JP2019006731A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、界面活性剤とセラミドとを含みながらも泡特性が向上した皮膚洗浄剤組成物を提供することである。【解決手段】界面活性剤と、セラミドと、ローヤルゼリータンパク質分解物とを含み、好ましくは界面活性剤が脂肪酸石鹸であり、好ましくはセラミドの含有量が0.005〜0.9重量%であり、好ましくはローヤルゼリータンパク質分解物の含有量が0.01〜0.1重量%である皮膚洗浄剤組成物は、ローヤルゼリータンパク質分解物を含まない皮膚洗浄剤組成物に比べ、泡立ち及び泡もちを向上させることができる。【選択図】なし

Description

本発明は皮膚洗浄剤組成物に関する。より具体的には、本発明は、界面活性剤とセラミドとを含み、泡立ち及び泡もちが向上した皮膚洗浄剤組成物に関する。
皮膚洗浄剤組成物は、身体に直接使用するため、本来の機能である洗浄力に加えて、皮膚に対する刺激性に配慮すると共に、使用時の感触・使い易さが重要なポイントになる。皮膚洗浄剤組成物の使用時の感触・使い易さには、泡立ち(起泡性)、泡もち(泡の持続性)等の泡特性が大きく関与している。例えば、泡立ちが不十分な皮膚洗浄剤組成物では、優れた洗浄効果が得られず、また成分濃度が高い状態で直接皮膚に触れることにより皮膚刺激を生じさせることがある。また、泡もちが悪く、泡が直ぐに消失してしまう場合には、洗浄中に泡の弾力性が維持できなくなり、擦り洗い時に刺激を感じさせたり、使用時の感触を悪化させたりすることがある。
そこで従来、皮膚洗浄剤組成物の泡特性を向上させるために、高級脂肪酸の種類や配合量の調整、泡立ちを助ける増泡剤(増粘剤、ベタイン系の界面活性剤、ポリエチレングリコール等)の配合等が行われている。例えば、特許文献1には、脂肪酸石鹸と、窒素含有量が2〜4質量%のカチオン化多糖類を配合することにより、良好な泡立ちや泡質を備えさせ得ることが報告されている。
しかしながら、高級脂肪酸の種類や配合量の調整により泡特性を向上させると、脱脂力が強くなり過ぎてツッパリ感を与えたり、また皮膚刺激性を生じさせたりすることがある。また、増泡剤の配合により泡特性を向上させる場合でも、皮膚刺激性に影響を与えることがある。そのため、新たな処方設計によって皮膚洗浄剤組成物の泡特性を向上させる技術の開発が求められている。
一方、皮膚洗浄剤組成物の高機能化に対する要望の高まりを受けて、近年、保湿剤等の機能性成分を皮膚洗浄剤組成物に配合することが試みられている。このような機能性成分の配合は、皮膚への保湿性付与等が期待される一方で、泡特性を低下させる要因になることがある。そのため、皮膚洗浄剤組成物に機能性成分を配合する場合には、泡特性等に及ぼす影響にも十分配慮することが求められる。
特開2008−179586号公報
本発明者は、保湿性が高められた皮膚洗浄剤組成物としてセラミドが配合された皮膚洗浄剤組成物の泡特性を検討したところ、保湿成分であるセラミドが泡特性を低下させるという課題に直面した。
そこで、本発明の目的は、界面活性剤とセラミドとを含みながらも泡特性が向上した皮膚洗浄剤組成物を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、驚くべきことに、ローヤルゼリータンパク質分解物を配合することによって、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物の泡特性を飛躍的に向上できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)界面活性剤と、(B)セラミドと、(C)ローヤルゼリータンパク質分解物とを含む、皮膚洗浄剤組成物。
項2. 前記(A)成分が脂肪酸石鹸を含む、項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
項3. 前記脂肪酸石鹸の含有量が95〜99重量%である、項2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
項4. 前記(B)成分が、セラミド1、セラミド2、セラミド3よりなる群から選択される、項1〜3のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
項5. 前記(B)成分の含有量が0.005〜0.9重量%である、項1〜4のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
項6. 前記(C)成分の含有量が0.01〜0.1重量%である、項1〜5のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
項7. 固形状である、項1〜6のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
項8. (A)界面活性剤と(B)セラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上するために使用される泡立ち及び泡もち向上剤であって、
(C)ローヤルゼリータンパク質分解物を有効成分とする、泡立ち及び泡もち向上剤。
項9. (A)界面活性剤と(B)セラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上する泡立ち及び泡もち向上方法であって、
