JP2019007244A - 耐力壁フレーム - Google Patents

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【課題】終局耐力時における横材の曲げ変形の範囲を抑制できる耐力壁フレームを提供する。【解決手段】この耐力壁フレーム100は、フレーム部1と、このフレーム部1に固定される斜材2および波板3とを備えている。上記フレーム部1は、2本の左右の縦フレーム(縦材)11と、2本の上下の横フレーム(横材)12とを備えるとともに、上下方向に所定間隔で横桟(横材)13を3本備え、上下に4個の四角形箇所を有する。上記斜材2の他端側においては、上記斜材2の材軸中心と上記横フレーム12の材軸中心との交点は、当該横フレーム12の材軸中心と上記縦フレーム11の材軸中心との交点から、上記縦フレーム11、11間の中央位置未満の距離だけ横にずれている。この横ずれの区間は、地震時の荷重を変形により吸収するダンパ領域Dとなる。【選択図】図1

Description

この発明は、斜材(ブレース)が偏心して設けられる耐力壁フレームに関する。
特許文献1には、斜材が偏心して設けられる耐力壁が開示されている。この耐力壁は、波板鋼板の耐力要素としての機能を殆ど低下させることなく、固定を簡素化できて、固着具の使用本数を削減でき、また波板鋼板の幅や耐力を変更せずに、壁幅変に対応できるようになっている。また、この耐力壁は、上端および下端の区画層に各々2本の斜材が、互いの上端または下端を近づけ、上端または下端の横フレーム材に変形吸収デバイスを介して接合されている。上記変形吸収デバイスを設けることで、地震などの外力に対するエネルギー吸収機能を得ている。
特開2017−8680号
しかしながら、上記の耐力壁では、その終局耐力時における横フレーム材の曲げ変形が広範囲にわたって生じ、横フレーム材に取り付けられた外装材の剥がれや脱落が発生するおそれがあった。また、上記変形吸収デバイスが高価であるという問題点もあった。
この発明は、上記の事情に鑑み、終局耐力時における横材の曲げ変形の範囲を抑制できる耐力壁フレームを提供する。
この発明の耐力壁フレームは、上記の課題を解決するために、2本の左右の縦材と2本の上下の横材とで形成される四角形箇所内に斜材が設けられており、上記斜材の材軸中心と上記四角形箇所を形成する一方側の横材の材軸中心との交点が、一方の縦材から横に上記縦材間の中央位置未満の距離ずれており、この横ずれの区間が荷重を変形により吸収するダンパ領域とされたことを特徴とする。
上記の構成であれば、上記縦材間の半分未満の長さの区間で上記ダンパ領域が形成されるので、終局耐力時における横材の変形の範囲を、上記縦材間の半分未満に抑制することができる。
上記ダンパ領域が、上記横材により形成されていてもよい。これによれば、高価な変形吸収デバイスを別途設ける必要がないので、耐力壁フレームの低コスト化が図れる。
上記横材の上記ダンパ領域の一端側となる位置に、壁面に平行に板材が固定されており、上記板材に上記斜材が固定されていてもよい。これによれば、比較的安価な板材によって上記ダンパ領域の一端側が形成されるので、耐力壁フレームの低コスト化が図れる。
上記ダンパ領域を有する横材と上記板材との固定、上記ダンパ領域を有する横材と上記縦材との固定、および上記斜材の固定が、締結部材により行われてもよい。これによれば、地震時のエネルギー吸収で変形した横材や斜材を上記締結部材の取り外しによって容易に交換することができる。
上記ダンパ領域は、上記横材と上記斜材と上記縦材とを相互に固定するように壁面に平行に配置された板材により形成されていてもよい。これによれば、比較的安価な板材によって上記ダンパ領域が形成されるととともに上記板材をガセットプレートとして用いることができるので、耐力壁フレームの低コスト化が図れる。
上記横材と上記斜材とが壁面に平行に配置された板材によって固定され、上記ダンパ領域として局部変形する局部変形部材が上記縦材に固定され、上記局部変形部材に上記板材が固定されていてもよい。上記局部変形部材は角形鋼管等を用いて比較的安価に作製できるので、耐力壁フレームの低コスト化が図れる。
上記板材の固定が隅肉溶接により行われていてもよい。これによれば、比較的安価な隅肉溶接が用いられるので、耐力壁フレームの低コスト化が図れる。
上記四角形箇所が上下に2以上形成されており、最上の四角形箇所と最下の四角形箇所に上記斜材が設けられていてもよい。また、上記斜材が設けられる箇所以外の四角形箇所に波板が設けられていてもよい。
