JP2019014520A - ラベル貼付装置及びラベル貼付ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットによってラベル貼付機構を一方向のみへ移動させるという単純な動作によって迅速にラベルを貼付可能なラベル貼付装置を、提供すること。【解決手段】本発明によるラベル貼付装置100は、ロボットRによって一軸方向に移動される基部10と、基部10に回動可能に取り付けられた可動アーム20と、可動アーム20に支持され、貼付対象面SにラベルLを貼付するラベル貼付機構30と、基部10と可動アーム20とを弾性的に連結する弾性体40と、を備え、可動アーム20は、当該可動アーム20または基部10に設けられた支軸13を支点にして回動するようになっている。【選択図】図1

Description

本発明は、ラベルを所定の貼付対象面に貼付するためのラベル貼付装置に関する。更には、本発明は、このようなラベル貼付装置を備えたラベル貼付ロボットに関する。
従来、例えば下記特許文献1に記載されているように、ラベルを所定の貼付対象面に貼付するためのラベル貼付装置が知られている。従来のラベル貼付装置は、例えば、駆動機構に接続されたロボットハンドと、このロボットハンドの先端に取り付けられたラベル貼付機構と、を有している。ラベル貼付機構は、ラベルを吸着して保持する吸着部と、吸着保持したラベルを貼付対象面に押圧して貼付する貼付ローラと、を有している。
このようなラベル貼付装置による具体的な貼付動作の概要は次の通りである。まず、貼付するラベルを粘着面とは反対側の面にてラベル貼付機構に吸着保持させる。この状態で、ラベル貼付機構を貼付対象面に近接させ、ラベルの粘着面を貼付対象面に接触させる。このとき、ラベルは、貼付ローラが貼付対象面に接する線状の領域において、貼付対象面に貼付される。そして、貼付ローラが回転しつつ貼付対象面に沿って一方向に移動するように貼付機構を移動させる。これにより、ラベルと貼付対象面との間に気泡を抱き込むことなく、ラベルが貼付対象面に貼付される。
このように、従来のラベル貼付装置を用いる場合、駆動機構によってラベル貼付機構が異なる2方向へ移動されなければならないため、移動工程が複雑であり、ラベルの貼付作業に比較的時間を要するという問題があった。
更には、従来のラベル貼付装置は、滑らかな面に対してのみラベルを貼付可能であり、貼付対象面が角部を有する場合には、当該角部を含む領域に適正にラベルを貼付することが不可能であった。
特開平5−246413
本発明は、以上の状況に鑑みて創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ロボットによってラベル貼付機構を一方向のみへ移動させるという単純な動作によって迅速にラベルを貼付可能なラベル貼付装置及びラベル貼付ロボットを提供することである。
あるいは、本発明の目的は、ロボットによってラベル貼付機構を一方向のみへ移動させるという単純な動作によって、角部を含む貼付対象面にも迅速かつ適正にラベルを貼付可能なラベル貼付装置及びラベル貼付ロボットを提供することである。
本発明は、ロボットによって一軸方向に移動される基部と、
前記基部に回動可能に取り付けられた可動アームと、
前記可動アームに支持され、貼付対象面にラベルを貼付するラベル貼付機構と、
前記基部と前記可動アームとを弾性的に連結する弾性体と、を備え、
前記可動アームは、当該可動アームまたは前記基部に設けられた支軸を支点にして回動するようになっている
ことを特徴とするラベル貼付装置である。
本発明によれば、ロボットによって基部及び可動アームと共にラベルを保持するラベル貼付機構が一方向へ移動され、ラベルを介して当該ラベル貼付機構が貼付対象面に当接すると、可動アームが支軸を支点にして回動する。このことによってラベル貼付機構が貼付対象面に沿って移動して、ラベルが貼付対象面に貼付される。すなわち、本発明によれば、ロボットによってラベル貼付機構を一方向のみに移動させるという単純な動作によって迅速にラベルを貼付可能なラベル貼付装置を、提供することができる。
更に、前記ラベル貼付機構は、ラベルを吸着して保持する吸着部と、当該ラベルを前記貼付対象面に押圧して貼付する押圧部と、を有していて良い。この場合、ラベルが貼付対象面に適正に貼付され得る。
特には、前記押圧部は、ローラを含んでいて良い。この場合、ラベルと貼付対象面との間に気泡を抱き込むことなくラベルを貼付することができる。
前記ラベル貼付機構は、前記ラベルに面する領域に前記ラベルの貼付方向と交差する方向に延在する複数の溝と、それぞれの溝に対応付けられた複数のエア吸引口と、前記複数の溝と対応する前記複数のエア吸引口とをそれぞれ連通する連通路と、を有していて良い。
この場合、エアの負圧によってラベルをラベル貼付機構に吸着保持することができるため、ラベルを供給位置から貼付対象面まで確実に搬送することができる。
前記支軸は、前記可動アーム上であって、前記弾性体が前記可動アームに取り付けられている部位と、前記ラベル貼付機構が前記可動アームによって支持されている部位と、の間に位置していて良い。この場合、単純な構造にて可動アームの回動機構を実現することができる。
前記可動アームは、L字状の形状を含んでいて良い。この場合、支軸の位置とラベル貼付機構の位置とをラベルの貼付方向において離間させることが容易である。更に、貼付対象面が凹凸等を有していても、可動アームが貼付対象面と干渉しにくい構造を実現することができる。
以上のラベル貼付装置は、前記基部に対する前記可動アームの回動前の初期位置を規定するためのストッパ機構を更に備えていて良い。
具体的には、前記ストッパ機構は、前記基部に形成された第1突出部と、前記第1突出部に対応して前記可動アームに形成された第2突出部と、を有しており、
前記可動アームの回動前の前記初期位置において、前記第1突出部と前記第2突出部とが当接していて良い。
この場合、基部に対する、可動アームの回動前の初期位置を常に一定の位置とすることができるため、ラベルの貼付作業が正確に実行され得る。
以上のようなラベル貼付装置を2つ組合せて構成されたダブルアーム型のラベル貼付装置も、本発明の範囲内である。
すなわち、本発明は、一対のラベル貼付装置を備え、
各ラベル貼付装置は、それぞれ、以上に記載された構成を有しており、
前記一対のラベル貼付装置は、前記一軸方向に延びる軸線に関して互いに対称的に配置されている
ことを特徴とする、ダブルアーム型のラベル貼付装置である。
