JP2019016906A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、表示先と操作の検出面とが異なる場合において、ユーザ所望の機能を実行する際の操作性を向上させることである。
【解決手段】 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、第1の表示部が使用されている場合には、検出面のうち、第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、第1の領域への所定の入力操作に応じて所定の機能を実行し、第2の表示部が使用されている場合には、検出面のうち、第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて第2の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、第1の領域への入力操作がされても所定の機能を実行しないように制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、表示先とは異なる検出面への入力操作が可能な電子機器およびその制御方法に関する。
タッチパネル面にある表示面に表示がされている際に、表示面に表示された部分へ触れることで設定値が変更される場合に、ファインダ内へ表示がされている際には、異なる方法で設定値を変更する方法が提案されている。特許文献1には、ファインダ内への表示中には、タッチパネルの所定の範囲を左右方向や上下方向にタッチ操作することで設定値を変更し、「次」または「前」と表示されている部分に触れることで撮影モードを次または前に切り替えることが開示されている。
特開2004−165934 号公報
ファインダを覗きながらファインダ外にあるタッチパネルへのタッチ操作により、設定値を変更する操作や特定の機能を実行する操作を行いたい場合がある。しかしながら、特許文献1の方法で撮影モードを次に切り替えるには、ファインダを覗いた(使用)状態で「次」の表示に部分に触れなければならず、なかなか「次」と表示されている部分に触れられなかったり、「前」の表示に意図せず触れてしまう可能性がある。このように、表示先と操作の検出面とが異なる場合とにおいては、意図した位置に正確に素早くタッチできなかったり、異なる機能を実行する位置に意図せずタッチしてしまうことにより、操作性が低下してしまうことがあった。
本発明は、上記の課題に鑑み、表示先と操作の検出面とが異なる場合において、ユーザ所望の機能を実行する際の操作性を向上させる電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、
前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、
前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への所定の入力操作に応じて所定の機能を実行し、
前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示先と操作の検出面とが異なる場合において、ユーザ所望の機能を実行する際の操作性を向上させることができる。
本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの外観図 本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図 本実施形態における撮影処理を示すフローチャート 本実施形態におけるファインダ内AF変更処理を示すフローチャート 本実施形態における背面表示AF変更処理を示すフローチャート 本実施形態における背面にある表示部の表示例を示す図 本実施形態におけるファインダ内の表示部の表示例とタッチパネルへのタッチ操作の様子を示す図 本実施形態における背面にある表示部の表示例を示す図 本実施形態の適用例を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。図1(a)、(b)に本発明を適用可能な撮像装置の一実施形態としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28は、タッチ操作が可能なタッチパネル70aと一体となっている。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。レンズ部150はレンズを含むレンズユニットである。端子カバー40は該部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は選択枠の移動や画像送りなどを行う回転操作部材である。十字キー74は上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な4方向キーである。十字キー74の押された部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は、主に選択項目の決定などに用いられる押しボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79は、操作部70に含まれる。
ファインダ16はファインダ16内の電子ビューファインダであるファインダ内表示部76を観察することで、ライブビュー画像の確認を行うための覗き込み型のファインダである。なお、ファインダ内表示部76は電子ビューファインダでなく、光学ファインダでもよい。このとき、被写体の光学像はファインダ16を介して視認可能となり、ファインダ内表示部76はAF枠や撮影情報を表示する。
グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、画像処理部24を介さずメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28またはファインダ内表示部76により表示される。表示部28やファインダ内表示部76は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。
システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
接近検知部57は、ファインダ16への物体の接近を検知可能な接近センサである。接近検知部57が、ファインダ16に物体が接近したことを検知した場合に、ファインダ16外にある表示部28からファインダ内表示部76に表示を切り替えることでユーザがファインダ16を覗きながらライブビュー画像を確認することができる。なお、表示先の切り替えは、接近検知部57に限らず、ボタン操作により表示先を切り替えるようにしてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理(オートフォーカス、自動合焦処理)、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22による静止画撮像動作、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。操作部70にはタッチパネル70aが含まれ、表示部28に表示された項目やライブビュー画像上でのタッチ操作を行うことにより、それぞれ項目に割りあたった機能やライブビュー画像上の所定の位置の選択が可能となる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のONとOFFとを切り替え可能なスイッチである。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影時に画像を記録するためのメモリカード等の不揮発性の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
