JP2019012165A - 表示装置用部材 - Google Patents
表示装置用部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019012165A JP2019012165A JP2017128509A JP2017128509A JP2019012165A JP 2019012165 A JP2019012165 A JP 2019012165A JP 2017128509 A JP2017128509 A JP 2017128509A JP 2017128509 A JP2017128509 A JP 2017128509A JP 2019012165 A JP2019012165 A JP 2019012165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- display device
- polyimide
- group
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
Description
また、本発明は、ポリイミド層が所望の物性を具備するとともに、クラックのない良好な機能層を有し、且つ、反りの発生が抑制されている表示装置用部材を提供することを一目的とする。
<表示装置用部材>
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
尚、図面は模式的または概念的なものであり、各部材の寸法、部材間の大きさの比等は、必ずしも現実のものと同一とは限らず、また、同じ部材等を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比が異なって表される場合もある。
(ポリイミド層)
表示装置用部材11を構成するポリイミド層12は、上記のように、JIS K7244に準拠して測定する30℃における貯蔵弾性率が1.5GPa未満である。このようなポリイミド層12は、応力が低く柔軟であり、所望の層、例えば、カラーフィルタ層、タッチパネル層等の機能層を積層する場合、機能層の形成プロセス途中におけるポリイミド層と機能層との伸縮の差が小さいものとなる。したがって、反りの発生、形成した機能層におけるクラックの発生が抑制される。しかしながら、30℃における貯蔵弾性率が1.5GPa未満であるポリイミド層12は、溶剤耐性が低い傾向があり、機能層の形成において接触する溶剤により、ポリイミド層12の劣化が生じ、ポリイミド層12の物性、例えば、引っ張り弾性率等の機械的強度の低下や、表面粗度の上昇による光透過性の低下等の光学物性の低下を生じるおそれがある。これに対して、本発明の表示装置用部材11は、30℃における貯蔵弾性率が1.5GPa未満であるポリイミド層12に隣接して、後述するような無機化合物層13が位置している。無機化合物層は、溶剤耐性が高いため薄膜でも溶剤保護層としての効果がある。これにより、機能層の形成プロセス途中における溶剤とポリイミド層12との接触、および、機能層の形成後における残留溶剤等とポリイミド層12との接触が、無機化合物層13により阻害され、ポリイミド層12が保護される。一方で、無機化合物層を100nm以下など薄膜で形成した場合、ポリイミド層の表面の凹凸をそのまま再現してしまう恐れがあるが、本発明によれば、無機化合物層に隣接して更に硬化物層を有するので、当該硬化物層により、表示装置用部材の表面を平滑化することができる。したがって、本発明の表示装置用部材11は、ガラス代替材料として有利である。
前記30℃における貯蔵弾性率は、機械強度の点から、1MPa以上であることが好ましく、0.1GPa以上であることがより好ましく、0.8GPa以上であることがより更に好ましい。
具体的には、ランベルトベールの法則によれば、透過率Tは、
Log10(1/T)=kcb
(k=物質固有の定数、c=濃度、b=光路長)で表される。
フィルムの透過率の場合、膜厚が変化しても密度が一定であると仮定するとcも定数となるので、上記式は、定数fを用いて
Log10(1/T)=fb
(f=kc)と表すことができる。ここで、ある膜厚の時の透過率がわかれば、各物質の固有の定数fを求めることができる。従って、T=1/10f・b の式を用いて、fに固有の定数、bに目標の膜厚を代入すれば、所望の膜厚の時の透過率を求めることができる。
これらのテトラカルボン酸二無水物から酸二無水物構造を除いたテトラカルボン酸残基は、単独でも、2種以上を混合して用いることもできる。
主鎖にシロキサン結合及び炭素数3以上の直鎖脂肪族炭化水素の少なくとも1つを含むジアミン残基は、主鎖にシロキサン結合及び炭素数3以上の直鎖脂肪族炭化水素の少なくとも1つを含むジアミンから2つのアミノ基を除いた残基とすることができる。
炭素数1以上20以下のアルキル基としては、炭素数1以上10以下のアルキル基であることが好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等が挙げられる。前記環状のアルキル基としては、炭素数3〜10のシクロアルキル基であることが好ましく、具体的には、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。前記アリール基としては、炭素数6〜12のアリール基であることが好ましく、具体的には、フェニル基、トリル基、ナフチル基等が挙げられる。また、R10で表される1価の炭化水素基としては、アラルキル基であっても良く、例えば、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等が挙げられる。
酸素原子又は窒素原子を含んでいても良い炭化水素基としては、例えば後述する2価の炭化水素基と前記1価の炭化水素基とをエーテル結合、カルボニル結合、エステル結合、アミド結合、及びイミノ結合(−NH−)の少なくとも1つで結合した基が挙げられる。
R10で表される1価の炭化水素基が有していても良い置換基としては、本発明の効果が損なわれない範囲で特に限定されず、例えば、フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子、水酸基等が挙げられる。
炭素数1以上20以下のアルキレン基としては、炭素数1以上10以下のアルキレン基であることが好ましく、例えば、メチレン基、エチレン基、各種プロピレン基、各種ブチレン基、シクロヘキシレン基等の直鎖状又は分岐状アルキレン基と環状アルキレン基との組合せの基などを挙げることができる。
前記アリーレン基としては、炭素数6〜12のアリーレン基であることが好ましく、アリーレン基としては、フェニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン基等が挙げられ、更に後述する芳香環に対する置換基を有していてもよい。
酸素原子又は窒素原子を含んでいても良い2価の炭化水素基としては、前記2価の炭化水素基同士をエーテル結合、カルボニル結合、エステル結合、アミド結合、及びイミノ結合(−NH−)の少なくとも1つで結合した基が挙げられる。
R11で表される2価の炭化水素基が有していても良い置換基としては、前記R10で表される1価の炭化水素基が有していても良い置換基と同様であって良い。
主鎖に炭素数3以上の直鎖脂肪族炭化水素を含むジアミン残基に用いられるジアミンとしては、例えば、アミノ基が結合している2個の炭素原子間が、当該2個の炭素原子を含む炭素数3以上の直鎖脂肪族炭化水素であるジアミンを挙げることができ、例えば、1,3−ジアミノブタン、1,4−ジアミノブタン、1,3−ジアミノペンタン、1,4−ジアミノペンタン、1,5−ジアミノペンタン、2,4−ジアミノペンタン、1,3−ジアミノヘキサン、1,4−ジアミノヘキサン、1,5−ジアミノヘキサン、1,6−ジアミノヘキサン、2,4−ジアミノヘキサン、2,5−ジアミノヘキサン、1,3−ジアミノへプタン、1,4−ジアミノへプタン、1,5−ジアミノヘプタン、1,6−ジアミノへプタン、1,7−ジアミノヘプタン、1,3−ジアミノオクタン、1,4−ジアミノオクタン、1,5−ジアミノオクタン、1,6−ジアミノオクタン、1,7−ジアミノオクタン、1,8−ジアミノオクタン、1,3−ジアミノノナン、1,4−ジアミノノナン、1,5−ジアミノノナン、1,6−ジアミノノナン、1,7−ジアミノノナン、1,8−ジアミノノナン、1,9−ジアミノノナン、1,3−ジアミノデカン、1,4−ジアミノデカン、1,5−ジアミノデカン、1,6−ジアミノデカン、1,7−ジアミノデカン、1,8−ジアミノデカン、1,9−ジアミノデカン、1,10−ジアミノデカン等が挙げられる。
また、主鎖が炭素数2の直鎖脂肪族炭化水素であるジアミン残基となるジアミンとしては、例えば、エチレンジアミン、1,2−ジアミノプロパン、1,2−ジアミノブタン、1,2−ジアミノペンタン、2,3−ジアミノペンタン、1,2−ジアミノヘキサン、2,3−ジアミノヘキサン、1,2−ジアミノへプタン、1,2−ジアミノオクタン、1,2−ジアミノノナン、1,2−ジアミノデカン等が挙げられる。
なお、ある厚みの黄色度の測定値から、異なる厚みの黄色度は、ある特定の膜厚のサンプルの380nm以上780nm以下の間の5nm間隔で測定された各波長における各透過率について、前記全光線透過率と同様にランベルトベールの法則により異なる厚みの各波長における各透過率の換算値を求め、それを元に算出し用いることができる。
表示装置用部材11を構成する無機化合物層13は、耐溶剤性を発現する層であり、ポリイミド層12の溶剤耐性が不十分であっても、表示装置用部材11に優れた耐溶剤性を付与する作用をなす。
本発明において、耐溶剤性とは、膜面に溶剤を滴下し、1分間保持した後に滴下した溶剤を除去し、膜面を顕微鏡観察により評価した結果が、滴下前後で変化しない乃至し難い性質をいう。無機化合物層13は、特に、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミド等のポリイミドの良溶媒や、本発明の表示装置用部材を用いた加工等で使用されることの多いプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等の溶剤に対して耐溶剤性を示すことが好ましい。
この無機化合物層13は、例えば、炭化ケイ素(SiC)、酸化ケイ素(SiO2)、酸化炭化ケイ素(SiOC)、炭化窒化ケイ素(SiCN)、窒化ケイ素(SiN)、窒化酸化ケイ素(SiON)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化亜鉛(ZnO)、及び酸化錫(SnO)からなる群から選択される1種以上を含有する層とすることができる。
表示装置用部材11を構成する硬化物層14は、所望の機能層を形成するための平坦性を付与するとともに、形成した機能層に対する密着性を確保する作用をなす。このような硬化物層14は、光硬化性樹脂及び熱硬化性樹脂の少なくとも1つを含有する硬化性樹脂組成物の硬化物で構成される。
中でも反応性の高さの点から、(メタ)アクリロイル基を有するアクリル系光硬化性樹脂を含有することが好ましい。
なお、本発明において(メタ)アクリロイルとはアクリロイル及びメタクリロイルの各々をあらわし、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートの各々をあらわす。