本発明によれば、貼付対象面が角部を含む場合にも対応可能なラベル貼付装置を提供することができる。すなわち、本発明によれば、2つのラベル貼付機構の突き合わせ部位が角部の頂部に押し当たるように各ラベル貼付装置を一軸方向に移動させることによって、角部を含む貼付対象面にも迅速かつ適正にラベルを貼付可能なラベル貼付装置を提供することができる。
あるいは、本発明は、ロボットによって一軸方向に移動される基部と、
前記基部に回動可能に取り付けられた第1可動アームと、
前記基部に回動可能に取り付けられた第2可動アームと、
前記第1可動アームに支持された第1ラベル貼付機構と、
前記第2可動アームに支持された第2ラベル貼付機構と、
前記第1ラベル貼付機構と前記第2ラベル貼付機構とが互いに近接する方向に前記第1可動アーム及び前記第2可動アームを付勢する少なくとも1つの弾性体と、を備え、
前記第1可動アームは、当該第1可動アームまたは前記基部に設けられた第1支軸を支点にして回動するようになっており、
前記第2可動アームは、当該第2可動アームまたは前記基部に設けられた第2支軸を支点にして回動するようになっており、
前記第1ラベル貼付機構と前記第2ラベル貼付機構とは、連動して貼付対象面にラベルを貼付するようになっている
ことを特徴とするダブルアーム型のラベル貼付装置である。
本発明によっても、貼付対象面が角部を含む場合にも対応可能なラベル貼付装置を提供することができる。すなわち、2つのラベル貼付機構の突き合わせ部位が角部の頂部に押し当たるようにラベル貼付装置を一軸方向のみに移動させることによって、角部を含む貼付対象面にも迅速かつ適正にラベルを貼付することができる。
更には、以上のようなラベル貼付装置を含むラベル貼付ロボットも、本発明の範囲内である。すなわち、本発明は、ロボット本体と、
前記ロボット本体に取り付けられた、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のラベル貼付装置と、を備え、
前記ロボット本体は、前記ラベル貼付装置の前記基部を保持する保持部と、前記保持部を少なくとも前記一軸方向に移動させる駆動機構と、を有している
ことを特徴とするラベル貼付ロボットである。
本発明によれば、ロボット本体によってラベル貼付機構を一方向のみに移動させるという単純な動作によって迅速にラベルを貼付可能なラベル貼付ロボットを、提供することができる。
本発明の第1の実施の形態によるラベル貼付装置を示す前方斜視図である。 図1のラベル貼付機構を示す底面図である。 図1のラベル貼付装置によりラベルを貼付する工程を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態によるラベル貼付装置を示す下方斜視図である。 図4のラベル貼付装置より角部にラベルを貼付する工程を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態によるラベル貼付装置を示す側面図である。 図4の変形例によるラベル貼付装置を示す正面図である。 ラベル貼付機構の変形例を示す斜視図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるラベル貼付装置100を示す前方斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態によるラベル貼付装置100は、駆動機構としてのロボット本体(図3の符号Rを参照)によって一軸方向に移動される基部10と、基部10に回動可能に取り付けられた可動アーム20と、可動アーム20に支持され、貼付対象面にラベルを貼付するラベル貼付機構30と、基部10と可動アーム20とを弾性的に連結する弾性体40と、を備えている。可動アーム20は、当該可動アーム20に設けられた支軸13を支点にして回動するようになっている。
ロボット本体は、ラベル貼付装置100の基部10を保持する保持部(図3における符号R10を参照)と、この保持部を少なくとも一軸方向に移動させる駆動機構(不図示)と、を有している。そして、ロボット本体とラベル貼付装置100とによって、ラベル貼付ロボットが構成されている。以下の説明においては、まず、ラベル貼付装置100の構成について説明を行い、その後、このラベル貼付装置100を含むラベル貼付ロボットの作用について説明を行うこととする。
また、ここでは、ラベル貼付装置100のうちロボット本体に取り付けられる側(図1における上側)を上側とし、ラベル貼付機構30の側(図1における下側)を下側とする。更に、ラベル貼付装置100の正面側(図1における左手前側)を前側とし、ラベル貼付装置100の背面側(図1における右奥側)を後側として、説明を行う。
図1に示すように、基部10は、ロボット本体に接続される接続部12と、接続部12の下側に連結された逆V字型の基部本体11と、を有している。図1に示すように、接続部12は、上方から見て円盤状である。この円盤の中心を通り上下方向に延びる仮想軸線lを想定すると、接続部12及び基部本体11は、全体として、この仮想軸線lに関して対称的な形状を有している。更に、基部本体11は、接続部12のすぐ下方に、後述される弾性体40の一端を掛止するための掛止部14を有している。
また、基部本体11のV字を構成する2本の腕部のうちの一方(図1における左方)の腕部10aには、可動アーム20に設けられ、当該可動アーム20を回動自在に支持するための、円柱状の支軸13が取り付けられている。更に、基部本体11は、支軸13よりも仮想軸線l側に、ストッパ15を有している。ストッパ15は、基部本体11に前方に突出するように固定された板状部材であり、図示される例では、可動アーム20に設けられた突出部23と当接している。
次に、図1に示すように、可動アーム20は、全体としてL字状の形状を有している。具体的には、可動アーム20は、支軸13が設けられた第1直線部21と、この第1直線部21の第2端部21bから略直角に延び出た第2直線部22と、を有している。図示されるように、可動アーム20が基部10に対して回動していない初期状態においては、正面から見て、第1直線部21は左右方向に延在しており、第2直線部22は、第1直線部21の第2端部21bから下方に向かって延在している。
図1に示すように、可動アーム20の第1直線部21には、基部本体11側に突き出た突出部23が設けられている。この突出部23は、その先端が基部本体11には当接しないがストッパ15には側方から当接可能であるような寸法及び位置に設けられている。そして、図示されるように、可動アーム20の回動前の初期位置において、突出部23は、ストッパ15と互いに当接している。換言すれば、突出部23とストッパ15との当接によって、可動アーム20の初期位置が規定されている。
