JP2019007860A - 物品検査装置 - Google Patents
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筐体2と、
前記筐体内において搬送方向T,T’に隙間10をおいて配置された第1コンベア5aおよび第2コンベア5bと、
前記筐体2内において前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bの上方及び下方の一方に配置され、前記隙間10を通過する被検査物に電磁波を放出する電磁波源25と、
前記筐体2内において前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bの上方及び下方の他方に配置され、前記隙間10を通過する被検査物を透過した電磁波を検出する検出部26と、
前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bの少なくとも一方に設けられ、前記コンベア5a,5bを前記筐体2に対して支持するとともに前記コンベア5a,5bの水平度を調整する水平調整機構20,30と、
を具備する物品検査装置1であって、
前記水平調整機構20,30は、前記コンベア5a,5bの基準箇所に取り付けられて前記基準箇所の前記筐体2に対する高さを規定する基準支持部30と、前記コンベア5a,5bの複数の調整箇所にそれぞれ取り付けられて前記各調整箇所の前記筐体2に対する高さを調整する調整支持部20とを有することを特徴としている。
前記基準支持部30は、筐体2に対して円周の一部で接する円盤であることを特徴としている。
前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bのうち、前記水平調整機構20,30が設けられた前記コンベア5a、5bは、
前記基準支持部30と前記調整支持部20が設けられて前記筐体2上に設置される第1フレーム12と、前記第1フレーム12に設けられた複数の支持体40と、ベルト16が掛け回された従動ローラ14及び駆動ローラ15と、前記従動ローラ14及び前記駆動ローラ15を回動可能に搭載して前記第1フレーム12の前記基準支持部30と前記支持体40の上に載置される第2フレーム13とを備えていることを特徴としている。
前記筐体2は、前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bの前記搬送方向T,T’における上流側と下流側に相当する2つの側面と、手前側とが解放可能な構造であり、
前記基準箇所は、前記第1コンベア5aと前記第2コンベア5bの一方が他方と向き合う側であって、かつ前記筐体2の奥側に位置することを特徴としている。
図1に示す物品検査装置1は、装置を構成する各種部品等を所定の配置で設置し、又は取り付けるための基体(フレーム)である筐体2と、筐体2を設置面上に支持するための脚部3とを有している。筐体2は、検査に使用する電磁波を外部に透過させない遮蔽性の構造と材質で作られている。筐体2の内部には、被検査物を筐体2内に搬入し、検査後に筐体2外に搬出するために、被検査物の搬送方向について上流側と下流側に開口した内部空間Sが設けられている。そして、後述するように、被検査物を搬送するコンベア5(上流側コンベア5a及び下流側コンベア5b)がこの内部空間Sに配置されており、内部空間Sの上流側と下流側の開口のうち、コンベア5よりも上方の部分が、それぞれ被検査物が通過する入口6及び出口7となっている。
内部空間Sの奥側である下流側コンベア5bの一方の側板12には、上流側コンベア5aと隣接する1つの調整位置に、基準支持部30が設けられている。基準支持部30は、ローラ14,15の外径に近い直径の円盤状であり、その一部が側板12の下縁から下方に突出するように側板12の内面に取り付けられている。下流側コンベア5bの基準箇所は、この基準支持部30によって筐体2上に支持されることにより、筐体2の上面からの距離が一定に保持されることとなる。
下流側コンベア5bの各一対の側板12,12には、前述した3か所の調整位置に、それぞれ調整支持部20が設けられている。調整支持部20は、側板12の外面に取り付けられた略L字形の板部21と、板部21の片持ち部分に垂直方向下向きに移動自在にねじ込まれたねじ部22とを備えている。調整支持部20によれば、ねじ部22の下方への突出長さを調整することにより、下流側コンベア5bの当該調整箇所における高さを任意に設定することができる。