硬化物層14の厚さは、平坦性、密着性を確保する点から、0.1μm以上であることが好ましく、更に0.3μm以上であることが好ましく、より更に0.5μm以上であることが好ましい。一方、表示装置用部材11の屈曲耐性、光透過性の点から、硬化物層14の厚さは、100μm以下であることが好ましく、更に50μm以下であることが好ましく、より更に30μm以下であることが好ましい。
より具体的には、ポリイミド層12と無機化合物層13と硬化物層14との積層体は、JIS K7361−1に準拠して測定する全光線透過率が、80%以上であることが好ましく、更に85%以上であることが好ましい。
表示装置用部材11の製造方法の一例としては、ガラス基板上に、ポリイミド層12、無機化合物層13、光硬化性樹脂及び熱硬化性樹脂の少なくとも1つを含有する硬化性樹脂組成物の硬化物層14を、この順に積層し、その後、ガラス基板とポリイミド層12を剥離する製造方法を挙げることができる。
尚、ガラス基板とポリイミド層12との剥離は、硬化物層14上に所望の層を形成した後に行ってもよい。
また、ガラス基板とポリイミド層12との剥離は、流通後、表示装置製造時に行ってもよい。
次に、本発明の表示装置用部材の他の態様として、硬化物層上に所望の層を備える例について説明する。
本発明の表示装置用部材は、使用目的に応じて、硬化物層上に機能層を備えるものであってよい。機能層としては、例えば、カラーフィルタにおける遮光層、着色層、および、柱状スペーサの少なくともいずれかを備えたカラーフィルタ層、タッチパネルにおけるセンサ電極および必要に応じて形成される絶縁層を備えたタッチパネル層、加飾効果を付与して外観を向上させる加飾層、光学機能を付与するための光学機能層等を挙げることができる。
図2は、硬化物層上に機能層としてカラーフィルタ層を備える表示装置用部材の一例を示す概略部分断面図である。図2において、表示装置用部材21は、ポリイミド層22と、無機化合物層23と硬化物層24とがこの順に隣接して位置している積層体を備え、硬化物層24上にカラーフィルタ層31を備えている。
ポリイミド層22、無機化合物層23および硬化物層24は、前記表示装置用部材11を構成するポリイミド層12と、無機化合物層13と硬化物層14と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
カラーフィルタ層31は、図示しないが、公知の構成を更に有していても良い。以下、遮光層、着色層、遮光層、平坦化層、柱状スペーサについて説明するが、これらの構成は下記構成に限定されるものではなく、適宜、公知の構成が用いられても良い。
遮光層32は、表示装置用部材21の硬化物層24上に配置され、複数の開口部を有する部材である。このような遮光層32としては、例えば、第1の方向および第1の方向に交差する第2の方向に延伸するように並列に配置され、開口部が画定されたものである。開口部の形状としては、例えば、矩形形状が挙げられる。遮光層32における開口部の幅としては、一般的なカラーフィルタにおける遮光層の開口部の幅と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
遮光層32の線幅は、表示装置用部材21の用途等に応じて適宜選択することができ、特に制限されないが、例えば、1μm〜30μmの範囲内であることが好ましく、更に1.5μm〜28μmの範囲内であることが好ましく、より更に2μm〜25μmの範囲内であることが好ましい。遮光層32の線幅が1μm未満であると、十分に開口部を画定することができないおそれがある。また、遮光層32の線幅が30μmを超える場合、高精細なカラーフィルタを得ることができないおそれがある。
尚、遮光層32の線幅が一定ではない場合、遮光層32の線幅が、全て上記範囲内であることが好ましい。
遮光層32の構成材料は、所望の遮光性を発揮することができる材料であればよく、特に限定されない。例えば、遮光層32は、バインダ樹脂に黒色色材を含有した硬化物とすることができ、また、黒色色材の他にも必要に応じて有色色材を含有した硬化物とすることがでる。
遮光層32に用いられる黒色色材以外の有色色材としては、所望の遮光性を有する遮光層を構成することができる材料であればよく、例えば、赤、緑、青、黄、橙、紫等の各色の有色色材が挙げられる。また、有色色材には顔料および染料のいずれも用いることができる。有色色材は1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、有色色材は1色の有色色材を用いてもよく、2色以上の有色色材を混合して用いてもよい。尚、有色色材については、一般的なカラーフィルタに用いられる有色色材と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
また、遮光層32中に含まれる黒色色材以外の有色色材の含有量としては、例えば、1質量%〜8質量%の範囲内であることが好ましく、更に1質量%〜6質量%の範囲内であることが好ましく、より更に1質量%〜4質量%の範囲内であることが好ましい
着色層33は、上述した遮光層32における開口部に配置される部材である。着色層33の厚みとしては、一般的なカラーフィルタに用いられる着色層の厚みと同様とすることができ、例えば、1μm〜5μmの範囲内で設定することができる。
図示例の着色層33は、赤色着色層33R、緑色着色層33G、青色着色層33Bを有している。着色層33の色としては、赤、緑、青の3色を少なくとも含むものであればよく、例えば、赤、緑、青の3色、赤、緑、青、黄の4色、または、赤、緑、青、黄、シアンの5色等とすることもできる。
また、遮光層32における開口部には、上述した色材を含有せず、バインダ樹脂を含有する白色層が形成されていてもよい。
