JP2019006689A - 光硬化性人工爪組成物 - Google Patents
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1.
(A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物
(D)光重合開始剤
(E)連鎖移動剤、
を含有することを特徴とする光硬化性人工爪組成物。
2.
(A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであり、(A)及び(B)(C)成分の合計を100重量部として30〜70重量部、
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物であり、同3〜20重量部、
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物であり、同20〜50重量部、
(D)光重合開始剤であり、同0.5〜5.0重量部、
(E)連鎖移動剤であり、同0.001〜1.0重量部、
を含有することを特徴とする上記1に記載の光硬化性人工爪組成物。
3.
(A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであり、(A)及び(B)(C)成分の合計を100重量部として40〜60重量部、
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物であり、同4〜18重量部、
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物であり、同28〜42.5重量部、
(D)光重合開始剤であり、同0.5〜3.0重量部、
(E)連鎖移動剤であり、同0.01〜0.5重量部、
を含有することを特徴とする上記1〜2に記載の光硬化性人工爪組成物。
4.さらに光重合促進剤が含有されていることを特徴とする、上記1〜3に記載の光硬化性人工爪組成物。
5.さらに添加剤が含まれていることを特徴とする、上記1〜4に記載の光硬化性人工爪組成物。
ある。
本発明において、(A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有する既知のウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであれば、広く使用できる。例えば、エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ブチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、トリメチロ−ルプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリト−ル、ポリエステルポリオ−ル、ポリカプロラクトンポリオ−ル及びポリエ−テルポリオ−ルなどの水酸基含有化合物とポリイソシアネ−ト化合物とを反応させてポリウレタンポリオ−ル(1分子中に2個以上の水酸基を含有するポリウレタン化合物)を製造し、次いでポリウレタンポリオ−ルとイソシアネ−ト基含有アクリレ−トモノマ−とをアクリル重合反応を防ぎながら夫々を反応させることにより得られる。
または、ポリウレタンポリイソシアネ−ト(1分子中に2個以上のイソシアネ−ト基を含有するポリウレタン化合物)を製造し、次いでポリウレタンポリイソシアネ−トと(メタ)アクリル酸や水酸基含有アクリレ−トモノマ−とをアクリル重合反応を防ぎながら夫々を反応させることにより得られる。
ここで、該オリゴマ−(A)は水酸基を含有していてもしていなくてもよい。
イソシアネ−ト基含有アクリレ−トモノマ−としては、例えばイソシアナトエチル(メタ)アクリレ−ト等を挙げることができる。
範囲内の含有量で使用した場合は、さらに良好な光沢性及び耐着色性、操作性を得ることができる。更に(A)成分としては少なくとも1種類以上含まれていればよく、その組合せは2種類にとどまらず3種類以上であってもよい。
メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパントリス(チオグリコレート)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトブチレート)、トリス[(3−メルカプトプロピオニロキシ)−エチル]イソシアヌレート、ペンタエリスリトールテトラキス(チオグリコレート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)、1,4−ビス(3−メルカプトブチリルオキシ)ブタン、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)、1,3,5−トリス(3−メルカプトブチルオキシエチル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、ジメルカプトジエチルスルフィド、1,8−ジメルカプト−3,6−ジチアオクタン、1,2−ビス[(2−メルカプトエチル)チオ]−3−メルカプトプロパン、テトラキス(7−メルカプト−2,5−ジチアヘプチル)メタン、トリチオシアヌル酸、1,2−ベンゼンジメタン、チオール、4,4’−チオビスベンゼンチオール、2−ジ−n−ブチルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジン、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、1,8−ジメルカプト−3,6−ジオキサオクタン、1,5−ジメルカプト−3−チアペンタン、トリメルカプトプロピオン酸トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、1,4−ジメチルメルカプトベンゼン、2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン、2−(N,N−ジブチルアミノ)−4,6−ジメルカプト−s−トリアジン、ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)メタン、1,1−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)エタン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)ブタン、1,1−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)イソブタン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)−3−メチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)−5−メチルフェニル)プロパン、ビス(2−(2−メルカプトプロポキシ)−5−メチルフェニル)メタン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトプロポキシ)−3−t−ブチルフェニル)プロパン、トリス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)メタン、1,1,1−トリス(4−(2−メルカプトプロポキシ)フェニル)エタン、ビス(4−(2−メルカプトブトキシ)フェニル)メタン、2,2−ビス(4−(2−メルカプトブトキシ)フェニル)プロパン、トリス(4−(2−メルカプトブトキシ)フェニル)メタン、1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリチオール、及びこれらのアルキルビニールエーテル付加物等が挙げられる。ただし、これらに限定されるものではない。これら多官能チオール化合物は、例えば、市販品を用いても良いし、適宜合成しても良い。市販品として例えば、SC有機化学社製のペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、昭和電工社製のペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)(商品名カレンズMT(登録商標)PE1)、昭和電工社製のトリメチロールプロパントリス(3−メルカプトブチレート)、昭和電工社製の1,3,5−トリス(3−メルカプトブチルオキシエチル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン(商品名カレンズMT(同上)NR1)等があげられる。
本発明の光硬化性人工爪組成物では、上記(A)〜(E)成分のほかにも、本発明の効果を妨げない範囲内において、必要・用途に応じて公知の人工爪組成物に配合されている各種添加剤を適量添加することもできる。例えば、着色剤(顔料等)、重合禁止剤、変色防止剤、蛍光剤、紫外線吸収剤、抗菌剤、防腐剤、表面調整剤等を挙げることができる。本発明組成物では、有機溶剤を含まないことが好ましい。
本発明組成物の性状は限定的ではないが、通常は液状組成物として提供される。すなわち、常温(5〜35℃)及び常圧下で液体状の成分を含む組成物として使用することができる。このような性状は、(A)〜(C)成分の少なくとも1種として常温・常圧下で液体の成分を使用することにより実現することができる。本発明組成物が液状である場合の粘度は特に限定されないが、通常は1.0〜100[Pa.s]の範囲内で適宜設定することができる。このような粘度に設定することにより、より優れた塗工性、作業性等を達成することができる。
本発明組成物は、前記の各成分を均一に混合することによって調製することができる。混合する方法は限定的でなく、例えばミキサー、ニーダー等の公知の混合攪拌装置を使用することにより実施することができる。なお、本発明組成物は、使用時に光の照射(LED照射、UV照射等)下で重合することにより硬化する組成物である場合には、調製工程中及び調製後は本発明組成物を暗室下におくことが必要である。
本発明組成物は、天然爪(自爪)の表面上に人工爪を形成させるために好適に用いることができる。より具体的には、(1)液状の人工爪組成物を天然爪の表面に塗布することにより塗膜を形成する工程(塗布工程)及び(2)前記塗膜に光を照射することにより当該ラジカル重合性化合物を重合させる工程(硬化工程)を含む人工爪形成方法に使用することができる。
1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー
A1:ウレタンジアクリレートオリゴマー(分子量:1000)
A2:ウレタンジアクリレートオリゴマー(分子量:700)
A3:ウレタンジアクリレートオリゴマー(分子量:6000)
1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物
B1:ペンタエリスリトールテトラキス(3-メルカプトプロピオネート)
B2:ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)
B3:トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトブチレート)
B4:1,3,5−トリス(3−メルカプトブチルオキシエチル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン
1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物
C1:イソボロニルメタクリレート
C2:トリメチロールプロパントリアクリレート
C3:トリエチレングリコールジメタクリレート
光重合開始剤
D1:2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド
連鎖移動剤
E1:2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン
E2:γ−テルピネン
その他成分
・F1:BYK(登録商標)-333(ビッグケミー・ジャパン株式会社製、表面調整剤)
・F2:N−メチルジエタノールアミン(光重合促進剤)
各配合割合に従い、それぞれの成分を大気圧下23℃の条件で自転・公転式混合機を使用して混合し均一液状の人工爪組成物を調製した。調製した人工爪組成物約10gを、黒色遮光ジャー容器に充填し光沢度測定及び施術評価に使用した。
調製した光硬化性人工爪組成物を50mLガラス製サンプル容器に50g充填し、これを粘度測定用試料とした。ローター回転式粘度計(東機産業株式会社製、型式:RB80L)を使用して23℃環境下で粘度測定を行った。なお、粘度はローターの回転開始180秒後の測定値とした。
