用いられる液晶パネルのモニタパネル装置等に用いるのに適している。
本発明は、モニタパネルの振動を低減したモニタパネル装置に関する。
液晶モニタパネルなどを備えたモニタパネル装置には、カーナビゲーションシステムなどのように液晶モニタパネルを装置本体に対し可動としたものがある。このようなモニタパネル装置では、モニタパネルの上方支点が装置本体側の溝を滑ることによりモニタパネルを開閉させるようにした機種がある。このような機種では、装置本体に組み付けられ前後駆動されるスライダとモニタパネルの下方支点とを連結し、スライダの動きと連動してモニタパネルの上方支点が溝を滑るようになっている。
しかし、モニタパネルの上方支点が装置本体側の溝をスムーズにこじれることなく滑るには、モニタパネルの上方支点と溝との間に余裕(ガタ)を持たせる必要があるが、このガタは車両のエンジン回転や走行時の路面反力による振動等の外力を受けた際に、異音の発生要因となるという問題がある。
このようなガタを低減するためにモニタパネルにばね力を付勢するようにした技術が考えられている。例えば、特許文献1には、装置本体側のパネルとモニタパネルとの間にテンションローラを介在させるようにしたものが開示されている。また、上方支点を溝に沿って移動させるものではないが、ばねでモニタパネルを付勢するようにしたものとしては、特許文献2に開示のものがある。
特許第3426474号公報 特許第3892616号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2のいずれに記載のものは上方支点そのもののガタを吸収するようにしたものではなく、更に特許文献1に記載のものでは、テンションローラの設置、その力の調整が難しいなどの問題もある。また、操作スイッチを配したモニタパネルの場合、特許文献1及び特許文献2のいずれに記載のものは付勢方向が操作スイッチ押下方向と相反するため、操作スイッチ押下時にガタつくなどの問題もある。
この発明は、このような技術的状況にかんがみてなされたもので、モニタパネル側の支点と装置本体側の案内面との間のガタそのものをなくし、モニタパネルが閉じているときだけでなく所定の傾斜状態でもガタが生じないようにし、かつ、操作スイッチ押下時にガタが生じないようにすることを目的とする。
この発明に係るモニタパネル装置は、装置本体の前部にモニタパネルを配し、前記装置本体に設けられた駆動手段で前記モニタパネルの下部を前方に押し出して該モニタパネルを傾動可能としたモニタパネル装置において、前記装置本体の前部側面に、前記装置本体方向及び前記モニタパネル方向を向くガイド面を設け、前記モニタパネルの側面に、前記モニタパネル方向を向くガイド面に接触するガイドローラを設け、前記ガイドローラと同軸にゴムローラを設け、前記装置本体方向を向くガイド面に対向する側に前記ゴムローラが弾力的に接触するゴムローラ接触面を形成し、前記ゴムローラが前記ゴムローラ接触面に接触して弾性変形することで生ずるゴム弾性力により前記ガイドローラを前記モニタパネル方向を向くガイド面に押し付ける構成であり、前記駆動手段により前後方向に移動されるスライダが前記モニタパネルの下部側面に枢着され、前記スライダの前記モニタパネル下部側面への枢着点にねじりコイルばねを装着し、前記ねじりコイルばねによって前記モニタパネルに前記ガイドローラを前記モニタパネル方向を向くガイド面に押し付ける方向のばね力を付勢するようにしたものである。
この発明に係るモニタパネル装置によれば、モニタパネルが移動する際及びモニタパネルが所定の角度に停止されている状態において、ゴムローラが変形することによるゴム弾性力によりガイドローラがモニタパネル方向を向くガイド面に押し付けられるので、ガイドローラとガイド面との間のガタは吸収され、モニタパネル装置が振動等の外力を受けた場合でもモニタパネルがガタついて異音を発生することはない。また、操作スイッチ押下等の外力を受けた場合でもガタつくことはない。また、ガイドローラ及びそのガイド面を金属製とすることにより、ガイドパネルのアースをとることができる。
実施の形態1に係るモニタパネル装置の前部の概略側面図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルの斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるモニタパネルの背面図である。 図3中のIV−IV矢視断面図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるガイドローラ回りの簡略的拡大図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるガイドローラ部分の斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置におけるサブパネルを前面から見た斜視図である。 