JP2019004070A - コンデンサユニット及び電子部品 - Google Patents

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恭次 三原
Kyoji Mihara
恭次 三原
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【課題】直列に接続された2つのコンデンサのESLの増大を抑制し、実装面積を小さくすることが可能なコンデンサユニットを提供する。【解決手段】誘電体からなる素体の内部に第1及び第2のコンデンサが配置されている。第1及び第2のコンデンサは、それぞれ誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極及び一対の第2の内部電極を含む。素体の1つの表面、一対の第1の内部電極にそれぞれ接続された一対の第1の外部電極、及び一対の第2の内部電極にそれぞれ接続された一対の第2の外部電極が設けられている。一対の第1の内部電極及び一対の第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の第1の外部電極及び一対の第2の外部電極は、第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されている。第2の方向に関して、一対の第1の外部電極の間に少なくとも1つの第2の外部電極が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサユニット及びコンデンサユニットを実装した電子部品に関する。
車載用の電子機器においては、デカップリングコンデンサとして、直列接続された2つのセラミックコンデンサが用いられる。この構成を採用すると、一方のセラミックコンデンサに短絡モード故障が発生しても電源とグランドとの間が短絡しないため、電子機器の信頼性向上を図ることができる。
直列接続される2個のセラミックコンデンサを配線基板上に並べて実装すると、セラミックコンデンサ2個分の実装面積が必要になる。また、近年、車載用電子機器の配線基板の小型化が求められており、配線基板上の実装部品が密集している箇所では、2個のコンデンサを2段積みにして実装面積の削減を図っている。コストダウンの観点から、部品点数の削減及び基板面積の低減等が進められている。
2個のセラミックコンデンサを直列に接続すると、それぞれの等価直列インダクタンス(ESL)が足し合わされることになるため、全体としてESLが大きくなってしまう。ESLを低減させることが可能なコンデンサが特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたコンデンサは、誘電体素体内に配置された2種類の内部導体(内部電極)を含み、各内部導体は3つの側面に跨って引き出されている。誘電体素体の外側に2つの端子電極(外部電極)が形成されており、端子電極は3つの側面に跨って配置されている。2つの端子電極と、2種類の内部導体とが相互に接続されることで、2種類の内部導体内において電流が相互に逆向きに流れる箇所が存在するようになる。このため、磁界を相殺する作用が生じ、ESLを小さくすることができる。
特開2003−51423号公報
従来のコンデンサにおいては、個々のコンデンサのESLを小さくすることはできるが、2個のコンデンサを直列に接続した回路のESLは、個々のコンデンサのESLのほぼ2倍になってしまう。また、配線基板に2個のコンデンサを実装すると場合には、2個分のコンデンサの実装面積が必要になる。このため、配線基板の小型化の点で不利である。
本発明の目的は、直列に接続された2つのコンデンサのESLの増大を抑制し、実装面積を小さくすることが可能なコンデンサユニットを提供することである。本発明の他の目的は、このコンデンサユニットを実装した電子部品を提供することである。
本発明の第1の観点によるコンデンサユニットは、
誘電体からなる素体の内部に配置され、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含む第1のコンデンサと、
前記素体の内部に配置され、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含む第2のコンデンサと、
前記素体の1つの表面に設けられ、一対の前記第1の内部電極にそれぞれ接続された一対の第1の外部電極、及び一対の前記第2の内部電極にそれぞれ接続された一対の第2の外部電極と
を有し、
一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されている。
1つの素体内に第1のコンデンサと第2のコンデンサとが配置されているため、2つの個別のコンデンサチップを配線基板に実装する場合と比べて、実装面積を小さくすることができる。第1の外部電極の一方から他方に流す電流の向きと、第2の外部電極の一方から他方に流す電流の向きとが反対向きになるようにコンデンサユニットを接続するとよい。このように接続すると、第1の内部電極を流れる電流による磁界と第2の内部電極を流れる電流による磁界とが相互に弱め合う。その結果、コンデンサユニットのESLの増大を抑制することができる。
本発明の第2の観点によるコンデンサユニットは、第1の観点によるコンデンサユニットの構成に加えて、
一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極の各々は、主部及び引き出し部を含み、一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極の前記主部は相互に重なっており、複数の前記引き出し部はそれぞれ前記主部から同一方向に向かって引き出されており、一対の前記第1の内部電極の前記引き出し部は、それぞれ一対の前記第1の外部電極に接続されており、一対の前記第2の内部電極の前記引き出し部は、それぞれ一対の前記第2の外部電極に接続されているという特徴を有する。
一対の第1の内部電極の主部が容量結合することにより、第1のコンデンサが形成される。同様に、一対の第2の内部電極の主部が容量結合することにより、第2のコンデンサが形成される。
本発明の第3の観点によるコンデンサユニットは、第1または第2の観点によるコンデンサユニットの構成に加えて、
前記第1のコンデンサは、各々が一対の前記第1の内部電極を含む複数の第1のコンデンサ要素で構成され、
前記第2のコンデンサは、各々が一対の前記第2の内部電極を含む複数の第2のコンデンサ要素で構成され、
前記第1のコンデンサ要素と前記第2のコンデンサ要素とは前記第1の方向に交互に積層されているという特徴を有する。
第1のコンデンサ要素と第2のコンデンサ要素とを交互に積層することにより、第1のコンデンサ要素と第2のコンデンサ要素との間の磁気結合を強めることができる。これにより、第1のコンデンサ要素の流れる電流による磁界と第2のコンデンサ要素を流れる電流による磁界とが弱め合う効果を高めることができる。
本発明の第4の観点によるコンデンサユニットは、第3の観点によるコンデンサユニットの構成に加えて、
前記第1のコンデンサ要素の1つの前記第1の内部電極と、当該第1の内部電極に前記第1の方向に隣り合う前記第2の内部電極とで形成される静電容量は、1つの前記第1のコンデンサ要素の一対の前記第1の内部電極で形成される静電容量より小さいという特徴を有する。