図1に示すように、可動アーム20の第1直線部21には、その第1端部21aから上方に延び出た取付け部24が一体的に形成されている。この取付け部24は、弾性体40を固定するための部位である。一方、可動アーム20の第2直線部22には、その下端部22bから略直角に後方に延び出た台座25が一体的に設けられている。この台座25は、ラベル貼付機構30を可動アーム20に取り付けるためのものである。台座25には、所定の取付孔が設けられており、留め具(ボルトなど)によってラベル貼付機構30が取り付けられるようになっている。
次に、図1に加え、図2を参照して、ラベル貼付機構30について説明する。
図2は、図1のラベル貼付機構30を示す底面図である。図2に示すように、ラベル貼付機構30は、ラベルを吸着して保持する吸着部31と、当該ラベルを貼付対象面に押圧して貼付するための押圧部と、吸着部31及び押圧部を連結する連結部32と、を有している。本実施の形態の押圧部は、後述されるように、ローラ33として構成されている。
吸着部31は、大まかには、上面31u、底面31b、前面31f、背面31r及び一対の側面を含む直方体の形状を有している(図1参照)。但し、明確には示されていないが、ローラ33の近傍の領域では角が落とされており、当該ローラ33と干渉しないようになっている。上面31uには、可動アーム20の台座25の取付孔に対応する位置にネジ穴(不図示)が設けられている。また、図2に示すように、底面31bには、正面から見て左右方向(図2における上下方向)に延在する溝36と、底面31bのうち溝36が形成された領域にて開放した吸い込み口35と、が形成されている。具体的には、図2に示すように、溝36は、間隔を空けて互いに平行に延在する第1溝36a及び第2溝36bを有している。更に、吸い込み口35は、第1溝36aの中央にて開放した第1吸い込み口35aと、第2溝36bの中央にて開放した第2吸い込み口35bと、を有している。
更に、吸着部31の前面31f(図1における左手前側の面)には、エアの吸引口として2つの開口部(不図示)が設けられている。そして、吸着部31は、これら2つの開口部のうちの一方の開口部と第1吸い込み口35aとを連通する第1連通路(不図示)と、これら2つの開口部のうちの他方の開口部と第2吸い込み口35bとを連通する第2連通路(不図示)と、を有している。図1及び図2に示す例では、各開口部には、真空ポンプなどのエアポンプから引き出されるホースに連結可能なエアの吸い出し口34が設けられている。具体的には、吸い出し口34は、第1吸い込み口35aに対応する開口部に設けられた第1吸い出し口34aと、第2吸い込み口35bに対応する開口部に設けられた第2吸い出し口34bと、を有している。このような構成によって、第1吸い出し口34aからエアが吸い出されると、第1吸い込み口35aからエアが吸い込まれることによって第1溝36a内に負圧が生じるようになっており、第2吸い出し口34bからエアが吸い出されると、第2吸い込み口35bからエアが吸い込まれることによって第2溝36b内に負圧が生じるようになっている。本実施の形態では、第1吸い出し口34aからエアを吸い出す動作と、第2吸い出し口34bからエアを吸い出す動作とは、互いに独立して行われるようになっている。なお、図示されていないが、エアポンプと第1及び第2吸い込み口35a、35bとの間には、エアポンプと各吸い込み口35a、35bとを選択的に接続する、シーケンサなどのエア調節装置が配置されている。
図2に示すように、ラベル貼付機構30の連結部32は、吸着部31の前面31f及び背面31rの下方部分に固定されている。各連結部32の前端部32fは吸着部31の前方まで延び出ており、これらの前端部32fの間に押圧部としてのローラ33が配置されている。このローラ33は、正面から見て左右方向(図2における上下方向)に延びる円筒状の形状を有しており、ベアリング(不図示)を介して連結部32の前端部32fに回転可能に取り付けられている。本実施の形態のローラ33は、その下端部が吸着部31の底面31bよりも僅かに下方に位置するように配置されている。
次に、図1に示すように、弾性体40は、コイルバネであり、その両端部が基部10の掛止部14と可動アーム20の取付け部24とにそれぞれ取り付けられている。図1に示す初期状態において、すなわち基部10のストッパ15と可動アーム20の突出部23とが互いに当接した状態において、弾性体40は自然長よりも引き伸ばされている。これにより、初期状態において、基部10の掛止部14と可動アーム20の取付け部24との間には、引張力が作用している。すなわち、可動アーム20には、弾性体40による引張力によって、正面から見て支軸13を中心とする時計回りのモーメントが作用している。
次に、本実施の形態によるラベル貼付装置100の作用について説明する。
図3は、図1のラベル貼付装置100によりラベルLを貼付する工程を説明するための図である。
ラベルLの貼付作業が開始される前において、ロボット本体Rは、ラベル貼付装置100を貼付対象面Sに干渉しない位置に退避させているものとする。更に、ラベル貼付機構30の第1及び第2吸い出し口34a、34bに連結されているエアポンプは、予め起動されているものとする。但し、前述したエア調節装置によって、エアポンプと各吸い出し口34a、34bとの接続は、遮断されている(第1及び第2溝36a、36b内に負圧が生じていない)。
この状態で、ラベル貼付ロボットの操作者によってラベル貼付作業を開始するための指示がラベル貼付ロボットに対して与えられると、ロボット本体Rは、図示されていないが、貼付対象のラベルLが準備されている位置にラベル貼付装置100を移動させる。ここでは、ラベルLは、粘着面が下方に向けられてセットされているものとする。この移動前または移動中に、エア調節装置によって、エアポンプと各吸い出し口34a、34bとが接続される。これにより、エアポンプによって、それぞれの吸い出し口34a、34bに対応する第1及び第2吸い込み口35a、35bから、エアが吸い込まれ、第1及び第2溝36a、36b内に負圧が生じる。
ロボット本体Rは、ラベル貼付装置100をラベルLの上方に位置付け、次いで、当該ラベル貼付装置100を下降させる。これにより、ラベル貼付装置100の吸着部31の底面31bがラベルLに近接する。そして、底面31bがラベルLに接触させられると、第1及び第2溝36a、36b内に生じている負圧によって、ラベルLは吸着部31の底面31bに吸着される。
