JP2019016062A - 管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 交換品の在庫数を適切に管理することができる技術を提供する。【解決手段】 サーバが、演算した各交換品の各交換時期より前の所定の各時期に、各機器で使用されている前記各交換品が各交換時期に近付いたことをユーザに報知する交換情報を前記各機器および/または前記各機器に対応する各端末に送信し、および/または、前記各機器のユーザに交換用の新しい各交換品を発送するための発送情報を生成し、前記交換情報の送信および/または前記発送情報の生成に基づいて前記各交換時期より前の前記所定の各時期に前記各機器のユーザによって購入される前記新しい各交換品の購入数の合計を予測し、予測した前記新しい各交換品の購入数の合計と、前記所定の各時期の交換品の在庫数とに基づいて、前記所定の各時期の交換品の在庫の不足数を演算し、演算した前記在庫の不足数に応じて交換品の在庫を補充するための補充情報を生成する。【選択図】 図10

Description

本明細書で開示する技術は、管理システムに関する。
特許文献1に開示されている管理システムは、サーバ(管理コンピュータ)と、サーバと通信可能な複数の機器(プリンタ)とを備えている。各機器(プリンタ)では、インクタンク等の各交換品が使用されている。各交換品(インクタンク等)は、使用による消耗によって交換を要する交換状態になる。サーバは、各機器で使用されている各交換品の交換時期を演算する。また、サーバは、交換品の在庫数に基づいて交換品の在庫を補充するための補充情報を生成する。
特開2002‐092439号公報
特許文献1の管理システムでは、各機器(プリンタ)で各交換品(インクタンク等)が使用されており、各機器の運転状況によって各機器で使用されている各交換品の使用状況が異なってくる。そのため、各交換品が交換状態になる時期が各機器によって異なってくる。早い時期に交換状態になる交換品もあれば、遅い時期に交換状態になる交換品もある。これによって、各機器のユーザが使用している交換品を新しい交換品に交換する交換時期が異なってくる。また、各機器のユーザが交換用の新しい交換品を購入する時期も異なってくる。そのため、複数の機器のユーザによって購入される新しい交換品の購入数の合計が時期によって異なってくる。これらは各時期の交換品の在庫数に影響を与えるので、交換品の在庫数が時期によって変動する。万が一交換品の在庫数に不足が生じると、各機器のユーザが交換用の新しい交換品を購入するときに支障が生じる。そこで本明細書では、交換品の在庫数を適切に管理することができる技術を提供する。
本明細書が開示する管理システムは、サーバと、前記サーバと通信可能な複数の機器を備えている。前記各機器では、各交換品が使用される。前記各交換品は、使用による消耗によって交換を要する交換状態になると新しい各交換品に交換されるものである。前記各機器は、前記各交換品が前記各機器で使用されたことを特定できる情報を前記サーバに送信する。前記サーバは、前記各機器から前記情報を受信すると、前記各機器で使用されている前記各交換品の所定の消耗率に基づいて、前記各機器で使用されている前記各交換品が交換状態になる交換時期をそれぞれ演算する。また、前記サーバは、演算した前記各交換品の前記各交換時期より前の所定の各時期に、前記各機器で使用されている前記各交換品が前記各交換時期に近付いたことをユーザに報知する交換情報を前記各機器および/または前記各機器に対応する各端末に送信し、および/または、前記各機器のユーザに交換用の新しい各交換品を発送するための発送情報を生成し、前記交換情報の送信および/または前記発送情報の生成に基づいて前記各交換時期より前の前記所定の各時期に前記各機器のユーザによって購入される前記新しい各交換品の購入数の合計を予測する。また、前記サーバは、予測した前記新しい各交換品の購入数の合計と、前記所定の各時期の交換品の在庫数とに基づいて、前記所定の各時期の交換品の在庫の不足数を演算し、演算した前記在庫の不足数に応じて交換品の在庫を補充するための補充情報を生成する。
この構成によれば、サーバが各交換品の消耗率に基づいて各交換品の交換時期を演算するので交換時期を精度良く演算することができる。また、各交換品の交換時期より前の所定の各時期に、サーバが各機器および/または各端末に交換情報を送信する、および/または、サーバが新しい各交換品の発送情報を生成するので、各機器のユーザが新しい各交換品を購入するタイミングを、各交換時期より前の所定の各時期とすることができる。そして、サーバが、交換情報の送信および/または発送情報の生成に基づいて、所定の各時期に各機器のユーザによって購入される新しい各交換品の購入数の合計を予測する。すなわち、上記の管理システムでは、各機器のユーザが新しい各交換品を所定の各時期に購入することを前提として、サーバが新しい各交換品の購入数の合計を予測する。また、上記の管理システムでは、サーバが、予測した新しい各交換品の購入数の合計と、各交換時期より前の所定の各時期の交換品の在庫数とに基づいて、所定の各時期の交換品の在庫の不足数を演算するので、ユーザによる新しい交換品の購入を想定に入れておくことができ、交換品の在庫の不足数を精度良く演算することができる。また、サーバが、演算した在庫の不足数に応じて交換品の在庫を補充するための補充情報を生成するので、交換品の在庫数を適切に管理することができる。
また、上記の管理システムでは、前記各機器は、前記各機器のユーザによって操作された場合に操作された日時を特定できる日時情報を前記サーバに送信してもよい。また、前記サーバは、前記発送情報を生成する場合に、前記各機器から受信する前記日時情報に基づいて前記各機器のユーザが在宅している在宅日時を予測し、予測した前記在宅日時に応じた日時に前記新しい各交換品が前記各機器のユーザに配達されるように前記発送情報を生成してもよい。
この構成によれば、各機器がユーザによって操作された場合に日時情報をサーバに送信するので、ユーザが確実に在宅している日時の日時情報をサーバに送信することができる。また、サーバがその日時情報に基づいて在宅日時を予測するので、ユーザが確実に在宅している日時を精度良く予測することができる。また、サーバが予測した在宅日時に応じた日時に新しい各交換品が各機器のユーザに配達されるように発送情報を生成するので、各ユーザが在宅している日時に新しい各交換品が配達される確率を高めることができる。
実施例に係る管理システム1の構成を示す図である。 実施例に係る機器20の斜視図である。 第1実施例に係る第1テーブル501の一例の図である。 第1実施例に係る第2テーブル502の一例の図である。 第1実施例に係る第3テーブル503の一例の図である。 第1実施例に係る第3テーブル503の他の一例の図である。 実施例に係る登録処理のフローチャートである。 実施例に係る初期設定処理のフローチャートである。 実施例に係る運転処理のフローチャートである。 実施例に係る演算処理のフローチャートである。 実施例に係る交換時期の演算の一例の図である。 実施例に係る不足数演算処理のフローチャートである。 実施例に係るサーバ側報知処理のフローチャートである。 実施例に係る機器側報知処理のフローチャートである。 第2実施例に係る発送処理のフローチャートである。 第3実施例に係る第1テーブル501の一例の図である。 第3実施例に係る第2テーブル502の一例の図である。 第4実施例に係る第2テーブル502の一例の図である。 第5実施例に係る第4テーブル504の一例の図である。 第5実施例に係る日時情報送信処理のフローチャートである。 第5実施例に係る日時情報記憶処理のフローチャートである。 第5実施例に係る発送処理のフローチャートである。
(第1実施例)