第1の内部電極と第2の内部電極とで形成される寄生容量によって、本来の電流経路以外の電流経路が形成される。第1の内部電極と第2の内部電極とで形成される静電容量を小さくすることにより、本来の電流経路以外の電流経路を通って流れる電流を低減させることができる。
本発明の第5の観点によるコンデンサユニットは、第3または第4の観点によるコンデンサユニットの構成に加えて、
相互に隣り合う前記第1のコンデンサ要素と前記第2のコンデンサ要素との間に絶縁性の強磁性材料が配置されているという特徴を有する。
第1のコンデンサを流れる電流と第2のコンデンサを流れる電流との磁気結合が大きくなる。これにより、第1のコンデンサを流れる電流による磁界と第2のコンデンサを流れる電流による磁界とが弱め合うという効果を高めることができる。
本発明の第6の観点による電子部品は、
電源パターンとグランドパターンとが設けられた配線基板と、
前記配線基板に実装され、誘電体の素体の内部に配置された第1のコンデンサ及び第2のコンデンサを含むコンデンサユニットと
を有し、
前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサは相互に直列に接続され、前記第1のコンデンサを通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界と、前記第2のコンデンサを通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界とが弱め合うように前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサが配置されている。
第1のコンデンサ及び第2のコンデンサが1つの素体内に配置されているため、実装面積を小さくすることができる。第1のコンデンサを流れる電流による磁界と第2のコンデンサを流れる電流による磁界とが弱め合うことにより、ESLを小さくするという効果が得られる。
本発明の第7の観点による電子部品は、第6の観点による電子部品の構成に加えて、
前記コンデンサユニットは、
前記素体の1つの表面に設けられた一対の第1の外部電極と一対の第2の外部電極と
を含み、
前記第1のコンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含み、
前記第2のコンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含み、
一対の前記第1の外部電極は、それぞれ一対の前記第1の内部電極に接続されており、一対の前記第2の外部電極は、それぞれ一対の前記第2の内部電極に接続されており、
一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されており、
一対の前記第1の外部電極の一方が前記電源パターンに接続され、前記第2の外部電極の一方が前記グランドパターンに接続され、前記第1の外部電極の他方が前記第2の外部電極の他方に接続されているという特徴を有する。
上述のように接続すると、第1のコンデンサを流れる電流による磁界と第2のコンデンサを流れる電流による磁界とが弱め合うようになる。
本発明の第8の観点による電子部品は、
電源パターンとグランドパターンとが設けられた配線基板と、
前記配線基板に実装された第1のコンデンサユニット及び第2のコンデンサユニットと
を有し、
前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットの各々は、誘電体の素体の内部に配置された2つのコンデンサを含み、
前記第1のコンデンサユニットの一方の前記コンデンサと前記第2のコンデンサユニットの一方の前記コンデンサとが直列に接続されて第1の直列回路を構成し、
前記第1のコンデンサユニットの他方の前記コンデンサと前記第2のコンデンサユニットの他方の前記コンデンサとが直列に接続されて第2の直列回路を構成し、
前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記電源パターンと前記グランドパターンとの間に並列に接続され、前記第1の直列回路を通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界と、前記第2の直列回路を通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界とが相互に弱め合うように前記第1のコンデンサユニットと前記第2のコンデンサユニットとが配置されている。
第1の直列回路を流れる電流による磁界と第2の直列回路を流れる電流による磁界とが弱め合うため、ESLの増大を抑制することができる。第1の直列回路と第2の直列回路とが、電源パターンとグランドパターンとの間に並列に接続されているため、一方の直列回路に開放モード故障が発生しても、他方の直列回路が有効に動作する。このため、信頼性を高めることができる。
本発明の第9の観点による電子部品は、第8の観点による電子部品の構成に加えて、
前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットの各々は、
前記素体の1つの表面に設けられた一対の第1の外部電極と一対の第2の外部電極と
を含み、
一方の前記コンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含み、
他方の前記コンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含み、
一対の前記第1の外部電極は、それぞれ一対の前記第1の内部電極に接続されており、一対の前記第2の外部電極は、それぞれ一対の前記第2の内部電極に接続されており、
一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されているという特徴を有する。
第1のコンデンサユニット及び第2のコンデンサユニットをこのような構造とすることにより、第8の観点による電子機器の第1の直列回路及び第2の直列回路を構成することができる。
本発明の第10の観点による電子部品は、第9の観点による電子部品の構成に加えて、
前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットは、前記配線基板の同一の表面に、前記第1の方向が前記配線基板の表面に対して垂直になり、前記第2の方向が前記配線基板の表面に対して平行になり、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極が設けられた面同士を対向させた姿勢で実装されているという特徴を有する。
第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとを、このような姿勢で実装することにより、第8の観点による電子機器の第1の直列回路及び第2の直列回路を構成することができる。
本発明の第11の観点による電子部品は、第9の観点による電子部品の構成に加えて、
前記第1のコンデンサユニットは前記配線基板の表側の表面に実装され、前記第2のコンデンサユニットは、前記配線基板の裏側の表面に実装されており、
前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットは、前記第1の方向及び前記第2の方向が前記配線基板の表面に対して平行になり、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極が設けられた面同士を、前記配線基板を介して対向させた姿勢で実装されているという特徴を有する。
