JP2019015421A - 施工方法、共用チャンバ及びドレンパン - Google Patents
施工方法、共用チャンバ及びドレンパン Download PDFInfo
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Abstract
Description
要する作業工数の削減を図ることができる。
施工できる。したがって、空調設備の施工に要する作業工数を削減することが可能である。また、上記施工方法は、空調機器の据付けた後に空調機器の上部でチャンバボックス等を連結させる場合と比較して、高所での作業が低減されるため、安全性及び作業効率が改善される。さらに、上記施工方法であれば、熱交換器を収容する筐体に開閉可能にドレンパンが組付けられているため、ドレンパンを取り外す作業等は発生しない。このため、天井等の狭い空間においても、清掃等のメンテナンスに要する作業工数は、削減することが可能である。
、温度調節等をした空気を送風したりする。また、AHUは、部屋ごとに設置される空調機器、例えばFCUに冷温水を供給する。FCUは、熱交換器、送風機、エアフィルタ等を内蔵し、AHUから供給される冷温水の流量を制御することで、部屋ごとの温度調整をすることが可能である。
図1は、共用チャンバを例示する右上側からの斜視図である。また、図2は、図1の共用チャンバを左上側から見た斜視図である。共用チャンバ20は、AHUとAHU外部との空気の流通経路となる空調ダクト(図示せず)に接続される開口部21aから開口部21d(以下、総称して開口部21ともいう)を有する筐体である。共用チャンバ20は、AHUの上面に載置して設置される。AHUの上面には、屋内に空気を供給するための給気口、外気を取り入れるための外気口、屋内の空気を取り込むための還気口、空気を建物の外に排出するための排気口が設けられている。共用チャンバ20は、AHUの上面に設けられた給気口、外気口、還気口及び排気口とそれぞれ連通する連通口22aから連通口22d(以下、総称して連通口22ともいう)を有する。
に連結するための連結部材及び押え枠を備える。
に、連結部材25は、中心軸X1が中心軸X2に一致する位置までスライドされ、空調ダクト30に接続される。このように、連結部材25の筒部の中心軸X1(即ち、共用チャンバ20の開口部の中心を通る軸)と、空調ダクト30の断面の中心軸X2とがずれている場合であっても、現場での施工時に取合いを調整して、共用チャンバ20と空調ダクト30とを接続することが可能である。
図6は、共用チャンバを取付けたAHUの平面図及び側面図の一例である。図6の上側に平面図、下側に側面図が示される。共用チャンバ20は、AHU10の上面に載置して取付けられる。AHU10の上面には給気口11a、外気口11b、還気・還気排気口11c及び排気口11d(以下、総称して制気口11ともいう)が設けられている。還気・還気排気口11cは、共用チャンバ20内のセパレータ23の位置に応じて還気口と還気排気口に分かれるようにしてもよい。共用チャンバ20(筐体24)は、制気口11のそれぞれに対応する連通口22aから連通口22dを有する。共用チャンバ20の内部は、給気、外気、還気、排気がそれぞれ個別の経路を流通するようにセパレータ23によって仕切られる。共用チャンバ20内の還気経路は、さらに、図示しないセパレータにより、還気が流入する経路と還気が流出する経路に仕切られてもよい。なお、共用チャンバ20は、セパレータ23で仕切って製作されても良く、複数のチャンバを組み合わせて一体化して製作されてもよい。給気用の空調ダクト30aは、筐体24の開口部21aに連結され、AHU10の給気口11aから送風される給気を屋内に送風する。外気用の空調ダクト30bは、筐体24の開口部21bに連結され、屋外から取り込んだ外気は、AHU10の外気口11bに送風される。開口部21cは、図示しない還気用の空調ダクト30に連結され、屋内から取り込んだ還気は、AHU10の還気・還気排気口11cに送風される。開口部21dは、図示しない排気用の空調ダクト30に連結され、AHU10の排気口11dから排出される排気は、屋外に排出される。
側に平面図、下側に側面図が示される。図8の例では、図7と同様に、共用チャンバ20は、給気口11aと図示しない給気用の空調ダクト30との間に設置されるチャンバ、及び外気口11b、還気・還気排気口11c及び排気口11dとの間に設置されるチャンバの2つのチャンバに分けられる。また、外気口11b、還気・還気排気口11c及び排気口11dとの間に設置されるチャンバの内部は、例えば図8に示すセパレータ23によって、外気、還気、還気排気、排気がそれぞれ個別の経路を流通するように仕切られる。この場合、還気・還気排気口11cは、還気口と還気排気口に分かれているものとする。開口部21cは、還気用の空調ダクト30dに連結される。