本発明であれば、上記縦材間の半分未満の長さの区間で上記ダンパ領域が形成されるので、終局耐力時における横材の曲げ変形の範囲を、上記縦材間の半分未満に抑制することができる。これにより、耐力壁フレームに取り付けられた外装材の剥がれや脱落が発生しにくくなる。また、板材の使用や隅肉溶接等によって、低コスト化を図ることができ、また、締結部材による斜材等の固定によって、当該斜材等の交換が容易になるという効果も奏する。
本発明の実施形態に係る耐力壁フレームを示した説明図である。 図1の耐力壁フレームの一部を拡大して示した説明図である。 図1の耐力壁フレームの一部を拡大して示した説明図である。 図1の耐力壁フレームの一部を拡大して示した説明図である。 本発明の他の実施形態に係る耐力壁フレームの上側部分を示した説明図である。 本発明の他の実施形態に係る耐力壁フレームの上側部分を示した説明図である。 本発明の他の実施形態に係る耐力壁フレームの上側部分を示した説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかる耐力壁フレーム100は、縦長の長方形状をなすフレーム部1と、このフレーム部1に固定される斜材2および波板3とを備えている。
上記フレーム部1は、2本の左右の縦フレーム(縦材)11と、2本の上下の横フレーム(横材)12とを備えるとともに、所定間隔で横桟(横材)13を3本備えている。このように、上記フレーム部1には、上記縦フレーム11と、上記横フレーム12と、上記横桟13とによって、上下方向に略同等の大きさの4個の四角形箇所が形成されている。
上記縦フレーム11は、例えば、断面が略正方形状の角形鋼管からなり、建物の柱部とすることができる。また、上記横フレーム12および横桟13は、例えば、断面が縦長の長方形状の角形鋼管からなり、外形サイズは同じとされる一方で、上記横フレーム12の肉厚は上記横桟13の肉厚よりも厚くされている。
そして、上記横フレーム12および上記横桟13の端部の表裏の両面には、図2にも示すように、壁面に平行に抱き合わせ配置された2枚の板部材14の各々の3辺の部位が隅肉溶接により固定される。そして、各板部材14の端面部が上記縦フレーム11に突き合わせて当接する箇所の当該板部材14の各外側の1辺の部位において隅肉溶接が施されることで、各板部材14が上記縦フレーム11に固定されている。また、最上側と最下側の各横桟13の片側端部の表裏の両面においては、図3にも示すように、2枚の略縦長の板部材14Aが壁面に平行に抱き合わせ配置されており、上記板部材14Aの各々の2辺の部位が隅肉溶接により上記横桟13に固定されている。そして、各板部材14Aの端面部が上記縦フレーム11に突き合わせて当接する箇所の当該板部材14Aの各外側の1辺の部位において隅肉溶接が施されることで、各板部材14Aが上記縦フレーム11に固定されている。
上記波板3は、例えば、角波鋼板等からなり、上記3本の横桟13で形成される2個の四角形箇所に取り付けられている。各波板3は山部と谷部とが交互に形成されたものであり、例えば、山部の稜線が鉛直方向に向くように設けられている。また、各波板3は、その上端および下端が上記横桟13の上下幅の中央未満に至る長さを有している。そして、上記波板3の各端部の谷部と上記横桟13との当接箇所にタップ付きドリルビス等の固定部材15が打ち込まれることで、上記波板3が上記横桟13に固定される。また、上記波板3の左右縁部の谷部となる箇所は、上記固定部材15によって、接続部材16にも固定されている。この接続部材16は、例えば、溝形鋼からなり、上記横桟13に隅肉溶接により固定されている。
上記斜材2は、上側の横フレーム12とその下側の横桟13とにより形成される最上側の四角形箇所と、下側の横フレーム12とその上側の横桟13とにより形成される最下側の四角形箇所とに配置されている。また、上記斜材2は、例えば、断面が略正方形状の角形鋼管からなっており、その横幅は上記横フレーム12の横幅および上記横桟13の横幅と同じにされている。
上記斜材2の一端側は上記板部材14Aの間に位置しており、上記斜材2と重なる上記板部材14Aの縁部が上記斜材2に隅肉溶接されている。そして、図4にも示すように、上側に位置する斜材2の他端側(上端側)、および下側に位置する斜材2の他端側(下端側)については、偏心させて上記横フレーム12に取り付けている。具体的には、上記斜材2の他端側において、上記斜材2の材軸中心と上記横フレーム12の材軸中心との交点は、当該横フレーム12の材軸中心と上記縦フレーム11の材軸中心との交点から、上記縦フレーム11、11間の中央位置未満の距離だけ横にずれている。この横ずれの区間、すなわち、上記横フレーム12における一方の板部材14との接合箇所から後述する板材21との接合箇所までの区間(短い方の区間)において、地震時に想定される水平荷重を変形により吸収するダンパ領域Dが形成される。