第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとを、このような姿勢で実装することにより、第8の観点による電子機器の第1の直列回路及び第2の直列回路を構成することができる。
1つの素体内に第1のコンデンサと第2のコンデンサとが配置されているため、2つの個別のコンデンサチップを配線基板に実装する場合と比べて、実装面積を小さくすることができる。第1の外部電極の一方から他方に流す電流の向きと、第2の外部電極の一方から他方に流す電流の向きとが反対向きになるようにコンデンサユニットを接続するとよい。このように接続すると、第1の内部電極を流れる電流による磁界と第2の内部電極を流れる電流による磁界とが相互に弱め合う。その結果、コンデンサユニットのESLの増大を抑制することができる。
図1Aは、第1実施例によるコンデンサユニットの斜視図であり、図1B及び図1Cは、それぞれ素体内に配置された2種類の第1の内部電極の平面形状を示す図であり、図1D及び図1Eは、それぞれ素体内に配置された2種類の第2の内部電極の平面形状を示す図である。 図2Aは、第1実施例によるコンデンサユニットの製造途中段階における分解斜視図であり、図2Bは、図2Aの切断面2Bに相当する位置におけるコンデンサユニットの断面図である。 図3Aは、第1実施例によるコンデンサユニットの第1の内部電極及び第2の内部電極の相対位置関係を示す模式図であり、図3Bは第1実施例によるコンデンサユニットの等価回路図である。 図4Aは、第2実施例によるコンデンサユニットの底面を上方に向けた状態の斜視図であり、図4B及び図4Cは、それぞれ素体内に配置された2種類の第1の内部電極の平面形状を示す図であり、図4D及び図4Eは、それぞれ素体内に配置された2種類の第2の内部電極の平面形状を示す図である。 図5Aは、第3実施例によるコンデンサユニットの底面を上方に向けた状態の斜視図であり、図5B及び図5Cは、それぞれ素体内に配置された2種類の第1の内部電極の平面形状を示す図であり、図5D及び図5Eは、それぞれ素体内に配置された2種類の第2の内部電極の平面形状を示す図である。 図6Aは、第4実施例によるコンデンサユニットの底面を上方に向けた状態の斜視図であり、図6B及び図6Cは、それぞれ素体内に配置された2種類の第1の内部電極の平面形状を示す図であり、図6D及び図6Eは、それぞれ素体内に配置された2種類の第2の内部電極の平面形状を示す図である。 図7は、第5実施例による電子部品の斜視図である。 図8は、第5実施例による電子部品の第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとの接続形態を示す図である。 図9は、第5実施例の第1変形例による電子部品の第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとの接続形態を示す図である。 図10は、第5実施例の第2変形例による電子部品の第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとの接続形態を示す図である。 図11は、第6実施例による電子部品の斜視図である。 図12は、第6実施例による電子部品の第1のコンデンサユニットと第2のコンデンサユニットとの接続形態を示す図である。
[第1実施例]
図1Aから図3Bまでの図面を参照して、第1実施例によるコンデンサユニットについて説明する。
図1Aは、第1実施例によるコンデンサユニット10の斜視図である。図1Aでは、コンデンサユニット10の底面14が上方に向いた姿勢で表されている。誘電体からなる直方体形状の素体15の底面14に、一対の第1の外部電極11及び一対の第2の外部電極12が設けられている。直方体形状の素体15の長さ方向をx軸、幅方向をy軸、高さ方向をz軸とするxyz直交座標系を定義する。
一対の第1の外部電極11及び一対の第2の外部電極12は、x軸方向(第2の方向)に関して異なる位置に配置されている。例えば、一対の第1の外部電極11及び一対の第2の外部電極12はx軸方向に1列に並んで配置されている。一対の第1の外部電極11の間に、1つの第2の外部電極12が配置されている。すなわち、一対の第1の外部電極11と一対の第2の外部電極12とが交互に配置されている。
素体15内に第1のコンデンサと第2のコンデンサとが配置されている。第1のコンデンサは、2種類の第1の内部電極を含み、第2のコンデンサは、2種類の第2の内部電極を含む。第1の内部電極及び第2の内部電極の各々は、幅方向(y軸方向)(第1の方向)に対して垂直な姿勢で素体15内に配置される。
図1B及び図1Cは、それぞれ素体15内に配置された第1の内部電極21、22の平面形状を示す図であり、図1D及び図1Eは、それぞれ素体15内に配置された第2の内部電極31、32の平面形状を示す図である。一対の第1の内部電極21、22が誘電体層を挟んで平行に配置されることにより、第1のコンデンサが形成される。一対の第2の内部電極31、32が誘電体層を挟んで平行に配置されることにより、第2のコンデンサが形成される。
第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32は、それぞれ主部21A、22A、31A、32Aを含む。これらの主部21A、22A、31A、32Aは、実質的に合同であり、xy面内方向に関してほぼ同一の位置に配置されて相互に重なっている。主部21A、22A、31A、32Aの各々は、例えば門型の平面形状を有する。さらに、第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32は、それぞれ主部21A、22A、31A、32Aの一方の脚部から同一方向(下方向)に向かって引き出された引き出し部21B、22B、31B、32Bを含む。引き出し部21B、22B、31B、32Bの先端は、素体15の底面14まで達する。
引き出し部21Bが主部21Aから引き出されている箇所と、引き出し部22Bが主部22Aから引き出されている箇所とは、長さ方向(x軸方向)の中心に対して相互に反対側に位置する。同様に、引き出し部31Bが主部31Aから引き出されている箇所と、引き出し部32Bが主部32Aから引き出されている箇所とは、x軸方向の中心に対して相互に反対側に位置する。引き出し部21B、32Bがそれぞれ主部21A、32Aから引き出されている箇所は、x軸方向の中心に対して同じ側(x軸の正の側)に位置する。同様に、引き出し部22B、31Bがそれぞれ主部22A、31Aから引き出されている箇所は、x軸方向の中心に対して同じ側(x軸の負の側)に位置する。
第1の内部電極21の引き出し部21B(図1B)は、一方の第1の外部電極11(図1A)に接続されており、第1の内部電極22の引き出し部22B(図1C)は、他方の第1の外部電極11(図1A)に接続されている。第2の内部電極31の引き出し部31B(図1D)は、一方の第2の外部電極12(図1A)に接続されており、第2の内部電極32の引き出し部32B(図1E)は、他方の第2の外部電極12(図1A)に接続されている。
図2Aは、第1実施例によるコンデンサユニット10の製造途中段階における分解斜視図である。
