JP2014180108A - 回転電機 - Google Patents

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俊幸 山岸
Yasuhiro Matsutani
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Abstract

【課題】ゴミや塵埃等の付着を防止しつつ高い分解能を確保することにより、回転子の回転方向位置を高精度に検出する。
【解決手段】固定子13と、磁気的空隙2を介して固定子13の径方向内側に対向配置された回転子21と、回転子21に連結されるとともに固定子13の軸方向上側の端部を覆い固定子13との間に所定の内部空間4を形成する回転カバー22と、回転カバー22の回転と共に回転するように、内部空間4に設けた回転ディスク28と、ハウジング11に設けられて回転ディスク28の位置を光学的若しくは磁気的に検出する検出部18と、を有する。
【選択図】図3

Description

開示の実施形態は、回転電機に関する。
固定子と、回転子と、それら固定子及び回転子を内包するハウジングを有する回転電機が知られている。例えば、特許文献1に記載の回転電機では、回転子を固定したシャフトが上記ハウジングの外部に突出し、その突出部に、略円板状の回転ディスクが設けられている。この回転ディスクに設けたスケールを位置センサが検知することにより、上記回転子の回転方向位置が検出される。
また、例えば特許文献2に記載の回転電機では、固定子の径方向内側に回転子が設けられる、いわゆるインナーロータタイプとして構成されている。回転子の径方向外周部に複数のマグネットが周方向に沿って配列されており、これら複数のマグネットが、固定子に設けたホール素子によって検出される。
特開2007−178235号公報 実開平5−25973号公報
上記特許文献1に記載の従来技術では、上述のように、固定子と回転子とが内部で対向配置されるハウジングの外部に、回転ディスクが設けられている。これにより、回転ディスクを比較的大径とすることができるので、例えばディスク外周部に数多くのスリット等を設けて高い分解能を確保することができる。しかしながら、回転ディスクがハウジングの外部に露出し周囲環境に晒されることから、ゴミや塵埃等の付着により検出精度の低下を招く恐れがある。
また、上記特許文献2に記載の従来技術では、インナーロータタイプであって回転子の径方向外側に固定子が存在することから、回転子の外径には制約があり、比較的小径となる。この結果、回転子の周長が比較的短くなるので、回転子の外周部にマグネットを数多く設けて高い分解能を確保するのは困難であり、検出精度の低下を招く。また、回転子や固定子が配置されるハウジング内への防塵について特に配慮されておらず、ハウジング内へ侵入したゴミや塵埃等がホール素子へ付着した場合、これによっても検出精度の低下を招く恐れがあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ゴミや塵埃等の付着を防止しつつ高い分解能を確保することにより、回転子の回転方向位置を高精度に検出できる回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、固定子と、磁気的空隙を介して前記固定子の径方向内側に対向配置された回転子と、前記回転子に連結されるとともに前記固定子の軸方向一方側の端部を覆い、前記固定子若しくは当該固定子に固定された固定部材との間に所定の内部空間を形成するカバーと、前記カバーの回転と共に回転するように、前記内部空間内に若しくは前記内部空間に臨むように設けられた被検出部材と、前記固定子若しくは前記固定部材に設けられ、前記被検出部材の位置を光学的若しくは磁気的に検出する検出部と、を有することを特徴とする。
本発明の回転電機によれば、ゴミや塵埃等の付着を防止しつつ高い分解能を確保することにより、回転子の回転方向位置を高精度に検出することができる。
実施形態の回転電機の全体構成を表す縦断面図である。 回転カバー及び環状ボスを裏面側から見た斜視図である。 図1の要部拡大断面図である。 磁気エンコーダ方式で検出する変形例の回転電機の全体構成を表す縦断面図である。 回転カバーを裏面側から見た斜視図である。 図4の要部拡大断面図である。
以下、開示の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
<回転電機の概略>
