JP2019015612A - 門型移動装置および三次元測定機 - Google Patents

門型移動装置および三次元測定機 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の門型移動装置と比較して全体的な構成を簡略化するとともに高精度な移動が可能な門型移動装置を提供する。【解決手段】基台110と、エアー層を介して前記基台上に載置され、かつ、前記基台上を非接触で移動する門型移動体120と、前記エアー層を形成する空気軸受と、を備えた門型移動装置100であって、前記門型移動体120は、前記基台の上面に立設する2つの脚部130Aおよび130B、前記脚部をつなぐ梁部130、および、前記梁部130に沿って移動する梁方向移動体150からなり、前記空気軸受は、少なくとも一方の前記脚部の裏面に設けられ、前記基台110の上面に向けて開口するエアー吹出口と、前記基台の上面に向けて開口するエアー吸引口と、を有し、前記エアー吸引口は、該エアー吸引口周辺のエアーを吸引して当該空気軸受に予圧を与えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、門型移動装置および三次元測定機における測定精度向上の技術に関する。
三次元測定機は、駆動機構に取り付けられた測定プローブをテーブルに載置される測定対象物に対してX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向に移動させることで、その測定対象物の立体的形状を高精度に測定する測定機であり、さまざまな産業分野で利用されている。そして昨今では、三次元測定機にエアベアリング(空気軸受とも言う)を設けることで駆動機構をスムーズに動作させて、さらなる測定精度の向上を行っている。
近年ではエアベアリングの配置を工夫したり、あるいは様々な種類のエアベアリングが開発されており、産業機器においてはその用途に合わせて適宜選択して利用している。例えば特許文献1には、三次元座標測定装置において、定盤を上下方向から挟み込む構成としてエアベアリングを配置することで剛性を高める技術が開示されている(特許文献1の図3)。
また、特許文献2には、エアベアリング(空気軸受)の内部排気流路形状を工夫して蓋部材を備えることで、エアベアリング本体を大型化する場合であってもエアベアリング本体を容易に加工することができるエアベアリングの技術が開示されており、当該エアベアリングは吸気用流路を有することで対象物に吸着することができる旨が記載されている。また、特許文献3には、案内される機械部分を3個のエアベアリングでテーブル上に支持するとともに、該3個のエアベアリングが配置される略中心位置に負圧により機能する釣鐘形吸着器を設けることで、当該エアベアリングの剛性を高めて機械部分をテーブル上に安定して支持することができる技術が開示されている。
そして特許文献4には、外部からの圧縮気体を受け取る第1流路と軸受面の凹部(バキュームプリロード部分)に負圧を生じさせる第2流路と軸受面の軸受部分に正圧を供給する第3流路と負圧を生じさせる負圧発生装置を備えることで、シンプルな構造でエアベアリングの剛性を向上させることができるバキュームプリロード機能付きのエアベアリング(空気軸受)に関する技術が開示されている。
特開2016−142542号公報 特開2011−127699号公報 特開平04−217440号公報 特許第4276667号公報
このように昨今では様々なエアベアリングが開発されており、前述のとおり産業機器等においてはその用途に合わせて利用されている。しかしながら、単純に特許文献1、および特許文献2から特許文献4に開示されているプリロード機能を有するエアベアリングを門型移動装置や三次元測定機へ利用してしまうと、当該門型移動装置等の機器構成を複雑にしてしまう恐れがある。そして、本発明者らの調査では、特許文献2から特許文献4のようなバキュームプリロード機能を有するエアベアリングが搭載されている門型移動装置はこれまでに開発されていない。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて行われたものであって、その目的は、従来の門型移動装置と比較して全体的な構成を簡略化するとともに高精度な移動が可能な門型移動装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる門型移動装置は、
基台と、
エアー層を介して前記基台上に載置され、かつ、前記基台上を非接触で移動する門型移動体と、