第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32が、それぞれグリーンシート16に印刷されている。第1の内部電極21、22がそれぞれ印刷された2枚のグリーンシート16を積層することにより、第1のコンデンサ要素41aが構成される。第2の内部電極31、32がそれぞれ印刷された2枚のグリーンシート16を積層することにより第2のコンデンサ要素42aが構成される。
複数の第1のコンデンサ要素41aと複数の第2のコンデンサ要素42aとが、誘電体層を介して交互に幅方向(y軸方向)に積層されている。複数の第1のコンデンサ要素41aは、一対の第1の外部電極11(図1A)を介して並列に接続されて、第1のコンデンサ41を構成している。同様に、複数の第2のコンデンサ要素42aは、一対の第2の外部電極12(図1A)を介して並列に接続されて、第2のコンデンサ42を構成している。
複数の第1のコンデンサ要素41aと複数の第2のコンデンサ要素42aとが誘電体シート17を介して交互にy軸方向に積層される。相互に隣り合う第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの間には、1枚の誘電体シート17を挿入してもよいし、2枚以上の誘電体シート17を挿入してもよい。
第1の内部電極22と第2の内部電極31とが誘電体シート17を挟んで隣り合わせになり、第2の内部電極32と第1の内部電極21とが誘電体シート17を挟んで隣り合わせになる。このため、誘電体シート17を挟んで隣り合う2つの内部電極の引き出し部は、x軸方向の中心に対して同じ側に配置されることになる。
図2Bは、図2Aの切断面2Bに相当する位置におけるコンデンサユニット10の断面図である。複数のグリーンシート16及び複数の誘電体シート17を図2Aに示したように積層して焼成することにより、内部に複数の第1の内部電極21、22、及び複数の第2の内部電極31、32が設けられた素体15が得られる。素体15は、複数のグリーンシート16及び複数の誘電体シート17が焼成されることにより形成される。底面14に第1の外部電極11が形成されている。図2Bに現れている第1の外部電極11は、一方の第1の内部電極21に接続されている。
第1の内部電極21、22が誘電体層を挟んで対向することにより、第1のコンデンサ要素41aが構成される。第2の内部電極31、32が誘電体層を挟んで対向することにより、第2のコンデンサ要素42aが構成される。複数の第1のコンデンサ要素41aと複数の第2のコンデンサ要素42aとが誘電体層を介して交互にy軸方向に積層されている。
次に、図3A及び図3Bを参照して、第1実施例によるコンデンサユニット10が有する優れた効果について説明する。
図3Aは、第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32の相対位置関係を示す模式図であり、図3Bは等価回路図である。実際には、第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32の主部21A、22A、31A、32A(図1B、図1C、図1D、図1E)はほぼ重なって配置されているが、図3Aでは上下左右方向にややずらして示している。また、実際には、複数対の第1の内部電極21、22、及び複数対の第2の内部電極31、32が配置されているが、図3Aでは一対の第1の内部電極21、22及び一対の第2の内部電極31、32を代表して示している。
一対の第1の外部電極11が、一対の第1の内部電極21、22からなる第1のコンデンサ41の端子として利用され、一対の第2の外部電極12が、一対の第2の内部電極31、32からなる第2のコンデンサ42の端子として利用される。コンデンサユニット10は、底面14(図1A)を配線基板50に対向させた姿勢で配線基板50に実装される。一方の第1の外部電極11(図3Aにおいてx軸の正の側の第1の外部電極11)に、配線基板50の電源パターン51が接続されて電源電圧Vccが印加される。x軸方向に関して、電源電圧Vccが印加されている第1の外部電極11と同じ側(x軸の正の側)に位置する第2の外部電極12にグランドパターン52が接続され、グランド電圧が印加される。他方の第1の外部電極11と他方の第2の外部電極12とが、配線基板50内の導体パターン53によって相互に接続される。これにより、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42とが直列に接続される。この直列回路が電源とグランドとの間に挿入され、コンデンサユニット10がデカップリングコンデンサとして作用する。
図3Aにおいて、電流は、第1のコンデンサ41を主として時計回りに流れ、第2のコンデンサ42を主として反時計回りに流れる。このように、第1のコンデンサ41を流れる電流の向きと第2のコンデンサ42を流れる電流の向きとが反対であるため、両者の電流による磁界が相互に弱め合う。これにより、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42との直列回路のESLの増大を抑制することができる。
第1のコンデンサ要素41a(図2B)と第2のコンデンサ要素42a(図2B)とを交互に積層することにより、第1のコンデンサ41を流れる電流と第2のコンデンサ42を流れる電流との磁気結合を大きくすることができる。その結果、第1のコンデンサ41を流れる電流による磁界と第2のコンデンサ42を流れる電流による磁界とが弱め合う効果を高めることができる。
第1実施例においては、1つのコンデンサユニット10に第1のコンデンサ41及び第2のコンデンサ42が内蔵されているため、2つのコンデンサのチップを配線基板に実装する構成と比べて、実装面積を小さくすることができる。その結果、配線基板の小型化を図ることが可能になる。また、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42とが直列に接続されるため、一方のコンデンサに短絡モード故障が発生した場合でも、電源とグランドとの間が短絡してしまうことがない。これにより、コンデンサユニット10を実装した装置の信頼性の向上を図ることができる。
第1のコンデンサ41の第1の内部電極22(図3A)と第2のコンデンサ42の第2の内部電極31(図3A)との容量結合が大きくなると、図3Aの左端の近傍で第1の内部電極22から第2の内部電極31に高周波電流が流れてしまう。このように、本来の電流経路とは異なる経路を通って電流が流れてしまう。電流が本来の電流経路を流れるようにするために、第1のコンデンサ41の第1の内部電極22(図3A)と第2のコンデンサ42の第2の内部電極31(図3A)との容量結合を小さくすることが好ましい。
例えば、第1のコンデンサ要素41aの第1の内部電極22と、当該第1の内部電極22に対してy軸方向に隣り合う第2の内部電極31とで形成される静電容量が、第1のコンデンサ要素41aの静電容量より小さくなるような構成とすることが好ましい。例えば、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42との間の誘電体層の誘電率を、第1の内部電極21と22との間、及び第2の内部電極31と32との間の誘電体層の誘電率より小さくするとよい。
その他に、相互に隣り合う第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの間隔を、第1の内部電極21と22との間隔、及び第2の内部電極31と32との間隔より広くすることが好ましい。このような構成を採用すると、第1のコンデンサ要素41aの第1の内部電極21、22と第2のコンデンサ要素42aの第2の内部電極31、32との短絡モード故障が発生し難いという効果も得られる。
