JP2019014336A - ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法 - Google Patents
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Description
本発明はかかる問題点に鑑み、鉄製丸パイプ材の内部から鍍金液がしみ出て不良品となったり、座屈変形で不良品が発生するのを防止できるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工を提供することを目的とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸増するように加工し、
薄肉部の開口端面を面接触させたことを特徴とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の先端に内側へ突出するリング状の凸条を形成したことを特徴とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とする。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部を形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
また、座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に強く押し付けることができる。そのため鉄製丸パイプ材21の端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材21の内部に浸透するのを防止できる。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部10aを形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
また、薄肉部31aの奥側角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部31aを金型20に圧入したとき奥側角部に割れが生じ難い。
鉄製丸パイプ材41の薄肉部41aを金型20に挿入し、薄肉部41aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図7に示すように、薄肉部41aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
また、薄肉部41aの4か所の角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部41aを金型20に圧入したとき角部に割れが生じ難い。
図9に示すように、鉄製丸パイプ材51の薄肉部51aを金型20に挿入し、図10に示すように、薄肉部51aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、薄肉部51aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
20a…キャビティー
20b…凹部
21…鉄製丸パイプ材
21a…薄肉部
31…鉄製丸パイプ材
31a…薄肉部
41…鉄製丸パイプ材
41a…薄肉部
41b…リング状の凸条
51…鉄製丸パイプ材
51a…薄肉部
51b…肉
52…パンチ
R…曲率半径
本発明はかかる問題点に鑑み、鉄製丸パイプ材の内部から鍍金液がしみ出て不良品となったり、座屈変形で不良品が発生するのを防止できるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工を提供することを目的とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とする。
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とする。
薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したので、薄肉部の奥側の厚みが先端部の厚みより小さく、薄肉部の腰が弱くなる。そのため、金型に薄肉部を挿入して金型の底面に押し付けると、薄肉部が容易に屈曲して肉厚の先端面が面接触するので、鉄製丸パイプ材の端部に穴や隙間が生じ難い。
また、座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に強く押し付けることができる。そのため鉄製丸パイプ材21の端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材21の内部に浸透するのを防止できる。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部10aを形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
また、薄肉部31aの奥側角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部31aを金型20に圧入したとき奥側角部に割れが生じ難い。
鉄製丸パイプ材41の薄肉部41aを金型20に挿入し、薄肉部41aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図7に示すように、薄肉部41aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
また、薄肉部41aの4か所の角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部41aを金型20に圧入したとき角部に割れが生じ難い。
図9に示すように、鉄製丸パイプ材51の薄肉部51aを金型20に挿入し、図10に示すように、薄肉部51aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、薄肉部51aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
20a…キャビティー
20b…凹部
21…鉄製丸パイプ材
21a…薄肉部
31…鉄製丸パイプ材
31a…薄肉部
41…鉄製丸パイプ材
41a…薄肉部
41b…リング状の凸条
51…鉄製丸パイプ材
51a…薄肉部
51b…肉
52…パンチ
R…曲率半径
Claims (4)
- ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸増するように加工し、
薄肉部の開口端面を面接触させたことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。 - ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。 - ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の先端に内側へ突出するリング状の凸条を形成したことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。 - ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。
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JP2017131842A JP6382401B1 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法 |
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KR102163472B1 (ko) * | 2019-12-10 | 2020-10-08 | 주식회사 정운 | 헤드레스트 스테이로드 단부 포밍시스템 및 스테이로드 |
WO2020227384A1 (en) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | Innotec, Corp. | Improved headrest stay and method of forming same |
KR20230018931A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 주식회사 정운 | 헤드레스트 스테이 가공 방법 |
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JPS559255B2 (ja) * | 1976-10-21 | 1980-03-08 | ||
JPH01170535A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-05 | Fuji Valve Co Ltd | 中空プランジャの半球形端部の成形方法 |
JP2016165968A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | トヨタ紡織株式会社 | ヘッドレストステーの製造方法 |
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2017
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US11878615B2 (en) | 2019-05-07 | 2024-01-23 | Innotec, Corp. | Headrest tube and method of forming same |
KR102163472B1 (ko) * | 2019-12-10 | 2020-10-08 | 주식회사 정운 | 헤드레스트 스테이로드 단부 포밍시스템 및 스테이로드 |
KR20230018931A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 주식회사 정운 | 헤드레스트 스테이 가공 방법 |
KR102645599B1 (ko) * | 2021-07-30 | 2024-03-11 | 주식회사 정운 | 헤드레스트 스테이 가공 방법 |
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