平坦化層34は、例えば、遮光層32、着色層33を被覆するように感光性樹脂を塗布し、硬化させることにより形成することができる。感光性樹脂としては、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が挙げられる。
柱状スペーサ35は、平坦化層34を介して、遮光層32上に位置するように配設され、対向電極基板との間に所望の厚みの液晶層を形成するための部材である。このような柱状スペーサ35は、例えば、平坦化層34上に、柱状スペーサ用の感光性樹脂組成物を塗布し、次いで、スピンチャックにより表示装置用部材21を回転し、遠心力によって不要な感光性樹脂組成物を除去して、平坦化層34上に所望の厚みで感光性樹脂組成物の塗布膜を形成し、露光・現像することにより形成することができる。柱状スペーサの高さ、柱状スペーサの配設密度は、表示装置用部材21を使用する表示装置に応じて適宜設定することができる。
図3は、硬化物層上に機能層としてタッチパネル層を備える表示装置用部材の一例を示す概略部分断面図である。図3において、表示装置用部材41は、ポリイミド層42と、無機化合物層43と硬化物層44とがこの順に隣接して位置している積層体を備え、硬化物層44上にタッチパネル層51を備えている。
タッチパネル層51は、静電容量方式、抵抗膜方式、接触方式、磁歪方式、誘電誘導方式、光学方式、超音波方式等の各種検知方式のものであってよい。図示例のタッチパネル層51は、第1センサ電極52、絶縁層53、第2センサ電極54、外周配線55を有しており、これらを被覆するように平坦化層56を有している。
第1センサ電極52、第2センサ電極54は、タッチパネルの位置検知を行うために用いられる部材であり、透明性を有する透明導電層であってもよく、細線によるメッシュ状のメッシュ電極であってもよい。第1センサ電極52、第2センサ電極54が、細線によるメッシュ状のメッシュ電極である場合、用いられる材料が不透明な金属材料であったとしても、見かけ上、透明なセンサ電極とすることが可能である。
また、第1センサ電極52、第2センサ電極54がメッシュ電極である場合、センサ電極の厚み、線幅、ピッチおよび開口率等については、表示装置用部材41の用途に応じて適宜設定することができ、一般的なセンサ電極と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
絶縁層53は、第1センサ電極52を被覆するように配設されている。絶縁層53の厚みは、センサ電極を絶縁して短絡を防止することができる程度の厚みであることが好ましく、センサ電極の設計に応じて適宜設定することができる。例えば、絶縁層53の厚みは、0.5μm〜3μmの範囲内とすることができる。
外周配線55は非画像領域に位置している。この外周配線55の構成材料は、例えば、金、銀、銅、クロム、プラチナ、アルミニウム、パラジウム、モリブデン等の金属、これら金属の任意の合金を挙げることができる。このような外周配線55の線幅は、特に制限されないが、例えば、1μm〜500μmの範囲内であることが好ましく、更に3μm〜400μmの範囲内であることが好ましく、より更に5μm〜300μmの範囲内であることが好ましい。外周配線55の線幅が1μm未満であると、電気抵抗が大きくなるおそれがある。また、外周配線55の線幅が500μmを超える場合、外周配線55を配設するための面積が大きくなり、画像領域の面積を十分に確保できなくなるおそれがある。
尚、外周配線55の線幅の線幅が一定ではない場合、外周配線55の線幅の線幅が、全て上記範囲内であることが好ましい。
平坦化層56は、例えば、第2センサ電極54、外周配線55を被覆するように感光性樹脂を塗布し、硬化させることにより形成することができる。感光性樹脂としては、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が挙げられる。この平坦化層56の厚みは、タッチパネル層51の表面が平坦面となるように適宜設定することができる。
上述の表示装置用部材の実施形態は例示であり、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。
500mlのセパラブルフラスコに、脱水されたジメチルアセトアミド2660g、及び、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン(TFMB)259.9g(812.2mmol)、を溶解させた溶液を液温30℃に制御されたところへ、1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(AprTMOS)201.8g(812.2mmol)を、温度上昇が5℃以下になるように徐々に投入し、メカニカルスターラーで3時間撹拌し、完全に溶解したことを確認後、4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸無水物(6FDA)678.2g(1527mmol)を、温度上昇が5℃以下になるように数回に分けて徐々に投入し、ポリイミド前駆体1が溶解したポリイミド前駆体溶液1(固形分30重量%)を合成した。ポリイミド前駆体1に用いられたTFMBとAprTMOSとのモル比は50:50であった。
(合成例2〜5)
合成例1と同様の手法で、表1に記載の原料、固形分濃度になるように反応を実施し、ポリイミド前駆体溶液2〜5を合成した。
6FDA : 4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸無水物
TFMB : 2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン
