JP2019012104A - ハウジングおよびハウジングユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】光源と光学部品を支持するフライホイールを回転させるモータとを位置決めすることにより、コストを抑え、かつ生産効率を高めることができる回転駆動装置のハウジングを提供する。【解決手段】このハウジング7は、光源6から入射する入射光を反射または透過する光学部品90の少なくとも一部と、光学部品を回転させるモータ10を有する回転駆動装置1の少なくとも一部とを内部に収容する。ハウジングは、中心軸に沿って筒状に配置され、軸方向の少なくとも一部において、光源と軸方向、径方向および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数の光源位置決め部と、モータと軸方向、径方向および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数のモータ位置決め部と、を有する。光源位置決め部およびモータ位置決め部を含むハウジングは単一部材から構成される。ハウジングの径方向内方に位置する空洞は、入射光の進行光路を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、ハウジングおよびハウジングユニットに関する。
従来、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等に用いられる、位置認識を行うためのスキャナー装置には、光源と、光源からの入射光を反射するミラー等の光学部品と、光学部品を支持する回転体を有するモータと、が搭載される。光学部品を回転させる従来の装置については、例えば、特開平10−274527号公報に、記載されている。
特開平10−274527号公報
特開平10−274527号公報の距離測定装置は、外枠を形成するケースの内部に、送信用ミラーと集光ミラーとを保持する回転体を有する中空モータ、レーザ光送信手段、および距離検出のための受光センサ等を、それぞれ収容する。レーザ光送信手段は、回転体の軸線上にレーザ光(送信レーザ光)を送信する。送信用ミラーは、中空モータの回転体の回転軸上に配置され、レーザ光送信手段から送信されるレーザ光を回転軸に対して傾斜した方向に反射する。集光ミラーは、距離を測定する対象である目標で反射されたレーザ光を受け、さらに受光センサに反射する。これにより、回転体の回転に伴い送信レーザ光を円形に連続して走査することによって、目標における凹凸の詳細な測定が可能となる。
しかしながら、特開平10−274527号公報の距離測定装置では、ケースの内部において、送信用ミラー、集光ミラー、中空モータ、レーザ光送信手段、および受光センサ等が、互いに別々に位置決めされ、固定される。このため、位置決めおよび固定のための部品点数が増加し、コストが増える虞がある。また、組み立て工程が複雑化し、生産効率が下がる虞がある。さらに、各部材の配置の精度により、目標に対するミラーの位置およびレーザ光の角度が変化し、検出値に影響を及ぼす虞がある。
本発明の目的は、光源と、光学部品を支持するフライホイールを回転させるモータとを、単一部材から構成されるハウジングを用いて位置決めすることにより、コストを抑え、かつ、生産効率を高めることができる構造を提供することである。また、光源からの入射光および光学部品の位置ずれを抑制できる構造を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、光源から入射する入射光を反射または透過する光学部品の少なくとも一部と、前記光学部品を回転させるモータを有する回転駆動装置の少なくとも一部と、を内部に収容するハウジングであって、前記ハウジングは、上下に延びる中心軸に沿って筒状に配置され、軸方向の少なくとも一部において、前記光源と軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数の光源位置決め部と、前記モータと軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数のモータ位置決め部と、を有し、前記光源位置決め部および前記モータ位置決め部を含む前記ハウジングは単一部材から構成され、前記ハウジングの径方向内方に位置する空洞は、前記入射光の進行光路を含む。
本願の例示的な第1発明によれば、光源と、光学部品を支持するフライホイールを回転させるモータとを、単一部材から構成されるハウジングを用いて位置決めする。これにより、部品点数を削減し、コストを抑えることができる。また、組立作業性を向上し、生産効率を高めることができる。また、光源からの入射光および光学部品の位置ずれを抑制し、製品の信頼性を高めることができる。