図面を参照して実施例に係る管理システム1について説明する。図1に示すように、実施例に係る管理システム1は、サーバ100と、複数の機器20(20A、20B、20C、20D)を備えている。また、管理システム1は、第1ホストコンピュータ301と、第2ホストコンピュータ401を備えている。サーバ100と、複数の機器20と、第1ホストコンピュータ301と、第2ホストコンピュータ401は、インターネット200を通じて通信可能に接続されている。各機器20は、各ルータ40を介してインターネット200に接続されている。各機器20は、例えば給湯器のリモコンを介して各ルータ40に接続されていてもよい。以下の説明では、複数の機器20A、20B、20C、20Dをまとめて機器20と呼ぶ場合がある。なお、機器20の数は特に限定されるものではない。
管理システム1のサーバ100は、演算部と記憶部と通信部(いずれも図示省略)を備えている。サーバ100は、各種の情報処理を実行することができる。サーバ100が実行する情報処理については後述する。
管理システム1の機器20は、住宅10に設置されている。各住宅10A、10B、10C、10Dに各機器20A、20B、20C、20Dが設置されている。各機器20A、20B、20C、20Dは、各住宅10A、10B、10C、10Dで使用される。住宅10で使用される機器20は特に限定されるものではないが、本実施例における機器20は、住宅用の食器洗浄機である。住宅用の食器洗浄機(機器20)は、食器洗浄機用の洗剤を使用して食器を洗浄する機器である。
図2に示すように、機器20は、制御部21と表示部22を備えている。また、機器20は、その他に記憶部と通信部(いずれも図示省略)を備えている。機器20の制御部21は、各種の情報処理を実行することができる。機器20の制御部21が実行する情報処理については後述する。また、機器20の表示部22は、各種の情報を表示することができる。この表示部22は、例えば液晶ディスプレイである。
管理システム1の機器20(食器洗浄機)では、交換品30が使用される。機器20で使用される交換品30は特に限定されるものではないが、本実施例における交換品30は、食器洗浄機用の洗剤である。食器洗浄機用の洗剤(交換品30)は、食器洗浄機(機器20)で食器を洗浄するために使用される。各機器(食器洗浄機)20A、20B、20C、20Dで、各交換品(洗剤)30A、30B、30C、30Dが使用される。各交換品(洗剤)30A、30B、30C、30Dは、同一の商品であり、どの機器20A、20B、20C、20Dでも使用できる。以下の説明では、複数の交換品30A、30B、30C、30Dをまとめて交換品30と呼ぶ場合がある。なお、交換品30の数は特に限定されるものではない。また、交換品30が使用されない機器は管理システム1から除外して考えることができる。
機器20で使用される交換品30は、交換可能な商品である。例えば機器20のユーザが、機器20で使用していた古い交換品30を新しい交換品30に交換する。使用された古い交換品30は、順次、新しい交換品30に交換される。例えば機器20Aでは、交換品30A1、30A2、30A3、30A4・・・が順次使用されて交換される。機器20のユーザは、交換品30を交換する際に新しい交換品30を購入する。各交換品30には各製品番号が付されている。
また、機器20(食器洗浄機)で使用される交換品30(洗剤)は、新品の状態では、満容量の状態である。交換品30(洗剤)の満容量は、例えば500gである。この交換品30は、例えば容器に洗剤が収容された状態の商品である。交換品30が新品の状態では、容器に満容量(500g)の洗剤が収容されている。図3に示すように、各製品番号の各交換品30について各満容量が設定されている。
また、交換品30(洗剤)は、機器20(食器洗浄機)で使用されることによって消耗する商品である。機器20(食器洗浄機)が使用される毎に交換品30(洗剤)が使用されて消耗する。本実施例において交換品30(洗剤)が消耗するとは、洗剤の量が減少してゆくことである。例えば、図4に示すように、機器20(食器洗浄機)が1回使用される毎に交換品30(洗剤)が1回使用され、それによって5gの洗剤が使用されて消耗する。また、機器20(食器洗浄機)と交換品30(洗剤)が1日で3回使用されるとすると、1日で15gの洗剤が使用されて消耗する。機器20Aでは、1日で15gの洗剤が使用されて消耗する。機器20A(食器洗浄機)における交換品30A(洗剤)の消耗率は、15g/日である。
また、交換品30(洗剤)は、使用されてある程度消耗すると所定の交換状態になる。所定の交換状態は、交換品30(洗剤)の交換を要する状態である。例えば、新品の状態では満容量の状態であった交換品30(洗剤)がその後に使用されて容量が0(ゼロ)になった状態が交換状態である。使用されて消耗した交換品30(洗剤)は、所定の交換状態になると新しい交換品30に交換される。例えば、機器20Aでは、使用していた交換品30A1が所定の交換状態になると、新しい交換品30A2に交換され、その交換品30A2が所定の交換状態になると、更に新しい交換品30A3に交換される。各機器20で使用されている各交換品30が所定の交換状態になる毎に新しい各交換品30に交換される。交換品30(洗剤)はいわゆる消耗品である。
図1に示す管理システム1の第1ホストコンピュータ301は、管理システム1の管理者の倉庫300に設置されている。第1ホストコンピュータ301は、演算部と記憶部と通信部(いずれも図示省略)を備えている。第1ホストコンピュータ301は、各種の情報処理を実行することができる。管理者の倉庫300には、新しい交換品30が保管されている。すなわち、管理者の倉庫300には、交換品30の在庫が存在している。倉庫300に保管されている交換品30の在庫は、まだ機器20で使用されていない新しい交換品30である。第1ホストコンピュータ301は、倉庫300に保管されている交換品30の在庫数の情報をサーバ100に送信する。サーバ100は、交換品30の在庫数の情報を図5に示す第3テーブル503に記憶する。
また、管理システム1の第2ホストコンピュータ401は、仕入先の倉庫400に設置されている。仕入先は、管理システム1の管理者が商品(交換品30)を仕入れるときの発注先である。第2ホストコンピュータ401は、演算部と記憶部と通信部(いずれも図示省略)を備えている。第2ホストコンピュータ401は、各種の情報処理を実行することができる。仕入先の倉庫400には、出荷用の複数の交換品30が保管されている。第2ホストコンピュータ401は、交換品30の在庫を管理者の倉庫300に補充するための補充情報をサーバ100から受信する。
次に、サーバ100に記憶されている情報について説明する。サーバ100には、第1テーブル501と第2テーブル502と第3テーブル503が記憶されている。
まず第1テーブル501について説明する。図3に示すように、第1テーブル501には、交換品30の製品番号と満容量が記憶されている。製品番号は、様々な交換品30の種類のうちから1個の交換品30の種類を特定できる情報である。満容量は、交換品30(洗剤)が新品の状態における洗剤の量である。第1テーブル501では、交換品30の製品番号と満容量が対応している。
次に、第2テーブル502について説明する。図4に示すように、第2テーブル502には、機器20で使用されている交換品30に関する情報が記憶されている。第2テーブル502には、交換品30に関する満容量、現在量、消耗量、消耗率が記憶されている。また、第2テーブル502には、交換品30に関する交換時期、報知時期、購入時期が記憶されている。第2テーブル502は、機器20で交換品30が使用される毎に更新される。
第2テーブル502に記憶されている交換品30の満容量は、上述したように、古い交換品30から新しい交換品30に交換されたときの初期の洗剤の量である。満容量は、例えば500gである。
また、交換品30の現在量は、所定の容器に残存している現在の洗剤の量である。古い交換品30から新しい交換品30に交換された初期では、上記の満容量が現在量となる。交換品30の現在量は、機器20で洗剤が使用される毎に減少してゆく。