AprTMOS : 1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン
(1)試験片、ポリイミドフィルムの作製、物性計測
前記ポリイミド前駆体溶液1をガラス基板上に塗布し、120℃の循環オーブンで10分乾燥してポリイミド前駆体樹脂塗膜を形成した後、当該樹脂塗膜を昇温速度10℃/分で、窒素雰囲気下(酸素濃度100ppm以下)、350℃まで昇温し、350℃で1時間保持後、室温まで冷却した。ガラス基板より剥離することで、膜厚10μmのポリイミドフィルムを作製した。
このように作製したポリイミドフィルムについて、下記の測定方法にしたがって、30℃における貯蔵弾性率、全光線透過率、YI値(黄色度)、ヘイズ値を測定して、下記の表2に示した。
JIS K7244に準拠して、以下の方法により測定した。すなわち、30℃の環境下で、周期的外力を加え、動的粘弾性を測定することにより、30℃における貯蔵弾性率を求めた。測定装置は、(株)UBM製 Rheogel E4000を用いた。
JIS K7361−1に準拠して、ヘイズメーター((株)村上色彩技術研究所製 HM150)により測定した。
YI値は、JIS K7373−2006に準拠して、紫外可視近赤外分光光度計(日本分光(株)製 V−7100)を用い、JIS Z8720に規定する分光測色方法により測定した透過率をもとに算出した。
JIS K−7105に準拠して、ヘイズメーター((株)村上色彩技術研究所製 HM150)により測定した。
まず、前記のポリイミドフィルムの製造と同様にして、ガラス基板上に、厚み10μmのポリイミド層を形成した。
次に、ポリイミド層を形成したガラス基板をキャノンアネルバ(株)製のスパッタリング装置の成膜チャンバー内のホルダーに保持した。このホルダーを、モールド保持面に垂直な軸を中心として回転させながら、下記のスパッタリング条件で酸化ケイ素(SiO2)をポリイミド層上に被着させて、無機化合物層を形成した。
(スパッタリング条件)
・成膜ターゲット : SiO2
・電力値 : 900W
・反応ガス : Ar(流量=30.0sccm)
O2(流量=10.0sccm)
・成膜厚 : 300nm
(共重合樹脂溶液の調製)
重合槽中にメタクリル酸メチル(MMA)を63重量部、アクリル酸(AA)を12重量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)を6重量部、ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)を88重量部仕込み、攪拌し溶解させた後、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を7重量部添加し、均一に溶解させた。その後、窒素気流下、85℃で2時間攪拌し、更に100℃で1時間反応させた。得られた溶液に、更にメタクリル酸グリシジル(GMA)を7重量部、トリエチルアミンを0.4重量部、およびハイドロキノンを0.2重量部添加し、100℃で5時間攪拌し、共重合樹脂溶液(固形分50%)を得た。
次に、下記の材料を室温で撹拌、混合して硬化物層用光硬化性樹脂組成物を調製し、この光硬化性樹脂組成物を無機化合物層上に塗布し、紫外線を照射して硬化させて、厚み1.0μmの硬化物層を、無機化合物層上に形成した。
(硬化性樹脂組成物の組成)
・上記共重合樹脂溶液(固形分50%) … 16重量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート … 24重量部
(サートマー社 SR399)
・オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂 … 4重量部
(油化シェルエポキシ社 エピコート180S70)
・2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノ
プロパン−1−オン … 4重量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル … 52重量部
(黒色顔料分散液の組成)
・黒色顔料 … 23重量部
・高分子分散材(ビックケミー・ジャパン(株)Disperbyk111)… 2重量部
・溶剤(ジエチレングリコールジメチルエーテル) … 75重量部
次に、下記の分量の成分を十分に混合し、遮光層用樹脂組成物を得た。
(遮光層用樹脂組成物の組成)
・上記黒色顔料分散液 … 61重量部
・上記硬化性樹脂組成物 … 20重量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル … 30重量部
次に、下記組成の赤色着色層用樹脂組成物、緑色着色層用樹脂組成物、青色着色層用樹脂組成物を用いて、フォトリソグラフィ法で、遮光層の開口部にレリーフ型のパターンで赤色着色層、緑色着色層、青色着色層を形成した。この着色層の厚みは1.0μmであった。
(赤色着色層用樹脂組成物)
・C.I.ピグメントレッド254 … 7重量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 … 3重量部
・上記硬化性樹脂組成物 … 23重量部
・酢酸−3−メトキシブチル … 67重量部
(緑色着色層用樹脂組成物)
・C.I.ピグメントグリーン58 … 7重量部
・C.I.ピグメントイエロー138 … 1重量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 … 3重量部
・上記硬化性樹脂組成物 … 22重量部
・酢酸−3−メトキシブチル … 67重量部