ただし、相互に隣り合う第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの間隔を広くすると、両者の磁気結合が弱まるため、磁界が弱め合うことによるESLの増大を抑制する効果が小さくなってしまう。第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの容量結合及び磁気結合の大きさを許容範囲に収めるという観点から、実験的にまたはシミュレーションによって両者の好ましい間隔を決定するとよい。第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの磁気結合を大きくするために、両者の間の誘電体層に絶縁性の強磁性材料を用いることが好ましい。
誘電体層として、例えばBaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrO等を主成分とする誘電体セラミックを用いることができる。これらの主成分に、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物等の副成分を添加してもよい。内部電極として、例えばCu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等を用いることができる。第1のコンデンサ要素41aと第2のコンデンサ要素42aとの間に配置する絶縁性の強磁性材料として、例えばフェライト等を用いることができる。
[第2実施例]
次に、図4Aから図4Eまでの図面を参照して、第2実施例によるコンデンサユニット10について説明する。以下、第1実施例によるコンデンサユニットと共通の構成については説明を省略する。
図4Aは、第2実施例によるコンデンサユニット10の底面14を上方に向けた状態の斜視図である。第1実施例では、一対の第1の外部電極11の間に1つの第2の外部電極12が配置されており、もう1つの第2の外部電極12は、一対の第1の外部電極11よりも外側に配置されていた。第2実施例では、一対の第2の外部電極12の両方が一対の第1の外部電極11の間に配置されている。
図4B及び図4Cは、それぞれ素体15内に配置された第1の内部電極21、22の平面形状を示す図であり、図4D及び図4Eは、それぞれ素体15内に配置された第2の内部電極31、32の平面形状を示す図である。図4B及び図4Dに示した第1の内部電極21及び第2の内部電極31の平面形状は、それぞれ第1実施例によるコンデンサユニット10の第1の内部電極21(図1B)及び第2の内部電極31(図1D)の平面形状と同一である。
第1の内部電極22(図4C)の引き出し部22Bの底面14における露出箇所が、第2の内部電極31(図4D)の引き出し部31Bの底面14における露出箇所より外側に位置する。第1の内部電極22の引き出し部22Bは、一方の第1の外部電極11(図4A)に接続される。第2の内部電極32の引き出し部32Bは、引き出し部22Bが接続される第1の外部電極11より内側の第2の外部電極12(図4A)に接続される。
第2実施例のように、一対の第2の外部電極12の両方を第1の外部電極11の間に配置しても、第1の内部電極21、22及び第2の内部電極31、32を流れる電流による磁界が弱め合うという効果が得られる。このため、第2実施例においても、コンデンサユニット10が挿入される回路のESLの増大を抑制する効果が得られる。
[第3実施例]
次に、図5Aから図5Eまでの図面を参照して、第3実施例によるコンデンサユニット10について説明する。以下、第1実施例によるコンデンサユニットと共通の構成については説明を省略する。
図5Aは、第3実施例によるコンデンサユニット10の底面14を上方に向けた状態の斜視図である。第3実施例によるコンデンサユニット10の外観は、第1実施例によるコンデンサユニット10(図1A)の外観と同一である。
図5B及び図5Cは、それぞれ素体15内に配置された第1の内部電極21、22の平面形状を示す図であり、図5D及び図5Eは、それぞれ素体15内に配置された第2の内部電極31、32の平面形状を示す図である。第1実施例では、第1の内部電極21、22及び第2の内部電極31、32の主部21A、22A、31A、32Aの平面形状が門型であった。これに対し、第3実施例では、主部21A、22A、31A、32Aの平面形状が長方形である。第3実施例によるコンデンサユニット10の引き出し部21B、22B、31B、32Bの配置及び形状は、第1実施例によるコンデンサユニット10のものと同一である。
第3実施例では、第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32を高さ方向(z軸に平行な方向)に流れる電流の成分が、第1実施例に比べて少なくなる。第1の内部電極21、22を流れる電流のx軸に平行な成分と、第2の内部電極31、32を流れる電流のx軸に平行な成分とは、第1実施例の場合と同様に逆向きである。このため、第3実施例においても、電流による磁界が弱め合うことにより、コンデンサユニット10のESLの増大を抑制することができる。
[第4実施例]
次に、図6Aから図6Eまでの図面を参照して、第4実施例によるコンデンサユニット10について説明する。以下、第1実施例によるコンデンサユニットと共通の構成については説明を省略する。
図6Aは、第4実施例によるコンデンサユニット10の底面14を上方に向けた状態の斜視図である。第1実施例では、素体15の底面14に一対の第1の外部電極11と一対の第2の外部電極12とが個別に設けられており、合計4個の外部電極が設けられていた。第4実施例では、長さ方向(x軸方向)の中心に対して片側に位置する第1の外部電極11と第2の外部電極12とが一体化されており、合計3個の外部電極が設けられている。一体化された1つの外部電極13は、一対の第1の外部電極11の一方と、一対の第2の外部電極12の一方とを兼ねている。
図6B、図6C、図6D、図6Eは、それぞれ第1の内部電極21、22、及び第2の内部電極31、32の平面形状を示す図である。第4実施例によるコンデンサユニット10の第1の内部電極21及び第2の内部電極32の平面形状は、それぞれ第1実施例によるコンデンサユニット10の第1の内部電極21(図1B)、及び第2の内部電極32(図1E)の平面形状と同一である。第1の内部電極22及び第2の内部電極31の引き出し部22B、31Bは、x軸方向に関してほぼ同一の位置において底面14に露出しており、一体化された外部電極13(図6A)に接続されている。
第1実施例では、第1の外部電極11の一方と、第2の外部電極12の一方とを、例えば配線基板50内の導体パターン53(図3A)によって接続することにより、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42(図3A)とを直列接続した。第4実施例では、一方の第1の外部電極11と一方の第2の外部電極12とを一体化して1つの外部電極13とすることにより、第1のコンデンサ41と第2のコンデンサ42とを直列に接続している。この構成では、一体化された外部電極13が、一方の第1の外部電極11としての機能を持つとともに、一方の第2の外部電極12としての機能を持つ。第4実施例によるコンデンサユニット10の構成は、素体15の底面14に一対の第1の外部電極11及び一対の第2の外部電極12が設けられているという点で、第1実施例によるコンデンサユニット10の構成と同一である。