図1は、第1実施形態に係るハウジングユニットの斜視図である。 図2は、第1実施形態に係るハウジングユニットの縦断面図である。 図3は、第1実施形態に係るハウジングユニットの縦断面図である。 図4は、第1実施形態に係るハウジングの縦断面図である。 図5は、第1実施形態に係るベース部の上面図である。 図6は、変形例に係る第1筒部および光源の横断面図である。 図7は、変形例に係るハウジングユニットの部分縦断面図である。 図8は、変形例に係るハウジングユニットの縦断面図である。 図9は、変形例に係るハウジングユニットの部分縦断面図である。 図10は、変形例に係るハウジングユニットの縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、後述するモータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、モータに対して光源側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るハウジングおよびハウジングユニットの使用時の向きを限定する意図はない。また、本願において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本願において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。
<1.第1実施形態>
<1−1.ハウジングユニットの構成>
図1は、第1実施形態に係るハウジングユニット4の斜視図である。図1に示すとおり、ハウジングユニット4は、回転駆動装置1と、光源6と、ハウジング7と、を有する。回転駆動装置1の少なくとも一部は、ハウジング7の内部に収容されている。
<1−2.回転駆動装置の構成>
回転駆動装置1は、光源6から入射する入射光60を径方向(第1径方向D1)に反射し、または透過する後述する光学部品90を回転させつつ、反射光62を回転駆動装置1の外部に出射する装置である。回転駆動装置1の上方には、光源6が配置される。光源6の少なくとも一部は、後述するモータ10の中心軸9上に位置する。光源6より、中心軸9に沿って下方へ進む入射光60が出射される。なお、本実施形態の光源6の少なくとも一部は、ハウジング7の内部に収容されており、ハウジング7の後述する第1筒部71に固定されている。詳細については後述する。
回転駆動装置1は、モータ10、フライホイール8、および後述する光学部品90を有する。
<1−3.モータの構成>
まず、モータ10の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係るハウジングユニット4の縦断面図である。図3は、第1実施形態に係るハウジングユニット4を、図2とは異なる面で切断した縦断面図である。
図2および図3に示すとおり、モータ10は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、回転駆動装置1が収容されるハウジング7に対して、相対的に静止している。また、静止部2は、ハウジング7に対して固定されている。回転部3は、静止部2に対して、上下に延びる中心軸9を中心として、回転可能に支持されている。
本実施形態の静止部2は、ベース部21、ステータ22、および後述するシャフト31を回転可能に支持する軸受23を有する。さらに、ベース部21は、上面の一部から下方へ凹む1または複数の凹部210を有する。凹部210の詳細については後述する。
ステータ22は、ステータコア41と複数のコイル42とを有する電機子である。ステータコア41は、例えば、珪素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板である。ステータコア41は、ベース部21の少なくとも一部に、例えば接着剤で固定される。これにより、ステータ22はベース部21によって保持される。また、ステータコア41は、円環状のコアバック411と、コアバック411から径方向外側へ向けて突出した複数のティース412とを有する。複数のコイル42は、複数のティース412の周囲に巻かれた導線の集合体である。複数のティース412および複数のコイル42は、中心軸9を中心として円環状に配列される。
軸受23は、シャフト31の周囲において、軸方向に略円筒状に延びるスリーブ24と、スリーブ24の下端部の開口を塞ぐ円盤状のキャップ25とを有する。スリーブ24の内周面は、シャフト31の外周面と、径方向に対向している。
本実施形態の回転部3は、シャフト31、ロータハブ33、マグネット34、およびヨーク35を有する。
シャフト31は、中心軸9に沿って配置され、軸方向に延びる円柱状の部材である。シャフト31は、ロータハブ33と一体であっても、別の部材であってもよい。シャフト31の材料には、例えば、ステンレス等の金属が使用される。シャフト31の外周面と、スリーブ24の内周面とは、僅かな間隙を介して径方向に対向する。また、シャフト31の下部には、シャフト31の下端から径方向外側へ拡がる円盤状のシャフト環状部310が固定されている。シャフト環状部310の上面と、スリーブ24の下面とは、僅かな間隙を介して軸方向に対向する。また、シャフト環状部310の下面とキャップ25の上面とは、僅かな間隙を介して軸方向に対向する。なお、シャフト31とシャフト環状部310とは、単一の部材であってもよい。これらの間隙は、互いに連続して設けられており、当該間隙に潤滑流体が連続して配置されている。シャフト31は、スリーブ24およびキャップ25に対して、潤滑流体を有する当該間隙を介して、回転可能に支持されつつ、モータ10の駆動時には、中心軸9を中心として回転する。すなわち、本実施形態では、静止部2側の部品であるスリーブ24およびキャップ25と、回転部3側の部品であるシャフト31と、これらの間に介在する潤滑流体とで、流体動圧軸受である軸受23が構成されている。潤滑流体には、例えば、ポリオールエステル系オイルやジエステル系オイル等の潤滑液が使用される。シャフト31の上端部は、スリーブ24の上面よりも上方へ突出している。ただし、モータ10には、流体動圧軸受に代えて、転がり軸受等の他の構成の軸受が用いられてもよい。
