JP2019006191A - 車両用サウンドシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】オーディオ音を有効に利用して、オーディオ音を楽しむ状態と運転に集中させる状態とを適切に切換えることのできるようにする。【解決手段】オーディオ装置ODは、例えばハイレゾ式とされて、可聴域音と非可聴域音の両方を含むオーディオ音の再生を行う第1のモードと、可聴域音のみを含むオーディオ音を再生する第2のモードと、が選択可能である。デフォルト状態では、第2のモードでオーディオ音の再生が行われる。例えば運転負荷が高くなる走行状態が検出されたときは、第1のモードとされて、オーディオ音が可聴域音と非可聴域音との両方を含むことによるハイパーソニック効果によって、運転者の脳が活性化されて運転に集中できるようになる。エンジン音とオーディオ音とを定位させて、第1のモードのときは、両方の定位位置を接近させる(あるいは重ねさせる)のが好ましい。【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用サウンドシステムに関するものである。
車両においては、車室内にオーディオ音を流すオーディオ装置が装備されていることが一般的となっている。特許文献1、特許文献2には、オーディオ音が乗員にとって車室内の所定位置から聞こえるようにするために、オーディオ音の定位を行うものが開示されている。
特許第2776092号公報 特開平5−85288号公報
ところで、例えばスポーツカー等の走行を楽しむ場合には、運転者の意識を運転(運転に伴って変化する車両の走行状態)に集中させることが望まれることになる。この一方、定常走行しているようなときは、運転者は、リラックスするためにオーディオ音を楽しみたいという気持ちを抱くものである。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、オーディオ音を有効に利用して、オーディオ音を楽しむ状態と運転に集中させる状態とを適切に切換えることのできるようにした車両用サウンドシステムを提供することにある。
本発明にあっては、基本的に、オーディオ装置の中には、可聴域音に加えて非可聴域音を再生可能なものが広く普及されつつあることに着目しつつ、可聴域音に加えて非可聴域音を聞いたときに、脳が活性化して集中力が高まるというハイパーソニック効果を適宜利用するようにしてある。
具体的には、前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
車両の所定箇所に配設された音源としてのエンジンと車室内用のオーディオ装置とを備えた車両用サウンドシステムであって、
前記オーディオ装置は、人間の可聴域音と非可聴域音との両方のオーディオ音を再生して車室内に流す第1モードと、非可聴域音を除く可聴域音のみとされたオーディオ音を再生して車室内に流す第2モードとの間で切換可能とされ、
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、
前記走行状態検出手段により所定の走行状態が検出されたことを条件として、オーディオ音を前記第1モードで再生させる切換制御手段を備えている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、通常は、オーディオ音を非可聴域音を含まない第2のモードで再生しつつ、所定の走行状態が検出されたときは、オーディオ音を可聴域音と非可聴域音との両方を含む第1のモードで再生するようにして、所定の走行状態のときの運転者の脳を活性化して、運転に意識を集中させることができる。勿論、運転に集中させることによる安全性向上という点でも好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記切換制御手段は、前記走行状態検出手段により所定の走行状態が検出されない限り、オーディオ音を前記第2モードで再生させる、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、不必要に非可聴域音を再生しないようにして、運転者の脳が疲労させてしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
エンジンの発生する音が車室内の運転者にとって第1の位置から聞こえるように定位させるエンジン音定位手段と、
前記オーディオ装置からのオーディオ音が車室内の運転者にとって第2の位置から聞こえるように定位させるオーディオ音定位手段と、
前記第1の位置と第2の位置との離間距離を変更する定位位置変更手段と、
をさらに備え、