(青色着色層用樹脂組成物)
・C.I.ピグメントブルー1 … 5重量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 … 3重量部
・上記硬化性樹脂組成物 … 25重量部
・酢酸−3−メトキシブチル … 67重量部
その後、ガラス基板より剥離することで、表示装置用部材(実施例1)を製造した。
前記ポリイミド前駆体溶液1の代わりに前記ポリイミド前駆体溶液2を使用し、実施例1と同様に、試験片、ポリイミドフィルムを作製し、実施例1と同様にして、30℃における貯蔵弾性率、全光線透過率、YI値(黄色度)、ヘイズ値を測定して、下記の表2に示した。
また、前記ポリイミド前駆体溶液1の代わりに前記ポリイミド前駆体溶液2を使用し、実施例1と同様にして、表示装置用部材(実施例2)を製造した。
無機化合物層を形成しない他は、実施例1〜2と同様にして、表示装置用部材(比較例1〜2)を製造した。
前記ポリイミド前駆体溶液1の代わりに前記ポリイミド前駆体溶液3〜5を使用し、実施例1と同様に、試験片、ポリイミドフィルムを作製し、実施例1と同様にして、30℃における貯蔵弾性率、全光線透過率、YI値(黄色度)、ヘイズ値を測定して、下記の表2に示した。
また、前記ポリイミド前駆体溶液1〜2の代わりに前記ポリイミド前駆体溶液3〜5を使用した他は、比較例1〜2と同様にして、表示装置用部材(比較例3〜5)を製造した。
上記のように製造した表示装置用部材(実施例1〜2、比較例1〜5)について、マイクロスコープを用いて、カラーフィルタ層の遮光層におけるクラック発生の有無を観察し、下記の基準で評価して結果を下記の表2に示した。
<クラック発生の評価基準>
○ : 倍率5倍の視野でクラック数10個未満
× : 倍率5倍の視野でクラック数10個以上
<反り発生の評価基準>
○ : 水平の取れた定盤上に平置きし、端部の反りが10度未満又は発生しない
× : 水平の取れた定盤上に平置きし、端部にて10度以上の反り発生
<耐溶剤性の評価基準>
○ : 膜面の変化なし
× : 膜面の粗度上昇、形状変化、透明性の低下などの変化あり
12,22,42…ポリイミド層
13,23,43…無機化合物層
14,24,44…硬化物層
31…カラーフィルタ層
51…タッチパネル層
Claims (8)
- ポリイミド層と、無機化合物層と、光硬化性樹脂及び熱硬化性樹脂の少なくとも1つを含有する硬化性樹脂組成物の硬化物層とがこの順に隣接して位置し、
前記ポリイミド層は、JIS K7244に準拠して測定する30℃における貯蔵弾性率が1.5GPa未満であり、且つ、JIS K7361−1に準拠して測定する全光線透過率が、厚み10μmで、80%以上である、表示装置用部材。 - 前記ポリイミド層は、JIS K7373−2006に準拠して算出される黄色度が10.0以下であり、且つ、JIS K7105に準拠して測定するヘイズ値が1.0以下である、請求項1に記載の表示装置用部材。
- カラーフィルタ層を更に備える、請求項1又は2に記載の表示装置用部材。
- タッチパネル層を更に備える、請求項1又は2に記載の表示装置用部材。
- 前記無機化合物層が、炭化ケイ素、酸化ケイ素、酸化炭化ケイ素、炭化窒化ケイ素、窒化ケイ素、窒化酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化インジウム錫、酸化インジウム亜鉛、酸化亜鉛、及び酸化錫からなる群から選択される1種以上を含有する層である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置用部材。
- 前記硬化物層が、アクリル系光硬化性樹脂を含む硬化性樹脂組成物の硬化物を含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置用部材。
- フレキシブルディスプレイ用である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017128509A JP2019012165A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 表示装置用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017128509A JP2019012165A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 表示装置用部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019012165A true JP2019012165A (ja) | 2019-01-24 |
Family
ID=65227351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017128509A Pending JP2019012165A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 表示装置用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019012165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019077863A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-23 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | ポリイミド前駆体及びポリイミド |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100674A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 絶縁体フィルム、樹脂組成物、および表示装置 |
