JP2019000484A - 装身用装飾品の固定具 - Google Patents

装身用装飾品の固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP2019000484A
JP2019000484A JP2017119161A JP2017119161A JP2019000484A JP 2019000484 A JP2019000484 A JP 2019000484A JP 2017119161 A JP2017119161 A JP 2017119161A JP 2017119161 A JP2017119161 A JP 2017119161A JP 2019000484 A JP2019000484 A JP 2019000484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixture
substrate
necklace
adhesive layer
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017119161A
Other languages
English (en)
Inventor
晃生 長谷部
Akio Hasebe
晃生 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017119161A priority Critical patent/JP2019000484A/ja
Publication of JP2019000484A publication Critical patent/JP2019000484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

【課題】ネックレスなどの装身用装飾品を確実に固定可能で、繰り返し使用でき、装着が容易であって、外観的にも優れた装身用装飾品の固定具を提供する。【解決手段】装身用装飾品の固定具1は、硬質合成樹脂により形成された板材からなる基板2の表面または裏面の少なくとも一面にエラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層3,3が積層されて平面が所定の形状の積層体に形成した。【選択図】図15

Description

本発明は、例えばネックレス、指輪、ピアス、イヤリング、ブレスレットなどの直接人肌に触れて装着する装身用装飾品を装着した際に位置ズレを防止し、或いは脱落してしまうのを防ぐために用いられる装身用装飾品の固定具に関するものである。
従来、ネックレス、指輪、などの装身用装飾品は、正しい位置に装着したとしても着用している際にずれてしまい、本来、首の背面に配置される装着用の連結環が前面に移動してしまうなどの事態が生じることがある。
そのため、従来から例えばネックレスの場合には首の後に装着される連結環の部分にデザインされた錘を連結鎖を用いて連結することで装飾効果を兼ねた装身用装飾品の装着位置のずれや脱落を防止する装身用装飾品の固定具が知られている。
図24は、実開昭62−109616号公報に提示された指輪の回転防止具であり、基板1aの表面に一定幅で盛り上げ部2aを形成してこの盛り上げ部2aに凹部3aを設け、且つ基板1aの裏面に粘着性接着部4aを備えたものである。
この指輪の回転防止具は比較的複雑な形状をしていることから作成に手間が掛かる割には図25に示すように基板1a側は凹部3aを指輪の内周に挟み込むだけであり十分な回転防止効果を得るに至っていない。
また、図26はネックレスについての首部の後の連結部5aに鎖6aを介して固定錘7aを配置したネックレスの回り止めのために用いられる固定具であるが、この種の装身用装飾品の固定具は固定するというよりも装飾効果に重きを置いていることから十分な固定効果を得ることができず、逆に重さがあることから身体の動きにより首の後に装着される固定錘7aの部分が前面に移動してしまうという問題があった。
そこで、例えば実開平3−101218号公報や実用新案登録3113686号公報などにネックレスの位置ズレを防ぐための固定具が提示されている。これらの固定具は図27に示すように、ネックレスの首部の後に位置する連結環5aに鎖6aを介して前記固定錘7aの代わりに着脱自由のクリップなどの固定部材8aを付設したものであり、図28に示すように装着した後に固定部材8aを例えばシャツ等の衣類の襟ぐりの後側部分9aに装着することでネックレスの回転を防ぐものである。
しかしながら、前記従来のネックレスなどの装身用装飾品の固定具は襟ぐり部分を有する衣装を着用するように限定されるという問題があり、また、装着も面倒で美観的にも優れていないという問題があった。
実開昭62−109616号公報 実開平3−101218号公報 実用新案登録3113686号公報
本発明は前記従来の問題点に着目してなされたものであって、ネックレスなどの装身用装飾品の固定が確実であることは言うまでもなく装着が容易で且つ外観的な優れているばかりか繰り返して使用することが可能で経済的にも優れた装身用装飾品の固定具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明である装身用装飾品の固定具は、硬質合成樹脂により形成された板材からなる基板の表面または裏面の少なくとも一面にエラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層が積層されて平面が所定の形状の積層体に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、エラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層を皮膚の装着面に粘着させることできわめて強固な固定効果を発揮させるとともに硬質の板材からなる基板により粘着層を保持させることで形状を保つことにより装身用装飾品への引っ張り力に対する耐久性を発揮させる。
