JP2019006880A - ゴム組成物及びタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた低ロス性を有しつつ、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることが可能なゴム組成物を提供する。【解決手段】ゴム成分(A)と、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)と、無機充填剤(C)と、を含み、前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム及びブタジエンゴムからなる群から選択される少なくとも一種を合計で70質量%以上含むことを特徴とする、ゴム組成物である。前記ゴム成分(A)は、更に、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを30質量%以下含み、該スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは、結合スチレン量が25質量%以下であることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物及びタイヤに関するものである。
従来、車両の安全性を向上させる観点から、タイヤのグリップ性能を向上させるために、種々の検討がなされている。例えば、特開2004−137463号公報(下記特許文献1)には、高いグリップ性能を示すタイヤトレッド用ゴム組成物として、(A)スチレン含有量が20〜60重量%であるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを60重量%以上含むゴム成分100重量部に対して、(B)凝固点が−25℃以下の可塑剤5〜150重量部、および、(C)軟化点が50〜150℃の樹脂5〜50重量部を含有してなり、可塑剤(B)と樹脂(C)との含有比率が、0.2〜20の範囲内であるゴム組成物が開示されている。
上記タイヤのグリップ性能の中でも、車両の安全性の見地からは、湿潤路面でのグリップ性能(以下、「ウェットグリップ性能」と呼ぶ。)を確保することが特に重要であり、例えば、シリカ等の無機充填剤を配合することで、ウェットグリップ性能の向上が図られている。
一方、昨今の環境問題への関心の高まりに伴う世界的な二酸化炭素排出規制の動きに関連して、自動車の低燃費化に対する要求が強まりつつある。このような要求に対応するため、タイヤ性能についても、転がり抵抗の低減が求められている。ここで、タイヤの転がり抵抗に寄与するタイヤのトレッド用ゴム組成物の開発にあたっては、通常走行時のタイヤの温度が50℃程度になることに鑑み、50℃付近での損失正接(tanδ)を指標とすることが一般に有効であり、具体的には、50℃付近でのtanδが低い(以下、「低ロス性に優れる」という。)ゴム組成物をトレッドゴムに用いることで、タイヤの発熱を抑制して転がり抵抗を低減し、結果として、タイヤの燃費性能を向上させることができる。
特開2004−137463号公報
しかしながら、一般に、タイヤのウェットグリップ性能と、低ロス性とは、二律背反の関係にあり、例えば、ウェットグリップ性能を更に向上させるために、シリカ等の無機充填剤を増量すると、低ロス性が悪化する傾向にある。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決し、優れた低ロス性を有しつつ、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることが可能なゴム組成物を提供することを課題とする。
また、本発明は、ウェットグリップ性能と、低ロス性とに優れたタイヤを提供することを更なる課題とする。
上記課題を解決する本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分(A)と、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)と、無機充填剤(C)と、を含み、
前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム及びブタジエンゴムからなる群から選択される少なくとも一種を合計で70質量%以上含むことを特徴とする。
かかる本発明のゴム組成物は、優れた低ロス性を有しつつ、タイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることができる。
本発明のゴム組成物の好適例においては、前記ゴム成分(A)が、更にスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを30質量%以下含み、該スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは、結合スチレン量が25質量%以下である。この場合、ゴム組成物をタイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができる。
