JP2019014336A - ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法 - Google Patents

ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄製丸パイプ材の内部から鍍金液がしみ出て不良品となったり、座屈変形で不良品が発生するのを防止できるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工を提供すること。【解決手段】薄肉部21aの厚みが鉄製丸パイプ材21の端面から奥側へと漸増するように加工する。薄肉部21aの奥側の厚みが先端部の厚みより大きく、薄肉部21aの腰が強くなるので、金型20に薄肉部21aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けるとき、薄肉部21aに座屈変形が生じ難くなり、座屈変形による不良品の発生を防止できる。座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に強く押し付けることができる。そのため鉄製丸パイプ材21の端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材21の内部に浸透するのを防止できる。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用シート、鉄道車両用シート、船舶用シート等に用いられるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に関する。
特開2016−165968号公報には、この種の加工方法の一例が開示されている。この加工方法では、図11に示すように、予めヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材10の端部に中ぐり加工を施して薄肉部10aを形成する。そして、図12に示す金型11を用いて面取り加工が施される。この金型11には、鉄製丸パイプ材10の外周面が摺接する内径を有するキャビティー11aが形成され、キャビティー11aの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径Rを有する凹部11bが形成されている。鉄製丸パイプ材10の薄肉部10aを形成した端部をこの金型11に挿入し、薄肉部10aを金型11の底面に圧接して所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工している。
特開2016−165968号公報
上述した加工方法で端部に面取り加工を施した鉄製丸パイプ材10は所要形状に曲げ加工し、鍍金を施してヘッドレストステーに加工されるが、図12及び図13に示すように、鉄製丸パイプ材10の面取り加工を施した端部に穴10cが開いていると、鍍金加工時に鍍金液が鉄製丸パイプ材10に侵入し、この液が鍍金加工後に穴10cから染み出て鉄製丸パイプ材10表面に付着するため、鉄製丸パイプ材10が不良品となる。
また、鉄製丸パイプ材10を金型11に挿入して端部に面取り加工を施すとき、端部に穴10cが生じないように、端部を強く金型10の底面に押し付けると、薄肉部10aの厚みが一定となるように加工されているため、薄肉部10aが座屈変形し、不良品となる。
さらにまた、薄肉10a部の座屈変形を回避するため金型11の底面に端部を押し付ける力を調整した場合、図14に示すように、薄肉部10aの先端面が点接触し、穴10cは生じないものの微小な隙間が生じ易く、この隙間から鍍金液が鉄製丸パイプ材10の内部に浸透したり、浸透した鍍金液が滲み出て不良品になる。
本発明はかかる問題点に鑑み、鉄製丸パイプ材の内部から鍍金液がしみ出て不良品となったり、座屈変形で不良品が発生するのを防止できるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸増するように加工し、
薄肉部の開口端面を面接触させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の先端に内側へ突出するリング状の凸条を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸増するように加工したので、薄肉部の奥側の厚みが先端部の厚みより大きく、薄肉部の腰が強くなる。そのため、金型に薄肉部を挿入して金型の底面に押し付けるとき、薄肉部に座屈変形が生じ難くなり、座屈変形による不良品の発生を防止できる。また、座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部を金型の底面に強く押し付けることができる。そのため端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材の内部に浸透するのを防止できる。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部を形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
請求項2に記載の発明によれば、薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したので、薄肉部の奥側の厚みが先端部の厚みより小さく、薄肉部の腰が弱くなる。そのため、金型に薄肉部を挿入して金型の底面に押し付けると、薄肉部が容易に屈曲して肉厚の先端面が面接触するので、鉄製丸パイプ材の端部に穴や隙間が生じ難い。
請求項3に記載の発明によれば、金型に薄肉部を挿入して金型の底面に押し付けると、薄肉部の先端に形成したリング状の凸条が面接触するので、鉄製丸パイプ材の端部に穴や隙間が生じ難い。
請求項4に記載の発明によれば、鉄製丸パイプ材の穴が鍛造加工時に薄肉部の最奥部が肉で塞がれる。そのため、鉄製丸パイプ材の面取り加工された端面の中心に穴が生じても、鍍金加工時、鍍金液が薄肉部より奥側へ侵入しないので、鍛造加工後にパイプ材の端部から染み出る鍍金液もごく少量となり、染み出た鍍金液による不良品の発生を抑制できる。
本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる金型を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第3実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第3実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第4実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第4実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第4実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる鉄製丸パイプ材を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法で加工した鉄製丸パイプ材の端部を示す斜視図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。