交換品30の消耗量(g/回)は、1回あたりに使用されて消耗する洗剤の量である。各交換品30の消耗量は、各機器20や各交換品30の種類に応じて予め設定されている。例えば、交換品30の消耗量は5g/回である。
交換品30の消耗率(g/日)は、1日あたりに使用されて消耗する洗剤の量である。各交換品30の消耗率は、各機器20における交換品30の過去の使用実績に基づいて算出される。例えば、機器20Aで使用される交換品30Aの消耗率は15g/日である。この消耗率は、例えば、過去30日間に機器20Aで交換品30Aが1日あたり3回使用され、1回使用される毎に5gの洗剤が使用されて消耗した実績により算出されている。
また、交換品30の交換時期は、機器20で交換品30が使用されて消耗することによって交換状態になる時期である。交換時期は、古い交換品30から新しい交換品30に交換されると予測される時期である。交換時期は、交換品30の現在量と消耗率に基づいて演算される。例えば、機器20Aで使用されている洗剤の現在量が180gであり、その消耗率が15g/日であるとすると、本日より12日後に洗剤が無くなる。よって、この場合の交換時期は本日より12日後である。
また、交換品30の報知時期は、機器20で使用されている古い交換品30が交換時期に近付いたことを機器20のユーザに報知する時期である。報知時期は、上記の交換時期より前の所定の時期である。報知時期は例えば交換時期より7日前の日である。報知時期に交換情報を機器20のユーザに報知することによって、近日中にユーザが古い交換品30を新しい交換品30に交換すると予測される。交換情報は、機器20で使用されている交換品30が交換時期に近付いたことを示す情報である。また、機器20のユーザが交換品30を交換するために新しい交換品30を購入すると予測される。すなわち、機器20のユーザが報知時期に新しい交換品30を購入すると予測される。例えば、交換時期より7日前(報知時期)に交換情報が報知された場合、その日(交換時期より7日前)に機器20のユーザが新しい交換品30を購入すると予測される。なお、報知時期は、ユーザが任意に設定してもよい。
また、交換品30の購入時期は、機器20のユーザが新しい交換品30を購入すると予測される時期である。機器20のユーザが上記の報知時期に新しい交換品30を購入すると仮定する。したがって、購入時期と報知時期は同じ時期になる。例えば、交換時期が本日より12日後であり、報知時期が交換時期より7日前であるとすると、本日より5日後が報知時期になる。その日(報知時期)に機器20のユーザが交換品30を購入すると仮定すると、購入時期は本日より5日後となる。
次に第3テーブル503について説明する。図5に示すように、第3テーブル503には、交換品30の数に関する情報が記憶されている。第3テーブル503には、交換品30の購入数の合計、合計購入数の累計、交換品30の在庫数、在庫の不足数が記憶されている。第3テーブル503は、機器20で交換品30が使用される毎に更新される。
交換品30の購入数の合計は、図4に示す第2テーブル502における購入時期に基づいて算出される、各機器20のユーザによって購入されると予測される交換品30の合計数である。例えば、機器20Cのユーザが本日より1日後に新しい交換品30Cを購入すると予測する。また、その日(本日より1日後)には、その他の機器20のユーザが新しい交換品30を購入しないと予測する。したがってこの場合は、本日より1日後における交換品30の合計購入数が1個となる。また、合計購入数の累計は、上記の交換品30の購入数の合計の累計である。例えば、本日より5日後における合計購入数の累計は3個である。
交換品30の在庫数は、管理システム1の管理者の倉庫300にストックされていると予測される交換品30の在庫の数である。例えば、本日の交換品30の在庫数は2個である。交換品30の在庫数は、機器20のユーザによって新しい交換品30が購入されると減少する。例えば、本日より1日後に合計で1個の交換品30が購入される。そうすると、交換品30の在庫数が1個減少する。したがって、本日より1日後の交換品30の在庫数が1個になる。また、交換品30の在庫数は、倉庫300に交換品30が納入される、もしくは納入が予定されると増加する。なお、図5に示す例では、倉庫300に交換品30の在庫が納入されておらず、納入も予定されていない。そのため、交換品30の在庫数が増加していない。交換品30の在庫数のデータは、管理者の倉庫300に設置されている第1ホストコンピュータ301からサーバ100に送信される。
また、交換品30の在庫の不足数は、交換品30の在庫が不足している数である。在庫の不足数は、上記の交換品30の合計購入数の累計と交換品30の在庫数に基づいて算出される。例えば、本日の交換品30の在庫数が2個であり、在庫数の増加がなく、本日より5日後の交換品30の合計購入数の累計数が3個であるとする。そうすると、本日より5日後に交換品30が1個不足する。したがって、本日より5日後の交換品30の不足数は1個である。
図5に示す例では、管理システム1の機器20と交換品30の数が少ないので、第3テーブル503に示されている交換品30に関する数が少ないが、機器20と交換品30の数が多い場合には、第3テーブル503に示されている交換品30に関する数が多くなる。例えば、図6に示すように、機器20と交換品30の数が多い場合には、交換品30の購入数の合計、合計購入数の累計、交換品30の在庫数、在庫の不足数が図5に示す場合よりも多くなる。なお、図6に示す例では、管理システム1の管理者の倉庫300に交換品30の在庫の納入が予定され、それによって交換品30の在庫数が増加している。
次に、上記の管理システム1で実行される処理について説明する。管理システム1では主に、登録処理、初期設定処理、運転処理、演算処理、不足数演算処理、サーバ側報知処理、機器側報知処理、発送処理が実行される。これらの処理について以下に説明する。
(登録処理)
上記の管理システム1では、まず登録処理が実行される。登録処理は、機器20で使用される交換品30に関する情報を登録する処理である。登録処理は、機器20のユーザが、機器20で使用していた古い交換品30を新しい交換品30に交換したときに実行される処理である。ここでは、複数の機器20のうち機器20Aにおける登録処理について説明する。その他の機器20B、20C、20Dにおいても同様の登録処理が実行される。
登録処理では、図7に示すように、ステップS11で、機器20Aの制御部21が、機器20Aで使用されている交換品30Aが交換されたか否かを監視する。交換品30Aが交換された場合は、ステップS11で制御部21がYESと判断してステップS12に進む。交換品30Aが交換されたか否かの判断は、例えば交換品30Aを検出するセンサーの検出結果に基づいて行うことができる。センサーが新しい交換品30Aを検出した場合は、交換品30Aが交換されたと判断することができる。もしくは、交換品30Aが交換された場合、ユーザが交換したことを報知するスイッチを操作してもよい。一方、交換品30Aが交換されない場合は、ステップS11で制御部21がNOと判断して待機する。
続くステップS12では、機器20Aの制御部21が、新しい交換品30Aに関する交換品情報をサーバ100に送信する。交換品情報は、新しい交換品30Aの種類を特定できる情報である。交換品情報は、例えば新しい交換品30Aの製品番号である。ステップS12が終了した後、制御部21は、ステップS11に戻り監視を続ける。
(初期設定処理)
管理システム1では、登録処理に続いて初期設定処理が実行される。初期設定処理は、サーバ100において交換品30に関する情報を初期設定する処理である。ここでは、複数の機器20のうち、機器20Aにおける初期設定処理について説明する。その他の機器20B、20C、20Dについても同様の初期設定処理が行われる。初期設定処理では、図8に示すように、ステップS21で、サーバ100が、機器20Aの制御部21が上記のステップS12で送信した交換品情報を受信する。サーバ100は、新しい交換品30Aに関する交換品情報(例えば製品番号)を受信する。