なお、本発明において、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)の結合スチレン量は、H−NMRスペクトルの積分比より求める。
本発明のゴム組成物の他の好適例においては、前記樹脂(B)が、C留分及び/又はC留分からなる樹脂を部分的又は完全に水素添加した樹脂である。この場合、ゴム組成物をタイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができる。
本発明のゴム組成物は、前記無機充填剤(C)としてシリカを含み、更にカーボンブラックを含むことが好ましい。この場合、ゴム組成物をタイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能と、低ロス性とを更に向上させることができ、また、耐摩耗性や破壊特性も向上させることができる。
ここで、前記無機充填剤(C)と前記カーボンブラックとの合計含有量に占める前記シリカの含有率は、50質量%以上であることが好ましい。この場合、タイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能と、低ロス性とを更に向上させることができる。
また、本発明のタイヤは、上記のゴム組成物をトレッドゴムに用いたことを特徴とする。かかる本発明のタイヤは、ウェットグリップ性能と、低ロス性とに優れる。
本発明によれば、優れた低ロス性を有しつつ、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることが可能なゴム組成物を提供することができる。
また、本発明によれば、ウェットグリップ性能と、低ロス性とに優れたタイヤを提供することができる。
以下に、本発明のゴム組成物及びタイヤを、その実施形態に基づき、詳細に例示説明する。
<ゴム組成物>
本発明のゴム組成物は、ゴム成分(A)と、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)と、無機充填剤(C)と、を含み、前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム及びブタジエンゴムからなる群から選択される少なくとも一種を合計で70質量%以上含むことを特徴とする。
本発明のゴム組成物に使用される、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)は、ゴム成分(A)との相溶性が高い。そして、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)を配合することで、ゴム組成物の温度分散での粘弾性測定におけるtanδのピークがブロードになるため低温でのtanδが上昇し、その結果として、ウェットグリップ性能を改善することができる。
一方、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)を配合すると、ゴム組成物の温度分散での粘弾性測定における高温のtanδはピークを過ぎた平坦領域に位置するため、50℃付近でのtanδの上昇を抑制でき、その結果として、低ロス性の悪化を抑制できる。
そのため、本発明のゴム組成物は、優れた低ロス性を有しつつ、タイヤに適用することで、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることができる。
本発明のゴム組成物のゴム成分(A)は、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)及びブタジエンゴム(BR)からなる群から選択される少なくとも一種を合計で70質量%以上含み、80質量%以上含むことが好ましい。ゴム成分(A)中の、NR、IR及びBRの合計での含有量が70質量%未満では、ゴム成分(A)と樹脂(B)との相溶性が低下し、タイヤのウェットグリップ性能を向上させることができず、また、低ロス性も悪化する。
本発明のゴム組成物のゴム成分(A)は、更に、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)を含むことが好ましい。ここで、ゴム成分(A)中のスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)の含有量は、30質量%以下であり、5〜20質量%であることが好ましい。ゴム成分(A)が、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)を30質量%以下含むことで、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができる。
前記スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)は、結合スチレン量が25質量%以下であることが好ましく、5〜20質量%であることが更に好ましい。スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)の結合スチレン量が25質量%以下であれば、ゴム成分(A)と樹脂(B)との相溶性が向上し、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができる。
