JP2019012449A - 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 - Google Patents
走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019012449A JP2019012449A JP2017129201A JP2017129201A JP2019012449A JP 2019012449 A JP2019012449 A JP 2019012449A JP 2017129201 A JP2017129201 A JP 2017129201A JP 2017129201 A JP2017129201 A JP 2017129201A JP 2019012449 A JP2019012449 A JP 2019012449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- vehicle
- main line
- support information
- side road
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
Description
特に側道と本線との間に遮音壁などが設置された合流部においては、合流部の直前に至るまで側道からの合流車両を認識することができず、本線側の車両の急な減速などの影響から渋滞の原因となる虞があった。
図1は、実施形態の交通システムの概要構成ブロック図である。
以下の説明においては、本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアとして、有料道路の料金所において遠隔監視を行う監視エリアを想定するものとする。また、図1は、総括的に示したものであり、後述する各実施形態において、全ての構成を備えている必要はない。
上記構成において、少なくとも一つの情報板13は、側道と本線との間の合流部よりも本線において上流側に設けられているものとする。
図2は、第1実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
有料道路の料金所TGには、一対の遠方監視用カメラ11−1,11−2が設置されており、これらの本来の用途は、ETC等の料金収受システムの遠隔監視を行うためのものである。
図3は、第1実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS11)。
具体的には、解析サーバ12は、車種等の車両情報、各車両V11〜V13、V21の向かう本線(上り側本線又は下り側本線等)、車両台数、車両速度等を収集する。
続いて解析サーバ12は、ステップS12の解析結果に基づいて、情報記憶部12Aを参照し、走行支援情報としての合流車両情報及び誘導情報を作成する(ステップS13)。
情報テーブルTBは、本第1実施形態の場合には、側道の車両数データ21及び走行支援情報データ22と、を格納している。
この情報テーブルTBを参照して、解析サーバ12は、例えば、側道の車両数=0台である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車無」を抽出する。
さらに側道の車両数=2台以上である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「連続合流車有り」及び誘導情報である「追い越し車線へ」を抽出する。
図5は、第2実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図5において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図5において、図2と異なる点は、合流部MSの下流側に車両検知器14を設置し、合流部MSの下流側の渋滞の発生を検出するようにした点である。
図6は、第2実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS21)。
これと並行して、解析サーバ12は、合流部MSの下流側の車両検知器14から車両検知情報を受信し、合流部MSの下流側の渋滞の発生の有無を検出する(ステップS23)。
情報テーブルTBは、本第2実施形態の場合には、側道の車両数データ31、車両検知情報データ32、走行支援情報データ(合流車両情報)33及び走行支援情報データ(誘導情報)34と、を格納している。
また、側道の車両数=1台で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生がない、通常状態である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車有」を抽出する。
ひいては、合流車両及び前方の渋滞の影響を受けることなく、本線側の車両に適切な運転を行わせることができ、円滑な交通を実現することができる。
図8は、第3実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図8において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図8において、図2と異なる点は、合流部MSの上流側に路側無線装置15を設置し、合流部MSの上流側の車両に直接、走行支援情報を提供するようにした点である。
図9は、第3実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS11)。
具体的には、解析サーバ12は、車種等の車両情報、各車両V11〜V13、V21の向かう本線(上り側本線又は下り側本線等)、車両台数、車両速度等を収集する。
さらに直接的に走行支援情報が必要と思われる各車両V1〜V3に走行支援情報を確実に伝えることができ、より確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
図10は、第4実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図10において、図8と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図10において、図8と異なる点は、合流部MSの下流側に車両検知器14を設置し、合流部MSの下流側の渋滞の発生を検出するようにした点である。
図11は、第4実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS21)。
これと並行して、解析サーバ12は、合流部MSの下流側の車両検知器14から車両検知情報を受信し、合流部MSの下流側の渋滞の発生の有無を検出する(ステップS23)。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、本線MLを走行する車両、特に合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3に対して走行支援情報を情報提示装置である路側無線装置15を介して提示する(ステップS31)。
さらに直接的に走行支援情報が必要と思われる各車両V1〜V3に走行支援情報を確実に伝えることができ、より確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
図12は、第5実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図12において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図12において、図2と異なる点は、遠方監視用カメラ11−1、11−2に加えて一般道路側に監視エリアを有する遠方監視用カメラ11−3を設置し、一般道側の走行支援情報を提供するようにした点である。
図13は、第5実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−3から一般道側の監視エリアAR3の撮像画像を取得する(ステップS41)。
具体的には、解析サーバ12は、一般道から料金所に向かう車種等の車両情報、車両台数、車両速度等を収集する。
続いて解析サーバ12は、ステップS12の解析結果に基づいて、情報記憶部12Aの情報テーブルTB1を参照し、走行支援情報を作成する(ステップS43)。
したがって、一般道及び高速道路を含めた交通システム全体でより確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
本実施形態の走行支援情報処理装置(解析サーバ)は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 遠方監視用カメラ
12 解析サーバ
12A 情報記憶部
13 情報板
14 車両検知器
15 路側無線装置
21 車両数データ
22 走行支援情報データ
31 車両数データ
32 車両検知情報データ
V11 車両
V12 車両
GS 遮音壁
ML 本線
MS 合流部
AR1〜AR3 監視エリア
TB、TB1 情報テーブル
V1〜V7 車両
V11〜V13 車両
Claims (7)
- 本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、
前記側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、
前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を情報提示装置を介して提示する提示部と、