前記定位位置変更手段は、オーディオ音が前記第1モードで再生されるときは、オーディオ音が前記第2モードで再生される場合に比して、前記第1の位置と前記第2の位置とがより近い位置となるようにされる、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、可聴域音と非可聴域音との両方が再生されるときは、オーディオ音の定位位置がエンジン音の定位位置に近づくので、運転者は、エンジン音とオーディオ音との両方を近い位置でもって聞いて、エンジン音に基づいて車両状態を明確に認識しつつ、オーディオ音によって運転者の脳を効果的に活性化させることができる。特に、エンジン音が聞こえる位置とオーディオ音が聞こえる位置とが近いことから、運転者はエンジン音とオーディオ音とを聞く際に、聞こえる位置を分けるという意識をもつ必要が殆どなく、その分運転者の意識をより効果的に運転に集中させる上で好ましいものとなる。
前記オーディオ音が前記第1モードで再生されるときは、前記第1の位置と前記第2の位置とが重なるようにされる、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、請求項4に対応した効果をより十分に発揮させることができる。
前記第1の位置が不変とされて常時同じ位置に設定され、
前記定位位置変更手段は、前記第2の位置を変更する、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、エンジン音の定位位置とオーディオ音の定位位置との間での距離変更を、定位位置の変更が容易となるオーディオ音側でもって行うことにより、簡単に対応することができる。
前記第1の位置および前記第2の位置が、運転席に着座している運転者の前方に設定され、
前記第2のモードでは、前記第1の位置よりも低い位置に前記第2の位置が設定され、
前記第1のモードでは、前記第2の位置が上方に移動されて前記第1の位置に接近される、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、運転者にとっては、自分よりも前方でかつ上方の方が音を聞きやすいことから、特にエンジン音を運転者に認識させる上で好ましいものとなる。そして、通常は下方に設定されるオーディオ音の定位位置を、運転に集中させたい状況となる第1のモードとされたときは、脳の活性化を促すオーディオ音をエンジン音の定位位置に近づけるように上方へと変更することにより、オーディオ音を利用した運転者の脳の活性化を十分に行って、その分運転に意識を集中させる上で好ましいものとなる。
前記所定の走行状態が、運転者の運転負荷が高くなる走行状態とされている、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、運転負荷が高いときには、運転に集中させる必要性が高くなるが、この要求に応えることができる。
運転者の運転負荷が高くなる走行状態が、エンジン回転数が所定回転数よりも大きくなる走行状態とされている、ようにしてある(請求項8対応)。この場合、エンジン回転数が高くなる状況において、運転に意識を集中させるようにして、安全性を高める上で好ましいものとなる。
運転者の運転負荷が高くなる走行状態が、車両に作用する横Gが所定値よりも大きくなる走行状態とされている、ようにしてある(請求項9対応)。この場合、車体に作用するGが大きくなる状況において、運転に意識を集中させるようにして、安全性を高める上で好ましいものとなる。
本発明によれば、オーディオ音を有効に利用して、オーディオ音を楽しむ状態と運転に集中させる状態とを適切に切換えることができる。
本発明が適用された車両の一例を示す平面図。 図1に示す車両の側面一部断面図。 ダッシュパネルに形成されたエンジン音透過部分の構造を示す分解斜視図。 エンジン音とオーディオ音と警報音との定位位置の一例を示すもので、車室後部から前方を見た正面図。 オーディオ装置の制御系統例をブロック図的に示す図。 オーディオ音の定位位置を変更するための制御系統例を示す図。 オーディオ音の定位位置を変更するための制御例を示すフローチャート。 オーディオ音の定位位置を変更するための別の制御例を示すフローチャート。
図1、図2において、車両Vは、実施形態では、2ドアのオープンカーとされている。図中、1はダッシュパネルで、エンジンルーム2と車室3とを仕切っている。4は、エンジンルーム2を上方から覆うボンネット、5R、5Lは、左右一対のサイドドア、6はトランクリッド、7はルーフである。また、8は運転席、9は助手席、10はステアリングハンドルである。さらに、11はインストルメントパネル、12はフロントウインドガラスである。
図2に示すように、ルーフ7は、リアウインドガラス7aを有しており、図2では、ルーフ7が閉状態のとき、つまりルーフ7によって車室3が上方から覆われた状態が示される。また、図1では、ルーフ7が閉じられた状態を示すが、ルーフ7を透視した状態となっており、またフロントウインドガラス12の上端部を一部カットした状態が示される。