第4実施例においても、第1の実施例と同様に、コンデンサユニット10のESLの増大を抑制することができる。
[第5実施例]
次に、図7、及び図8A及び図8Bを参照して、第5実施例による電子部品について説明する。
図7は、第5実施例による電子部品の斜視図である。配線基板60の上面に、第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80が実装されている。第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80の各々の構成は、第1実施例、第2実施例、または第3実施例によるコンデンサユニット10の構成と実質的に同一である。
第1のコンデンサユニット70は、その底面74に設けられた一対の第1の外部電極71及び一対の第2の外部電極72を含む。同様に、第2のコンデンサユニット80も、その底面84に設けられた一対の第1の外部電極81及び一対の第2の外部電極82を含む。第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80は、それらの底面74、84が配線基板60の上面に対して平行な方向を向くように横倒しにされ、底面74、84同士が対向する姿勢で配線基板60に実装されている。このとき、第1のコンデンサユニット70の第1の外部電極71及び第2の外部電極72が、それぞれ第2のコンデンサユニット80の第1の外部電極81及び第2の外部電極82に対向する。第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80の第1の内部電極と第2の内部電極とが積層される方向は、配線基板60の表面に対して垂直になる。
第1実施例では、第1の外部電極11及び第2の外部電極12(図1A)が底面14のみに形成されていたが、第5実施例では、第1のコンデンサユニット70の第1の外部電極71及び第2の外部電極72が、底面74から側面の一部の領域まで延びている。同様に、第2のコンデンサユニット80の第1の外部電極81及び第2の外部電極82も、底面84から側面の一部の領域まで延びている。このような構成としたのは、第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80を配線基板60に実装するときのはんだ付け工程を容易にするためである。
第1のコンデンサユニット70は、誘電体の素体73内に配置された第1のコンデンサ75及び第2のコンデンサ76を含む。第1のコンデンサ75が一対の第1の外部電極71に接続され、第2のコンデンサ76が一対の第2の外部電極72に接続されている。第2のコンデンサユニット80は、誘電体の素体83内に配置された第1のコンデンサ85及び第2のコンデンサ86を含む。第1のコンデンサ85が第1の外部電極81に接続され、第2のコンデンサ86が第2の外部電極82に接続されている。
図8Aは、第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態を示す図であり、図8Bはその接続形態を模式的に表した図である。図8Aでは、第1のコンデンサユニット70の第1のコンデンサ75を構成する複数対の第1の内部電極及び第2の内部電極のうち一対のみを示し、第2のコンデンサ76を構成する複数対の第1の内部電極及び第2の内部電極のうち一対のみを示している。第2のコンデンサユニット80の第1のコンデンサ85及び第2のコンデンサ86においても同様である。
第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80の長さ方向の中心に対して同じ側(図8Aにおいて右側)に配置された第1の外部電極71と第2の外部電極82とが配線基板60の導電パターン63によって接続されている。第1のコンデンサユニット70の第1のコンデンサ75と第2のコンデンサユニット80の第2のコンデンサ86とが直列に接続されることにより、第1の直列回路91が構成される。さらに、第1のコンデンサユニット70の及び第2のコンデンサユニット80の長さ方向の中心に対して同じ側(図8Aにおいて右側)の第2の外部電極72と第1の外部電極81とが配線基板60の導電パターン64によって接続されている。導電パターン63と導電パターン64とは、平面視において相互に交差する。第1のコンデンサユニット70の第2のコンデンサ76と第2のコンデンサユニット80の第1のコンデンサ85とが直列に接続されることにより、第2の直列回路92が構成される。
第1のコンデンサユニット70の他の1つの第1の外部電極71及び第2のコンデンサユニット80の他の1つの第1の外部電極81が電源パターン61に接続されている。第1のコンデンサユニット70の他の1つの第2の外部電極72及び第2のコンデンサユニット80の他の1つの第2の外部電極82がグランドパターン62に接続されている。これにより、第1の直列回路91と第2の直列回路92とが、配線基板60の電源パターン61とグランドパターン62との間に並列に接続される。
次に、第5実施例による電子部品が持つ優れた効果について説明する。
第1の直列回路91を通って電源パターン61からグランドパターン62に流れる電流は、図8A及び図8Bにおいて時計回りに流れることになる。第2の直列回路92を通って電源パターン61からグランドパターン62に流れる電流は、図8A及び図8Bにおいて反時計回りに流れることになる。このため、第1の直列回路91を流れる電流による磁界と、第2の直列回路92を流れる電流による磁界とが、相互に弱め合う。
これらの磁界が相互に弱め合うことにより、電源パターン61から第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80を通ってグランドパターン62に向かう電流路のESLの増大を抑制することができる。
さらに、第5実施例では、電源とグランドとの間に、第1の直列回路91と第2の直列回路92とが並列に接続されている。このため、一方の直列回路に開放モード故障が発生しても、他方の直列回路によってデカップリングコンデンサとしての機能を維持することができる。
[第5実施例の第1変形例]
次に、図9A及び図9Bを参照して第5実施例の第1変形例による電子部品について説明する。以下、第5実施例による電子部品と共通の構成については説明を省略する。
図9Aは、第5実施例の第1変形例による電子部品に用いられている第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態を示す図であり、図9Bは、その接続形態を模式的に示す図である。第5実施例では、図8Aにおいて右側の第1の外部電極71と右側の第2の外部電極82とを接続し、右側の第2の外部電極72と右側の第1の外部電極81とを接続した。このように接続するために、導電パターン63と導電パターン64(図8)とを交差させた。
第5実施例の第1変形例においては、図9Aにおいて第1のコンデンサユニット70の右側の第1の外部電極71と第2のコンデンサユニット80の第1の外部電極81とを、導電パターン65により接続している。さらに、第1のコンデンサユニット70の右側の第2の外部電極72と第2のコンデンサユニット80の第2の外部電極82とを、導電パターン66により接続している。導電パターン65と導電パターン66とは平面視において交差することはない。