前記エアー層を形成する空気軸受と、を備えた門型移動装置であって、
前記門型移動体は、前記基台の上面に立設する2つの脚部、前記脚部をつなぐ梁部、および、前記梁部に沿って移動する梁方向移動体からなり、
前記空気軸受は、少なくとも一方の前記脚部の裏面に設けられ、前記基台の上面に向けて開口するエアー吹出口と、前記基台の上面に向けて開口するエアー吸引口と、を有し、
前記エアー吸引口は、該エアー吸引口周辺のエアーを吸引して当該空気軸受に予圧を与えることを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記空気軸受は、負圧を生じさせるためのエジェクターを内蔵しており、
当該門型移動装置は、前記空気軸受に負圧を供給するための負圧発生装置を有しないことを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記エジェクターは、前記空気軸受の内部に脱着可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記空気軸受は、前記2つの脚部の裏面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記空気軸受は、少なくとも一方の前記脚部に設けられ、前記エアー吹出口およびエアー吸引口は前記基材の側面と対向していることを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記門型移動体の駆動手段が摩擦駆動手段であることを特徴とする。
また、本発明にかかる門型移動装置は、
前記梁方向移動体には、前記基台に対して鉛直方向へ移動可能なスピンドルが設けられ、
当該門型移動装置は、前記基台上に載置された測定対象の位置座標を検出し、該測定対象の立体的形状を測定できる三次元測定機であることを特徴とする。
本発明によれば、門型移動装置が備える門型移動体において少なくとも一方の脚部の裏面に予圧(プリロード)を掛けるための真空予圧機能を有する空気軸受を設けることで、該空気軸受に良好な剛性が得られるので、高精度な移動が可能な門型移動装置を提供することができる。ここで、本発明の門型移動装置に利用される真空予圧機能を有する空気軸受は、負圧発生部としてのエジェクターを当該空気軸受に内蔵していることが好ましい。このような構成の真空予圧機能を有する空気軸受を利用することで、外部に負圧を発生させるための専用の負圧発生装置等を設ける必要はなく、十分なプリロードが可能な簡略化した門型移動装置が実現できる。
本発明の実施形態に係る三次元測定機の概略構成図を示す。 本発明の実施形態に係る三次元測定機を正面から見た場合(X方向から見た場合)の模式図を示す。 本発明の実施形態に係る三次元測定機に使用する真空予圧機能付きエアベアリングの概略イメージ図を示す。 本発明の実施形態に係る真空予圧機能付きエアベアリングの軸受面側の概略図を示す。 本発明の実施形態に係る真空予圧機能付きエアベアリングの内部構成図を示す。 図5におけるI−I断面図を示す。 図5におけるII−II断面図を示す。 本発明の実施形態に係るエアベアリング内の圧縮空気の流れの概略説明図を示す。 本発明の実施形態に係るエアベアリング内の圧縮空気の流れの概略説明図を示す。 本発明の実施形態に係るエアベアリング内の圧縮空気の流れの概略説明図を示す。 本発明の実施形態に係る三次元測定機を簡略化した場合のエアベアリング配置の模式図を示す。
以下、本発明の門型移動装置について図面を用いて説明するが、本発明の趣旨を超えない限り何ら以下の例に限定されるものではない。また、門型移動装置の具体的な実施形態として三次元測定機について図面を用いて説明する。
図1に本発明の実施形態に係る三次元測定機の概略図を示す。同図に示す三次元測定機100は、基台としてのベース110と、Y軸方向に移動可能な門型移動体としての門型スライダ120と、この門型スライダ120の一方の脚部130Aの下部に設けられたYガイド140と、門型スライダ120の横梁部分(脚部をつなぐ梁部)であるXビーム130に沿って移動するXスライダ150(梁方向移動体)と、このXスライダ150をX軸方向に案内するXガイド160と、該Xスライダ160に対してZ軸方向に昇降自在に設けられたスピンドル170と、このスピンドル170の下端に設けられた測定ヘッド180と、設置台200と、を備えて構成される。