ロータハブ33は、中心軸9の周囲において環状に拡がる部材である。本実施形態のモータ10において、シャフト31とロータハブ33とは、圧入および接着剤によって、互いに固定される。ただし、シャフト31とロータハブ33とは、圧入のみまたは接着剤のみで固定されていてもよい。また、シャフト31とロータハブ33とが、焼き嵌め等の他の方法で固定されていてもよい。
マグネット34は、後述するヨーク35の内周面に、例えば接着剤で固定される。本実施形態のマグネット34には、円環状の永久磁石が用いられている。マグネット34は、略円筒形状であり、ステータ22の径方向外側に位置する。マグネット34の内周面には、N極とS極とが周方向に交互に着磁される。また、マグネット34の内周面は、複数のティース412の径方向外側の端面と、僅かな間隙を介して径方向に対向する。すなわちマグネット34は、ステータ22と径方向に対向する磁極面を有する。ただし、円環状のマグネット34に代えて、複数のマグネットが用いられてもよい。複数のマグネットを用いる場合には、N極の磁極面とS極の磁極面とが周方向に交互に並ぶように、ヨーク35の内周面に配置すればよい。
ヨーク35は、マグネット34を保持する円筒状の部材である。ヨーク35の内周面には、マグネット34の外周面が固定される。ヨーク35は、中心軸9と略同軸に配置される。ヨーク35の上端部は、ロータハブ33の径方向外側の部位の下面に、例えば接着剤またはかしめによって固定される。ヨーク35の材料には、鉄などの磁性体が用いられる。磁性体のヨーク35を用いることにより、マグネット34から発生した磁束が外部に逃げてしまうことを抑制できる。
このようなモータ10において、コイル42に駆動電流を供給すると、コイル42の磁芯である複数のティース412に磁束が生じる。また、ステータ22、複数のマグネット34、およびヨーク35を通る磁気回路が形成される。そして、ティース412とマグネット34との間の磁束の作用により、静止部2と回転部3との間に、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9の周りを回転する。これにより、光学部品90およびフライホイール8が、回転部3とともに、中心軸9を中心として回転する。
<1−4.フライホイールおよび光学部品の構成>
続いて、フライホイール8および光学部品90の構成について説明する。以下では、図1〜図3を適宜に参照する。
フライホイール8は、光源6よりも下方、かつ、モータ10よりも上方に位置し、モータ10の回転部3の上端部に支持される。フライホイール8は、回転部3の上面に、例えば係合、または接着剤等を用いて固定されている。また、フライホイール8は、ミラー61とレンズ63を含む光学部品90をそれぞれ支持する。フライホイール8の材料には、例えば樹脂が用いられる。また、ミラー61またはレンズ63の材料には、例えばガラスが用いられる。ガラスの種類としては、特段限定されない。例えば、有機ガラス・無機ガラス、樹脂もしくは金属を用いることができるが、これには限られない。
フライホイール8は、筒状部81、中空部82、および下側支持部83を有する。筒状部81は、中心軸9に沿って伸びる円筒状の部材である。中空部82は、フライホイール8の内部に設けられた空洞である。また、筒状部81の周方向における一部には、筒状部81を第1径方向D1に貫通する貫通孔84が設けられている。当該貫通孔84には、レンズ63またはレンズ63の周縁部に接するレンズフレーム(図示省略)が嵌められ、固定されている。
下側支持部83は、フライホイール8の下部における周縁部を除く内側に位置する部位である。下側支持部83の下面は、フライホイール8の下面の少なくとも一部を形成する。ミラー61は、下側支持部83の上面に一体形成されているミラー支持部831に固定される。なお、下側支持部83は、径方向内側の部位におけるモータ10の中心軸9上および中心軸9の周囲に、空洞(図示省略)を有してもよい。また、入射光60のうちの一部は、ミラー61を透過した後、さらに当該空洞(図示省略)を介して下方に進んでもよい。なお、本実施形態では、筒状部81および下側支持部83は、樹脂の射出成形により単一の部材として形成される。ただし、これらは別部材であってもよい。