上述したデジタルカメラ100では中央1点AFや顔AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは顔検出機能によって検出された撮影画面内の顔に対してAFを行うことである。
顔検出機能について説明する。システム制御部50は顔検出対象の画像データを画像処理部24に送る。システム制御部50の制御下で画像処理部24は、当該画像データに水平方向バンドパスフィルタを作用させる。また、システム制御部50の制御下で画像処理部24は処理された画像データに垂直方向バンドパスフィルタを作用させる。これら水平及び垂直方向のバンドパスフィルタにより、画像データよりエッジ成分が検出される。その後、システム制御部50は、検出されたエッジ成分に関してパターンマッチングを行い、目及び鼻、口、耳の候補群を抽出する。そして、システム制御部50は、抽出された目の候補群の中から、予め設定された条件(例えば2つの目の距離、傾き等)を満たすものを、目の対と判断し、目の対があるもののみ目の候補群として絞り込む。そして、システム制御部50は、絞り込まれた目の候補群とそれに対応する顔を形成する他のパーツ(鼻、口、耳)を対応付け、また、予め設定した非顔条件フィルタを通すことで、顔を検出する。システム制御部50は、顔の検出結果に応じて上記顔情報を出力し、処理を終了する。このとき、顔の数などの特徴量をシステムメモリ52に記憶する。
以上のようにライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像解析して、画像データの特徴量を抽出して被写体情報を検出することが可能である。本実施例では被写体情報として顔情報を例に挙げたが、被写体情報には他にも赤目判定や目の検出、目つむり検出、笑顔検出等の様々な情報がある。
なお、顔AFと同時に顔AE,顔FE、顔WBを行うことができる。顔AEとは検出された顔の明るさに合わせて、画面全体の露出を最適化することである。顔FEとは検出された顔を中心にフラッシュの調光をすることである。顔WBとは、検出された顔の色に合わせて画面全体のWBを最適化することである。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70a(検出面)を有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる(入力操作の検出可能)。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対して指やペンが接近していても触れないこともタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
本実施形態においては、表示部28にライブビュー画像が表示されている場合にも、ファインダ内のファインダ内表示部76に表示がされている状態でも、背面にあるタッチパネル70aへの操作によりAF位置の変更などの操作を受け付け可能である。ライブビュー画像が表示部28に表示されている場合には、タッチした位置にAF枠が表示される。一方、ライブビュー画像がファインダ内表示部76に表示されている場合には、表示先と操作面とが異なるので、タッチ位置の移動に応じてAF枠を移動する。
なお、AFの方法は、位相差AFでなくてもよく、コントラストAFでもよい。また、移動差AFは焦点検出部11を用いずに、撮像部22の撮像面で検出されたデフォーカス量に基づいて行ってもよい(撮像面位相差AF)。
また、AFの方式としては1点AFと顔+追尾AF(追尾設定)とがある。1点AFでは、予め定まった、もしくはユーザの選択した1点にAF処理をする。顔+追尾AFにおいては、撮像範囲内において、顔を検索し、検出された顔にAF処理をする。ユーザが追尾対象を顔として選択した場合には、選択した顔が移動してもAF対象として追尾するようにする。顔+追尾AFでは、顔以外の被写体も選択可能である。顔+追尾AFでは、一回追尾対象を選択した後は、ユーザがキャンセル操作を行うまで、もしくは撮影範囲内から対象となる被写体がいなくなるまで追尾をし続ける。キャンセル操作をした場合には、検出された顔にAF処理をするか、顔が検出されていない場合には、特定の被写体を追尾することなく撮影範囲の中央の位置にAF処理をする。なお、AF処理を行うタイミングは、コンティニュアスAF(Conti)がONの場合には、AF枠(追尾枠)が表示されている位置に常にAF処理をする。また、コンティニュアスAFがOFFの場合には、撮影準備指示に応じてAF枠の表示される位置においてAF処理を行うようにする。
次に、図3を用いて本実施形態における撮影処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入ると開始する。
S301では、システム制御部50は、デジタルカメラ100の背面にある表示部28にライブビュー画像(LV画像、撮像画像)を表示する。図6(a)〜(c)は、表示部28における表示例を示したものであり、特に図3の処理に対応する表示例である。S301では、図6(a)に示すように表示部28にライブビュー画像601を表示する。
S302では、システム制御部50は、タッチ有効領域を変更する操作があったか否かを判定する。タッチ有効領域とは、ファインダ16を覗いた状態で背面にあるタッチパネル70aへのタッチ操作を行う場合に、タッチ操作がされたことに応じてタッチ操作に応じた機能を実行する領域である。つまり、タッチ有効領域へのタッチ操作に応じてはAF枠の移動がされるが、タッチ無効領域(タッチ有効領域の外)へのタッチ操作がされてもAF枠は移動しない。タッチ有効領域の変更は、メニュー画面のうち、ファインダを覗いた状態でのタッチパネル70aへの操作によりAF位置を設定する機能に関する設定項目を選択すると行うことができる。タッチ有効領域は、全面、右半分、左半分、右上、右下、左上、左下のいずれかから選択することができる。タッチ有効領域を変更する操作があったと判定した場合は、S303へ進み、そうでない場合は、S304へ進む。
S303では、システム制御部50は、タッチ有効領域を変更し、不揮発性メモリ56に記録する。
S304では、システム制御部50は、AF方式の変更をするか否かを判定する。AF方式は、1点AFか顔優先+追尾AFのいずれかである。AF方式の変更は、メニュー画面のうち、AF処理の機能に関する設定項目を選択すると行うことができる。AF方式の変更がされたと判定された場合は、S305へ進み、そうでない場合は、S306へ進む。
S305では、システム制御部50は、AF方式を変更する。つまり、もともと1点AFであった場合は、顔追尾+追尾AFとなり、もともと追尾AFであった場合には、1点AFになる。
S306では、システム制御部50は、現在のAF方式の設定が1点AFであるか否かを判定する。1点AFであると判定した場合は、S307へ進み、そうでない場合は、S308へ進む。
S307では、システム制御部50は、表示部28の中央位置にAF枠を表示する。S307においては、図6(c)に示すAF枠603のように、初期位置として中央の位置にAF枠を表示する。
S308では、システム制御部50は、顔検出処理を行う。S306の判定でNO、すなわち顔優先+追尾AFであると判定されたので、S308では撮像範囲内に人物の顔があるか否かを検出する処理を行う。
S309では、システム制御部50は、S308の検出処理により顔が検出されたか否かを判定する。顔が検出されたと判定された場合は、S310へ進み、そうでない場合は、S311へ進む。なお、顔の検出処理は、S309以降も撮影準備指示がされるまでは行い続ける。
