JP2019007594A - サーボ弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた締切り性能を備えたサーボ弁を提供する。【解決手段】サーボ弁は、制御ポートに通じる流入ポートを有する流入路と、制御ポートと通じる流出ポートを有する流出路とを有する管体と、流入路内に配置された流入弁と、流出路内に配置された流出弁と、流入路及び流出路を横切り且つ流入弁及び流出弁の下流に配置されたカムシャフトとを有する。流入弁は、流入開口を有する流入弁座と、流入弁座の上流に配置され且つ流入開口を閉塞する流入弁体ボールとを有する。流出弁は、流出開口を有する流出弁座と、流出弁座の上流に配置され且つ流出開口を閉塞する流出弁体ボールとを有する。カムシャフトは、流入弁座の下流に配置され且つカムシャフトの運動に従って流入弁座から流入弁体ボールを変位させる流入カムと、流出弁座の下流に配置され且つカムシャフトの運動に従って流出弁座から流出弁体ボールを変位させる流出カムとを有する。【選択図】図4A

Description

本発明は、例えば、空気圧システム、流体機械、医療器具、自動車に使用されるサーボ弁に関する。
サーボ弁は、例えば、流入ポート、制御ポート、流出ポートの3つのポート、及び、スプールを有する。スプールを移動させることにより、流入ポートから制御ポートへの流れと、制御ポートから流出ポートへの流れとを切り替え、弁の開度も変化させる(特許文献1参照)。
また、別のサーボ弁は、ポートを開閉する球体と、球体をポートから変位させるカムを有する(特許文献1参照)。そして、カムによって球体をポートから横へ変位させることにより、ポートを開放し、ポートに冷媒ガスを流入させる。
特開2009−19684号 特許3886092号公報
前者では、スプールと各ポートとの間に隙間が生じ、この隙間から流体が漏れ、各ポートを完全に遮断することができない。
一方、後者では、カムはポートの上流に配置され、球体はポートから横へ変位するので、ポートの流入する冷媒ガスの流れは非軸対称となり、同流れのチョーク域を広く取ることができない。
本発明の第1の課題は、優れた締切り性能を備えたサーボ弁を提供することにある。
本発明の第2の課題は、広いチョーク域を取ることができるサーボ弁を提供することにある。
上記課題を達成するため、サーボ弁は、制御ポートに通じる流入ポートを有する流入路と、前記制御ポートと通じる流出ポートを有する流出路とを有する管体と、前記流入路内に配置された流入弁と、前記流出路内に配置された流出弁と、前記流入路及び前記流出路を横切り且つ前記流入弁及び前記流出弁の下流に配置されたカムシャフトとを有する。前記流入弁は、流入開口を有する流入弁座と、前記流入弁座の上流に配置され且つ前記流入開口を閉塞するように前記流入弁座の上流に配置された流入弁体ボールとを有する。前記流出弁は、流出開口を有する流出弁座と、前記流出弁座の上流に配置され且つ前記流出開口を閉塞する流出弁体ボールとを有する。前記カムシャフトは、前記流入弁座の下流に配置され、且つ、前記カムシャフトの運動に従って前記流入弁座から前記流入弁体ボールを変位させて記流入開口に対する前記流入弁体ボールの位置を決定する流入カムと、前記流出弁座の下流に配置され、且つ、前記カムシャフトの運動に従って前記流出弁座から前記流出弁体ボールを変位させて前記流出開口に対する前記流出弁体ボールの位置を決定する流出カムと、を有する。
本発明のサーボ弁によれば、優れた締切り性能を達成する。
また、同サーボ弁によれば、広いチョーク域を取ることができる。