ミラー61は、板状であり、かつ、矩形状または円状の外形を有する。ミラー61は、フライホイール8を構成する樹脂部材に固定され、少なくとも一部が中心軸9上に位置している。また、ミラー61の反射面は、軸方向および第1径方向D1に対して、45°に傾斜している。ミラー61には、例えば、全反射ミラーが用いられる。入射光60は、ミラー61の周縁部を除く中央部に入射する。入射光60は、フライホイール8の内部においてミラー61によって反射されて向きが変えられる。なお、入射光60の向きを変えるために、ミラー61の代わりにプリズム(図示省略)等を用いてもよい。
レンズ63は、板状であり、かつ、矩形状または円状の外形を有する。レンズ63は、直接的に、またはレンズ63の周縁部の少なくとも一部に接するレンズフレーム(図示省略)を介して、貫通孔84において、接着、係合等により固定される。また、レンズ63は、フライホイール8に固定された状態で、第1径方向D1に対して直角、すなわち、中心軸9と平行に配置される。上述のとおり、入射光60は、フライホイール8の内部においてミラー61によって反射されて、反射光62となる。反射光62は、レンズ63の周縁部を除く中央部を透過し、フライホイール8の外部へ出射される。
なお、中空部82と、ミラー61と、レンズ63とは、少なくとも一部が第1径方向D1に重なる。さらに、フライホイール8の上面には、開口85が設けられている。フライホイール8の少なくとも一部は、開口85において上方に露出している。光源6から出射された入射光60は、フライホイール8の上面よりも上方から入射し、開口85を通って、筒状部81の径方向内側の中空部82を中心軸9に沿って下方へ進む。そして、入射光60は、ミラー61において反射されることにより、反射光62となる。反射光62は、さらに中空部82を第1径方向D1に進み、筒状部81の貫通孔84に嵌められたレンズ63を介して回転駆動装置1の外部へ出射される。
フライホイール8のミラー61は、モータ10の回転部3とともに中心軸9を中心として回転しつつ、光源6からの入射光60を反射して、反射光62を回転駆動装置1の外部へ出射する。これにより、広範囲に光を照射することが可能となる。なお、フライホイール8から外部へ出射される反射光62を、外部に設けられたセンサ(図示省略)で検知することで、回転駆動装置1の回転速度を把握することができる。また、フライホイール8の外周面は、ミラー61の表面よりも反射率が低い。これにより、光源6からの入射光60が乱反射することを抑制できる。
なお、回転駆動装置1は、外部に第1径方向D1に反射光62を出射するフライホイール8とは別に、外部に第1径方向D1とは異なる第2径方向に反射光を出射する別のフライホイール(図示省略)を、例えば、モータ10の下方にさらに備えてもよい。この場合、ミラー61には、透過率と反射率とがほぼ等しいハーフミラーを用いる。そして、フライホイール8においてミラー61に入射した入射光60のうちの半分を、第1径方向D1に反射して外部に出射する。また、ミラー61に入射した入射光60のうちの残りの半分を、ミラー61を透過させて、さらに上述の下側支持部83の径方向内側の部位における中心軸9上および中心軸9の周囲に設けられた空洞(図示省略)を介して下方に進ませる。そして、モータ10における中心軸9の周囲において、モータ10を軸方向に貫通する貫通孔(図示省略)を設ける。そして、ミラー61を透過した入射光60を、当該貫通孔を透過させて、モータ10の下方のフライホイールまで到達させる。そして、当該フライホイールにて、全反射ミラー(図示省略)を用いて入射光60のうちの残りの半分のすべてを第2径方向に反射して外部に出射する。なお、回転駆動装置1は、1つのフライホイール8において、入射光60を互いに異なる方向に反射するハーフミラーを含む複数のミラー(図示省略)を搭載してもよい。
このように、第1径方向D1および第2径方向の2方向に光を出射すれば、モータ10の回転時において、当該2方向の出射光が照射対象物に到達するまでの時間差を生じさせることで、空間内における照射対象物の立体的な位置認識を、精度よく行うことができる。ただし、当該別のフライホイールは、フライホイール8が含まれる回転駆動装置1とは別の回転駆動装置(図示省略)において設けられてもよい。
<1−5.ハウジングの構成、および光源と回転駆動装置の固定構造>
続いて、ハウジング7の構成、および光源6と回転駆動装置1とをハウジング7に固定する構造について説明する。以下では、後述する図4および図5ととともに、図1〜図3を適宜に参照する。
図4は、第1実施形態に係るハウジング7の縦断面図である。ハウジング7は、中心軸9に沿って筒状に配置される。また、上述のとおり、ハウジング7は、光学部品90の少なくとも一部と、光学部品90を回転させるモータ10を有する回転駆動装置1の少なくとも一部を、それぞれ内部に収容する。ハウジング7の材料には、例えば樹脂、または金属が用いられる。樹脂を用いることにより、ハウジング7を低コストで容易に成形することができる。一方、金属を用いることにより、ハウジング7の寸法精度の向上を実現できる。図4に示すとおり、ハウジング7は、第1筒部71と第2筒部72とを有する。