また、本発明において前記粘着層がウレタン樹脂エラストマーのゲルにより形成されていることから人肌と同様な触感を得ることができ、装着感に優れており、装着中も違和感を生じないとともに毒性や身体への影響などもなく健康についても安心である。
また、本発明において前記基板がポリエチレンテレフタラートにより形成されている場合には比較的薄く形成したとしても十分な強度を発揮させることができ、例えば装身用装飾品を連結するためのリングなどの連結具を連結するための貫通孔を形成することもできるばかりか粘着層を含めて透明体により形成することも可能で美観的にも問題がない。
更に、本発明において、前記基板は厚さが0.1mm〜1mmであるとともに前記粘着層は厚さが0.5mm〜2mmであることが好ましく、前記平面形状についても各種希望のものが容易に供給可能であり、特に円形である場合には各種の用途に対応し易い。
本発明によれば、装身用装飾品の固定が確実であることは言うまでもなく装着が容易で且つ外観的な優れているばかりか繰り返して使用することが可能で経済的にも優れた装身用装飾品の固定具を提供することができる。
装身用装飾品として指輪を用いた場合の本発明である固定具の好ましい実施の形態を示す斜視図である。 図1に示した実施の形態の断面図である。 図1に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 図1に示した実施の形態の使用状態を示す断面図である。 装身用装飾品としてピアスを用いた場合の本発明である固定具の好ましい実施の形態を示す斜視図である。 図5に示した実施の形態の断面図である。 図5に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 装身用装飾品としてピアスを用いた場合の本発明である固定具の異なる実施の形態を示す斜視図である。 図8に示した実施の形態の断面図である。 図8に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 装身用装飾品としてイヤリングを用いた場合の本発明である固定具の好ましい実施の形態を示す斜視図である。 図11に示した実施の形態の断面図である。 図11に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 装身用装飾品としてネックレスを用いた場合の本発明である固定具の好ましい実施の形態を示す斜視図である。 図14に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 図14に示した実施の形態の使用状態を更に拡大して示す説明図である。 装身用装飾品としてネックレスを用いた場合の本発明である固定具の異なる実施の形態を示す斜視図である。 図17に示した実施の形態の断面図である。 図17に示した実施の形態の使用状態を示す説明図である。 図19に示した実施の形態の使用状態を更に拡大して示す説明図である。 装身用装飾品としてネックレスを用いた場合の本発明である固定具の更に異なる実施の形態を示す斜視図である。 装身用装飾品としてネックレスを用いた場合の本発明である固定具の更に異なる実施の形態における使用状態を示す拡大斜視部分図である。 図22の部分断面図である。 従来例を示す斜視図である。 図24に示した従来例の使用状態を示す断面図である。 異なる従来例を示す斜視図である。 更に異なる従来例を示す斜視図である。 図27に示した従来例の使用状態を示す説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図4は装身用装飾品として指輪Rを用いた場合の本発明である固定具1の好ましい実施の形態を示すものであり、固定具1は例えばポリエチレンテレフタラートの素材により形成された厚さが0.1mm〜1mmの硬質合成樹脂により形成された板材からなる基板2の表面および裏面に厚さが0.5mm〜2mmのエラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層3,3が積層されて平面が角を落とした細長矩形状の直方体に形成されている。
そして、本実施の形態では前記粘着層3は、ウレタン樹脂エラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成されており、例えば株式会社エクシールコーポレーション製の「人肌ゲル(5)」(商品名)を用いた。
この「人肌ゲル(5)」は、比重(1.04)、硬度(アスカーA:0、アスカーC:5)、引張強度(0.58N/mm2)、100%伸び応力(0.03N/mm2)、200%伸び応力(0.05N/mm2)、300%伸び応力(0.09N/mm2)、引張伸び(550%)、引裂強度(2.70N/mm)、圧縮強度10%(0.02N/mm2)、圧縮強度20%(0.05N/mm2)、圧縮強度30%(0.12N/mm2)、圧縮弾性率(0.23N/mm2)、耐水性(異常なし)、吸水率[常温 24hrs%](6.0W/N)、吸水率[常温 40℃ 24hrs%](6.8W/N)、耐油性[40℃ 24hrs%](−8.60)、耐酸性[24hrs](異常なし)、耐アルカリ性[24hr](異常なし)、耐環境性[80℃ 80%24hrs](異常なし)、耐熱老化[引張強度](0.68N/mm2)、耐熱老化[100%伸び応力](0.02N/mm2)、耐熱老化[伸び](562%)、圧縮永久歪み[70℃ 22hrs](14.9%)、圧縮永久歪み[100℃ 70hrs](15.9%)、耐熱温度(−30〜60℃)、耐寒性[一30℃ 24hrs](脆化せず)、粘着性[180°ビール](0.07N/25mm)、粘着性[保持力](43sec)、粘着性[ボールタック](6NO.)、可視光透過率(0.1%)、適正荷重(0.19Kgf/⊂m2)程度の物性を有するものであるが、必ずしも規定値に定めたものである必要はなく、目安として使用することができる。