JP2011097007A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | フレキシブルデバイス用基板、フレキシブルデバイス用薄膜トランジスタ基板およびフレキシブルデバイス |
WO2012124664A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 宇部興産株式会社 | ポリイミド前駆体及びポリイミド |
JP2012255844A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Bridgestone Corp | 情報表示パネルモジュール |
WO2013039029A1 (ja) * | 2011-09-12 | 2013-03-21 | 東レ株式会社 | ポリイミド樹脂、これを用いた樹脂組成物および積層フィルム |
JP2013227500A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | New Japan Chem Co Ltd | 溶剤可溶性ポリイミド樹脂 |
WO2014207963A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 東レ株式会社 | ポリイミド前駆体、ポリイミド、それを用いたフレキシブル基板、カラーフィルタおよびその製造方法、ならびにフレキシブル表示デバイス |
JP2016068401A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 東レ株式会社 | 樹脂積層体、それを用いた有機el素子基板、カラーフィルター基板及びそれらの製造方法ならびにフレキシブル有機elディスプレイ |
JP2016093992A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-26 | 住友化学株式会社 | 樹脂フィルム、積層フィルム、光学部材、表示部材、前面板、及び積層フィルムの製造方法 |
WO2017018753A1 (ko) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 주식회사 엘지화학 | 가요성 기판의 제조방법 |
JP2017025204A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 住友化学株式会社 | ポリイミド系フィルム、及びポリイミド系フィルムの製造方法 |
WO2017105850A1 (en) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 3M Innovative Properties Company | Protective display film |
JP2017115050A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 信越化学工業株式会社 | 無溶剤型シリコーン変性ポリイミド樹脂組成物 |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017128509A patent/JP2019012165A/ja active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100674A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 絶縁体フィルム、樹脂組成物、および表示装置 |
JP2011097007A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | フレキシブルデバイス用基板、フレキシブルデバイス用薄膜トランジスタ基板およびフレキシブルデバイス |
WO2012124664A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 宇部興産株式会社 | ポリイミド前駆体及びポリイミド |
JP2012255844A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Bridgestone Corp | 情報表示パネルモジュール |
WO2013039029A1 (ja) * | 2011-09-12 | 2013-03-21 | 東レ株式会社 | ポリイミド樹脂、これを用いた樹脂組成物および積層フィルム |
JP2013227500A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | New Japan Chem Co Ltd | 溶剤可溶性ポリイミド樹脂 |
WO2014207963A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 東レ株式会社 | ポリイミド前駆体、ポリイミド、それを用いたフレキシブル基板、カラーフィルタおよびその製造方法、ならびにフレキシブル表示デバイス |
JP2016068401A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 東レ株式会社 | 樹脂積層体、それを用いた有機el素子基板、カラーフィルター基板及びそれらの製造方法ならびにフレキシブル有機elディスプレイ |