皮膚洗浄剤組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分とともに、(C)ローヤルゼリータンパク質分解物を配合する、泡立ち及び泡もち向上方法。
本発明の皮膚洗浄剤組成物によって、界面活性剤とセラミドを含んでいながらも、泡立ち及び泡もちを向上させることができる。
1.皮膚洗浄剤組成物
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)界面活性剤(以下、(A)成分と表記することがある)と、(B)セラミド(以下、(B)成分と表記することがある)と、(C)ローヤルゼリータンパク質分解物(以下、(C)成分と表記することがある)とを含有することを特徴とする。以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物について詳述する。
(A)界面活性剤
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)成分として界面活性剤を含有する。界面活性剤としては特に限定されず、該界面活性剤としては、例えば、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
本発明に使用されるアニオン性界面活性剤としては、例えば、カルボン酸型、スルホン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型等の界面活性剤が例示される。
カルボン酸型の界面活性剤としては、具体的には、オクタン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸等の炭素数6〜22の飽和又は不飽和脂肪酸、好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸等の炭素数12〜22の高級脂肪酸;N-ラウロイルサルコシン等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和のアシル基を有するN−アシルサルコシン酸;ココイルグルタミン酸等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和のアシル基を有するN−アシルグルタミン酸等が挙げられる。
スルホン酸型の界面活性剤としては、具体的には、ココイルイセチオン酸等の炭素数6〜22の脂肪酸とイセチオン酸のエステル;ヘキサンスルホン酸、オクタンスルホン酸、デカンスルホン酸、ドデカンスルホン酸等の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸;アルキルベンゼンスルホン酸等の炭素数10〜16のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
硫酸エステル型の界面活性剤としては、具体的には、ラウリル硫酸、ミリスチル硫酸等の炭素数10〜22の飽和又は不飽和脂肪酸と硫酸のエステル等が挙げられる。
リン酸エステル型の界面活性剤としては、具体的には、ラウリルリン酸等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸とリン酸のエステル等が挙げられる。
これらのアニオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
なお、上記アニオン性界面活性剤は、塩の形態であってもよく、例えば、カリウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩;トリエタノールアミン塩、アミノメチルプロパノール塩、アルギニン塩等の有機塩等の形態をとることができる。
これらのアニオン性界面活性剤の中でも、洗浄時の泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、好ましくは脂肪酸石鹸つまり高級脂肪酸の塩が用いられる。脂肪酸石鹸を構成する高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸等の炭素数12〜22の高級脂肪酸が挙げられ、より好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の炭素数12〜18の高級脂肪酸が挙げられ、さらに好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、が挙げられ、一層好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、が挙げられる。脂肪酸石鹸を構成する塩としては、上述のとおりカリウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩;トリエタノールアミン塩、アミノメチルプロパノール塩、アルギニン塩等の有機塩等が挙げられる。これらの塩の中でも、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、好ましくはアルカリ金属塩、更に好ましくはカリウム塩(カリウム石鹸)、ナトリウム塩(ナトリウム石鹸)、特に好ましくはナトリウム塩(ナトリウム石鹸)が挙げられる。