続くステップS22では、サーバ100が、受信した交換品情報(例えば製品番号)に基づいて、新しい交換品30Aの満容量情報を取得する。満容量情報は、新しい交換品30Aの満容量を特定するための情報である。サーバ100は、図3に示す第1テーブル501から満容量情報を取得する。サーバ100は、第1テーブル501に記憶されている交換品30Aの製品番号に対応する満容量を取得する。新しい交換品30Aの満容量は、例えば500gである。
続くステップS23では、サーバ100が、交換品30Aの満容量を交換品30Aの現在量として設定する。交換品30Aの初期の現在量が満容量に設定される。その後、サーバ100が処理を終了する。
(運転処理)
管理システム1では、各機器20のユーザが各機器20を使用することによって各機器20の運転が実行される。運転処理は、各機器20の運転が実行されたときの処理である。ここでは、複数の機器20のうち機器20Aにおける運転処理について説明する。その他の機器20A、20B、20Cにおいても同様の運転処理が実行される。
運転処理では、図9に示すように、ステップS31で、機器20Aの制御部21が、機器20Aの運転が開始されたか否かを監視する。機器20Aの運転が開始された場合は、ステップS31で制御部21がYESと判断してステップS32に進む。一方、機器20Aの運転が開始されない場合は、ステップS31で制御部21がNOと判断して待機する。機器20Aの運転が開始されたか否かの判断は、機器20Aの動作信号に基づいて行うことができる。機器20Aの動作信号が検出された場合は、機器20Aの運転が開始されたと判断することができる。
続くステップS32では、機器20Aの制御部21が、機器20Aの運転が終了したか否かを監視する。機器20Aの運転が終了した場合は、ステップS32で制御部21がYESと判断してステップS33に進む。一方、機器20Aの運転が終了していない場合は、ステップS32で制御部21がNOと判断して待機する。機器20Aの運転が終了したか否かの判断は、機器20Aの動作信号に基づいて行うことができる。機器20Aの動作信号が検出されなくなった場合は、機器20Aの運転が終了したと判断することができる。
続くステップS33では、機器20Aの制御部21が、機器20Aの運転に関する運転情報をサーバ100に送信する。運転情報は、機器20Aの運転が実行されたことを特定できる情報である。よって、この運転情報は、機器20Aで交換品30が使用されたことを特定できる情報である。運転情報は、例えば機器20Aの運転が実行されたときの運転モードの情報である。運転モードは、例えば通常モードや念入りモード等である。ステップS33が終了した後、機器20Aの制御部21は、ステップS31に戻り監視を続ける。
(演算処理)
管理システム1では、機器20で運転処理が実行されるとサーバ100で演算処理が実行される。演算処理は、交換品30に関する各種の演算を実行する処理である。
演算処理では、図10に示すように、ステップS41で、サーバ100が、機器20の制御部21が上記のステップS33で送信した運転情報を受信する。サーバ100は、各機器20A、20B、20C、20Dから運転情報を受信する。サーバ100は、各機器20A、20B、20C、20Dの運転が実行される毎に、各機器20A、20B、20C、20Dの運転情報を受信する。
続くステップS42では、サーバ100が、機器20から受信した運転情報に基づいて、交換品30の現在量を演算する。サーバ100は、受信した運転情報に係る各機器20A、20B、20C、20Dで使用されている各交換品30A、30B、30C、30Dの現在量を演算する。例えばサーバ100は、機器20Aから運転情報を受信した場合は、その機器20Aで使用されている交換品30Aの現在量を演算する。このときサーバ100は、図4に示す第2テーブル502に記憶されている交換品30の所定の消耗量(例えば5g/回)に基づいて交換品30の現在量を演算する。サーバ100は、機器20の運転前の交換品30の現在量から、運転情報を受信する毎に交換品30の所定の消耗量を差し引くことによって、機器20の運転後の交換品30の現在量を演算する。すなわち、交換品30の使用前の現在量から所定の消耗量を差し引くことによって、交換品30の使用後の現在量を演算する。例えば、機器20Aの運転前(交換品30Aの使用前)の交換品30Aの現在量が185gであり、交換品30Aの所定の消耗量が5g/回である場合、機器20Aの運転後(交換品30Aの使用後)の交換品30Aの現在量は、185g−5g=180gとなる。
図10に示すように、続くステップS43では、サーバ100が、交換品30の交換時期を演算する。サーバ100は、上記のステップS41で受信した運転情報に係る各機器20A、20B、20C、20Dで使用されている各交換品30A、30B、30C、30Dの交換時期を演算する。例えばサーバ100は、機器20Aから上記の運転情報を受信した場合は、その機器20Aで使用されている交換品30Aの交換時期を演算する。このときサーバ100は、図4に示す第2テーブル502に記憶されている交換品30の所定の消耗率(例えば15g/日)に基づいて交換品30の交換時期を演算する。また、サーバ100は、上記のステップS42で演算した交換品30の現在量に基づいて交換時期を演算する。具体的には、図11に示すように、サーバ100は、交換品30(洗剤)が所定の消耗率で消耗すると仮定して、交換品30(洗剤)の量が0(ゼロ)になる時期を演算し、その時期を交換時期とする。すなわち、サーバ100は、交換品30が交換を要する交換状態になる時期を交換時期とする。例えば、機器20Aで使用されている交換品30Aの現在量が180gであり、その交換品30Aの所定の消耗率が15g/日である場合、現在(本日)より12日後に交換品30の量が0(ゼロ)になる。よって、サーバ100は、現在(本日)より12日後の時期を交換時期とする。なお、消耗率は、各機器20における交換品30の過去の使用実績(1日の使用回数)に基づいて新しい消耗率にアップデートされる。
図10に示すように、続くステップS44では、サーバ100が、上記のステップS43で演算した交換時期に基づいて報知時期を特定する。図11に示すように、報知時期は、交換時期より前の所定の時期である。例えば、報知時期は、交換時期より7日前の日である。報知時期は、機器20のユーザに交換情報を報知する時期である。機器20のユーザに交換情報を報知することによって、ユーザが機器20で使用している古い交換品30を近日中に新しい交換品30に交換すると予測される。したがって、機器20のユーザが報知時期に新しい交換品30を購入すると予測される。そのため、報知時期は、機器20のユーザが新しい交換品30を購入する購入時期と同じ時期になる。すなわち、ステップS44では、サーバ100が、購入時期(=報知時期)を特定する。なお、報知時期は、ユーザが任意に設定してもよい。
図10に示すように、続くステップS45では、サーバ100が、交換品30の在庫の不足数を演算する(不足数演算処理)。図12を用いて不足数演算処理について説明する。不足数演算処理では、図12に示すように、ステップS51で、サーバ100が、各時期(各日)における交換品30の購入数の合計を演算する。上述したように、機器20のユーザが、購入時期(=報知時期)に新しい交換品30を購入することが予測される。各機器20A、20B、20C、20Dのユーザが、各購入時期(=各報知時期)に新しい交換品30A、30B、30C、30Dを購入することが予測される。それらの購入を全て集計すると、各時期(各日)における交換品30の購入数の合計を演算することができる。例えば、図4に示すように、機器20Aのユーザが、本日より5日後に新しい交換品30Aを購入することが予測される。その他の機器20B、20C、20Dのユーザは、本日より5日後に新しい交換品30を購入しないことが予測される。そうすると、図5に示すように、本日より5日後における交換品30の購入数の合計は1個となる。