S310では、システム制御部50は、S309において検出されたと判定された顔の位置に顔検出枠を表示する。S310では、図6(b)に示すように検出された顔検出枠604の位置に顔検出枠602を表示する。顔検出枠604が表示されたことによりユーザは、検出されている人物の顔を認識することができる。なお、顔検出枠表示されるのは複数であってもよいし、いずれか1つの面積の大きな顔を白枠で、その他の顔検出枠を白枠よりもより細い1重の線で表示するようにしてもよい。
S311では、システム制御部50は、S309において顔が検出されなかったので、顔検出枠の表示は行わない。なお、このとき、ファインダ内表示部76の中央の位置に仮枠を表示する。
S312では、システム制御部50は、コンティニュアスAFが設定されているか否かを判定する。コンティニュアスAFが設定されている場合は、ユーザからのAF指示のタイミングでAF処理を行うのではなく、常に所定の被写体に合焦するようにAF処理を行う。すなわち、コンティニュアスAFが設定されている場合には、シャッターボタン61の半押しといった撮影準備指示に応じてAF処理を始めるのではなく、焦点が合い続けるようにするので、追尾している被写体が移動しても移動後の位置で合焦することができる。コンティニュアスAFが設定されている場合には、S313へ進み、そうでない場合は、S314へ進む。
S313では、システム制御部50は、AF枠、顔検出枠、仮枠の表示されている位置においてコンティニュアスAF処理を開始する。コンティニュアスAFが設定されているとS312において判定されたので、S314における撮影準備指示がされるまで、S313の処理を続ける。なお、S309において顔が検出されなかった場合にも、表示部28の中央位置でコンティニュアスAF処理を行うようにする。仮枠の場合には、ファインダ内表示部76の中央の位置にある被写体に常に合焦するようにAF処理が行われる。
S314では、システム制御部50は、撮影準備指示がされたか否かを判定する。撮影準備指示がされたと判定された場合は、S315へ進み、そうでない場合は、S319へ進む。撮影準備指示は、シャッターボタン61の半押し、またはAF指示ボタンの押下により行うことができる。
S315では、システム制御部50は、AF枠または顔検出枠の表示されている位置においてAF処理を行う。コンティニュアスAFを行っていた場合にも、S314における撮影準備指示に応じてAF処理を行う。
S316では、システム制御部50は、撮影指示がされたか否かを判定する。撮影指示がされたと判定した場合は、S317へ進み、そうでない場合は、S318へ進む。撮影指示は、シャッターボタン61の全押しによって行うことができる。
S317では、システム制御部50は、撮影処理を行う。S315においてAF処理がされた状態の記録画像が記録媒体200に記録される。
S318では、システム制御部50は、撮影処理を終了するか否かを判定する。撮影処理は、デジタルカメラ100の電源のOFF、再生画面への遷移により終了する。S318において、撮影処理を終了すると判定した場合は、撮影処理を終了し、そうでない場合は、S302へ進む。
S319では、システム制御部50は、ファインダ16内のファインダ内表示部76へ表示先を切り替えられたか否かを判定する。表示部28からファインダ内表示部76への表示の切り替えは、接近検知部57がファインダ16への物体の所定距離未満の接近を検知したことにより行われる。もしくは、ユーザのボタン操作等で表示先をファインダ内表示部76と表示部28とで切り替えられるようにしてもよい。ファインダ内表示部76へ表示が切り替えられた、もしくはファインダ内表示部76に表示されたままであると判定された場合は、S320へ進み、そうでない場合は、S322へ進む。
S320では、システム制御部50は、ファインダ内表示部76にライブビュー画像を表示する。このとき、ライブビュー画像は表示部28から非表示になる。
S321では、システム制御部50は、ファインダ内AF変更処理を行う。ファインダ内AF変更処理については、図4を用いて後述する。
S322では、システム制御部50は、背面表示AF変更処理を行う。背面表示AF変更処理については図5を用いて後述する。
次に、図4を用いてファインダ内AF変更処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。ファインダ内AF変更処理は、図3のS321へ進むと開始される。S321に進んだとき、ファインダ内表示部76にライブビュー画像が表示されており、表示部28にはライブビュー画像は表示されていないが、表示部28と一体に設けられたタッチパネル70aへのタッチ操作は有効である。なお、ファインダ内表示部76にはライブビュー画像の他にAF枠、追尾枠、顔検出枠等のアイテムも表示される(使用されている状態)。
また、図4においては、タッチ有効領域は右半分として説明をするが、本実施形態はこれに限られるものではない。なお、以下の説明では図7を用いて説明を行う。図7(a)〜(i)は、ファインダ内AF変更処理におけるファインダ内表示部76の表示の様子とタッチパネル70aにおけるタッチの様子を示したものである。図7(a)〜(e)がファインダ内表示部76、図7(f)〜(i)がタッチパネル70aでのタッチ操作の様子を示したもので、右半分の有効領域70bは図3のS302、S303で上述したタッチ有効領域を示している。
S401では、システム制御部50は、タッチパネル70aへのタッチ操作が開始されたか否かを判定する。すなわち、タッチパネル70aへのタッチダウンがされたか否かを判定する。S401の判定ではタッチパネル70aのうち、タッチ有効領域であるか否かは関係ない。タッチパネル70aへのタッチ操作が開始されたと判定した場合は、S402へ進み、そうでない場合は、図3のS302へ進む。
S402では、システム制御部50は、現在のAF方式が1点AFであるか否かを判定する。1点AFであると判定した場合は、S403へ進み、そうでない場合は、S410へ進む。
S403では、システム制御部50は、タッチ位置、すなわちタッチダウンされた位置がタッチ有効領域であるか否かを判定する。図7(e)、(i)は、AF方式が1点AFの場合を示している。S403では、タッチ位置が有効領域70bであるか否かを判定する。図7(i)のタッチ位置711は有効領域70b内なので、S403の判定はYesとなる。タッチ位置がタッチ有効領域であると判定した場合は、S404へ進み、そうでない場合は、図3のS312へ進む。すなわち、1点AFの場合には、設定されたタッチ有効領域70bにタッチがされなければ、AF枠の移動に関する処理は行われない。AF枠の移動をする場合のタッチ操作は有効領域で受け付ける。有効領域を設けないと、ユーザによっては、ファインダ16を覗いたときに鼻等の顔のパーツがあたってしまうことにより、AF枠が意図せず移動する可能性がある。また、手が小さいユーザや、しっかりとデジタルカメラ100を握るユーザにとっては、タッチパネル70aの全面に手が届くわけではないので、鼻等があたってしまう可能性があるのでユーザごとに手の届く範囲を有効領域に設定した方が、操作性が向上する。
S404では、システム制御部50は、タッチ位置の移動がされたか否か、すなわちタッチムーブがされたか否かを判定する。タッチ位置の移動がされたと判定された場合は、S405へ進み、そうでない場合は、S409へ進む。なお、タッチ位置の移動は有効領域70bで行われるものであり、タッチ位置が有効領域70bから外れた場合には、タッチアップをしたことと同じことになり、図3のS312へ進む。
S405では、システム制御部50は、タッチ位置の移動量を取得する。図7(i)において、タッチ位置がタッチ位置711からタッチ位置712へと移動した場合の移動量をL2として以下説明をする。