脂肪酸石鹸の具体例として、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、好ましくは、ラウリン酸アルカリ金属塩、ミリスチン酸アルカリ金属塩、パルミチン酸アルカリ金属塩、ステアリン酸アルカリ金属塩;より好ましくはラウリン酸アルカリ金属塩、ミリスチン酸アルカリ金属塩、パルミチン酸アルカリ金属塩、;更に好ましくはラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、;特に好ましくはラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、が挙げられる。
これらの脂肪酸石鹸は1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用される非イオン性界面活性剤としては、例えば、エステル型、エーテル型、エステル・エーテル型、アルカノールアミド型、アルキルグリコシド型、アルコール型等の界面活性剤が挙げられる。
エステル型の界面活性剤としては、具体的には、ジラウリン酸グリコール、モノステアリン酸グリコール、ジステアリン酸グリコール、モノラウリン酸グリセリル、ジラウリン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル等の炭素数8〜20の飽和又は不飽和脂肪酸とグリセリンのモノ又はジエステル;ソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
エーテル型の界面活性剤としては、具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等が挙げられる。
エステル・エーテル型の界面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルポリエチレングリコール等が挙げられる。
アルカノールアミド型の界面活性剤としては、具体的には、コカミドDEA、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド等が挙げられる。
アルキルグリコシド型界面活性剤としては、具体的には、オクチルグルコシド、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド等が挙げられる。
アルコール型の界面活性剤としては、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられる。これらの非イオン性界面活性剤の中でも、好ましくは、エステル型の界面活性剤及びアルカノールアミド型の界面活性剤が挙げられる。
これらの非イオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用される両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン型、脂肪酸アミドプロピルベタイン型、アミノ酸型、アミンオキシド型等の界面活性剤が例示される。
アルキルベタイン型の界面活性剤としては、具体的には、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オクタデシルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン等が挙げられる。
脂肪酸アミドプロピルベタイン型界面活性剤としては、具体的には、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン等が挙げられる。
アミノ酸型の界面活性剤としては、具体的には、ラウロイルグルタミン酸、ラウロイルメチル-β-アラニン等が挙げられる。
アミンオキシド型の界面活性剤としては、具体的には、ラウリルジメチルアミンN‐オキシド、オレイルジメチルアミンN‐オキシド等が挙げられる。
これらの両性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
なお、これらの両性界面活性剤は、塩の形態であってもよく、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;トリエタノールアミン塩;アンモニウム塩等の形態をとることができる。
前記界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤の中から1種を単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物における(A)成分の含有量については、皮膚洗浄剤組成物の形態等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜99重量%、好ましくは0.5〜99重量%が挙げられる。より具体的には、本発明の皮膚洗浄剤組成物がクリーム状の場合であれば、(A)成分の含有量として、1〜90重量%、好ましくは20〜60重量%、より好ましくは25〜50重量%が挙げられる。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物が液状の場合であれば、(A)成分の含有量として、0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜40重量%、より好ましくは0.5〜30量%が挙げられる。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物が固形状の場合であれば、(A)成分の含有量として、40〜99重量%、好ましくは50〜99重量%、より好ましくは60〜99重量%、更に好ましくは70〜99重量%が挙げられる。