第1筒部71は、中心軸9に沿って配置される筒状の部位である。第1筒部71は、第1筒部71の径方向内方に位置する空洞である第1空洞710を有する。光源6の少なくとも一部は、第1空洞710に収容される。また、第1空洞710は、後述する第2筒部72の径方向内方に位置する空洞である第2空洞720まで連通する。さらに、第1空洞710および後述する第2空洞720は、入射光60の進行光路を含む。
図3に戻る。第1筒部71は、周方向の少なくとも一部において、第1筒部71を径方向に貫通する1または複数の第1貫通孔91を有する。また、光源6は、外周面の少なくとも一部から径方向内側に凹む1または複数の孔92を有する。そして、1または複数の第1貫通孔91をそれぞれ貫通して配置されている1または複数のネジ93が、さらに1または複数の孔92にそれぞれ挿入されることによって、光源6が第1筒部71に対して位置決めされ、固定されている。これにより、第1筒部71の軸方向の少なくとも一部において、ネジ93を介して光源6と径方向に接触する1または複数の光源位置決め部が形成されている。なお、本実施形態の第1筒部71は、1つの第1貫通孔91を有する。また、光源6の外周面は、周方向の少なくとも一部において、当該1つの第1貫通孔91を貫通して配置されている1つのネジ93によって第1筒部71に対して位置決めされ、固定されている。これにより、部品点数を削減し、コストを抑えることができる。
また、ハウジング7は、さらに第1筒部71または後述する平面部721の内周面の少なくとも一部から径方向内側へ突出する環状のハウジング環状部711を有する。光源6の下面は、ハウジング環状部711と接触し、軸方向に位置決めされる。すなわち、ハウジング環状部711によって、光源6と軸方向に接触する第2の光源位置決め部が形成されている。なお、ハウジング環状部711は、光源6からの入射光60の進行を妨げない。また、ハウジング環状部711は、第1筒部71または後述する平面部721の内周面全体から径方向内側へ突出してもよく、第1筒部71または後述する平面部721の内周面の複数箇所からそれぞれ径方向内側へ突出してもよい。
さらに、本実施形態の光源6は、第1筒部71に圧入により固定される光源圧入部94を有する。すなわち、光源6は、第1筒部71に収容されると同時に、さらに第1筒部71の内周面に圧入により固定される。これにより、光源6の位置ずれを抑制できる。また、光源6から入射する入射光60の進行光路を精度良く保つことができる。その結果、製品の信頼性を高めることができる。
続いて、第2筒部72の構成、および回転駆動装置1をハウジング7に固定する構造について、説明する。図4に示すとおり、第2筒部72は、第1筒部71の下方に繋がり、中心軸9に沿って配置される筒状の部位である。第2筒部72の径は、第1筒部71の径よりも大きい。また、本実施形態では、ハウジング7は、さらに第2筒部72の上端部と第1筒部71の下端部とを繋ぐ平面部721を有する。光学部品90の少なくとも一部、および回転駆動装置1の少なくとも一部は、平面部721の下側、かつ、第2筒部72の内部に収容される。
さらに、ハウジング7は、第2筒部72の下端部の少なくとも一部から径方向外側に拡がるハウジング底面73を有する。ハウジング底面73は、第2筒部72の下端部のうち、後述する開口部70と軸方向に重ならない部位から径方向外側に拡がる。ただし、ハウジング底面73は、第2筒部72の下端部の少なくとも一部から、径方向内側に拡がる部位を有していてもよい。これにより、この部位を用いて、ハウジング7と第2筒部72とを固定することができる。
ハウジング底面73は、下面の一部から下方へ向けて突出する1または複数の凸部731を有する。図5は、第1実施形態に係るモータ10のベース部21の上面図である。上述のとおり、ベース部21は、上面の一部から下方へ凹む1または複数の凹部210を有する。そして、ハウジング底面73の1または複数の凸部731は、ベース部21の1または複数の凹部210にそれぞれ嵌まる。これにより、第2筒部72の軸方向の少なくとも一部において、モータ10と軸方向に接触する1または複数のモータ位置決め部が形成されている。なお、ベース部21は、上面の一部から下方へ凹む1または複数の凹部210を有する代わりに、ベース部21を軸方向に貫通する1または複数の第2貫通孔(図示省略)を有してもよい。さらに、ベース部21の凹部210にハウジング底面73の凸部731が嵌まるとともに、ベース部21を含む回転駆動装置1の少なくとも一部が第2筒部72に圧入、接着、嵌合、係合等により固定されてもよい。これにより、光学部品90を含む回転駆動装置1の位置ずれを抑制し、光源6から入射する入射光60の進行光路を精度良く保つことができる。その結果、製品の信頼性を高めることができる。
重複するが、本実施形態において、第1筒部71、第2筒部72、ハウジング底面73、上述の光源6を第1筒部71に対して位置決めする光源位置決め部、および上述の回転駆動装置1を第2筒部72に対して位置決めするモータ位置決め部を含むハウジング7は、単一部材から構成される。これにより、1つの金型を用いてハウジング7を成形できるため、ハウジング7の製造コストを抑えることができる。また、光源6、および光学部品90を支持するフライホイール8と、フライホイール8を回転させるモータ10とを含む回転駆動装置1を、単一部材から形成されるハウジング7を用いて位置決めする。これにより、部品点数を削減し、ハウジングユニット4の製造コストを抑えることができる。さらに、組立作業性を向上し、ハウジングユニット4の生産効率を高めることができる。また、光源6からの入射光60および光学部品90の位置ずれを抑制し、光源6から入射する入射光60の進行光路を精度良く保つことで、製品の信頼性を高めることができる。