第1の実施形態に係わる空気圧システムの概要図である。 空気圧システムの制御のブロック線図である。 図1に示すサーボ弁の断面図である。 図3Aに示す流入弁座及び流出弁座の側面図である。 図3Bに示す流入弁座及び流出弁座の長手方向の断面図である。 図3Aに示す流入カム及び流出カムの拡大断面図である。 図3Aに示すカムシャフトの拡大斜視図である。 図3Aに示す流入弁の拡大断面図であり、流入弁が開いた状態を示す。 図3Aに示す流入弁の拡大断面図であり、流入弁が閉じた状態を示す。 図5Bに示す流出弁及び流出カムの模式図である。 図3Aに示すサーボ弁の模式図であり、流入弁及び流出弁が閉じた状態を示す。 図5Bに示す流入弁及び流入カムの模式図を示す。 図6Bに示す流出弁及び流出カムの模式図である。 図3Aに示すサーボ弁の模式図であり、流入弁が開いた状態、流出弁が閉じた状態を示す。 図6Bに示す流入弁及び流入カムの模式図である。 図7Bに示す流出弁及び流出カムの模式図である。 図3Aに示すサーボ弁の模式図であり、流入弁が最大に開いた態、流出弁が閉じた状態を示す。 図7Bに示す流入弁及び流入カムの模式図である。 図8Bに示す流出弁及び流出カムの模式図である。 図3Aに示すサーボ弁の模式図であり、流入弁が閉じた態、流出弁が開いた状態を示す。 図8Bに示す流入弁及び流入カムの模式図である。 図9Bに示す流出弁及び流出カムの模式図である。 図3Aに示すサーボ弁の模式図であり、流入弁が閉じた状態、流出弁が最大に開いた状態を示す。 図9Bに示す流入弁及び流入カムの模式図である。 カム角度と流量特性との実験結果を示すグラフである。 サーボ弁の圧力制御試験の結果示すグラフである。 サーボ弁の圧力比と流量との関係を示すグラフである。 変形形態に係わるサーボ弁の一部断面図である。 図12に示すサーボ弁のカム角度と流量との関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係わるサーボ弁の断面図である。 図14に示すカムシャフトの斜視図である。 図16Bに示す流出弁の一部拡大断面図である。 図14に示す直動カムの模式図である。 図14に示す流出弁の拡大断面図であり、流出弁は閉じた状態である。 図14に示す流出弁の拡大断面図であり、流出弁は開いた状態である。 第1の変形形態に係わるカムシャフトの一部斜視図である。 図17Aに示すカムシャフトの側面図である。 第2の変形形態に係わるカムシャフトの一部斜視図である。 図18Aに示すカムシャフトの側面図である。 図17A、図18Aに示すカムシャフトを用いたサーボ弁の流量特性を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
第1の実施形態
図1に示すように、空気圧システム100は、モータ101によって駆動されるコンプレッサ102と、コンプレッサ102の下流に配置されたタンク103と、タンク103に取り付けられた逃がし弁104、ドレン排出器105と、タンクの下流に配置されたレギュレータ106と、レギュレータ106の下流に配置されたタンク107と、タンク107の下流に配置されたサーボ弁10と、サーボ弁10の下流に配置された空気圧シリンダ108と、空気圧シリンダ108のピストンに取り付けられた変位センサ109とを有する。また、空気圧システム100は、タンク103の圧力を測定する圧力センサ111と、レギュレータ106の下流の圧力を測定する圧力センサ112と、サーボ弁10の下流の圧力を測定する圧力センサ113とを有する。なお、動作対象は、直動タイプの空気圧シリンダ108の他、回転タイプのベーンモータを用いてもよい。
図3Aに示すように、サーボ弁10は、流入路12及び流出路13を有する管体11と、流入路12に設置された流入弁20と、流出路13に設置された流出弁30と、管体11を貫通すると共に流入路12及び流出路13を横切るカムシャフト40を有する。流入弁20は、中空の流入弁座21と、流入弁座21に配置されたポペットとしての流入弁体ボール22とを有する。流出弁30は、流出路13に設置された流出弁座31と、流出弁座31に配置されたポペットとしての流出弁体ボール32とを有する。