前記ゴム成分(A)は、上述のNR、IR、BR、SBRの他、スチレン−イソプレン共重合体ゴム(SIR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)等を含有してもよい。
本発明のゴム組成物は、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)を含む。該樹脂(B)は、分子内の不飽和結合が部分的に又は完全に水素添加されており、例えば、主鎖又は側鎖にベンゼン環等の芳香族環を有する樹脂が水素化される場合においては、該芳香族環が還元されることになる(例えば、芳香族環がベンゼン環であれば、シクロへキサン環等に還元される)。樹脂(B)の分子内の不飽和結合が部分的に又は完全に水添されている場合、ゴム成分(A)と樹脂(B)との相溶性が向上するため、ゴム組成物の低温でのtanδを上昇させる効果が大きくなる。
前記水素添加は、例えば、分子内に不飽和結合を有する樹脂を、有機カルボン酸ニッケル、有機カルボン酸コバルト、1〜3族の有機金属化合物からなる水素化触媒;カーボン、シリカ、珪藻土等に担持したニッケル、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム金属触媒;コバルト、ニッケル、ロジウム、ルテニウム錯体等から選択される一種を触媒として、1〜100気圧の加圧水素下で水素化することで実施できる。
前記樹脂(B)は、一般に分子量が数百〜数千の熱可塑性樹脂を少なくとも部分的に水添した樹脂であって、種々の天然樹脂及び合成樹脂を使用することができる。
前記天然樹脂として、具体的には、テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられる。一方、上記合成樹脂としては、石油系樹脂、フェノール系樹脂、石炭系樹脂、キシレン系樹脂等が挙げられる。なお、これら樹脂は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
前記樹脂(B)としては、部分的又は完全に水素添加された石油系樹脂が好ましく、C留分及び/又はC留分からなる樹脂を部分的又は完全に水素添加した樹脂であることが更に好ましい。樹脂(B)が、C留分及び/又はC留分からなる樹脂を部分的又は完全に水素添加した樹脂である場合、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができる。
前記石油系樹脂は、例えば、石油化学工業のナフサの熱分解により、エチレン、プロピレン等の石油化学基礎原料と共に副生するオレフィンやジオレフィン等の不飽和炭化水素を含む分解油留分を混合物のままフリーデルクラフツ型触媒により重合して得られる。該石油系樹脂としては、ナフサの熱分解(スチームクラッキング等)によって得られるC留分を重合して得られる脂肪族系石油樹脂、ナフサの熱分解(スチームクラッキング等)によって得られるC留分を重合して得られる芳香族系石油樹脂、前記C留分とC留分を重合して得られる芳香族系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系等の脂環式化合物系石油樹脂等が挙げられ、本発明においては、これらの樹脂を部分的又は完全に水素添加してなる樹脂を使用することが好ましい。
前記ナフサの熱分解によって得られるC留分には、通常、1−ペンテン、2−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、3−メチル−1−ブテン等のオレフィン系炭化水素、2−メチル−1,3−ブタジエン、1,2−ペンタジエン、1,3−ペンタジエン、3−メチル−1,2−ブタジエン等のジオレフィン系炭化水素、シクロペンタジエン等の環状のジオレフィン系炭化水素等が含まれる。
また、前記C留分を重合して得られる芳香族系石油樹脂とは、ビニルトルエン、インデンを主要なモノマーとする炭素数9の芳香族を重合した樹脂であり、ナフサの熱分解によって得られるC留分の具体例としては、α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、γ−メチルスチレン等のスチレン同族体や、インデン、クマロン等のインデン同族体等が挙げられる。
前記石油系樹脂としては、ナフサの熱分解によって得られるC留分とC留分との共重合樹脂を好適に使用することができる。該C留分としては、C留分中のシクロペンタジエンを二量体化して得られるジシクロペンタジエン(DCPD)を使用することが好ましい。前記C留分とC留分との共重合樹脂の中でも、ジシクロペンタジエンとC留分との共重合樹脂(DCPD−C共重合樹脂)が特に好ましい。なお、ジシクロペンタジエンとC留分との共重合樹脂は、ジシクロペンタジエン及びC留分の共存下、熱重合等で得ることができる。
また、前記石油系樹脂としては、C留分中のシクロペンタジエンを二量体化して得られるジシクロペンタジエン(DCPD)を主原料に製造された石油樹脂(DCPD樹脂)も好ましい。