図12に示すように、続くステップS52では、サーバ100が、各時期(各日)における交換品30の合計購入数の累計を演算する。現在(本日)から各時期(各日)までの交換品30の購入数の合計を全て集計すると、各時期(各日)における交換品30の合計購入数の累計を演算することができる。例えば、図5に示すように、本日から5日後までの交換品30の購入数の合計(1日後:1個、2日後:1個、5日後:1個)を全て集計すると、本日より5日後における交換品30の合計購入数の累計が3個となる。
図12に示すように、続くステップS53では、サーバ100が、各時期(各日)における交換品30の在庫の不足数を演算する。サーバ100は、現在(本日)の交換品30の在庫数から、上記のステップS52で演算した各時期(各日)における交換品30の合計購入数の累計を差し引くことによって、各時期(各日)における交換品30の在庫の不足数を演算する。例えば、図5に示すように、本日の交換品30の在庫数が2個であり、本日より5日後における交換品30の合計購入数の累計が3個であるとすると、本日より5日後における交換品30の在庫の不足数が1個となる。交換品30の在庫数は、管理システム1の管理者の倉庫300に設置されている第1ホストコンピュータ301からサーバ100に送信されている。なお、図5に示す例では、交換品30の在庫は追加されないものとする。サーバ100は、在庫の不足数を演算した後、不足数演算処理を終了する。
サーバ100は、不足数演算処理が終了した後、図10に示す演算処理のステップS46に進む。ステップS46では、サーバ100が、所定の時期における交換品30の在庫の不足数が0(ゼロ)より多いか否かを判断する。すなわち、サーバ100が、所定の時期における交換品30の在庫が不足しているか否かを判断する。所定の時期は、例えば交換品30が仕入先から管理システム1の管理者の倉庫300に納入されるまでに要する日数であり、本日より5日後である。所定の時期における交換品30の在庫の不足数が0(ゼロ)より多い場合は、ステップS46でサーバ100がYESと判断してステップS47に進む。例えば、図5に示すように、本日より5日後における交換品30の在庫の不足数が1個であるので、ステップS46でサーバ100が交換品30の在庫が不足していると判断してステップS47に進む。一方、所定の時期における交換品30の在庫の不足数が0(ゼロ)以下である場合は、ステップS46でサーバ100がNOと判断して、ステップS47、S48をスキップして演算処理を終了する。
図10に示すように、続くステップS47では、サーバ100が、交換品30の在庫の補充情報を生成する。補充情報は、交換品30の在庫の不足数に応じて交換品30の在庫を補充するための情報である。例えば、図5に示すように、本日より5日後における交換品30の在庫の不足数が1個であるので、サーバ100は、1個の在庫を補充することを指示する補充情報を生成する。
図10に示すように、続くステップS48では、サーバ100が、交換品30の在庫の補充情報を第2ホストコンピュータ401(図1参照)に送信する。第2ホストコンピュータ401は、仕入先の倉庫400に設置されている。第2ホストコンピュータ401がサーバ100から補充情報を受信すると、仕入先の倉庫400から管理システム1の管理者の倉庫300へ交換品30が発送される。補充情報に基づいて交換品30が発送される。例えば、1個の交換品30が本日より5日後までに管理者の倉庫300に納入されるように、交換品30が発送される。また、交換品30の発送を指示したことにより、管理者の倉庫300に交換品30が納入される予定日(例えば5日後)の在庫数に「1」が加算される。
(サーバ側報知処理)
次に、サーバ側報知処理について説明する。サーバ側報知処理では、図13に示すように、ステップS61で、サーバ100が、報知時期が到来したか否かを監視する。報知時期は、図10に示す演算処理のステップS44でサーバ100が特定した時期である。例えば、図4に示すように、機器20Aで使用されている交換品30Aについての報知時期は、交換品30Aの交換時期より7日前(本日より5日後)である。サーバ100は、この日が到来したか否かを監視する。報知時期が到来した場合は、ステップS61でサーバ100がYESと判断してステップS62に進む。一方、報知時期が到来していない場合は、ステップS61でサーバ100がNOと判断して待機する。
図13に示すように、続くステップS62では、サーバ100が、交換情報を機器20へ送信する。交換情報は、機器20で使用している古い交換品30を新しい交換品30に交換することを報知する情報である。サーバ100は、報知時期が到来している機器20に対して交換情報を送信する。例えば、機器20Aについて報知時期が到来している場合は、その機器20Aに交換情報を送信する。ステップS62が終了した後、サーバ100は、ステップS61に戻り監視を続ける。
(機器側報知処理)
次に、機器側報知処理について説明する。ここでは、複数の機器20のうち機器20Aにおける機器側報知処理について説明する。その他の機器20B、20C、20Dにおいても同様の機器側報知処理が実行される。機器側報知処理では、図14に示すように、ステップS71で、機器20Aの制御部21が、サーバ100から交換情報を受信したか否かを監視する。交換情報を受信した場合は、ステップS71で制御部21がYESと判断してステップS72に進む。一方、交換情報を受信していない場合は、ステップS71で制御部21がNOと判断して待機する。
続くステップS72では、制御部21が、交換情報を機器20Aの表示部22に表示する。例えば、「機器20Aで使用している交換品30Aが無くなります。新しい交換品30Aを準備してください。」といった交換情報を表示部22に表示する。これによって、交換情報が機器20Aのユーザに報知される。交換情報が機器20Aのユーザに報知されることによって、機器20Aのユーザが交換品30Aを交換するために新しい交換品30Aを購入すると予測される。ステップS72が終了した後、サーバ100は、ステップS71に戻り監視を続ける。
以上、第1実施例に係る管理システム1について説明した。上記の管理システム1では、各機器20が、各交換品30が各機器20で使用されたことを特定できる運転情報をサーバ100に送信する(図9のステップS33)。サーバ100は、各機器20から運転情報を受信すると(図10のステップS41)、各機器20で使用されている各交換品30の所定の消耗率に基づいて(図4参照)、各機器20で使用されている各交換品30が交換状態になる交換時期をそれぞれ演算する(図10のステップS43、図11参照)。また、サーバ100は、演算した各交換品30の各交換時期より前の所定の各時期に(図4、図11参照)、各機器20で使用されている各交換品30が各交換時期に近付いたことをユーザに報知する交換情報を各機器20に送信する(図13のステップS62)。これによって、各機器20のユーザが新しい各交換品30を購入することが予測される。また、サーバ100は、交換情報の送信に基づいて、各交換時期より前の所定の各時期に各機器20のユーザによって購入される新しい各交換品30の購入数の合計を予測する(図12のステップS51、図5参照)。また、サーバ100は、予測した新しい各交換品30の購入数の合計と、所定の各時期の交換品30の在庫数とに基づいて、所定の各時期の交換品30の在庫の不足数を演算する(図12のステップS53、図5参照)。また、サーバ100は、演算した交換品30の在庫の不足数に応じて交換品30の在庫を補充するための補充情報を生成する(図10のステップS47)。