モニタパネルを付勢するねじりコイルばねの斜視図である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを閉じた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを少し傾動させた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを傾動させた状態の概略側面である。 実施の形態1に係るモニタパネル装置のモニタパネルを最も開いた状態の概略側面である。 実施の形態2に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。 実施の形態3に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。 実施の形態4に係るモニタパネル装置におけるローラ組立体の断面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
以下、この発明に係るモニタパネル装置をカーナビゲーションシステムのモニタパネル装置に適用した実施の形態1を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係るモニタパネル装置の前部の概略側面図であり、図2はモニタパネルの斜視図、図3はモニタパネルの背面図、図4は、図3のIV−IV矢視断面図、図5は、ガイドローラ回りの簡略的拡大図、図6はガイドローラ部分の斜視図、図7はサブパネルを前面から見た斜視図、図8はモニタパネルを付勢するねじりコイルばねの斜視図である。
カーナビゲーションシステムのモニタパネル装置1の装置本体2(一部のみ図示)の前部には矩形枠状のサブパネル3が設けられる。サブパネル3は、硬質の樹脂又は金属で形成されており、その両側壁3aの装置本体2側には、図1、図7などによく現れているように、ガイドローラ接触面4が上下方向に形成されている。ガイドローラ接触面4は、サブパネル3の上下方向中ほどより下側まで延びている。ガイドローラ接触面4は、下方部においては、モニタパネル装置1の前面側にわずかに傾斜している。サブパネル3の両側壁3aには、図1、図4、図7によく現れているように、前記ガイドローラ接触面4に対向させる向きでゴムローラ接触面5が形成されている。図4に示すように、ガイドローラ接触面4の幅に対しゴムローラ接触面5の幅は小さく、サブパネル3の側壁3a側寄りに形成されている。ゴムローラ接触面5は、ガイドローラ接触面4と同様の長さで下方に延び、その下端には、ストッパ面5aが形成されている。なお、サブパネル3の背面3bの上部には、CDなどの挿入口6が形成されている。CDなどのドライブは装置本体2内に組み付けられている。
サブパネル3の内側にモニタパネル7が配される。モニタパネル7の後部のモニタリアパネル8は板金部であり、このモニタリアパネル8の上部に、図4、図6に示すように、上方支点となるローラ組立体9が設けられる。ローラ組立体9は、モニタリアパネル8にかしめにより取り付けられるピン軸10に回転可能に設けられたガイドローラ11と、ガイドローラ11と一体でより側方に位置するフランジ部11aに嵌め込まれた、断面形状がコの字状をなすゴムローラ12とからなる。ゴムローラ12の直径は、ガイドローラ11より小さくなっている。ローラ組立体9を組み付けた状態では、図4及び図5に示すように、ゴムローラ12はゴムローラ接触面5に変形して(つぶれて)接触する。ゴムローラ12とフランジ部11aとの間には、ゴムローラ12の変形を許容する空間11bが確保されている。ゴムローラ12が変形することによる生ずるゴム弾性力により、ゴムローラ12と同軸のガイドローラ11はガイドローラ接触面4に弾力的に押し付けられて接触する。なお、図4、図5においては、ゴムローラ12の変形前の形状を一点鎖線で示してある。
装置本体2の下部の左右には、スライダ13が前方に出入り駆動可能に設けられている。スライダ13の駆動装置は装置本体2内に組み込まれている。スライダ13の先端部は、湾曲部13aを介して直線状の連結部13bとなっており、この連結部13bが、モニタパネル7の両側面のモニタリアパネル8の下部に設けられた下方支点軸14に枢着される。下方支点軸14には、図8に示すねじりコイルばね15のコイル部15aが嵌め込まれる。ねじりコイルばね15の一方の腕部15bはモニタパネル7に設けられたばね受け16に留められる。ねじりコイルばね15のもう一方の腕部15cはU字形状をなし、スライダ13の湾曲部13aに嵌め込まれる。よって、ねじりコイルばね15のばね力は、スライダ13の湾曲部13aを反力受け部として、モニタパネル7の下側を前方に押し出すように作用する。
なお、図示は、省略してあるが、モニタパネル7の前面には、このモニタパネル装置1を操作するための種々のボタンが配置されている。ボタンとしては、カーナビゲーションシステムを操作するボタンのほかに、モニタパネル7を傾動させるためのボタンも設けられている。また、モニタパネル7の表示部前面には、カーナビゲーションシステムを操作するタッチパネルが設けられている。