以下に本発明を図面に基づき説明する。図1には本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる金型20が示されている。この金型20はヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材21の外周面が摺接する内径を有するキャビティー20aが形成され、キャビティー20aの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径Rを有する凹部20bが形成されている。キャビティー20aの底部中心には、エアーや加工オイルを抜くための通孔20cが形成されている。
図2に示すように、ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材21の端部には予め中ぐり加工で薄肉部21aが形成される。この薄肉部21aの厚みは端面から奥側へと漸増するように加工されている。
鉄製丸パイプ材21の薄肉部21aを金型20に挿入し、薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図3に示すように、薄肉部21aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工されるとともに、薄肉部21aの開口端面が面接触する。
本実施例によれば、薄肉部21aの厚みが鉄製丸パイプ材20の端面から奥側へと漸増するように加工したので、薄肉部21aの奥側の厚みが先端部の厚みより大きく、薄肉部21aの腰が強くなる。そのため、金型20に薄肉部21aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けるとき、薄肉部21aに座屈変形が生じ難くなり、座屈変形による不良品の発生を防止できる。
また、座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に強く押し付けることができる。そのため鉄製丸パイプ材21の端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材21の内部に浸透するのを防止できる。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部10aを形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材31の面取り加工方法を図4及び図5に基づき説明する。本実施例では、鉄製丸パイプ材31の端部に厚みが鉄製丸パイプ材31の端面から奥側へと漸減するように中ぐり加工で薄肉部31aが形成されている。この薄肉部31aの奥側角部には約90°のテーパが形成されるとともに、アールR1が形成されている。鉄製丸パイプ材31の薄肉部31aを金型20に挿入し、薄肉部31aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図5に示すように、薄肉部31aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
本実施例によれば、薄肉部31aの厚みが鉄製丸パイプ材31の端面から奥側へと漸減するように加工したので、薄肉部31aの奥側の厚みが先端部の厚みより小さく、薄肉部31aの腰が弱くなる。そのため、金型20に薄肉部31aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けると、薄肉部31aが容易に屈曲して肉厚の先端面が面接触するので、鉄製丸パイプ材31の端部に穴や隙間が生じ難い。
また、薄肉部31aの奥側角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部31aを金型20に圧入したとき奥側角部に割れが生じ難い。
本発明の第3実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材41の面取り加工方法を図6及び図7に基づき説明する。本実施例では、鉄製丸パイプ材41の端部に厚みが一定の薄肉部41aを形成するとともに、薄肉部41aの先端に内側へ突出するリング状の凸条41bが中ぐり加工によって形成されている。この薄肉部41aの4か所の角部には約100°のテーパが形成されるとともに、アールR2が形成されている。
鉄製丸パイプ材41の薄肉部41aを金型20に挿入し、薄肉部41aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図7に示すように、薄肉部41aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
本実施例によれば、金型20に薄肉部41aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けると、薄肉部41aの先端に形成したリング状の凸条41bが面接触するので、鉄製丸パイプ材41の端部に穴や隙間が生じ難い。
また、薄肉部41aの4か所の角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部41aを金型20に圧入したとき角部に割れが生じ難い。
本発明の第4実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材51の面取り加工方法を図8、図9及び図10に基づき説明する。上述した第1〜第3実施例では、鉄製丸パイプ材21,31,41の端部を、中ぐり加工で切削して薄肉部21a,31a,41aを形成しているが、本実施例では、鉄製丸パイプ材51の端部からパンチ52を打ち込む冷間鍛造加工により薄肉部51aが形成される。この薄肉部51aの厚みは端面から奥側へと漸増している。そして、薄肉部51aを形成するとともに、パンチ52を打ち込んだときに奥側へ流れる肉51bで鉄製丸パイプ材51の穴を塞いている。
図9に示すように、鉄製丸パイプ材51の薄肉部51aを金型20に挿入し、図10に示すように、薄肉部51aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、薄肉部51aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
本実施例によれば、鉄製丸パイプ材51の穴が鍛造加工時に薄肉部51aの最奥部が肉51bで塞がれる。そのため、鉄製丸パイプ材51の面取り加工された端面の中心に穴が生じても、鍍金加工時、鍍金液が薄肉部51aで形成される穴より奥側へ侵入しないので、鍛造加工後に鉄製丸パイプ材51の端部から染み出る鍍金液もごく少量となり、染み出た鍍金液による不良品の発生を抑制できる。