ベース110の上面の一方の縁側に設けられたYガイド140と、これによってY軸方向に移動自在なYスライダ(不図示)とは、Y軸移動装置を構成する。また、門型スライダ120のXビーム130に設けられたXガイド160と、Xスライダ150とは、X軸移動装置を構成する。また、Xスライダ150に搭載されたZガイド(不図示)と、スピンドル170とは、Z軸移動装置を構成する。スピンドル170は、上下方向に延びた長尺状の部材であり、その下端の測定ヘッド180には、測定目的に応じた測定子(例えば、接触型の測定プローブ190)が設けられる。本実施形態における測定子は、接触型のものに限られず非接触型の測定プローブも使用できる。
設置台200上に設置されたベース110は、石材・鋳鉄・コンクリート製などの定盤であり、その上面には被測定物(ワーク)Wが載置される。このように構成された三次元測定機100は、測定プローブ190の先端の接触子がベース110上の被測定物Wに接触した際のYスライダ、Xスライダ150およびスピンドル170の各移動位置を読み取って、被測定物Wの表面の位置座標を算出し、被測定物Wの表面形状データを測定者に提供することができる。
ここで、位置座標を正確に検出するためには、当然のことながら測定プローブ190の測定精度も重要であるが、特に測定プローブ190を移動させるための門型スライダ120の駆動精度が三次元測定機100の測定精度に大きな影響を及ぼすこととなる。そして昨今では、駆動機構としての門型スライダ120の駆動精度(移動精度)を向上させるために、エアベアリング(空気軸受)が利用されることが多い。このように三次元測定機100にエアベアリングを採用することで、門型スライダ120の駆動精度を向上させることができる。
図2には、本発明の実施形態に係る三次元測定機を正面(図1におけるY方向)から見た場合の模式図を示す。図2では、説明を分かりやすくするために図1におけるYガイド140および設置台200を省略している。図2に示すように、門型スライダ120は、脚部130Aおよび脚部130Bがベース110に載置されており、該脚部130Aおよび脚部130Bのそれぞれの裏面とベース110上面との間には後述する本発明の特徴的なエアベアリング1aおよび1bが設けられている。また、図2に示すようにベース110には上面の一部(脚部130A側)に溝としてのベース凹部210が設けられている。そして、脚部130Aはベース110上面と対向するように凹部形状を有しており、この凹部を形成する凹部形成壁の一方としての凹部壁220cがベース110の側面と対向しており、他方としての凹部壁220dがベース凹部210の内部に位置している。
脚部130Aの凹部壁220cとベース110の側面との間にはエアベアリング230cが設けられており、凹部壁220dとベース凹部210内のベース凹部壁240との間にはエアベアリング230dが設けられている。このような構成とすることで、門型スライダ120は図1におけるX軸方向にスムーズな移動が可能となる。同様にX軸方向、Z軸方向への移動をスムーズにするためにそれぞれの所定位置にエアベアリングを設けることもできる。
上述したエアベアリングは、剛性を維持するためにある程度の予圧(プリロード)を掛けることが望ましい。そして産業機械等にエアベアリングを利用する際、一般的には鉛直方向にはマシンの自重(図1における三次元測定機100では門型スライダ120の自重)により、プリロードが掛けられている。
しかしながら、実際にはマシンの自重のみではプリロードが十分とは言えず、マシン自体の重量が変化するような産業機器等では、プリロードの安定性を損なうこととなり、結果的にはエアベアリングの剛性を維持することができない。例えば、図1に示される三次元測定機100においては、Xスライダ150がXビーム130(Xガイド160)を移動することでX軸方向への荷重変動が生じてしまうために剛性を維持することが困難となる。また、例えば特許文献1に示されるエアベアリング配置を取り入れて、例えば三次元測定機100においてベース110を上下方向から挟み込む構成として2個のエアベアリングを設けてしまうと、三次元測定機本体の構成が複雑になってしまう。
そこで、本実施形態ではエアベアリングを従来のエアベアリングから、負圧を利用してあらかじめ予圧を掛けることができる真空予圧機能付きのエアベアリングに置き換えることで、上記問題を解決している。具体的には、門型スライダ120の脚部130Aおよび脚部130Bの裏面に位置するエアベアリングを真空予圧機能付きのエアベアリング1(1aおよび1b)に置き換えている。このような構成とすることで、エアベアリングでベース110を挟み込むような複雑な構成とすることなく、且つ、マシンの自重のみでは不十分であったプリロードは十分なプリロードが掛けられるように改善され、エアベアリングの剛性を高めることができる。以下、本実施形態における真空予圧機能付きのエアベアリング1の具体的な構成および特性について説明する。