JP2016093992A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-26 | 住友化学株式会社 | 樹脂フィルム、積層フィルム、光学部材、表示部材、前面板、及び積層フィルムの製造方法 |
JP2017025204A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 住友化学株式会社 | ポリイミド系フィルム、及びポリイミド系フィルムの製造方法 |
WO2017018753A1 (ko) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 주식회사 엘지화학 | 가요성 기판의 제조방법 |
WO2017105850A1 (en) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 3M Innovative Properties Company | Protective display film |
JP2017115050A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 信越化学工業株式会社 | 無溶剤型シリコーン変性ポリイミド樹脂組成物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019077863A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-23 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | ポリイミド前駆体及びポリイミド |
JP7281887B2 (ja) | 2017-10-19 | 2023-05-26 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | ポリイミド前駆体及びポリイミド |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6973476B2 (ja) | ポリイミドフィルム、積層体、及びディスプレイ用表面材 | |
TWI674199B (zh) | 積層膜、前面板及積層膜的製造方法 | |
KR20190039180A (ko) | 폴리이미드 필름, 적층체 및 디스플레이용 표면재 | |
TWI785119B (zh) | 膜、聚醯亞胺膜、積層體、顯示器用構件、觸摸面板構件、液晶顯示裝置、及有機電致發光顯示裝置 | |
TWI405034B (zh) | A hardened composition, a color filter, and a liquid crystal display device | |
TW201819470A (zh) | 聚醯亞胺膜、積層體、及顯示器用表面材料 | |
TW201605940A (zh) | 樹脂薄膜之製造方法及樹脂薄膜形成用組成物 | |
JP2014091790A (ja) | 樹脂組成物 | |
TWI772393B (zh) | 帶導電層膜及觸控面板 | |
JP2013238837A (ja) | 感光性ドライフィルム、ならびにそれを用いた保護膜およびタッチパネル用絶縁膜 | |
TWI757512B (zh) | 積層體、顯示器用表面材料、觸控面板構件、液晶顯示裝置、及有機電激發光顯示裝置 | |
KR20140076607A (ko) | 수지 조성물, 도막, 및 터치패널용 절연막 | |
WO2013054868A1 (ja) | 樹脂組成物、塗膜、及びタッチパネル用絶縁膜 | |
JP6024375B2 (ja) | 樹脂組成物、ならびにそれを用いた保護膜およびタッチパネル用絶縁膜 | |
JP7139715B2 (ja) | ポリイミドフィルム、積層体、ディスプレイ用表面材、タッチパネル部材、液晶表示装置、及び有機エレクトロルミネッセンス表示装置 | |
TW201827476A (zh) | 感光性著色組合物、硬化物、著色間隔物、圖像顯示裝置 | |
JP2019012165A (ja) | 表示装置用部材 | |
WO2013077358A1 (ja) | 感光性樹脂組成物、これを用いた感光性樹脂フィルム、並びにこれらを用いた電子部品 | |
TW201829551A (zh) | 聚醯亞胺膜、聚醯亞胺、聚醯亞胺前驅物、積層體、及顯示器用表面材 | |
TWI783007B (zh) | 聚醯亞胺膜、積層體、顯示器用表面材料、觸控面板構件、液晶顯示裝置、及有機電激發光顯示裝置 | |
JP2018171718A (ja) | 表示装置用部材 | |
JP2021169562A (ja) | 樹脂組成物、基材フィルム、積層体およびディスプレイのカバーウィンドウ | |
TW202342611A (zh) | 聚醯亞胺膜、聚醯亞胺材料、積層體、顯示器用構件、觸控面板構件、液晶顯示裝置、及有機電致發光顯示裝置 | |
JP7334446B2 (ja) | フィルム、ポリイミドフィルム、積層体、ディスプレイ用部材、タッチパネル部材、液晶表示装置、及び有機エレクトロルミネッセンス表示装置 | |
TW202006028A (zh) | 聚醯亞胺膜、聚醯亞胺材料、積層體、顯示器用構件、觸控面板構件、液晶顯示裝置、及有機電致發光顯示裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210406 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220510 |