S406では、システム制御部50は、S405において取得したタッチ位置の移動量に応じて、ファインダ内表示部76においてAF枠を移動する。図7(e)において、タッチ位置の移動前にはAF枠713の位置に表示されていたとすると、S405で取得したタッチ位置の移動量L2に応じた移動量であるK2分AF枠は移動し、AF枠714の位置に表示されるようになる。図7(e)に示すように、タッチ位置の移動量がL2である場合には、L2に対応する分、AF枠がAF枠713からAF枠714へと移動する。なお、AF枠の移動方法としては、相対位置移動と、絶対位置移動とが設定可能である。相対位置移動では、タッチ操作前にAF枠の表示されていた位置から、タッチ位置の移動量に応じた分AF枠を移動し、絶対位置移動では、有効領域70b内での座標と対応づけられるファインダ内表示部76との座標にAF枠を表示する。絶対位置移動の場合には、S404において、タッチ位置の移動が検出されなくても、タッチ位置に対応づけられるファインダ内表示部76の位置にAF枠が表示される。
S407では、システム制御部50は、コンティニュアスAFが設定されているか否かを判定する。コンティニュアスAFが設定されている場合には、S408へ進み、そうでない場合は、S404へ進む。
S408では、システム制御部50は、AF枠または顔検出枠の表示されている位置においてコンティニュアスAF処理を開始する。1点AFの場合にコンティニュアスAFが設定されていると、AF枠が表示されているところで常に合焦するように処理を行う。
S409では、システム制御部50は、タッチパネル70aよりタッチを離す操作がされたか否かを判定する。タッチを離す操作がされたと判定された場合は、図3のS312へ進み、そうでない場合は、S404へ戻る。
S410以降の処理は、AF方式が顔優先+追尾AFの場合の処理である。
S410では、システム制御部50は、追尾対象がユーザ操作により確定済みであることを示す確定中フラグがONであるか否かを判定する。追尾対象が確定済みである場合には、図7(c)に示すように顔追尾枠707がファインダ内表示部76に表示される。一方で、追尾対象が確定していない場合には、追尾対象を設定する操作がまだされていない状態、または追尾がキャンセルされた状態のいずれかである。なお、追尾対象が確定されていない場合には、顔追尾枠は表示されない。確定中フラグは、システムメモリ52に記録されている。確定中フラグがONであると判定された場合は、S422へ進み、そうでない場合にはS411へ進む。
S411では、システム制御部50は、タッチ位置が有効領域70b内であるか否かを判定する。タッチ位置が有効領域70b内であると判定した場合は、S412へ進み、そうでない場合は、図3のSへ進む。
S412では、システム制御部50は、ファインダ内表示部76において、タッチ位置を示すタッチ位置指標を表示する。AF枠の移動方法として絶対位置移動が設定されている場合には、有効領域70bにおける、S401で判定された際のタッチ位置に対応するファインダ内表示部76の位置にタッチ位置指標を表示する。また、相対位置移動が設定されている場合には、有効領域70bのいずれの位置がタッチされても、ファインダ内表示部76の中央の位置にタッチ位置指標を表示する。図7(a)に示すように、タッチ位置指標702と、検出されている顔の位置を示す顔検出枠701とが表示される。タッチ位置指標は、現在選択されている座標を示すものであって、追尾対象を示しているわけではない。
S413では、システム制御部50は、タッチ位置指標が顔検出枠上にあるか否かを判定する。すなわち、タッチ位置指標702が顔検出枠701の表示されている領域にあるか否かを判定する。言い換えると、ユーザが検出されている顔を選択しようとして、顔検出枠までタッチ位置指標を移動したか否かを判定する。タッチ位置指標が顔検出枠上にあると判定した場合は、S414へ進み、そうでない場合は、S415へ進む。
S414では、システム制御部50は、ファインダ内表示部76において、顔検出選択枠を表示し、タッチ位置指標を非表示にする。すなわち、図7(b)の顔検出選択枠706に示すように、図7(a)の顔検出枠701のよりも少し選択を太くし、さらに表示色を目立つ色に変えて表示形態を変更して表示する。具体的には、図7(a)の顔検出枠701は、白色の線で表示されおり、タッチ位置指標702がオレンジ色で表示されている場合に、顔検出枠701の位置まで移動したことに応じて、オレンジ色の太線の顔検出選択枠を表示するようにする。ユーザは、顔検出枠が太くなり、さらにタッチ位置指標と同じ色になったことで、現在検出されている顔が追尾対象として選択されたことを認識することができる。なお、このときはまだ選択状態なだけであって、追尾対象が確定はされていない。また、図4で説明する検出枠や顔検出選択枠、タッチ位置指標の表示形態は一例であり、これに限定されるものではない。
S415では、システム制御部50は、タッチ位置の移動、すなわちタッチムーブがされたか否かを判定する。タッチ位置の移動がされたと判定された場合は、S416へ進み、そうでない場合は、S418へ進む。
S416では、システム制御部50は、タッチ位置の移動量を取得する。図7(f)において、タッチ位置がタッチ位置704からタッチ位置705へと移動した場合の移動量をL1として以下説明をする。
S417では、システム制御部50は、S416において取得したタッチ位置の移動量に応じてファインダ内表示部76に表示されるAF枠を移動(表示位置の変更を)する。図7(a)において、タッチ位置の移動前にはタッチ位置指標702の位置に表示されていたとすると、S416で取得したタッチ位置の移動量L1に応じた移動量であるK1分移動した位置であるタッチ位置指標703の位置に表示されるようになる。
S418では、システム制御部50は、タッチパネル70aよりタッチを離す操作がされたか否かを判定する。タッチを離す操作がされたと判定された場合は、S419へ進み、そうでない場合は、S413へ戻る。図7(g)は、タッチが開始された後、タッチが離される様子を示している。なお、タッチが離される他に、有効領域70bからタッチ位置が外れた場合にもS418の判定はYesとなる。後述する背面表示AF変更処理においては、タッチ操作の開始(タッチダウン)で追尾対象を決定するが、図4の処理ではファインダ16を覗いた状態で手元が見えづらいので、タッチが離されるまで追尾対象は決定しない。すなわち、タッチが離されたことに応じて、タッチが離されたタイミングでタッチ位置指標枠、もしくはタッチ位置指標枠と重畳したことにより表示された顔検出選択枠の位置の被写体を追尾対象をとして決定する(タッチを離す操作が決定操作となる)。
S419では、システム制御部50は、ファインダ内表示部76において、追尾枠もしくは顔追尾枠を表示する。S418で判定されたタッチを離す操作に応じて、追尾対象を決定し、S419において決定された追尾対象を示す枠を表示する。S419においては、図7(b)の顔検出選択枠の状態からタッチが離された、すなわち、検出された顔が追尾対象として選択された場合には、顔追尾枠を表示する。そして、顔以外の被写体が追尾対象として選択された、もしくは顔であっても検出されていなかった顔が追尾対象として選択された場合には、追尾枠を表示する。図7(c)の顔追尾枠707は、図7(b)の顔検出選択枠706の状態からタッチが離された後のファインダ内表示部76の表示を示している。顔追尾枠及び追尾枠は、共に白色の二重線で表示される。顔追尾枠707及び顔検出枠は、検出された顔よりも一回り大きな大きさになるように枠が表示される。これにより、人物の顔に枠が重なり表情が見えにくくなることを防ぐことができる。
S420では、システム制御部50は、S419において追尾枠または顔追尾枠の表示された被写体への追尾を開始する。追尾対象となった被写体は撮像範囲内で移動しても常に、移動した位置に追尾枠が表示されるようになる。複数の顔がある場合には、いずれかの人物の顔を選択すると、選択された顔に追尾するようになり、撮像範囲から1、2秒外れたとしても再び撮像範囲内に入ってきた、追尾中の顔を検出する。また、追尾対象が確定しない(顔検出枠が表示されている)場合には、もっとも大きな面積の顔が主顔とされて白色の顔検出枠で表示され、小さな面積の副顔にグレーの検出枠が表示される。このとき、主顔が小さくなると、他の顔に白色の顔検出枠が表示されるようになる。しかし、追尾対象が確定している顔追尾枠の場合には、ユーザの意図せず他の顔に追尾対象が変わってしまうことがない。