この構成によれば、サーバ100が各交換品30の消耗率に基づいて各交換品30の交換時期を演算するので各交換時期を精度良く演算することができる。また、各交換品30の交換時期より前の所定の各報知時期に、サーバ100が各機器20に交換情報を送信するので、各機器20のユーザが新しい各交換品30を各交換時期より前の所定の各購入時期(=報知時期)に購入することができる。そして、サーバ100が、交換情報の送信に基づいて、所定の各購入時期(=報知時期)に各機器20のユーザによって購入される新しい各交換品30の購入数の合計を予測する。すなわち、上記の管理システム1では、各機器20のユーザが新しい各交換品30を所定の各購入時期(=報知時期)に購入することを前提として、サーバ100が、新しい各交換品30の購入数の合計を予測する。また、上記の管理システム1では、サーバ100が、予測した新しい交換品30の購入数の合計と、各交換時期より前の所定の各購入時期(=報知時期)の交換品の在庫数とに基づいて、所定の各購入時期(=報知時期)の交換品30の在庫の不足数を演算するので、ユーザによる新しい交換品30の購入を想定に入れておくことができ、交換品30の在庫の不足数を精度良く演算することができる。また、サーバ100が、演算した在庫の不足数に応じて交換品30の在庫を補充するための補充情報を生成するので、交換品30の在庫数を適切に管理することができる。管理システム1の管理者の倉庫300に交換品30の在庫を適切に補充することができる。
以上、実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下の説明において、上述の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上記の実施例では、交換品30(洗剤)が一種類だけであったが、複数種類の洗剤の在庫数を管理してもよい。複数の交換品30(洗剤)の満容量が異なっていてもよい。
また、上記の実施例では、登録処理(図7参照)において、機器20の制御部21が交換品情報をサーバ100に送信していたが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、機器20のユーザが例えばスマートフォン等の携帯端末に交換品情報を入力し、入力された交換品情報を携帯端末がサーバ100に送信する構成であってもよい。また、例えば交換品30に付されているバーコードを利用して交換品情報を特定してもよい。
また、上記の実施例では、サーバ側報知処理(図13参照)において、サーバ100が、交換情報を機器20へ送信していたが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、サーバ側報知処理(図13参照)において、サーバ100が、機器20に代えて、スマートフォンやパソコン等の端末(図示省略)へ交換情報を送信してもよい。サーバ100には、各機器20に対応付けられた各端末の情報が記憶されている。サーバ100は、各機器20に対応する各端末へ交換情報を送信する。そして、機器側報知処理(図14参照)において、機器20の代わりに、前記端末が交換情報を受信し、端末の表示部に交換情報を表示させてもよい。より具体的には、メールやアプリ等による受信および表示が考えられる。また、更に他の実施例では、サーバ100が、各機器20および各端末へ交換情報を送信してもよい。
(第2実施例)
上記の実施例では、図13および図14に示すように、報知処理(サーバ側報知処理および機器側報知処理)が実行される構成であったが、この構成に限定されるものではない。すなわち、報知処理では、サーバ100が、報知時期が到来すると(ステップS61でYES)、交換情報を機器20に送信する(ステップS62)構成であったが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、発送処理が実行される構成であってもよい。発送処理では、図15に示すように、サーバ100が、報知時期が到来すると(ステップS61でYES)、続くステップS82では、発送情報を生成する。発送情報は、各機器20のユーザに交換用の新しい各交換品30を発送するための情報である。サーバ100は、報知時期が到来している機器20のユーザに交換用の新しい交換品30を発送するための発送情報を生成する。例えば、機器20Aについて報知時期が到来している場合は、その機器20Aのユーザに交換用の新しい交換品30Aを発送するための発送情報を生成する。
続くステップS83では、サーバ100が、発送情報を第1ホストコンピュータ301(図1参照)に送信する。第1ホストコンピュータ301は、管理システム1の管理者の倉庫300に設置されている。第1ホストコンピュータ301がサーバ100から発送情報を受信すると、管理者の倉庫300から機器20のユーザへ新しい交換品30が発送される。補充情報に基づいて新しい交換品30が発送される。例えば、報知時期(=購入時期)が到来している機器20Aのユーザに新しい交換品30Aが発送される。これによって、機器20Aのユーザが新しい交換品30Aを自動的に購入することができる。ステップS83が終了した後、サーバ100は、ステップS61に戻り監視を続ける。
この構成では、サーバ100が、発送情報の生成に基づいて、各報知時期(=購入時期)に各機器20のユーザによって購入される新しい各交換品30の購入数の合計を予測する。すなわち、各機器20のユーザが新しい各交換品30を各報知時期(=購入時期)に購入することを前提として、サーバ100が、新しい各交換品30の購入数の合計を予測する。また、サーバ100が、予測した新しい交換品30の購入数の合計と、各報知時期(=購入時期)の交換品の在庫数とに基づいて、各報知時期(=購入時期)の交換品の在庫の不足数を演算するので、ユーザによる新しい交換品30の購入を想定に入れておくことができ、交換品30の在庫の不足数を精度良く演算することができる。また、サーバ100が、演算した在庫の不足数に応じて交換品30の在庫を補充するための補充情報を生成するので、交換品30の在庫数を適切に管理することができる。
また、第2実施例では、図13および図14に示す報知処理(サーバ側報知処理および機器側報知処理)と、図15に示す発送処理の両方が実行されてもよい。
(第3実施例)
また、上記の実施例では、機器20が食器洗浄機であったが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、機器20がガスコンロであってもよい。また、上記の実施例では、交換品30が洗剤であったが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、交換品30が五徳であってもよい。または、交換品30がバーナーヘッドであってもよい。
第3実施例における第1テーブル501について説明する。図16に示すように、第1テーブル501には、交換品30の製品番号と使用限度回数が記憶されている。製品番号は、複数の交換品30のうちから1個の交換品30を特定できる情報である。使用限度回数は、交換品30(五徳またはバーナーヘッド)が新品の状態における使用限度の回数である。使用限度回数まで交換品30(五徳またはバーナーヘッド)を使用することができる。第1テーブル501では、交換品30の製品番号と使用限度回数が対応している。
次に、第3実施例における第2テーブル502について説明する。図17に示すように、第2テーブル502には、機器20で使用されている交換品30に関する情報が記憶されている。第2テーブル502には、交換品30に関する使用限度回数、現在回数、消耗率が記憶されている。また、第2テーブル502には、交換品30に関する交換時期、報知時期、購入時期が記憶されている。
第2テーブル502に記憶されている交換品30の使用限度回数は、古い交換品30から新しい交換品30に交換されたときの初期の五徳またはバーナーヘッドを使用できる限度の回数である。使用限度回数は、例えば10000回である。
また、交換品30の現在回数は、五徳またはバーナーヘッドが新品の初期状態から現在までの間に使用された回数である。古い交換品30から新しい交換品30に交換された初期では、上記の使用限度回数が現在回数となる。交換品30の現在回数は、機器20で五徳またはバーナーヘッドが使用される毎に増加してゆく。