次に、ロボット本体Rは、ラベル貼付装置100を、貼付対象面Sの上方に位置付け、次いで、当該ラベル貼付装置100を仮想軸線l(図1参照)に沿って下降させる。これにより、ラベルLは、その粘着面が貼付対象面Sに対面した状態で、当該貼付対象面Sに近接する。そして、まずラベルLのうちローラ33の下端部に対応する部位が貼付対象面Sに貼付される。ここまで、ラベル貼付装置100の可動アーム20は、初期状態、すなわち基部10のストッパ15と可動アーム20の突出部23とが互いに当接した状態が、維持される。
この状態からロボット本体Rは更に仮想軸線lに沿って下降する。これにより、ローラ33は、貼付対象面Sから上向きの反力を受けるため、可動アーム20に支軸13を中心とする反時計回りのモーメントが発生する。この反時計回りのモーメントによって、可動アーム20は、弾性体40を伸長させつつ、支軸13を支点として、反時計回りに回動を開始する。
このような回動が生じると、図3に示すように、可動アーム20の下端に取り付けられているラベル貼付機構30は、正面から見て右方に移動する。この移動に伴って、ラベル貼付機構30のローラ33がラベルL上を左方から右方に向かって回転し、貼付対象面SとラベルLの粘着面との間に存在している空気を追い出しながら、ラベルLを貼付対象面S上に貼付していく。このとき、ラベルLは、吸着部31の底面31b上を滑りながら当該吸着部31に対して移動する。この移動時に、ラベルLは、ローラ33から遠位側に位置する第2溝36bからローラ33の近位側に位置する第1溝36aに向かって移動する(図2参照)。したがって、ラベルLが貼付対象面S上に貼付される過程において、ラベルLは、まず、第2溝36bによる吸着状態が解除される。もっとも、前述したように、第1吸い出し口34aからエアを吸い出す動作と、第2吸い出し口34bからエアを吸い出す動作とは、それぞれ独立して行われる。すなわち、第2溝36bによるラベルLの吸着状態が解除されても、依然として第1溝36aによるラベルLの吸着状態が維持される。このため、ラベルLと第2溝36bとの吸着状態が解除されたときに、ラベルLが吸着部31から剥がれ落ちて、不所望に貼付対象面Sに粘着してしまうことが無い。
そして、ロボット本体Rが更に仮想軸線lに沿って下降すると、可動アーム20は、弾性体40を引き伸ばしながら、更に支軸13周りに反時計回りに回動する。これにより、ラベル貼付機構30は更に右方へ移動され、ラベルLの全体が貼付対象面Sに貼付される。
ラベルLの貼付が完了すると、ロボット本体Rは移動方向を変え、仮想軸線lに沿って上昇する。この上昇により、可動アーム20は、上述した回動の動作を逆順にたどる。すなわち、可動アーム20には弾性体40の弾性力によって基部10に対して時計回りのモーメントが作用しているため、ロボット本体Rが上昇すると、可動アーム20は、支軸13を支点として時計回りに回動する。このとき、ローラ33は、ラベルL上を左方に向かって転がる。そして、ロボット本体Rが更に仮想軸線lに沿って上昇すると、弾性体40の弾性力によって可動アーム20は更に時計回りに回動するが、やがて基部10のストッパ15と可動アーム20の突出部23とが互いに当接する。この当接によって、可動アーム20は、初期位置に復帰し、更なる時計回りの回動が規制される。
そして、ロボット本体Rは、次のラベルLを吸着部31に吸着させるために、再び、貼付対象のラベルLが準備されている位置にラベル貼付装置100を移動させ、次なるラベルLを吸着部31に吸着させる。ここで、例えば、1枚のラベルLの貼付が完了するごとにエア調節装置がエアポンプと各吸い込み口35a、35bとの接続を遮断しないように運転プログラムを構成しておけば、第1及び第2溝36a、36bに負圧が生じている状態が常時維持される。したがって、この場合、エア調節装置に対して特別な制御指示を与えることなく、次なるラベルLの吸着が行われ得る。その後、前述した工程を繰り返すことによって、順次、ラベルLが貼付対象面Sに貼付される。
以上のような本実施の形態によれば、ロボット本体Rによってラベル貼付機構30を一軸方向のみに移動させるという単純な動作によって、迅速にラベルLを貼付対象面Sに貼付することができるラベル貼付装置100を、提供することができる。
更に、ラベル貼付機構30は、ラベルLを吸着して保持する吸着部31と、ラベルLを貼付対象面Sに押圧して貼付するローラ33と、を有しているため、ラベルLと貼付対象面Sとの間に気泡を抱き込むことなくラベルLを貼付することができる。
本実施の形態によるラベル貼付装置100は、ラベルLに面する領域にラベルLの貼付方向と交差する方向に延在する第1及び第2溝36a、36bと、それぞれの溝36a、36bに対応付けられた第1及び第2吸い出し口34a、34bと、第1及び第2溝36a、36bと対応する各吸い出し口34a、34bとをそれぞれ連通する連通路と、を有している。このため、エアの負圧によってラベルLをラベル貼付機構30に吸着保持することができるため、ラベルLを供給位置から貼付対象面Sまで確実に搬送することができる。
また、支軸13は、可動アーム上20であって、弾性体40が可動アーム20に取り付けられている取付け部24と、ラベル貼付機構30が可動アーム20によって支持されている台座25と、の間に位置している。このため、単純な構造にて可動アーム20の回動機構を実現することができる。
可動アーム20は、L字状の形状を含んでいて良い。この場合、支軸13の位置とラベル貼付機構30の位置とをラベルの貼付方向(図3における左右方向)に離間させることが容易であると共に、貼付対象面Sからローラ33に作用する反力による適正なモーメントを可動アーム20に生じさせることができる。更に、貼付対象面Sが凹凸等を有していても、可動アーム20が貼付対象面Sと干渉しにくい構造を実現することができる。
また、ラベル貼付装置100は、ストッパ機構として、基部10に形成されたストッパ15と、このストッパ15に対応して可動アーム20に形成された突出部23と、を有しており、可動アーム20の回動前の初期位置において、ストッパ15と突出部23とが当接している。このため、基部10に対する、可動アーム20の回動前の初期位置を常に一定の位置とすることができるため、ラベルLの貼付作業が正確に実行され得る。