車室3の床面を構成するフロアパネル20は、車幅方向中央部において前後方向に延びるトンネル部21を有し、トンネル部21の上面はトリム材22により覆われている。フロアパネル20の後端部は、キックアップ部23を経てリアパネル24へと連なっている。
ダッシュパネル1の前方に構成されたエンジンルーム2には、エンジン30が配設されている。エンジン30は、実施形態では縦置きとされて、エンジン本体が符号30Aで示され、吸気系部材が符号30Bで示され、排気系部材が符号30Cで示される。エンジン30(エンジン本体30A)の後部には、変速機31が連結されている。
なお、エンジン30には、エンジン本体30Aにより駆動されるオルタネータ、エアコン用コンプレッサ等々の補器類が装備されているが、これらは図示を略してある。エンジン音は、エンジン本体30Aが回転されたり燃焼されるときに発生される音の他、吸気音や排気音、さらには補器類が駆動された音がミックスされた音となる。
車両Vの後部には、差動装置(デファレンシャルギア)40が配設されている。この差動装置40と、変速機31(つまりエンジン30)とが、プロペラシャフト41によって連結されている。つまり、車両Vは、実施形態では後輪駆動車とされている。そして、変速機31と差動装置40とが、プロペラシャフト41を取り巻くように配設された円環状のトルクチューブ44によって連結されている。
エンジン30から延びる排気通路42が後方へ延びている。この排気通路42は、車両後部の下方に配設されたマフラー43に接続されている。マフラー43は、後方へ開口された左右一対の排気パイプ43Aが接続されている。排気ガスが、最終的に、排気パイプ43Aから外部(大気)へ排出される。
次に、エンジン音およびオーディオ音の定位について説明する。まず、図4に示すように、エンジン音が定位される第1の位置(部位あるいは領域)が符号T1で示され、オーディオ音が定位される第2の位置が符号T2あるいはT2−2で示される。すなわち、オーディオ音の定位位置が、T2とT2−2との一方を選択的にとり得るようにされている。
定位位置T1、T2、T2−2は、実施形態では、それぞれ、運転席8に着座される運転者の前方に位置するように設定される。すなわち、第1の位置T1は、フロントウインドガラス12に設定されている。具体的には、第1の位置T1は、フロントウインドガラス12のうち、運転者の眼の位置と略同じ高さ位置で、車幅方向略中央部に位置するように設定されている。
また、定位位置T2は、第1の位置T1よりも所定距離だけ低い位置に設定されている。具体的には、第2の位置T2は、インストルメントパネル11のうち略後方を向いた面のうち、車幅方略中央部に位置するように設定されている。この第2の位置T2は、第1の位置T1よりも車幅方向に広い領域設定とされている(オーディオ音を運転者や助手席乗員に聞かせるため)。
なお、第1の位置T1と第2の位置T2とは、所定距離だけ離間しておくので、エンジン音とオーディオ音とを区別して聞き分ける上で好ましいものとなるが、上記所定距離は、少なくとも30cm以上で、50cm以上とするのが好ましい。ただし、オーディオ音の定位位置は、T2とT2−2との間で変更(移動)可能とされて、T2−2は、第1の位置T1と重なる位置となる。すなわち、定位位置T2が上方へ移動されてT2−2の位置とされたときは、T2−2が第1の位置T1と重なった状態とされる。
図4に示す定位位置T2は、デフォルト(基本)状態のとき、すなわち非可聴域音を含まない可聴域音のみが再生される第2のモードのときに選択される。一方、定位位置T2−2は、可聴域音と非可聴域音との両方が再生される第1のモードのときに選択されるものである。なお、実施形態では、50kHzを超える周波数帯域を非可聴域音としてある。
上記定位位置T2とT2−2との間での切換(選択)は、あらかじめ設定された走行条件に応じて行われる。すなわち、例えば走行条件としての運転負荷が高くなるに限り、運転者の脳を活性化させて運転に集中させるべく、オーディオ音を非可聴域音を含むように再生する第1のモードとし、かつその定位位置をT2−2とする。運転負荷が高くないときは、第2のモードとされて、オーディオ音の定位位置がT2とされる。
上記運転負荷が大きくなる状態としては、積極的に運転(走行)を行っている状況ともいえ、例えば、エンジン回転数が所定回転数以上の高回転時、車体に作用するG(横Gあるは前後Gの少なくとも一方あるいは両方)が所定値以上のとき、ワインディングロードを走行しているとき、頻繁に加減速が行われるとき、頻繁にハンドル操作が行われるとき、山岳路を走行しているとき、サーキットを走行しているとき、高車速のとき(例えば80km/hを超えるとき)等がある。また、運転者によりマニュアル操作されるモード切換スイッチを設けて、このモード切換スイッチの操作に応じて第2の位置T2の位置を移動(変更)させるようにすることもできる。