ここで、管体11は、外部と流入路12とに連通する第1の貫通孔11aと、外部と流出路13とに連通する第2の貫通孔11bと、流入路12と流出路13とに連通する第3の貫通孔11cを有する。
流入路12は、一端に流入ポート12a、及び、他端に第1の制御ポート12bを有する。流入ポート12aはレギュレータ106と連通し、第1の制御ポート12bは空気圧シリンダ108と連通する。流出路13は、一端に流出ポート13a、及び、他端に第2の制御ポート13bを有する。流出ポート13aは外気と連絡し、第2の制御ポート13bの空気圧シリンダ108と連通する。
図4A、4Bに示すように、流入弁座21は流入路12より小さい内径を有する円筒形の外殻21aを有する。外殻21aの外周面はネジ山21dを有し、ネジ山21dは流入通路12の内周面に形成されたネジ溝と噛み合う。流入弁座21は、外殻21aの出口端から径方向内側へ突出する円環状のシート部21bを有する。シート部21bは、外殻21aの内周面から円筒形の中心へ向けて先細りとなり、円錐台形のテーパー面を有する。シート部21bの先端は円形のオリフィス(開口)21cを画成する。
球体の流入弁体ボール22の直径は、外殻21aの内径よりも小さく、シート部21bのオリフィス21aの直径よりも大きい。流入弁体ボール22が、圧縮空気F1によってシート部21bのオリフィス21cの位置P1を横切り、オリフィス21cを常時閉塞する(図4B参照)。
流出弁座31は、流入弁座21と同様な構造を有し、外殻31a、シート部31b、オリフィス31cを有する。
図3Aに示すように、カムシャフト40は、第1の貫通孔11a及び第2の貫通孔11bに設置されたベアリング14A、14Bによって回転自在に支持されている。カムシャフト40は、第3の貫通孔11cに一致する部位に凹部を有し、この凹部にOリング15が嵌め込まれる。カムシャフト40は、流入路12に配置された流入カム41と、流出路13に配置された流出カム42とを有する。
流入カム41は、シート部21bのオリフィス21cの下流に配置される。即ち、流入カム41はオリフィス21cについて流入弁体ボール22と反対側に配置される。図3Dに示すように、流入カム41は、カムシャフト40の外周面に形成された偏心の板カムである。流入カム41は、長軸L1および短軸S1を有し、長軸L1と短軸S1との交点となる回転中心C1を有する。長軸L1はカムシャフト40の直径D1よりも小さく(図4B参照)、回転中心C1はカムシャフト40の回転軸と一致する。また、遠点E1は、カムシャフト40の外周よりも少し内側に位置決めされる。流入カム41は、短軸S1について一方側に半円部41aと、他方側に山形部41bを有する。山形部41bのカム周面の曲率半径は、短軸S1の両端から長軸L1の端E1へ向けて大きくなり、この長軸L1の一端は回転中心C1から最も遠い遠点E1となる。山形部41bの遠点E1から回転中心C1までの長さは、カムシャフト40の半径より少し小さい。一方、半円部41aは短軸S1の両端の間に延び、回転中心C1について一定の半径を有する。半円部41aの半径はカムシャフト40の半径よりも小さく、半円部41aのカム周面は回転中心から最も近い。
図3Aに示すように、流出カム42は、シート部31bのオリフィス31cの下流に配置される。即ち、流出カム42は、オリフィス31cについて流出弁体ボール32と反対側に配置される。図3Dに示すように、流出カム42は、流入カム41と同じ構造であり、半円部42a、山形部42bを有する。