ここで、図1および図3に戻る。第2筒部72は、周方向の少なくとも一部に設けられる開口部70を有する。本実施形態では、回転駆動装置1の側面の周方向の半分程度が、開口部70に露出している。光源6から入射された入射光60は、中心軸9に沿って下方へ進み、第1空洞710および第2空洞720を介してフライホイール8よりも上方から内部へ入射する。そして、ミラー61において反射された反射光62は第1径方向D1外側に進み、レンズ63および開口部70を介して回転駆動装置1の外部へ出射される。上述の凹部210または第2貫通孔(図示省略)は、中心軸9を含み開口部70の周方向の中心位置から中心軸9に直交する平面P(図1および図5参照)に対して対称に設けられている。また、凸部731のうち少なくとも2つは、互いに中心軸9に対して対称に設けられている。これにより、ベース部21を含む回転駆動装置1を、ハウジング7に対して、バランス良く固定することができる。
なお、図3および図4に示すとおり、第2筒部72の開口部70とは異なる位置において、第2筒部72を径方向に貫通する第3貫通孔74が設けられている。モータ10の回転部3は、第3貫通孔74において少なくとも一部がハウジング7の外部に露出する。回転駆動装置1の駆動により回転部3が回転する際に、例えば、ハウジング7の外部から第3貫通孔74に向けて赤外線または光等を照射すると、露出する回転部3において当該赤外線等が反射される。そして、その反射光を、ハウジング7の外部に設けられた赤外線センサまたは光電センサ等(図示省略)で検知することで、回転駆動装置1の回転速度を把握することができる。なお、第3貫通孔74は、例えば、ハウジング7のうち開口部70と対向する面に設けられる。ただし、第3貫通孔74の位置は、これに限定されない。
<2.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
図6は、一変形例に係るハウジング7Bの第1筒部71Bおよび光源6Bの横断面図である。図6の例では、第1筒部71Bは、周方向の少なくとも一部において、それぞれ第1筒部71Bを径方向に貫通する3つの第1貫通孔91Bを有する。当該3つの第1貫通孔91Bは、第1筒部71Bの周方向において互いに等間隔に設けられている。また、光源6Bは、外周面の少なくとも一部からそれぞれ径方向内側に凹む3つの孔92Bを有する。そして、3つの第1貫通孔91Bをそれぞれ貫通して配置されている3つのネジ93Bが、さらに3つの孔92Bにそれぞれ挿入されることによって、光源6Bが第1筒部71Bに対して位置決めされ、固定されている。これにより、光源6Bの位置ずれをさらに抑制できる。この結果、光源6Bから入射する入射光の進行光路を精度良く保ち、製品の信頼性をさらに高めることができる。
図7は、他の変形例に係るハウジングユニット4Cの部分縦断面図である。図7の例では、ハウジング7Cの第1筒部71Cは、周方向の少なくとも一部において、それぞれ第1筒部71Cを径方向に貫通する1または複数の第1貫通孔91Cを有する。そして、1または複数の第1貫通孔91Cをそれぞれ貫通して配置されている1または複数のネジ93Cによって、光源6Cが第1筒部71Cに対して位置決めされ、固定されている。ただし、光源6Cの外周面には、径方向内側に凹む孔は無い。これにより、光源6Cに孔を設けることなく、光源6Cを第1筒部71Cに対して固定できる。この結果、光源6Cの加工工程を削減でき、生産効率を高めることができる。
図8は、他の変形例に係るハウジングユニット4Dの縦断面図である。図8の例では、ハウジング7Dの第1筒部71Dは、周方向の少なくとも一部において、第1筒部71Dを径方向に貫通する1つの第1貫通孔91Dを有する。そして、当該1つの第1貫通孔91Dを貫通して配置されている1つのネジ93Dによって、光源6Dの上面の少なくとも一部が第1筒部71Dに固定されている。これにより、光源6Dの加工工程を削減でき、生産効率を高めることができる。
なお、図8の例において、第1貫通孔91D、および第1貫通孔91Dを貫通して配置されるネジ93Dの数は、限定されない。例えば、第1筒部71Dは、第1筒部71Dの周方向において互いに等間隔に設けられる3つの第1貫通孔91Dを有してもよい。また、光源6Dの上面は、当該3つの第1貫通孔91Dをそれぞれ貫通して配置されている3つのネジ93Dによって第1筒部71Dに固定されてもよい。これにより、光源6Dの位置ずれをさらに抑制できる。この結果、光源6Dから入射する入射光60Dの進行光路を精度良く保ち、製品の信頼性をさらに高めることができる。