そして、本実施の形態である固定具1は、図3に示すように指輪Rを装着する際に前記一方の粘着層3を指輪Rの内周面の適所(例えば装着したときにへこみやすい指4の腹の接触する部分などに粘着させた状態で貼り付けるとともにそのままの状態で通常の場合と同様に指に嵌めることにより指4と指輪Rとの間に挟むように装着する。
このとき、装着時に互いの粘着層3,3は適宜の摩擦が生じるが粘着層3,3は間に位置する適宜硬質の基板2により粘着、支持されているので剥がれることもなく図4に示すように、はみ出すことなく所定位置に配置されて装着され、粘着効果により回転や脱落を防止することができる。
特に、本実施の形態は、厚さが0.1mm〜1mmのポリエチレンテレフタラートのように適宜の弾性を有する硬質の素材により形成されていることから指4と指輪Rとの間に硬度を保ったままで適宜の変形も可能であることから違和感なく装着可能であるとともに基板2の表面および裏面に積層した厚さが0.5mm〜2mmのエラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層3,3を十分に保持することができるものである。
そして、本実施の形態はいずれも無害なポリエチレンテレフタラートとポリウレタンゲルのみから形成されているとともにポリウレタンゲルが有する粘着性により指4と指輪Rとを互いに固着しているだけなので、長期に使用したとしても不快な使用感がなく、日常の使用には十分に耐えるものである。
また、取り外しに際しては、通常と同じに指輪Rを抜き取ることで指輪Rの内周面から剥がし取り、基本的に汚れなどにより粘着効果が劣化するまではそのまま再使用が可能である。また、固着具1が汚れなどにより粘着力が劣化したときは水洗、洗浄することで粘着効果が再現するので比較的長期にわたって繰り返して使用することができる。
特に、本実施の形態における粘着層3はウレタン樹脂(ポリオール成分)とその硬化剤(イソシアネート成分)を使用するだけであり、皮膚に直接触れても健康被害を生じる心配がない。
尚、本実施の形態では固定具1をはじめに指側に貼り付ける状態を示したが、はじめに固定具1を指輪R側に貼り付けてから指4に装着してもよい(図示せず)。
図5乃至図7は装身用装飾品としてピアスPを用いた場合の本発明である固定具1の好ましい実施の形態を示すものであり、本実施の形態における固定具1は、前記図1に示した指輪Rに用いる固定具1と同様なポリエチレンテレフタラートの素材により形成された厚さが0.1mm〜1mmの硬質合成樹脂により形成された板材からなる基板2の表面および裏面に厚さが0.5mm〜2mmのエラストマーのゲルからなる同材質の軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層3,3がそれぞれ形成されており(以下、他の実施の形態についての素材については同等のものを用いた)、全体の形状が円板状であることと、その平面の中心位置に例えば直径1mm程度の貫通孔5が基板2および両粘着層3,3を貫通して形成されている点が異なるだけである。
本実施の形態は図7に示すように、ピアスPのピン6を前記貫通孔5に通した状態で耳孔7を通してチャック8で固定することにより固定具1をピアスPの裏面と耳たぶ9の表面との間に挟んで粘着層3,3を粘着させることでピアスPを耳たぶ9に粘着させて装着時にピアスPが耳たぶ9から脱落するのを防止するものである。
また、図8乃至図10は装身用装飾品としてピアスPを用いた場合の本発明である固定具1の異なる実施の形態を示すものであり、本実施の形態における固定具1は、基板2の裏面に自己粘着性を有する粘着層3が形成されており全体の形状が円板状であるとともにその平面の中心位置に例えば直径1mm程度の貫通孔5が基板2と粘着層3を貫通して形成されている点が異なる。
本実施の形態は図10に示すように、ピアスPのピン6を耳孔7を通して装着した状態でピン6に固定具1の貫通孔5を通過させて嵌挿し粘着層3を耳たぶ9に粘着させ、チャック8で固定するものであり、誤ってチャック8を脱落させたとしてもピン6が耳たぶ9に粘着層3を粘着させている固定具1の貫通孔5に挿入されているのでピアスPが抜け落ちてしまうことを防止することができるものである。
尚、本実施の形態では使用時において固定具1の表面は滑面である基板2が露出しているので固定具1に髪の毛が粘着するようなこともない。
図11乃至図13は装身用装飾品としてイヤリングIを用いた場合の本発明である固定具1の好ましい実施の形態を示すものであり、固定具1は例えば全体が円板形を呈している以外は前記図1に示した指輪R用の実施の形態と材質並びに構成がほぼ同様に形成されている。
そして、使用時には、図13に示すようにイヤリングIの締め付け具10の基端11または対向面12(この場合については図示せず)に粘着層3を粘着させた状態でそのまま耳たぶ9を挟み込むようにして装着することで固定する。