図3Eに示すように、流入カム41及び流出カム42は、カムシャフト40の軸について120度を成すように形成される。例えば、図4Bにおいて、流入弁体ボール22はオリフィス21cを閉塞しており、このときのカムシャフト40及び流入カム41の角度位置を中立位置とする。図4Aに示すように、カムシャフト40を反時計方向に60度回転させると(カム角度+60度)、流入カム41は流入弁体ボール22をオリフィス21cから引き離し、流入弁20は全開となる。このとき、流入カム41の遠点E1はシート部21bに干渉せず、オリフィス位置P1を越えてオリフィス21cの上流側に到達する。この間、流出カム42は流出弁体ボール32を変位させず、流出弁30は閉状態に保たれる。一方、カムシャフト40を時計方向に60度回転させると(カム角度−60度)、流出カム42は流出弁体ボール32をオリフィス31cから引き離し、流出弁30は全開となる。この間、流入カム41は流入弁体ボール22を変位させず、流入弁20は閉状態に保たれる。
なお、流入カム41と流出カム42との成す角度を変更することにより、流入弁20と流出弁30の開閉のタイミングを調整することができる。例えば、流入カム41と流出カム42との成す角度が180度であると、流入弁20と流出弁30とは同期して開閉する。
以上の流入弁20、流出弁30を通過する圧縮空気の流量は、流入カム22、流出カム32のカム角度に対して線形特性を示す共に、優れた締切性能を奏する。
図10Aは、カム角度と流量特性との実験結果を示す。0〜+60度のカム角度の各点は流入カム22のオリフィス21cの下流(流出側)の圧縮空気の流量を示す。0〜−60度のカム角度の各点は、流出カム32のオリフィス31cの下流(流出側)の圧縮空気の流量を示す。
カム角度が0度から60度に変化するに従って、流入側の流量も比例的に増加し、線形特性を示す。一方、カム角度が0度から−60度に変化するに従って流出側の流量も比例的に増加し、線形特性を示す。
図10Bは、サーボ弁10の圧力制御実験を行った結果を示す。この実験では圧力目標値を与えたときの応答を確認した。第1の制御ポート12bに直接圧力センサを取り付け、その測定値から圧力のフィードバックシステムを構築し、フィードバック制御を行った。このグラフから、カム角度が0[度]付近で圧力測定値の変動がないことから漏れ流量がほとんどないことが確認された。
また、円環形のシート部21b、31b、円形のオリフィス21c、31c、球形の弁体ボール22、32を用いることにより、オリフィス21c、31cを通過する圧縮空気の流れの軸対称性が保たれ、圧縮空気のチョーク域(音速域)を広くとることが可能になる。
図11において、サーボ弁10の圧力比に対する流量の関係を示す。圧力比は、オリフィス21c、31cを通過する圧縮空気のオリフィス21c、31cの流入前の圧力に対する流出後の圧力の比である。本実施形態の流入弁20及び流出弁30の臨界圧力比は0.54を示す。臨界圧力比とは、圧縮空気の亜音速流れ(圧力比0.54以上)とチョーク流れ(音速流れ、圧力比0.54以下)との境界となる値である。これに対し、電磁弁の臨界圧力比は、例えば、0.24であり、他のサーボ弁の臨界圧力比は、例えば、0.35であり、本実施形態の臨界圧力比はより大きな値を示す。
次に、図5A〜図9Cに基づいてサーボ弁10の動作について説明する。説明の便宜上、流入カム41、流出カム42は同じ方向を向き、流入カム41、流出カム42のカム角度は、中立位置から−90度及び+90度の範囲とする。
先ず、圧縮空気F1の流入について説明する。
図5A〜図5Cに示すように、カムシャフト40の動作前の流入弁20及び流出弁30の両方は閉鎖している。即ち、流入弁体ボール22及び流出弁体ボール32は、圧縮空気F1、F2によりそれぞれシート部21b、31bに押し付けられ、それぞれのシート部21b、31bのオリフィス21c、31cを閉塞している。このとき、圧縮空気は、流入弁20、流出弁20からそれぞれの下流へ漏れない。一方、流入カム41、流出カム42の短軸方向の端面は、それぞれ流入弁体ボール22、流出弁体ボール32と接している一方で、流入弁体ボール22、流出弁体ボール32を変位させない。このとき、カムシャフト40の回転角度、流入カム41及び流出カム42のカム角度は0度(中立位置)である。