図9は、他の変形例に係るハウジングユニット4Eの部分縦断面図である。図9の例では、光源6Eは、ハウジング7Eの第1筒部71Eに接着により固定される光源接着部95Eを有する。すなわち、光源6Eは、第1筒部71Eに収容される際に、第1筒部71Eの内周面に接着により固定される。これにより、光源6Eの位置ずれを抑制し、光源6Eから入射する入射光60Eの進行光路を精度良く保つことで、製品の信頼性を高めることができる。
図10は、他の変形例に係るハウジングユニット4Fの縦断面図である。図10の例では、モータ10Fのベース部21Fは、上面の一部からさらに上方に突出するモータ嵌合部96Fを有する。モータ嵌合部96Fは、ハウジング7Fのハウジング底面73Fに嵌合により固定される。すなわち、モータ嵌合部96Fの外周面の径方向位置は、ハウジング底面73Fの内周面の径方向位置とほぼ一致する。そして、ハウジング底面73Fの径方向内方の空洞730Fに、モータ嵌合部96Fが嵌まる。これにより、回転駆動装置1Fの位置ずれを抑制し、光源6Fから入射する入射光60Fの進行光路を精度良く保つことで、製品の信頼性を高めることができる。
上述の実施形態において、光源位置決め部は、光源と径方向および軸方向に接触していた。しかし、光源位置決め部は、光源と軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触すればよく、形状や向きは限定されない。また、モータ位置決め部は、モータと軸方向に接触していた。しかし、モータ位置決め部は、モータと軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触すればよく、形状や向きは限定されない。
また、各部品の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、ハウジングおよびハウジングユニットに利用できる。
1,1F 回転駆動装置
2 静止部
3 回転部
4,4C,4D,4E,4F ハウジングユニット
6,6B,6C,6D,6E,6F 光源
7,7B,7C,7D,7E,7F ハウジング
8 フライホイール
9 中心軸
10,10F モータ
21,21F ベース部
22 ステータ
23 軸受
24 スリーブ
25 キャップ
31 シャフト
33 ロータハブ
34 マグネット
35 ヨーク
41 ステータコア
42 コイル
60,60D,60E,60F 入射光
61 ミラー
62 反射光
63 レンズ
70 開口部
71,71B,71C,71D,71E 第1筒部
72 第2筒部
73,73F ハウジング底面
74 第3貫通孔
81 筒状部
82 中空部
83 下側支持部
84 貫通孔
85 開口
90 光学部品
91,91B,91C,91D 第1貫通孔
92,92B 孔
93,93B,93C,93D ネジ
94 光源圧入部
95E 光源接着部
96F モータ嵌合部
210 凹部
310 シャフト環状部
411 コアバック
412 ティース
710 第1空洞
711 ハウジング環状部
720 第2空洞
721 上面
730F 空洞
731 凸部
831 ミラー支持部
D1 第1径方向
P 平面

Claims (16)

  1. 光源から入射する入射光を反射または透過する光学部品の少なくとも一部と、前記光学部品を回転させるモータを有する回転駆動装置の少なくとも一部と、を内部に収容するハウジングであって、
    前記ハウジングは、上下に延びる中心軸に沿って筒状に配置され、軸方向の少なくとも一部において、
    前記光源と軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数の光源位置決め部と、
    前記モータと軸方向、径方向、および周方向のうちの少なくとも1方向に接触する1または複数のモータ位置決め部と、
    を有し、
    前記光源位置決め部および前記モータ位置決め部を含む前記ハウジングは単一部材から構成され、
    前記ハウジングの径方向内方に位置する空洞は、前記入射光の進行光路を含む、ハウジング。
  2. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記光源は、
    前記第1筒部に圧入により固定される光源圧入部
    を有する、ハウジングユニット。
  3. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記光源は、
    前記第1筒部に接着により固定される光源接着部
    を有する、ハウジングユニット。
  4. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記第1筒部は、
    周方向の少なくとも一部において、前記第1筒部を径方向に貫通する1または複数の第1貫通孔
    を有し、
    前記光源は、前記1または複数の第1貫通孔をそれぞれ貫通して配置されている1または複数のネジによって前記第1筒部に固定されている、ハウジングユニット。
  5. 請求項4に記載のハウジングユニットであって、
    前記第1筒部は、1つの前記第1貫通孔を有し、
    前記光源は、前記1つの第1貫通孔を貫通して配置されている1つの前記ネジによって前記第1筒部に固定されている、ハウジングユニット。