なお、定位位置T2とT2−2との間での変更は、徐々に(例えば3〜4秒程度かけて)行うのが、聞こえ方の急激な変動を防止あるいは抑制する上で好ましいものとなる。なお、T2からT2−2への変更はすみやかに行う一方、T2−2からT2への復帰は徐々に行うようにすることもできる。
次に、エンジン音を第1の位置T1に定位する具体構造例について説明する。まず、ダッシュパネル1のうち、エンジン30(エンジン本体30A)が位置する高さおよび車幅方向位置に、図3に示すように開口部50が形成される。この開口部50は、エンジンルーム2とインストルメントパネル11(の空間)内とを連通している。そして、開口部50は、空気や液体を遮断する膜部材51によって施蓋されている。つまり、エンジンルーム2からのエンジン音が、膜部材51を震動させてインストルメントパネル11内へと効果的に伝達される。
インストルメントパネル11には、その上面に開口部11aが形成されている(図2参照)。インストルメントパネル11内に伝達されたエンジン音は、開口部11aを通過してフロントウインドガラス12に向けて伝達されることにより、このフロントウインドガラス12で反射されて、運転席8に着座している運転者へと伝達されることになる。つまり、第1の位置T1は、エンジン音がフロントウインドガラス12で反射される部位とされる。エンジンルーム2内の空気や液体は、膜部材51で遮断されて、車室3へと流れこむことが防止される。
図3に示すように、膜部材51により施蓋された開口部50には、弁部材52が取付けられている。弁部材52は、開口部50に臨む短い筒部材50Aと、筒部材50Aを開閉する電磁式の弁体50Bとを有する。実施形態では、弁部材52は常時全開位置とされて、開口部50からのエンジン音が、筒部材50Aを通ってインストルメントパネル11内に常時伝達されるようになっている。なお、車両の走行状態に応じて弁部材52の開度を変更することもできる(例えばエンジン音あるいは車速が大きいほど、弁部材52の開度を大きくする)。
オーディオ音用となる第2の位置T2(あるいはT2−2)を定位させるために、実施形態では、図4に示すように、上下左右の合計4個のスピーカ60UL、60UR、60BL、60BRが設けられている。上方に位置する左右一対のスピーカ60UL、60URは、ツイータ+フルレンジとされて、左右のフロントピラー13L、13Rに取付けられている。下方に位置する左右一対のスピーカ60BL、60BRは、ツイータ+フルレンジとされて、左右のサイドドア5L、5Rに取付けられている。
上記4つのスピーカ60UL、60UR、60BL、60BRを利用して、既知のタイムアライメントの手法により、オーディオ音が第2の位置T2あるいはT2−2から聞こえるように定位される。また、第2の位置T2(あるいはT2−2)を、タイムアライメントの手法によって、図4に示す位置から、例えば下方、左方(車幅方向のうち運転席8から離間する方向で、助手席9に接近する方向)、左下方(車幅方向において運転席8から離間しつつ下方への移動という斜め方向)あるいは運転席後方等、所望位置へ移動させることができる。
図5は、オーディオ装置ODの一例を示すものである。図中、70は、DSP(デジタル・サウンド・プロセッサ)である。このDSP70は、オーディオ用の音源71からの信号が入力されると、第2の位置T2でオーディオ音が定位されるように前述したタイムアライメントの処理を行って、アンプ72を介してスピーカ60UL、60UR、60BL、60BRを駆動する。また、後述するコントローラUからの指令信号に応じて、第2の位置T2の位置を移動させる制御を行う。
音源71は、50kHzを超える周波数帯域を含むオーディオ音を再生可能なハイレゾとされて、可聴域音と非可聴域音との両方(両方の周波数域)を含むオーディオ音を再生可能とされている。そして、DSP70は、非可聴域音(の周波数域)を除去するフィルタ73を有している。フィルタ73のオン、オフがコントローラUによって制御されて、スピーカ60から流れるオーディオ音として、可聴域音と非可聴域音との両方を含む第1のモードでの再生態様と、フィルタ73によって非可聴域音が除去されて可聴域音のみとなる第2のモードでの再生態様とが切換可能とされている。
なお、図5の変形例としては、音源71は可聴域音のみを再生するものとする一方、非可聴域音のみを再生する別の音源を別途設けてもよい。この場合、第1のモードのときは別の音源を作動させて、スピーカから出力されるオーディオ音としては可聴域音と非可聴域音の両方を含むものとすることができる。また、第2のモードのときは、別の音源を休止させて、スピーカから出力されるオーディオ音としては音源71からの可聴域音のみとなるようにすることもできる。