前記部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)としては、市販品を好適に使用することができ、具体的には、出光興産株式会社製の商品名「アイマーブP100」、「アイマーブP125」、「アイマーブP140」、「アイマーブS100」、「アイマーブS110」、荒川化学工業株式会社製の商品名「アルコンP−90」、「アルコンP−100」、「アルコンP−115」、「アルコンP−125」、「アルコン−P140」、「アルコンM−90」、「アルコンM−100」、「アルコンM−115」、「アルコンM−135」、東燃ゼネラル石油株式会社製の商品名「T−REZ OP501」、「T−REZ PR801」、「T−REZ HA125」、「T−REZ HB125」等が挙げられる。前記樹脂(B)は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)の含有量は、前記ゴム成分(A)100質量部に対して、1〜100質量部が好ましく、5〜50質量部が更に好ましい。該樹脂(B)の含有量が、ゴム成分(A)100質量部に対して、1質量部以上であれば、タイヤのウェットグリップ性能を更に向上させることができ、また、100質量部以下であれば、ゴム組成物が極端に硬くなることがない。
本発明のゴム組成物は、無機充填剤(C)を含む。ゴム組成物が無機充填剤(C)を含むことで、優れた低ロス性を確保することができる。該無機充填剤(C)としては、シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、クレー、炭酸カルシウム等が挙げられ、これらの中でも、低ロス性の観点から、シリカが好ましい。前記無機充填剤(C)は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記無機充填剤(C)の含有量は、前記ゴム成分(A)100質量部に対して、30〜150質量部が好ましく、50〜100質量部が更に好ましい。無機充填剤(C)の含有量が、ゴム成分(A)100質量部に対して、30質量部以上であれば、低ロス性を向上させることができ、また、150質量部以下であれば、ゴム組成物の加工性が良好である。
本発明のゴム組成物は、前記無機充填剤(C)としてシリカを含み、更にカーボンブラックを含むことが好ましい。シリカと、カーボンブラックを含むことで、タイヤのウェットグリップ性能と、低ロス性とを更に向上させることができ、また、耐摩耗性や破壊特性も向上させることができる。
前記カーボンブラックとしては、特に限定されるものではなく、例えば、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAFグレードのカーボンブラックが挙げられる。これらカーボンブラックは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明のゴム組成物が、前記無機充填剤(C)としてシリカを含み、更にカーボンブラックを含む場合、無機充填剤(C)とカーボンブラックとの合計含有量に占めるシリカの含有率は、50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることが更に好ましい。無機充填剤(C)とカーボンブラックの合計含有量に占めるシリカの含有率が50質量%以上であれば、タイヤのウェットグリップ性能と、低ロス性とを更に向上させることができる。
前記無機充填剤(C)とカーボンブラックとの合計含有量は、前記ゴム成分(A)100質量部に対して、30〜170質量部が好ましく、50〜120質量部が更に好ましい。無機充填剤(C)とカーボンブラックとの合計含有量が、ゴム成分(A)100質量部に対して、30質量部以上であれば、タイヤの耐摩耗性及び破壊特性を向上させることができ、また、170質量部以下であれば、ゴム組成物の加工性が良好である。
本発明のゴム組成物は、前記シリカの配合効果を向上させるために、更にシランカップリング剤を含むことが好ましい。該シランカップリング剤としては、下記式(I):
3−mSi−(CH−S−(CH−SiA3−m ・・・ (I)
[式(I)中、AはC2n+1O(nは1〜3の整数)又は塩素原子であり、Bは炭素数1〜3のアルキル基であり、mは1〜3の整数、aは1〜9の整数、bは1以上の整数である。但し、mが1の時、Bは互いに同一であっても異なっていてもよく、mが2又は3の時、Aは互いに同一であっても異なっていてもよい。]で表される化合物、下記式(II):
3−mSi−(CH−Y ・・・ (II)
[式(II)中、AはC2n+1O(nは1〜3の整数)又は塩素原子であり、Bは炭素数1〜3のアルキル基であり、Yはメルカプト基、ビニル基、アミノ基、グリシドキシ基又はエポキシ基であり、mは1〜3の整数、cは0〜9の整数である。但し、mが1の時、Bは互いに同一であっても異なっていてもよく、mが2又は3の時、Aは互いに同一であっても異なっていてもよい。]で表される化合物、下記式(III):
3−mSi−(CH−S−Z ・・・ (III)
[式(III)中、AはC2n+1O(nは1〜3の整数)又は塩素原子であり、Bは炭素数1〜3のアルキル基であり、Zはベンゾチアゾリル基、N,N−ジメチルチオカルバモイル基又はメタクリロイル基であり、mは1〜3の整数、aは1〜9の整数、bは1以上の整数で分布を有していてもよい。但し、mが1の時、Bは互いに同一であっても異なっていてもよく、mが2又は3の時、Aは互いに同一であっても異なっていてもよい。]で表される化合物、及び下記式(IV):