を備えた走行支援情報処理装置。 - 前記情報提示装置は、前記側道と前記本線との合流部よりも上流側に設けられており、
前記走行支援情報は、前記合流部に前記側道から向かう合流車の情報及び前記本線を走行している車両に対する誘導情報を含む、
請求項1記載の走行支援情報処理装置。 - 前記解析部は、前記側道と前記本線との合流部よりも下流側に設置された車両検知器からの情報に基づいて前記解析を行い、
前記提示部は、前記走行支援情報として、前記本線の前記下流側の渋滞情報を含ませる、
請求項1又は請求項2記載の走行支援情報処理装置。 - 前記提示部、前記本線の下流側の渋滞を考慮した誘導情報を提示する、
請求項3記載の走行支援情報処理装置。 - 前記情報提示装置は、無線装置であり、
前記提示部は、前記走行支援情報を直接的に前記本線を走行する車両に対して通知する、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援情報処理装置。 - 本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像を取得する撮像装置と、
各種情報を提示可能な情報提示装置と、
前記撮像画像に基づいて、前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、前記側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を前記情報提示装置を介して提示する提示部と、を有する走行支援情報処理装置と、
を備えた走行支援情報提供システム。 - 本線に合流する側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部を有し、本線に合流する側道からの合流車両の状態に基づいて線を走行する車両に対して前記走行支援情報を提示する走行支援情報処理装置において実行される方法であって、
前記本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する過程と、
前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を情報提示装置を介して提示する過程と、
を備えた方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017129201A JP2019012449A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017129201A JP2019012449A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019012449A true JP2019012449A (ja) | 2019-01-24 |
Family
ID=65228110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017129201A Pending JP2019012449A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019012449A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021168076A (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 株式会社小糸製作所 | インフラシステム |
JP2022099146A (ja) * | 2020-12-22 | 2022-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両制御システム及び車両制御方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102655A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 運転支援装置 |
JP2006309735A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 交通渋滞緩和装置および方法 |
JP2017117100A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社デンソー | 交通支援システム、センタ、検出装置、路側中継機、車載通信装置、車車間通信機、及び、路側表示器 |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017129201A patent/JP2019012449A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102655A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 運転支援装置 |
JP2006309735A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 交通渋滞緩和装置および方法 |
JP2017117100A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社デンソー | 交通支援システム、センタ、検出装置、路側中継機、車載通信装置、車車間通信機、及び、路側表示器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021168076A (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 株式会社小糸製作所 | インフラシステム |
JP2022099146A (ja) * | 2020-12-22 | 2022-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両制御システム及び車両制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102489401B1 (ko) | 교통표지판 인식장치 및 그의 제한속도 제공방법 | |
JP7040606B2 (ja) | 交通監視装置、交通監視システム、交通監視方法及びプログラム | |
JP4600478B2 (ja) | 経路案内システム及び経路案内方法 | |
JP6605705B2 (ja) | 車両が逆走している場合に他の交通関与者に警告するための方法及び装置 | |
WO2016009600A1 (ja) | 運転支援装置 | |
JP7063379B2 (ja) | 交通監視装置、交通監視システム、交通監視方法及びプログラム | |
JP2006023159A (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
US20210043076A1 (en) | Traffic monitoring apparatus, traffic monitoring system, traffic monitoring method, and non-transitory computer readable medium storing program | |
JP5338392B2 (ja) | 運転支援装置および運転支援方法 | |
JPWO2015098280A1 (ja) | 地図データ更新装置 | |
KR101714490B1 (ko) | Cctv를 이용한 도로 합류 구간 정체 차량 통제 시스템 및 방법 | |
JP2018146461A (ja) | 情報生成装置及び情報生成方法 | |
JPWO2018163407A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム | |
JP2019012449A (ja) | 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 | |
WO2020071521A1 (ja) | 合流支援装置、車載器、合流支援システム、合流支援方法、及びプログラム | |
JP2006317317A (ja) | ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 | |
JP2008135070A (ja) | 道路交通管制システム | |
JP2019020910A (ja) | 車線変更支援方法 | |
US10691958B1 (en) | Per-lane traffic data collection and/or navigation | |
KR20180061901A (ko) | 차량 주행 안내 정보 제공 방법 | |
JP6949512B2 (ja) | 情報出力装置及び情報出力方法 | |
JP7505167B2 (ja) | 走行管理装置、走行管理方法、プログラム | |
JP4128962B2 (ja) | 道路交通管制システム | |
JP6921023B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2018081420A (ja) | 逆走判定方法およびそれを利用した逆走判定装置、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170911 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170912 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210622 |