まず、図1を用いて、本実施形態に係る回転電機1の構成について説明する。図1に示すように、回転電機1は、固定部10と、回転部20とを備えたインナーロータ型のダイレクトドライブモータ(以下、DDモータという)であり、回転部20を固定部10の内側に備えている。
<固定部>
固定部10は、略円筒形状のハウジング11(固定部材に相当)と、ベース部12と、固定子13と、2つの軸受14,14とを有している。なお、軸受14は2つには限られず、1つ以上であればよい。2つの軸受14,14の間には、内外二層の間座14A,14Bが配置されている。内周側の間座14Aは固定側、外周側の間座14Bは回転側となっており、2つの軸受14,14の内側の位置決め部材となっている。
ハウジング11は、回転電機1が備えるほとんどの構成部品をその内部に収納する。
ベース部12は、基部12aと固定シャフト部12bとを一体的に備えている。基部12aは、ハウジング11の外径と略同じ外径の円板形状を備えている。基部12aは、ハウジング11のうち、軸方向他方側(図1中の下側。以下同様)の開口端を塞いでいる。固定シャフト部12bは、基部12aの径方向中心から軸方向一方側(図1中の上側。以下同様)へと突出する、中空管状の形状を備えている。すなわち、固定シャフト部12bは、ハウジング11の径方向中心位置を貫通している。固定シャフト部12bの突出端側(図1中の上側)には、固定側補助部材19が設けられている。固定側補助部材19は、一方の軸受14の外側を厚肉としており、内周側の間座14Aとで一方の軸受14を挟持している。
固定子13は、ハウジング11の内周面に配置される積層コア15と、この積層コア15において巻回して設けられた電機子コイル16と、を備えている。電機子コイル16は、ハウジング11の内周面で周方向に並ぶように積層コア15に複数設けられている。
<回転部>
回転部20は、固定子13の径方向内側に磁気的空隙2を介して対向配置された回転子21と、回転カバー22と、を有している。なお、回転カバー22については後述する。
<回転子>
回転子21は、出力軸23と、回転側補助部材24と、出力軸23の径方向外側に配置された永久磁石25と、を有している。なお、回転カバー22及び回転ディスク28については後述する。
出力軸23は、全体が略中空管状に構成されており、図1中の上側の端部にはフランジ部23aが形成されている。回転側補助部材24は、上記固定側補助部材19の外周面と出力軸23の内周面との間に配置されている。そして、出力軸23は、フランジ部23aがハウジング11の開口端側の(図1中の上側)に位置した状態で、ボルト26を介して回転側補助部材24に連結されている。これにより、出力軸23と回転側補助部材24との結合体が、軸受14,14を介し、(軸方向に拘束されつつ)固定シャフト部12bに回転可能に支持されている。なお、回転側補助部材24は、一方の(図1中の上側の)軸受14(第1軸受に相当)を上記軸方向一方側から固定する第1部材として機能する。また、出力軸23は、他方の(図1中の下側の)軸受14(第2軸受に相当)を上記軸方向他方側から固定するとともに、固定子13の径方向内側に対向する永久磁石25を径方向外側に備える第2部材として機能する。
永久磁石25は、出力軸23の外周面に、周方向に並ぶように複数設けられている。また永久磁石25は、固定子13の積層コア15に対し径方向において磁気的空隙2を介し対向するように、配置されている。
なお、上記構成において、この例では、回転子21のうち上記出力軸23と上記回転側補助部材24とは、軸受14,14を軸方向の一方側(図1中の上側)及び軸方向の他方側(図1中の下側)から挟み込んで固定する軸受固定部を構成している。そして、回転電機1の製造時においては、例えば、2つの軸受14,14を挟み込むようにして、出力軸23と回転側補助部材24とからなる上記軸受固定部を備えた回転子21が、組み付けられる。その後、固定子13を内包するハウジング11が、ベース部12に組み付けられる。そして、最後に、回転子21の軸方向一方側(図1中の上側)に回転カバー22及び回転ディスク28(後述)が取り付けられる。
<回転動作の概略>
上記構成において、固定子13の複数の電機子コイル16に電力が給電されることで、ハウジング11の内部に交番磁界が発生する。そして、回転子21の永久磁石25がそれら交番磁界による引力と斥力とを受けることで出力軸23にトルクを発生し、回転部20全体が回転する。
<回転カバー及び回転ディスク>