運転者は、第1の位置T1に定位されるエンジン音を明確に認識して、車両の走行状態を明確に認識して、運転に集中することができ、運転を楽しんだり、安全運転の上で好ましいものとなる。また、特に運転に集中すべきときは、オーディオ音が可聴域音と非可聴域音との両方を含む第1のモードで再生されると共に、オーディオ音の定位位置が、T2−2として示すようにエンジン音の定位位置となる第1の位置T1と重なることになる。これにより、ハイパーソニック効果による脳の活性化が促されて、運転により集中できることになる。勿論、運転に集中する必要のないとき(例えば運転負荷の低いとき)は、可聴域音のみ再生されて、しかもオーディオ音の定位位置がT2として示すように第1の位置T1とは離間した位置とされるので、リラックスしてオーディオ音を楽しむことができる(オーディオ音をエンジン音と明確に区別して聞き分けることができる)。
図6は、第2の位置T2を位置変更する場合の制御系統例を示す。図中、Uはマイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラ(図5におけるコントローラに対応)であり、図5のオーディオ装置ODに対して、第1のモードと第2のモードと間での切換指令と、第2の位置T2の位置指令とを行うものとなっている。このコントローラUには、センサあるいはスイッチS1〜S3からの信号が入力される。S1は、車体に作用するG(前後方向および横方向の加速度と減速度)を検出するGセンサである。S2は、エンジン回転数を検出する回転数センサである。S3は、イグニッションスイッチである。
次に、図7のフローチャートを参照しつつ、コントローラUによる制御例について説明する。なお、以下の説明でQはステップを示し、また第2の位置T2を第2のモードに対応したデフォルト位置から移動させる所定の走行条件としては、車体に作用する横Gあるいは前後Gの少なくとも一方が、があらかじめ設定された所定値よりも大きいときとしてある。また、図7の制御は、イグニッションスイッチS3がオンとなったときに開始される。さらに、以下の説明で、ノーマルモードは、オーディオ音を第2のモードで再生しつつ、オーディオ音の定位位置がデフォルト位置となるT2に設定される。また、スポーツモードが、オーディオ音を第1のモードで再生しつつ、オーディオ音の定位位置が第1の位置T1と重なるT2−2に設定される。
まずQ1において、オーディオ音装置ODがオンであるか否かが判別される。このQ1の判別でYESのときは、Q2において、前後方向Gあるいは横方向Gの少なくとも一方が、所定値(例えば0.3G)よりも大きいか否かが判別される。このQ2の判別でYESのときは、Q3において、タイマが初期値0にリセットされると共に、新たにカウントが開始される。この後Q4において、上記所定値よりも大きいGが検出されてから短い所定時間(実施形態では1秒)が経過したか否かが判別される。このQ4の判別でNOのときは、Q4の判別が繰り返される。
Q4の判別でYESのときは、Q5において、再度、Q2と同様の判別が行われる。このQ5の判別でYESのときは、短時間の間に大きなGが継続(あるいは繰り返し)発生しているときであり、運転者が走行を楽しむために積極的な運転を行っている状況である。
上記Q5の判別でYESのときは、Q6において、タイマが0にリセットされると共に、新たにカウントが開始される。この後、Q7において、スポーツモードとされて、オーディオ音が第1のモードで再生されると共に、その定位位置が第1の位置T1と重なるT2−2へと移動(変更)される。
上記Q7の後、Q8において、前後方向および横方向のGがそれぞれ所定値(実施形態では0.3G)以下になったか否かが判別される。このQ8の判別でNOのときは、Q6に戻る。
上記Q8の判別でYESのときは、Q9において、タイマでのカウント値が所定の長い時間(実施形態では30秒)を超えているか否かが判別される。このQ9の判別でNOのときは、Q7に戻る。
上記Q9の判別でYESのときは、スポーツモードは行っていない状況が明確に確認されたということで、Q10において、ノーマルモードへ変更される(オーディオ音が第2のモードで再生されると共に、その定位位置がデフォルト位置となるT2へ復帰される)。
前記Q1の判別でNOのときは、Q12において、オーディオ音として非可聴域音のみが再生される。この場合、オーディオ音の定位位置は、T2でもT2−2のいずれでもよいが、実施形態ではT2−2に定位させるようにしてある。なお、Q12に移行されたときは、オーディオスイッチがオフになっていることから、乗員はオーディオ音を聞いて楽しむということは要求していない状況である。この場合、非可聴域音を再生して車室内に流しても、乗員はオーディオ音が再生されていることに気づくことがない。このQ12は、非可聴域音のみを利用した脳の活性化を期待した処理とされる。なお、Q1の判別でNOのときは、そのままリターンさせるようにしてもよい。