さらに、(A)成分に脂肪酸石鹸が含まれる場合、(A)成分の総量に対して占める脂肪酸石鹸の割合は特に限定されないが、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、(A)成分100重量部中、好ましくは95重量部以上100重量部以下、より好ましくは96重量部以上99重量部以下が挙げられる。また、(A)成分に脂肪酸石鹸が含まれる場合、本発明の皮膚洗浄剤組成物中における脂肪酸石鹸の含有量としては、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、好ましくは95〜99重量%が挙げられる。
(B)セラミド
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(B)成分としてセラミドを含有する。セラミドとは、スフィンゴシン又はフィトスフィンゴシンのアミノ基に脂肪酸がアミド結合により結合している化合物である。
本発明で使用されるセラミドにおいて、スフィンゴシン又はフィトスフィンゴシンのアミノ基に結合している脂肪酸の種類については、特に制限されず、水酸基をもたない脂肪酸、α−ヒドロキシ脂肪酸、ω−ヒドロキシ脂肪酸等のいずれであってもよい。
本発明で使用されるセラミドの種類としては、具体的には、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6I、セラミド6II、セラミド7、セラミド8、セラミド9、セラミド10等が挙げられる。これらのセラミドは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらのセラミドの中でも、セラミド1、2の産生を促進するという観点から、好ましくはセラミド1、セラミド2、セラミド3が挙げられる。
本発明で使用されるセラミドの由来については、特に制限されず、セラミドの種類等に応じて適宜設定すればよく、例えば、動植物から抽出したもの、微生物醗酵法によって得られたもの、化学的に合成したもの等のいずれであってもよい。
本発明の外用組成物において、(B)成分の含有量は特に限定されないが、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、例えば0.005〜0.9重量%が挙げられ、好ましくは0.005〜0.09重量%、より好ましくは0.005〜0.05重量%、さらに好ましくは0.01〜0.03重量%が挙げられる。
また、(A)成分に対する(B)成分の比率については、保湿性を良好に得るとともに泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、例えば、(A)成分の総量1重量部当たり、(B)成分の総量が0.0001〜0.01重量部、好ましくは0.0001〜0.001重量部、更に好ましくは0.0001〜0.0004重量部が挙げられる。
(C)ローヤルゼリータンパク質分解物
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(C)成分としてローヤルゼリータンパク質分解物を含有する。ローヤルゼリータンパク質分解物は、インスリン分泌促進剤、血糖値上昇促進剤などの内服用組成物に用いられる公知の物質であり、ローヤルゼリーに含まれるタンパク質の分解物である。
ローヤルゼリーは、蜜蜂のうち日齢3〜12日の働き蜂が下咽頭腺及び大腮腺から分泌する分泌物を混合して作る乳白色のゼリー状物質であり、一般に滋養強壮剤として、又は発育促進、老化防止、若返りなどの機能を有する食品として摂取されている。ローヤルゼリーの組成としては、生ローヤルゼリーの場合であれば、例えば、水分63〜68%、タンパク質11〜14.5%、10−ヒドロキシデセン酸1.6%以上のものを挙げることができ、乾燥ローヤルゼリーの場合であれば、例えば、水分量5%以下、タンパク質30〜41%、10−ヒドロキシデセン酸3.85%以上のものが挙げられる。ローヤルゼリータンパク質分解物は、生、冷凍物、乾燥物等の形態のローヤルゼリーをそのままプロテアーゼにより加水分解するか、またはあらかじめタンパク質を分離した後に、プロテアーゼにより加水分解して得られる。
ローヤルゼリーに含まれるタンパク質をあらかじめ分離する場合、分離は、ローヤルゼリーを水溶液とし、エタノール沈殿等の方法によりその中のタンパク質を沈殿させ、沈殿を回収することにより行うことができる。分離されたタンパク質を加水分解するためのプロテアーゼとしては、特に限定されないが、例えばアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)由来のプロテアーゼ、バチルス・サブチリス(Bacillus subtillis)由来のプロテアーゼ、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)由来のプロテアーゼ、及びこれらの混合物からなる群より選択される酵素が挙げられる。