次に、図6A、6B、6Cに示すように、カムシャフト40を中立位置から反時計方向に45度回転させる(カム角度+45度)。このとき、流入カム41の山形部41bは、圧縮空気F1に抗して流入弁体ボール22をシート部21bの上流へ押し、すなわち、流入ポート12aへ向けて変位させ、シート部21bから流入弁体ボール22を分離させる。これにより、流入弁体ボール22とシート部21bとの間に隙間が生じ、オリフィス21cは開放され、圧縮空気F1はシート部21bのオリフィス21cを通って第1の制御ポート12bへ流れる。
一方、流出カム42の半円部42aは、カムシャフト40の回転の間、流出弁体ボール32に接しているだけで、流出弁体ボール32を変位させない。これにより、流出弁体ボール32はシート部31bのオリフィス31cを閉塞し続ける。
次に、図7A、7B、7Cに示すように、カムシャフト40を中立位置から反時計方向に90度まで回転させる(カム角度+90度)。このとき、流入カム41の山形部41bの遠点E1は流入弁体ボール22をさらに変位させ、流入弁体ボール22とシート部21bとの隙間は最大になる。即ち、流入弁20の開度は最大となり、オリフィス21cの下流の圧縮空気F1の流量も最大となる。
一方、流出カム42の半円部42aは、カムシャフト40の回転の間、流出弁体ボール32と接するだけで、流出弁体ボール32を変位させない。これにより、流出弁体ボール32はオリフィス31cを閉塞し続ける。
次に、圧縮空気F2の流出について説明する。
図8A、8B、8Cに示すように、カムシャフト40を中立位置から時計方向に45度回転させる(カム角度−45度)。このとき、流出カム42の山形部42bは圧縮空気F2に抗して流入弁体ボール32をシート部31bの上流へ押し、すなわち、第2の制御ポート13bへ向けて流入弁体ボール32を変位させ、シート部31bから流入弁体ボール32を分離させる。これにより、流出弁体ボール32とシート部31bとの間に隙間が生じ、シート部31bのオリフィス31cは開放され、圧縮空気F2はオリフィス31cを通って流出ポート13aへ流れる。
一方、流入カム41の半円部41aは、カムシャフト40の回転の間、流入弁体ボール22に接するだけで、流入弁体ボール22を変位させない。これにより、流入弁体ボール22はオリフィス21cを閉塞し続ける。
次に、図9A、9B、9Cに示すように、カムシャフト40を初期位置に対して時計方向に90度まで回転させる(カム角度−90度)。このとき、流出カム42の山形部42bの遠点E1は流入弁体ボール32をさらに変位させ、流出弁体ボール32とシート部31bとの隙間は最大になる。即ち、流出弁30の開度は最大となり、オリフィス31cの下流の圧縮空気F2の流量も最大となる。
一方、流入カム41の半円部41aは、カムシャフト40の回転の間、流入弁体ボール22と接するだけで流入弁体ボール22を変位させない。これにより、流入弁体ボール22はオリフィス21cを閉塞し続ける。
図1を参照して、空気圧システム100の使用方法を説明する。
コンプレッサ102はモータ101によって駆動される。コンプレッサ102は、外の空気を取り込み、この空気を圧縮し、圧縮空気を生成する。圧縮空気はタンク103に流入する。圧縮空気が所定の圧力以上である場合、圧縮空気の一部は逃がし弁104から排出される。一方、圧縮空気中の水分はタンク103の底部に溜まり、ドレン排出器105から排出される。
次に、圧縮空気はレギュレータ106に流入する。ここで、圧縮空気の圧力はレギュレータ106によって所定圧力に調整され、レギュレータ106の下流の圧縮空気の圧力は一定に保たれる。