前記Q2の判別でNOのときは、あるいはQ5の判別でNOのときは、それぞれQ10に移行される。
Q10の後は、Q11において、エンジンが停止されたか否かが判別される。このQ11の判別でNOのときはQ1に戻る。また、Q11の判別でYESのときは、制御が終了される。前記Q1の判別でNOのときは、Q11に移行される。
以上の説明から明かなように、図7の実施形態では、スポーツモードに設定されているときは、スポーツモードに設定する所定の走行条件を満足しないことが所定の長い時間(実施形態では30秒)維持されていることが確認されるまでは、スポーツモードをそのまま維持する制御とされている(スポーツモードとノーマルモードとの間での頻繁な変更を抑制)。スポーツモードとノーマルモードとの間での頻繁な変更をより防止あるいは抑制するために、例えばQ8での所定値(Gの値)を、Q2あるいはQ5での所定値(Gの値)よりも所定分小さい値に設定しておくこともできる。
図8は、図7に対応した別の制御例を示すものである。本制御例では、所定の走行条件として、車体に作用するGの代わりに、エンジン回転数を用いてある。すなわち、Q22(図7のQ2対応)、Q25(図7のQ5対応)、Q29(図7のQ9対応)では、エンジン回転数が所定回転数(実施形態では5500rpm)よりも大きいか(あるいは以下か)を判別するようにしてある。すなわち、実施形態では、エンジンの最高許容回転数が7500rpm程度とされており、所定値としてのエンジン回転数5500rpmは、最高許容回転数よりも所定分低い程度の高回転数として設定してある(最大出力あるいは最大トルクを発生する付近での回転数)。図8の制御は、図7におけるGを用いる代わりに、エンジン回転数を用いた点が相違するのみで、その他は図7の場合と同じなので、その重複した説明は省略する。
また、スポーツモードとノーマルモードとの間での切換えを、アクセル開度に応じて行うようにしてもよく、この場合は、アクセル開度が大きい(所定開度以上の)ときにスポーツモードとし、アクセル開度が小さいときにノーマルモードとすればよい。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。第1の位置T1は、適宜選択することができる。例えば、第1の位置T1を、第2の位置T2よりも低い位置に設定したり(例えば、第1位置T1をインストルメントパネル11の上面かあるいはそれよりも低い位置に設定する一方、第2の位置T2を例えばインストルメントパネル11の上面よりも高い位置に設定する等)。また、第1位置T1を、車幅方向中央部よりも運転者側寄りの位置に設定することもできる(エンジン音は、助手席乗員よりも運転者にとって重要な情報である)。スピーカの数は、例えば6以上にする等適宜選択することができ、またその配設位置もその一部をインストルメントパネル11にする等、適宜選択できる。
車両に搭載したナビゲーション装置によって、運転者が運転に集中するべき走行状態、例えば山岳路などにさしかかったことが検出されたときに、オーディオの再生モードを第2のモードから第1のモードに切換えるようにしてもよい。
定位位置T1、T2(あるいはT2−2)の領域は、図示したものに限らず、例えば、車幅方向や上下方向に拡大した領域でもよく、またT1の位置は、フロントウインドガラス12の領域内において、車両状態、例えばステアリング舵角等に応じて可変としてもよい。第1のモードのときは、エンジン音の定位位置とオーディオ音の定位位置とが重なるようにする他、第2のモードの場合に比して、エンジン音の定位位置とオーディオ音の定位位置とがより接近するようにすればよい。
定位位置の変更を、エンジン音についてのみ行ったり、エンジン音とオーディオ音との両方について行うこともできる.エンジン音の定位位置の変更は、例えば、図1〜図3に示す実施形態において、エンジン音の車室内に向けての移動経路中に反射部あるいは角度変更部を設けて、エンジン音の経路を変更することにより行うことができる。また、は図3と同様の構造のものを異なる位置に複数箇所設けて、各箇所にある弁部材の開閉を切換えることにより、エンジン音の定位位置を変更することもできる。エンジン音とオーディオ音とのうち、いずれか一方あるいは両方について、定位を行わないようにすることもできる。
オープンカーに限らず、セダン型やSUV型、4輪駆動車等、種々の形式の車両に適用できる。また、変速機31が車両後部(差動装置40の位置)に配設されたものであってもよく、プロペラシャフト41を有しない前輪駆動車(いわゆるFF車)やエンジン30が車室後方に配設されたものであってもよい。状況に応じて(特にエンジン音を強調したいとき)、オーディオ音を定位させないようにすることもできる(広い周囲から全体的にオーディオ音が聞こえるようにしたり、複数の各スピーカの設置位置そのものからそれぞれオーディオ音が聞こえるようにする)。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明によれば、オーディオ音を有効に利用して、必要時に運転者の脳を活性化させて、運転に集中させることができる。