上述した通り、水平調整機構の基準支持部30は、下流側コンベア5bの側板12に設けられた一つの基準箇所の高さを一定値に規制する部材であるが、その他の役割乃至機能も備えている。すなわち、図2を参照して先に説明したように、下流側コンベア5bは複数のフレーム等を組み合わせたユニット構造の構成要素であって、水平調整機構(基準支持部30及び調整支持部20)によって筐体2の上に側板12を支持し、ローラ14,15等を搭載した受台13をこの側板12の上に支持している。ここで、受台13を一点で支持する部材が前記基準支持部30であり、他の三点で支持する部材が3つの支持体40である。
各コンベア5a,5bの基準支持部30は同一外径の円盤であり、側板12の同一位置に取り付けられている。そして、基準支持部30は、筐体2に対して常に円周の一点で接するため、各コンベア5a,5bの基準箇所の筐体2に対する高さは同一となる。ここで、両コンベア5a,5bの一方又は双方の調整支持部20を必要に応じて操作すれば、隙間10をおいて対峙している同一高さの両コンベア5a,5bの各基準箇所に対し、各コンベア5a,5bのそれぞれ3箇所の調整箇所の高さを適宜に調整できる。この際、コンベア5a,5bの各基準箇所の筐体2に対する高さは変わることがないので、各コンベア5a,5bの姿勢を基準箇所の高さを基準として調整できる。これにより、両コンベア5a,5bの水平度が調整されて両コンベア5a,5b間の段差を可及的に小さくできるので、両コンベア5a,5b間を被検査物が安定して乗り継げるようになり、乗り継ぎ時に行う検査の精度が向上する。
また、第1コンベア5aと第2コンベア5bが搬送方向Tに並んでおり、第1コンベア5aが上流側で第2コンベア5bが下流側であったが、第1コンベア5aと第2コンベア5bが搬送方向T’に並んでおり、第2コンベア5bが上流側で第1コンベア5aが下流側でもよい。
2…筐体2
5a…第1コンベアとしての上流側コンベア
5b…第2コンベアとしての下流側コンベア
10…上流側コンベアと下流側コンベアの隙間
12…フレームとしての側板
13…フレームとしての受台
14…従動ローラ
15…駆動ローラ
16…ベルト
20…調整支持部
21…板部
20…ねじ部
25…電磁波源
26…検出部
30…基準支持部
40…支持体
S…筐体2の内部空間
X…電磁波の放射領域
T,T’…搬送方向
Claims (4)
- 筐体(2)と、
前記筐体内において搬送方向(T,T’)に隙間(10)をおいて配置された第1コンベア(5a)および第2コンベア(5b)と、
前記筐体内において前記第1コンベアと前記第2コンベアの上方及び下方の一方に配置され、前記隙間を通過する被検査物に電磁波を放出する電磁波源(25)と、
前記筐体内において前記第1コンベアと前記第2コンベアの上方及び下方の他方に配置され、前記隙間を通過する被検査物を透過した電磁波を検出する検出部(26)と、
前記第1コンベアと前記第2コンベアの少なくとも一方に設けられ、前記コンベアを前記筐体に対して支持するとともに前記コンベアの水平度を調整する水平調整機構(20,30)と、
を具備する物品検査装置(1)であって、
前記水平調整機構は、前記コンベアの基準箇所に取り付けられて前記基準箇所の前記筐体に対する高さを規定する基準支持部(30)と、前記コンベアの複数の調整箇所にそれぞれ取り付けられて前記各調整箇所の前記筐体に対する高さを調整する調整支持部(20)とを有することを特徴とする物品検査装置(1)。 - 前記基準支持部(30)は、筐体(2)に対して円周の一部で接する円盤であることを特徴とする請求項1記載の物品検査装置(1)。
- 前記第1コンベア(5a)と前記第2コンベア(5b)のうち、前記水平調整機構(20,30)が設けられた前記コンベアは、
前記基準支持部(30)と前記調整支持部(20)が設けられて前記筐体(2)上に設置される第1フレーム(12)と、前記第1フレームに設けられた複数の支持体(40)と、ベルト(16)が掛け回された従動ローラ(14)及び駆動ローラ(15)と、前記従動ローラ及び前記駆動ローラを回動可能に搭載して前記第1フレームの前記基準支持部と前記支持体の上に載置される第2フレーム(13)とを備えていることを特徴とする請求項2記載の物品検査装置(1)。 - 前記筐体(2)は、前記第1コンベア(5a)と前記第2コンベア(5b)の前記搬送方向(T,T’)における上流側と下流側に相当する2つの側面と、手前側とが解放可能な構造であり、
前記基準箇所は、前記第1コンベアと前記第2コンベアの一方が他方と向き合う側であって、かつ前記筐体の奥側に位置することを特徴とする請求項3記載の物品検査装置(1)。
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