Si−R−S−CO−R ・・・ (IV)
[式(IV)中、Rは、RO−、RC(=O)O−、RC=NO−、RNO−、RN−及び−(OSiR(OSiR)から選択され、かつ炭素数が1〜18であり(但し、R及びRは、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基及びアリール基から選択され、かつ炭素数が1〜18であり、nは0〜10である);
は、水素、又は炭素数1〜18のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基及びアリール基から選択され;
は、−[O(RO)0.5−(但し、Rは、アルキレン基及びシクロアルキレン基から選択され、かつ炭素数が1〜18であり、mは1〜4である)であり;
x、y及びzは、x+y+2z=3、0≦x≦3、0≦y≦2、0≦z≦1の関係を満たし;
は、アルキレン基、シクロアルキレン基、シクロアルキルアルキレン基、アルケニレン基、アリーレン基及びアラルキレン基から選択され、かつ炭素数が1〜18であり;
は、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基、アリール基及びアラルキル基から選択され、かつ炭素数が1〜18である。]で表される化合物が好ましい。これらシランカップリング剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
上記式(I)で表される化合物としては、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−メチルジメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド等が挙げられる。式(I)で表される化合物の市販品としては、例えば、エボニック社製の商品名「Si69」、「Si75」等が挙げられる。
また、上記式(II)で表される化合物としては、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピル−ジ(トリデカン−1−オキシ−13−ペンタ(エチレンオキシド))エトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。式(II)で表される化合物の市販品としては、例えば、エボニック・デグッサ社製の商品名「VP Si363」が挙げられる。
さらに、上記式(III)で表される化合物としては、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリロイルモノスルフィド等が挙げられる。
また、上記式(IV)で表される化合物については、式(IV)中、R、R、R及びRにおいて、アルキル基は、直鎖状でも分岐状でもよく、該アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等が挙げられる。また、アルケニル基も、直鎖状でも分岐状でもよく、該アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、メタニル基等が挙げられる。さらに、シクロアルキル基としては、シクロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基等が、シクロアルケニル基としては、シクロヘキセニル基、エチルシクロヘキセニル基等が、アリール基としては、フェニル基、トリル基等が挙げられる。またさらに、R5において、アラルキル基としては、フェネチル基等が挙げられる。
上記式(IV)中、R及びRにおいて、アルキレン基は、直鎖状でも分岐状でもよく、該アルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基等が挙げられる。また、シクロアルキレン基としては、シクロヘキシレン基等が挙げられる。またさらに、Rにおいて、アルケニレン基は、直鎖状でも分岐状でもよく、該アルケニレン基としては、ビニレン基、プロペニレン基等が挙げられる。また、シクロアルキルアルキレン基としては、シクロヘキシルメチレン基等が、アリーレン基としては、フェニレン基等が、アラルキレン基としては、キシリレン基等が挙げられる。
上記式(IV)中、Rにおいて、−[O(RO)0.5−基としては、1,2−エタンジオキシ基、1,3−プロパンジオキシ基、1,4−ブタンジオキシ基、1,5−ペンタンジオキシ基、1,6−ヘキサンジオキシ基等が挙げられる。
上記式(IV)で表される化合物は、特表2001−505225号に記載の方法と同様に合成することができ、また、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製の商品名「NXT」(式(IV)のR=CO、R=C、R=C15、x=3、y=0、z=0:3−オクタノイルチオ−プロピルトリエトキシシラン)等の市販品を利用することもできる。
前記シランカップリング剤の配合量は、シリカの分散性を向上させる観点から、前記シリカ100質量部に対して1質量部以上が好ましく、5質量部以上が更に好ましく、また、20質量部以下が好ましく、15質量部以下が更に好ましい。