交換品30の消耗率(回/日)は、五徳またはバーナーヘッドが1日あたりに使用される回数である。五徳またはバーナーヘッドは、使用されて消耗する。本実施例において交換品30(五徳またはバーナーヘッド)が消耗するとは、五徳またはバーナーヘッドが使用されて、その使用回数(現在回数)が使用限度回数に近付いてゆくことである。各交換品30の消耗率は、各機器20における交換品30の過去の使用実績に基づいて算出される。例えば、機器20Aで使用される交換品30Aの消耗率は10回/日である。
また、交換品30の交換時期は、機器20で交換品30が使用されて消耗することによって交換状態になる時期である。交換時期は、古い交換品30から新しい交換品30に交換されると予測される時期である。交換時期は、交換品30の現在量と消耗率に基づいて演算される。例えば、機器20Aで使用されている五徳またはバーナーヘッドの現在回数が8000回であり、その消耗率が10回/日であるとすると、本日より200日後に使用回数(現在回数)が使用限度回数に到達する。よって、この場合の交換時期は本日より200日後である。
第3実施例の第2テーブル502における報知時期と購入時期については、第1実施例の第2テーブル502における報知時期と購入時期と同様であるので、詳細な説明を省略する。この第3実施例でも上記の第1実施例と同様の処理が実行される。第1実施例における交換品30の満容量を、第3実施例における交換品30の使用限度回数に置き換えることができ、第1実施例における交換品30の現在量を、第3実施例における交換品30の現在回数に置き換えることができる。
なお、第3実施例では、使用限度回数と現在回数を回数ではなく時間で管理してもよい。また、回数と時間の双方で管理してもよい。また、回数と時間のうち、限度に到達する時期が早い方で管理してもよい。
(第4実施例)
交換品30の具体例は、上記の実施例に限定されるものではない。他の実施例では、交換品30が電池であってもよい。
第4実施例における第2テーブル502について説明する。図18に示すように、第2テーブル502には、機器20で使用されている交換品30に関する情報が記憶されている。第2テーブル502には、交換品30に関する初期電圧、現在電圧、消耗率、最低限度電圧が記憶されている。また、第2テーブル502には、交換品30に関する交換時期、報知時期、購入時期が記憶されている。
第2テーブル502記憶されている交換品30の初期電圧は、古い交換品30から新しい交換品30に交換されたときの初期の電池の電圧である。初期電圧は、例えば3.0Vである。
また、交換品30の現在電圧は、電池の現在の電圧である。古い交換品30から新しい交換品30に交換された初期では、上記の初期電圧が現在電圧となる。交換品30の現在電圧は、機器20で電池が使用される毎に低下してゆく。
交換品30の消耗率(V/日)は、機器20で電池が使用される毎に低下する電池の電圧である。電池が使用されると電池が消耗して、電池の電圧が低下する。本実施例において交換品30(電池)が消耗するとは、電池が使用されてその電圧が低下してゆくことである。各交換品30の消耗率は、各機器20における交換品30の過去の使用実績に基づいて算出される。例えば、機器20Aで使用される交換品30Aの消耗率は0.01V/日である。
交換品30の最低限度電圧は、交換品30の交換を要する電圧である。電池の電圧が最低限度電圧になると交換を要する。すなわち、最低限度電圧は、交換品30が交換状態になるときの電圧である。最低限度電圧は、例えば2.5Vである。
また、交換品30の交換時期は、機器20で交換品30が使用されて消耗することによって交換状態になる時期である。交換時期は、古い交換品30から新しい交換品30に交換されると予測される時期である。交換時期は、交換品30の現在量と消耗率に基づいて演算される。例えば、機器20Aで使用されている電池の現在電圧が2.7Vであり、その消耗率が0.01V/日であるとすると、本日より20日後に現在電圧が最低限度電圧に到達する。よって、この場合の交換時期は本日より20日後である。
第4実施例の第2テーブル502における報知時期と購入時期については、第1実施例の第2テーブル502における報知時期と購入時期と同様であるので、詳細な説明を省略する。この第4実施例でも上記の第1実施例と同様の処理が実行される。第1実施例における交換品30の現在量を、第4実施例における交換品30の現在電圧に置き換えることができる。
第4実施例では、図9に示す運転処理のステップS33において、機器20の制御部21が、運転情報として交換品30(電池)の現在電圧を送信してもよい。そうすると、図10に示す演算処理のステップS42を省略することができる。すなわち、サーバ100が交換品30(電池)の現在電圧を演算するステップS42を省略することができる。
なお、第4実施例における報知時期の代わりに、予め報知時期に相当する電圧を設定し、その電圧に到達する日を消耗率に基づいて算出し、その日を購入時期としてもよい。例えば、報知時期に相当する電圧を2.6Vとし、消耗率を0.01V/日としたときに、現在電圧が2.7Vであるとすると、2.6Vに到達するのは、本日より10日後となり、購入時期は10日後となる。
(第5実施例)
第5実施例に係る管理システム1では、サーバ100に第4テーブル504が記憶されている。図19に示すように、第4テーブル504には、日時情報が記憶されている。具体的には、第4テーブル504には、曜日(月〜金)と時間帯(0時−1時〜23時−24時)を特定できる情報が記憶されている。この第4テーブル504は、後述する日時情報をサーバ100が受信すると更新される。第4テーブル504は、各機器20A、20B、20C、20D毎に準備されている。図19には、機器20Aに関する第4テーブル504が示されている。
第5実施例に係る管理システム1では、日時情報送信処理、日時情報記憶処理、発送処理が実行される。これらの処理について以下に説明する。
(日時情報送信処理)
日時情報送信処理は、機器20のユーザによって機器20が操作されたときに実行される処理である。ここでは、複数の機器20のうち機器20Aにおける日時情報送信処理について説明する。その他の機器20B、20C、20Dにおいても同様の日時情報送信処理が実行される。日時情報送信処理では、図20に示すように、ステップS91で、機器20Aの制御部21が、機器20Aが操作されたか否かを監視する。機器20Aが操作された場合は、ステップS91で制御部21がYESと判断してステップS92に進む。機器20Aが操作されたか否かの判断は、例えば機器20Aの操作スイッチが押されたことを検出することによって行うことができる。機器20Aの操作スイッチは、例えば機器20Aが食器洗浄機である場合は、食器の洗浄を開始するためのスイッチ等である。機器20Aの操作スイッチが押された場合は、機器20Aが操作されたと判断することができる。一方、機器20Aが操作されていない場合は、ステップS91で制御部21がNOと判断して待機する。
続くステップS92では、機器20Aの制御部21が、日時情報をサーバ100に送信する。日時情報は、ユーザによって機器20Aが操作された日時を特定できる情報である。例えば、日曜日の17時〜18時の時間帯に機器20Aが操作された場合は、日時情報は、日曜日の17時〜18時の時間帯を特定する情報である。ステップS92が終了した後、制御部21は、ステップS91に戻り監視を続ける。
(日時情報記憶処理)
次に、日時情報記憶処理について説明する。日時情報記憶処理では、図21に示すように、ステップS101で、サーバ100が、機器20Aの制御部21から日時情報を受信したか否かを監視する。日時情報を受信した場合は、ステップS101でサーバ100がYESと判断してステップS102に進む。一方、日時情報を受信していない場合は、ステップS101でサーバ100がNOと判断して待機する。