S421では、システム制御部50は、確定中フラグをONにしてシステムメモリ52に記録する。また、タップ操作で追尾を解除(キャンセル)できることを示すガイドを図7(c)のガイド710のように表示する。なお、S421の後は、図3のS312へ進み、コンティニュアスAFが設定されている場合には、追尾対象に常に合焦するように処理を行う。
S422では、システム制御部50は、タップ操作がされたか否かを判定する。タップ操作とは、S401においてタッチパネル70aへのタッチが開始された後、例えば、0.1秒や0.2秒といった短い所定の時間内に、タッチ位置が移動することなく、素早くタッチが離される操作を示す。タップ操作がされた場合には、S401におけるタッチ位置が有効領域70bであっても、有効領域70bでなくてもS411においてはYesと判定される。すなわち、タップ操作は本実施形態においては、ユーザの決定した追尾対象をキャンセル、追尾の中止をするための操作であり、タッチ有効領域のように限定的な領域にせず、タッチパネル70a内のいずれの領域であっても有効とする。図7(h)に示すように、有効領域70b外のタッチ位置708であっても、タップ操作がされた場合には、S422の判定はYesとなる。追尾のキャンセルの場合には、追尾枠の移動よりも慎重にゆっくりと操作をするというよりも、すばやくキャンセル操作をし、次の設定に移りたい可能性が高い。有効領域や特定の領域でのタップ操作に応じて追尾のキャンセルをするとしてしまうと、1発でなかなか有効領域内や特定の領域内にタッチできず、何度も操作をし、キャンセルが遅くなる可能性がある。よって、タッチ有効領域でなくても、タップ操作さえすれば、追尾をキャンセルできるようにした方が、すばやくキャンセルができるようになる。すなわち、追尾枠の移動をするためのタッチ操作を受け付ける領域よりもキャンセル操作を受け付ける領域の方が大きくなる、またはタッチ有効領域が全面の場合は同じになるようにするので、追尾のキャンセルの指示を素早く行うことができる。言い換えると、追尾枠を移動するためのタッチ操作を受け付ける領域と同じ領域内でキャンセル操作も受け付けることができるので、ユーザはタッチ操作の種類を切り替えるだけで異なる指示をすることができる。さらに言い換えると、キャンセルのための領域と、追尾枠を移動するためのタッチ操作を受け付ける領域とをそれぞれ独立して設けないので、タッチ操作をする手元が見えづらくても操作性が低下しない。タップ操作がされたと判定された場合は、S423へ進み、そうでない場合は、S411へ進む。なお、例えば0.1センチや0.5センチといった所定距離未満の移動であれば、タップ操作があったとしてもよい。所定距離未満のタッチムーブであれば、ユーザがタップ操作を行おうとした過程で意図せずタッチ位置が移動してしまったものとしてタッチムーブとして検出しないようにする。
S423では、システム制御部50は、追尾をキャンセルし、S422まで追尾していた追尾対象への追尾を停止する。なお、追尾がキャンセルされると、ユーザの選択した被写体への追尾を行わなくなるが、コンティニュアスAFの設定がONの場合には、AF処理は行われる。顔が検出されていない場合は、例えば撮像範囲の中央の位置にある被写体、顔が検出された場合には検出された顔に常に合焦するように制御する。タップ操作のタッチが離されたタイミングで追尾をキャンセルするので、途中でキャンセルするのをやめ、現在の追尾対象のまま撮影を続けようと思った場合には、途中でタッチ位置の移動をしたり、長時間タッチした後タッチを離すようにすればよい。
S424では、システム制御部50は、確定中フラグをOFFにして、システムメモリ52に記録する。
S425では、システム制御部50は、ファインダ内表示部76にある追尾枠を非表示にする。図7(h)で示すタップ操作がされると、顔追尾枠707が非表示になり、図7(d)の顔検出枠709が表示された状態になる。顔が検出されていない場合には、ファインダ内表示部76の中央の位置に枠が表示される。このように、タップ操作がされると、タッチ位置の移動がされる前の状態に戻る。具体的には、追尾が解除され、さらにコンティニュアスAFがONの場合には、合焦対象が変わることがある。また、追尾枠の表示から顔検出枠や中央の位置の枠(初期位置)へと、タッチ位置の移動がされる前の表示形態へと戻る。なお、タッチ位置の移動がされる前と、キャンセル後とで、撮像範囲内において顔の検出の有無が変更された場合はこの限りではない。
次に、図5を用いて背面表示AF変更処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。背面表示AF変更処理は、図3のS322へ進むと開始される。S322に進んだとき、表示部28にライブビュー画像が表示されており、ファインダ内表示部76にはライブビュー画像は表示されていない。つまり、ユーザは表示部28に表示されたライブビュー画像を見ながら、表示部28と一体となるタッチパネル70aへと直感的にタッチ操作を行うことができる。なお、表示部28にはライブビュー画像の他にAF枠、追尾枠、顔検出枠等のアイテムも表示される(使用されている状態)。
S501では、システム制御部50は、タッチパネル70aへのタッチ操作が開始されたか否かを判定する。タッチパネル70aへのタッチ操作が開始されたと判定した場合は、S502へ進み、そうでない場合は、図3のS302へ進む。
S502では、システム制御部50は、現在のAF方式が1点AFであるか否かを判定する。1点AFであると判定した場合は、S503へ進み、そうでない場合は、S504へ進む。
S503では、システム制御部50は、表示部28のうち、タッチパネル70a上のタッチ位置の座標にAF枠を表示する。タッチがされた位置にAF枠は表示され、タッチ位置が移動すればタッチ位置にAF枠は移動する。
S504では、システム制御部50は、追尾対象がユーザ操作により確定済みであることを示す確定中フラグがONであるか否かを判定する。確定中フラグがONであると判定された場合は、S508へ進み、そうでない場合にはS505へ進む。
S505では、システム制御部50は、表示部28のうち、タッチパネル70a上のタッチ位置の座標に追尾枠を表示する。図8(a)〜(c)は、背面表示AF変更処理の際の、表示部28の表示例とタッチ操作の様子を示している。タッチがされると、タッチ位置に図8(a)の追尾枠801を表示する。さらに、追尾をキャンセルするためタッチ操作を受け付けるためのボタンである、図8(a)に示すキャンセルボタン802のようなボタンを表示する。キャンセルボタン802内の領域において、タッチ操作をすると追尾がキャンセルされる。また、キャンセルボタン802以外の領域において、タッチ操作をするとタッチダウンした位置に追尾枠が表示される。このように、背面表示AF変更処理においては、追尾の対象を決めるためのタッチ操作を受け付ける領域と、キャンセル操作を受け付けるための領域とがそれぞれ独立している。また、キャンセル操作を受け付けるための領域は、追尾対象を決めるためのタッチ操作を受け付ける領域よりも小さいので、ライブビュー画像に重畳して被写体の視認性が低下することを防ぐことができる。なお、顔が検出されていた場合には顔検出枠(図6(b)の顔検出枠602)が、追尾枠801のような追尾枠に変わるが、検出された顔でない被写体へのタッチ操作をした場合には、顔検出枠は非表示になる。
S506では、システム制御部50は、S505において追尾枠の表示された被写体への追尾を開始する。
S507では、システム制御部50は、確定中フラグをONにしてシステムメモリ52に記録する。