本発明の光硬化性人工爪組成物の表面硬化性の評価としてタックフリーテストを実施した。ガラス平板上にスペーサーを使用して光硬化性人工爪組成物を厚さ0.1−0.2mmになるように塗布した。塗布面上部より市販ジェルネイル用光硬化装置(商品名「プレストLEDライト(ネイルラボ社製)」)を使用して20秒間の光照射を行った後に、光硬化性人工爪組成物の光照射面に対してエチルアルコールで清浄にした指先で触れ、未重合層の有無やベタツキを確認した。本試験は一つの光硬化性人工爪組成物に対して3回実施した。また、本試験の評価尺度は以下の通りである。
○:未重合層が無く、ベタツキが認められない
△:未重合層は無いが、ベタツキが認められる
×:未重合層が認められる
表面硬化性が良好であり、紫外線及び/または可視光線を使用して硬化させた後に、ワイプ等を使用して硬化物表面の未重合層を除去する工程が不要な光硬化性人工爪組成物であるためには、前期評価尺度が「○」である必要がある。
施術者としては日本ネイリスト協会認定ネイリストが各3名の被験者に対して、下記の施術方法に従って施術を実施し、以下の評価方法に基づき、1.施術時の操作性、2.施術直後の光硬化性人工爪組成物の艶(光沢性)、3.施術2週間後の光硬化性人工爪組成物の艶(光沢性)の耐久性、4.耐(変)着色性、5.硬化熱を評価した。
天然爪表面をスポンジファイルでサンディングする。
ネイルクレンザーを染込ませたワイプで油分・ダストを拭取る。
クリアジェル(市販製品名:LED GELプレスト(登録商標)クリアジェル(ネイルラボ社製))を天然爪全体に塗布する。
光重合装置(市販製品名:LED GELプレスト(同上)LEDライト(ネイルラボ社製))を使用して20秒間光重合を行う。
重合したクリアジェルの上面にカラージェル(市販製品名:LED GELプレスト(同上)カラージェル(ネイルラボ社製))を使用してカラーリングを行う。
光重合装置(市販製品名:LED GELプレスト(同上)LEDライト(ネイルラボ社製))を使用して20秒間光重合を行う。
再度(工程5)を行う。
再度(工程6)を行う。
実施例または比較例の光硬化性人工爪組成物を塗布する。
光重合装置(市販製品名:LED GELプレスト(同上)LEDライト(ネイルラボ社製))を使用して20秒間光重合を行う。
(注)評価項目「艶の耐久性」に関しては、施術直後の艶が良好であるサンプル(判定が◎または○の評価サンプル)に関して実施した。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例1及び比較例2、比較例3は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
[配合割合:重量部]
一方で、比較例4は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例5及び比較例6、比較例7は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例8及び比較例9は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例10及び比較例11は本発明の構成要件である(A)及び(C)、(D)、(E)成分を配合するが、(B)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(B)成分を配合しないことによって、表面硬化性が著しく損なわれ未重合層が残存し、艶の低下が認められた。さらに、表面硬化性が不十分である事から、日常生活環境下での艶の耐久性や耐着色性に関して不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例12及び比較例13、比較例14は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例15及び比較例16、比較例17は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例18及び比較例19、比較例20は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
一方で、比較例21は本発明の構成要件である(A)及び(B)、(C)、(D)成分を配合するが、(E)成分を配合しない光硬化性人工爪組成物の例である。(E)成分を配合しないことによって、光重合に伴う硬化熱が発生し、被験者の指先に著しい熱痛を与える事が認められ光硬化性人工爪組成物として不良であった。
[配合割合:重量部]
[配合割合:重量部]
Claims (5)
- (A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物
(D)光重合開始剤
(E)連鎖移動剤、
を含有することを特徴とする光硬化性人工爪組成物。 - (A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであり、(A)及び(B)(C)成分の合計を100重量部として30〜70重量部、
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物であり、同3〜20重量部、
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物であり、同20〜50重量部、
(D)光重合開始剤であり、同0.5〜5.0重量部、
(E)連鎖移動剤であり、同0.001〜1.0重量部、
を含有することを特徴とする請求項1に記載の光硬化性人工爪組成物。 - (A)1分子内に、少なくとも1個以上の(メタ)アクリレート基、及び少なくとも1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであり、(A)及び(B)(C)成分の合計を100重量部として40〜60重量部、
(B)1分子内に2個以上のチオール基を有する多官能チオール化合物であり、同4〜18重量部、
(C)(A)成分及び(B)成分に該当しない、1分子内に1個以上のラジカル重合性不飽和結合を有するラジカル重合性化合物であり、同28〜42.5重量部、
(D)光重合開始剤であり、同0.5〜3.0重量部、
(E)連鎖移動剤であり、同0.01〜0.5重量部、
を含有することを特徴とする請求項1〜2に記載の光硬化性人工爪組成物。 - さらに光重合促進剤が含有されていることを特徴とする、請求項1〜3に記載の光硬化性人工爪組成物。
- さらに添加剤が含まれていることを特徴とする、請求項1〜4に記載の光硬化性人工爪組成物。
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