(C)成分の平均分子量としては特に限定されないが、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、例えば500〜10000、好ましくは500〜6000が挙げられる。平均分子量は、当業者に公知の任意の方法により測定され得るものであり、例えば、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法により容易に測定され得る。具体的には、(C)成分を25mM Tris-HCl緩衝液(150mM NaCl含有、pH7.5)に溶解して2mg/mLの被験溶液を調製する一方、HPLCカラム Superdex peptide HR(10mm I.D.×30cm,GEヘルスケア・ジャパン社製)を同じ緩衝液で平衡化し、このカラムに被験溶液を50μL注入し、カラムの流速0.5mL/分、カラム温度室温、ペプチドの検出波長214nmの条件で溶出を行い、溶出時間から平均分子量を推定することができる。
本発明の外用組成物において、(C)成分の含有量は特に限定されないが、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、例えば0.01〜0.1重量%、好ましくは0.02〜0.1重量%、より好ましくは0.03〜0.1重量%が挙げられる。
また、(B)成分に対する(C)成分の比率については、泡立ち及び泡もち向上効果をより良好に得る観点から、例えば、(B)成分の総量1重量部当たり、(C)成分の総量が0.1〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部、更に好ましくは1〜10重量部が挙げられる。
他の成分
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、前述する(A)〜(C)成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、皮膚洗浄剤組成物の形態に応じて、当該技術分野で通常使用される添加成分を含有していてもよい。このような添加成分としては、例えば、美白剤、細胞賦活剤、消炎剤、抗菌剤、保湿剤(上記成分(B)以外)、清涼化剤、無機粉体、香料、着色剤、消臭剤、増粘剤、pH調整剤、基剤、溶剤、酸化防止剤、パール剤、キレート剤等が挙げられる。
形態
本発明の皮膚洗浄剤組成物の形態については特に制限されず、クリーム状、液状、固形状等のいずれであってもよい。本発明の皮膚洗浄剤組成物の形態として、好ましくはクリーム状、固形状、更に好ましくは固形状が挙げられる。
用途
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、適量の水と混合して泡立てて、身体部位の洗浄に使用される。本発明の皮膚洗浄剤組成物の洗浄対象となる身体部位については、特に制限されず、あらゆる身体部位の洗浄剤として使用できるが、洗顔料、ボディーソープ、ハンドソープ、シャンプー等として好適に使用される。とりわけ、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、泡立ちや泡もちに優れることにより擦り洗い時の刺激が低減されるため、刺激に対して敏感な顔への使用に適しており、洗顔料として特に好適に使用される。
製造方法
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、前述する(A)〜(C)成分、及び必要に応じて配合される他の成分、薬学的又は香粧学的に許容される基剤等を混合して、所定の形状に調製することによって製造される。
2.泡立ち及び泡もち向上剤、並びに泡立ち及び泡もち向上方法
前述するように、ローヤルゼリータンパク質分解物は、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において、泡立ち及び泡もちを向上させることができる。従って、本発明は、更に、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上するために使用される泡立ち及び泡もち向上剤であって、ローヤルゼリータンパク質分解物を有効成分とする泡立ち及び泡もち向上剤を提供する。また、本発明は、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上する泡立ち及び泡もち向上方法であって、皮膚洗浄剤組成物に、界面活性剤とセラミドとともに、ローヤルゼリータンパク質分解物を配合する、泡立ち及び泡もち向上方法を提供する。
なお、本発明において、泡立ち及び泡もちを向上させるとは、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において、ローヤルゼリータンパク質分解物を含まない場合に比べて泡立ちが向上し(同じ時間で泡立てた場合の起泡体積がより大きくなる)、且つ、泡もちが向上する(泡の状態で維持される時間がより長くなる)ことをいう。
前記泡立ち及び泡もち向上剤はローヤルゼリータンパク質分解物の添加剤としての用途であり、また、前記泡立ち及び泡もち向上方法は、ローヤルゼリータンパク質分解物を利用して、界面活性剤とセラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物における泡立ち及び泡もちを向上させる方法である。