20…金型
20a…キャビティー
20b…凹部
21…鉄製丸パイプ材
21a…薄肉部
31…鉄製丸パイプ材
31a…薄肉部
41…鉄製丸パイプ材
41a…薄肉部
41b…リング状の凸条
51…鉄製丸パイプ材
51a…薄肉部
51b…肉
52…パンチ
R…曲率半径
本発明は、自動車用シート、鉄道車両用シート、船舶用シート等に用いられるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に関する。
特開2016−165968号公報には、この種の加工方法の一例が開示されている。この加工方法では、図11に示すように、予めヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材10の端部に中ぐり加工を施して薄肉部10aを形成する。そして、図12に示す金型11を用いて面取り加工が施される。この金型11には、鉄製丸パイプ材10の外周面が摺接する内径を有するキャビティー11aが形成され、キャビティー11aの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径Rを有する凹部11bが形成されている。鉄製丸パイプ材10の薄肉部10aを形成した端部をこの金型11に挿入し、薄肉部10aを金型11の底面に圧接して所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工している。
特開2016−165968号公報
上述した加工方法で端部に面取り加工を施した鉄製丸パイプ材10は所要形状に曲げ加工し、鍍金を施してヘッドレストステーに加工されるが、図12及び図13に示すように、鉄製丸パイプ材10の面取り加工を施した端部に穴10cが開いていると、鍍金加工時に鍍金液が鉄製丸パイプ材10に侵入し、この液が鍍金加工後に穴10cから染み出て鉄製丸パイプ材10表面に付着するため、鉄製丸パイプ材10が不良品となる。
また、鉄製丸パイプ材10を金型11に挿入して端部に面取り加工を施すとき、端部に穴10cが生じないように、端部を強く金型10の底面に押し付けると、薄肉部10aの厚みが一定となるように加工されているため、薄肉部10aが座屈変形し、不良品となる。
さらにまた、薄肉10a部の座屈変形を回避するため金型11の底面に端部を押し付ける力を調整した場合、図14に示すように、薄肉部10aの先端面が点接触し、穴10cは生じないものの微小な隙間が生じ易く、この隙間から鍍金液が鉄製丸パイプ材10の内部に浸透したり、浸透した鍍金液が滲み出て不良品になる。
本発明はかかる問題点に鑑み、鉄製丸パイプ材の内部から鍍金液がしみ出て不良品となったり、座屈変形で不良品が発生するのを防止できるヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、
薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したので、薄肉部の奥側の厚みが先端部の厚みより小さく、薄肉部の腰が弱くなる。そのため、金型に薄肉部を挿入して金型の底面に押し付けると、薄肉部が容易に屈曲して肉厚の先端面が面接触するので、鉄製丸パイプ材の端部に穴や隙間が生じ難い。
請求項2に記載の発明によれば、鉄製丸パイプ材の穴が鍛造加工時に薄肉部の最奥部が肉で塞がれる。そのため、鉄製丸パイプ材の面取り加工された端面の中心に穴が生じても、鍍金加工時、鍍金液が薄肉部より奥側へ侵入しないので、鍛造加工後にパイプ材の端部から染み出る鍍金液もごく少量となり、染み出た鍍金液による不良品の発生を抑制できる。
本発明の第1参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる金型を示す断面図である。 本発明の第1参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第1参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる鉄製丸パイプ材を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法で加工した鉄製丸パイプ材の端部を示す斜視図である。 従来のヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法を示す説明図である。
参考例1
以下に本発明を図面に基づき説明する。図1には本発明の第1参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法に用いられる金型20が示されている。この金型20はヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材21の外周面が摺接する内径を有するキャビティー20aが形成され、キャビティー20aの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径Rを有する凹部20bが形成されている。キャビティー20aの底部中心には、エアーや加工オイルを抜くための通孔20cが形成されている。
図2に示すように、ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材21の端部には予め中ぐり加工で薄肉部21aが形成される。この薄肉部21aの厚みは端面から奥側へと漸増するように加工されている。
鉄製丸パイプ材21の薄肉部21aを金型20に挿入し、薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図3に示すように、薄肉部21aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工されるとともに、薄肉部21aの開口端面が面接触する。
第1参考例によれば、薄肉部21aの厚みが鉄製丸パイプ材20の端面から奥側へと漸増するように加工したので、薄肉部21aの奥側の厚みが先端部の厚みより大きく、薄肉部21aの腰が強くなる。そのため、金型20に薄肉部21aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けるとき、薄肉部21aに座屈変形が生じ難くなり、座屈変形による不良品の発生を防止できる。
また、座屈変形しにくいので、端部が面接触するまで薄肉部21aを金型20のキャビティー20aの底面に強く押し付けることができる。そのため鉄製丸パイプ材21の端部に穴が生じないので、鍍金液が鉄製丸パイプ材21の内部に浸透するのを防止できる。
さらにまた、中ぐり加工で厚みが一定の薄肉部10aを形成する場合に比べ、切削時の削り代が少なく、加工に要する時間が短くできる。