続くステップS102では、サーバ100が、受信した日時情報を図19に示す第4テーブル504に記憶する。具体的には、サーバ100が、受信した日時情報で特定される曜日と時間帯に「+1」を加点する。例えば、サーバ100が、第4テーブル504における日曜日の17時〜18時の時間帯に「+1」を加点する。加点される毎にその日時における点数が増加してゆく。このようにして、日時情報が第4テーブル504に記憶される。なお、同日中の同一の時間帯に複数の日時情報が送信されたとしても、加点は初回のみ行い、それ以降の日時情報については加点を行わない。
図21に示すように、続くステップS103では、サーバ100が、所定の時期より前の日時情報を第4テーブル504から削除する。例えば、サーバ100が、本日より60日前の日以前の日時情報を削除する。これによって、本日より例えば60日前までの日時情報が第4テーブル504に残される。ステップS103が終了した後、サーバ100は、ステップS101に戻り監視を続ける。サーバ100は、その他の機器20B、20C、20Dについても同様の日時情報記憶処理を実行する。
(発送処理)
次に、発送処理について説明する。上記の第2実施例では、発送処理(図15参照)において日時が考慮されていなかったが、この構成に限定されるものではない。第5実施例では、発送処理において日時が考慮される。第5実施例に係る発送処理では、図22に示すように、報知時期が到来すると(ステップS61でYES)、ステップS111に進む。
ステップS111では、サーバ100が、機器20Aのユーザの在宅日時を予測する。サーバ100は、図19に示す第4テーブル504に基づいて、機器20Aのユーザの在宅日時を予測する。具体的には、サーバ100は、第4テーブル504において所定の点数(例えば4点)以上の点数を有する日時に機器20Aのユーザが在宅していると予測する。第4テーブル504における点数が高い日時には、機器20Aのユーザが在宅している可能性が高い。したがって、サーバ100は、第4テーブル504における点数が高い日時には機器20Aのユーザが在宅していると予測する。例えば、サーバ100は、水曜日の18時−19時、土曜日の17時−18時、日曜日の17時−18時には機器20Aのユーザが在宅していると予測する。
図22に示すように、続くステップS82では、サーバ100が、発送情報を生成する。この場合に、サーバ100は、上記のステップS111で予測した機器20Aのユーザの在宅日時に応じて発送情報を生成する。サーバ100は、機器20Aのユーザの在宅日時に応じた日時に新しい交換品30Aが配達されるように発送情報を生成する。例えば、サーバ100は、日曜日の17時−18時に機器20Aのユーザに新しい交換品30Aが配達されるように発送情報を生成する。
続くステップS83では、サーバ100が、発送情報を第1ホストコンピュータ301(図1参照)に送信する。第1ホストコンピュータ301は、管理システム1の管理者の倉庫300に設置されている。第1ホストコンピュータ301がサーバ100から発送情報を受信すると、管理者の倉庫300から機器20のユーザへ新しい交換品30が発送される。発送情報に基づいて新しい交換品30が発送される。これによって、機器20Aのユーザの在宅日時に応じた日時に新しい交換品30Aが配達される。ステップS83が終了した後、サーバ100は、ステップS61に戻り監視を続ける。サーバ100は、その他の機器20B、20C、20Dについても同様の発送処理を実行する。
以上、第5実施例に係る管理システム1について説明した。第5実施例では、各機器20が、各機器20のユーザによって操作された場合に操作された日時を特定できる日時情報をサーバ100に送信する(図20のステップS92)。また、サーバ100が、発送情報を生成する場合に、各機器20から受信する日時情報に基づいて各機器20のユーザが在宅している在宅日時を予測する(図22のステップS111)。また、サーバ100は、予測した在宅日時に応じた日時に新しい各交換品30が各機器20のユーザに配達されるように発送情報を生成する(図22のステップS82、図19参照)。
この構成によれば、日時情報に基づいてユーザが在宅日時を予測するので、ユーザが在宅している日時を精度良く予測することができる。また、サーバ100が予測した在宅日時に応じた日時に新しい各交換品30が各機器20のユーザに配達されるように発送情報を生成するので、各ユーザが在宅している日時に新しい交換品30が届く確率を高めることができる。
上記の実施例では、機器20が操作された場合に日時情報がサーバ100に送信される構成であったが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、機器20の操作によらず、機器20の運転が実行された場合に日時情報がサーバ100に送信される構成であってもよい。そのような構成においては、予約運転により機器20の運転が実行された場合には不在の可能性があるため、日時情報をサーバ100に送信しない構成が望ましい。この構成の場合は、機器20の操作毎に日時情報をサーバ100に送信する構成と比較し、通信量を抑制できる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 :管理システム
10 :住宅
20 :機器
21 :制御部
22 :表示部
30 :交換品
40 :ルータ
100 :サーバ
200 :インターネット
300 :倉庫
301 :第1ホストコンピュータ
400 :倉庫
401 :第2ホストコンピュータ
501 :第1テーブル
502 :第2テーブル
503 :第3テーブル
504 :第4テーブル
また、交換品30の現在回数は、五徳またはバーナーヘッドが新品の初期状態から現在までの間に使用された回数である。古い交換品30から新しい交換品30に交換された初期では、現在回数が0回となる。交換品30の現在回数は、機器20で五徳またはバーナーヘッドが使用される毎に増加してゆく。

Claims (2)

  1. サーバと、
    前記サーバと通信可能な複数の機器を備えている管理システムであって、
    前記各機器では、各交換品が使用され、
    前記各交換品は、使用による消耗によって交換を要する交換状態になると新しい各交換品に交換されるものであって、
    前記各機器は、前記各交換品が前記各機器で使用されたことを特定できる情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記各機器から前記情報を受信すると、前記各機器で使用されている前記各交換品の所定の消耗率に基づいて、前記各機器で使用されている前記各交換品が交換状態になる交換時期をそれぞれ演算し、
    演算した前記各交換品の前記各交換時期より前の所定の各時期に、前記各機器で使用されている前記各交換品が前記各交換時期に近付いたことをユーザに報知する交換情報を前記各機器および/または前記各機器に対応する各端末に送信し、および/または、前記各機器のユーザに交換用の新しい各交換品を発送するための発送情報を生成し、前記交換情報の送信および/または前記発送情報の生成に基づいて前記各交換時期より前の前記所定の各時期に前記各機器のユーザによって購入される前記新しい各交換品の購入数の合計を予測し、
    予測した前記新しい各交換品の購入数の合計と、前記所定の各時期の交換品の在庫数とに基づいて、前記所定の各時期の交換品の在庫の不足数を演算し、演算した前記在庫の不足数に応じて交換品の在庫を補充するための補充情報を生成する、管理システム。
  2. 前記各機器は、前記各機器のユーザによって操作された場合に操作された日時を特定できる日時情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記発送情報を生成する場合に、前記各機器から受信する前記日時情報に基づいて前記各機器のユーザが在宅している在宅日時を予測し、予測した前記在宅日時に応じた日時に前記新しい各交換品が前記各機器のユーザに配達されるように前記発送情報を生成する、請求項1に記載の管理システム。
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