前記泡立ち及び泡もち向上剤及び泡立ち及び泡もち向上方法において、使用する成分の種類や使用量、皮膚洗浄剤組成物の形態等については、前記「1.皮膚洗浄剤組成物」の欄に示す通りである。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、以下に示す試験例において、脂肪酸石鹸は、日油株式会社製ノンサールLN−1(ラウリン酸ナトリウム)を使用した。ローヤルゼリータンパク質分解物は、片倉コープアグリ社製ロイヤルビオサイトPX(ローヤルゼリータンパク質分解物(3重量%)、フェノキシエタノール(0.8重量%)、水(残分))を、含有されるローヤルゼリータンパク質分解物が表中の濃度となる量で使用した。セラミド1、及びセラミド3は共にEvonik Nutrition & Care GmbH社製、セラミド2は、高砂香料工業株式会社製のものを使用した。
試験例1
表1に示す組成の成分を混合し、固形状とした皮膚洗浄剤組成物を調製した。得られた固形状の皮膚洗浄剤組成物を、おろし金で粗く粉末化した。粉末化した皮膚洗浄剤組成物を3時間放置して自然乾燥させた後、ミキサー(テスコム社製ジュースミキサー;型番TM840)で細かく粉末化した。その後、ミキサー内へ25℃の水150mLを投入し、10000rpmで60秒間泡立てた。泡立ち及び泡もちの程度、並びに保湿性の程度を、以下の基準に基づいて評価した。
<泡立ちの評価方法>
60秒間泡立てた直後の泡の体積(泡と液体との占有合計量)を評価した。
◎:480cm3以上
○:470cm3以上480cm3未満
△:460cm3以上470cm3未満
×:460cm3未満
<泡もちの評価方法>
泡立て後、徐々に泡が壊れて液に変化し、下に液体が溜まっていく。60秒間泡立てた直後から、下に溜まった液の体積が75cm3となるまでに要した時間を計測した。
◎:160秒以上
〇:150秒以上160秒未満
△:145秒以上150秒未満
×:145秒未満
<保湿性の評価方法>
前腕を水ですすいだ後、あらかじめ泡立てた無添加せっけん(「ペリカン完全無添加ソープ」ペリカン石鹸社製)でこすらないように洗い、水で洗い流した。15分後に、SKICON200−EX(ヤヨイ社製)で水分量を測定した。この時得られた水分量を初期値とした。その後、再度水ですすぎ、あらかじめ泡立てた表1の皮膚洗浄剤組成物でこすらないように洗い、水で洗い流した。15分後に、SKICON200−EX(ヤヨイ社製)で水分量を測定し、得られた水分量の、初期値に対する割合を求めた。
〇:初期値に対して95%以上
△:初期値に対して90%以上95%未満
×:初期値に対して90%未満
表1に示すように、実質的に脂肪酸石鹸で構成される皮膚洗浄用組成物(参考例)では、泡立ちが非常に良好で泡もちも許容範囲であるが保湿性が悪い。さらにセラミドを含ませた皮膚洗浄用組成物(比較例1)では、保湿性は付与されたが泡立ち及び泡もちのいずれも悪くなった。また、ローヤルゼリータンパク質分解物を加えた皮膚洗浄用組成物(比較例2、3)でも保湿性は付与されたが、同様に泡立ち及び泡もちのいずれも悪くなった。これに対し、セラミドとローヤルゼリータンパク質分解物との両方を加えた皮膚洗浄剤組成物(実施例1〜7)では、保湿性が付与されるとともに、泡立ち及び泡もちが良好となった。特に泡もちについては、参考例よりも向上するほどに良好であった。さらに、セラミドの含有量が0.005〜0.09重量%の範囲内であり且つローヤルゼリータンパク質分解物の含有量が0.02〜0.1重量%の範囲内である皮膚洗浄剤組成物(実施例2〜6)では、泡立ち及び泡もちのいずれも非常に良好となった。
Figure 2019006731

Claims (9)

  1. (A)界面活性剤と、(B)セラミドと、(C)ローヤルゼリータンパク質分解物とを含む、皮膚洗浄剤組成物。
  2. 前記(A)成分が脂肪酸石鹸を含む、請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. 前記脂肪酸石鹸の含有量が95〜99重量%である、請求項2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
  4. 前記(B)成分が、セラミド1、セラミド2、セラミド3よりなる群から選択される、請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
  5. 前記(B)成分の含有量が0.005〜0.9重量%である、請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
  6. 前記(C)成分の含有量が0.01〜0.1重量%である、請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
  7. 固形状である、請求項1〜6のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
  8. (A)界面活性剤と(B)セラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上するために使用される泡立ち及び泡もち向上剤であって、
    (C)ローヤルゼリータンパク質分解物を有効成分とする、泡立ち及び泡もち向上剤。
  9. (A)界面活性剤と(B)セラミドとを含む皮膚洗浄剤組成物において泡立ち及び泡もちを向上する泡立ち及び泡もち向上方法であって、
    皮膚洗浄剤組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分とともに、(C)ローヤルゼリータンパク質分解物を配合する、泡立ち及び泡もち向上方法。
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