本発明の第1実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材31の面取り加工方法を図4及び図5に基づき説明する。本実施例では、鉄製丸パイプ材31の端部に厚みが鉄製丸パイプ材31の端面から奥側へと漸減するように中ぐり加工で薄肉部31aが形成されている。この薄肉部31aの奥側角部には約90°のテーパが形成されるとともに、アールR1が形成されている。鉄製丸パイプ材31の薄肉部31aを金型20に挿入し、薄肉部31aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図5に示すように、薄肉部31aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
本実施例によれば、薄肉部31aの厚みが鉄製丸パイプ材31の端面から奥側へと漸減するように加工したので、薄肉部31aの奥側の厚みが先端部の厚みより小さく、薄肉部31aの腰が弱くなる。そのため、金型20に薄肉部31aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けると、薄肉部31aが容易に屈曲して肉厚の先端面が面接触するので、鉄製丸パイプ材31の端部に穴や隙間が生じ難い。
また、薄肉部31aの奥側角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部31aを金型20に圧入したとき奥側角部に割れが生じ難い。
参考例2
本発明の第2参考例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材41の面取り加工方法を図6及び図7に基づき説明する。本実施例では、鉄製丸パイプ材41の端部に厚みが一定の薄肉部41aを形成するとともに、薄肉部41aの先端に内側へ突出するリング状の凸条41bが中ぐり加工によって形成されている。この薄肉部41aの4か所の角部には約100°のテーパが形成されるとともに、アールR2が形成されている。
鉄製丸パイプ材41の薄肉部41aを金型20に挿入し、薄肉部41aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、図7に示すように、薄肉部41aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
第2参考例によれば、金型20に薄肉部41aを挿入して金型20のキャビティー20aの底面に押し付けると、薄肉部41aの先端に形成したリング状の凸条41bが面接触するので、鉄製丸パイプ材41の端部に穴や隙間が生じ難い。
また、薄肉部41aの4か所の角部にテーパとアールを形成したので、薄肉部41aを金型20に圧入したとき角部に割れが生じ難い。
本発明の第2実施例に係るヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材51の面取り加工方法を図8、図9及び図10に基づき説明する。上述した第1、第2参考例及び第1実施例では、鉄製丸パイプ材21,31,41の端部を、中ぐり加工で切削して薄肉部21a,31a,41aを形成しているが、本実施例では、鉄製丸パイプ材51の端部からパンチ52を打ち込む冷間鍛造加工により薄肉部51aが形成される。この薄肉部51aの厚みは端面から奥側へと漸増している。そして、薄肉部51aを形成するとともに、パンチ52を打ち込んだときに奥側へ流れる肉51bで鉄製丸パイプ材51の穴を塞いている。
図9に示すように、鉄製丸パイプ材51の薄肉部51aを金型20に挿入し、図10に示すように、薄肉部51aを金型20のキャビティー20aの底面に圧接すると、薄肉部51aが所定の曲率半径Rを有する面取り形状に加工される。
本実施例によれば、鉄製丸パイプ材51の穴が鍛造加工時に薄肉部51aの最奥部が肉51bで塞がれる。そのため、鉄製丸パイプ材51の面取り加工された端面の中心に穴が生じても、鍍金加工時、鍍金液が薄肉部51aで形成される穴より奥側へ侵入しないので、鍛造加工後に鉄製丸パイプ材51の端部から染み出る鍍金液もごく少量となり、染み出た鍍金液による不良品の発生を抑制できる。
20…金型
20a…キャビティー
20b…凹部
21…鉄製丸パイプ材
21a…薄肉部
31…鉄製丸パイプ材
31a…薄肉部
41…鉄製丸パイプ材
41a…薄肉部
41b…リング状の凸条
51…鉄製丸パイプ材
51a…薄肉部
51b…肉
52…パンチ
R…曲率半径

Claims (4)

  1. ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
    予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
    薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
    前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸増するように加工し、
    薄肉部の開口端面を面接触させたことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。
  2. ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
    予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
    薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
    前記薄肉部の厚みが鉄製丸パイプ材の端面から奥側へと漸減するように加工したことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。
  3. ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
    予め鉄製丸パイプ材の端部に中ぐり加工で薄肉部を形成し、
    薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
    前記薄肉部の先端に内側へ突出するリング状の凸条を形成したことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。
  4. ヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の外周面が摺接する内径を有するキャビティーが形成され、キャビティーの内周面と底面との角隅部に所定の曲率半径を有する凹部が形成された金型を用い、
    予め鉄製丸パイプ材の端部に薄肉部を形成し、
    薄肉部を形成した鉄製丸パイプ材の端部を金型に挿入し、薄肉部を金型の底面に圧接して所定の曲率半径を有する面取り形状に加工するヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法であって、
    鉄製丸パイプ材の端部からパンチを打ち込む冷間鍛造加工により前記薄肉部を形成するとともに、加工時に奥側へ流れる肉で鉄製丸パイプ材の穴を塞いだことを特徴とするヘッドレストステー用の鉄製丸パイプ材の面取り加工方法。
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