回転子21には、固定子13の軸方向一方側(図1中の上側)の端部を覆うように、回転カバー22が連結されている。図2、図3、及び前述の図1に示すように、回転カバー22は、全体が略ドーナツ形状(環状)の円板部材であり、ハウジング11(又は固定子13でもよい)との間に、内部空間4が形成される。回転カバー22は、出力軸23のフランジ部23aに例えば図示しないボルトなどで取り付けられる。これにより、回転カバー22は、ハウジング11の上記軸方向一方側(図1及び図3中上側)の開口端を覆うように、配置される。そして、回転カバー22の上記軸方向他方側(図1及び図3中下側)の底面と固定子13の電機子コイル16との間には、間隙3が設けられている。
回転カバー22は、上記軸方向と直交する径方向(図1、図3中の左右方向)に延設された平板部22bと、平板部22bの外周に一体に形成された円筒部22cと、を備えている。平板部22bには、上記出力軸23の上記軸方向一方側端部が突出するための開口22aが、径方向中心部に形成されている。また平板部22bは、出力軸23のフランジ部23aに図示しないボルトで取り付けるためのボルト穴22d(図2には図示せず。後述の図5参照)が形成されている。円筒部22cは、ハウジング11の径方向外側を覆うように平板部22bから軸方向に延設される。また、円筒部22cは、ハウジング11(又は固定子13でもよい)との間に、上記内部空間4の径方向外周部に連通する、所定の防塵通路100を形成する。
このとき、フランジ部23aには、上記回転カバー22と軸方向に離間するようにしつつ、環状ボス27が取り付けられている。環状ボス27は、フランジ部23aに図示しないボルトで取り付けるためのボルト穴27aが形成されている(図2参照)。そして、この環状ボス27を介し、回転ディスク28(被検出ディスク、被検出部材に相当)が出力軸23のフランジ部23aに支持されている。これにより、回転ディスク28は、回転カバー22や回転子21の回転と共に回転する。
すなわち、回転ディスク28は、回転カバー22の上記軸方向他方側の内部空間4において(あるいは内部空間4に臨むように)、径方向に延びつつ回転子21の径方向外側に設けられている。そして、この回転ディスク28の裏面には、回転方向に沿って全周に形成された、エンコーダパターンスリット28aが備えられている(図2参照)。なお、この例では、エンコーダパターンスリット28aは、貫通しない凹みスリットとなっている。また、回転ディスク28の外径は、平板部22bの外径と略同一寸法となっている。
このとき、ハウジング11の他方(図1において図中の上側)の開口端には、回転ディスク28と対向するように、図3に示すように、検出部18が配置されている。この例では、検出部18は、回転ディスク28の位置を光学的に検出する発光素子と受光素子とからなる光学式の位置検出センサである。回転ディスク28を検出部18が光学的に検出することにより、回転子21の回転方向位置を検出することができる。検出部18は、アーム状(又は板状)の支持部材17を介して、ハウジング11(又は固定子13でもよい)に支持されている。言い換えれば、検出部18及び回転ディスク28は、内部空間4に臨むように、支持部材17及び出力軸23にそれぞれ設けられている。
以上説明したように、本実施形態の回転電機1は、固定子13と回転子21とが対向配置され、防塵を行うための回転カバー22が、回転子21に連結して設けられる。この回転カバー22は、固定子13(若しくはハウジング11)との間に、内部空間4を形成する。そして、回転子21の径方向外側に回転ディスク28が設けられる。この回転ディスク28を検出部18が光学的に検出することにより、回転子の回転方向位置を検出することができる。
このとき、回転カバー22は、固定子13の上記軸方向一方側の端部を覆うように設けられることから、回転カバー22の外径を固定子13の制約を受けることなく比較的大径とすることができる。この結果、回転カバー22内の上記内部空間4を、径方向に比較的大きい寸法とすることができる。したがって当該内部空間4において径方向に延びるように配置される上記回転ディスク28の外径を、比較的大径とすることができる。これにより、当該大径の回転ディスク28に設けられるエンコーダパターンスリット28aのスリット数を、比較的多数とすることができるので、高い分解能を容易に確保することができる。この結果、回転子21の回転方向位置を高精度に検出することができる。またこのとき、検出部18は、回転カバー22内の内部空間4において周囲環境に晒されることなく回転ディスク28の検出を行うことができるので、ゴミや塵埃等の付着により検出精度が低下するおそれがない。以上により、本実施形態によれば、ゴミや塵埃等の付着を防止しつつ高い分解能を確保することにより、回転子21の回転方向位置を高精度に検出することができる。