更に、図14は装身用装飾品としてネックレスNを用いた場合の本発明である固定具1の好ましい実施の形態を示すものであり、固定具1は、前記装身用装飾品として指輪Rを用いた場合の実施の形態と構成並びに材質がほぼ同様であり、基板2の表面および裏面に粘着層3,3が積層されて平面が例えば直径が10mm程度の円板形である点が異なるが形状について特に限定されるものでない。
図15および図16は本実施の形態の使用方法を示すものであり、ネックレスNとしては首部の後に位置する連結環13にチェーンやワイヤーなどの索条14を介して少なくとも底面15が平滑に形成された従来と同様の例えば表面に飾りを施した固定錘16を使用したものを用いるものであり、例えば固定錘16の底面側に予め固定具1の表面側の粘着層3を粘着させておき、図15に示したように従来と同様にネックレスNを装着した状態で固定具1をその裏面側の粘着層3を背中の皮膚Sの所定位置に粘着させる。
このようにして本実施の形態では装着したネックレスNに付設した従来の固定錘16が装着者の背中に確実に粘着されるのでずれることなく使用時のネックレスNのずれを簡単且つ確実に防止することができる。また、本実施の形態では固定具1は使用時に固定錘16に覆われているので露出されることもなく美感を損なう心配もない。尚、粘着効果を考慮すると固定錘16は底面15が平滑であることが好ましい。
また、本実施の形態では、固定錘16を有する従来のネックレスNに固定具1を追加するだけで使用可能であり、経済的にも有利である。
更にまた、図17乃至図20は装身用装飾品としてネックレスNを用いた場合の本発明である固定具1の異なる実施の形態を示すものであり、固定具1は、前記図7に示した実施の形態とほぼ同様であるが、直径1mm程度の貫通孔5が外周の近くに形成されている点が異なる。また、特に限定されないが本実施の形態である固定具1は無色透明であると装着時に目立たない。
そして、本実施の形態である固定具1を使用するには、図19および図20に示すように、前記貫通孔5に止めリング17を貫通連結するとともに先端をネックレスNの前記連結環13に連結した所定の長さを有する細いチェーンやワイヤーなどの索条14に連結するとともにネックレスNの装着後に首の後に前記固定具1の粘着面3を背中の皮膚Sにおける所定位置に貼り付けて粘着させるものである。
本実施の形態は、背中の皮膚Sに粘着された前記固定具1が前記所定長さの索条14を介して首に装着されたネックレスNの連結環13を固定するのでネックレスNがずれたりすることがない。
本実施の形態は、特に、薄く且つきわめて柔軟な粘着ゲルを用いているが、粘着層3が硬質の基板2により補強されていることから、止めリング17に対しても、更に装着後の引っ張り荷重に対しても粘着層3が崩壊してしまうことがなく確実に固定効果を持続することができる。
図21は装身用装飾品としてネックレスNを用いた場合の本発明である固定具1の更に異なる実施の形態を示すものであり、固定具1自体は前記図17乃至図20に示した実施の形態とほぼ同様であるが、前記貫通孔5に止めリング17を貫通連結するとともに前記止めリング17に所定の長さを有する細いチェーンやワイヤーなどの索条14を連結するとともにその先端にフック19を付設した固定具装置18を形成しておき、ネックレスN装着後に首の後に止めた連結環13に前記フック19を掛止するとともに前記固定具1の粘着面3を背中の皮膚Sにおける所定位置に貼り付けて粘着させる。
本実施の形態は、ネックレスNを装着後に首の後に止めた連結環13に前記フック19を掛止するとともに前記固定具1の粘着面3を背中の所定位置に貼り付けて粘着させるものである。従って、ネックレスNと固定具1を有する固定具装置18とを別体としているのでそれぞれを適宜選択して使用することかできるので利便性に優れているとともに各種のネックレスNについて使用可能であり、複数種類を備えておくことで各種の選択が可能であり、特に美感を重要とする装身用装飾品であるネックレスNについては有効である。
更に、図22および図23は装身用装飾品としてネックレスNを用いた場合の本発明である固定具1の更にまた異なる実施の形態を示すものであり、全体の構成は前記図17乃至図20に示した実施の形態とほぼ同様であるが、固定具1に形成した貫通孔5に索条14を連結した止めリング17を嵌挿して連結する点は共通しているがその際に前記止めリング17を前記固定具1の基板2の前面に装飾した固定錘16を重ねて挿入する点が異なるものである。
本実施の形態によると固定具1が索条14を介して確実にネックレスNと固着されるという利点がある。尚、必要であれば、前記止めリング17と固定錘16を蝋付けし、或いは固定具1の基板2と固定錘16の接する面を互いに接着して更に強固に固着してもよい。
尚、前記図14乃至図23に示した実施の形態はネックレスNについての実施の形態として説明したが、ブレスレットについても同様に実施することができるものである(図示せず)。
以上のように、本発明は各種の装身用装飾品の装着時の固定が可能であり、特に、粘着層3はゲル状に形成されていることから装着感がよく、長時間の使用にも対応可能であるばかりか粘着力が大きくきわめて大きな固定力を発揮可能であるはかりか硬質の基板2により強度も十分であり、更に、身体に害もなく、粘着効果も洗浄により復帰するなどきわめて経済的でもある。
1 固定具、2 基板、3 粘着層、4 指、5 貫通孔、6 ピン、7 耳孔、8 チャック、9 耳たぶ、10 締め付け具、11 基端、12 対向面、13 連結環、14 索条、15 底面、16 固定錘、17 止めリング、18 固定具装置、19 フック、I イヤリング、N ネックレス、P ピアス、R 指輪、S 皮膚