第1のコンデンサユニット70の第1のコンデンサ75と第2のコンデンサユニット80の第1のコンデンサ85とが直列に接続されることにより、第1の直列回路91が構成される。第1のコンデンサユニット70の第2のコンデンサ76と第2のコンデンサユニット80の第2のコンデンサ86とが直列に接続されることにより、第2の直列回路92が構成される。
第1のコンデンサユニット70の左側の第1の外部電極71、及び第2のコンデンサユニット80の左側の第2の外部電極82が電源パターン61に接続されている。第1のコンデンサユニット70の左側の第2の外部電極72、及び第2のコンデンサユニット80の左側の第1の外部電極81がグランドパターン62に接続されている。
このように接続すると、第5実施例の場合と同様に、第1の直列回路91を流れる電流の向きと、第2の直列回路92を流れる電流の向きとが、相互に反対になる。このため、第5実施例と同様の効果が得られる。
[第5実施例の第2変形例]
次に、図10A及び図10Bを参照して第5実施例の第2変形例による電子部品について説明する。以下、第5実施例の第1変形例による電子部品と共通の構成については説明を省略する。
図10Aは、第5実施例の第2変形例による電子部品に用いられている第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態を示す図であり、図10Bは、その接続形態を模式的に示す図である。第5実施例の第1変形例では、第1の外部電極71と第1の外部電極81との接続、及び第2の外部電極72と第2の外部電極82との接続を、長さ方向の中心に対して同じ側(図9A及び図9Bにおいて右側)で行った。第2変形例では、長さ方向の中心に対して、第1の外部電極71と第1の外部電極81を接続する側(図10A、図10Bにおいて右側)と、第2の外部電極72と第2の外部電極82を接続する側(図10A、図10Bにおいて左側)とが反対側である。
第1のコンデンサユニット70の第1のコンデンサ75と第2のコンデンサユニット80の第1のコンデンサ85とを含む第1の直列回路91の構成は、第5実施例の第1変形例の第1の直列回路91の構成と同一である。第2のコンデンサ76と第2のコンデンサ86とを含む第2の直列回路92においては、図10A及び図10Bにおいて右側の第2の外部電極72及び第2の外部電極82が、それぞれ電源パターン61及びグランドパターン62に接続される。
このように接続すると、第5実施例の第1変形例の場合と同様に、第1の直列回路91を流れる電流の向きと、第2の直列回路92を流れる電流の向きとが、相互に反対になる。このため、第5実施例と同様の効果が得られる。
[第6実施例]
次に、図11及び図12を参照して第6実施例による電子部品について説明する。以下、第5実施例による電子部品と共通の構成については説明を省略する。
図11は、第6実施例による電子部品の斜視図である。第5実施例では、図7に示したように第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80が配線基板60の同一の表面に実装されていた。第6実施例では、第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80が、それぞれ配線基板60の表側の表面及び裏側の表面に実装されている。
第1のコンデンサユニット70の底面74及び第2のコンデンサユニット80の底面84が、配線基板60を介して相互に対向している。第1のコンデンサユニット70内の第1の内部電極及び第2の内部電極が積層される方向、第2のコンデンサユニット80内の第1の内部電極及び第2の内部電極が積層される方向は、配線基板60の表面に対して平行になる。さらに、第1のコンデンサユニット70の第1の外部電極71及び第2の外部電極72が並ぶ方向、及び第2のコンデンサユニット80の第1の外部電極81及び第2の外部電極82が並ぶ方向も、配線基板60の表面に対して平行になる。
図12は、第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態を示す図である。第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態は、図8Aに示した第5実施例における接続形態と同一である。第1のコンデンサユニット70の第1のコンデンサ75と第2のコンデンサユニット80の第2のコンデンサ86とが直列に接続されて、第1の直列回路91が構成される。第1のコンデンサユニット70の第2のコンデンサ76と第2のコンデンサユニット80の第1のコンデンサ85とが直列に接続されて第2の直列回路92が構成される。
第5実施例の場合と同様に、第1の直列回路91を流れる電流による磁界と、第2の直列回路92を流れる電流による磁界とが、相互に弱め合う。このため、電源パターン61から第1のコンデンサユニット70及び第2のコンデンサユニット80を通ってグランドパターン62に向かう電流路のESLの増大を抑制することができる。
第1のコンデンサユニット70と第2のコンデンサユニット80との接続形態として、第5実施例の第1変形例(図9A、図9B)、第5実施例の第2変形例(図10A、図10B)等の接続形態を採用してもよい。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 コンデンサユニット
11 第1の外部電極
12 第2の外部電極
13 一体化された外部電極
14 底面
15 素体
16 グリーンシート
17 誘電体シート
21 第1の内部電極
21A 主部
21B 引き出し部
22 第1の内部電極
22A 主部
22B 引き出し部
31 第2の内部電極
31A 主部
31B 引き出し部
32 第2の内部電極
32A 主部
32B 引き出し部
41 第1のコンデンサ
41a 第1のコンデンサ要素
42 第2のコンデンサ
42a 第2のコンデンサ要素
50 配線基板
51 電源パターン
52 グランドパターン
53 導体パターン
60 配線基板
61 電源パターン
62 グランドパターン
63、64、65、66 導体パターン
70 第1のコンデンサユニット
71 第1のコンデンサユニットの第1の外部電極
72 第1のコンデンサユニットの第2の外部電極
73 第1のコンデンサユニットの素体
74 第1のコンデンサユニットの底面
75 第1のコンデンサユニットの第1のコンデンサ
76 第1のコンデンサユニットの第2のコンデンサ
80 第2のコンデンサユニット
81 第2のコンデンサユニットの第1の外部電極
82 第2のコンデンサユニットの第2の外部電極
83 第2のコンデンサユニットの素体
84 第2のコンデンサユニットの底面
85 第2のコンデンサユニットの第1のコンデンサ
86 第2のコンデンサユニットの第2のコンデンサ
91 第1の直列回路
92 第2の直列回路

Claims (11)

  1. 誘電体からなる素体の内部に配置され、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含む第1のコンデンサと、
    前記素体の内部に配置され、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含む第2のコンデンサと、
    前記素体の1つの表面に設けられ、一対の前記第1の内部電極にそれぞれ接続された一対の第1の外部電極、及び一対の前記第2の内部電極にそれぞれ接続された一対の第2の外部電極と