また、本実施形態では特に、回転カバー22が平板部22bと円筒部22cとで構成されることで、平板部22bと回転ディスク28とが略平行になる(図3参照)。これにより、回転ディスク28の外径寸法を平板部22bと略同一の大径として、上述のようにして確実に高い分解能を得ることができる。また、内部空間4の外周部に連通するように、円筒部22cと固定子13(若しくはハウジング11)との間に防塵通路100を形成することにより、さらに確実に内部空間4の防塵を図ることができる。
また、本実施形態では特に、上述したように、回転電機1の製造時において、回転ディスク28や回転カバー22は、最後の工程で取り付けられる。これにより、検出部18による検出の初期設定や使用開始後の再設定のために回転ディスク28の位置決めや各種調整が必要となった場合でも、それら回転ディスク28や回転カバー22の取り付け工程より前に既に組み付けられたベース部12、軸受14、軸受固定部(出力軸23及び回転側補助部材24の結合体)、回転子21、ハウジング11等を取り外すことなく、簡単に位置決めや各種調整を行うことができる。
また、本実施形態では特に、回転側補助部材24が上記一方の軸受14を上記軸方向一方側から固定するとともに、出力軸23が上記他方の軸受14を上記軸方向他方側から固定する。そして、これら出力軸23及び回転側補助部材24が互いに連結されて、回転子21の上記軸受固定部が構成される。これにより、回転子21が、上記2つの軸受14,14を介しベース部12に対して回転可能に支持される構造を、容易かつ確実に実現することができる。
なお、開示の実施形態は、上記の構成に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
<磁気エンコーダ方式で検出する場合>
上記実施形態のようなエンコーダパターンスリット28aの光学的な検出に代えて、磁気的な検出を行う方式としても良い。そのような変形例を図4〜図6により説明する。なお、上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
上記図1及び図3に対応する図4及び図6に示すように、この変形例では、上記実施形態における環状ボス27及び回転ディスク28が省略される。そして、回転カバー22の円筒部22cには、内部空間4に臨むように、周方向に沿った複数箇所にそれぞれ設けられた、複数(この例では14個)の着磁部38S,38N(磁石、被検出部材に相当)が設けられている。着磁部38Sは、径方向内側がS極でかつ径方向外側がN極に予め着磁された領域である。着磁部38Nは、径方向内側がN極でかつ径方向外側がS極に予め着磁された領域である。これら着磁部38S及び着磁部38Nは、周方向に交互に設けられている(図5参照)。
また、検出部18は、ハウジング11(又は固定子13でもよい)の周方向1カ所に、内部空間4において上記着磁部38S,38Nに対向可能に設けられた、ホールセンサである。この例では、検出部18は、着磁部38S,38Nに対し径方向外側に向かって対向するように、ハウジング11(又は固定子13)に設けられている。検出部18は、上記着磁部38S,38Nを磁気的に検出することにより、回転子21の回転方向位置を検出することができる。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得る。すなわち、回転カバー22の外径を固定子13の制約を受けることなく比較的大径とすることができるので、配置する着磁部38S,38Nの数を、比較的多数(上記の例では14個)とすることができる。これにより、高い分解能を容易に確保することができるので、回転子21の回転方向位置を高精度に検出することができる。またこのとき、検出部18は、回転カバー22内の内部空間4において周囲環境に晒されることなく着磁部38S,38Nの検出を行うことができるので、ゴミや塵埃等の付着により検出精度が低下するおそれがない。以上により、本実施形態によれば、ゴミや塵埃等の付着を防止しつつ高い分解能を確保することにより、回転子21の回転方向位置を高精度に検出することができる。
なお、以上では、回転電機1が、電動機である場合の例を説明したが、電動機ではなく発電機である場合にも適用することができる。