本発明のゴム組成物には、上述したゴム成分(A)、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)、無機充填剤(C)、カーボンブラック、シランカップリング剤の他、ゴム工業界で通常使用される配合剤、例えば、軟化剤、ステアリン酸、老化防止剤、酸化亜鉛(亜鉛華)、加硫促進剤、加硫剤等を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して配合してもよい。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。
本発明のゴム組成物は、例えば、バンバリーミキサーやロール等を用いて、ゴム成分(A)に、樹脂(B)及び無機充填剤(C)と、必要に応じて適宜選択した各種配合剤とを配合して混練した後、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
本発明のゴム組成物は、タイヤを始めとする種々のゴム製品に利用できる。特には、本発明のゴム組成物は、タイヤのトレッドゴムとして好適である。
<タイヤ>
本発明のタイヤは、上述したゴム組成物をトレッドゴムに用いたことを特徴とする。本発明のタイヤは、前記ゴム組成物がトレッドゴムに用いられているため、ウェットグリップ性能と、低ロス性とに優れる。また、本発明のタイヤは、各種車輌向けのタイヤとして利用できるが、乗用車用タイヤとして好ましい。
本発明のタイヤは、適用するタイヤの種類に応じ、未加硫のゴム組成物を用いて成形後に加硫して得てもよく、又は予備加硫工程等を経た半加硫ゴムを用いて成形後、さらに本加硫して得てもよい。なお、本発明のタイヤは、好ましくは空気入りタイヤであり、空気入りタイヤに充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
<ゴム組成物の製造及び評価>
表1〜表6に示す配合処方で、通常のバンバリーミキサーを用いて、第一ステージ、最終ステージの順に混練を行って、ゴム組成物を製造した。なお、混練の第一ステージにおけるゴム組成物の最高温度は180℃とし、混練の最終ステージにおけるゴム組成物の最高温度は110℃とした。
得られたゴム組成物を145℃で33分間加硫して加硫ゴム試験片を作製し、下記の方法で、ウェットグリップ性能、低ロス性、引張強さ(TB)及び耐摩耗性を評価した。結果を表1〜表6に示す。
(1)ウェットグリップ性能
23℃で、ブリティッシュ・ポータブル・スキッド・テスター(BPST)にて、湿潤路面上を加硫ゴム試験片でこすって測定した際の抵抗値を測定した。表1においては、比較例1−1の抵抗値を100として指数表示し、表2においては、比較例2−1の抵抗値を100として指数表示し、表3においては、比較例3−1の抵抗値を100として指数表示し、表4においては、比較例4−1の抵抗値を100として指数表示し、表5においては、比較例5−1の抵抗値を100として指数表示し、表6においては、比較例6−1の抵抗値を100として指数表示した。指数値が大きい程、抵抗値が大きく、ウェットグリップ性能が良好であることを示す。
(2)低ロス性
加硫ゴム試験片に対して、株式会社上島製作所製スペクトロメーターを用いて、初期荷重160mg、歪1%、周波数52Hzの条件下で、50℃におけるtanδ(損失正接)を測定した。表1においては、比較例1−1のtanδを100として指数表示し、表2においては、比較例2−1のtanδを100として指数表示し、表3においては、比較例3−1のtanδを100として指数表示し、表4においては、比較例4−1のtanδを100として指数表示し、表5においては、比較例5−1のtanδを100として指数表示し、表6においては、比較例6−1のtanδを100として指数表示した。指数値が小さい程、tanδが小さく、低ロス性に優れることを示す。
(3)引張強さ(TB)
加硫ゴム試験片に対して、JIS K6251に準拠して、23℃での引張強さ(TB)を測定した。表1においては、比較例1−1のTBを100として指数表示し、表2においては、比較例2−1のTBを100として指数表示し、表3においては、比較例3−1のTBを100として指数表示し、表4においては、比較例4−1のTBを100として指数表示し、表5においては、比較例5−1のTBを100として指数表示し、表6においては、比較例6−1のTBを100として指数表示した。指数値が大きい程、引張強さ(TB)が高く、破壊特性が良好であることを示す。
(4)耐摩耗性
加硫ゴム試験片に対して、JIS K 6264に準拠し、ランボーン摩耗試験機を使用して、23℃での摩耗量を測定した。表1においては、比較例1−1の摩耗量の逆数を100として指数表示し、表2においては、比較例2−1の摩耗量の逆数を100として指数表示し、表3においては、比較例3−1の摩耗量の逆数を100として指数表示し、表4においては、比較例4−1の摩耗量の逆数を100として指数表示し、表5においては、比較例5−1の摩耗量の逆数を100として指数表示し、表6においては、比較例6−1の摩耗量の逆数を100として指数表示した。指数値が大きい程、摩耗量が少なく、耐摩耗性が良好であることを示す。