上記横ずれの区間に対応した位置の上記横フレーム12の表裏の両面には、壁面に平行に抱き合わせ配置された縦長の板材21が隅肉溶接により固定されている。そして、上記斜材2の他端側が上記板材21の間に位置しており、上記斜材2と重なる上記板材21の縁部が上記斜材2に隅肉溶接されている。上記板材21としては上記板部材14Aと同じ形状で同じ厚みのものを用いることが可能である。また、上下に位置する2個の斜材2は、互いにクロスを形成するように逆向きに配置されている。
上記構成の耐力壁フレーム100であれば、上記縦フレーム11、11間の中央位置未満の長さで上記ダンパ領域Dが形成されるので、終局耐力時における上記横フレーム12の曲げ変形の範囲を、上記縦フレーム11、11間の半分未満に抑制することができる。これにより、耐力壁フレーム100に取り付けられた外装材において、地震時の剥がれや脱落が発生しにくくなる。
上記ダンパ領域Dが上記横フレーム12を用いて形成されると、高価な変形吸収デバイスを別途設ける必要がないので、耐力壁フレーム100の低コスト化が図れる。
上記斜材2が上記板材21により上記横フレーム12に固定される構成であると、比較的安価な上記板材21を用いることができるので、耐力壁フレーム100の低コスト化が図れる。
また、上記斜材2等が上記横フレーム12や横桟13に隅肉溶接により固定される構造であると、溶接の簡単化により、耐力壁フレーム100の低コスト化が図れる。
次に、図5を参照して他の実施形態について説明していく。この実施形態の耐力壁フレーム100では、上記斜材2が設けられる四角形箇所において、上記板部材14Aに、上記斜材2の一端側が、溶接ではなく、タップ付きドリルビス等の締結部材18によって固定されている。また、上記斜材2の他端側も、上記板材21に上記締結部材18によって固定されている。さらには、上記板材21が上記横フレーム12に上記締結部材18によって固定されており、この横フレーム12も上記締結部材18によって上記板部材14に固定されている。
このように、上記横フレーム12と上記板材21との固定、上記横フレーム12と上記縦フレーム11との固定、および上記斜材2の固定が、締結部材18により行われると、地震時のエネルギー吸収で変形した横フレーム12や斜材2を上記締結部材18の取り外しによって容易に交換することができる。また、上記締結部材18としてタップ付きドリルビス等を用いると、建築現場で横フレーム12や斜材2を下孔無しで固定することも可能となる。なお、上記締結部材18を用いる場合は、溶接を用いる場合に比べ、上記板部材14Aや上記板材21の大きさを幾分大きくするのが望ましい。
次に、図6を参照して他の実施形態について説明していく。この実施形態の耐力壁フレーム100では、上記縦フレーム11、11間の半分未満となる長さの2枚の板材21Aを備えている。上記板材21Aは、ガセットプレートとなるものであり、壁面に平行に抱き合わせて設けられており、横フレーム12Aの一端側および上記斜材2の一端側の表裏の両面に隅肉溶接により固定されている。また、各板材21Aの端面部が上記縦フレーム11に突き合わせて当接する箇所において、上記板材21Aの各表側の1辺の部位に隅肉溶接が施されることで、各板材21Aが上記縦フレーム11に固定されている。なお、上記板材21Aの下側縁であって、上記縦フレーム11との溶接箇所から上記斜材2が溶接される箇所の範囲には、局部曲げモーメント勾配に略等しい斜めカット部αが形成されており、上記板材21Aの面外局部変形を利用し、集中変形を避けてスムーズな変形が実現されるようにしている。
上記の構成によれば、上記2枚の板材21Aによってダンパ領域Dが確保される。ここで、先の図1に示した構造では、上記横フレーム12の一部分(半分未満の部分)を用いてダンパ領域Dを確保するので、上記横フレーム12の上記一部分には所定の高さが必要となり、このために上記横フレーム12の全体の高さも高くされたが、図6に示す構造では、上記板材21Aによってダンパ領域Dが確保されるので、上記横フレーム12Aの高さを低くしてサイズダウンを図ることができる。また、上記板材21Aがガセット兼用とされることで、構造の簡単化やコストダウンも図ることができる。