なお、本実施の形態では、支軸13が可動アーム20に設けられている場合を例に説明を行ったが、支軸は、基部10に設けられていても良い。この場合、例えば、可動アーム20のうち支軸に対応する部位に貫通孔を予め形成しておき、この貫通孔において支軸と可動アーム20とを回動可能に接続すれば良い。この場合も、本実施の形態と同様の作用が実現され得る。なお、このような接続は、後述される各実施の形態及び変形例においても、同様に適用され得る。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態によるラベル貼付装置200を示す下方斜視図である。
図4に示すように、ラベル貼付装置200は、大まかには、図1に示す、第1の実施の形態によるラベル貼付装置100を2つ組み合わせた構造を有している。具体的には、ラベル貼付装置200は、第1の実施の形態によるラベル貼付装置100の各構成要素に加え、基部10の基部本体11及び接続部12を除く全ての構成要素が、仮想軸線lまわりに180°回転させた位置にも配置されている。したがって、ラベル貼付装置200は、正面から見たときの各構成要素の配置と、背面から見たときの各構成要素の配置とが、実質的に同一になっている。
このように、ラベル貼付装置200は、第1の実施の形態によるラベル貼付装置100とその全体構成において異なるものの、各構成要素は、第1の実施の形態と同じである。このため、ここでは、その詳細な説明は省略する。但し、説明の便宜上、正面から見て、基部210の前側に位置している構成要素を第1構成要素(参照数字の末尾にFを付加)と呼び、基部210の後側に位置している構成要素を第2構成要素(参照数字の末尾にRを付加)と呼び、互いに区別することとする。
なお、図4に示すように、本実施の形態によるラベル貼付装置200は、ラベルLの貼付作業をより正確かつ効率的に行えるよう、2つのラベル貼付機構230F、230Rが側面から見てぴったりと重なるように配置されている。更に、ラベル貼付装置200は、初期状態において、第1の実施の形態と同様に、基部210の各ストッパ215F、215Rと各可動アーム220F、220Rの各突出部223F、223Rとが互いに当接している。そしてこのとき、図4に示すように、第1ラベル貼付機構230Fの第1ローラ233Fと第2ラベル貼付機構230Rの第2ローラ233Rとが、互いに当接している。
次に、本実施の形態によるラベル貼付装置200の作用について説明する。
ラベル貼付装置200は、第1の実施の形態と同様に、平面状の貼付対象面Sに対してラベルLを貼付することも可能であるし、貼付対象面に設けられた角部Cに対してラベルLを貼付することも可能である。
平面状の貼付対象面Sに対してラベルLを貼付する手順は、第1の実施の形態によるラベル貼付装置100を用いてラベルLを貼付する手順から理解され得るため、ここではその詳細な説明は省略する。というのも、本実施の形態によるラベル貼付装置200の対称的な構造に鑑みると、第1構成要素(参照数字の末尾にFを付加)によるラベルLの貼付動作と、第2構成要素(参照数字の末尾にRを付加)によるラベルLの貼付動作とは、共に第1の実施の形態と同様であり、且つ、正面から見て、仮想軸線lに関して対称的に行われるからである。但し、本実施の形態では、各吸着部231F、231Rが各1枚のラベルLを吸着するのではなく、2つの吸着部231F、231Rが連動して、1枚のラベルLを吸着する点で、第1の実施の形態とは異なる。
以下に、貼付対象面Sの角部CにラベルLを貼付するときの手順について、説明する。
図5は、図4のラベル貼付装置200によりラベルLを角部Cに貼付する工程を説明するための図である。ここでは、図5に示すように、上面である第1面S1と側面である第2面S2との突き合わせ部分に前後方向に延びる角部Cが構成されているものとする。また、図5では、ラベル貼付装置200は、仮想軸線lが左上から右下に向かって延在するように傾斜した状態で、ロボット本体Rに取り付けられている。なお、図5では、角部Cの角度が略直角に図示されているが、これには限られず、鈍角であっても、鋭角であっても良い。
まず、第1の実施の形態と同様に、ラベルLの貼付作業が開始される前において、ロボット本体Rは、ラベル貼付装置200を角部Cに干渉しない位置に退避させているものとする。更に、ラベル貼付機構230F、230Rの各第1吸い出し口234aF、234aR及び各第2吸い出し口234bF、234bR(不図示)に連結されているエアポンプは、予め起動されているものとする。但し、前述したエア調節装置によって、エアポンプと各吸い出し口234aF、234aR、234bF、234bRとの接続は、遮断されている(各溝236aF、236bF、236aR、236bR内に負圧が生じていない)。
この状態で、ラベル貼付ロボットの操作者によってラベル貼付作業を開始するための指示がラベル貼付ロボットに対して与えられると、ロボット本体Rは、図示されていないが、貼付対象のラベルLが準備されている位置にラベル貼付装置200を移動させる。ここでも、ラベルLは、粘着面が下方に向けられてセットされているものとする。この移動前または移動中に、エア調節装置によって、エアポンプと各吸い出し口234aF、234aR、234bF、234bRとが接続される。これにより、エアポンプによって、それぞれの吸い出し口234aF、234aR、234bF、234bRに対応する第1及び第2吸い込み口235aF、235bF、235aR、235bRから、エアが吸い込まれ、各吸着部231F、231Rの第1及び第2溝236aF、236bF、236aR、236bR内に負圧が生じる。
そして、ロボット本体Rは、ラベル貼付装置200をラベルLの上方に位置付け、次いで、当該ラベル貼付装置200を仮想軸線lに沿って下降させる。これにより、ラベル貼付装置200の第1及び第2吸着部231F、231Rの底面231bF、231bRがラベルLに近接する。そして、吸着部231F、231Rの底面231bF、231bRがラベルLに接触させられると、各吸着部231F、231Rの第1及び第2溝236aF、236bF、236aR、236bR内に生じている負圧によって、ラベルLは吸着部231F、231Rの底面231bF、231bRに吸着される。ここで、本実施の形態では、前述したように、2つの吸着部231F、231Rが連動して、1枚のラベルLを吸着する。
次に、ロボット本体Rは、ラベル貼付装置200を、その仮想軸線lが貼付対象の角部Cと交差する位置に移動し、次いで、当該ラベル貼付装置200を仮想軸線l(図4参照)に沿って角部Cに近接するように(図5における右下方向に)移動させる。すると、ラベルLは、まず第1ローラ233Fと第2ローラ233Rとの当接部位に対応する領域が角部Cに貼付される。ここまで、ラベル貼付装置200の可動アーム220F、220Rは、初期状態(回動していない状態)を維持する。