S508では、システム制御部50は、S501においてタッチ操作が開始された位置がS505において表示したキャンセルボタン802の領域であるか否かを判定する。タッチ操作の開始された位置が、キャンセルボタン802の領域であると判定された場合は、S509へ進み、そうでない場合は、S505へ進む。
S509では、システム制御部50は、キャンセルボタンの領域からのタッチアップがされたか否かを判定する。図8(b)のタッチ指803に示すように、キャンセルボタン802へタッチダウンし、キャンセルボタン802からタッチアップがされると追尾のキャンセルを実行する。しかし、タッチ位置を移動し、キャンセルボタン802外の領域からタッチアップがされた場合には追尾のキャンセルは行わない。背面表示AF変更処理においては、選択対象となるライブビュー画像とタッチパネル70aとが一体となっており、ユーザはより直感的にかつ、正確に所望の被写体を選択できる。よって、S505、S506で前述したように、タッチダウンで追尾対象を確定する。キャンセル操作をライブビュー画像上でも受け付けるようにしてしまうと、ユーザがキャンセル操作をしようと思ったのに、タッチした点の被写体に追尾対象が変更されてしまう。よって、キャンセル操作を受け付ける領域と、追尾枠の移動をするための領域とはそれぞれ独立にし、さらにキャンセルボタン802へのタッチダウンとタッチアップでキャンセルをするようにする。これにより、意図せずユーザがキャンセルボタンをタッチしてもキャンセルがされにくくなる。キャンセルボタンの領域からタッチアップがされたと判定した場合は、S510へ進み、そうでない場合は、図3のS302へ進む。
S510では、システム制御部50は、確定中フラグをOFFにして、システムメモリ52に記録する。
S511では、システム制御部50は、表示部28にある追尾枠を非表示にする。図8(c)に示すように、顔検出枠804が表示された状態になる。また、キャンセルボタン802が非表示になる。顔が検出されていない場合には、表示部28の中央の位置に枠が表示される。
以上、説明した実施形態によれば、ファインダ内AF変更処理のときは、タッチ操作をする指を見たり、タッチ位置を気にしなくても、ユーザはタッチパネル70aへのタップを行うだけでキャンセル操作をすることができる。また、背面表示AF変更処理のときは、領域によってタッチ操作がされた際に指示される処理を変えているので、ユーザの意図しない指示がされる可能性が低くなる。よって、ユーザは、ファインダ内の表示を見ながらタッチパネルでの操作をする場合において追尾処理のような所定の処理を停止する操作を素早く行うことができ、さらに操作面を見ながら操作をする場合においては意図した指示が行われやすくなる。
タッチ操作でなくボタン部材等のタッチパネル70aとは異なる操作部材への操作でキャンセルをする場合には、タッチパネル70aにタッチしていた状態から、指を移動する操作が必要となり、キャンセルに時間を要する。デジタルカメラ100を把持する右手のうち、人差し指でシャッターボタン、親指でタッチ操作、残りの指でグリップ部を支える場合、親指をいったんタッチパネルから例えばSETボタン75等の位置まで移動しなければならない。よって、タッチ操作でそのままキャンセル操作ができた方がユーザにとって操作性がよい。また、動画録音中の場合にはボタン部材等の操作をすると、操作音が発生するので、タッチ操作でキャンセル操作もできた方がよい。
また、ライブビュー画像の表示先がファインダ内表示部76である場合には、表示部28にライブビュー画像が表示されている時とは異なり、複数の領域(位置)へのタップ操作でキャンセルが可能となる。よって、ライブビュー画像は表示部28に表示されている場合にはキャンセルボタンをいくつも表示して視認性を低下させることなく、ファインダ内表示部76に表示されている場合には、ボタン等は表示せず、さらにキャンセル操作もしやすい。ファインダ内表示部76にライブビュー画像を表示した場合に、キャンセルボタンを設けると、キャンセルボタンまでタッチ位置指標を移動する、もしくは対応する位置をタッチしなければならず、キャンセルが素早くより確実にできない可能性がある。しかし、タッチパネル70aのどの位置であってもタップ操作がされたことに応じてキャンセルをするようにすることで、ユーザはより正確に素早くキャンセルができるようになる。
また、上述の実施形態では、タッチ位置指標、顔検出選択枠、追尾枠、顔追尾枠等のアイテムの表示形態を異なるようにすることでユーザに状態を示すことを説明したが、これらは、追尾対象となる被写体を示すための所定のアイテムである。
なお、上述の実施形態は追尾対象を設定する場合を一例として説明をしたが、図9(a)に示すようなISO感度を設定する場合にも適用可能である。つまり、ファインダ内表示部76が表示先となっており、ユーザがファインダ16外にあるタッチパネル70aを操作している場合には、タッチムーブ操作に応じて、設定された設定値を示す指標901の位置にくる設定値を変える。そして、タップ操作に応じてAUTO(自動でISO感度を設定する設定)に変更するようにしてもよい。このとき、表示部28に表示がされている場合には、タッチした位置の設定値がISO感度として設定され、AUTOをタッチするとAUTOに設定される。なお、AUTOでなくても、ユーザがタッチ操作にて設定値を変更した後、タップ操作に応じてタッチ操作を行う前にもともと設定していた値に戻すようにしてもよい。
また、図9(b)に示すように、ファインダ内表示部76が表示先となっている場合には、タッチムーブ操作で設定値を変更し、タップ操作で設定値を変更する項目を切り替えるようにしてもよい。例えば、図9(b)のようにISO感度が設定されている場合には、タッチムーブでISO感度の設定値が変更され、タップ操作で絞り(Av)へと項目が切り替わるようにしてもよい。タップがされ、絞りへと項目が切り替わった後は、タッチムーブで絞りの設定値が変更されるようになる。なお、表示部28に表示がされている場合には、ISO感度から絞りへと項目を切り替えるには、表示部28に表示される各項目をタッチし、表示された設定値の一覧から所望の設定値をタッチすることで設定値を決定する。
上述した実施形態では、ライブビュー画像がファインダ内表示部76に表示されているか表示部28に表示されているか否かに応じて、キャンセルを行うタッチ操作を受け付ける領域が変わることを説明したが、これに限らず以下のような場合も適用可能である。つまり、操作対象となる位置を示すアイテムや、設定値を示すアイテムがタッチパネルと一体となる表示部に表示されているか、タッチパネルと一体とはならない表示部に表示されているかにより、キャンセルを受け付ける領域を変更する。たとえば、表示の出力先が外部のモニタやプロジェクタであるが、タッチ操作は出力先とは異なるタッチパネル(タッチパッド)で行う場合には、タップで素早く設定中の設定をキャンセルできると操作性がよい。
また、上述の実施形態ではファインダ内表示部76にライブビュー画像が表示されることを説明したが、ライブビュー画像の表示されない光学ビューファインダであっても適用可能である。
さらに、上述した実施形態においては、タッチパネル70aへのタッチ操作で、追尾枠の移動やキャンセルをすることについて説明したが、ユーザの入力方法はタッチ操作以外でもよい。例えば、所定の空間におけるジェスチャ操作による位置入力や、ポインタを用いた位置入力でもよい。ジェスチャ操作であれば、所定の空間におけるX軸、Y軸方向への移動で追尾枠の移動、Z軸方向への移動でキャンセルとしてもよい。ポインタと用いた位置入力であれば、所定の領域におけるポインタの移動で追尾枠の移動、ポインタの点滅や発光強さの変更といった所定のポインタへの操作に応じてキャンセルとしてもよい。なお、タッチ操作以外の位置入力(座標指定方法)においても、追尾枠を移動する操作を受け付ける領域と同じ、もしくは広い領域においてキャンセルを受け付けるようにする。