Claims (7)

  1. 硬質合成樹脂により形成された板材からなる基板の表面または裏面の少なくとも一面にエラストマーのゲルからなる軟質合成樹脂により形成された自己粘着性を有する粘着層が積層されて平面が所定の形状の積層体に形成されていることを特徴とする装身用装飾品の固定具。
  2. 前記粘着層がウレタン樹脂エラストマーのゲルにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の装身用装飾品の固定具。
  3. 前記基板がポリエチレンテレフタラートにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の装身用装飾品の固定具。
  4. 前記基板は厚さが0.1mm〜1mmであるとともに前記粘着層は厚さが0.5mm〜2mmであることを特徴とする請求項1,2または3記載の装身用装飾品の固定具。
  5. 前記平面形状が円形であることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の装身用装飾品の固定具。
  6. 前記基板および粘着層が透明であることを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の装身用装飾品の固定具。
  7. 前記積層体の一部に前記積層体の平面に対して垂直方向に向けて装身用装飾品を止着するための貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の装身用装飾品の固定具。
JP2017119161A 2017-06-16 2017-06-16 装身用装飾品の固定具 Pending JP2019000484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119161A JP2019000484A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 装身用装飾品の固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119161A JP2019000484A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 装身用装飾品の固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019000484A true JP2019000484A (ja) 2019-01-10