  6. 請求項4に記載のハウジングユニットであって、
    前記第1筒部は、3つの前記第1貫通孔を有し、
    前記3つの第1貫通孔は、前記第1筒部の周方向において互いに等間隔に設けられ、
    前記光源は、前記3つの第1貫通孔をそれぞれ貫通して配置されている3つの前記ネジによって前記第1筒部に固定されている、ハウジングユニット。
  7. 請求項4に記載のハウジングユニットであって、
    前記第1筒部は、1つの前記第1貫通孔を有し、
    前記光源の上面の少なくとも一部は、前記1つの第1貫通孔を貫通して配置されている1つの前記ネジによって前記第1筒部に固定されている、ハウジングユニット。
  8. 請求項4に記載のハウジングユニットであって、
    前記第1筒部は、3つの前記第1貫通孔を有し、
    前記3つの第1貫通孔は、前記第1筒部の周方向において互いに等間隔に設けられ、
    前記光源の上面の少なくとも一部は、前記3つの第1貫通孔をそれぞれ貫通して配置されている3つの前記ネジによって前記第1筒部に固定されている、ハウジングユニット。
  9. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記ハウジングは、さらに
    前記第1筒部の内周面の少なくとも一部から径方向内側へ突出する環状のハウジング環状部
    を有し、
    前記ハウジング環状部は、前記光源位置決め部であり、前記光源の下面と軸方向に接触する、ハウジングユニット。
  10. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    前記第2筒部の下端部の少なくとも一部から径方向外側に拡がるハウジング底面と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記ハウジング底面、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記ハウジング底面は、
    下面の一部から下方へ向けて突出する複数の凸部
    を有し、
    前記モータは、
    ステータを保持するベース部
    を有し、
    前記ベース部は、
    上面の一部から下方へ凹む複数の凹部または複数の第2貫通孔
    を有し、
    前記凸部は前記凹部または前記第2貫通孔に嵌まる、ハウジングユニット。
  11. 請求項10に記載のハウジングユニットであって、
    前記第2筒部は、
    周方向の少なくとも一部に設けられる開口部
    を有し、
    前記入射光が前記光学部品により反射された反射光は前記開口部を介して回転駆動装置の外部に出射され、
    前記複数の凸部のうち少なくとも2つは、前記中心軸を含み前記開口部の周方向の中心位置から前記中心軸に直交する平面に対して対称に設けられている、ハウジングユニット。
  12. 請求項11に記載のハウジングユニットであって、
    前記ハウジング底面は、前記第2筒部の下端部のうち前記開口部と軸方向に重ならない部位から径方向外側に拡がる、ハウジングユニット。
  13. 請求項10に記載のハウジングユニットであって、
    前記第2筒部は、
    周方向の少なくとも一部に設けられる開口部
    を有し、
    前記入射光が前記光学部品により反射された反射光は前記開口部を介して回転駆動装置の外部に出射され、
    前記複数の凹部または前記複数の第2貫通孔は、前記中心軸を含み前記開口部の周方向の中心位置から前記中心軸に直交する平面に対して対称に設けられている、ハウジングユニット。
  14. 請求項1に記載のハウジングと、前記光源と、前記回転駆動装置と、を有するハウジングユニットであって、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸に沿って配置される筒状の第1筒部と、
    前記中心軸に沿って配置され、かつ、前記第1筒部の下方に繋がる筒状の第2筒部と、
    前記第2筒部の下端部の少なくとも一部から径方向外側に拡がるハウジング底面と、
    を有し、
    前記第2筒部は、前記光学部品の少なくとも一部を内部に収容し、
    前記第1筒部、前記第2筒部、前記ハウジング底面、前記光源位置決め部、および前記モータ位置決め部は、単一部材から構成され、
    前記モータは、
    前記ハウジング底面に嵌合により固定されるモータ嵌合部
    を有する、ハウジングユニット。
  15. 請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のハウジングであって、
    前記ハウジングは樹脂製である、ハウジング。
  16. 請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のハウジングであって、
    前記ハウジングは金属製である、ハウジング。
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