真空予圧機能付きエアベアリング
図3及び図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る三次元測定機100に利用される真空予圧機能付きエアベアリング(以下、VPAB(バキュームプリロードエアベアリング)と呼ぶ)の外観構成について説明する。図3は、VPABの外観構成を説明するための模式図である。図4は、VPABの軸受面20側を示した図である。
VPAB1は、図3に示すように、案内機構のガイドレール500に取り付けられている。VPAB1は、ガイドレール500の案内面501と軸受面20(図4)との間に空気膜を介在させる非接触式の軸受である。案内面501として、ここでは石の定盤が用いられるが、これに限定されず、VPAB1を使用する上で必要な平面度を有する板状の部材であれば、他の材料から成ってもよい。例えば、案内面501は、鉄、アルミ、ステンレス、ガラス、アクリルから成ってもよい。
VPAB1は、直方体形状の本体部10を有する。本実施形態のVPAB1は直方体形状であるが、他の形状でも問題ない。本体部10は、例えば金属製であり、十分な流量の圧縮空気(例えば、0.5MPa以上、15L/min以上)を提供するコンプレッサーに供給路510を介して接続されている。本体部10の内部には、供給されてきた圧縮空気が流れる流路部(後述)が設けられている。また、本体部10の底面には、図4に示すように、軸受面20と、給気孔21と、溝部22と、凹部25と、吸引孔26とが設けられている。
軸受面20は、ガイドレール500の案内面501(図3)に対向している。VPAB1に圧縮空気が供給されている場合には、軸受面20と案内面501の間に圧縮空気で形成された空気膜が介在している。
給気孔21は、軸受面20と本体部10内の流路部とを連通している貫通孔であり、案内面501に向けて圧縮空気を給気する。これにより、軸受面20と案内面501との間(給気領域)に、圧縮空気による空気膜が形成される。給気孔21は、例えば直径が0.2(mm)程度の細孔であり、本体部10の底面の四隅に設けられている。
溝部22は、給気孔21と連通するように、本体部10の底面の四隅にL字状にそれぞれ設けられている。4つの溝部22は互いに離間しているが、これに限定されず、繋がっていてもよい。給気孔21が給気した圧縮空気が溝部22に沿って流れることで、軸受面20と案内面501の間に空気膜が形成される。なお、溝部22がなくても空気膜を形成できるが、溝部22を設けた場合には、より広い面積に均一な厚みの空気膜を安定して形成させる点で効果がある。
凹部25は、軸受面20と同一面に形成された凹部領域である。凹部25は、軸受面20から所定の深さだけ凹んでいる。凹部25は、底面の中央側に矩形状に形成されている。
吸引孔26は、凹部25と本体部10内の流路部とを連通している貫通孔であり、凹部25の空気(本体部10と案内面501との間(吸引領域)の空気)を吸引する。吸引孔26は、詳細は後述するが、本体部10内の流路部に設けられた負圧発生部が発生させた負圧によって、凹部25の空気を吸引する。これにより、凹部25において吸着力(バキュームプリロード)を発生させることができる。この吸着力は、凹部25の面積に比例する。ここでは、1(cm)あたり約0.8(kgf)発生させるので、例えば凹部25の面積が50(cm)であれば、約40(kgf)の吸着力を発生させることができる。
本実施形態に係るVPAB1においては、VPAB1が支持する負荷が小さい場合でも、本体部10の内部の負圧発生部が発生した負圧によって本体部10の凹部25の空気を吸引することで、本体部10を案内面501側へ引き付ける負荷を与えている。これにより、最適な空気膜の厚さで使用することが可能となり、空気膜の剛性を高めることができる。
次に、図5〜図7を参照しながら、VPAB1の内部構成について説明する。図5は、VPAB1の内部構成(および図4との構成の位置関係)を示す図である。図6は、図5のI−I断面図である。図7は、図5のII−II断面図である。
VPAB1は、図5に示すように、流入口30と、流路部31、32、33と、分岐部34と、排気口35と、真空エジェクター40と、負圧発生部45と、絞り部50とを有する。なお、本実施形態では、流路部32及び流路部33が第1流路部に該当し、流路部31が第2流路部に該当する。