次に、このモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉動作を図9〜図12を参照して説明する。
図9は、モニタパネル装置1におけるモニタパネル7がサブパネル3内に収納された状態を示す。この状態は、駆動装置によりスライダ13は装置本体2側に最も引き込まれた状態である。上方支点であるガイドローラ11はガイドローラ接触面4の上部に接触している。ゴムローラ12は、ゴムローラ接触面5に上部に接触している。図4、図5に示すように、ゴムローラ12がゴムローラ接触面5に変形して接触していることによる生じているゴム弾性力により、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4に押し付けられる。従って、車両の振動やタッチパネルの操作などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
モニタパネル7の傾動は、モニタパネル7の前面の操作ボタンを押すことにより行う。ボタンを押すことにより装置本体2内のスライダ駆動装置が作動し、図10に示すように、スライダ13が前方に押し出される。スライダ13が押し出されることによりモニタパネル7の下方支点軸14が押し出され、モニタパネル7の下部が前方に移動されてモニタパネル7が傾く。ガイドローラ11は、ガイドローラ接触面4を転動または摺動して下降する。このときも、ゴムローラ12がゴムローラ接触面5に弾性変形して接触していることにより生じているゴム弾性力により、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4に押し付けられる。従って、ガイドローラ11がガイドローラ接触面4に常に接触し、ガイドローラ接触面4から浮いたりすることはない。また、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11のガイドローラ接触面4への接触力は助勢される。従って、車両の振動やタッチパネルの操作などによってモニタパネル7がガタつくことはない。なお、ガイドローラ11と同軸上のゴムローラ12は変形した状態でゴムローラ接触面5上を転動または摺動して移動する。
図11には、スライダ13が更に押し出されてモニタパネル7が更に傾けられた状態を示す。モニタパネル7は、ガイドローラ11がガイドローラ接触面4の途中にある状態でも使用される。この状態でも、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4へ押し付けられる。従って、車両の振動などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
図12には、スライダ13が更に押し出されて、モニタパネル7が最大限傾けられた様子を示す。ゴムローラ12は、ゴムローラ接触面5の下端のストッパ面5aに当接する。この状態でも、下方支点軸14に設けられているねじりコイルばね15のばね力が、下方支点軸14を支点としてモニタパネル7のローラ組立体9側を後方に回動させる作用をするので、ガイドローラ11はガイドローラ接触面4へ押し付けられる。従って、車両の振動などによってモニタパネル7がガタつくことはない。
また、ガイドローラ11及びガイドローラ接触面4を金属製とすることにより、これらの金属同士の接触を介してモニタパネル7のアースを取ることができる。
実施の形態2.
図13には、実施の形態2に係るモニタパネル装置1におけるローラ組立体21の断面を示す。このローラ組立体21は、モニタリアパネル8に取り付けられるガイドピン22と、ガイドピン22上に回転可能に嵌め込まれたガイドローラ23と、ガイドローラ23に形成された環状の溝部24に嵌め込まれたゴムリング25とからなる。ゴムリング25がゴムローラを構成する。ゴムリング25は、サブパネル3のゴムローラ接触面5に弾性変形して接触し、ガイドローラ23はガイドローラ接触面4に弾力的に接触する。ゴムリング25がゴムローラ接触面5に弾性変形して接触することにより生じるゴム弾性力によってガイドローラ23は、ガイドローラ接触面4に弾力的に接触する。ゴムリング25と溝部24との間には、ゴムリング25の変形を許容する余裕として隙間25aが確保されている。このローラ組立体21を備えたモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じである。
この実施の形態2に係るモニタパネル装置1によれば、実施の形態1と同様の効果を奏し、ガイドローラ23上にゴムローラとなるゴムリング25を設けるので、実施の形態1と同様にローラ組立体21の部品点数を少なくすることができる。
実施の形態3.