    を有し、
    一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されているコンデンサユニット。
  2. 一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極の各々は、主部及び引き出し部を含み、一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極の前記主部は相互に重なっており、複数の前記引き出し部はそれぞれ前記主部から同一方向に向かって引き出されており、一対の前記第1の内部電極の前記引き出し部は、それぞれ一対の前記第1の外部電極に接続されており、一対の前記第2の内部電極の前記引き出し部は、それぞれ一対の前記第2の外部電極に接続されている請求項1に記載のコンデンサユニット。
  3. 前記第1のコンデンサは、各々が一対の前記第1の内部電極を含む複数の第1のコンデンサ要素で構成され、
    前記第2のコンデンサは、各々が一対の前記第2の内部電極を含む複数の第2のコンデンサ要素で構成され、
    前記第1のコンデンサ要素と前記第2のコンデンサ要素とは前記第1の方向に交互に積層されている請求項1または2に記載のコンデンサユニット。
  4. 前記第1のコンデンサ要素の1つの前記第1の内部電極と、当該第1の内部電極に前記第1の方向に隣り合う前記第2の内部電極とで形成される静電容量は、1つの前記第1のコンデンサ要素の一対の前記第1の内部電極で形成される静電容量より小さい請求項3に記載のコンデンサユニット。
  5. 相互に隣り合う前記第1のコンデンサ要素と前記第2のコンデンサ要素との間に絶縁性の強磁性材料が配置されている請求項3または4に記載のコンデンサユニット。
  6. 電源パターンとグランドパターンとが設けられた配線基板と、
    前記配線基板に実装され、誘電体の素体の内部に配置された第1のコンデンサ及び第2のコンデンサを含むコンデンサユニットと
    を有し、
    前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサは相互に直列に接続され、前記第1のコンデンサを通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界と、前記第2のコンデンサを通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界とが弱め合うように前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサが配置されている電子部品。
  7. 前記コンデンサユニットは、
    前記素体の1つの表面に設けられた一対の第1の外部電極と一対の第2の外部電極と
    を含み、
    前記第1のコンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含み、
    前記第2のコンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含み、
    一対の前記第1の外部電極は、それぞれ一対の前記第1の内部電極に接続されており、一対の前記第2の外部電極は、それぞれ一対の前記第2の内部電極に接続されており、
    一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されており、
    一対の前記第1の外部電極の一方が前記電源パターンに接続され、前記第2の外部電極の一方が前記グランドパターンに接続され、前記第1の外部電極の他方が前記第2の外部電極の他方に接続されている請求項6に記載の電子部品。
  8. 電源パターンとグランドパターンとが設けられた配線基板と、
    前記配線基板に実装された第1のコンデンサユニット及び第2のコンデンサユニットと
    を有し、
    前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットの各々は、誘電体の素体の内部に配置された2つのコンデンサを含み、
    前記第1のコンデンサユニットの一方の前記コンデンサと前記第2のコンデンサユニットの一方の前記コンデンサとが直列に接続されて第1の直列回路を構成し、
    前記第1のコンデンサユニットの他方の前記コンデンサと前記第2のコンデンサユニットの他方の前記コンデンサとが直列に接続されて第2の直列回路を構成し、
    前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記電源パターンと前記グランドパターンとの間に並列に接続され、前記第1の直列回路を通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界と、前記第2の直列回路を通って前記電源パターンから前記グランドパターンに向かって流れる電流による磁界とが相互に弱め合うように前記第1のコンデンサユニットと前記第2のコンデンサユニットとが配置されている電子部品。
  9. 前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットの各々は、
    前記素体の1つの表面に設けられた一対の第1の外部電極と一対の第2の外部電極と
    を含み、
    一方の前記コンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第1の内部電極を含み、
    他方の前記コンデンサは、前記素体の内部に配置されて、誘電体層を介して対向する一対の第2の内部電極を含み、
    一対の前記第1の外部電極は、それぞれ一対の前記第1の内部電極に接続されており、一対の前記第2の外部電極は、それぞれ一対の前記第2の内部電極に接続されており、
    一対の前記第1の内部電極及び一対の前記第2の内部電極は第1の方向に積層されており、一対の前記第1の外部電極及び一対の前記第2の外部電極は、前記第1の方向と直交する第2の方向に関して異なる位置に配置されており、前記第2の方向に関して、一対の前記第1の外部電極の間に少なくとも1つの前記第2の外部電極が配置されている請求項8に記載の電子部品。
  10. 前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットは、前記配線基板の同一の表面に、前記第1の方向が前記配線基板の表面に対して垂直になり、前記第2の方向が前記配線基板の表面に対して平行になり、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極が設けられた面同士を対向させた姿勢で実装されている請求項9に記載の電子部品。
  11. 前記第1のコンデンサユニットは前記配線基板の表側の表面に実装され、前記第2のコンデンサユニットは、前記配線基板の裏側の表面に実装されており、
    前記第1のコンデンサユニット及び前記第2のコンデンサユニットは、前記第1の方向及び前記第2の方向が前記配線基板の表面に対して平行になり、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極が設けられた面同士を、前記配線基板を介して対向させた姿勢で実装されている請求項9に記載の電子部品。
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