T1:エンジン音の定位位置
T2:オーディオ音の定位位置(第2のモード対応)
T2−2:オーディオ音の定位位置(第1のモード対応)
OD:オーディオ装置
U:コントローラ
S1:Gセンサ
S2:回転数センサ
S3:イグニッションスイッチ
1:ダッシュパネル
2:エンジンルーム
3:車室
8:運転席
9:助手席
11:インストルメントパネル
11a:開口部(エンジン音通過用)
12:フロントウインドガラス
30:エンジン
31:変速機
50:開口部(エンジン音透過用)
51:膜部材
52:弁部材
60UL、60UR、60BL、60BR:スピーカ
70:DSP
71:音源(オーディオ用)
72:アンプ
73:フィルタ(非可聴域音除去用)

Claims (9)

  1. 車両の所定箇所に配設された音源としてのエンジンと車室内用のオーディオ装置とを備えた車両用サウンドシステムであって、
    前記オーディオ装置は、人間の可聴域音と非可聴域音との両方のオーディオ音を再生して車室内に流す第1モードと、非可聴域音を除く可聴域音のみとされたオーディオ音を再生して車室内に流す第2モードとの間で切換可能とされ、
    車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、
    前記走行状態検出手段により所定の走行状態が検出されたことを条件として、オーディオ音を前記第1モードで再生させる切換制御手段を備えている、
    ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  2. 請求項1において、
    前記切換制御手段は、前記走行状態検出手段により所定の走行状態が検出されない限り、オーディオ音を前記第2モードで再生させる、ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    エンジンの発生する音が車室内の運転者にとって第1の位置から聞こえるように定位させるエンジン音定位手段と、
    前記オーディオ装置からのオーディオ音が車室内の運転者にとって第2の位置から聞こえるように定位させるオーディオ音定位手段と、
    前記第1の位置と第2の位置との離間距離を変更する定位位置変更手段と、
    をさらに備え、
    前記定位位置変更手段は、オーディオ音が前記第1モードで再生されるときは、オーディオ音が前記第2モードで再生される場合に比して、前記第1の位置と前記第2の位置とがより近い位置となるようにされる、
    ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  4. 請求項3において、
    前記オーディオ音が前記第1モードで再生されるときは、前記第1の位置と前記第2の位置とが重なるようにされる、ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  5. 請求項4または請求項5において、
    前記第1の位置が不変とされて常時同じ位置に設定され、
    前記定位位置変更手段は、前記第2の位置を変更する、
    ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記第1の位置および前記第2の位置が、運転席に着座している運転者の前方に設定され、
    前記第2のモードでは、前記第1の位置よりも低い位置に前記第2の位置が設定され、
    前記第1のモードでは、前記第2の位置が上方に移動されて前記第1の位置に接近される、
    ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    前記所定の走行状態が、運転者の運転負荷が高くなる走行状態とされている、ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  8. 請求項7において、
    運転者の運転負荷が高くなる走行状態が、エンジン回転数が所定回転数よりも大きくなる走行状態とされている、ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
  9. 請求項7において、
    運転者の運転負荷が高くなる走行状態が、車両に作用する横Gが所定値よりも大きくなる走行状態とされている、ことを特徴とする車両用サウンドシステム。
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