図14には、実施の形態3に係るモニタパネル装置1におけるローラ組立体31の断面を示す。このローラ組立体31は、モニタリアパネル8に取り付けられるガイドピン32と、ガイドピン32上に回転可能に嵌め込まれたガイドローラ33と、ガイドローラ33とは別にガイドピン32上に設けられたゴムローラ34とからなる。ゴムローラ34は、ガイドピン32に嵌め込まれた軸部34a、軸部34aの周面に設けられた溝部34bに嵌め込まれたゴムリング34cとからなる。ゴムリング34cは、サブパネル3のゴムローラ接触面5に変形して接触し、ガイドローラ33はガイドローラ接触面4に接触する。ゴムリング34cはゴムローラ接触面5に弾性変形して接触する。サブパネル3のゴムローラ接触面5にゴムローラ34のゴムリング34cが接触することにより、ガイドローラ33はガイドローラ接触面4に接触する。ゴムローラ34がゴムローラ接触面5に接触して変形していることにより生じるゴム弾性力によってガイドローラ33は、ガイドローラ接触面4に弾力的に押し付けられるように接触される。このローラ組立体31を備えたモニタパネル装置1のモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じである。
この実施の形態3に係るモニタパネル装置1によれば、ガイドローラ33とゴムローラ34とを別部材とするので、ガイドローラ33が、ゴムローラ接触面5をこすって移動するゴムローラ34の挙動の影響を受けることがなくなる。
実施の形態4.
図15には、図13に示した実施の形態2に係るローラ組立体21の変形例であるローラ組立体41を示す。このローラ組立体41は、ガイドローラを金属製のガイドローラ23とし、ガイドローラ23が接触する装置本体2側サブパネル3の間に金属製のガイド部材43を設けて金属製のガイドローラ接触面43aを形成している。このローラ組立体41を備えたモニタパネル装置1によるモニタパネル7の開閉等の動作は、図9〜12で示した実施の形態1のものと同じであるが、更に、金属製ガイドローラ23と金属製のガイドローラ接触面43aを介してモニタパネル7のアースを取ることができる。
この実施の形態4に係るモニタパネル装置1によれば、実施の形態1と同様の作用効果を奏するだけでなく、モニタパネル7側のガイドローラ23と装置本体2側のガイドローラ接触面43aが金属製であるので、モニタパネル7のアースを取ることができ、アースを取るために別の構造を装備する必要がなくなる。
以上のように、この発明に係るモニタパネル装置は、モニタパネル側の支点と装置本体側の案内面との間のガタそのものをなくし、モニタパネルが閉じているときだけでなく所定の傾斜状態でもガタが生じないようにし、かつ、操作スイッチ押下時にガタが生じないようにするするために、前記装置本体の前部側面にガイド面を設け、前記モニタパネルの側面にガイドローラ及びゴムローラを設け、前記ガイド面に対向する側にゴムローラ接触面を形成し、前記ゴムローラがゴム弾性力により前記ガイドローラを前記ガイド面に押し付ける構成としたので、カーナビゲーションシステムに用いられる液晶パネルのモニタパネル装置等に用いるのに適している。

Claims (3)

  1. 装置本体の前部にモニタパネルを配し、前記装置本体に設けられた駆動手段で前記モニタパネルの下部を前方に押し出して該モニタパネルを傾動可能としたモニタパネル装置において、前記装置本体の前部側面に、前記装置本体方向及び前記モニタパネル方向を向くガイド面を設け、前記モニタパネルの側面に、前記モニタパネル方向を向くガイド面に接触するガイドローラを設け、前記ガイドローラと同軸にゴムローラを設け、前記装置本体方向を向くガイド面に対向する側に前記ゴムローラが弾力的に接触するゴムローラ接触面を形成し、前記ゴムローラが前記ゴムローラ接触面に接触して弾性変形することで生ずるゴム弾性力により前記ガイドローラを前記モニタパネル方向を向くガイド面に押し付ける構成にしたことを特徴とするモニタパネル装置。
  2. 前記モニタパネル方向を向くガイド面及び前記ガイドローラが金属製であり、前記ガイドローラ及び前記モニタパネル方向を向くガイド面を介して前記モニタパネル部のアースが取れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のモニタパネル装置。
  3. 前記駆動手段により前後方向に移動されるスライダが前記モニタパネルの下部側面に枢着され、前記スライダの前記モニタパネル下部側面への枢着点にねじりコイルばねを装着し、前記ねじりコイルばねによって前記モニタパネルに前記ガイドローラを前記モニタパネル方向を向くガイド面に押し付ける方向のばね力を付勢するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のモニタパネル装置。
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