流入口30は、供給路510(図3)から供給されてきた圧縮空気が流入する開口である。流入口30は、流路部31の一端側に位置している。また、流入口30は、図5には示していないが供給路510と連結されている。
流路部31、32、33は、本体部10内に設けられ、流入口30から流入した圧縮空気が流れる流路である。流路部31及び流路部33は、図5のX軸方向に沿って設けられている。流路部32、33には、前述した給気孔21が設けられており、流路部31には、前述した吸引孔26が設けられている。なお、流路部32及び流路部33の端部の開口には、開口を塞ぐ栓60が設けられている。
分岐部34は、流路部31の途中に設けられ、流入口30から流入した圧縮空気の一部を流路部32へ向かわせるための部分である。流入口30から分岐部34に至った圧縮空気は、分岐部34において3方向に分流される。分岐部34から流路部32へ分流した圧縮空気は、流路部32と流路部33を流れる。この際に、圧縮空気は、給気孔21から案内面501へ向けて給気される。
排気口35は、流路部31において流入口30とは反対側に設けられた開口である。流路部31を流れた圧縮空気は、排気口35から大気へ排出される。なお、負圧発生部45が発生した負圧(約−80(kPa))によって吸引された吸引空気(凹部25の空気)も、排気口35から大気へ排出される。
真空エジェクター40は、圧縮空気を利用して負圧を発生させる機能を有する。真空エジェクター40は、流路部31の流入口30側において脱着可能に装着されている金属製または樹脂性の装着部材である。例えば、真空エジェクター40は、流路部31と連結可能なネジ部を有する。真空エジェクター40は、円筒形状を成しており、内部を圧縮空気が通過する。真空エジェクター40の外周面と流路部31の内壁との間には、シール部材であるOリング42が2か所に設けられている。
真空エジェクター40には、分岐部34に対応する位置に、圧縮空気が流路部32へ分流できるように開口41が設けられている。また、真空エジェクター40は、図5に示すように、負圧発生部45と、ディフューザ部47とを有する。
負圧発生部45は、真空エジェクター40の内部を通過する圧縮空気の流速を大きくして、凹部25の空気を吸引する負圧を発生させる。このような負圧を発生することで、空気膜をプリロードすることが可能となり、空気膜の剛性を高められる。すなわち、このエアベアリング1が支持する荷重が変動しても空気膜の厚みはほとんど変化しないようになる。なお、プリロード量は、負圧発生部が発生した負圧と凹部25の面積の積となる。ここでは、吸引力は約0.8(kgf/cm)であるので、例えば、凹部25の面積が50(cm)であれば、吸着力は40(kgf)となる。
負圧発生部45は、交換可能なノズル部46を有する。ノズル部46は、流路部31の流路を狭くして、圧縮空気の流速を大きくする。ノズル部46の先端側は、円錐状に形成されており、ノズル先端で圧縮空気の流速を大きくする。具体的には、ノズル部46の先端の開口46aの直径の大きさ(例えば、直径の大きさは、0.5(mm)〜1.0(mm))に応じて、圧縮空気の流速が大きくなる。ノズル先端で圧縮空気の流速が大きくなると、ノズル先端の周囲の圧力が小さくなって負圧になる。
本実施形態では、ノズル部46の先端が吸引孔26の真上に位置しているため、吸引孔26の周囲で負圧が発生する。負圧は、ベルヌーイの負圧発生の原理に従い、圧縮空気の流れと直交する方向に発生する。ここでは、吸引孔26から上方のノズル部46の先端へ向かう方向に、負圧が発生する。このような負圧が発生することで、凹部25の空気が吸引孔26を通過して流路部31へ流れ込む。なお、流路部31へ流れ込んだ空気は、圧縮空気と共に、排気口35から大気へ排出される。
ディフューザ部47は、吸引孔26から流れ込んできた空気の流速を小さくして、圧縮を大きくする(運動エネルギーを圧力エネルギーに変換する)部分である。
絞り部50は、流路部32の流路を狭めた部分である。絞り部50は、流路部32において分岐部34と給気孔21の間に位置している。給気孔21の上流側に絞り部50を設けることで、給気孔21に向かう圧縮空気の流量が過大になることを抑制できる(2段絞り方式)。ここで、絞り部50の先端の開口50aの直径dの大きさ(例えば、直径d1=0.2(mm)の給気孔21が2箇所ある場合は、一般的にはd≦(n)1/2×dで求められるので、d≦(2)1/2×0.2≒0.28である。従って、直径dの大きさは、0.28(mm)以下が適当である。)に応じて、圧縮空気の流量が調整される。これにより、給気孔21から給気される圧縮空気の流量も少なくなり、空気膜の膜厚が大きくなることを抑制できるので、空気膜の剛性が低くなることを抑制できる。