この状態からロボット本体Rは、ラベル貼付装置200を更に仮想軸線lに沿って右下方向に移動させる。これにより、第1ローラ233Fは、第1面S1から上向きの反力を受け、第2ローラ233Rは、第2面S2から左向きの反力を受ける。これらの反力によって、前方から見て、第1可動アーム220Fには第1支軸213Fを中心とする反時計回りのモーメントが発生し、第2可動アーム220Rには第2支軸213Rを中心とする時計回りのモーメントが発生する。これらのモーメントによって、第1可動アーム220Fは、第1弾性体240Fを伸長させつつ、第1支軸213Fを支点とする反時計回りの回動を開始し、第2可動アーム220Rは、第2弾性体240R(図示されていないが、図4における基部210の背面側に設けられている)を伸長させつつ、第2支軸213Rを支点とする時計回りの回動を開始する。
これらの回動が生じると、第1可動アーム220Fの下端に取り付けられている第1ラベル貼付機構230Fは、第1面S1に沿って角部Cから離れる方向(図5における右方)に移動する。この移動時に、第1ラベル貼付機構230Fの第1ローラ233FがラベルL上を角部Cから右方に向かって回転し、第1面S1とラベルLの粘着面との間に存在している空気を追い出しながら、ラベルLを第1面S1上に貼付していく。これと同時に、第2可動アーム220Rの下端に取り付けられている第2ラベル貼付機構230Rは、第2面S2に沿って角部Cから離れる方向(図5における下方)に移動する。この移動時に、第2ラベル貼付機構230Rの第2ローラ233RがラベルL上を角部から下方に向かって回転し、第2面S2とラベルLの粘着面との間に存在している空気を追い出しながら、ラベルLを第2面S2上に貼付していく。
このとき、ラベルLは、第1及び第2吸着部231F、231Rの各底面231bF、231bR上を滑りながら各吸着部231F、231Rに対して移動する。この移動時に、ラベルLのうち第1吸着部231Fに対応する部位は、第1ローラ233Fから遠位側に位置する第2溝236bFから第1ローラ233Fの近位側に位置する第1溝236aFに向かって移動する。更に、ラベルLのうち第2吸着部231Rに対応する部位は、第2ローラ233Rから遠位側に位置する第2溝236bRから第1ローラ233Rの近位側に位置する第1溝236aRに向かって移動する。
したがって、ラベルLが角部Cに貼付される過程において、ラベルLは、まず、各吸着部231F、231Rの各第2溝236bF、236bRによる吸着状態が解除される。もっとも、各吸着部231F、231Rにおいて、各第1吸い出し口234aF、234aRからエアを吸い出す動作と、各第2吸い出し口234bF、234bR(図示されていないが、図4における吸着部231Rの背面に設けられている)からエアを吸い出す動作とは、それぞれ独立して行われる。すなわち、各第2溝236bF、236bRによるラベルLの吸着状態が解除されても、依然として各第1溝236aF、236aRによるラベルLの吸着状態が維持される。このため、ラベルLと各第2溝236bF、236bRとの吸着状態が解除されたときに、ラベルLが各吸着部231F、231Rから剥がれ落ちて、不所望に第1面S1や第2面S2に粘着してしまうことが無い。
そして、ロボット本体Rがラベル貼付装置200を更に仮想軸線lに沿って移動させると、第1及び第2可動アーム220F、220Rは、各弾性体240F、240Rを引き伸ばしながら、更に各支軸213F、213R周りに回動する。これにより、第1ラベル貼付機構230Fは更に右方へ移動され、第2ラベル貼付機構230Rは更に下方へ移動される。これらのことにより、ラベルLの全体が角部Cを含む貼付対象部位に貼付される。
その後、ロボット本体Rは移動方向を変え、ラベル貼付装置200を仮想軸線lに沿って角部Cから離れる方向に移動させる。この移動により、各可動アーム220F、220Rは、上述した回動の動作を逆順にたどる。すなわち、第1可動アーム220Fは、第1弾性体240Fの弾性力によって、第1支軸213Fを支点として時計回りに回動する。このとき、第1ローラ233Fは、ラベルL上を左方に向かって転がる。一方、第2可動アーム220Rは、第2弾性体240Rの弾性力によって、第2支軸213Rを支点として反時計回りに回動する。このとき、第2ローラ233Rは、ラベルL上を上方に向かって転がる。
そして、ロボット本体Rがラベル貼付装置200を更に仮想軸線lに沿って移動させると、第1弾性体240F及び第2弾性体240Rの弾性力によって各可動アーム220F、220Rは更に回動して、やがて、基部210の第1ストッパ215Fと第1可動アーム220Fの第1突出部223Fとが互いに当接し、基部210の第2ストッパ215Rと第2可動アーム220Rの第2突出部223Rとが互いに当接する。これと同時に、第1ローラ233Fと第2ローラ233Rとは、互いに当接する。これらの当接によって、各可動アーム220R、220Fは、初期位置に復帰し、更なる回動が規制される。
そして、ロボットR本体は、次のラベルLを各吸着部231F、231Rに吸着させるために、再び、貼付対象のラベルLが準備されている位置にラベル貼付装置200を移動させ、次なるラベルLを各吸着部231F、231Rに吸着させる。そして、前述した工程を繰り返すことによって、順次、ラベルLが角部Cに貼付される。
以上のような本実施の形態によれば、第1の実施の形態で述べた効果に加え、貼付対象面が角部Cを含む場合にも対応可能なラベル貼付装置200を提供することができる。すなわち、2つのラベル貼付機構230F、230Rの突き合わせ部位を角部Cの頂部に押し当てるようにラベル貼付装置200を仮想軸線lに沿って角部Cに向かう方向のみに移動させることによって、当該角部Cを含む貼付対象面に迅速かつ適正にラベルLを貼付することができる。
次に、図6は、本発明の第3の実施の形態によるラベル貼付装置300を示す斜視図である。
上述した第2の実施の形態では、共通の基部210に対して第1可動アーム220F及び第2可動アーム220Rが取り付けられているが、次のように構成することによっても、角部Cを含む貼付対象面に対応可能なラベル貼付装置300を実現することができる。すなわち、ラベル貼付装置300は、第1の実施の形態によるラベル貼付装置100を2台備え、これらのラベル貼付装置100は、一方のラベル貼付装置100を仮想軸線lに関して180°回転させると他方のラベル貼付装置100にぴったりと重なるように配置されている。図6において、前方に配置されたラベル貼付装置及びその各構成要素には参照数字の末尾に符号Fを付加し、後方に配置されたラベル貼付装置及びその各構成要素には参照数字の末尾に符号Rを付加し、互いを区別している。