Family

ID=65005315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017119161A Pending JP2019000484A (ja) 2017-06-16 2017-06-16 装身用装飾品の固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019000484A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118783A (ja) * 1983-11-17 1985-06-26 バイエル・アクチエンゲゼルシャフト 自己粘着性のシート状構成物、その製法と利用
US5769995A (en) * 1995-06-09 1998-06-23 Greyerbiehl; Maryanne Device and method for reinforcing a pierced earlobe
US6003333A (en) * 1996-03-18 1999-12-21 Stevens; Jo Ann Human earlobe protector
WO2016136709A1 (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 テルモ株式会社 穿刺具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118783A (ja) * 1983-11-17 1985-06-26 バイエル・アクチエンゲゼルシャフト 自己粘着性のシート状構成物、その製法と利用
US5769995A (en) * 1995-06-09 1998-06-23 Greyerbiehl; Maryanne Device and method for reinforcing a pierced earlobe
US6003333A (en) * 1996-03-18 1999-12-21 Stevens; Jo Ann Human earlobe protector
WO2016136709A1 (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 テルモ株式会社 穿刺具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6267847B2 (ja) 襟固定器具
WO2008146623A1 (ja) かつら用装着具
US5769995A (en) Device and method for reinforcing a pierced earlobe
JP5667318B1 (ja) 装飾具
JP2019000484A (ja) 装身用装飾品の固定具
JP3199149U (ja) 耳朶用装飾具
JP5300933B2 (ja) 装飾具及びその製造方法
KR200400292Y1 (ko) 악세사리용 체결구
JP2007284856A (ja) ドレス等のズレ防止機能付きファンデーション下着
JP3152924U (ja) 装飾品付引き輪型留め具
KR200417928Y1 (ko) 목걸이식 액세서리
JP3198567U (ja) ブレスレット
US20090038634A1 (en) Accessory systems and methods
KR20090011868U (ko) 장신구
JP3086456U (ja) 面ファスナー構成体
JP3232281U (ja) 髪留め具
JP5669973B1 (ja) 貼着ピアス用テープ
JP2012061208A (ja) 止め具、止め装置、及び、これを用いた装身具
JP3209699U (ja) 耳朶用装飾具
JP3104061U (ja) 装飾品
US10722007B2 (en) Scar covering jewelry device
JP3162450U (ja) 耳装飾具
JP3140273U (ja) 環状装身具用ずれ止め具及び環状装身具
JP3110284U (ja) ピアス
KR200174917Y1 (ko) 팔찌

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170619

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190401

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200601