また、一般的なエアベアリングでは不安定な振動である自励振動が発生する恐れがあるが、本実施形態では絞り部50を設けることで、絞り部50と給気孔21との間に設けられるエアチャンバー55によりVPAB1の自励振動を効果的に抑制できる。
エアチャンバー55は、流路部32の流路を広げた部分であり、給気孔21の周囲に位置している。また、エアチャンバー55は、流路部33と交わるように形成されている。エアチャンバー55を設けることで、2箇所ある給気孔21に均等の空気圧力(背圧)を供給することができる。この結果、各給気孔21から給気される空気の流量が均等になるので、空気膜の膜厚が均等になり、空気膜の剛性が低くなることを有効に抑制できる。
負圧発生部45によって案内面501と本体部10の間の空気を吸引する場合には、案内面501に付着していた塵やゴミ等が真空エジェクター40内に入り込む恐れがある。かかる場合には、塵やゴミ等で真空エジェクター40のディフューザ部47等が詰まる恐れがある。これに対して、本実施形態では、前述したように真空エジェクター40が本体部10に対して脱着可能に装着される構成にすることで、塵やゴミ等が詰まった真空エジェクター40を取り外して清掃したり、故障した場合は交換したりすることが可能となる。
圧縮空気の流れについて
次に、上述したエアベアリング内における圧縮空気の流れについて説明する。図8〜図10は、VPAB1内の圧縮空気の流れを説明するための図である。図8〜図10において、空気の流れを太線で示している。
供給路510(図3)を介して供給されてきた圧縮空気は、流入口30から流路部31へ流れ込む。圧縮空気は、流路部31を流れて、図8に示すように分岐部34にて、コンプレッサーからの十分な空気流量があれば、空気圧は減圧されることなく3方向に分流される。すなわち、圧縮空気の一部は、分岐部34から左右対称に配置された2つの流路部32へそれぞれ流れ、圧縮空気の残りは、分岐部34を直進して負圧発生部45へ向かって流れる。このように流路部32を左右対称に配置することで、自励振動の発生を抑制することができる。
分岐部34から流路部32へ流れた圧縮空気は、絞り部50で流量が制限された後に、エアチャンバー55及び流路部33へ向かって流れる。この際、図9に示すように圧縮空気が給気孔21から案内面501へ向かって給気されることで、軸受面20と案内面501との間に空気膜が形成される。
一方で、分岐部34から負圧発生部45へ直進した圧縮空気の流速は、ノズル部46の先端で大きくなる。圧縮空気の流速が大きくなることで、負圧発生部45において吸引孔26の周囲の圧力が小さくなり、負圧が発生する。そして、負圧によって、図10に示すように凹部25の空気が吸引孔26を介して流路部31に流れ込み、圧縮空気と共に排気口35から大気へ排出される。
以上説明したような真空予圧機能付きのエアベアリング(VPAB)を三次元測定機100に利用することで、剛性が維持された高精度な測定が可能な三次元測定機を実現することができる。
三次元測定機の構成の簡略化について
図11にはエアベアリング配置を工夫して構成を簡略化した三次元測定機の概略図を示す。同図に示す三次元測定機100では、全てのエアベアリングをVPAB1(1a、1b、1c)に置き換えてそれぞれの箇所においてプリロード(バキュームプリロード)を発生させてエアベアリング(または空気膜)の剛性を高めている。そのため、図2における三次元測定機100と比較すると、エアベアリングの数を少なくすることができる。具体的には、図2の三次元測定機100と比較した場合、エアベアリング230cをVPAB1cに置き換えることで、該VPAB1c単体でベース110側面へのプリロードが可能となるため、エアベアリング230dを省くことができる。そのため、ベース110にベース凹部210を設ける必要がなくなり、エアベアリング(または空気膜)の適正な剛性を維持しながら、且つ、装置本体の構成を簡略化した三次元測定機を実現することができる。
また、脚部130Bの先端に設けられたエアベアリング1bをこのVPAB1にすることでバキュームプリロードが発生するので、門型移動体120をY軸方向に加減速駆動したときに脚部130Bに掛かる荷重が大きく変動することにより発生する脚部130Bの浮き上がりを抑制することができて、三次元測定機100を高精度化、高速化することができるという優れた効果が得られる。