また、図4のファインダ内表示AF変更処理と図5の背面表示AF変更処理とは、ファインダ内表示部76が使用されているか(図4)、表示部28が使用されているかによりいずれかの処理を行うことを説明した。しかし、使用されている状態の判定は、AF枠や追尾枠が表示される以外にも以下のように行ってもよい。つまり、ファインダ部16を介してライブビュー画像を視認可能であるか、表示部28にライブビュー画像が表示されているかで判定してもよい。接近検知部57がファインダ部16への接近を検知しているか否か、ユーザの視線がどちらの表示面を見ているか等により判定してもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネルへのタッチ操作により、タッチパネルとは一体とならない表示先に表示ができるような電子機器であれば適用可能である。また、タッチパネルへのタッチ操作に応じて、タッチパネルとは一体とはならない表示先に表示される処理について制御が可能な電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ファインダーを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、家電、PC、タブレットなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (32)

  1. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への所定の入力操作に応じて所定の機能を実行し、
    前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記第1の領域とは異なる領域へ前記所定の入力操作がされても前記所定の機能を実行するように制御する請求項1に記載の電子機器。
  3. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、
    前記第2の表示部が使用されている場合には、特定のアイテムが表示されている領域に対応する前記検出面の特定の領域への入力操作がされると所定の機能を実行し、前記特定の領域ではない領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行せず、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の前記特定の領域でも前記特定の領域とは異なる領域でも、所定の入力操作がされると前記所定の機能を実行するように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合に、前記特定の領域ではない領域への入力操作により指示された位置の移動に応じて前記所定のアイテムの表示されている位置を変更するように制御する請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、第1の領域における入力された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への前記所定の入力操作に応じて前記所定の機能を実行し、
    前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。
  6. 前記所定の機能は、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理のキャンセルであることを特徴とする請求項4または5に記載の電子機器。
  7. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域のうち、異なる複数の位置のいずれかにおける、入力する位置の移動を含まない所定の入力操作に応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理をキャンセルするように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  8. 前記第1の表示部への表示がされている場合には、前記第1の領域のうち、隣り合わない複数の領域において前記キャンセルをする入力操作を受け付けることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第2の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第2の領域とは異なる第3の領域において前記キャンセルをする入力操作を受け付けることを特徴とする請求項7または8に記載の電子機器。
  10. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合には、第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域のうち、異なる複数の位置のいずれかにおける、入力する位置の移動を含まない所定の入力操作に応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理の実行をキャンセルするように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替手段と、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出手段と、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域と同じ、もしくは前記第1の領域よりも大きな領域において入力操作がされたことに応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理の実行をキャンセルするように制御し、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第2の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第2の領域とは異なる前記第2の領域よりも小さな領域において入力操作がされたことに応じて、前記キャンセルをするように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  12. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域と同じ、もしくは前記第1の領域よりも大きな領域において入力操作がされたことに応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理の実行をキャンセルするように制御し、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第2の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第2の領域とは異なる前記第2の領域よりも小さな領域において入力操作がされたことに応じて、前記キャンセルをするように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記制御手段は、前記所定のアイテムの表示位置に決定する決定操作がされたことに応じて、前記決定操作がされた際の前記所定のアイテムの表示位置に基づき前記所定の処理の実行を開始するように制御することを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記制御手段は、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記第1の領域におけるタッチ位置の移動がされた後、前記第1の領域からタッチが離されたことに応じて、前記タッチが離された際の前記所定のアイテムの表示位置に基づいて、前記所定の処理を実行するように制御することを特徴とする請求項6乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記制御手段は、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記所定の処理の実行を受け付ける領域へのタッチの開始に応じて、前記所定の処理を実行するように制御することを特徴とする請求項6乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 前記所定の処理は、前記所定の処理が実行され始めた際に前記所定のアイテムの表示されていた位置にあった被写体を追尾する処理であることを特徴とする請求項6乃至15のいずれか1項に記載の電子機器。