次に、圧縮空気はタンク107に流入する。ここで、タンク107は、圧縮空気の急激な圧力低下を防止するバッファとして機能する。次に、圧縮空気は、サーボ弁10の流入路12に流入する。サーボ弁10は、流入弁20の開度を調節し、サーボ弁10の下流の圧縮空気の流量、圧力を制御する。次に、圧縮空気は空気圧シリンダ108に流入し、空気圧シリンダ108のピストンを駆動する。
また、図2に示すように、空気圧システム100は、変位センサ109によって空気圧シリンダ108のピストンの位置(X)を計測し、フィードバック制御により制御目標の位置(Xref)に対して空気圧シリンダ108の位置(X)を追従させてもよい。フィードバック制御は、シリンダ108のピストンの位置を計測する変位センサ109及び位置制御器114による位置制御、及び、圧力センサ113及び圧力制御器115によるサーボ弁10の下流の圧力制御からなる。
以上の実施形態によれば、流入弁20及び流出弁30の閉鎖時、弁体ボール22、32とオリフィス21c、31cとの間に隙間を生じせないので、圧縮空気は流入弁22及び流出弁32から漏れない。したがって、サーボ弁10は、流路を完全に閉塞することができ、優れた締切性能を達成する。
流入カム41、流出カム42はそれぞれオリフィス21c、31cの下流に配置されているので、オリフィス21c、31cを通過する圧縮空気の流れを阻害しない。
また、円筒形の外殻21a、31a、円形のオリフィス21c、31c、球体の弁体ボール22、32を用いることにより、オリフィス21c、31cを通過する圧縮空気の流れは軸対称性を保ち、圧縮空気のチョーク域(音速域)を広くとることが可能になる。
なお、流出カム42及び流入カム41は互いに異なる回転角度位置に設定してよい。これにより、流入弁20と流出弁30とを同時に開放し、また、同時に閉鎖することができる。
変形形態
図12に示すように、流入弁20、流出弁30の流入弁座21、流出弁座31を管体11に対して回転させると、外殻21a、31aのネジ山21d、31dと管体11のネジ溝との作用により、流入弁座21、流出弁座31はカムシャフト40へ向けて移動する。これにより、流入弁20の流入弁座21及び流出弁30の流出弁座31は、第1の実施形態と比較して、カムシャフト40へより近くに配置される。これにより、流入カム41はオリフィス21cの上流側へ流入弁体ボール22を変位させ、オリフィス21cの一部を開放する。流出カム42は、オリフィス31cの上流側へ流出弁体ボール32を変位させ、オリフィス31cの一部を開放する。この結果、流入弁20及び流出弁30は、中立位置のカム角度でもアンダーラップ(流入弁20及び流出弁30が共に開の状態)になる(例えば、図13のラインX2を参照)。
一方、流入弁20、流出弁30の流入弁座21、流出弁座31を管体11に対して反対方向に回転させると、外殻21a、31aのネジ山21d、31dと管体11のネジ溝との作用により、外殻21a、31aはカムシャフト40から遠ざかる。これにより、外殻21a、31aは、第1の実施形態と比較して、カムシャフト40からより遠くに配置される。これにより、流入弁体ボール22は流入カム41から離れ、オリフィス21cを閉塞状態に保つ。また、流出弁体ボール32は流出カム42から離れ、オリフィス31cを閉塞状態に保つ。この結果、流入弁20及び流出弁30は中立位置から一定のカム角度の範囲でオーバーラップ(流入弁及び排気弁が共に閉の状態)になる(例えば、図13のラインX3参照)。なお、第1の実施形態のように、流入弁20及び流出弁30が中立位置でゼロラップであると、流入弁20及び流出弁30の流量特性は中立位置を跨いで線形を示す(例えば、図13のラインX1参照)。
以上のように、流入弁20及び流出弁30の流入弁座21、流出弁座31の設置位置を変えることによって、流入弁20、流出弁30同士のラップ状態を調整することができる。
第2の実施形態