次に、図7を参照して他の実施形態について説明していく。この実施形態の耐力壁フレーム100では、上記横フレーム12Aと上記斜材2とを相互に固定するように壁面に平行に抱き合わせ配置された2枚の板材21Bを備えている。また、上記板材21Bと上記縦フレーム11との間には、上記ダンパ領域Dとして面外局部変形する局部変形部材22が設けられている。上記局部変形部材22は、例えば、角形鋼管からなり、隅肉溶接により上記縦フレーム11に固定されている。この角形鋼管は、例えば、上記縦フレーム11の幅と同等の75mm程度の幅を有しており、上記横フレーム12A側への突出量は45mm程度とされ、高さは120mm程度とされている。また、肉厚も上記縦フレーム11と同じ4.5mm程度とされている。また、各板材21Bの端面部は上記局部変形部材22に突き合わせて当接しており、この当接箇所の上記板材21Bの各外側の1辺の部位において隅肉溶接が施されることで、各板材21Bが上記局部変形部材22に固定されている。なお、上記局部変形部材22は、角形鋼管に限らず、溝形鋼(リップ付きでもよい)からなっていてもよく、この場合には、当該溝形鋼の対向する片部の端面を上記縦フレーム11に突き合わせて、外側で隅肉溶接を行う。
上記の構成によれば、比較的安価に作製できる局部変形部材22によって上記ダンパ領域Dが形成されるので、耐力壁フレーム100の低コスト化が図れる。また、角形鋼管等は終局耐力時でも横座屈の可能性が低く、安定したエネルギー吸収性能を発揮できる。
なお、以上の実施形態では、耐力壁フレーム100は、4個の四角形箇所を有するものであったが、これに限らず、1本の横桟を備えて形成した2個の四角形箇所の各々に斜材を偏心させて設ける構成、或いは横桟を有しないで1個の四角形箇所に斜材を偏心させて設ける構成としてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :フレーム部
2 :斜材
3 :波板
11 :縦フレーム
12 :横フレーム
12A :横フレーム
13 :横桟
14 :板部材
14A :板部材
15 :固定部材
16 :接続部材
18 :締結部材
21 :板材
21A :板材
21B :板材
22 :局部変形部材
100 :耐力壁フレーム
D :ダンパ領域
α :カット部

Claims (9)

  1. 2本の左右の縦材と2本の上下の横材とで形成される四角形箇所内に斜材が設けられており、上記斜材の材軸中心と上記四角形箇所を形成する一方側の横材の材軸中心との交点が、一方の縦材から横に上記縦材間の中央位置未満の距離ずれており、この横ずれの区間が荷重を変形により吸収するダンパ領域とされたことを特徴とする耐力壁フレーム。
  2. 請求項1に記載の耐力壁フレームにおいて、上記ダンパ領域は、上記横材により形成されていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  3. 請求項2に記載の耐力壁フレームにおいて、上記横材の上記ダンパ領域の一端側となる位置に、壁面に平行に板材が固定されており、上記板材に上記斜材が固定されていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  4. 請求項3に記載の耐力壁フレームにおいて、上記ダンパ領域を有する横材と上記板材との固定、上記ダンパ領域を有する横材と上記縦材との固定、および上記斜材の固定が、締結部材により行われていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  5. 請求項1に記載の耐力壁フレームにおいて、上記ダンパ領域は、上記横材と上記斜材と上記縦材とを相互に固定するように壁面に平行に配置された板材により形成されていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  6. 請求項1に記載の耐力壁フレームにおいて、上記横材と上記斜材とが壁面に平行に配置された板材によって固定され、上記ダンパ領域として局部変形する局部変形部材が上記縦材に固定され、上記局部変形部材に上記板材が固定されていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  7. 請求項3、請求項5〜請求項6のいずれか1項に記載の耐力壁フレームにおいて、上記板材の固定が隅肉溶接により行われていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の耐力壁フレームにおいて、上記四角形箇所が上下に2以上形成されており、最上の四角形箇所と最下の四角形箇所に上記斜材が設けられていることを特徴とする耐力壁フレーム。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の耐力壁フレームにおいて、上記斜材が設けられる箇所以外の四角形箇所に波板が設けられていることを特徴とする耐力壁フレーム。
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