また、門型スライダ120のY軸方向への移動にはベース110の側面または上面に対向する摩擦駆動手段を採用することが好ましい。これによりボールねじ駆動手段やベルト駆動手段に比べてさらに構成が簡略化されてコスト低減が実現できると共に、ベース110から門型スライダ120を容易に分離可能となり、三次元測定機100の運搬が容易になる効果も期待できる。
以上のように本発明の三次元測定機によれば、三次元測定機100が備える門型移動体120において少なくとも一方の脚部130Aの裏面に予圧(プリロード)を掛けるための真空予圧機能を有するエアベアリング1を設けることで、該エアベアリング1に良好な剛性が得られるので、高精度な測定が可能な三次元測定機100を提供することができる。また、本発明の三次元測定機に利用される真空予圧機能を有するエアベアリングは、負圧発生部としてのエジェクター40を当該エアベアリング1に内蔵していることが好ましい。このような構成の真空予圧機能を有するエアベアリング1を利用することで、外部に負圧を発生させるための専用の負圧発生装置等を設ける必要はなく、十分なプリロードが可能な簡略化した三次元測定機100が実現できる。
そして、従来のエアベアリング230の全てを真空予圧機能付きのエアベアリング1に置き換えてエアベアリング配置を工夫することで、構成を簡略化することで軽量化すると共にコストダウンした三次元測定機100を実現することができる。
1 真空予圧機能付きエアベアリング(VPAB)
10 本体部
20 軸受面
21 給気孔
26 吸引孔
30 流入口
31〜33 流路部
40 真空エジェクター
46 ノズル部
50 絞り部
55 エアチャンバー
100 三次元測定機(門型移動装置)
110 ベース(基台)
120 門型スライダ(門型移動体)
130 Xビーム(梁方向移動体)
130A 脚部
130B 脚部
140 Yガイド
150 Xスライダ
160 Xガイド
170 スピンドル
180 測定ヘッド
190 測定プローブ
200 設置台
210 ベース凹部
220 凹部壁
230 エアベアリング(空気軸受)
240 ベース凹部壁
500 ガイドレール
501 案内面
510 供給路

Claims (7)

  1. 基台と、
    エアー層を介して前記基台上に載置され、かつ、前記基台上を非接触で移動する門型移動体と、
    前記エアー層を形成する空気軸受と、を備えた門型移動装置であって、
    前記門型移動体は、前記基台の上面に立設する2つの脚部、前記脚部をつなぐ梁部、および、前記梁部に沿って移動する梁方向移動体からなり、
    前記空気軸受は、少なくとも一方の前記脚部の裏面に設けられ、前記基台の上面に向けて開口するエアー吹出口と、前記基台の上面に向けて開口するエアー吸引口と、を有し、
    前記エアー吸引口は、該エアー吸引口周辺のエアーを吸引して当該空気軸受に予圧を与えることを特徴とする門型移動装置。
  2. 請求項1に記載の門型移動装置であって、
    前記空気軸受は、負圧を生じさせるためのエジェクターを内蔵しており、
    当該門型移動装置は、前記空気軸受に負圧を供給するための負圧発生装置を有しないことを特徴とする門型移動装置。
  3. 請求項2に記載の三次元測定機であって、
    前記エジェクターは、前記空気軸受の内部に脱着可能に設けられていることを特徴とする門型移動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の門型移動装置であって、
    前記空気軸受は、前記2つの脚部の裏面に設けられていることを特徴とする門型移動装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の門型移動装置であって、
    前記空気軸受は、少なくとも一方の前記脚部に設けられ、前記エアー吹出口およびエアー吸引口は前記基材の側面と対向していることを特徴とする門型移動装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の門型移動装置であって、
    前記門型移動体の駆動手段が摩擦駆動手段であることを特徴とする門型移動装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の門型移動装置であって、
    前記梁方向移動体には、前記基台に対して鉛直方向へ移動可能なスピンドルが設けられ、
    当該門型移動装置は、前記基台上に載置された測定対象の位置座標を検出し、該測定対象の立体的形状を測定できることを特徴とする三次元測定機。
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