図14に示すように、サーボ弁10Aは、往復直線運動可能なカムシャフト40Aと、カムシャフト40Aの端部に取り付けられた磁石51と、磁石51の周りに配置されたコイル52を有する。
図15Aに示すように、カムシャフト40Aは、軸方向に沿って、流入直動カム43、流出直動カム44を有する。
流入直動カム43は、カムシャフト40Aの軸方向に延びる第1の平坦面43aと、第1の平坦面43aに対して段差を有する第2の平坦面43bと、第1の平坦面43aと第2の平坦面43bとの間に延びるカム斜面43cとを有する。カム斜面43cは第1の平坦面43a及び第2の平坦面43bに対して斜めに延びる。
ここで、第1の実施形態の流入弁体ボール22は、流入カム41によって、例えば、初期位置から0.25mm移動され、流入弁20を最大開度にする。カム斜面43cを直角三角形の斜辺とすると、短辺は0.25mmであり、長辺は1.25mmである。すなわち、短辺と長辺との比は1:6である(図15C参照)。
流出直動カム44は、流入直動カム43と同様に、第1の平坦面44aと、第2の平坦面44bと、第1の平坦面44aと第2の平坦面44bとの間にカム斜面44cとを有する。
次に、サーボ弁10Aの動作を説明する。
図16Aに示すように、中立位置では、カムシャフト40Aのカム斜面44cと流出弁体ボール32とは離れており、流出弁体ボール32はオリフィス31c(図3B、3C参照)を閉塞している。一方、流入弁体ボール22もカム斜面43cから離れており、オリフィス21c(図3B、3C参照)を閉塞している。
次に、流出弁30を開状態にする。コイル52が励磁されて、電磁力が磁石51に作用すると、カムシャフト40Aが図中下方へ移動する。このとき、カム斜面44cは流出弁体ボール32に接触する。さらに、図16Bに示すように、カムシャフト40Aを下方へ移動させると、カム斜面44cは流出弁体ボール32をオリフィス31cの上流へ押し、流出弁体ボール32をシート部31bから分離させる。これにより、オリフィス31cは開放され、流出弁30は開状態となる(図15B参照)。この間、流入弁体ボール22はカム斜面43cから離れており、オリフィス21cを閉塞しており、流入弁20は閉状態である。
一方、流入弁20を開状態にするとき、カムシャフト40Aを図中上方へ移動させればよい。カム斜面43cは流入弁体ボール22をオリフィス21cの上流へ押し、流入弁体ボール22をシート部21bから分離させる。これにより、オリフィス21cは開放され、流入弁20は開状態となる。この間、流出弁30は閉状態を保つ。
第1の変形形態
図17A、17Bに示すように、カムシャフト40Bの直動カム45は、第1の平坦面45aを始点とするカム凹面45cと、カム凹面45cと連続し、第2の平坦面45bを終点とするカム凸面45dとを有する。
この直動カム45よれば、カムシャフト40Bが下方へ直線移動すると、カム凹面45cの中間部位は流出弁体ボール32と接触する。さらに、カムシャフト40Bを下方へ移動させると、図19のY2に示すように、オリフィスを通過する圧縮空気の流量は、先ず、カム凹面45cに従って急激に増加し、カム凸面45dの中間部位まで急激に増加し続ける。一方、流出弁体ボール32がカム凸面45dの中間部位を過ぎると、圧縮空気の流量は緩やかに増加する。なお、図19の曲線Y1は、第2の実施形態の流入直動カム43、流出直動カム44のカム移動量に対するオリフィスの通過流量を示す。
第2の変形形態
図18A、18Bに示すように、カムシャフト40Cの直動カム46は、第1の平坦面46aを始点とするカム凸面46cと、カム凸面46cと連続し、第2の平坦面46bを終点とするカム凹面46dとを有する。
この直動カム46によれば、カムシャフト40Cが下方へ直線移動すると、カム凸面46cの中間部位は流出流体ボール32と接触する。さらに、カムシャフト40Cを下方へ移動させると、図19の曲線Y3に示すように、オリフィスを通過する圧縮空気の流量は、カム凸面46cに従って緩やかに増加し、その後、カム凹面46dの中途部位まで緩やかに増加する。一方、弁体ボールがカム凹面46dの中間部位を過ぎると、圧縮空気の流量は急激に増加する。