但し、図6に示すように、各ラベル貼付装置100F、100Rの可動アーム20F、20Rに設けられた台座25F、25Rは、第1の実施の形態よりも延長されており、一方のラベル貼付装置100Fのラベル貼付機構30Fと他方のラベル貼付装置100Rのラベル貼付機構30Rとが、側面から見てぴったりと重なるように構成されているものとする。また、本実施の形態における仮想軸線lは、各ラベル貼付装置100F、100Rの接続部12F、12Rの各中心を結ぶ線分の中点を通り上下方向に延在している。なお、以上のようなラベル貼付装置300が取り付けられるロボット本体Rは、2つの接続部12F、12Rを保持可能であるようになっているか、あるいはこれらの接続部12F、12Rとロボット本体Rの保持部R10との間に適宜の連結部材を介在させて取り付けられるようになっている。
このような構成によっても、角部Cに対してラベルLを好適に貼付される。貼付手順は、第2の実施の形態と同様であるため、ここではその詳細については省略する。
以上のような本実施の形態によっても、2つのラベル貼付機構30F、30Rの突き合わせ部位を角部Cの頂部に押し当てるようにラベル貼付装置300を仮想軸線lに沿って角部Cに向かう方向のみに移動させることによって、角部Cを含む貼付対象面にも迅速かつ適正にラベルLを貼付することが可能なラベル貼付装置300を提供することができる。
以上の各実施の形態において、貼付対象面S及び角部Cを構成する第1面S1及び第2面S2は、いずれも平面として説明を行ったが、曲面を有していても良い。この場合も、弾性体40、240F、240R、40F、40Rが適宜に伸縮されることによって、当該曲面の凹凸に沿ってラベルを適正且つ迅速に貼付することが可能である。但し、スムーズにラベルLを貼付するためには、貼付対象面Sのうちラベル貼付装置100、200、300のローラ33、233F、233R、30F、30Rと最初に当接する部位は、その接線が水平であるか、当該接線がローラ33、233F、233R、33F、33Rから第2溝36b、236bF、236bRに向かって下方に傾斜していることが、必要である。このように貼付対象面Sが構成されていることにより、各可動アーム20、220F、220R、20F、20Rがスムーズに回動され得る。
また、図7は、図4の変形例によるラベル貼付装置201を示す正面図である。本変形例によるラベル貼付装置201は、弾性体241が第1可動アーム220Fの第2直線部222Fと第2可動アーム220Rの第2直線部222Rとの間に架け渡されている点で、図4に示す例とは異なっている。弾性体241は、各可動アーム220F、220Rがそれぞれ初期位置にあるとき、自然長よりも引き伸ばされた状態で取り付けられている。このような構成によっても、図4に示すラベル貼付装置200と実質的に同様の作用を提供することができる。但し、弾性体241の取付位置によっては、ラベルLを角部Cに貼付する際に、当該角部Cと干渉する恐れがあるため、なるべく各可動アーム220F、220Rの第2直線部222F、222Rの上方の位置に取り付けられることが好ましい。
更に、以上の各実施の形態及び変形例では、ローラを有するタイプのラベル貼付機構30、230F、230R、30F、30Rが採用されているが、これには限られない。図8は、ローラを有しないタイプのラベル貼付機構30Aの一例を示す斜視図である。図8に示すように、ラベル貼付機構30Aは、直方体状の吸着部31Aを有している。この吸着部31Aは、ローラを有するタイプのラベル貼付機構30、230F、230R、30F、30Rに設けられている吸着部31、231F、231R、31F、31Rと実質的に同じ構成を有している。但し、図8に示すように、ローラが存在していた領域に対応する角部36Aは、僅かに角が丸められている。その他の構成については、以上の各実施の形態及び変形例で採用されていた吸着部31、231F、231R、31F、31Rと同様の構成であるため、対応する構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明を省略する。
図8に示すラベル貼付機構は、ラベルLを貼付する際、角部36AによってラベルLを貼付対象面Sに貼付していく。すなわち、ラベルLを貼付する手順については、各実施の形態の説明において述べたラベルLの貼付手順において、ローラ33、233F、233R、33F、33Rを角部36Aと読み替えることによって、理解され得る。とりわけ、図8に示すラベル貼付機構30Aでは、正面(図8における右手前側)から見ると、角部36Aの曲率半径がローラ33、233F、233R、33F、33Rの曲率半径よりも小さい。このため、第2の実施の形態によるラベル貼付装置200では、2つのローラ233F、233Rの各最下部の間に比較的大きな間隙が存在していたところ(図4参照)、図8に示すラベル貼付機構30Aを採用すれば、2つのラベル貼付機構30Aの2つの角部36Aの間にはごく僅かな隙間のみが存在する。これらの隙間は、ラベルLを貼付対象面Cあるいは角部Cに対して押圧することができない領域であるため、図8に示すラベル貼付機構30Aを採用すれば、ラベルLのほとんどの領域を押圧することが可能となる。このことにより、例えば角部CにラベルLを貼付する際に、当該角部Cの頂点近傍においても良好にラベルLを貼付することが可能なラベル貼付装置を提供することができる。
また、以上の各実施の形態及び変形例では、ラベル貼付機構30、230F、230R、30F、30R、30Aは、可動アーム20、220F、220R、20F、20Rの台座25、225F、225R、25F、25Rに直接固定されていたが、このような例には限られない。他の例では、ラベル貼付機構30、230F、230R、30F、30R、30Aは、台座25、225F、225R、25F、25Rとの取付角度を調節可能な角度調節機構(不図示)を介して、当該台座25、225F、225R、25F、25Rに取り付けられていても良い。この場合、ラベル貼付装置100、200、300の各構成要素の誤差や取付誤差によって、台座25、225F、225R、25F、25Rが貼付対象面Sに対して不所望な傾斜を有することになっても、角度調節機構を適宜に調節することによって、ラベル貼付機構30、230F、230R、30F、30R、30Aを望ましい角度で台座25、225F、225R、25F、25Rに取り付けることができる。このことによって、ラベルLの貼付をよりスムーズに行うことができる。