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*1 SBR(1): スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、JSR株式会社製、商品名「#1502」、結合スチレン量=23.5質量%
*2 カーボンブラック: N220、旭カーボン株式会社製、商品名「#80」
*3 オイル: 三共油化工業株式会社製、商品名「A/Oミックス」
*4 アルキルフェノール樹脂: BASF社製、商品名「コレシン」
*5 C樹脂: JX社製、商品名「ネオポリマー150」
*6 テルペンフェノール樹脂: 高フェノール、ヤスハラケミカル株式会社製、商品名「YSポリスターS145」
*7 水添樹脂(1): 水添C樹脂、完全水添、荒川化学工業株式会社製、商品名「アルコンP−140」
*8 水添樹脂(2): 水添C樹脂、部分水添、荒川化学工業株式会社製、商品名「アルコンM−135」
*9 水添樹脂(3): 水添DCPD−C共重合樹脂、完全水添、出光興産株式会社製、商品名「アイマーブP140」
*10 水添樹脂(4): 水添DCPD−C共重合樹脂、部分水添、出光興産株式会社製、商品名「アイマーブS110」
*11 老化防止剤6PPD: N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクラック6C」
*12 老化防止剤TMDQ: 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクラック224」
*13 加硫促進剤MBTS: ジベンゾチアジルジスルフィド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラーDM」
*14 加硫促進剤TBBS: N−(tert−ブチル)−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラーNS」
*15 シリカ: 東ソー・シリカ工業株式会社製、商品名「ニップシールAQ」
*16 シランカップリング剤: ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、Evonik社製、商標「Si69」
*17 加硫促進剤DPG: 1,3−ジフェニルグアニジン、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラーD」
*18 BR: ポリブタジエンゴム、宇部興産株式会社製、商品名「UBEPOL 150L」
*19 加硫促進剤CBS: N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラーCM」
*20 SBR(2): スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、JSR株式会社製、商品名「#0202」、結合スチレン量=46.0質量%
表1〜表6から、本発明に従う実施例のゴム組成物は、優れた低ロス性を有しつつ、ウェットグリップ性能が向上していることが分かる。また、実施例のゴム組成物は、引張強さ(TB)及び耐摩耗性も良好であり、タイヤのトレッドゴムとして好適であることが分かる。
本発明のゴム組成物は、タイヤのトレッドゴムに利用できる。また、本発明のタイヤは、各種車輌向けのタイヤとして利用できる。

Claims (6)

  1. ゴム成分(A)と、部分的又は完全に水素添加された樹脂(B)と、無機充填剤(C)と、を含み、
    前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、イソプレンゴム及びブタジエンゴムからなる群から選択される少なくとも一種を合計で70質量%以上含むことを特徴とする、ゴム組成物。
  2. 前記ゴム成分(A)が、更に、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを30質量%以下含み、
    前記スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは、結合スチレン量が25質量%以下である、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記樹脂(B)は、C留分及び/又はC留分からなる樹脂を部分的又は完全に水素添加した樹脂である、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
  4. 前記無機充填剤(C)としてシリカを含み、更にカーボンブラックを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴム組成物。
  5. 前記無機充填剤(C)と前記カーボンブラックとの合計含有量に占める前記シリカの含有率が50質量%以上である、請求項4に記載のゴム組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のゴム組成物をトレッドゴムに用いたことを特徴とする、タイヤ。
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