なお、本発明は、実施形態に限定されない。例えば、作用媒体は、空気及び他の気体、作動油及びその他の液体を含む流体であってもよい。本実施形態のサーボ弁は、3ポートの他、例えば、2ポート、4ポート、5ポートの弁に適用し、ポート数は限定されない。
10 サーボ弁
11 管体
12 流入路
12a 流入ポート
12b 第1の制御ポート
13 流出路
13a 流出ポート
13b 第2の制御ポート
20 流入弁
21 流入弁座
21a 外殻
21b シート部
21c オリフィス
22 流入弁体ボール
30 流出弁
31 流出弁座
32 流出弁体ボール
40 カムシャフト
41 流入カム
42 流出カム
100 空気圧システム
101 モータ
102 コンプレッサ
103 タンク
104 逃がし弁
105 ドレン排出器
106 レギュレータ
107 タンク
108 シリンダ
109 変位センサ

Claims (7)

  1. 制御ポートに通じる流入ポートを有する流入路と、前記制御ポートと通じる流出ポートを有する流出路とを有する管体と、
    前記流入路内に配置された流入弁と、
    前記流出路内に配置された流出弁と、
    前記流入路及び前記流出路を横切り且つ前記流入弁及び前記流出弁の下流に配置されたカムシャフトとを有し、
    前記流入弁は、流入開口を有する流入弁座と、前記流入弁座の上流に配置され且つ前記流入開口を閉塞する流入弁体ボールとを有し、
    前記流出弁は、流出開口を有する流出弁座と、前記流出弁座の上流に配置され且つ前記流出開口を閉塞する流出弁体ボールとを有し、
    前記カムシャフトは、
    前記流入弁座の下流に配置され、且つ、前記カムシャフトの運動に従って前記流入弁座から前記流入弁体ボールを変位させて記流入開口に対する前記流入弁体ボールの位置を決定する流入カムと、
    前記流出弁座の下流に配置され、且つ、前記カムシャフトの運動に従って前記流出弁座から前記流出弁体ボールを変位させて前記流出開口に対する前記流出弁体ボールの位置を決定する流出カムと、を有する、
    サーボ弁。
  2. 前記流入開口及び前記流出開口の少なくとも一方はオリフィスである、
    請求項1に記載のサーボ弁。
  3. 前記カムシャフトの運動が直線運動であり、
    前記流入カム及び前記流出カムは前記カムシャフトの軸方向に形成された直動カムである、
    請求項1に記載のサーボ弁。
  4. 前記カムシャフトの運動が回転運動であり、
    前記流入カム及び前記流出カムは前記カムシャフトの軸周りに形成された板カムである、
    請求項1に記載のサーボ弁。
  5. 前記流入弁座及び前記流出弁座の少なくとも一方の弁座は、前記管体に対して変位可能であり、前記少なくとも一方の弁座の位置によって前記流入弁及び前記流出弁のラップが調整される、
    請求項1に記載のサーボ弁。
  6. 前記オリフィスを通過する流体は軸対称な流れを有する、
    請求項2に記載のサーボ弁。
  7. 流路を有する管体と、
    前記流路内に配置された弁と、
    前記流路を横切る共にカムを有するカムシャフトとを有し、
    前記弁は、開口を有する弁座と、前記弁座の上流に配置され且つ前記開口を閉塞する弁体ボールとを有し、
    前記カムは、前記弁座の下流に配置され、且つ、前記カムシャフトの運動に従って前記弁座から前記弁体ボールを変位させて前記開口に対する前記弁体ボールの位置を決定する、
    サーボ弁。
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