以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 回転電機
2 磁気的空隙
4 内部空間
10 固定部
11 ハウジング
12 ベース部
13 固定子
14 軸受
15 積層コア
16 電機子コイル
17 遮蔽板
18 検出部
20 回転部
21 回転子
22 回転カバー(カバー)
22b 平板部
22c 円筒部
23 出力軸
24 回転側補助部材
25 永久磁石
28 回転ディスク(被検出ディスク、被検出部材)
38S,N 着磁部(磁石、被検出部材)

Claims (7)

  1. 固定子と、
    磁気的空隙を介して前記固定子の径方向内側に対向配置された回転子と、
    前記回転子に連結されるとともに前記固定子の軸方向一方側の端部を覆い、前記固定子若しくは当該固定子を固定した固定部材との間に所定の内部空間を形成するカバーと、
    前記カバーの回転と共に回転するように、前記内部空間内に若しくは前記内部空間に臨むように設けられた被検出部材と、
    前記固定子若しくは前記固定部材に設けられ、前記被検出部材の位置を光学的若しくは磁気的に検出する検出部と、
    を有することを特徴とする回転電機。
  2. 前記被検出部材は、
    前記カバーの軸方向他方側の前記内部空間において径方向に延びるように、前記回転子の径方向外側に設けられた被検出ディスクであり、
    前記検出部は、
    前記内部空間に臨むように前記固定子若しくは前記固定部材に設けられ、前記被検出ディスクの位置を光学的に検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記カバーは、
    径方向に延設される平板部と、
    前記固定子側の径方向外側を覆うように前記平板部から前記軸方向に延設されるとともに、前記固定子若しくは前記固定部材との間に、前記内部空間の径方向外周部に連通する所定の防塵通路を形成する、円筒部と、
    を備えており、
    前記被検出ディスクは、
    前記平板部の外径と略同一の外径寸法を備えている
    ことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  4. 前記被検出部材は、
    前記内部空間に臨むように、前記カバーの周方向に沿った複数箇所にそれぞれ設けられた複数の磁石であり、
    前記検出部は、
    前記内部空間内において前記磁石に対向可能に前記固定子若しくは前記固定部材に設けられ、前記磁石の位置を磁気的に検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  5. 前記カバーは、
    径方向に延設される平板部と、
    前記固定子側の径方向外側を覆うように前記平板部から前記軸方向に延設されるとともに、前記固定子若しくは前記固定部材との間に、前記内部空間の径方向外周部に連通する所定の防塵通路を形成する、円筒部と、
    を備えており、
    前記複数の磁石は、
    前記円筒部の内周側の部位に設けられており、
    前記検出部は、
    前記磁石に対し径方向外側に向かって対向するように、前記固定子若しくは前記固定部材に設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の回転電機。
  6. 前記回転子を回転可能に支持する軸受と、
    少なくとも1つの前記軸受を固定するベース部と、
    をさらに有し、
    前記回転子は、
    前記少なくとも1つの軸受を、前記軸方向一方側及び軸方向他方側から挟み込んで固定する軸受固定部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の回転電機。
  7. 前記ベース部は、
    前記軸方向一方側の第1軸受及び前記軸方向他方側の第2軸受がそれぞれ固定されており、
    前記軸受固定部は、
    前記第1軸受を前記軸方向一方側から固定する第1部材と、
    前記第2軸受を前記軸方向他方側から固定するとともに、前記固定子の径方向内側に対向する永久磁石を径方向外側に備え、前記第1部材に連結される第2部材と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の回転電機。
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