クトごとに空気経路が仕切られているため、空気は、相互に混合されることなく流通することができる。
図10は、FCUの左下側からの斜視図である。FCU40は、チャンバボックス41、熱交換器42、ファンユニット43、及びドレンパン44を備える。チャンバボックス41は、給気又は還気用の空調ダクトを接続するための空調ダクト接続口411を有する。熱交換器42は、AHU10から供給される冷温水が流れる冷水コイル及び温水コイルを筐体内部に収容する。冷水コイルは、水出口421及び水入口422に接続され、冷房時にAHU10との間で冷水を還流させる。温水コイルは、温水出口423及び温水入口424に接続され、暖房時にAHU10との間で温水を還流させる。ファンユニット43は、ファンモータ(図示せず)を内部に備える。ファンモータによって送風される空気は、熱交換器42の冷水コイル又は温水コイルによって温度調整され、チャンバボックス41及び空調ダクトを通して室内に送風される。
Claims (9)
- 空調機器を設置する施工方法であって、
機内を通過する空気の温度を調整する既製の空調機器の空気経路用の接続口と、前記既製の空調機器を設置する現場に集合する各空調ダクトの接続口とを繋ぐ空調部品を製作する製作工程と、
前記空調部品を前記既製の空調機器に組付けて一体化する組付工程と、
前記既製の空調機器の空気経路用の接続口と、前記現場に集合する各空調ダクトの接続口とを、前記既製の空調機器に一体化された前記空調部品を通じて連結する連結工程と、を有する、
施工方法。 - 前記製作工程は、前記既製の空調機器の空気経路用の接続口から前記現場に集合する各空調ダクトの接続口への各空気経路に応じて内部が仕切られた共用チャンバを前記空調部品として製作し、
前記共用チャンバは、
前記各空調ダクトとの接続面に開口部を有する筐体と、
前記各空調ダクトに連通する通気孔を有し、前記通気孔と前記開口部とが重なり合う範囲で前記接続面をスライド可能なフランジが設けられ、前記各空調ダクトに連結される連結部材と、
前記通気孔の外周よりも大きく前記フランジの外周よりも小さい挿通孔が設けられ、前記フランジを前記接続面に押さえて固定する押え枠と、を備える、
請求項1に記載の施工方法。 - 既製の空調機器の空気経路用の接続口と、前記既製の空調機器を設置する現場に集合する各空調ダクトの接続口とを繋ぐ共用チャンバであって、
前記各空調ダクトとの接続面に開口部を有する筐体と、
前記各空調ダクトに連通する通気孔を有し、前記通気孔と前記開口部とが重なり合う範囲で前記接続面をスライド可能なフランジが設けられ、前記各空調ダクトに連結される連結部材と、
前記通気孔の外周よりも大きく前記フランジの外周よりも小さい挿通孔が設けられ、前記フランジを前記接続面に押さえて固定する押え枠と、を備える、
共用チャンバ。 - 前記連結部材は、一端に前記フランジが設けられ、他端が前記各空調ダクトに連結される筒状部材である、
請求項3に記載の共用チャンバ。 - 前記押え枠と、前記押え枠が固定される前記接続面との間を密閉するパッキンをさらに備える、
請求項3又は4に記載の共用チャンバ。 - 前記押え枠と、前記押え枠が押える前記フランジとの間を密閉するパッキンをさらに備える、
請求項3から5のいずれか一項に記載の共用チャンバ。 - 前記製作工程は、前記既製の空調機器の空気経路用の接続口と、前記現場に集合する各空調ダクトの接続口とを繋ぐチャンバボックスを前記空調部品として製作し、
前記組付工程は、さらに、前記既製の空調機器が備える熱交換器で生じる結露を受けるドレンパンを、前記熱交換器を収容する筐体の底面側にヒンジを介して開閉可能に組付け
る、
請求項1に記載の施工方法。 - 既製の空調機器が備える熱交換器で生じる結露を受けるドレンパンであって、
前記熱交換器を収容する筐体の底面側にヒンジを介して開閉可能に組付けられる、
ドレンパン。 - 前記ドレンパンが前記ヒンジによって前記筐体に組付けられる位置とは反対側に、前記熱交換器から受けた結露を排水する排水口を備える、
請求項8に記載のドレンパン。
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JP2014059082A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | サプライ丸チャンバ |
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