  17. 前記第1の表示部は、ファインダを介して視認可能なファインダ内の表示部であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の電子機器。
  18. 前記第1の表示部は、前記検出面を有する装置とは異なる装置の表示部であることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の電子機器。
  19. 前記検出面とはタッチパネルであり、前記検出手段は、前記タッチパネルへのタッチ操作を検出可能であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の電子機器。
  20. 前記第1の表示部と前記第2の表示部とは、ユーザが表示を切り替え可能であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の電子機器。
  21. 前記第1の表示部への物体の接近を検知する接近検知手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記接近検知手段が前記第1の表示部への物体の接近を検知したことに応じて、前記第2の表示部から前記第1の表示部へと表示を切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の電子機器。
  22. 前記所定のアイテムは、自動合焦処理を行う被写体を示す位置に表示されることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載の電子機器。
  23. 所定の被写体に追尾する追尾設定がされている場合に、前記所定の機能の実行を受け付けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  24. 前記第1の領域はユーザに設定された領域であることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の電子機器。
  25. 撮像手段をさらに有し、
    前記撮像手段により撮像された撮像画像と共に前記所定のアイテムは表示されることを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項に記載の電子機器。
  26. 前記第1の表示部が使用されている場合には、前記所定のアイテムが前記第1の表示部に表示され、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記所定のアイテムが前記第2の表示部に表示されることを特徴とする請求項1乃至25のいずれか1項に記載の電子機器。
  27. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替ステップと、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出ステップと、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への所定の入力操作に応じて所定の機能を実行し、
    前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面のうち、前記第1の領域における入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行しないように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  28. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替ステップと、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出ステップと、
    前記第2の表示部が使用されている場合には、特定のアイテムが表示されている領域に対応する前記検出面の特定の領域への入力操作がされると所定の機能を実行し、前記特定の領域ではない領域への入力操作がされても前記所定の機能を実行せず、前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の前記特定の領域でも前記特定の領域とは異なる領域でも、所定の入力操作がされると前記所定の機能を実行するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  29. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替ステップと、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出ステップと、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域のうち、異なる複数の位置のいずれかにおける、入力する位置の移動を含まない所定の入力操作に応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理をキャンセルするように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  30. 第1の表示部と、第2の表示部とへの表示を切り替え可能な切替ステップと、
    前記第2の表示部と一体に設けられた検出面への入力操作を検出可能な検出ステップと、
    前記第1の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第1の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第1の表示部に表示される所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第1の領域と同じ、もしくは前記第1の領域よりも大きな領域において入力操作がされたことに応じて、前記所定のアイテムの表示位置に基づいて開始された所定の処理の実行をキャンセルするように制御し、前記第2の表示部が使用されている場合には、前記検出面の第2の領域において入力操作により指示された位置の移動に応じて前記第2の表示部に表示される前記所定のアイテムの表示位置を変更し、前記第2の領域とは異なる前記第2の領域よりも小さな領域において入力操作がされたことに応じて、前記キャンセルをするように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  31. コンピュータを、請求項1乃至26のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  32. コンピュータを、請求項1乃至26のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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