10 基部
10a 腕部
11 基部本体
12、12F、12R 接続部
13 支軸
14 掛止部
15 ストッパ
20、20F、20R 可動アーム
21 第1直線部
21a 第1端部
21b 第2端部
22 第2直線部
22b 下端部
23 突出部
24 取付け部
25、25F、25R 台座
30、30F、30R、30A ラベル貼付機構
31、31A 吸着部
31b 底面
31f 前面
31r 背面
31u 上面
32 連結部
32f 前端部
33、33F、33R ローラ
34 吸い出し口
34a 第1吸い出し口
34b 第2吸い出し口
35 吸い込み口
35a 第1吸い込み口
35b 第2吸い込み口
36 溝
36a 第1溝
36b 第2溝
36A 角部
40、40F、40R 弾性体
100、100F、100R ラベル貼付装置
200、201 ラベル貼付装置
210 基部
213F 第1支軸
213R 第2支軸
215F 第1ストッパ
215R 第2ストッパ
220F 第1可動アーム
220R 第2可動アーム
222F、222R 第2直線部
223F 第1突出部
223R 第2突出部
230F 第1ラベル貼付機構
230R 第2ラベル貼付機構
231F 第1吸着部
231R 第2吸着部
233F 第1ローラ
233R 第2ローラ
234aF、234aR 第1吸い出し口
234bF、234bR 第2吸い出し口
235aF、235aR 第1吸い込み口
235bF、235bR 第2吸い込み口
236aF、236aR 第1溝
236bF、236bR 第2溝
240F 第1弾性体
240R 第2弾性体
241 弾性体
300 ラベル貼付装置
R ロボット本体
R10 保持部

Claims (11)

  1. ロボットによって一軸方向に移動される基部と、
    前記基部に回動可能に取り付けられた可動アームと、
    前記可動アームに支持され、貼付対象面にラベルを貼付するラベル貼付機構と、
    前記基部と前記可動アームとを弾性的に連結する弾性体と、を備え、
    前記可動アームは、当該可動アームまたは前記基部に設けられた支軸を支点にして回動するようになっている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記ラベル貼付機構は、ラベルを吸着して保持する吸着部と、当該ラベルを前記貼付対象面に押圧して貼付する押圧部と、を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 前記押圧部は、ローラを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
  4. 前記ラベル貼付機構は、前記ラベルに面する領域に前記ラベルの貼付方向と交差する方向に延在する複数の溝と、それぞれの溝に対応付けられた複数のエア吸引口と、前記複数の溝と対応する前記複数のエア吸引口とをそれぞれ連通する連通路と、を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のラベル貼付装置。
  5. 前記支軸は、前記可動アーム上であって、前記弾性体が前記可動アームに取り付けられている部位と、前記ラベル貼付機構が前記可動アームによって支持されている部位と、の間に位置している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のラベル貼付装置。
  6. 前記可動アームは、L字状の形状を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のラベル貼付装置。
  7. 前記基部に対する、前記可動アームの回動前の初期位置を規定するためのストッパ機構を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のラベル貼付装置。
  8. 前記ストッパ機構は、前記基部に形成された第1突出部と、前記第1突出部に対応して前記可動アームに形成された第2突出部と、を有しており、
    前記可動アームの回動前の前記初期位置において、前記第1突出部と前記第2突出部とが当接している
    ことを特徴とする請求項7に記載のラベル貼付装置。
  9. 一対のラベル貼付装置を備え、
    各ラベル貼付装置は、それぞれ、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の構成を有しており、
    前記一対のラベル貼付装置は、前記一軸方向に延びる軸線に関して互いに対称的に配置されている
    ことを特徴とする、ダブルアーム型のラベル貼付装置。
  10. ロボットによって一軸方向に移動される基部と、
    前記基部に回動可能に取り付けられた第1可動アームと、
    前記基部に回動可能に取り付けられた第2可動アームと、
    前記第1可動アームに支持された第1ラベル貼付機構と、
    前記第2可動アームに支持された第2ラベル貼付機構と、
    前記第1ラベル貼付機構と前記第2ラベル貼付機構とが互いに近接する方向に前記第1可動アーム及び前記第2可動アームを付勢する少なくとも1つの弾性体と、を備え、
    前記第1可動アームは、当該第1可動アームまたは前記基部に設けられた第1支軸を支点にして回動するようになっており、
    前記第2可動アームは、当該第2可動アームまたは前記基部に設けられた第2支軸を支点にして回動するようになっており、
    前記第1ラベル貼付機構と前記第2ラベル貼付機構とは、連動して貼付対象面にラベルを貼付するようになっている
    ことを特徴とするダブルアーム型のラベル貼付装置。
  11. ロボット本体と、
    前記ロボット本体に取り付けられた、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のラベル貼付装置と、を備え、
    前記ロボット本体は、前記ラベル貼付装置の前記基部を保持する保持部と、前記保持部を少なくとも前記一軸方向に移動させる駆動機構と、を有している
    ことを特徴とするラベル貼付ロボット。
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